JP2000348389A - ディスクを製造するための装置 - Google Patents

ディスクを製造するための装置

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JP2000348389A
JP2000348389A JP11157860A JP15786099A JP2000348389A JP 2000348389 A JP2000348389 A JP 2000348389A JP 11157860 A JP11157860 A JP 11157860A JP 15786099 A JP15786099 A JP 15786099A JP 2000348389 A JP2000348389 A JP 2000348389A
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adhesive
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low
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Katsufumi Minoda
田 勝 文 箕
Masayoshi Yamagata
形 正 義 山
Tomoaki Kikuchi
地 智 明 菊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤への気泡の混入を防止できると共に貼
り合わせ時間を短縮でき、自動化に適したディスク製造
装置、並びに基板供給装置及び基板搬送装置を提供す
る。 【解決手段】 基板供給装置1の一対の基板供給部1
a、1bから一対のディスク基板Da、Dbが供給され
る。低速スピン装置4の一対の低速スピン部4a、4b
により一対のディスク基板Da、Dbを低速回転させな
がら接着剤をリング状に付与する。高速スピン装置7の
一対の高速スピン部7a、7bにより一対のディスク基
板Da、Dbを高速回転させて接着剤を均一に分散させ
る。貼り合わせ装置10により、接着剤が均一に分散さ
れた一対のディスク基板Da、Dbを減圧雰囲気下で貼
り合わせてディスクを形成する。ディスク加圧装置11
によりディスクをその両面から加圧し、接着剤硬化装置
12により接着剤を硬化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報、映像等の記
録メディアの一種であるディスクを製造するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一対のディスク基板を貼り合わせ
てDVD等のディスクを製造する方法として、図8に示
したように、一方のディスク基板Daの中央部分にノズ
ル5から接着剤をリング状に付与し、このディスク基板
Daに他方のディスク基板Dbを重ね合わせた後、高速
回転させて接着剤を均一に延展させて貼り合わせる方法
が提案され、実用化されている。
【0003】また、特開平10−233042号には他
のディスク製造方法が示されており、この方法は、図9
に示したように、常圧下で、一対のディスク基板Da、
Dbを対向させて低速度で相対的に回転させながら、ノ
ズル5でディスク基板Da、Db間に接着剤をリング状
に付与した後、圧着して貼り合わせる方法である。この
貼り合わせ方法は、適量の接着剤を塗布することによ
り、接着剤を無駄にしないことを特徴としている。
【0004】さらに、特開昭63−144440号及び
特開平2−128335号には、接着剤を塗布した一対
のディスク基板を減圧下で貼り合わせる方法が提案され
ている。図10は、この減圧下での貼り合わせ方法を実
施するための装置を示しており、真空槽70内には下型
71が固設され、この下型71の上方には昇降型72が
昇降可能に配置されている。
【0005】下型71には接着剤が塗布されたディスク
基板Daが載置され、昇降型72にも接着剤が塗布され
たディスク基板Dbが保持されている。そして、真空ポ
ンプ73により真空槽70内を排気して減圧状態とした
後に、昇降型72を下降させて上方のディスク基板Db
を下方のディスク基板Daに押圧して接着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各種の従来技術はそれぞれが以下に述べるような問題
を有している。
【0007】まず、図8に示した高速回転によりディス
ク基板同士を貼り合わせる方法では、一方のディスク基
板に塗布した接着剤上に他方のディスク基板を貼り合わ
せるときに気泡が混入してしまうという問題がある。特
に、高速で貼り合わせると接着剤中に微小な気泡が多数
混入し、高速回転で接着剤を延展しても接着剤中に気泡
が残留してしまう。さらに、一対のディスク基板を重ね
合わせて高速回転させて接着剤を均一に延展させるのに
時間がかかるという問題もある。なお、この延展時間の
短縮を図るためにディスクの上に重りを載せて回転させ
る方法などが提案されている。
【0008】また、図9に示した従来の貼り合わせ方法
は、前記の如く適量の接着剤を塗布することにより接着
剤を無駄にしないことを特徴としている。すなわち、こ
の貼り合わせ方法は、付与した接着剤を一定厚さに、し
かもディスク全面に過不足無く分散させるものであり、
かなり高度な技術と熟練を要する方法であると考えられ
る。さらに、1つのステージでディスク基板のセット、
接着剤塗布、圧着、貼り合わせディスクの取り外し等の
全行程を行うので、タクトタイムが長くなり、量産性の
面で劣ると考えられる。
【0009】また、図10に示した従来の貼り合わせ方
法は、真空槽70内の1つのステージでディスク基板D
a、Dbのセット、貼り合わせ及び貼り合わせディスク
の取り外しを行うため、製造ラインのタクトタイムが長
くなり、貼り合わせの自動化には適した方法とは言えな
い。
【0010】上述したように従来の技術においては、接
着剤への気泡混入の問題や、貼り合わせのタクトタイム
が長いために自動化に適さないといった問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、接着剤への気泡
の混入を防止できると共に貼り合わせ時間を短縮でき、
自動化に適したディスク製造装置、並びに基板供給装置
