JP3470412B2 - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents
V型エンジンの吸気装置Info
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Description
置に関し、特に、スロットルチャンバとエアクリーナと
を連通する吸気ダクトの配置構造に関する。
に並設してなる一対のシリンダ列をV型に配設し、各シ
リンダ列の気筒にスロットルチャンバを介して吸気を導
入するV型エンジンが知られている(特開平2−126
070号公報、特開平2−102321号公報等参
照)。
ン80においては、V型に配設される一対のシリンダ列8
1,82の間の中央部にサージタンク83を設け、該サージ
タンク83の中央で仕切られた各室の後端から後方に延び
る吸気管84,85を接続し、各吸気管84,85の合流部に2
つのスロットルバルブを有するスロットルチャンバ86を
配設し、エンジンルーム87の前部に固定されたエアクリ
ーナ88から導入される新気をエアダクト89を介して導入
する構成となっている。
装置にあっては、スロットルチャンバ86が一対のシリン
ダ列81,82の側方或いは斜め側方に設けられるため、該
スロットルチャンバ86とエアクリーナ88とを接続するエ
アダクト89の全長が短くなり、さらに該エアダクト89が
クランク軸の軸方向に対して所定の角度を有して配設さ
れる。
ク軸90が回転運動を開始すると、V型エンジン80では図
示しないピストンがV型に配設されているため、該V型
エンジン80にクランク軸90と直角方向の振動が発生す
る。そして、V型エンジン80が始動すると、V型エンジ
ン80に接続されるエアダクト89にもクランク軸90と直角
方向の振動が伝達される。
軸の軸方向に対して所定の角度を有して配設されている
ので、該エアダクト89はダクトの延設方向に振動するこ
ととなり、該振動の影響をそのまま受け、エアダクト89
の取付け部に応力が掛かり、寿命の低下を来す惧れがあ
る。このため、従来該スロットルチャンバ86とエアクリ
ーナ88との間のエアダクト89にベローズ91を介装し、該
ベローズ91が伸縮を繰り返すことにより前記振動を吸収
することも行われているが、振動の伝播方向とダクトの
延設方向とが一致しているという点は改善されておら
ず、充分な対応とは言えない。
リンダ列81,82の側方或いは斜め側方に設けられるた
め、該スロットルチャンバ86と一対のシリンダ列81,82
とをエルボ管である吸気管84,85により接続しており、
前記振動が当該吸気管84,85を介した後にスロットルチ
ャンバ86に伝達されるため、振幅が増大された振動がス
ロットルチャンバ86に伝達されることとなり、スロット
ル弁の制御性にも影響を及ぼす。
置から発生する吸気音を低減することが望まれており、
このため一般的にはエアダクト89にレゾネータ93を介装
することが行われている。種々の吸気音を低減するため
には、該レゾネータ93を複数の室により構成し、複数の
周波数の吸気音を低減することが必要である。従って、
レゾネータ93が大きくなるが、従来の吸気装置にあって
は、エアダクト89の全長が短いため、該レゾネータ93を
取付ける場所が無く、以て充分な吸気音低減を図れな
い。
たもので、スロットルチャンバとエアクリーナとを連通
する吸気ダクトを、クランク軸の軸方向に略平行に設け
られると共に略気筒列と同等の長さを有する部位を含ん
で構成することにより、V型エンジンから発生する振動
を吸収して、吸気ダクトの取付け部等に応力が掛かるこ
とを防止し、吸気ダクトの寿命延長を図ると共に、吸気
ダクトにレゾネータを介装するための充分な場所を提供
し、該レゾネータにより吸気装置から発生する吸気音を
確実に低減することを可能とすることを目的とする。
気筒を各々有する気筒列を複数有し、エアクリーナ及び
スロットルチャンバを介して吸気を導入するV型エンジ
ンの吸気装置において、エンジンルーム内に、クランク
軸を車両前後方向に向けるように前記V型エンジンを配
設し、スロットルチャンバを前記気筒列間のVバンク上
で車両後方側に配設し、エアクリーナをエンジンルーム
内の車両前方位置に固定して配設し、前記エアクリーナ
と前記スロットルチャンバとを連通する吸気ダクトを、
前記エアクリーナからエンジン側部を車両前後方向にエ
ンジン全長に渡って伸びた後屈曲して前記スロットルチ
ャンバ上流側に接続するように構成し、前記吸気ダクト
の屈曲部が車両後方のバンクオフセットを通過するよう
にした。
有し、エアクリーナ及びスロットルチャンバを介して吸
気を導入するV型エンジンの吸気装置において、スロッ
トルチャンバを気筒列間のVバンク上で気筒列方向の一
