JP3463589B2 - 車両用指針計器 - Google Patents
車両用指針計器Info
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Description
関する。
と、指針軸により指針を回動させる回動内機と、計器板
の裏面に沿い配設されて回動内機を搭載するプリント基
板と、このプリント基板の表面から回動内機を囲むよう
に計器板の裏面に向けて延出するケースとを備えたもの
がある。
器において、その機能の多様化に伴い、回動内機に加え
て、計器板及び指針の為の照明用光源、半導体素子とい
った熱エネルギーを発生する発熱部品がプリント基板に
数多く搭載されている。従って、発熱部品から発生する
熱エネルギーが、ケース、計器板、プリント基板に囲ま
れた空間内から放出することはなく、回動内機、電子部
品に悪影響を与えるという不具合がある。
て、回動内機及び電子部品等の発熱部品から発生する熱
エネルギーを放出するようにした車両用指針計器を提供
する。
め、請求項1乃至5に記載の発明では、計器板(10)
と、計器板にその裏面(14)側からその外周部(14
a)に上端開口部(71a)により組み付けられたケー
ス(70)と、ケースにその下端開口部(71b)側か
ら組み付けられたプリント基板(40)と、ケース内に
てプリント基板に設けられた発熱部品(20、50、6
0)とを備えている。そして、ケースの上端開口部と計
器板の外周部との間に隙間(G1)が設けられている。
が隙間を通して放出されるので、回動内機、ひいては指
針計器は、熱エネルギーの影響を受けることなく確実に
作動し得る。また、請求項1に記載の発明では、隙間
(G1)は、ケースの上端開口部と計器板の外周部との
間にスペーサ(72)を配設することで形成されるよう
にすることができる。
ケースは、発熱部品からの熱エネルギーを隙間に案内す
る案内部(76)を備えているので、発熱部品からの熱
エネルギーをケースの外側に効率良く放出し得る。
コンビネーションメータに適用された例を示しており、
このコンビネーションメータは当該車両の車室内に設け
たインストルメントパネルに配設されている。コンビネ
ーションメータは計器板10を備えており、この計器板
10は、図1にて示すごとく、左右両側文字盤10a、
10bを備えている。なお、これら両文字盤10a、1
0bには、それぞれ、各円弧状パターン表示部11、1
2が形成されている。なお、図1及び図2にて符号Kは
カバーを示す。
ターンに相当し、パターン表示部12はエンジン回転数
目盛りパターンに相当する。また、インジケータ部10
cは車両のオートマチックトランスミッションの変速位
置を表す変速位置パターンに相当する。計器板10は、
図2に示すように、導光板13を備えており、この導光
板13はその表面にて左右両側文字盤10a、10bに
沿い配設されている。導光板13は後述するランプ50
からの入射光を面状光として左右両側文字盤10a、1
0bに入射する。なお、導光板13は両文字盤10a、
10bを保持する。
うに、回動内機20及び発光指針30を備えている。回
動内機30は計器板10の裏面14側に配置されてお
り、この回動内機20はその指針軸21を介して発光指
針30を回動させる。指針軸21は、回動内機20から
文字盤10a及び導光板13の両貫通穴部15、16内
を通り延出しており、指針軸21はその先端部にて発光
指針30を支持する。なお、図1及び図2にて符号31
はキャップを示す。
0を備えている。プリント基板40はその表面41にて
導光板13の裏面14に沿い配設されており、このプリ
ント基板40には、回動内機20に加えて、各半導体素
子(パワートランジスタ)、抵抗素子等の各電子部品
(図2には両半導体素子60、61のみ示す)が搭載さ
れている。これら各電子部品は、プリント基板40とと
もに回動内機20及びランプ50の為の駆動装置を構成
する。
リント基板40に搭載されており、ランプ50はその発
光部にて導光板13の裏面14に向けて配置されてい
る。ソケット51はプリント基板40の貫通穴部42内
に装着されている。ランプ50は導光板13にその裏面
14から光を入射するとともに、傾斜状入射部13aに
光を入射する。
光は、傾斜状入射部13a及び導光板13内を進行し、
この進行光は導光板13の反射面15aにて反射し、発
光指針30内に入射する。この入射光が発光指針30の
先端部に向け進行することで、発光指針30は発光する
ことになる。コンビネーションメータは、図2に示すよ
うに、ケース70を備えている。ケース70は筒部71