及び基板搬送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方のディス
ク基板と他方のディスク基板とを接着剤によって貼り合
わせてディスクを製造するディスク製造装置において、
前記一方のディスク基板を供給する一方の基板供給部
と、前記他方のディスク基板を供給する他方の基板供給
部と、を有する基板供給装置と、前記一方のディスク基
板を低速回転させながらその表面に前記接着剤をリング
状に付与する一方の低速スピン部と、前記他方のディス
ク基板を低速回転させながらその表面に接着剤をリング
状に付与する他方の低速スピン部と、を有する低速スピ
ン装置と、前記一方及び他方のディスク基板を前記基板
供給装置から前記低速スピン装置に搬送する第1の搬送
装置と、前記接着剤がリング状に付与された前記一方の
ディスク基板を高速回転させて前記接着剤を均一に分散
させる一方の高速スピン部と、前記接着剤がリング状に
付与された前記他方のディスク基板を高速回転させて前
記接着剤を均一に分散させる他方の高速スピン部と、を
有する高速スピン装置と、前記一方及び他方のディスク
基板を前記低速スピン装置から前記高速スピン装置に搬
送する第2の搬送装置と、前記接着剤が均一に分散され
た前記一方のディスク基板と前記接着剤が均一に分散さ
れた前記他方のディスク基板とを減圧雰囲気下で貼り合
わせる貼り合わせ装置と、前記一方及び他方のディスク
基板を前記高速スピン装置から前記貼り合わせ装置に搬
送する第3の搬送装置と、前記一方及び他方のディスク
基板を前記貼り合わせ装置により貼り合わせて形成した
ディスクをその両面から加圧するディスク加圧装置と、
前記ディスク加圧装置により加圧処理された前記ディス
クの前記接着剤を硬化する接着剤硬化装置と、を備えた
ことを特徴とする。
【0013】また、好ましくは、前記一方及び他方の基
板供給部は、それぞれ、回転駆動される回転テーブル
と、前記回転テーブルに同一円周上に配設され、複数の
前記ディスク基板が挿通されて貯えられる複数のポール
と、前記各ポールに複数挿通された前記ディスク基板の
うちの1枚を前記ポールに沿って上昇させて前記第1の
搬送装置に受け渡すリフターアームと、を備える。
【0014】また、好ましくは、前記一方及び他方の基
板供給部は、それぞれ、前記ディスク基板の接着剤塗布
面から静電気を除去すると共に清浄化する静電ブロー装
置をさらに有する。
【0015】また、好ましくは、前記第1の搬送装置
は、前記ディスク基板を保持する機能を有する複数の搬
送アームを共通の回転軸に配設すると共に、前記接着剤
を吐出するノズルを有する接着剤供給アームを前記回転
軸に設け、前記一方の基板供給部から前記一方の低速ス
ピン部への前記一方のディスク基板の搬送動作、前記他
方の基板供給部から前記他方の低速スピン部への前記他
方のディスク基板の搬送動作、及び前記ノズルを前記一
方又は他方の低速スピン部のいずれかに選択的に位置さ
せる位置合わせ動作を、前記回転軸の反復回転動作によ
って行うように構成する。
【0016】また、好ましくは、前記基板供給装置に貯
えられた前記ディスク基板同士の間に設けられたスペー
サを前記基板供給装置から回収して集積するスペーサ集
積装置をさらに有し、前記複数の搬送アームのうちの少
なくとも1本は、前記基板供給装置から前記スペーサを
受け取って保持し、前記回転軸の回転動作によって前記
スペーサ集積装置に前記スペーサを搬送する。
【0017】また、好ましくは、前記第3の搬送装置
は、前記一方の高速スピン部から取り出した前記一方の
ディスク基板を反転させると共に前記貼り合わせ装置に
搬送する一方の搬送部と、前記他方の高速スピン部から
取り出した前記他方のディスク基板を反転させることな
く前記貼り合わせ装置に搬送する他方の搬送部と、を有
する。
【0018】また、好ましくは、前記貼り合わせ装置
は、互いに離間して対向する一対の開口部を有する真空
容器と、前記各開口部をそれらの外側から閉塞し得る各
可動バルブ体と、前記各可動バルブ体を駆動して前記各
開口部の閉塞状態と開放状態とを切り替える各バルブ駆
動機構と、前記各可動バルブ体の内面側に移動自在に設
けられ、前記一方及び他方のディスク基板を保持する各
ディスクホルダーと、前記各可動バルブ体により前記各
開口部を閉塞した状態において前記真空容器の内部を排
気して減圧状態にする排気機構と、減圧状態にある前記
真空容器の内部に位置する前記各ディスクホルダーを駆
動して前記各ディスク基板の接着面同士を接合させる各
ホルダー駆動機構と、前記真空容器の減圧状態を解除す
るベント機構と、を備える。
【0019】また、好ましくは、前記一対の開口部のう
ちの片側の前記ディスクホルダーは、前記ホルダー駆動
機構を設けることなく前記可動バルブ体に対して固定し
て設けられており、前記各ディスク基板の接着面同士を
接合する際には、前記一対の開口部のうちの他の片側の
前記ディスクホルダーのみを移動させる。
【0020】また、好ましくは、前記一対の開口部は互
いに上下の関係で配置されており、上側の前記開口部を
閉塞する上側の前記可動バルブ体と、この上側の可動バ
ルブ体を駆動する上側の前記バルブ駆動機構と、前記上
側の可動バルブ体の内面側に移動自在に設けられた上側
の前記ディスクホルダーと、この上側のディスクホルダ
ーを駆動する上側の前記ホルダー駆動機構とから成る上
側組立体を複数備え、さらに、複数の前記上側組立体が
同一円周上に配置され取り付けられた上側回転体と、こ
の上側回転体を回転駆動して複数の前記上側の可動バル
ブ体のうちの1つを選択的に前記上側の開口部の上方に
位置させる上側回転体駆動機構と、を備える。
【0021】また、好ましくは、前記一対の開口部は互
いに上下の関係で配置されており、下側の前記開口部を
閉塞する下側の前記可動バルブ体と、この下側の可動バ
ルブ体に設けられた下側の前記ディスクホルダーと、か
ら成る下側組立体を複数備え、さらに、複数の前記下側
組立体が同一円周上に配置され取り付けられた下側回転
体と、この下側回転体を回転駆動して複数の前記下側の
可動バルブ体のうちの1つを選択的に前記下側の開口部
の下方に位置させる下側回転体駆動機構と、前記下側の
開口部の下方に位置した前記下側の可動バルブ体を駆動
する下側の前記バルブ駆動機構と、を備える。