端側に配設し、エアクリーナを気筒列方向の他端側でエ
ンジンルーム内において車体に固定して配設し、該エア
クリーナとスロットルチャンバとを連通する吸気ダクト
を、気筒列方向の他端側に配設したエアクリーナからエ
ンジン側部を気筒列方向にエンジン全長に渡って伸びた
後屈曲して気筒列方向の一端側に配設したスロットルチ
ャンバ上流側に接続するように構成し、前記吸気ダクト
が、エンジン側部を気筒列方向にエンジン全長に渡って
伸びる直線部を有し、この直線部がクランク軸の軸方向
と略平行に設けられるようにした。
タを配設してもよい。また、前記気筒列を車両の前後方
向に向け、スロットルチャンバを気筒列間のVバンク上
でエンジンの後方側に配設し、エアクリーナをエンジン
ルームの前部側方位置に固定し、該エアクリーナとスロ
ットルチャンバとを連通する吸気ダクトを、エンジンル
ームの前部側方位置に固定したエアクリーナからVバン
クに対して該エアクリーナが固定される側のエンジン側
部を気筒列方向にエンジン全長に渡って伸びた後屈曲し
てエンジンの後方側に配設したスロットルチャンバ上流
側に接続するように構成してもよい。
及びスロットルチャンバを介して吸気が導入される。こ
こで、請求項1に記載の発明の作用として、スロットル
チャンバが気筒列間のVバンク上で車両後方側に、また
エアクリーナがエンジンルーム内の車両前方位置に固定
して配設されるので、スロットルチャンバとエンジンル
ーム内において車体に固定されるエアクリーナとは該V
型エンジンを挟んで対向する位置に配設される。さらに
該エアクリーナとスロットルチャンバとを連通する吸気
ダクトを、車両前方側に配設したエアクリーナからエン
ジン側部を気筒列方向(車両前後方向)にエンジン全長
に渡って伸びた後屈曲して車両後方側に配設したスロッ
トルチャンバ上流側に接続するように構成したので、吸
気ダクトは少なくとも気筒列と同等の長さを有しその全
長が充分長くなると共に、該吸気ダクトは気筒列に沿っ
て、即ちクランク軸に沿って設けられる構成となる。
軸と直角方向の振動が発生しても、該振動は前記充分な
長さの吸気ダクトを曲げるように作用することとなる。
即ち、該吸気ダクトはダクトの軸と直角方向に振動する
こととなり、全長が充分長いダクトに一様曲げ応力が作
用した場合と同様な曲げ応力を受けることとなり、該曲
げ応力はダクトの許容曲げ応力より充分小さなものとな
り、もって該振動の影響を殆ど受けることがなくなり、
吸気ダクトの一部に応力集中等を起こさせることも無
く、従って寿命延長が図れる。
Vバンク上で気筒列方向の一端側である車両後方側に配
設されるため、該スロットルチャンバと気筒列とはエル
ボ管等を用いることなく接続されており、V型エンジン
が始動してクランク軸と直角方向の振動が発生しても、
振幅が増大された振動がスロットルチャンバに伝達され
ることは無く、スロットル弁の制御性に影響を及ぼすこ
とが回避される。更にまた、前記吸気ダクトの屈曲部
が、車両後方のバンクオフセットを通過することによ
り、デッドスペースとしての後方バンクオフセットが該
屈曲管により占有されることとなり、吸気ダクトを含む
吸気装置の全長が短くなると共に、コンパクト化が図れ
る。
て、前記吸気ダクトが、エンジン側部を気筒列方向にエ
ンジン全長に渡って伸びる直線部を有し、この直線部が
クランク軸の軸方向と略平行に設けられることにより、
V型エンジンが始動してクランク軸と直角方向の振動が
発生しても、該振動は前記充分な長さの吸気ダクトの直
線部を曲げるように作用することとなる。即ち、吸気ダ
クトは、全長が充分長い吸気ダクトの直線部に一様曲げ
応力が作用した場合と同様な曲げ応力を受けることとな
り、該曲げ応力はダクトの許容曲げ応力より充分小さな
ものとなり、もって該振動の影響を殆ど受けることがな
くなり、吸気ダクトの一部に応力集中等を起こさせるこ
とも無く、従って寿命延長が図れる。
て、前記吸気ダクトの直線部にレゾネータを配設するこ
とにより、その全長が充分長い吸気ダクトにレゾネータ
を配設することが可能となり、該レゾネータの大きさを
確保することが可能となり、該レゾネータを複数の室に
より構成し、複数の周波数の吸気音を低減することが可
能となる。
て、気筒列を車両の前後方向に向けて配設したV型エン
ジン、即ち、エンジンルームに縦置きに設置したV型エ
ンジンでは、例えばエンジンルーム内の前部左側方位置
の車体に固定されるエアクリーナとVバンク上でエンジ
ンの後方側に配設されるスロットルチャンバとを連通す
る吸気ダクトを、エンジンの左バンク側部を気筒列方向
にエンジン全長に渡って伸びた後屈曲して気筒列方向の
一端側に配設したスロットルチャンバ上流側に接続する
ように構成したので、請求項1に記載の発明の作用と同
様の作用が奏されると共に、吸気ダクトにレゾネータを
