JP2004347402A - 計器 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用計器において、部品点数を少なくする。
【解決手段】円盤状中央部13aと、この円盤状中央部13aをその外周から囲むように成形され、かつ、円盤状中央部13aの外周端面13cに対し斜めに配置される表面13dを形成されてなる環状外周部13bと、を有する目盛り盤10と、目盛り盤10の裏面側に配設されている光源62と、光源62から出射される光を円盤状中央部13aの外周端面13cに導くための導光板50と、を備え、導光板50により導かれる光を外周端面13cを透過させて環状外周部13bの表面13dに向け出射させるであって、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bは、一体成形されている。
【選択図】 図2
【解決手段】円盤状中央部13aと、この円盤状中央部13aをその外周から囲むように成形され、かつ、円盤状中央部13aの外周端面13cに対し斜めに配置される表面13dを形成されてなる環状外周部13bと、を有する目盛り盤10と、目盛り盤10の裏面側に配設されている光源62と、光源62から出射される光を円盤状中央部13aの外周端面13cに導くための導光板50と、を備え、導光板50により導かれる光を外周端面13cを透過させて環状外周部13bの表面13dに向け出射させるであって、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bは、一体成形されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目盛り盤と目盛り盤上を回動する指針とを備える計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用計器としては、 車速を示す文字が印刷されている円盤状中央部(文字盤)と、この円盤状中央部の外側にて円盤状中央部の外周端面に対し斜めに配置されて、かつ車速目盛りが印刷されている環状外周部(目盛り盤)と、発光ダイオードと、発光ダイオードから出射される光を円盤状中央部の外周端面に導くための導光板と、を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいては、環状外周部の表面が円盤状中央部の外周端面に傾斜しており、導光板により導かれる光を円盤状中央部の外周端面を通して環状外周部の傾斜表面に向け出射させ、この表面により光を運転者側に反射させることにより、目盛りの表示が、奥行き感のある立体感でもって斬新な視認性を確保するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特願2001−381178号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の車両用計器では、円盤状中央部及び環状外周部が別体で構成されているため、部品点数の増加を招き、製造コストの増加を招いていた。
本発明は、上記点に鑑み、部品点数を少なくするようにした計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形され、かつ、円盤状中央部の外周端面(13c)に対し斜めに配置される表面(13d)を形成されてなる環状外周部(13b)と、を有する目盛り盤(10)と、目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、目盛り盤の裏面側に配設されている光源(62)と、光源から出射される光を円盤状中央部の外周端面に導くための導光板(50)と、を備え、導光板により導かれる光を外周端面を透過させて環状外周部の表面に向け出射させる計器であって、円盤状中央部および環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
請求項2に記載の発明では、外周端面には、導光板により導かれて外周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層(15)が設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の表面に向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
請求項3に記載の発明では、外周端面には、導光板により導かれる光を着色光として環状外周部の表面に向け出射させるための着色透過層(14)が、設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の表面に向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
ここで、請求項4に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されるようにしてもよい。
また、請求項5に記載の発明のように、色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項6に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が外周端面の円周方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項7に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられているものを用いてもよい。ここで、「奥行き方向」とは、目盛り盤に対して垂直の方向のことである。
また、請求項8に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項9に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が、外周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
請求項10に記載の発明では、円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形されてなる環状外周部(13b)とを有する目盛り盤(10)と、目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、目盛り盤の裏面側に配設されている光源(62)と、光源から出射される光を環状外周部の内周端面(13g)に導くための導光板(50)と、を備え、円盤状中央部には、環状外周部の内周端面に対し斜めに配置される傾斜面(13e)が設けられ、導光板により導かれる光を内周端面を透過させて円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる計器であって、円盤状中央部および環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
ここで、請求項11に記載の発明のように、傾斜面としては、円盤状中央部の表面のうち外周側に成形されているものを用いてもよい。
さらに、請求項12に記載の発明のように、内周端面には、導光板により導かれて内周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層が設けられるようにしてもよい。
これにより、円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
また、請求項13に記載の発明のように、内周端面には、導光板により導かれる光を着色光として円盤状中央部の傾斜面に向け出射させるための着色透過層が、設けられるようにしてもよい。
これにより、円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
そして、請求項14に記載の発明のように、着色透過層としては、内周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されているものを用いてもよい。
また、請求項15に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が内周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項16に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が内周端面の円周方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項17に記載の発明のように、着色透過層としては、内周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられているものを用いてもよい。