【0022】また、好ましくは、前記下側のディスクホ
ルダーは、前記下側の可動バルブ体に着脱自在に取り付
けられており、前記ディスクホルダーが前記ディスク基
板の中央孔に可及的密に填め込まれることにより、前記
下側の可動バルブ体に対して前記ディスク基板が位置決
めされると共に前記一方及び他方のディスク基板を貼り
合わせる際の位置合わせがなされる。
【0023】また、好ましくは、前記接着剤硬化装置に
より硬化処理された前記ディスクに対して所定の検査を
行うディスク検査装置と、このディスク検査装置により
検査された前記ディスクを集積するディスク集積装置
と、をさらに備える。
【0024】本発明は、一方のディスク基板と他方のデ
ィスク基板とを接着剤によって貼り合わせてディスクを
製造するために前記一方及び他方のディスク基板を供給
する基板供給装置において、前記一方のディスク基板を
供給する一方の基板供給部と、前記他方のディスク基板
を供給する他方の基板供給部と、を備え、前記一方及び
他方の基板供給部は、それぞれ、回転駆動される回転テ
ーブルと、前記回転テーブルに同一円周上に配設され、
複数の前記ディスク基板が挿通されて貯えられる複数の
ポールと、前記各ポールに複数挿通された前記ディスク
基板のうちの1枚を前記ポールに沿って上昇させて、前
記ディスク基板を搬送するための基板搬送装置に受け渡
すリフターアームと、を備えたことを特徴とする。
【0025】また、好ましくは、前記一方及び他方の基
板供給部は、それぞれ、前記ディスク基板の接着剤塗布
面から静電気を除去すると共に清浄化する静電ブロー装
置をさらに有する。
【0026】本発明は、一方のディスク基板と他方のデ
ィスク基板とを接着剤によって貼り合わせてディスクを
製造するために、前記一方のディスク基板を基板供給装
置から一方の低速スピン部に搬送すると共に前記他方の
ディスク基板を前記基板供給装置から他方の低速スピン
部に搬送する基板搬送装置において、前記一方のディス
ク基板を保持する機能を有する一方の搬送アームと、前
記他方のディスク基板を保持する機能を有する他方の搬
送アームと、前記接着剤を吐出するノズルが設けられた
接着剤供給アームと、前記一方の搬送アーム、前記他方
の搬送アーム、及び前記接着剤供給アームのすべてのア
ームが取り付けられた回転軸と、を備え、前記基板供給
装置から前記一方の低速スピン部への前記一方のディス
ク基板の搬送動作、前記基板供給装置から前記他方の低
速スピン部への前記他方のディスク基板の搬送動作、及
び前記ノズルを前記一方の低速スピン部又は前記他方の
低速スピン部のいずれかに選択的に位置させる位置合わ
せ動作を、前記回転軸の反復回転動作によって行うよう
にしたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
ディスク製造装置及びこのディスク製造装置の一部を構
成する基板供給装置及び基板搬送装置について図面を参
照して説明する。
【0028】本実施形態によるディスク製造装置は、接
着剤によって一方のディスク基板と他方のディスク基板
とを貼り合わせてディスクを製造するディスク製造装置
である。
【0029】図1は、本装置の全体構成の概略を示した
平面図であり、図1に示したように本装置は、一方のデ
ィスク基板Daを供給する一方の基板供給部1aと、他
方のディスク基板Dbを供給する他方の基板供給部1b
と、を有する基板供給装置1を備える。一方及び他方の
基板供給部1a、1bは、それぞれ、ディスク基板D
a、Dbの接着剤塗布面から静電気を除去すると共に清
浄化する静電ブロー装置64a、64bを有し、静電ブ
ロー装置64a、64bは、イオン化したガスをディス
ク基板Da、Dbの接着剤塗布面に吹き付けることによ
り、接着剤塗布面から静電気を除去すると共に接着剤塗
布面に付着していたパーティクルを除去する。
【0030】また、本装置は、一方のディスク基板Da
を低速回転させながらその表面に接着剤をリング状に付
与する一方の低速スピン部4aと、他方のディスク基板
Dbを低速回転させながらその表面に接着剤をリング状
に付与する他方の低速スピン部4bと、を有する低速ス
ピン装置4を備える。基板供給装置1から低速スピン装
置4への一方及び他方のディスク基板Da、Dbの搬送
は第1の搬送装置3によって行われる。
【0031】さらに、本装置は、一方の低速スピン部4
aにより接着剤が付与された一方のディスク基板Daを
高速回転させて接着剤を均一に分散させる一方の高速ス
ピン部7aと、他方の低速スピン部4bにより接着剤が
付与された他方のディスク基板Dbを高速回転させて接
着剤を均一に分散させる他方の高速スピン部7bと、を
有する高速スピン装置7を備える。
【0032】低速スピン装置4から高速スピン装置7へ
の一方及び他方のディスク基板Da、Dbの搬送は第2
の搬送装置6によって行われる。この第2の搬送装置6
は、一方及び他方のディスク基板Da、Dbを保持して
回転移送する一対の移載アーム6a、6bを備えてい
る。
【0033】また、本装置は、一方の高速スピン部7a
により接着剤が均一に分散された一方のディスク基板D
aと他方の高速スピン部7bにより接着剤が均一に分散
された他方のディスク基板Dbとを減圧状態の下で貼り
合わせる貼り合わせ装置10を備える。
【0034】一方の高速スピン部7aから貼り合わせ装
置10への一方のディスク基板Daの搬送は、反転移載
アーム(一方の搬送部)9により行われ、この反転移載
アーム9は、一方の高速スピン部7aから取り出した一
方のディスク基板Daを反転させながら貼り合わせ装置
10へ搬送する。また、他方の高速スピン部7bから貼
り合わせ装置10への他方のディスク基板Dbの搬送
は、移載アーム(他方の搬送部)8により行われ、この
移載アーム8は、他方の高速スピン部7bから取り出し
た他方のディスク基板Dbを反転させることなく貼り合
わせ装置10へ搬送する。反転移載アーム9及び移載ア
ーム8により、第3の搬送装置17が構成されている。
【0035】図2は、図中左側から右側に向かって、時
系列にて、接着剤吐出ノズル5から吐出された接着剤が
低速スピン装置4によりリング状に付与される様子、リ
ング状に付与された接着剤が高速スピン装置7により均
一に分散される様子、減圧状態の真空容器30の内部で