配設した場合には、該レゾネータが気筒列の側方に配設
されることとなり、レゾネータを設けてもエンジンルー
ム内の空間を大きく占有することとはならず、レゾネー
タの取付け性も向上する。
て説明する。図1及び図2において、エンジンルーム1
内に配設されたV型エンジン2は、3個の気筒3及び4
をクランク軸5の軸方向に並設してなる左側シリンダ列
6、右側シリンダ列7をV型に、さらにクランク軸5を
車両の前後方向に向けて配設される。
側シリンダ列6が右側シリンダ列7より前方に位置して
おり、所謂バンクオフセットを有している。そして、V
バンク8の後方側で、該Vバンク8の延長側には、各シ
リンダ列6、7の気筒3、4に吸気を導入するスロット
ルチャンバ10が配設される。さらに、シリンダ列6、7
間のバンク上方に左右に分かれてスロットルチャンバ10
と連通する吸気導入用のコレクタ(図示せず)が備えら
れる。この場合、車両の前後方向に沿って並設された6
個の気筒のうち#1気筒,#3気筒,#5気筒の各シリ
ンダは右バンク側コレクタに接続され、#2気筒,#4
気筒,#6気筒の各シリンダは左バンク側コレクタに接
続される。
1内の前部左側方位置の車体にはエアクリーナ12が固定
され、該エアクリーナ12と前記スロットルチャンバ10と
を吸気ダクト20により連通している。吸気ダクト20は、
スロットルチャンバ10の後方に設けられるフランジ部11
から後方に延びた後左側シリンダ列6の直後端において
前方にUターンしている屈曲部21と、前記エアクリーナ
12が固定される車両左側に配設される左側シリンダ列6
の側方を該シリンダ列6に沿ってクランク軸5の軸方向
に延設される直線部22と、V型エンジン2の前端部近傍
において該エアクリーナ12が固定される位置に該吸気ダ
クト20を偏向させるように車両方向位置から左側方に斜
めに延びる偏向部位23と、該偏向部位23に介装され伸縮
自在の蛇腹部24と、該エアクリーナ12のフランジ部13に
接続される接続部25とを含んで構成されている。ここ
で、直線部22は左側シリンダ列6の直後端において前方
にUターンしている屈曲部21とV型エンジン2の前端部
近傍に設けられる偏向部位23とに接続されているので、
該直線部22は略左側シリンダ列6と同等の長さを有して
いる。
線部22には、図3に詳述するように開口31、32及び33が
設けられ、該開口31、32及び33と連通するような室41、
42及び43を有するレゾネータ45が配設される。ここで、
各室41、42及び43は、図5〜図8に示すように、室の容
積が異なるように形成されており、さらにレゾネータ45
が吸気ダクト20の直線部22の斜め下方及び下方を覆うよ
うに形成されている。
は、エアクリーナ12から導入された新気は吸気ダクト20
に流入し、スロットルチャンバ10を介してコレクタに導
入され、各シリンダ列6、7の気筒3、4に吸気が供給
される。ここで、V型エンジン2はクランク軸5を車両
の前後方向に向けるように車両に搭載されており、スロ
ットルチャンバ10がVバンク8の後方側、即ち車両後方
側に配設され、エアクリーナ12がエンジンルーム1の前
部左側方位置、即ち車両前方位置に固定されるので、ス
ロットルチャンバ10とエアクリーナ12とは該V型エンジ
ン2を挟んで対向する位置に配設されることとなり、さ
らに該スロットルチャンバ10とエアクリーナ12とを連通
する吸気ダクト20は、左側シリンダ列6の側方を該シリ
ンダ列6に沿って左側シリンダ列6と同等の長さを有し
た直線部22を有している。
と同等の長さを有した直線部22以上の長さを有してお
り、その全長は充分長いダクトである。さらに直線部22
は左側シリンダ列6の側方を該シリンダ列6に沿って設
けられるので、クランク軸5の軸方向と平行に設けられ
ることとなる。従って、V型エンジン2が始動してクラ
ンク軸5が回転し、ピストン等の慣性によりクランク軸
5と直角方向の振動が発生しても、該振動は前記充分な
長さの吸気ダクト20の直線部22を曲げるように作用する
こととなる。即ち、該吸気ダクト20はダクトの延設方向
と直角方向に振動することとなる。
され他端が偏向部位23と接続されるが、屈曲部21はスロ
ットルチャンバ10に固定され、偏向部位23には伸縮自在
の蛇腹部24が介装されるので、直線部22は一端が固定端
で他端が自由端の一様曲げ応力が作用した場合と同様な
曲げ応力を受けることとなり、一様横荷重振動をするこ
ととなる。この時、一様横荷重は直線部22全体で受ける
こととなるので、前記曲げ応力は、例えば吸気ダクト20
の許容曲げ応力より充分小さなものとなり、もって該振
動を充分に吸収して、該振動の影響を殆ど受けることが
なくなる。従って、例えばスロットルチャンバ10に固定
される屈曲部21等において、吸気ダクト20の一部に応力
