JP2008191121A - メータ装置 - Google Patents

メータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008191121A
JP2008191121A JP2007028709A JP2007028709A JP2008191121A JP 2008191121 A JP2008191121 A JP 2008191121A JP 2007028709 A JP2007028709 A JP 2007028709A JP 2007028709 A JP2007028709 A JP 2007028709A JP 2008191121 A JP2008191121 A JP 2008191121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral wall
meter
light
annular member
dial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007028709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4920439B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Moriizumi
良幸 森泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2007028709A priority Critical patent/JP4920439B2/ja
Publication of JP2008191121A publication Critical patent/JP2008191121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4920439B2 publication Critical patent/JP4920439B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】複数の色で照明して高級感、高品質感の演出効果を高めることを安価に達成可能なメータ装置を提供すること。
【解決手段】文字板メータ部31の表示部31a,31bならびにその外周を囲むリング部材40の内周壁41を照明する発光ダイオード12aを備えたメータ装置であって、リング部材40に、その表面を覆う金属調塗膜44を設け、さらに、リング部材40の内周壁に、金属調塗膜44を覆うとともに、発光ダイオード12aの発光色と異なる色の有色半透明塗膜45を設けた。
したがって、発光ダイオード12aを点灯させたときに、リング部材40の内周壁41が、表示部31a,31bと異なる色の有色半透明塗膜45の色で環状に照明される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などに用いられるメータ装置に関し、特に、文字板の目盛や文字などの表示部の外側を囲んで配置された環状部材を照明する技術に関する。
近年、車両用などのメータ装置において、指針および文字板に設けられた文字や目盛などを文字板の背面側から照明するのに加え、文字板の表示部の外側を囲む環状部材を照明して、高級感、高品質感を演出することが行われている。
このような環状の照明が可能なメータ装置として、文字板と、文字板の裏面に重ねられた導光板と、文字板の表示部を周回するように設置された環状部材と、を備え、導光板の周縁端面から外側に向かう光を環状部材の内周壁で反射させて環状に照明し、環状部材の照明専用の光源を削減できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−314111号公報
しかしながら、上述の従来技術では、単一色の光源で照明するため、照明時の意匠バリエーションが乏しく、高級感や高品質感の演出性能が十分に得られなかった。
また、光源の色を増やすと、必要な光源の数が増加し、コストアップを招く。
本発明は、上述のような従来の問題に着目して成されたもので、複数の色で照明して高級感、高品質感の演出効果を高めることを安価に達成可能なメータ装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために本発明は、板状に形成され、指針の指標となる透光可能な表示部が設けられた文字板と、前記表示部の外側を囲んで設置され、文字板表面から立ち上がる周壁を備え、その周壁に金属調塗膜が設けられた環状部材と、前記文字板の裏面側に設けられ、前記表示部ならびに前記環状部材の周壁を照明する光源と、を備えたメータ装置であって、前記周壁の金属調塗膜を覆って、前記光源からの照明光を受けて、その発光色と異なる色の光を反射する有色半透明塗膜が設けられていることを特徴とするメータ装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のメータ装置において、前記環状部材が、前記表示部を囲む内周壁と、この内周壁のメータ正面方向先端に連続して形成された正面端面と、この正面端面の外形方向の端縁に連続し、環状部材の外周を形成する外周面と、を有し、前記内周壁に前記有色半透明塗膜が設けられていることを特徴とするメータ装置とした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のメータ装置において、透光性を有した板状導光板が、前記光源からの照明光を、前記表示部および前記環状部材の内周壁に導光可能に、その外周端面を前記内周壁に対向させて前記文字板の裏側に設けられていることを特徴とするメータ装置とした。