一対のディスク基板Da、Db同士が貼り合わされる様
子を示している。
【0036】また、図1に示したように本装置は、一方
及び他方のディスク基板Da、Dbを貼り合わせ装置1
0により貼り合わせて形成したディスクをその両面から
加圧するディスク加圧装置11と、このディスク加圧装
置11により加圧されたディスクの接着剤に紫外線を照
射して硬化させる接着剤硬化装置12とを備えている。
貼り合わせ後のディスクのディスク加圧装置11への搬
送、及びディスク加圧装置11から接着剤硬化装置12
へのディスクの搬送は、貼り合わせ装置10の一部を構
成する下側回転体26がディスクと共に回転することに
より行われる。
【0037】さらに、本装置は、接着剤硬化装置12に
より硬化処理されたディスクに対して、接着剤の厚さ検
査等の所定の検査を行うディスク検査装置13と、ディ
スク検査装置13により検査されたディスクを集積する
ディスク集積装置60と、を備えており、ディスク集積
装置60は第1のスタッカ15及び第2のスタッカ16
から構成されている。
【0038】接着剤硬化装置12からディスク検査装置
13へのディスクの搬送は、貼り合わせ装置10の一部
を構成する下側回転体26がディスクと共に回転した
後、移載アーム14によってディスクを受け取って移載
アーム14の回動動作でディスク検査装置13まで移送
することにより行われる。さらに、ディスク検査装置1
3からディスク集積装置60へのディスクの搬送も、移
載アーム14の回転動作によって行われる。
【0039】図3(a)、(b)は、基板供給装置1の
基板供給部1a(又は1b)の正面図及び平面図であ
り、図3に示したように基板供給部1a(又は1b)
は、ベース板57上に設置されたモータ52を備え、こ
のモータ52によって回転テーブル53が回転駆動され
る。回転テーブル53には複数(本実施形態では6本)
のポール54が同一円周上に等角度間隔にて配設されて
おり、各ポール54にはカラー56が昇降可能に設けら
れている。さらに、基板供給部1a(又は1b)はカラ
ー昇降部55を備えており、このカラー昇降部55は昇
降可能且つ前後動可能なリフターアーム58を備えてい
る。
【0040】各ポール54には多数のディスク基板Da
(又はDb)が貯えられており、回転テーブル53の回
転動作により所望のポール54がリフターアーム58の
位置まで移送されると、リフターアーム58が前進して
カラー56を保持し、1枚のディスク基板Da(又はD
b)と共に上昇して基板取り出し可能な位置へディスク
基板Da(又はDb)を供給する。ディスク基板Da
(又はDb)の接着剤塗布面に静電ブロー装置64a
(又は64b)によってイオン化したガスが吹き付けら
れ、静電気及びパーティクルの除去がなされる。
【0041】ポール54が空になったら、リフターアー
ム58を後退、下降させ、モータ52により回転テーブ
ル53を回転駆動し、次のポール54をリフターアーム
58のポジションに配置する。
【0042】図4(a)、(b)、(c)は第1の搬送
装置3を示した側面図、正面図、及び(a)を上から見
た図であり、図4に示したように第1の搬送装置3は、
モータ51とこのモータ51により回転駆動される回転
軸50とを備え、回転軸50には3本の搬送アーム4
6、47、48が配設されており、各搬送アーム46、
47、48の先端にはディスク基板Da、Db、又はデ
ィスク基板同士の間に設けられたスペーサを吸着する吸
着保持部45がそれぞれ設けられている。
【0043】さらに、回転軸50には、接着剤を吐出す
る接着剤吐出ノズル5が先端に設けられた接着剤供給ア
ーム49が設けられている。3本の搬送アーム46、4
7、48及び接着剤供給アーム49は、90度の等角度
間隔にて回転軸50に配設されており、接着剤吐出ノズ
ル5とスペーサ用の搬送アーム47とが同一対角線上に
配置されている。
【0044】そして、一方の基板供給部1aから一方の
低速スピン部4aへの一方のディスク基板Daの搬送動
作、他方の基板供給部1bから他方の低速スピン部4b
への他方のディスク基板Dbの搬送動作、及び接着剤供
給ノズル5を一方又は他方の低速スピン部4a、4bの
いずれかに選択的に位置させる位置合わせ動作はすべ
て、回転軸50の反復回転動作によって行うことができ
る。搬送アーム47により回収されたスペーサは、図1
に示したスペーサ集積装置2によって集積される。
【0045】図5は、貼り合わせ装置10を示した正面
図であり、図6は貼り合わせ装置の一部を構成する真空
容器30を示した斜視図であり、図7は貼り合わせ装置
の排気・ベント系統図である。
【0046】図5に示したように貼り合わせ装置10は
中空部材より成る真空容器30を備えており、図6に示
したように真空容器30は互いに離間して上下方向に対
向する一対の開口部31、32を有する。
【0047】さらに、貼り合わせ装置10は、真空容器
30の上側開口部32をその外側から閉塞し得る複数の
上側可動バルブ体22を備え、各上側可動バルブ体22
の内側面にはディスク基板Daを保持する各上側ディス
クホルダー23が上下動自在に設けられている。上側可
動バルブ体22は上側バルブ駆動機構19によって昇降
駆動され、また、上側ディスクホルダー23は上側ホル
ダー駆動機構20によって上側可動バルブ体22とは独
立に昇降駆動される。
【0048】そして、上側可動バルブ体22と上側ディ
スクホルダー23と上側ホルダー駆動機構20とから成
る上側組立体61の複数が、上側回転体21に同一円周
上に配置されて取り付けられており、この上側回転体2
1はモータより成る上側回転体駆動機構18によって回
転駆動され、これにより、複数の上側可動バルブ体22
のうちの1つを選択的に真空容器30の上側開口部32
の上方に位置させることができる。
【0049】また、貼り合わせ装置10は、真空容器3
0の下側開口部31をその外側から閉塞し得る複数の下
側可動バルブ体27を備え、各下側可動バルブ体27の
内側面にはディスク基板Dbを保持する各下側ディスク
ホルダー28が設けられている。下側開口部31の下方
に位置する下側可動バルブ体27は、ベース板63に設
けられた下側バルブ駆動機構25によって昇降駆動され
る。
【0050】下側ディスクホルダー28は、ディスク基