集中等が起こることも回避され、もって吸気ダクト20の
寿命延長が図れることとなる。
8の後方側に直に配設されるため、V型エンジン2が始
動してクランク軸と直角方向の振動が発生しても、振幅
が増大された振動がスロットルチャンバ10に伝達される
ことは無く、スロットル弁の制御性に影響を及ぼすこと
が回避される。また、本実施例では、前記吸気ダクト20
の直線部22にレゾネータ45が配設されるが、直線部22の
全長が充分長いため、該直線部22に開口31、32及び33が
設けられ、該開口31、32及び33と連通するような室41、
42及び43を有するレゾネータ45が配設され、さらに該室
41、42及び43の容積を相互に異なる容積としたので、異
なる共鳴周波数を有したレゾネータ45を配設することが
可能となり、複数の周波数の吸気音を低減することが可
能となる。
線部22の斜め下方及び下方を覆うように形成されている
ので、該レゾネータ45が左側シリンダ列6の斜め下方に
配設されることとなる。ここで、V型エンジン2にあっ
ては、シリンダ列6,7の斜め下方は比較的余裕のある
空間であるので、レゾネータ45を設けてもエンジンルー
ム1内の空間を大きく占有することとはならず、もって
レゾネータ45の取付け性も向上する。またレゾネータ45
の各室41、42及び43の容積を大きくとることができ、共
鳴効果が上がり、さらなる吸気音の低減が可能となる。
側シリンダ列6の先端が右側シリンダ列7の先端より前
方に位置しており、所謂バンクオフセットを有してい
る。そして、吸気ダクト20の屈曲部21は、スロットルチ
ャンバ10の後方に設けられるフランジ部11から後方に延
びた後左側シリンダ列6の直後端において前方にUター
ンしているので、左側シリンダ列6の後方バンクオフセ
ットを通過していることとなり、該屈曲部21はデッドス
ペースとしての後方バンクオフセット内を占有してい
る。もって、吸気ダクト20がV型エンジン2後端から大
きく迫り出すことはなく、吸気ダクト20を含む吸気装置
の全長が短くなり、コンパクト化が図れる。
る吸気ダクト20を有する吸気装置にあっては、V型エン
ジン2から発生する振動を吸収して、吸気ダクト20の寿
命延長も図れ、また、充分な容積を有するレゾネータ45
もを吸気ダクトに介装することが可能となり、吸気装置
から発生する吸気音を確実に低減することが可能となる
という効果がある。
の発明では、エンジンルーム内に、クランク軸を車両前
後方向に向けるように前記V型エンジンを配設し、スロ
ットルチャンバを前記気筒列間のVバンク上で車両後方
側に配設し、エアクリーナをエンジンルーム内の車両前
方位置に固定して配設し、前記エアクリーナと前記スロ
ットルチャンバとを連通する吸気ダクトを、前記エアク
リーナからエンジン側部を車両前後方向にエンジン全長
に渡って伸びた後屈曲して前記スロットルチャンバ上流
側に接続するように、V型エンジンの吸気装置を構成し
たので、全長が充分長いダクトによりエンジン振動を吸
収する事が可能となり吸気ダクトの寿命延長が図れる。
また、吸気ダクトの屈曲部が、車両後方のバンクオフセ
ットを通過するので、該バンクオフセットを利用するこ
とができ、吸気ダクトを含む吸気装置の全長が短くな
り、装置のコンパクト化が図れる。
が、エンジン側部を気筒列方向にエンジン全長に渡って
伸びる直線部を有し、この直線部がクランク軸の軸方向
と略平行に設けられるので、全長が充分長いダクトの直
線部によりエンジン振動を吸収する事が可能となり吸気
ダクトの寿命延長が図れる。請求項3に記載の発明で
は、吸気ダクトの直線部にレゾネータを配設したので、
複数の周波数の吸気音を低減することが可能となる。
を縦置きに設置しても、当該吸気装置により、吸気ダク
トの寿命延長やレゾネータによる複数の周波数の吸気音
の低減が可能となる。
示す平面図
図
図
示す部分側面図
Claims (4)
- 【請求項1】複数気筒を各々有する気筒列を複数有し、
エアクリーナ及びスロットルチャンバを介して吸気を導
入するV型エンジンの吸気装置において、エンジンルーム内に、クランク軸を車両前後方向に向け
るように前記V型エンジンを配設し、 スロットルチャンバを前記気筒列間のVバンク上で車両
後方側に配設し、 エアクリーナをエンジンルーム内の車両前方位置に固定
して配設し、前記 エアクリーナと前記スロットルチャンバとを連通す
る吸気ダクトを、前記エアクリーナからエンジン側部を
車両前後方向にエンジン全長に渡って伸びた後屈曲して
前記スロットルチャンバ上流側に接続するように構成
し、 前記吸気ダクトの屈曲部が、車両後方のバンクオフセッ
トを通過すること特徴とするV型エンジンの吸気装置。 - 【請求項2】複数気筒を各々有する気筒列を複数有し、
