JP3468972B2 - ディスク貼り合わせ装置 - Google Patents

ディスク貼り合わせ装置

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JP3468972B2 JP06535796A JP6535796A JP3468972B2 JP 3468972 B2 JP3468972 B2 JP 3468972B2 JP 06535796 A JP06535796 A JP 06535796A JP 6535796 A JP6535796 A JP 6535796A JP 3468972 B2 JP3468972 B2 JP 3468972B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C65/00Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
    • B29C65/78Means for handling the parts to be joined, e.g. for making containers or hollow articles, e.g. means for handling sheets, plates, web-like materials, tubular articles, hollow articles or elements to be joined therewith; Means for discharging the joined articles from the joining apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/40General aspects of joining substantially flat articles, e.g. plates, sheets or web-like materials; Making flat seams in tubular or hollow articles; Joining single elements to substantially flat surfaces
    • B29C66/41Joining substantially flat articles ; Making flat seams in tubular or hollow articles
    • B29C66/45Joining of substantially the whole surface of the articles
    • B29C66/452Joining of substantially the whole surface of the articles the article having a disc form, e.g. making CDs or DVDs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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    • B29L2017/001Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
    • B29L2017/003Records or discs
    • B29L2017/005CD''s, DVD''s

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のディスク
と、第2のディスクとを貼り合わせて1枚のディスクを
製造するディスク貼り合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下側ディスクと上側ディスクとを貼り合
わせて1枚のディスクを作る一方法として、従来は、ま
ず、下側ディスクを回転装置上に載置し、回転装置を低
速回転させながら、この下側ディスク上に接着剤を供給
した後、回転装置を再び停止させ、この下側ディスク上
に上側ディスクを重ね、この状態で回転装置を所定時
間、高速回転させ、上下ディスク間に接着剤を充分行き
渡らせる。その後に、回転を再び停止させ、接着剤を介
して密着した上下ディスクを紫外線照射装置へ送り、紫
外線を照射して接着剤を硬化させ、このようにして、貼
り合わせディスクを完成させる。
【0003】上記のように、回転装置を高速回転させる
ことによって、均一な厚さの接着剤の層を形成でき、平
坦性のよい貼り合わせディスクを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、回転装置を停止させた後に、その回転装置上に下側
ディスクを載置してから、その上に上側ディスクを載置
するまでの間、回転装置の本来の機能である高速回転処
理を行うことができない。したがって、上記従来例にお
いては、回転装置が高速回転できない時間が長くなり、
装置全体の動作時間のうちで、回転装置が機能している