板Dbの中央孔に可及的密に填め込まれ、これにより下
側可動バルブ体27に対してディスク基板Dbが位置決
めされる。この下側ディスクホルダー28は、下側可動
バルブ体27に対して着脱自在に取り付けられており、
ディスク基板Dbの中央孔の内径に合わせて適宜太さの
異なる下側ディスクホルダー28が下側可動バルブ体2
7に装着される。
【0051】そして、下側可動バルブ体27と下側ディ
スクホルダー28とから成る下側組立体62の複数が、
下側回転体26に同一円周上に配置されて取り付けられ
ており、この下側回転体26はモータより成る下側回転
体駆動機構24によって回転駆動され、これにより、複
数の下側可動バルブ体27のうちの1つを選択的に真空
容器30の下側開口部31の下方で且つ下側バルブ駆動
機構25の上方に位置させることができる。前記の如く
ディスク基板Dbは下側ディスクホルダー28により下
側可動バルブ体27に対して位置決めされており、これ
により、ディスク基板Daとディスク基板Dbとを貼り
合わせる際の位置合わせがなされている。下側回転体駆
動機構24はベース板63に設けられている。
【0052】図6に示したように真空容器30は、互い
に離間して対向する上側開口部32及び下側開口部31
が形成されており、両開口部32、31間は円筒部材3
3により連結され、この円筒部材33には連通孔34が
形成されている。
【0053】さらに、本装置は、図7に示したように、
上側及び下側可動バルブ体22、27により上側及び下
側開口部32、31を閉塞した状態において真空容器3
0の内部を排気して減圧状態にする排気機構35を備え
ている。排気機構35は、図6に示したように真空容器
30の左側取付板36の部分に設けられた排気バルブ3
7と、排気ライン41に接続された油回転ポンプ44と
を備えている。また、右側取付板39にはピラニー真空
計40が設けられている。
【0054】また、真空容器30の減圧状態を解除する
ベント機構43が設けられており、このベント機構43
は左側取付板36の部分に設けられたベントバルブ38
を備えている。このベントバルブ38は排気ライン41
の途中から分岐したベントライン42の途中に位置して
いる。
【0055】そして、真空容器30の内部で一方及び他
方のディスク基板Da、Db同士を貼り合わせる際に
は、上側及び下側可動バルブ体22、27の内面側に設
けられた上側及び下側ディスクホルダー23、28に、
図1に示した反転移載アーム9及び移載アーム8を用い
て一方及び他方のディスク基板Da、Dbを装着する。
【0056】次に、真空容器30に形成された上側及び
下側開口部32、31をそれらの外側から上側及び下側
可動バルブ体22、27によって閉塞し、これにより、
真空容器30の内部で各ディスク基板Da、Dbの接着
面同士を離間して対向させる。
【0057】この状態で排気機構35によって真空容器
30の内部を排気して減圧状態とし、上側ホルダー駆動
機構20により上側ディスクホルダー23を下方に移動
させて、減圧状態にある真空容器30の内部で各ディス
ク基板Da、Dbの接着面同士を接合する。
【0058】ここで、貼り合わせ時の真空容器30の内
部の真空度は20Pa以下であることが好ましい。
【0059】なお、変形例としては、下側ディスクホル
ダー28も下側可動バルブ体27に対して移動自在に取
り付けると共に、下側可動バルブ体27にもホルダー駆
動機構を設けて、上側ディスクホルダー23と共に下側
ディスクホルダー28も同時に駆動するようにすること
もできる。
【0060】ディスク基板Da、Dbの貼り合わせが完
了したら、ディスク基板Da、Dbを貼り合わせて形成
したディスクを下側ディスクホルダー28に保持させな
がら、上側ホルダー駆動機構20により上側ディスクホ
ルダー23を上昇させ、ベント機構43によって真空容
器30の減圧状態を解除し、しかる後、上側及び下側可
動バルブ体22、27を上側及び下側開口部32、31
から引き離して真空容器30の内部から上側及び下側デ
ィスクホルダー23、28並びにディスクを引き出す。
【0061】下側ディスクホルダー28に保持されたデ
ィスクは、下側回転体26の回転動作によってディスク
加圧装置11まで運ばれる。ディスク加圧装置11は、
下側可動バルブ体27と合体して、内部にディスクを保
持した状態で密閉空間を形成し、この密閉空間に高圧流
体(高圧エアー)を充填することによってディスクを加
圧して接着剤の厚さを均一にする。
【0062】ディスク加圧装置11により加圧処理され
たディスクは、下側回転体26の回転動作によって接着
剤硬化装置12まで運ばれる。本実施形態では接着剤と
して紫外線硬化接着剤が使用されており、接着剤硬化装
置12はディスクに対して紫外線を照射して接着剤を硬
化する。
【0063】接着剤硬化装置12によって硬化処理され
たディスクは、下側回転体26の回転動作、及び下側デ
ィスクホルダー28からディスクを受け取った移載アー
ム14の回転動作によって、ディスク検査装置13まで
運ばれる。このディスク検査装置13によって接着剤の
膜厚等の所定の検査を行った後、移載アーム14の回転
動作によって検査済のディスクがディスク集積装置60
に運ばれる。
【0064】以上述べたように本実施形態によるディス
ク製造装置によれば、ディスク基板Da、Db同士の貼
り合わせ作業を、好ましくは約20Pa以下の減圧雰囲
気下で行うようにしたので、接着剤中への気泡の残留を
防止することができる。
【0065】また、本実施形態によるディスク製造装置
によれば、ディスク基板Da、Dbの供給から、製造さ
れたディスクの回収までの全行程をすべて自動化するこ
とができる。
【0066】また、本実施形態によるディスク製造装置
によれば、基板供給装置1は2つの基板供給部1a、1
bを有し、低速スピン装置4は2つの低速スピン部4
a、4bを有し、高速スピン装置7は2つの高速スピン
部7a、7bを有しており、各装置1、4、7は一方の
ディスク基板Daと他方のディスク基板Dbとを同時に
取り扱うことが可能であり、また、接着剤供給アーム4
9の首振り動作によって1つの接着剤吐出ノズル5から
2つの低速スピン部4a、4bに対して接着剤を交互に
振り分けて供給することができ、さらに、低速スピン装
置4と高速スピン装置7とを設けて接着剤の付与ステー