また、請求項18に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が内周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項19に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が、内周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
請求項20に記載の発明では、円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形されてなる環状外周部(13b)とを有する目盛り盤(10)と、目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、目盛り盤の裏面側にて環状外周部の外側に配設されている光源(62)と、光源から出射される光を環状外周部の外周端面(13f)に導くための導光板(50)と、を備え、環状外周部には、外周端面に対し斜めに配置される傾斜面(13h)が設けられ、導光板により導かれる光を外周端面を透過させて傾斜面に向け出射させる計器であって、円盤状中央部および環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
請求項21に記載の発明では、環状外周部の外周端面には、導光板により導かれて外周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層(15)が設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の傾斜面に向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
請求項22に記載の発明では、環状外周部の外周端面には、導光板により導かれる光を着色光として傾斜面に向け出射させるための着色透過層(14)が、設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の傾斜面に向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
ここで、請求項23に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されているものを用いてもよい。
さらに、請求項24に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
また、請求項25に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が外周端面の円周方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項26に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられているものを用いてもよい。
そして、請求項27に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項28に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が、外周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図3は、本発明の自動車用車速計が適用されている第1実施形態を示している。図1は自動車用車速計の正面図、図2は図1中のA−A断面図、図3は図2中のB部分の拡大断面図である。
この自動車用車速計は、当該自動車の車室内のインストルメントパネルに配設されており、当該自動車車速計は、図1、図2にて示すごとく、目盛り盤10、および、指針20を備えている。
目盛り盤10は、円盤状中央部13a及び環状外周部13bなどを有して一体成形されてなるものであり、円盤状中央部13aは、透明板部材11上に文字部12aが黒色印刷されて構成されている。
環状外周部13bは、透明板部材11上に目盛り部12bが黒色印刷されてなるものであり、環状外周部13bは、円盤状中央部13aをその外周から囲むように成形されている。
環状外周部13bの表面13dは、円盤状中央部13aの外周端面13cに対し傾斜している。この外周端面13cには、黒色印刷がなされておらず、透明板部材11が露出している。なお、環状外周部13bは、立体絞り成形法により成形されている。
また、指針20は、目盛り盤10上を回動可能に配設されており、指針20は、アクリル樹脂等の透光性材料から成形されたもので、後述する光源30から出射される光を受けて発光する。なお、図1中の符号Nは、車両の走行距離を表示する走行距離計である。
また、自動車車速計は、図2、図3にて示すごとく、プリント基板30、ケーシング40、導光板50、光源60、61、62、拡散板70、および回動内機80から構成されている。
プリント基板30は、目盛り盤10の裏面に沿うように配設されており、導光板50は、断面L字状に成形されたもので、光源62から出射される光を円盤状中央部13aの外周端面13cに導くためのものである。
ここで、外周端面13cの内側には、その全面に亘り、着色透過層14が設けられており、この着色透過層14は、導光板50により導かれる光を着色光(例えば、青色光)として出射する。さらに、着色透過層14の内面には、導光板50から入射される光量を調整するための光量調整層15が設けられており、この光量調整層15、例えば複数の点が印刷黒色されて構成されている。
光源60〜62は、例えば発光ダイオード等からそれぞれ構成されており、光源60〜62は、プリント基板30にそれぞれ実装されている。ここで、光源60は、例えば赤色光を指針20に入射するためのものであり、光源61は、拡散板70に例えば紫色光を入射するためのものである。光源62は、白色光を導光板50に入射するためのものである。
拡散板70は、プリント基板30及び目盛り盤10の間にて配設されたもので、ケーシング40により支持されているものであり、拡散板70は、光源62から出射される光を拡散して目盛り盤10に向けて出射する。
回動内機80は、ステッピングモータ等から構成されたもので、プリント基板30の裏面側に配置されており、回動内機80は、その指針軸を介して指針20を回動させる。
次に、自動車車速計の電気回路構成について図4を用いて説明する。自動車車速計は、図4に示すように、常時、バッテリBから給電されて指示処理を実行するマイクロコンピュータ90を備えている。このマイクロコンピュータ90は、イグニッションスイッチIGがオンされると、車速センサSaから出力されるセンサ出力に基づき、回動内機80を駆動する。これに伴い、回動内機80が指針20を回動させると、指針20は、目盛り盤10上を回動して車速を指示することになる。
ここで、ヘッドランプを点灯させるためのランプスイッチがオンされたとき、マイクロコンピュータ90が、光源60、62を点灯させる。これに伴い、光源60から出射される赤色光が、指針20に入射されるので、この指針20が赤色にて発光することになる。
また、光源62から出射される白色光が導光板50に入射され、この入射光が導光板50により光量調整層15に導かれる。この光量調整層15のうち印刷領域(これは、黒色で点が印刷されている領域のことである。)に入射される光は、この印刷領域に吸収される。
一方、光量調整層15のうち非印刷領域(これは、黒色で点が印刷されていなく、光量調整層15が露出している領域を示す。)に入射される白色光は、この非印刷領域を通過して着色透過層14に入射される。このことにより、光量調整層15により、導光板50から入射される光のうち、着色透過層14に入射される光量が調整されることになる。
このように光が光量調整層15を透過して着色透過層14に入射されると、着色透過層14から青色光が出射され、この青色光が円盤状中央部13aの外周端面13cを透過する。この外周端面13cを透過した青色光は、環状外周部13bの表面13dに向けて進行してこの表面13dにより運転者側に向けて反射されることになる。