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のメータ装置において前記板状導光板の前記環状部材の内周壁に対向する端面からは、拡散光が前記環状部材の内周壁に向けて出射されることを特徴とするメータ装置とした。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のメータ装置において、前記光源が白色であることを特徴とするメータ装置とした。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のメータ装置において、前記有色半透明塗膜が、青色であることを特徴とするメータ装置とした。
本発明のメータ装置では、光源を点灯させた照明時には、光源の光で、文字板の表示部ならびに環状部材の周壁が照明される。このとき、環状部材の周壁では、光が有色半透明塗膜を通過し、その下の金属調塗膜で反射されることで、光源の色とは異なるこの有色半透明塗膜の色で照明される。
したがって、本発明では、文字板の表示部と、それを囲む環状部材の周壁と、が異なる色で照明され、しかも、環状部材の照明色は、非照明時の金属調とは異なる色で照明され、高級感、高品質感の演出効果を高めることができる。
加えて、本発明では、表示部と環状部材の周壁とで、異なる色に照明するのにあたって、環状部材を金属調塗膜で覆うとともに、周壁ではその上に有色半透明塗膜を設けた二層塗膜で覆うだけであるので、表示部用の照明と環状部材用の照明とに異なる色の光源を用いるのに比べて、安価である。
また、本発明では、環状部材の周壁において、有色半透明塗膜の下に金属調塗膜を設けているため、照明光の反射性が高く、単に、光源の色と異なる塗膜を設けただけのものと比べて、高い照明性能が得られる。
さらに、請求項2に記載の発明では、非照明時には、メータ正面方向から視たときに、環状部材は、金属調塗膜で覆われた外周壁ならびに正面端面により、表示部の外周が金属調の枠で囲まれたように見え、高級感、高品質感を演出することができる。一方、照明時には、上述のように、表示部と環状部材の内周壁が、異なる色で照明される。
このように、非照明時と、照明時とで、見え方が異なる新規な演出ができ、演出バリエーションが増えるとともに、より高く高級感、高品質感が得られる。
また、請求項3に記載の発明では、文字板の裏側に、光源の光を表示部と環状部材とに導く板状導光板を設けたため、少ない光源の光を効率的に表示部および環状部材に導くことができ、板状導光板を設けない構造に比べて、使用する光源の数を削減できるとともに、全体を均一に照明できる。
また、請求項4に記載の発明では、板状導光板の端面から出射される拡散光で、環状部材の内周壁が照明される。
したがって、内周壁が均一に照明され、高級感、高品質感がさらに高まる。
また、請求項5に記載の発明では、光源を白色としたため、有色半透明塗膜が何色であっても高級感や高品質感の演出性能を出せる。
さらに、請求項6に記載の発明では、表示部を白色照明し、環状部材の内周壁を青色照明でき、従来なかった新規な照明を達成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態のメータ装置は、板状に形成され、指針(1a)の指標となる透光可能な表示部(31a,31b)が設けられた文字板(31)と、前記表示部(31a,31b)の外側を囲んで設置され、文字板表面(30a)から立ち上がる周壁(41)を備えた環状部材(40)と、前記文字板(31)の裏面側に設けられ、前記表示部(31a,31b)ならびに前記環状部材(40)の周壁(41)を照明する光源(12a)と、を備えたメータ装置であって、前記環状部材(40)の表面を覆って金属調塗膜(44)が設けられ、前記周壁(41)に、前記金属調塗膜(44)を覆って、前記光源(12a)の発光色と異なる色の透光性を有した有色半透明塗膜(45)が設けられていることを特徴とするメータ装置である。
以下に、図1〜図2に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1のメータ装置について説明する。
この実施例1のメータ装置Aは、図外の自動車のインストルメントパネルに設けられたメータクラスタ内に取り付けられており、図3に示すように、スピードメータ1、エンジン回転数メータ2、燃料メータ3、水温メータ4などを備えている。
両メータ1,2の構造は同様であるので、実施例1のメータ装置Aの構造を説明するのにあたり、以下に、スピードメータ1の部分を例に挙げて説明する。