エアクリーナ及びスロットルチャンバを介して吸気を導
入するV型エンジンの吸気装置において、 スロットルチャンバを気筒列間のVバンク上で気筒列方
向の一端側に配設し、 エアクリーナを気筒列方向の他端側でエンジンルーム内
において車体に固定して配設し、 該エアクリーナとスロットルチャンバとを連通する吸気
ダクトを、気筒列方向の他端側に配設したエアクリーナ
からエンジン側部を気筒列方向にエンジン全長に渡って
伸びた後屈曲して気筒列方向の一端側に配設したスロッ
トルチャンバ上流側に接続するように構成し、 前記吸気ダクトは、エンジン側部を気筒列方向にエンジ
ン全長に渡って伸びる直線部を有し、この直線部がクラ
ンク軸の軸方向と略平行に設けられることを特徴とする
V型エンジンの吸気装置。 - 【請求項3】前記吸気ダクトの直線部にレゾネータを配
設したことを特徴とする請求項2に記載のV型エンジン
の吸気装置。 - 【請求項4】前記気筒列を車両の前後方向に向け、スロ
ットルチャンバを気筒列間のVバンク上でエンジンの後
方側に配設し、エアクリーナをエンジンルームの前部側
方位置に固定し、該エアクリーナとスロットルチャンバ
とを連通する吸気ダクトを、エンジンルームの前部側方
位置に固定したエアクリーナからVバンクに対して該エ
アクリーナが固定される側のエンジン側部を気筒列方向
にエンジン全長に渡って伸びた後屈曲してエンジンの後
方側に配設したスロットルチャンバ上流側に接続するよ
うに構成したことを特徴とする請求項2又は請求項3記
載のV型エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24118094A JP3470412B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | V型エンジンの吸気装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24118094A JP3470412B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | V型エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08105360A JPH08105360A (ja) | 1996-04-23 |
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ID=17070429
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JP24118094A Expired - Fee Related JP3470412B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | V型エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3470412B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103174561A (zh) * | 2013-03-22 | 2013-06-26 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种车辆的进气道总成 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4517853B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2010-08-04 | 日産自動車株式会社 | V型内燃機関の吸気コレクタ |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP24118094A patent/JP3470412B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103174561A (zh) * | 2013-03-22 | 2013-06-26 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种车辆的进气道总成 |
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Publication number | Publication date |
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JPH08105360A (ja) | 1996-04-23 |
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