また、マイクロコンピュータ90は、光源60、62を点灯させた後一定期間後にて光源61を点灯させる。これに伴い、光源61から出射される紫色光が拡散板70に入射されるので、この入射光が拡散板70により拡散されて目盛り盤10にその裏面側から入射されるので、目盛り盤10が紫色にて発光することになる。
以下、本実施形態の作用効果につき述べる。すなわち、本実施形態では、円盤状中央部13aと、この円盤状中央部13aをその外周から囲むように成形され、かつ、円盤状中央部13aの外周端面13cに対し斜めに配置される表面13dを形成されてなる環状外周部13bと、を有する目盛り盤10と、目盛り盤10上を回動可能に配設されている指針20と、目盛り盤10の裏面側に配設されている光源62と、光源62から出射される光を円盤状中央部13aの外周端面13cに導くための導光板50と、を備え、導光板50により導かれる光を外周端面13cを透過させて環状外周部13bの表面13dに向け出射させる車両用計器であって、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bは、一体成形されている。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
また、本実施形態では、外周端面13cには、導光板50により導かれて外周端面13cを透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層15が設けられているので、環状外周部13bの表面13dに向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
さらに、外周端面13cには、導光板50により導かれる光を着色光として環状外周部13bの表面13dに向け出射させるための着色透過層14が設けられているので、環状外周部13bの表面13dに向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、環状外周部13bの表面13dにより着色光を運転者側に向けて反射させる例について説明したが、これに代えて、円盤状中央部13aの表面により着色光を運転者側に向けて反射させるようにする。この場合の自動車用車速計の正面図を図5に示す。また、図5中のB−B断面図を図6にて示している。
本第2実施形態の目盛り盤10において、円盤状中央部13aには、その外周側にて傾斜面13eが形成されており、傾斜面13eは、環状外周部13bの内周端面13gに対し斜めに対向している。ここで、傾斜面13eには、車速を示す文字が印刷されている。
そして、内周端面13gには、印刷がなされておらず、透明板部材11(図6では図示せず)が露出している。
また、光源61は、プリント基板30上にて環状外周部13bの外側に配置されており、導光板50は、光源61から出射される光を、円盤状中央部13aの外周端面13cではなく、環状外周部13bの内周端面13gに導く。また、着色透過層(図6では図示せず)は、外周端面13cの内側ではなく、内周端面13gの内側の全面に設けられており、着色透過層の内面に、導光板50から入射される光量を調整するための光量調整層(図6では図示せず)が設けられている。以上のように構成された本実施形態では、光源61から出射する光が導光板50に入射されると、この入射光が導光板50により環状外周部13bの内周端面13g側に導かれる。
ここで、導光板50から出射される光が光量調整層を通して着色透過層に入射されると、着色透過層から着色光が、内周端面13gを透過して円盤状中央部13aの傾斜面13eに向けて進行する。この後、この着色光は、円盤状中央部13aの傾斜面13eにより運転者側に向けて反射されることになる。
以上のような本実施形態によれば、上述の実施形態と同様、目盛り盤10としては、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bが、一体成形されているので、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
また、本実施形態では、内周端面13gには、導光板50により導かれて内周端面13gを透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層が設けられているので、円盤状中央部13aの傾斜面13eに向け出射させる光量、ひいては、この傾斜面13eから運転者側に反射される反射光量を所望量に調整することができる。
さらに、内周端面13gには、導光板50により導かれる光を着色光として円盤状中央部13aの傾斜面13eに向け出射させるための着色透過層14が設けられているので、傾斜面13eに向け出射させる光の色、ひいては、傾斜面13eにより運転者側に反射される光の色を所望の色に設定することができる。
(第3の実施形態)
上述の第1の実施形態では、光源62を環状外周部13bの径方向の内側に配置した例を示したが、これに代えて、光源62を環状外周部13bの径方向の外側に配置するようにする。
この場合の概略構成を図7(a)、(b)に示す。図7(a)は、自動車車速計の正面を示す模式図、図7(b)は、図7(a)中C−C断面図である。
本実施形態では、図7(b)に示すように、環状外周部13bには、その外周端面13fに対し傾斜に配置される表面13hが形成されている。そして、導光板50が光源62とともに環状外周部13bの径方向の外側に配置されている。なお、表面13hは、請求項20に記載の傾斜面に相当するものである。
ここで、光源62から出射される光が導光板50により環状外周部13bの外周端面13fに導かれる。ここで、外周端面13fの内側の全面には、上述の各実施形態と同様、着色透過層(図示しない)が設けられており、この着色透過層の内壁には光量調整層(図示しない)が設けられている。
このため、導光板50により導かれた光は、着色透過層及び光量調整層を透過して青色光(着色光)として外周端面13fに入射される。これに伴い、外周端面13fに入射される青色光は、環状外周部13bの表面13hに向け進行し、この進行される青色光が表面13hにより運転者側に反射される。
以上のように構成される本実施形態では、上述の各実施形態と同様、目盛り盤10としては、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bが、一体成形されているので、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
また、外周端面13fに透過光量調整層を設けたので、環状外周部13bの表面13hに向け出射させる光量、ひいては、この表面13hから運転者側に反射される反射光量を所望量に調整することができる。
さらに、外周端面13fに着色透過層を設けたので、表面13hに向け出射させる光の色、ひいては、表面13hにより運転者側に反射される光の色を所望の色に設定することができる。
(その他の実施形態)
上述の第1実施形態では、外周端面13cの内側の全面に亘り着色透過層14を設けた例について説明したが、これに代えて、外周端面13cの円周方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。また、これに代えて、外周端面13cの奥行き方向の一部にだけ、着色透過層14を設けるようにしてもよい。ここで、「奥行き方向」とは、目盛り盤10に対して垂直の方向のことである。
ここで、図3示す着色透過層14に代えて、着色材料の濃度が、外周端面13cの奥行き方向に亘り徐々に変化する着色透過層14A(図8参照)を設けるようにしてもよい。これにより、着色透過層14Aから出射される着色光の濃淡が外周端面13cの奥行き方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、これに代えて、着色透過層14の着色材料の濃度が、外周端面13cの円周方向に亘り徐々に変化するようにしてもよい。これにより、着色透過層14から出射される着色光の濃淡が外周端面13cの円周方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、上述の第1実施形態では、外周端面13cの内側に着色透過層14を設けた例を示したが、これに代えて、外周端面13cの外側に着色透過層14を設けるようにしてもよい。
上述の第1実施形態では、光源60、62を点灯させた後一定期間後にて光源61を点灯させる例について説明したが、これに限らず、例えば、光源61としては、通常では点灯させず、車両の異常を検出したときだけ、点灯させるようにしてもよい。
上述の第2実施形態では、環状外周部13bの内周端面13gの内側の全面に亘り着色透過層14を設けた例について説明したが、これに代えて、内周端面13gの円周方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。また、これに代えて、内周端面13gの奥行き方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。
ここで、着色透過層14としては、着色材料の濃度が、内周端面13gの奥行き方向に亘り徐々に変化するものを設けるようにしてもよい。これにより、着色透過層14から出射される着色光の濃淡が内周端面13gの奥行き方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、これに代えて、着色透過層14の着色材料の濃度が、内周端面13gの円周方向に亘り徐々に変化するようにしてもよい。これにより、着色透過層14から出射される着色光の濃淡が内周端面13gの円周方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、上述の第2実施形態では、内周端面13gの内側に着色透過層14を設けた例を示したが、これに代えて、内周端面13gの外側に着色透過層14を設けるようにしてもよい。
さらに、上述の第2実施形態では、傾斜面13eとしては、車速を示す文字が印刷されているものを示したが、これに代えて、文字以外の目盛りなどの各種の意匠が印刷されて意匠面を形成するようにしてもよい。
上述の第3実施形態では、環状外周部13bの外周端面13fの内側の全面に亘り着色透過層を設けた例について説明したが、これに代えて、外周端面13fの円周方向の一部にだけ着色透過層を設けるようにしてもよい。また、これに代えて、外周端面13fの奥行き方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。
ここで、着色透過層としては、着色材料の濃度が、外周端面13fの奥行き方向に亘り徐々に変化するものを設けるようにしてもよい。これにより、着色透過層から出射される着色光の濃淡が外周端面13fの奥行き方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、これに代えて、着色透過層の着色材料の濃度が、外周端面13fの円周方向に亘り徐々に変化するようにしてもよい。これにより、着色透過層から出射される着色光の濃淡が外周端面13fの円周方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、上述の第3実施形態では、外周端面13fの内側に着色透過層を設けた例を示したが、これに代えて、外周端面13fの外側に着色透過層を設けるようにしてもよい。
上述の各実施形態では、円盤状中央部13aに対し車速を示す文字が印刷されて、かつ、環状外周部13bに対し目盛りが印刷されているものを用いた例を示したが、これに代えて、円盤状中央部13aに対し目盛りが印刷されて、かつ、環状外周部13bに対し車速を示す文字が印刷されているものを用いるようにしてもよい。
これに代えて、円盤状中央部13aに対して、文字、目盛りの双方が印刷されるようになっているものを用いてもよい。これに代えて、環状外周部13bに対し文字、目盛りの双方が印刷されるようになっているものを用いてもよい。
上述の各実施形態では、着色透過層を採用した例について説明したが、これに限らず、着色透過層を採用しなく、光源62からの出射される光を着色せずに、出射させるようにしてもよい。
上述の各実施形態では、光量調整層を採用した例について説明したが、これに限らず、光源62からの出射される光についてはその光量を調整せずに出射させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用車速計の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】図1中A−A断面図である。
【図3】図2中のB部分の拡大断面図である。
【図4】図1の自動車用車速計の電気回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の自動車用車速計の第2実施形態を示す正面図である。
【図6】図5中のB−B断面図である。
【図7】本発明の自動車用車速計の第3実施形態を示す図である。
【図8】本発明の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
13a…円盤状中央部、10…目盛り盤、13c…外周端面、62…光源、
50…導光板、13b…環状外周部、13d…表面。
【発明の属する技術分野】
本発明は、目盛り盤と目盛り盤上を回動する指針とを備える計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用計器としては、 車速を示す文字が印刷されている円盤状中央部(文字盤)と、この円盤状中央部の外側にて円盤状中央部の外周端面に対し斜めに配置されて、かつ車速目盛りが印刷されている環状外周部(目盛り盤)と、発光ダイオードと、発光ダイオードから出射される光を円盤状中央部の外周端面に導くための導光板と、を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいては、環状外周部の表面が円盤状中央部の外周端面に傾斜しており、導光板により導かれる光を円盤状中央部の外周端面を通して環状外周部の傾斜表面に向け出射させ、この表面により光を運転者側に反射させることにより、目盛りの表示が、奥行き感のある立体感でもって斬新な視認性を確保するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特願2001−381178号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の車両用計器では、円盤状中央部及び環状外周部が別体で構成されているため、部品点数の増加を招き、製造コストの増加を招いていた。
本発明は、上記点に鑑み、部品点数を少なくするようにした計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形され、かつ、円盤状中央部の外周端面(13c)に対し斜めに配置される表面(13d)を形成されてなる環状外周部(13b)と、を有する目盛り盤(10)と、目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、目盛り盤の裏面側に配設されている光源(62)と、光源から出射される光を円盤状中央部の外周端面に導くための導光板(50)と、を備え、導光板により導かれる光を外周端面を透過させて環状外周部の表面に向け出射させる計器であって、円盤状中央部および環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
請求項2に記載の発明では、外周端面には、導光板により導かれて外周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層(15)が設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の表面に向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
請求項3に記載の発明では、外周端面には、導光板により導かれる光を着色光として環状外周部の表面に向け出射させるための着色透過層(14)が、設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の表面に向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
ここで、請求項4に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されるようにしてもよい。
また、請求項5に記載の発明のように、色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項6に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が外周端面の円周方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項7に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられているものを用いてもよい。ここで、「奥行き方向」とは、目盛り盤に対して垂直の方向のことである。
また、請求項8に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項9に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が、外周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
請求項10に記載の発明では、円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形されてなる環状外周部(13b)とを有する目盛り盤(10)と、目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、目盛り盤の裏面側に配設されている光源(62)と、光源から出射される光を環状外周部の内周端面(13g)に導くための導光板(50)と、を備え、円盤状中央部には、環状外周部の内周端面に対し斜めに配置される傾斜面(13e)が設けられ、導光板により導かれる光を内周端面を透過させて円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる計器であって、円盤状中央部および環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
ここで、請求項11に記載の発明のように、傾斜面としては、円盤状中央部の表面のうち外周側に成形されているものを用いてもよい。
さらに、請求項12に記載の発明のように、内周端面には、導光板により導かれて内周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層が設けられるようにしてもよい。
これにより、円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
また、請求項13に記載の発明のように、内周端面には、導光板により導かれる光を着色光として円盤状中央部の傾斜面に向け出射させるための着色透過層が、設けられるようにしてもよい。
これにより、円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
そして、請求項14に記載の発明のように、着色透過層としては、内周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されているものを用いてもよい。
また、請求項15に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が内周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項16に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が内周端面の円周方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項17に記載の発明のように、着色透過層としては、内周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられているものを用いてもよい。
また、請求項18に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が内周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
そして、請求項19に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が、内周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
請求項20に記載の発明では、円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形されてなる環状外周部(13b)とを有する目盛り盤(10)と、目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、目盛り盤の裏面側にて環状外周部の外側に配設されている光源(62)と、光源から出射される光を環状外周部の外周端面(13f)に導くための導光板(50)と、を備え、環状外周部には、外周端面に対し斜めに配置される傾斜面(13h)が設けられ、導光板により導かれる光を外周端面を透過させて傾斜面に向け出射させる計器であって、円盤状中央部および環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
請求項21に記載の発明では、環状外周部の外周端面には、導光板により導かれて外周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層(15)が設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の傾斜面に向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
請求項22に記載の発明では、環状外周部の外周端面には、導光板により導かれる光を着色光として傾斜面に向け出射させるための着色透過層(14)が、設けられていることを特徴とする。
これにより、環状外周部の傾斜面に向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
ここで、請求項23に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されているものを用いてもよい。
さらに、請求項24に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
また、請求項25に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が外周端面の円周方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項26に記載の発明のように、着色透過層としては、外周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられているものを用いてもよい。
そして、請求項27に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の濃淡が外周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっているものを用いてもよい。
さらに、請求項28に記載の発明のように、着色透過層としては、着色光の色が、外周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっているものを用いてもよい。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図3は、本発明の自動車用車速計が適用されている第1実施形態を示している。図1は自動車用車速計の正面図、図2は図1中のA−A断面図、図3は図2中のB部分の拡大断面図である。
この自動車用車速計は、当該自動車の車室内のインストルメントパネルに配設されており、当該自動車車速計は、図1、図2にて示すごとく、目盛り盤10、および、指針20を備えている。
目盛り盤10は、円盤状中央部13a及び環状外周部13bなどを有して一体成形されてなるものであり、円盤状中央部13aは、透明板部材11上に文字部12aが黒色印刷されて構成されている。
環状外周部13bは、透明板部材11上に目盛り部12bが黒色印刷されてなるものであり、環状外周部13bは、円盤状中央部13aをその外周から囲むように成形されている。
環状外周部13bの表面13dは、円盤状中央部13aの外周端面13cに対し傾斜している。この外周端面13cには、黒色印刷がなされておらず、透明板部材11が露出している。なお、環状外周部13bは、立体絞り成形法により成形されている。
また、指針20は、目盛り盤10上を回動可能に配設されており、指針20は、アクリル樹脂等の透光性材料から成形されたもので、後述する光源30から出射される光を受けて発光する。なお、図1中の符号Nは、車両の走行距離を表示する走行距離計である。
また、自動車車速計は、図2、図3にて示すごとく、プリント基板30、ケーシング40、導光板50、光源60、61、62、拡散板70、および回動内機80から構成されている。
プリント基板30は、目盛り盤10の裏面に沿うように配設されており、導光板50は、断面L字状に成形されたもので、光源62から出射される光を円盤状中央部13aの外周端面13cに導くためのものである。
ここで、外周端面13cの内側には、その全面に亘り、着色透過層14が設けられており、この着色透過層14は、導光板50により導かれる光を着色光(例えば、青色光)として出射する。さらに、着色透過層14の内面には、導光板50から入射される光量を調整するための光量調整層15が設けられており、この光量調整層15、例えば複数の点が印刷黒色されて構成されている。
光源60〜62は、例えば発光ダイオード等からそれぞれ構成されており、光源60〜62は、プリント基板30にそれぞれ実装されている。ここで、光源60は、例えば赤色光を指針20に入射するためのものであり、光源61は、拡散板70に例えば紫色光を入射するためのものである。光源62は、白色光を導光板50に入射するためのものである。
拡散板70は、プリント基板30及び目盛り盤10の間にて配設されたもので、ケーシング40により支持されているものであり、拡散板70は、光源62から出射される光を拡散して目盛り盤10に向けて出射する。
回動内機80は、ステッピングモータ等から構成されたもので、プリント基板30の裏面側に配置されており、回動内機80は、その指針軸を介して指針20を回動させる。
次に、自動車車速計の電気回路構成について図4を用いて説明する。自動車車速計は、図4に示すように、常時、バッテリBから給電されて指示処理を実行するマイクロコンピュータ90を備えている。このマイクロコンピュータ90は、イグニッションスイッチIGがオンされると、車速センサSaから出力されるセンサ出力に基づき、回動内機80を駆動する。これに伴い、回動内機80が指針20を回動させると、指針20は、目盛り盤10上を回動して車速を指示することになる。
ここで、ヘッドランプを点灯させるためのランプスイッチがオンされたとき、マイクロコンピュータ90が、光源60、62を点灯させる。これに伴い、光源60から出射される赤色光が、指針20に入射されるので、この指針20が赤色にて発光することになる。
また、光源62から出射される白色光が導光板50に入射され、この入射光が導光板50により光量調整層15に導かれる。この光量調整層15のうち印刷領域(これは、黒色で点が印刷されている領域のことである。)に入射される光は、この印刷領域に吸収される。
一方、光量調整層15のうち非印刷領域(これは、黒色で点が印刷されていなく、光量調整層15が露出している領域を示す。)に入射される白色光は、この非印刷領域を通過して着色透過層14に入射される。このことにより、光量調整層15により、導光板50から入射される光のうち、着色透過層14に入射される光量が調整されることになる。
このように光が光量調整層15を透過して着色透過層14に入射されると、着色透過層14から青色光が出射され、この青色光が円盤状中央部13aの外周端面13cを透過する。この外周端面13cを透過した青色光は、環状外周部13bの表面13dに向けて進行してこの表面13dにより運転者側に向けて反射されることになる。
また、マイクロコンピュータ90は、光源60、62を点灯させた後一定期間後にて光源61を点灯させる。これに伴い、光源61から出射される紫色光が拡散板70に入射されるので、この入射光が拡散板70により拡散されて目盛り盤10にその裏面側から入射されるので、目盛り盤10が紫色にて発光することになる。
以下、本実施形態の作用効果につき述べる。すなわち、本実施形態では、円盤状中央部13aと、この円盤状中央部13aをその外周から囲むように成形され、かつ、円盤状中央部13aの外周端面13cに対し斜めに配置される表面13dを形成されてなる環状外周部13bと、を有する目盛り盤10と、目盛り盤10上を回動可能に配設されている指針20と、目盛り盤10の裏面側に配設されている光源62と、光源62から出射される光を円盤状中央部13aの外周端面13cに導くための導光板50と、を備え、導光板50により導かれる光を外周端面13cを透過させて環状外周部13bの表面13dに向け出射させる車両用計器であって、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bは、一体成形されている。
これにより、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
また、本実施形態では、外周端面13cには、導光板50により導かれて外周端面13cを透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層15が設けられているので、環状外周部13bの表面13dに向け出射させる光量を所望量に調整することができる。
さらに、外周端面13cには、導光板50により導かれる光を着色光として環状外周部13bの表面13dに向け出射させるための着色透過層14が設けられているので、環状外周部13bの表面13dに向け出射させる光の色を所望の色に設定することができる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、環状外周部13bの表面13dにより着色光を運転者側に向けて反射させる例について説明したが、これに代えて、円盤状中央部13aの表面により着色光を運転者側に向けて反射させるようにする。この場合の自動車用車速計の正面図を図5に示す。また、図5中のB−B断面図を図6にて示している。
本第2実施形態の目盛り盤10において、円盤状中央部13aには、その外周側にて傾斜面13eが形成されており、傾斜面13eは、環状外周部13bの内周端面13gに対し斜めに対向している。ここで、傾斜面13eには、車速を示す文字が印刷されている。
そして、内周端面13gには、印刷がなされておらず、透明板部材11(図6では図示せず)が露出している。
また、光源61は、プリント基板30上にて環状外周部13bの外側に配置されており、導光板50は、光源61から出射される光を、円盤状中央部13aの外周端面13cではなく、環状外周部13bの内周端面13gに導く。また、着色透過層(図6では図示せず)は、外周端面13cの内側ではなく、内周端面13gの内側の全面に設けられており、着色透過層の内面に、導光板50から入射される光量を調整するための光量調整層(図6では図示せず)が設けられている。以上のように構成された本実施形態では、光源61から出射する光が導光板50に入射されると、この入射光が導光板50により環状外周部13bの内周端面13g側に導かれる。
ここで、導光板50から出射される光が光量調整層を通して着色透過層に入射されると、着色透過層から着色光が、内周端面13gを透過して円盤状中央部13aの傾斜面13eに向けて進行する。この後、この着色光は、円盤状中央部13aの傾斜面13eにより運転者側に向けて反射されることになる。
以上のような本実施形態によれば、上述の実施形態と同様、目盛り盤10としては、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bが、一体成形されているので、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
また、本実施形態では、内周端面13gには、導光板50により導かれて内周端面13gを透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層が設けられているので、円盤状中央部13aの傾斜面13eに向け出射させる光量、ひいては、この傾斜面13eから運転者側に反射される反射光量を所望量に調整することができる。
さらに、内周端面13gには、導光板50により導かれる光を着色光として円盤状中央部13aの傾斜面13eに向け出射させるための着色透過層14が設けられているので、傾斜面13eに向け出射させる光の色、ひいては、傾斜面13eにより運転者側に反射される光の色を所望の色に設定することができる。
(第3の実施形態)
上述の第1の実施形態では、光源62を環状外周部13bの径方向の内側に配置した例を示したが、これに代えて、光源62を環状外周部13bの径方向の外側に配置するようにする。
この場合の概略構成を図7(a)、(b)に示す。図7(a)は、自動車車速計の正面を示す模式図、図7(b)は、図7(a)中C−C断面図である。
本実施形態では、図7(b)に示すように、環状外周部13bには、その外周端面13fに対し傾斜に配置される表面13hが形成されている。そして、導光板50が光源62とともに環状外周部13bの径方向の外側に配置されている。なお、表面13hは、請求項20に記載の傾斜面に相当するものである。
ここで、光源62から出射される光が導光板50により環状外周部13bの外周端面13fに導かれる。ここで、外周端面13fの内側の全面には、上述の各実施形態と同様、着色透過層(図示しない)が設けられており、この着色透過層の内壁には光量調整層(図示しない)が設けられている。
このため、導光板50により導かれた光は、着色透過層及び光量調整層を透過して青色光(着色光)として外周端面13fに入射される。これに伴い、外周端面13fに入射される青色光は、環状外周部13bの表面13hに向け進行し、この進行される青色光が表面13hにより運転者側に反射される。
以上のように構成される本実施形態では、上述の各実施形態と同様、目盛り盤10としては、円盤状中央部13aおよび環状外周部13bが、一体成形されているので、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低下させることができる。
また、外周端面13fに透過光量調整層を設けたので、環状外周部13bの表面13hに向け出射させる光量、ひいては、この表面13hから運転者側に反射される反射光量を所望量に調整することができる。
さらに、外周端面13fに着色透過層を設けたので、表面13hに向け出射させる光の色、ひいては、表面13hにより運転者側に反射される光の色を所望の色に設定することができる。
(その他の実施形態)
上述の第1実施形態では、外周端面13cの内側の全面に亘り着色透過層14を設けた例について説明したが、これに代えて、外周端面13cの円周方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。また、これに代えて、外周端面13cの奥行き方向の一部にだけ、着色透過層14を設けるようにしてもよい。ここで、「奥行き方向」とは、目盛り盤10に対して垂直の方向のことである。
ここで、図3示す着色透過層14に代えて、着色材料の濃度が、外周端面13cの奥行き方向に亘り徐々に変化する着色透過層14A(図8参照)を設けるようにしてもよい。これにより、着色透過層14Aから出射される着色光の濃淡が外周端面13cの奥行き方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、これに代えて、着色透過層14の着色材料の濃度が、外周端面13cの円周方向に亘り徐々に変化するようにしてもよい。これにより、着色透過層14から出射される着色光の濃淡が外周端面13cの円周方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、上述の第1実施形態では、外周端面13cの内側に着色透過層14を設けた例を示したが、これに代えて、外周端面13cの外側に着色透過層14を設けるようにしてもよい。
上述の第1実施形態では、光源60、62を点灯させた後一定期間後にて光源61を点灯させる例について説明したが、これに限らず、例えば、光源61としては、通常では点灯させず、車両の異常を検出したときだけ、点灯させるようにしてもよい。
上述の第2実施形態では、環状外周部13bの内周端面13gの内側の全面に亘り着色透過層14を設けた例について説明したが、これに代えて、内周端面13gの円周方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。また、これに代えて、内周端面13gの奥行き方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。
ここで、着色透過層14としては、着色材料の濃度が、内周端面13gの奥行き方向に亘り徐々に変化するものを設けるようにしてもよい。これにより、着色透過層14から出射される着色光の濃淡が内周端面13gの奥行き方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、これに代えて、着色透過層14の着色材料の濃度が、内周端面13gの円周方向に亘り徐々に変化するようにしてもよい。これにより、着色透過層14から出射される着色光の濃淡が内周端面13gの円周方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、上述の第2実施形態では、内周端面13gの内側に着色透過層14を設けた例を示したが、これに代えて、内周端面13gの外側に着色透過層14を設けるようにしてもよい。
さらに、上述の第2実施形態では、傾斜面13eとしては、車速を示す文字が印刷されているものを示したが、これに代えて、文字以外の目盛りなどの各種の意匠が印刷されて意匠面を形成するようにしてもよい。
上述の第3実施形態では、環状外周部13bの外周端面13fの内側の全面に亘り着色透過層を設けた例について説明したが、これに代えて、外周端面13fの円周方向の一部にだけ着色透過層を設けるようにしてもよい。また、これに代えて、外周端面13fの奥行き方向の一部にだけ着色透過層14を設けるようにしてもよい。
ここで、着色透過層としては、着色材料の濃度が、外周端面13fの奥行き方向に亘り徐々に変化するものを設けるようにしてもよい。これにより、着色透過層から出射される着色光の濃淡が外周端面13fの奥行き方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、これに代えて、着色透過層の着色材料の濃度が、外周端面13fの円周方向に亘り徐々に変化するようにしてもよい。これにより、着色透過層から出射される着色光の濃淡が外周端面13fの円周方向に亘り徐々に変化して、着色光のグラデーションを生成することができる。
また、上述の第3実施形態では、外周端面13fの内側に着色透過層を設けた例を示したが、これに代えて、外周端面13fの外側に着色透過層を設けるようにしてもよい。
上述の各実施形態では、円盤状中央部13aに対し車速を示す文字が印刷されて、かつ、環状外周部13bに対し目盛りが印刷されているものを用いた例を示したが、これに代えて、円盤状中央部13aに対し目盛りが印刷されて、かつ、環状外周部13bに対し車速を示す文字が印刷されているものを用いるようにしてもよい。
これに代えて、円盤状中央部13aに対して、文字、目盛りの双方が印刷されるようになっているものを用いてもよい。これに代えて、環状外周部13bに対し文字、目盛りの双方が印刷されるようになっているものを用いてもよい。
上述の各実施形態では、着色透過層を採用した例について説明したが、これに限らず、着色透過層を採用しなく、光源62からの出射される光を着色せずに、出射させるようにしてもよい。
上述の各実施形態では、光量調整層を採用した例について説明したが、これに限らず、光源62からの出射される光についてはその光量を調整せずに出射させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用車速計の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】図1中A−A断面図である。
【図3】図2中のB部分の拡大断面図である。
【図4】図1の自動車用車速計の電気回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の自動車用車速計の第2実施形態を示す正面図である。
【図6】図5中のB−B断面図である。
【図7】本発明の自動車用車速計の第3実施形態を示す図である。
【図8】本発明の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
13a…円盤状中央部、10…目盛り盤、13c…外周端面、62…光源、
50…導光板、13b…環状外周部、13d…表面。
Claims (28)
- 円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形され、かつ、前記円盤状中央部の外周端面(13c)に対し斜めに配置される表面(13d)を形成されてなる環状外周部(13b)と、を有する目盛り盤(10)と、
前記目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、
前記目盛り盤の裏面側に配設されている光源(62)と、
前記光源から出射される光を前記円盤状中央部の外周端面に導くための導光板(50)と、を備え、前記導光板により導かれる光を前記外周端面を透過させて前記環状外周部の表面に向け出射させる計器であって、
前記円盤状中央部および前記環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする計器。 - 前記外周端面には、前記導光板により導かれて前記外周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層(15)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の計器。
- 前記外周端面には、前記導光板により導かれる光を着色光として前記環状外周部の表面に向け出射させるための着色透過層(14)が、設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の計器。
- 前記着色透過層が、前記外周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されていることを特徴とする請求項3に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の濃淡が前記外周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の色が前記外周端面の円周方向に亘り変わるようになっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記外周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の濃淡が前記外周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっていることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1つに記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の色が、前記外周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっていることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1つに記載の計器。
- 円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形されてなる環状外周部(13b)とを有する目盛り盤(10)と、
前記目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、
前記目盛り盤の裏面側に配設されている光源(62)と、
前記光源から出射される光を前記環状外周部の内周端面(13g)に導くための導光板(50)と、を備え、
前記円盤状中央部には、前記環状外周部の内周端面に対し斜めに配置される傾斜面(13e)が設けられ、前記導光板により導かれる光を前記内周端面を透過させて前記円盤状中央部の傾斜面に向け出射させる計器であって、
前記円盤状中央部および前記環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする計器。 - 前記傾斜面は、前記円盤状中央部の表面のうち外周側に成形されていることを特徴とする請求項10に記載の計器。
- 前記内周端面には、前記導光板により導かれて前記内周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層が設けられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の計器。
- 前記内周端面には、前記導光板により導かれる光を着色光として前記円盤状中央部の傾斜面に向け出射させるための着色透過層が、設けられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の計器。
- 前記着色透過層が、前記内周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されていることを特徴とする請求項13に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の濃淡が前記内周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっていることを特徴とする請求項13又は14に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の色が前記内周端面の円周方向に亘り変わるようになっていることを特徴とする請求項13又は14に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記内周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項13又は14に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の濃淡が前記内周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっていることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1つに記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の色が、前記内周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっていることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1つに記載の計器。
- 円盤状中央部(13a)と、この円盤状中央部をその外周から囲むように成形されてなる環状外周部(13b)とを有する目盛り盤(10)と、
前記目盛り盤上を回動可能に配設されている指針(20)と、
前記目盛り盤の裏面側にて前記環状外周部の外側に配設されている光源(62)と、
前記光源から出射される光を前記環状外周部の外周端面(13f)に導くための導光板(50)と、を備え、
前記環状外周部には、前記外周端面に対し斜めに配置される傾斜面(13h)が設けられ、前記導光板により導かれる光を前記外周端面を透過させて前記傾斜面に向け出射させる計器であって、
前記円盤状中央部および前記環状外周部は、一体成形されていることを特徴とする計器。 - 前記環状外周部の外周端面には、前記導光板により導かれて前記外周端面を透過する光の透過量を調整するための透過光量調整層(15)が設けられていることを特徴とする請求項20に記載の計器。
- 前記環状外周部の外周端面には、前記導光板により導かれる光を着色光として前記傾斜面に向け出射させるための着色透過層(14)が、設けられていることを特徴とする請求項20又は21に記載の計器。
- 前記着色透過層が、前記外周端面の円周方向の全体及び一部のうちいずれか一方に成形されているものであることを特徴とする請求項22に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の濃淡が前記外周端面の円周方向に亘り徐々に変化するようになっていることを特徴とする請求項22又は23に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の色が前記外周端面の円周方向に亘り変わるようになっていることを特徴とする請求項22又は23に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記外周端面の奥行き方向の全体及び一部のうちいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項22又は23に記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の濃淡が前記外周端面の奥行き方向に亘り徐々に変化するようになっていることを特徴とする請求項22〜26のいずれか1つに記載の計器。
- 前記着色透過層は、前記着色光の色が、前記外周端面の奥行き方向に亘り変わるようになっていることを特徴とする請求項22〜26のいずれか1つに記載の計器。
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