スピードメータ1は、図3のS1−S1線による断面である図1に示すように、基板10、ロアケース20、文字板30、リング部材40、ハウジング50、導光板60、アッパケース70、バックカバー80、透明カバー90を備えている。
基板10は、エポキシ樹脂などの硬質樹脂により板状に形成され、指針1aを駆動するムーブメント11や、照明用の光源としての発光ダイオード12a,12bや、これらを駆動させる回路などを備えている。
なお、発光ダイオード12a,12bは、本実施例1では、白色に発光するものが用いられている。
基板10は、ロアケース20とバックカバー80との間に挟まれた状態で固定されている。
すなわち、基板10を、ロアケース20の背面側に当接させた状態で、基板10の背面にバックカバー80を被せ、このバックカバー80に一体に形成された図示を省略した係合爪をロアケース20に係合させて結合させることで、基板10が、ロアケース20とバックカバー80との間に挟まれた状態で固定されている。
ロアケース20のメータ正面方向(メータ装置Aが正対する方向であって図において矢印F方向)側は、文字板30に覆われている。
文字板30は、ポリカーボネート樹脂などの透明樹脂材料で薄板状に形成されており、各メータ1,2の部分に配置された円盤状の文字板メータ部31と、この文字板メータ部31の外周方向に間隔を空けて配置された文字板外側部32と、を備えている。
文字板メータ部31は、その表面である文字板表面30aに、指針1aの先端の回動軌跡に沿って一定間隔で指針の指標となる表示部として、図3に示すように、目盛が設けられた目盛表示部31aと、この目盛表示部31aの内径側で20km/h刻みの速度が表示された文字表示部31bとを備えている。なお、表示部として、絵文字などの表示部も設けられているが、ここでは図示を省略している。
さらに、文字板メータ部31において、目盛表示部31aと文字表示部31bとの間に折曲部31cが設けられ、目盛表示部31aは、メータ中央方向を向くように傾斜されている。
また、両表示部31a,31bは、その意匠的な表示が、白色の透光性を有した塗料を印刷して形成されて、発光ダイオード12aの白色光を文字板30の裏面から表面へ透光可能に形成されている。一方、これら表示部31a,31b以外では、黒色の遮光性を有した塗料が印刷されている。
文字板メータ部31は、その外周をリング部材(環状部材)40で囲まれている。
リング部材40は、各メータ1,2の外周を装飾するもので、硬質の樹脂により円環状に形成されており、内周壁(周壁)41と外周壁(周壁)42と正面端面(周壁)43とを備えている。
内周壁41は、文字板メータ部31と文字板外側部32との間で、文字板30の裏面側位置からメータ正面方向(矢印F方向)に立ち上げられており、メータ正面方向側ほど拡径された湾曲面状の壁により環状に形成されている。
外周壁42は、文字板外側部32の表面からメータ正面方向に略直交方向に立ち上げられた壁により環状に形成されている。
正面端面43は、内周壁41と外周壁42とを連結する部分に形成され、メータ正面方向を向いて環状に形成されている。
なお、リング部材40は、内周壁41に、係合爪46が形成されており、このリング部材40は、係合爪46をハウジング50に係合させるとともに、外周壁42の先端面を、文字板外側部32の表面に係合させて固定されている。
ハウジング50は、導光板60とともに文字板メータ部31の背面側に配置されて、発光ダイオード12a,12bの光を文字板メータ部31およびリング部材40に導く。
導光板60は、ポリカーボネート樹脂などの透明樹脂材料で略ドーナツ板状に形成されており、文字板メータ部31の裏面である文字板裏面30bに重ねて設けられ、目盛表示部31aおよび文字表示部31bにメータ背面方向(メータ正面方向の反対方向で図1の矢印BK方向)に重なる外周部は、外径方向側ほど厚みが増すよう形成されている。
そして、導光板60の外周端面61が、リング部材40の内周壁41に対して、メータ幅方向(メータ装置Aの横幅方向であって、図1の矢印W方向)に対向されている。
なお、前記導光板60の外周面は、出射する照明光が矢印F方向に拡散するように文字板メータ部31の面に対して鋭角になって、前記リング部材40の内周壁45の全体の均一照明を可能にしている。
ハウジング50は、基板10と導光板60との間に介在されており、基板10に係合爪51を係合させて固定されている。
また、ハウジング50には、発光ダイオード12aの光をメータ正面方向に反射させる第1のハウジング反射面52、および発光ダイオード12bの光をメータ正面方向に反射させる第2のハウジング反射面53が形成されている。
第1のハウジング反射面52は、文字板メータ部31の両表示部31a,31bとメータ背面方向に重なる位置に形成さ、発光ダイオード12aの光を、両表示部31a,31bに向けて拡散すべく、メータ正面方向に幅を拡げるよう傾斜された一対の傾斜面を両表示部31a,31bに沿って円弧状に延在させて形成されている。