割合が低下し、ディスク貼り合わせ装置全体の効率が低
下するという問題がある。
【0005】本発明は、回転装置が高速回転しない時間
を短くすることによって、回転装置の効率が向上し、デ
ィスク貼り合わせ装置全体の効率を向上でき、また、種
々の粘性の接着剤に対応可能なディスク貼り合わせ装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のディス
クに液状の接着剤を供給する接着剤供給装置と、遠心力
によって液状の接着剤をディスク上で拡げる回転装置
と、接着剤が供給された第1のディスクと第2のディス
クとを対向させながら、回転装置へ移載する移載装置
と、上記回転装置によって第1のディスクと第2のディ
スクとの間で拡げられた接着剤を硬化させる硬化手段と
を有するものである。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるディスク貼り合わせ装置10を示す平面図
である。
【0012】ディスク貼り合わせ装置10は、基本的に
は、第1のスタッカST1、第2のスタッカST2から
回転テーブルT3に向ってディスクが流れる装置であ
る。
【0013】つまり、第1のスタッカST1に載置され
ている下側ディスクDS1が、吐出テーブルT1に送ら
れ、液状の接着剤が塗布され、一方、第2のスタッカS
T2に載置されている上側ディスクDS2が、切り替え
テーブルT2に送られた後に、吐出テーブルT1に載置
されている下側ディスクDS1の上に、下側ディスクD
S1と対向した状態で保持され、コータハウスCH1ま
たはCH2に移載され、接着剤をディスクDS1とDS
2との間に行き渡らせ接着ディスクDS3になる。すな
わち、接着ディスクDS3は、下側ディスクDS1と上
側ディスクDS2とが液状の接着剤を挟み、これら全体
で1枚のディスクを構成したものである。この接着ディ
スクDS3が端面処理ハウスEHに運ばれ、接着ディス
クDS3の端面処理が済むと、回転テーブルT3に移載
される。
【0014】回転テーブルT3の回転部分に、8つの石
英台(石英で作られた台であり、図1では省略してあ
る)が等間隔で固定され、これら8つの石英台の1つに
1枚の接着ディスクDS3が載置され、この接着ディス
クDS3の上に石英板QUが載置され、つまり、石英台
と石英板QUとの間に接着ディスクDS3が挟まれた状
態で、紫外線照射装置UV1を通過し、接着ディスクD
S3の上に載置されていた石英板QUが除去され、接着
ディスクDS3が排出用スタッカST3に積み上げられ
る。
【0015】次に、上記実施例をより具体的に説明す
る。
【0016】まず、多数の下側ディスクDS1が第1の
スタッカST1に積み上げられ、このうちの位置P1に
存在する第1のスタッカST1のディスクDS1が第1
のディスクリフタDL1によって、最上位のディスクD
S1が設定レベルに位置するように持ち上げられてお
り、この状態で、位置P1に存在する最上位のディスク
DS1がディスク供給アームDSA1によって、位置P
2に載置される。位置P2に載置されたディスクDS1
は、ディスク反転ユニットDIによって、その上面と下
面との位置が逆転され、吐出テーブルT1の位置P3に
載置される。なお、塵埃の付着を少なくするためにディ
スクDS1の記録面を下に向けてスタッカST1に収納
してあり、接着時にディスクDS1の記録面を上に向け
るために反転させる。なお、ディスク製造工程の構成の
仕方によってはディスクの記録面を上に向けて収納した
方が都合がよい場合もある。この場合には、ディスク反
転ユニットDIは、後述する位置P11とP12との間
に設置される。
【0017】吐出テーブルT1の位置P3に載置された
ディスクDS1は、吐出テーブルT1によって120度
反時計方向に回動され位置P4に達する。この位置P4
において、ディスクDS1の中心近傍に、接着剤吐出ノ
ズルNから液状の接着剤が環状に吐出される。
【0018】つまり、ノズルNは、それを支持する部材
がX軸方向とY軸方向とに独立にスライドし、この独立
的なスライドによって、ノズルNの吐出先端が円運動を
行う。この円運動の過程で、ノズルNから液体状の接着
剤が吐出され、ディスクDS1の上に環状に塗布され
る。この場合、位置P4に下側ディスクDS1が到達す
る前に、ノズルNは円運動を開始している。このよう
に、位置P4にディスクDS1が到達する前に、ノズル
Nの円運動を開始させることによって、ノズルNが一定
速度で円運動するまでの待ち時間を排除できる。
【0019】ディスクDS1の上に液状の接着剤が環状
に塗布された後、ディスクDS1は、反時計方向に12
0度回動し、位置P5で待機する。
【0020】一方、多数の上側ディスクDS2が第2の
スタッカST2に積み上げられ、このうちの位置P11
に存在するディスクDS2が第2のディスクリフタDL
2によって、第1のスタッカST1の場合と同様に、ス
タッカST2の最上位に持ち上げられており、この状態
で、第2のディスク供給アームDSA2によって、切り
替えテーブルT2の位置P12に載置される。位置P1