ジと分散ステージとを分離したので、接着剤塗布のタク
トタイムを大幅に短縮することができる。
【0067】また、本実施形態によるディスク製造装置
によれば、上側及び下側可動バルブ体22、27に上側
及び下側ディスクホルダー23、28を設け、上側及び
下側可動バルブ体22、27によって真空容器30の上
側及び下側開口部32、31を開放可能に閉塞し、これ
によって貼り合わすべきディスク基板Da、Dbを真空
容器30内に位置させると共に真空容器30の内部を外
部から気密に隔離するようにしたので、真空容器30の
外部において、貼り合わされるディスク基板Da、Db
のセット及び貼り合わされたディスクの取り外しを行う
ことが可能であり、従来のディスク製造装置のように真
空容器内の1つのステージの限られた空間においてディ
スクセット、貼り合わせ、貼り合わせディスクの取り外
し等を行う場合に比べて、ディスクの貼り合わせ作業の
タクトタイムを大幅に短縮することができると共に、デ
ィスク製造工程の自動化を容易に行うことができる。
【0068】また、本実施形態によるディスク製造装置
によれば、上側及び下側ディスクホルダー23、28を
上側回転体21及び下側回転体26のそれぞれに複数設
け、真空容器30内でのディスク基板Da、Dbの貼り
合わせ処理と並行して、空の上側ディスクホルダー23
に次のディスク基板Daをセットすると共に、貼り合わ
せ済のディスクを下側ディスクホルダー28から搬出
し、空になった下側ディスクホルダー28にディスク基
板Dbをセットするようにしたので、ディスクの貼り合
わせ作業のタクトタイムをさらに短縮することができ
る。
【0069】また、本実施形態によるディスク製造装置
によれば、基板供給装置1の回転テーブル53に複数の
ポール54を配設して各ポール54に複数のディスク基
板Da(又はDb)を挿通し、回転テーブル53の回転
によってポール54を選択すると共にリフターアーム5
8によってディスク基板Da(又はDb)を上昇させる
ようにしたので、多数のディスク基板Da(又はDb)
を貯えることができると共に、静電ブロー装置64a
(又は64b)によって接着剤塗布面を清浄化したディ
スク基板Da(又はDb)を連続的に供給することがで
きる。
【0070】また、本実施形態によるディスク製造装置
によれば、第1の搬送装置3の1本の回転軸50に、3
本の搬送アーム46、47、48及び接着剤供給アーム
49を配設し、一方の基板供給部1aから一方の低速ス
ピン部4aへの一方のディスク基板Daの搬送動作、他
方の基板供給部1bから他方の低速スピン部4bへの他
方のディスク基板Dbの搬送動作、及び接着剤供給ノズ
ル5を一方又は他方の低速スピン部4a、4bのいずれ
かに選択的に位置させる位置合わせ動作のすべてを、回
転軸50の反復回転動作によって行うことができるの
で、ディスク製造装置全体の小型化を図ることができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように本発明によるディスク
製造装置によれば、貼り合わせ装置によるディスク基板
同士の貼り合わせ作業を減圧雰囲気下で行うようにした
ので、接着剤中への気泡の残留を防止することが可能で
ある。また、ディスク基板への接着剤の付与を低速スピ
ン装置で行い、接着剤の均一分散を高速スピン装置で行
うようにすると共に、低速スピン装置及び高速スピン装
置のそれぞれが、貼り合わされる一対のディスク基板を
同時に処理することができるので、各ディスク基板への
接着剤の均一塗布のタクトタイムを短縮することができ
る。
【0072】本発明による基板供給装置によれば、回転
テーブルに複数のポールを配設して各ポールに複数のデ
ィスク基板を挿通し、回転テーブルの回転によってポー
ルを選択すると共にリフターアームによってディスク基
板を上昇させるようにしたので、多数のディスク基板を
貯えることができると共にディスク基板を連続的に供給
することができる。
【0073】本発明による基板搬送装置によれば、基板
供給装置から一方の低速スピン部への一方のディスク基
板の搬送動作、基板供給装置から他方の低速スピン部へ
の他方のディスク基板の搬送動作、及び接着剤を吐出す
るノズルを一方の低速スピン部又は他方の低速スピン部
のいずれかに選択的に位置させる位置合わせ動作を、回
転軸の反復回転動作によって行うようにしたので、基板
搬送装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるディスク製造装置の
全体構成を示した平面図。
【図2】図1に示したディスク製造装置によるディスク
の製造方法の概略を説明するための説明図。
【図3】図1に示したディスク製造装置の基板供給装置
の基板供給部を示した図であり、(a)は正面図、
(b)は平面図。
【図4】図1に示したディスク製造装置の第1の搬送装
置を示した図であり、(a)は側面図、(b)は正面
図、(c)は(a)を上から見た図。
【図5】図1に示したディスク製造装置の貼り合わせ装
置を示した正面図。
【図6】図1に示したディスク製造装置の貼り合わせ装
置の真空容器を示した斜視図。
【図7】図1に示したディスク製造装置の貼り合わせ装
置の排気・ベント系統図。
【図8】従来のディスク製造方法の一例を説明するため
の説明図。
【図9】従来のディスク製造方法の他の一例を説明する
ための説明図。
【図10】従来のディスク製造方法のさらに他の一例を
説明するための説明図。
【符号の説明】