第2のハウジング反射面53は、指針1aの回動中心軸11bの周囲を囲んで形成されており、発光ダイオード12bの光を、回動中心軸11bに結合された導光部材11cに集光すべく、メータ正面方向に窄まる円錐形状に形成されている。
アッパケース70および透明カバー90は、両メータ1,2を覆うもので、アッパケース70は、光を反射させにくい黒色の硬質の樹脂により筒状に形成されており、基端をロアケース20の外周縁の内側に当接させた状態で、図示を省略した係合爪をロアケース20に係合させて、固定されている。
透明カバー90は、透明な樹脂により薄板状に形成され、アッパケース70の先端内周に固定されている。
次に、本実施例1の特徴的な構成について説明する。
リング部材40は、図2に拡大して示すように、各メータ1,2の外周を装飾するために、全体が、銀色のメッキ層で形成された金属調塗膜44で覆われている。
また、リング部材40の内周壁41において正面端面43に近い先端部には、僅かに内側に凹まされた段部47が形成されており、内周壁41の内周面において、導光板60の外周端面61に対向する基端部から、先端側の段部47までの範囲では、金属調塗膜44が有色半透明塗膜45で覆われている。
この有色半透明塗膜45は、発光ダイオード12a,12bおよび両表示部31a,31bの白色とは異なる青色の半透明着色塗料(例えば、アクリル樹脂系塗料やポリウレタン樹脂系塗料など)を塗布して形成されている。
すなわち、リング部材40は、外周全体をメッキ仕上した後、図2(b)に示すように、内周壁41の段部47よりも正面端面43側をマスキング材100によりマスキングし、内周壁41に、塗料の吹き付けや塗布を行って、有色半透明塗膜45を形成したものである。
次に、実施例1の作用について説明する。
昼間などの発光ダイオード12a,12bの非点灯時には、各メータ1,2の外周を囲むリング部材40は、正面端面43および外周壁42などの有色半透明塗膜45で覆われている部分以外で、銀色の金属調塗膜44が露出しており、これにより、各メータ1,2の両表示部31a,31bの白色の表示の外周部分が、銀色のリング状に装飾され、高級感および高品質感が得られる。
一方、夜間などの発光ダイオード12a,12bの点灯時には、メータ中央部の発光ダイオード12bの光は、回動中心軸11bに結合された導光部材11cを介して、指針1aに導かれ、指針1aが照明される。
また、メータ外周部の発光ダイオード12aの光は、導光板60に入射され、この導光板60から文字板メータ部31の両表示部31a,31bに拡散されながら出射され、両表示部31a,31bが白色に照明される。さらに、導光板60の外周端面61から、リング部材40の内周壁41に向けて拡散されながら出射され、有色半透明塗膜45を通過して、金属調塗膜44で反射され、再び有色半透明塗膜45を通過した後、メータ正面方向に向かう。
この反射光により、リング部材40の内周壁41が、文字板メータ部31よりも背面方向からメータ正面方向にかけて照明され、この奥行き感を有した環状の照明により高品質感および高級感を演出することができる。
しかも、この環状の照明は、有色半透明塗膜45により青色に着色され、両表示部31a,31bが白色に照明されるのに対し,環状のリング部材40では、青色に照明され、二色の異なる色の照明により、さらに高い高級感および高品質感が得られる。
以上のように、実施例1のメータ装置Aは、昼間は、白色の両表示部31a,31bを銀色のリング部材40で囲んで見え、夜間は、上述のように白色照明の両表示部31a,31bを青色のリング状照明で囲むというように、昼間と夜間とで見え方が異なる新規な高級感および高品質感を演出できるメータ装置を提供することができる。
しかも、両表示部31a,31bとリング部材40とで異なる色で照明することを、一色の発光ダイオード12aで行うことができるため、環状の照明を両表示部31a,31bの照明色と異なる色の発光ダイオードを用いて行うのと比較して、安価に構成することができる。
加えて、本実施例1では、リング部材40に青色の着色を行うのにあたり、金属調塗膜44の上に半透明の有色半透明塗膜45を重ねて行うようにしているため、単に、内周壁41を有色の塗膜を設けたものと比べ、照明光の反射性が高く、優れた照明性能が得られる。
さらに、実施例1では、文字板メータ部31の裏面に、発光ダイオード12aの光を両表示部31a,31bとリング部材40の内周壁41とに拡散しながら導く導光板60を設けたため、発光ダイオード12aの光を効率的に両表示部31a,31bと内周壁41とに導くことができ、導光板60を設けない構造に比べて、使用する発光ダイオード12aの数を削減できるとともに、全体を均一に照明できる。
また、実施例1では、金属調塗膜44を金属メッキにより形成するため、リング部材40をメッキ槽に浸けるだけで、全体に金属調塗膜44を形成でき、製造が容易である。
加えて、内周壁41に段部47を形成し、この段部47を塗装時のマスキングに利用するようにしたため、マスキング作業ならびに塗装作業が容易になる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、車両用のメータ装置Aを示したが、船舶など車両以外のものにも適用することができる。