を備えている。筒部71はその上端開口部71aにより
導光板13にその裏面14側から組み付けられており、
筒部71の下端開口部71bには、プリント基板40が
その表面41の環状端部43により組み付けられてい
る。これにより、筒部71は導光板13及びプリント4
0とともに、回動内機20、ランプ50及び両半導体素
子60、61等を囲むことになる。
に、円錐状各突出部72(リブ)を備えている。図2に
て図示左側突出部72は、ケース70の案内板76の断
面図示左側対向部73から導光板13の裏面14の外周
部14aに向け突出形成されている。これにより、図示
左側突出部72は、ケース70の上端開口部71aと導
光板13の外周部14aとの間に形成されることにな
る。また、対向部73は、導光板13の裏面14の外周
部14aに沿い環状に形成されている。
に、対向部73とともに、傾斜部74及び垂直部75か
らなり、対向部73は、筒部71の延出先端部70aか
ら導光板13の裏面14に沿い形成されている。傾斜部
74は対向部73の内端からランプ50に向け導光板1
3に対して傾斜状に延出し、垂直部75は傾斜部74の
内端からプリント基板40の表面41に垂直に延出す
る。
した熱エネルギーの隙間G1への伝達の案内を行う。す
なわち、ランプ50からの熱エネルギーが空気を媒体と
して案内部76に沿い隙間G1に向け伝わることにな
る。また、案内板76の傾斜部74はランプ50からの
光を受け導光板13の裏面14に向け反射する。これに
より、ランプ50の光の有効利用がなされる。
1及びプリント基板40とともに、半導体素子61を囲
むことになる。これは、半導体素子61から発生する熱
エネルギーを空気を媒体として回動内機20に伝わるこ
とを遮る為である。半導体素子61からの熱エネルギー
は、ケース70の通気口(図示せず)から空気を媒体と
して放出される。
は、ケース70の図示右側対向部73から導光板13の
裏面14に向け突出形成されている。対向部73は筒部
71の延出先端部70aから導光板13の裏面14に沿
い形成されている。これにより、図示右側突出部72
は、ケース70の上端開口部71aと導光板14の外周
部14aとの間に形成されることになる。また、図示右
側突出部72は、図示左側の突出部72とともに、ケー
ス70の上端開口部71aと導光板13の外周部14a
との間に隙間G1を設けることになる。
この見返し板Mには隙間G1に対向する部分に通気口S
が形成されている。以上のように構成した本実施形態に
おいて、駆動装置が通電されると、回動内機20が駆動
装置により駆動されて、指針軸15aを回動させる。す
ると、発光指針30が文字盤10aの上面に沿い回動す
る。
されて、このランプ50は導光板13の裏面14及び傾
斜状光入射部13aに向け光を出射する。ここで、半導
体素子60(駆動装置の一部を構成する)、回動内機4
0、ランプ50は熱エネルギーを発生する。そして、ラ
ンプ50からの熱エネルギーは、空気を媒体としてケー
ス70の案内部76に沿い隙間G1(ケース70と導光
板13との間の)に伝わり、この熱エネルギーは、見返
し板Mの通気口Sを通してケース70の外側に伝わる。
らの熱エネルギーは、空気を媒体として隙間G1(ケー
ス70と導光板13との間の)及び見返し板Mの通気口
Sを通してケース70の外側に伝わる。以上説明したよ
うに、ケース70の対向部73と導光板13の裏面14
の外周部14aとの間に隙間G1を形成することで、こ
の隙間G1を通して半導体素子60、回動内機40及び
ランプ50からの熱エネルギーがケース70の外側に放
出される。
1)、回動内機20、ひいては指針計器は、熱エネルギ
ーの影響を受けることなく、確実に作動し得る。また、
上述の如く、ケース70の案内部76が、ランプ50か
ら隙間G1への空気を媒体とする熱エネルギー伝達を案
内するようにしている。このため、熱エネルギーがケー
ス70の隅部に滞留することなく、効率よくケース70
の外側に放出され得る。
錐状に形成した例につき説明したが、これに限らず、円
柱状、若しくは略直方体状に形成するようにしてもよ
い。また、上記実施形態では、突出部72をケース70
の一部に形成するようにした例につき説明したが、これ
に限らず、導光板13の一部に形成するようにしてもよ
い。
光板13及びケース70の双方と別体に形成して、スペ
ーサとして採用するようにしてもよい。
る。
0…回動内機、40…回路基板、50…ランプ、60、
61…半導体素子、G1…隙間。
Claims (5)
- 【請求項1】 計器板(10)と、 前記計器板にその裏面(14)側からその外周部(14