1 基板供給装置 1a 一方の基板供給部 1b 他方の基板供給部 2 スペーサ集積装置 3 第1の搬送装置 4 低速スピン装置 4a 一方の低速スピン部 4b 他方の低速スピン部 5 接着剤吐出ノズル 6 第2の搬送装置 6a、6b 移載アーム 7 高速スピン装置 7a 一方の高速スピン部 7b 他方の高速スピン部 8 移載アーム(他方の搬送部) 9 反転移載アーム(一方の搬送部) 10 貼り合わせ装置 11 ディスク加圧装置 12 接着剤硬化装置 13 ディスク検査装置 14 移載アーム 15 第1のスタッカ 16 第2のスタッカ 17 第3の搬送装置 19 上側バルブ駆動機構 20 上側ホルダー駆動機構 21 上側回転体 22 上側可動バルブ体 23 上側ディスクホルダー 24 下側回転体駆動機構 25 下側バルブ駆動機構 26 下側回転体 27 下側可動バルブ体 28 下側ディスクホルダー 30 真空容器 31 真空容器の下側開口部 32 真空容器の上側開口部 35 排気機構 43 ベント機構 45 吸着保持部 49 接着剤供給アーム 50 回転軸 51、52 モータ 53 回転テーブル 54 ポール 55 カラー昇降部 56 カラー 58 リフターアーム 60 ディスク集積装置 61 上側組立体 62 下側組立体 63 ベース板 Da 一方のディスク基板 Db 他方のディスク基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊 地 智 明 神奈川県横浜市栄区笠間町1000番地1 芝 浦メカトロニクス株式会社横浜事業所内 Fターム(参考) 4J040 MB05 NA17 NA21 PA16 PA25 PA33 PA35 PB11 5D121 AA07 FF01 FF09 FF11 FF13 FF18 GG02 GG28 HH18 JJ07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のディスク基板と他方のディスク基板
    とを接着剤によって貼り合わせてディスクを製造するデ
    ィスク製造装置において、 前記一方のディスク基板を供給する一方の基板供給部
    と、前記他方のディスク基板を供給する他方の基板供給
    部と、を有する基板供給装置と、 前記一方のディスク基板を低速回転させながらその表面
    に前記接着剤をリング状に付与する一方の低速スピン部
    と、前記他方のディスク基板を低速回転させながらその
    表面に接着剤をリング状に付与する他方の低速スピン部
    と、を有する低速スピン装置と、 前記一方及び他方のディスク基板を前記基板供給装置か
    ら前記低速スピン装置に搬送する第1の搬送装置と、 前記接着剤がリング状に付与された前記一方のディスク
    基板を高速回転させて前記接着剤を均一に分散させる一
    方の高速スピン部と、前記接着剤がリング状に付与され
    た前記他方のディスク基板を高速回転させて前記接着剤
    を均一に分散させる他方の高速スピン部と、を有する高
    速スピン装置と、 前記一方及び他方のディスク基板を前記低速スピン装置
    から前記高速スピン装置に搬送する第2の搬送装置と、 前記接着剤が均一に分散された前記一方のディスク基板
    と前記接着剤が均一に分散された前記他方のディスク基
    板とを減圧雰囲気下で貼り合わせる貼り合わせ装置と、 前記一方及び他方のディスク基板を前記高速スピン装置
    から前記貼り合わせ装置に搬送する第3の搬送装置と、 前記一方及び他方のディスク基板を前記貼り合わせ装置
    により貼り合わせて形成したディスクをその両面から加
    圧するディスク加圧装置と、 前記ディスク加圧装置により加圧処理された前記ディス
    クの前記接着剤を硬化する接着剤硬化装置と、を備えた
    ことを特徴とするディスク製造装置。
  2. 【請求項2】前記一方及び他方の基板供給部は、それぞ
    れ、回転駆動される回転テーブルと、前記回転テーブル
    に同一円周上に配設され、複数の前記ディスク基板が挿
    通されて貯えられる複数のポールと、前記各ポールに複
    数挿通された前記ディスク基板のうちの1枚を前記ポー
    ルに沿って上昇させて前記第1の搬送装置に受け渡すリ
    フターアームと、を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のディスク製造装置。
  3. 【請求項3】前記一方及び他方の基板供給部は、それぞ
    れ、前記ディスク基板の接着剤塗布面から静電気を除去
    すると共に清浄化する静電ブロー装置をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディスク
    製造装置。
  4. 【請求項4】前記第1の搬送装置は、前記ディスク基板
    を保持する機能を有する複数の搬送アームを共通の回転
    軸に配設すると共に、前記接着剤を吐出するノズルを有
    する接着剤供給アームを前記回転軸に設け、前記一方の
    基板供給部から前記一方の低速スピン部への前記一方の
    ディスク基板の搬送動作、前記他方の基板供給部から前
    記他方の低速スピン部への前記他方のディスク基板の搬
    送動作、及び前記ノズルを前記一方又は他方の低速スピ
    ン部のいずれかに選択的に位置させる位置合わせ動作
    を、前記回転軸の反復回転動作によって行うように構成
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    一項に記載のディスク製造装置。
  5. 【請求項5】前記基板供給装置に貯えられた前記ディス
    ク基板同士の間に設けられたスペーサを前記基板供給装
    置から回収して集積するスペーサ集積装置をさらに有
    し、前記複数の搬送アームのうちの少なくとも1本は、
    前記基板供給装置から前記スペーサを受け取って保持
    し、前記回転軸の回転動作によって前記スペーサ集積装
    置に前記スペーサを搬送することを特徴とする請求項4
    記載のディスク製造装置。
  6. 【請求項6】前記第3の搬送装置は、前記一方の高速ス
    ピン部から取り出した前記一方のディスク基板を反転さ
    せると共に前記貼り合わせ装置に搬送する一方の搬送部
    と、前記他方の高速スピン部から取り出した前記他方の
    ディスク基板を反転させることなく前記貼り合わせ装置
    に搬送する他方の搬送部と、を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のディスク
    製造装置。
  7. 【請求項7】前記貼り合わせ装置は、互いに離間して対
    向する一対の開口部を有する真空容器と、前記各開口部
    をそれらの外側から閉塞し得る各可動バルブ体と、前記
    各可動バルブ体を駆動して前記各開口部の閉塞状態と開
    放状態とを切り替える各バルブ駆動機構と、前記各可動
    バルブ体の内面側に移動自在に設けられ、前記一方及び
    他方のディスク基板を保持する各ディスクホルダーと、
    前記各可動バルブ体により前記各開口部を閉塞した状態
    において前記真空容器の内部を排気して減圧状態にする
    排気機構と、減圧状態にある前記真空容器の内部に位置
    する前記各ディスクホルダーを駆動して前記各ディスク
    基板の接着面同士を接合させる各ホルダー駆動機構と、
    前記真空容器の減圧状態を解除するベント機構と、を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
    一項に記載のディスク製造装置。
  8. 【請求項8】前記一対の開口部のうちの片側の前記ディ
    スクホルダーは、前記ホルダー駆動機構を設けることな
    く前記可動バルブ体に対して固定して設けられており、
    前記各ディスク基板の接着面同士を接合する際には、前
    記一対の開口部のうちの他の片側の前記ディスクホルダ
    ーのみを移動させることを特徴とする請求項7記載のデ
    ィスク製造装置。
  9. 【請求項9】前記一対の開口部は互いに上下の関係で配
    置されており、上側の前記開口部を閉塞する上側の前記
    可動バルブ体と、この上側の可動バルブ体を駆動する上
    側の前記バルブ駆動機構と、前記上側の可動バルブ体の
    内面側に移動自在に設けられた上側の前記ディスクホル
    ダーと、この上側のディスクホルダーを駆動する上側の
    前記ホルダー駆動機構とから成る上側組立体を複数備
    え、さらに、複数の前記上側組立体が同一円周上に配置
    され取り付けられた上側回転体と、この上側回転体を回
    転駆動して複数の前記上側の可動バルブ体のうちの1つ
    を選択的に前記上側の開口部の上方に位置させる上側回
    転体駆動機構と、を備えたことを特徴とする請求項7又
    は請求項8に記載のディスク製造装置。
  10. 【請求項10】前記一対の開口部は互いに上下の関係で
    配置されており、下側の前記開口部を閉塞する下側の前
    記可動バルブ体と、この下側の可動バルブ体に設けられ
    た下側の前記ディスクホルダーと、から成る下側組立体
    を複数備え、さらに、複数の前記下側組立体が同一円周
    上に配置され取り付けられた下側回転体と、この下側回
    転体を回転駆動して複数の前記下側の可動バルブ体のう
    ちの1つを選択的に前記下側の開口部の下方に位置させ
    る下側回転体駆動機構と、前記下側の開口部の下方に位
    置した前記下側の可動バルブ体を駆動する下側の前記バ
    ルブ駆動機構と、を備えたことを特徴とする請求項7乃
    至請求項9のいずれか一項に記載のディスク製造装置。
  11. 【請求項11】前記下側のディスクホルダーは、前記下
    側の可動バルブ体に着脱自在に取り付けられており、前
    記ディスクホルダーが前記ディスク基板の中央孔に可及
    的密に填め込まれることにより、前記下側の可動バルブ
    体に対して前記ディスク基板が位置決めされると共に前
    記一方及び他方のディスク基板を貼り合わせる際の位置
    合わせがなされることを特徴とする請求項10記載のデ
    ィスク製造装置。
  12. 【請求項12】前記接着剤硬化装置により硬化処理され
    た前記ディスクに対して所定の検査を行うディスク検査
    装置と、このディスク検査装置により検査された前記デ
    ィスクを集積するディスク集積装置と、をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一
    項に記載のディスク製造装置。
  13. 【請求項13】一方のディスク基板と他方のディスク基
    板とを接着剤によって貼り合わせてディスクを製造する
    ために前記一方及び他方のディスク基板を供給する基板
    供給装置において、前記一方のディスク基板を供給する
    一方の基板供給部と、前記他方のディスク基板を供給す
    る他方の基板供給部と、を備え、前記一方及び他方の基
    板供給部は、それぞれ、回転駆動される回転テーブル
    と、前記回転テーブルに同一円周上に配設され、複数の
    前記ディスク基板が挿通されて貯えられる複数のポール
    と、前記各ポールに複数挿通された前記ディスク基板の
    うちの1枚を前記ポールに沿って上昇させて、前記ディ
    スク基板を搬送するための基板搬送装置に受け渡すリフ
    ターアームと、を備えたことを特徴とする基板供給装
    置。
  14. 【請求項14】前記一方及び他方の基板供給部は、それ
    ぞれ、前記ディスク基板の接着剤塗布面から静電気を除
    去すると共に清浄化する静電ブロー装置をさらに有する
    ことを特徴とする請求項13記載の基板供給装置。
  15. 【請求項15】一方のディスク基板と他方のディスク基
    板とを接着剤によって貼り合わせてディスクを製造する
    ために、前記一方のディスク基板を基板供給装置から一
    方の低速スピン部に搬送すると共に前記他方のディスク
    基板を前記基板供給装置から他方の低速スピン部に搬送
    する基板搬送装置において、前記一方のディスク基板を
    保持する機能を有する一方の搬送アームと、前記他方の
    ディスク基板を保持する機能を有する他方の搬送アーム
    と、前記接着剤を吐出するノズルが設けられた接着剤供
    給アームと、前記一方の搬送アーム、前記他方の搬送ア
    ーム、及び前記接着剤供給アームのすべてのアームが取
    り付けられた回転軸と、を備え、前記基板供給装置から
    前記一方の低速スピン部への前記一方のディスク基板の
    搬送動作、前記基板供給装置から前記他方の低速スピン
    部への前記他方のディスク基板の搬送動作、及び前記ノ
    ズルを前記一方の低速スピン部又は前記他方の低速スピ
    ン部のいずれかに選択的に位置させる位置合わせ動作
    を、前記回転軸の反復回転動作によって行うようにした
    ことを特徴とする基板搬送装置。
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