2に載置されたディスクDS2は、切り替えテーブルT
2が180度回動して、位置P13に達すると、位置P
13上のディスクDS2は、移載ロボットR1によって
保持され、位置P5の上方に移動する。このとき、位置
P5に載置されているディスクDS1は、ディスクDS
2の下方に、所定の間隔を空けた状態で、移載ロボット
R1に保持される。なお、ここで言う所定の間隔とは、
ディスクDS1上の接着剤がディスクDS2に接触する
間隔か、または、ディスクDS1上の接着剤がディスク
DS2に接触しないような間隔であり、そのいずれの間
隔が選定されるかは、後述の条件に応じて選定される。
【0021】その後、ディスクDS1とDS2とは移載
ロボットR1によって、コータハウスCH1の回転装置
の受け台の位置P14に載置される。なお、回転装置の
受け台の位置P14にディスクDS1とDS2とが載置
される直前には、その回転装置が停止を完了している。
そして、回転装置の受け台の位置P14に、ディスクD
S1とDS2とが対向した状態で載置されると、直ち
に、回転装置が回転を開始する。したがって、上記実施
例においては、回転装置が回転を停止している時間が極
めて短く、このために、回転装置の効率が向上し、ディ
スク貼り合わせ装置10の全体の効率が向上する。
【0022】回転装置の回転によって、ディスクDS1
とDS2とから飛び散った余分な液状接着剤を回収する
手段が、コータハウスCH1内に設けられている。コー
タハウスCH1における回転によって、ディスクDS1
とDS2との間に液状接着剤が充分に行き渡るために必
要な所定時間が経過すると、回転装置が停止する。この
とき、ディスクDS1とDS2とは、1枚の接着ディス
クDS3となっている。その後、移載ロボットR2が、
位置P14のディスクDS3を端面処理ハウスEHの位
置P15に移載する。
【0023】この端面処理ハウスEHでは、接着ディス
クDS3の端面に付着している液状接着剤を拭き取った
り、削り取ったりして、接着ディスクDS3の端面から
液状接着剤を除去する。その後、位置P15に存在する
接着ディスクDS3を、移載アームA1が、回転テーブ
ルT3上の位置P21に載置する。
【0024】コータハウスCH1でディスクDS3から
余分な液状接着剤をコータハウスCH1で除去している
間に、移載ロボットR1は、切り替えテーブルT2の位
置P13に載置されている新たな上側ディスクDS2
を、吐出テーブルT1の位置P3に載置されている新た
な下側ディスクDS1の上に対向するように重ねられ、
対向配置されたこれらディスクDS1とDS2とは、移
載ロボットR1が反時計方向に回動する(逆回動する)
ことによって、コータハウスCH2の回転装置の受け台
の位置P16に載置される。なお、回転装置の受け台の
位置P16にディスクDS1とDS2とが載置される直
前には、その回転装置が停止を完了し、回転装置の受け
台の位置P16にディスクDS1とDS2とが載置され
ると、直ちに、回転装置が回転を開始する。この場合に
おいても、コータハウスCH2における回転装置が回転
を停止している時間が極めて短く、このために、回転装
置の効率が向上し、ディスク貼り合わせ装置10の全体
の効率が向上する。
【0025】コータハウスでは他の部分よりも処理時間
が比較的長くかかるが、上記のように、コータハウスを
2つ設けることによって、コータハウスがスムースな流
れのネックになることを防止している。そして、コータ
ハウスCH2における回転が停止されると、移載ロボッ
トR2が位置P16に存在する接着ディスクDS3を端
面処理ハウスEHに送る。
【0026】回転テーブルT3には、図示しない石英台
が8つ、45度間隔で設置され、これら8つの石英台の
それぞれに、端面処理ハウスEHから運ばれた接着ディ
スクDS3が載置される。なお、回転テーブルT3にお
いては、接着ディスクDS3を円形で表示し、接着ディ
スクDS3の上に載置されるべき、または接着ディスク
DS3の上に載置されている石英板QUを四角形で表示
してある。実際には、接着ディスクDS3の上に載置さ
れるべき、または接着ディスクDS3の上に載置されて
いる石英板QUの形状を、接着ディスクDS3よりもや
や大きくし、しかも円板状に設定してある。石英板QU
の形状をこのような形成にすれば、石英板QUを透過し
て接着ディスクDS3に均一の紫外線を照射することが
でき、また、石英板QUの面積を最小にすることができ
る。しかし、図を見やすくするために、図1では、便宜
上、石英板QUを四角形で表示してある。
【0027】そして、回転テーブルT3は、たとえば、
4秒間で45度だけ回動し、1秒間だけ回動を停止しと
いうようなサイクルを繰り返す。回転テーブルT3の回
動停止時に、位置P15に存在する接着ディスクDS3
を、移載アームA1がテーブルT3の位置P21に載置
する。また、他の移載アームA2、A3、A4が、上記
停止1秒間に、それぞれの移載を実行する。なお、回転
テーブルT3が45度を回動する時間や、45度の回動
毎に停止する時間を必要に応じて適宜定めればよい。ま