a)に上端開口部(71a)により組み付けられたケー
ス(70)と、 前記ケースにその下端開口部(71b)側から組み付け
られたプリント基板(40)と、 前記ケース内にて前記プリント基板に設けられた発熱部
品(20、50、60)とを備え、 前記ケースの前記上端開口部と前記計器板の前記外周部
との間に隙間(G1)が設けられており、 前記隙間(G1)は、前記ケースの前記上端開口部と前
記計器板の前記外周部との間にスペーサ(72)を配設
することで形成されている ことを特徴とする車両用指針
計器。 - 【請求項2】 計器板(10)と、 前記計器板にその裏面(14)側からその外周部(14
a)に上端開口部(71a)により組み付けられたケー
ス(70)と、 前記ケースにその下端開口部(71b)側から組み付け
られたプリント基板(40)と、 前記ケース内にて前記プリント基板に設けられた発熱部
品(20、50、60)とを備え、 前記ケースの前記上端開口部と前記計器板の前記外周部
との間に隙間(G1)が設けられており、 前記ケースには、前記発熱部品からの熱エネルギーを前
記隙間に案内する案内部(76)が備えられていること
を特徴とする車両用指針計器。 - 【請求項3】 計器板(10)と、 前記計器板にその裏面(14)側からその外周部(14
a)に上端開口部(71a)により組み付けられたケー
ス(70)と、 前記ケースにその下端開口部(71b)側から組み付け
られたプリント基板(40)と、 前記ケース内にて前記プリント基板に設けられたランプ
(50)と、 前記ケース内にて前記プリント基板に設けられ、指針軸
により指針を回動させる回動内機(20)と、を備え、 前記ケースの前記上端開口部と前記計器板の前記外周部
との間に隙間(G1)が設けられている ことを特徴とす
る車両用指針計器。 - 【請求項4】 計器板(10)と、 前記計器板にその裏面(14)側からその外周部(14
a)に上端開口部(71a)により組み付けられたケー
ス(70)と、 前記ケースにその下端開口部(71b)側から組み付け
られたプリント基板(40)と、 前記ケース内にて前記プリント基板に設けられたランプ
(50)と、 前記ケース内にて前記プリント基板に設けられた電子部
品(60、61)と、を備え、 前記ケースの前記上端開口部と前記計器板の前記外周部
との間に隙間(G1)が設けられていることを特徴とす
る車両用指針計器。 - 【請求項5】 前記ケースには、前記発熱部品からの熱
エネルギーを前記隙間に案内する案内部(76)が備え
られていることを特徴とする請求項1に記載の車両用指
針計器。
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JP03467399A JP3463589B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 車両用指針計器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP03467399A JP3463589B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 車両用指針計器 |
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JP2000234943A JP2000234943A (ja) | 2000-08-29 |
JP3463589B2 true JP3463589B2 (ja) | 2003-11-05 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP5403354B2 (ja) * | 2009-11-19 | 2014-01-29 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
JP2017150905A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 日本精機株式会社 | 表示装置および表示装置の製造方法 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP03467399A patent/JP3463589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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