また、実施例1では、環状部材として、スピードメータ1の全周を囲む円環状のリング部材40を示したが、この環状部材は、表示部を囲で設けられたものであれば、メータの全周を囲むものでなくてもよい。例えば、実施例1で示した図3の燃料メータ3に適用する場合、スピードメータ1を囲むリング部材40に接する部分以外の全周の2/3ほどの円弧状のリング部材を用いるようにしてもよい。あるいは、その形状は、多角環状のような円環状以外の形状としてもよい。
また、実施例1では、文字板メータ部31の裏面に導光板60を重ねて設けた例を示したが、要は、光源が、表示部の照明と環状部材の周壁の照明とを兼ねるものであれば、導光板60を用いない構造としてもよい。
さらに、光源により環状部材の周壁を照明する例として、実施例1では、リング部材40の内周壁41を照明する例を示したが、外周壁により環状に照明するものに適用することもできる。この場合、有色半透明塗膜は、外周壁に設ける。
また、実施例1では、金属調塗膜として、銀色のメッキ層で形成された金属調塗膜44を示したが、これに限定されず、鏡面蒸着仕上や金属調の光を反射可能な塗料により形成してもよい。
また、実施例1では、光源として、発光ダイオード12a,12bを示したが、例えば電球などの他の光源を用いてもよい。
本発明の最良の実施の形態の実施例1のメータ装置Aの主要部を示す断面図であって、図3のS1−S1線に示すメータ装置Aの右半分における切断面を示している。 図1の主要部の拡大図であって、(a)はリング部材の拡大断面図、(b)はその先端部の拡大断面図である。 実施例1のメータ装置Aの正面図である。
符号の説明
1a 指針
12a 発光ダイオード(光源)
30 文字板
30a 文字板表面
30b 文字板裏面
31 文字板メータ部
31a 目盛表示部
31b 文字表示部
40 リング部材(環状部材)
41 内周壁
42 外周壁
43 正面端面
44 金属調塗膜
45 有色半透明塗膜
60 導光板
61 外周端面
A メータ装置

Claims (6)

  1. 板状に形成され、指針の指標となる透光可能な表示部が設けられた文字板と、
    前記表示部の外側を囲んで設置され、文字板表面から立ち上がる周壁を備え、その周壁に金属調塗膜が設けられた環状部材と、
    前記文字板の裏面側に設けられ、前記表示部ならびに前記環状部材の周壁を照明する光源と、
    を備えたメータ装置であって、
    前記周壁の金属調塗膜を覆って、前記光源からの照明光を受けて、その発光色と異なる色の光を反射する有色半透明塗膜が設けられていることを特徴とするメータ装置。
  2. 前記環状部材が、前記表示部を囲む内周壁と、この内周壁のメータ正面方向先端に連続して形成された正面端面と、この正面端面の外形方向の端縁に連続し、環状部材の外周を形成する外周面と、を有し、
    前記内周壁に前記有色半透明塗膜が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のメータ装置。
  3. 透光性を有した板状導光板が、前記光源からの照明光を、前記表示部および前記環状部材の内周壁に導光可能に、その外周端面を前記内周壁に対向させて前記文字板の裏側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のメータ装置。
  4. 前記板状導光板の前記環状部材の内周壁に対向する端面からは、拡散光が前記環状部材の内周壁に向けて出射されることを特徴とする請求項3に記載のメータ装置。
  5. 前記光源が白色であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のメータ装置。
  6. 前記有色半透明塗膜が、青色であることを特徴とする請求項5に記載のメータ装置。
JP2007028709A 2007-02-08 2007-02-08 メータ装置 Expired - Fee Related JP4920439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028709A JP4920439B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 メータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028709A JP4920439B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 メータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008191121A true JP2008191121A (ja) 2008-08-21