た、45度以外の角度毎に回動するようにしてもよい。
【0028】位置P21に存在していた接着ディスクD
S3は、回転テーブルT3が45度回動すると、位置P
23に移動し、この位置P23に存在する接着ディスク
DS3に、移載アームA2が、位置P22に存在する石
英板QUを載置する。このようにすることによって、位
置P23に存在する接着ディスクDS3は、図示しない
石英台と石英板QUとによって挟まれる。このように挟
まれた状態で、回転テーブルT3が再び45度回動する
と、紫外線照射装置UV1に入り、2つのUVランプL
1によって、接着ディスクDS3が位置P24でその上
下から紫外線照射され、2つのUVランプL2によっ
て、接着ディスクDS3が位置P25でその上下から紫
外線照射される。
【0029】紫外線照射装置UV1は、UVランプL
1、L2を内蔵し、UVランプL1は、2つの紫外線放
射ランプで構成され、この2つの紫外線放射ランプは、
接着ディスクDS3と石英台と石英板QUとが通過する
経路を挟んで対向している。また、UVランプL2は、
2つの紫外線放射ランプで構成され、この2つの紫外線
放射ランプは、接着ディスクDS3と石英台と石英板Q
Uとが通過する経路を挟んで対向している。なお、照射
パワーの問題がなければ、紫外線照射装置UV1が、U
VランプL1のみを内蔵するものであるとしてもよい。
【0030】UVランプLを構成する2つの紫外線放射
ランプの間を、石英台と接着ディスクDS3と石英板Q
Uとが通過する過程で、石英台と石英板QUと下側のデ
ィスクDS1と上側のディスクDS2とが透明であるこ
とから、これらを紫外線が透過し、液状の接着剤に到達
し、接着剤を硬化させる。また、石英板QUが所定の重
量を有するので、紫外線照射によって、下側のディスク
DS1と上側のディスクDS2とが温度上昇することに
よる変形、または接着剤が硬化収縮することによる変形
が阻止される。
【0031】そして、接着ディスクDS3と石英板QU
とが回転テーブルT3の位置P26に到達し、回転テー
ブルT3が停止すると、この停止期間に、移載アームA
3が石英板QUを位置P27に移載する。その後、接着
ディスクDS3が位置P28に到達すると、移載アーム
A4がその接着ディスクDS3を排出用スタッカST3
に移載する。
【0032】その後、チャンバーを構成する冷却部CL
を、石英台と石英板QUとが通過し、この冷却部CL内
で、石英台と石英板QUとが冷却されるとともに、その
表面に付着している塵埃が吹き飛ばされ、除去される。
つまり、冷却部CL内に冷風を送り込む送風ダクト(図
示せず)と、その送風された空気を排気する排気ダクト
dとが設けられている。上記送風ダクトの送風口は、石
英台、石英板QUの表面と近接した部位に設置され、排
気ダクトdは、送風ダクトの送風口から離れ、冷却部C
Lを構成するチャンバーの内壁近傍に設置されている。
【0033】上記実施例では、下側ディスクDS1と上
側ディスクDS2とを対向させた状態で、コータハウス
CH1、CH2に移載するようにしているが、その間隔
は必要に応じて選定できる。つまり、下側ディスクDS
1と上側ディスクDS2との間の所定の空隙について
は、ディスクDS1上の接着剤にディスクDS2を接触
させた状態にすることもでき、ディスクDS2が、ディ
スクDS1の接着剤に接触しない状態にすることもでき
る。
【0034】接着剤が高粘度である場合には、下側ディ
スクDS1上の接着剤を上側ディスクDS2に接触させ
てから、接着剤がディスク内周側の塗付すべき位置まで
広がるのに時間がかかるので、ここでディスクDS2を
接着剤に接触させておけば回転処理の時間を短縮させる
ことができる。すなわち、ディスクDS1とDS2とを
重ねた瞬間には、接着剤の層の形が乱れ、この状態で高
速回転すると気泡を巻き込み易くなるので、接着剤の層
をある程度は広げる必要があるということと、そのため
に、接着剤を塗付すべき位置よりも外側に供給しなけれ
ばならないこととに起因して、ディスクDS1とDS2
とを重ねてから、上記ディスク内周側の塗付すべき位置
まで接着剤が広がるまでは、高速回転を行えないという
事情による。
【0035】一方、接着剤が低粘度である場合には、下
側ディスクDS1の上に供給されている接着剤が上側デ
ィスクDS2に接触しないようにして対向させ、この対
向している状態を保持しながら回転装置へ移載すればよ
く、回転装置上でディスクDS1とDS2とを重ねた
後、1秒以内程度で高速可能となるので、上記のような
高速回転前の待ち時間は問題にならない。
【0036】石英板QUは、重し部材の例であるが、紫
外線を充分に透過させ、所定の重量を有するものであれ
ば、石英板以外の部材によって、重し部材を構成するよ
うにしてもよい。また、接着ディスクDS3を載置する
石英台の材質に関しても同様に、石英板以外の部材によ
って構成してもよい。
【0037】接着剤吐出ノズルNおよびその駆動手段
は、ディスクに液状の接着剤を供給する接着剤供給装置
の例であり、コータハウスCH1、CH2は、液状の接
着剤を遠心力によってディスク上で拡げる回転装置の例
である。移載ロボットR1は、接着剤が供給された第1
のディスクと第2のディスクとを対向させながら、回転
装置へ移載する移載装置の例であり、紫外線照射装置U
V1は、回転装置によって、第1のディスクと第2のデ
ィスクとの間で拡げられた接着剤を硬化させる硬化手段
の例である。
【0038】移載アームA2は、ターンテーブルのほぼ
同一円周上に接着ディスクと交互に載置されている重し
部材を、ターンテーブル上の接着ディスク上に載せる第
2の移載手段の例であり、紫外線照射装置UV1は、重
し部材の下に載置されている接着ディスクに紫外線を照
射し、接着剤を硬化させる紫外線照射装置の例である。
移載アームA3は、紫外線照射後に、接着ディスクの上
から重し部材をターンテーブルの元の位置に移載する第
3の移載手段の例であり、移載アームA4は、貼り合わ
されたディスクをターンテーブルから排出する第4の移
載手段の例である。
【0039】また、上記実施例は、ROM型のDVD、
追記型のDVD、書き込み型のDVDのいずれにも適用
できるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、下側ディスク上に上側
ディスクを対向させた状態で、回転装置に運ぶので、回
転装置のスピン運動停止時間を短くすることができ、デ
ィスク貼り合わせ装置における製造のスピードを向上さ
せることができるという効果を奏する。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスク貼り合わせ装
置10を示す平面図である。
【符号の説明】
10…ディスク貼り合わせ装置、 DS1…下側のディスク、 DS2…上側のディスク、 DS3…接着ディスク、 T1…吐出テーブル、 T2…切り替えテーブル、 T3…回転テーブル、 DSA1、DSA2…ディスク供給アーム、 N…接着剤吐出ノズル、 DI…ディスク反転ユニット、 R1、R2…移載ロボット、 CH1、CH2…コータハウス、 EH…端面処理装置、 A1、A2、A3、A4…移載アーム、 QU…石英板、 UV1…紫外線照射装置、 CL…冷却部。
フロントページの続き (72)発明者 西村 博信 東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリ ジン電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−153930(JP,A) 特開 平6−282885(JP,A) 特開 平7−296424(JP,A) 特開 平6−325413(JP,A) 特開 平5−36118(JP,A) 特開 平9−17039(JP,A) 特開 昭60−112409(JP,A) 特開 昭63−49424(JP,A) 特開 平6−267118(JP,A) 特開 昭63−195842(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のディスクと、第2のディスクとを
    貼り合わせて1枚のディスクを製造する装置において、 上記第1のディスクに液状の接着剤を供給する接着剤供
    給装置と; 上記液状の接着剤を遠心力によってディスク上で拡げる
    回転装置と; 上記接着剤が供給された上記第1のディスクと上記第2
    のディスクとを対向させながら、上記回転装置へ移載す
    る移載装置と; 上記回転装置によって、上記第1のディスクと上記第2
    のディスクとの間で拡げられた上記接着剤を硬化させる
    硬化手段と; を有することを特徴とするディスク貼り合わせ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記移載装置は、上記第1のディスク上に供給されてい
    る上記接着剤には上記第2のディスクを接触させるが上
    記第1のディスク自体には上記第2のディスクを接触さ
    せない状態で、上記第1のディスクと上記第2のディス
    クとを対向させた状態、または上記接着剤が上記第2の
    ディスクに接触しないように、上記第1のディスクと上
    記第2のディスクとを対向させた状態を保持しながら上
    記回転装置へ移載する装置であることを特徴とするディ
    スク貼り合わせ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記回転装置が2つ設けられ、上記移載装置は、上記接
    着剤が供給された上記第1のディスクと上記第2のディ
    スクとが対向している接着ディスクを、上記2つの回転
    装置に交互に移載するものであることを特徴とするディ
    スク貼り合わせ装置。
JP06535796A 1996-02-27 1996-02-27 ディスク貼り合わせ装置 Expired - Fee Related JP3468972B2 (ja)

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