JP4920439B2 JP4920439B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=39751343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007028709A Expired - Fee Related JP4920439B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 メータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4920439B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112454A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Calsonic Kansei Corp メータ用リング

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001040779A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Hirotoshi Mitani 仕上げ材付きコンクリート構造体の構築方法
JP2002323353A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2003090743A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Denso Corp 車両用表示装置
JP2004347402A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Denso Corp 計器
JP2006226729A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Denso Corp 指針計器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001040779A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Hirotoshi Mitani 仕上げ材付きコンクリート構造体の構築方法
JP2002323353A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2003090743A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Denso Corp 車両用表示装置
JP2004347402A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Denso Corp 計器
JP2006226729A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Denso Corp 指針計器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112454A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Calsonic Kansei Corp メータ用リング

Also Published As

Publication number Publication date
JP4920439B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4665691B2 (ja) 表示装置
KR100623329B1 (ko) 계기장치
JP5256603B2 (ja) 指示計器用文字板
JP2001041779A (ja) 計 器
JP2006214953A (ja) 車両用メータパネル
JP2007121177A (ja) 指示計器
JP4218643B2 (ja) 指針計器
JP4113689B2 (ja) 車両用計器
JP4920439B2 (ja) メータ装置
JP2008261664A (ja) メータ装置
JP2004340915A (ja) 車両用計器
JP2006208081A (ja) 指示計器
JP2006242639A (ja) 指針計器
JP2006047269A (ja) 指針計器
JPH0791988A (ja) 車両用表示装置
JP2015040740A (ja) 表示装置
JP2007078604A (ja) 指示計器
JP2005214823A (ja) 照明装置
JP2003021544A (ja) 計 器
JP2006064526A (ja) 車両用指針計器
JP2006226729A (ja) 指針計器
JP2001304922A (ja) 車両用計器の文字板
JP2007017165A (ja) 計器及び文字板
JP2004233241A (ja) 計器用の照明装置
JP2003202247A (ja) 指針計器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4920439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees