JP2003149012A - 車両用指針計器 - Google Patents

車両用指針計器

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JP2003149012A
JP2003149012A JP2002037127A JP2002037127A JP2003149012A JP 2003149012 A JP2003149012 A JP 2003149012A JP 2002037127 A JP2002037127 A JP 2002037127A JP 2002037127 A JP2002037127 A JP 2002037127A JP 2003149012 A JP2003149012 A JP 2003149012A
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Satoru Tamura
覚 田村
Kenichiro Karikomi
健一郎 苅込
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Denso Corp
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    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/20Optical features of instruments
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    • B60K2360/336Light guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/60Structural details of dashboards or instruments
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    • B60K2360/6992Light conducting pointers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光指針の構造に工夫を凝らし、放電管や蛍
光体層に依存することなく、レーダイメージを与える安
価な車両用指針計器を提供する。 【解決手段】 発光指針Pは、上下両指針部材40、5
0を備え、上側部材40に本来の指針として機能させ、
下側部材50で目盛り盤10aに青色光をレーダイメー
ジ光として入射する。これにより、発光指針Pを放電管
で構成したり目盛り盤10aの表面に蛍光塗料を塗布し
たりする必要がなく、レーダイメージの車両用指針計器
を安価に提供できる。また、青色光を目盛り盤10aに
入射するだけで紫外線の照射は不要故、紫外線の視認者
に対する悪影響を考慮する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に採
用される指針計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、乗用車用指針計器におい
ては、特開平6−265373号公報にて示すようなも
のがある。この指針計器では、蛍光体層が目盛り盤の表
面中央領域に形成されている。そして、発光指針がその
指示値を増大する方向(時計方向)に目盛り盤の表面に
沿い回動するとき、当該発光指針からその反時計方向に
蛍光体層に向け紫外線を照射して当該蛍光体層のうち発
光指針の反時計方向側部分を発光させる。これにより、
発光指針の回動に伴いレーダイメージを与える指針計器
を提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記指針計
器では、目盛り盤の表面の広い範囲に亘り蛍光体層を形
成するため、この蛍光体層が当該目盛り盤としての製造
コストの上昇を招くという不具合がある。また、蛍光体
層に紫外線を照射するために、発光指針に高価な放電管
を用いていることから、この放電管が発光指針としての
製造コストの上昇を招くという不具合がある。また、上
述のように紫外線を利用するため、当該紫外線が、目盛
り盤を見る者に悪影響を与えるという不具合もある。
【0004】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、発光指針の構造に工夫を凝らし、放電管や
蛍光体層に依存することなく、レーダイメージを与える
安価な車両用指針計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用指針計器は、最
小目盛りから最大目盛りにかけて円弧状に目盛ってなる
目盛り部(11)を貫通穴部(12)を中心に形成して
なる目盛り盤(10a)と、この目盛り盤の裏面側に配
設された回動内機(30)と、目盛り盤の表面に沿い回
動内機により回動される発光指針(P)とを備える。
【0006】当該指針計器において、回動内機は、目盛
り盤の貫通穴部に向け回動可能に延出する指針軸(3
2)を有し、発光指針は、目盛り盤の貫通穴部を介し指
針軸の先端部に支持される回動基部(41)及びこの回
動基部から目盛り盤の表面に沿い長手状に延出する指針
部(以下、上側指針部(44)という)を有するように
導光材料により形成された上側指針部材(40)と、上
側指針部の裏面に沿いその長手方向に併設される指針部
(以下、下側指針部(52)という)を有するように導
光材料により形成される長手状下側指針部材(50)と
を備える。
【0007】また、上側指針部材は、上記回動基部を通
し上側指針部内にその先端部に向け光を入射されたとき
この光を当該上側指針部の表面からその長手方向に亘り
出射し、下側指針部材は、下側指針部内にその後部から
先端部に向け光を入射されたときこの光を当該下側指針
部の上記最小目盛り側の側面(52a、52b)から目
盛り盤の表面のうち上記最小目盛り側の所定領域(a)
に向け出射する。
【0008】このように、発光指針に上下両指針部材を
設け、上側部材に本来の指針として機能させ、下側部材
でその出射光を目盛り盤にレーダイメージ光として入射
するようにしたので、発光指針を放電管で構成したり目
盛り盤の表面に蛍光塗料を塗布したりする必要がなく、
レーダイメージの車両用指針計器を安価に提供できる。
また、下側指針部材の出射光を目盛り盤に入射するだけ
で紫外線の照射は不要故、紫外線の視認者に対する悪影
響を考慮する必要がない。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、少なくとも上側指針部材
の表面に対応する上壁及び両指針部材の各外周面に対応
する周壁でもって上側指針部材の表面及び両指針部材の
各外周面を被覆する遮光性カバー(60)を備え、この
カバーの上壁の幅方向中央には、上側指針部の長手方向
に沿いスリット(61)が形成され、カバーの周壁のう
ち下側指針部の上記最小目盛り側の側面に対応する側壁
の下部には、上記最小目盛り側の側面から上記所定領域
に向かう光を通過させるように切り欠き部(62a)を
形成してなることを特徴とする。
【0010】これにより、発光指針は、上側指針部の出
射光をスリットから出射させることで、線状に発光し、
下側指針部材の出射光を切り欠き部を通して上記所定領
域に入射するので、請求項1に記載の発明の作用効果を
より一層向上できる。
【0011】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1又は2に記載の発明において、上側指針部内に向
け入射される光は第1光源(80)から出射され、上記
下側指針部内に向け入射される光は第2光源(70)か
ら出射されることを特徴とする。これによっても、請求
項1又は2に記載の発明と同様の作用効果を達成でき
る。
【0012】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、第1及び第2の光源の光
の色は互いに異なることを特徴とする。これにより、請
求項3に記載の発明の作用効果をより一層視認性を向上
させつつ達成できる。
【0013】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る乗用車用指針計器を示しており、この指針
計器は、タコメータとして、当該乗用車の車室内に設け
たインストルメントパネルに配設されている。
【0016】当該指針計器は、図1にて示すごとく、計
器板10、配線板20、回動内機30、発光指針P、複
数の発光ダイオード70(図1では、一発光ダイオード
70のみを示す)及び複数の発光ダイオード80(図1
では、一発光ダイオード80のみを示す)を備えてい
る。これら計器板10、配線板20、回動内機30、発
光指針P、各発光ダイオード70及び各発光ダイオード
80は、環状の見返し板(図示しない)と断面コ字状ケ
ーシング90とで構成するハウジング内に組み付けられ
ている。
【0017】計器板10は、その外周部にて、上記見返
し板の底壁とケーシング90の先端開口部との間に挟持
されている。当該計器板10は、図2にて示すごとく、
目盛り盤10aを有しており、この目盛り盤10aは、
上記見返し板の底壁の開口部を通りその表面側に向け露
呈している。当該目盛り盤10aは、円弧状目盛り部1
1を備えており、この目盛り部11は、目盛り盤10a
の外周部に沿い形成されている。なお、目盛り部11
は、複数の目盛り及び複数の目盛り値により、当該乗用
車のエンジンの回転数を目盛って形成されている。ま
た、目盛り盤10aの表面のうち目盛り部11の各目盛
り及び各目盛り値を除く部分は、明色となっており、上
記各目盛り及び各目盛り値は黒色となっている。
【0018】配線板20は計器板10にその裏面に沿い
併設されている。回動内機30は、内機本体31にて、
ケーシング90内にてその底壁91に装着されており、
この回動内機30の指針軸32は、配線板20の貫通穴
部21及び目盛り盤10aの貫通穴部12を通り回動可
能に延出している。なお、目盛り盤10aにおいて、貫
通穴部12は円弧状目盛り部11の半径方向中心に位置
している。
【0019】発光指針Pは、図1にて示すごとく、長手
状指針部材40と、この指針部材40の下側に位置する
長手状指針部材50と、長手状の遮光性カバー60を備
えている。両指針部材40、50は、無色透明の導光樹
脂材料により形成されており、指針部材40は、回動基
部41と、この回動基部41の裏面から互いに平行に延
出する筒状ボス部42及び円柱状光導入部43と、回動
基部41の前部から延出する長手状指針部44とにより
構成されている。
【0020】しかして、指針部材40は、筒状ボス部4
2にて、目盛り盤10aの貫通穴部12及び配線板20
の貫通穴部21を介し指針軸32の先端部に同軸的に支
持されている。これに伴い、光導入部43は、ボス部4
2に平行に回動基部41から目盛り盤10aの貫通穴部
12内に延出し、指針部44は、回動基部41から目盛
り盤10aの表面に沿い延出している。
【0021】また、回動基部41は、反射面41aを備
えており、この反射面41aは、当該回動基部41の後
部に図1にて示すごとく傾斜状に形成されている。これ
により、反射面41aは、回動基部41の内部を通して
指針部44の内部を臨むとともに、回動基部41の内部
を通して光導入部43の内部を臨んでいる。しかして、
当該反射面41aは、光導入部43内にその軸方向端面
43aから入射される白色光(後述する)を導入し回動
基部41の内部を通して指針部44内に向け反射する。
【0022】指針部44の裏面には、反射膜45が、白
色のホットスタンプ箔をホットスタンプ処理すること
で、貼着されており、この反射膜45は、反射面41a
により回動基部41を通して指針部44内に反射される
白色光を反射して当該指針部44の表面44aから出射
させる。なお、図1にて、符号46はバランサを示して
おり、このバランサ46は、回動基部41の後部から延
出する支持部41b上に支持されている。
【0023】指針部材50は、光導入部51と、この光
導入部51の上端部からL字状に延出する長手状指針部
52とを備えており、指針部52は、指針部44の裏面
に沿い反射膜45を介し併設されている。これに伴い、
光導入部51は、指針部材40のボス部42よりも前側
に位置して当該ボス部42の軸方向に沿い目盛り盤10
aの貫通穴部12内に延在している。なお、指針部52
は指針部44と共に発光指針Pとしての指針部を構成す
る。
【0024】光導入部51は、反射面51aを備えてお
り、この反射面51aは、光導入部51及び指針部52
の双方の内部を臨むように、光導入部51の上端後部に
図1にて示すごとく傾斜状に形成されている。しかし
て、当該反射面51aは、光導入部51内にその軸方向
端面51bから導入される青色光を指針部52内に向け
反射する。
【0025】また、指針部52の表面には、反射膜53
が、白色のホットスタンプ箔をホットスタンプ処理する
ことで、貼着されており、この反射膜53は、光導入部
51内に反射面51aにより反射される青色光を当該光
導入部51内に向け反射する。また、指針部52の左側
側面52aのうち図3にて図示斜線領域にて示す部分に
は、光透過層52bが、青色印刷塗料の印刷塗布でもっ
て形成されている。しかして、この光透過層52bは、
指針部52内の青色光をレーダイメージ光として透過し
出射する。なお、指針部材50は、光導入部51の両側
に形成した各耳部51c(図3参照)にて、指針部材4
0の指針部44の延出基部両側に形成した各耳部41c
(図3では一方の耳部41cのみを示す)に重畳されて
各ねじにより共締めされている。
【0026】カバー60は、両指針部材40、50を被
覆してなるもので、このカバー60は、断面略コ字状の
カバー本体60aと、裏板60bとにより構成されてい
る。カバー本体60aは、指針部材40の表面に対応す
る上壁及び両指針部材40、50の各外周面に対応する
周壁でもって、指針部材40の表面及び両指針部材4
0、50の各外周面を被覆している。カバー本体60a
の上壁の幅方向中央には、指針部材40の指針部44の
長手方向に沿いスリット61が、図1及び図3にて示す
ように形成されている。しかして、カバー本体60a
は、スリット61を通し、指針部44の表面44aから
の白色光を出射する。
【0027】また、カバー本体60aの左側側壁62は
切り欠き部62aを有しており、この切り欠き部62a
は、左側側壁62のうち光透過層52bに対応する部分
を、その図3にて図示下側部分にて切り欠くことで形成
されている。しかして、カバー本体60aにより両指針
部材40、50を被覆したとき、切り欠き部62aは、
指針部材50の光透過層52bの下側部分に対向して位
置し、当該光透過層52bの出射光を目盛り盤10aの
表面に向け出射する。
【0028】但し、指針部52内の光のうち反射膜53
により反射されて光透過層52bから切り欠き部62a
を通り直接出射する部分は、目盛り盤10aの図2にて
図示二点鎖線Aで示す領域(以下、二点鎖線領域Aとい
う)のうち発光指針Pの図2にて図示反時計方向側部分
に向け傾斜状に出射し、指針部52内の光のうちカバー
本体60aの左側側壁62の切り欠き部62aの上側部
分の内面に入射する部分は、二点鎖線領域Aのうち発光
指針Pの反時計方向側直下近傍に向け出射する。これに
より、図2にて図示実線で示す斜線領域aが青色光の入
射領域となる。裏板60bは、指針部材50の指針部5
2にその裏面に沿い併設されている。なお、カバー本体
60a及び裏板60bの各内面には白色の反射印刷塗料
が膜状に印刷塗布されている。
【0029】複数の発光ダイオード70は、図1及び図
2から分かるように、指針部材50の光導入部51の軸
方向端面51bに対向可能に、指針軸32の周囲に沿い
間隔をおいて配線板20の表面に配設されている。しか
して、各発光ダイオード70は、その発光により、青色
光を、指針部材50の軸方向端面51bに入射し得るよ
うに出射する。なお、発光ダイオード70の数及び各発
光ダイオード70の配設間隔は、青色光の指針部材50
の軸方向端面51bに対する入射が連続的になるように
設定されている。
【0030】複数の発光ダイオード80は、図1及び図
2から分かるように、各発光ダイオード70よりも指針
軸32から半径方向に離れた位置にて、指針部材40の
光導入部43の軸方向端面43aに対向可能に、指針軸
32の周囲に沿い間隔をおいて配線板20の表面に配設
されている。しかして、各発光ダイオード80は、その
発光により、白色光を指針部材40の光導入部43の軸
方向端面43aに入射し得るように出射する。なお、発
光ダイオード80の数及び各発光ダイオード80の配設
間隔は、白色光の指針部材40の軸方向端面43aに対
する入射が連続的になるように設定されている。
【0031】次に、当該指針計器の電気回路構成につき
図4を参照して説明すると、回転数センサ100は、当
該乗用車のエンジンの回転数を検出する。制御回路11
0は、マイクロコンピュータを主たる構成素子として有
するもので、この制御回路110は、当該乗用車のイグ
ニッションスイッチIGを介しバッテリBから給電され
て、上記マイクロコンピュータによる演算処理のもと、
回転数センサ100の検出出力に基づき内機本体31を
駆動制御し、各発光ダイオード70、80を発光駆動制
御する。ここで、各発光ダイオード70の発光駆動は、
各発光ダイオード80の発光駆動と同時となるように制
御する。
【0032】以上のように構成した本実施形態におい
て、イグニッションスイッチIGをオンすると、制御回
路110は、バッテリBから給電されて、そのマイクロ
コンピュータを作動させる。なお、当該乗用車のエンジ
ンは、イグニッションスイッチIGのオンのもと作動状
態におかれるものとする。
【0033】このような状態において、制御回路110
は、そのマイクロコンピュータによる演算処理に伴い、
回転数センサ100の検出出力に応じて、内機本体31
を駆動制御する。これに伴い、回動内機30は、内機本
体31により指針軸32を介し発光指針Pを回動する。
【0034】また、制御回路110は、そのマイクロコ
ンピュータによる演算処理に伴い、複数の発光ダイオー
ド70及び複数の発光ダイオード80を同時に発光駆動
制御する。ここで、制御回路110による各発光ダイオ
ード70の発光駆動制御は、発光指針Pが図2にて図示
時計方向(即ち、発光指針Pによる指示値の増大方向)
へ回動するときにのみなされる。
【0035】上述のように光導入部43内に入射した白
色光は、回動基部41の反射面41aにより反射されて
回動基部41を通り指針部44内に進む。ついで、この
ように指針部44内に進む白色光は、白色の反射膜45
により反射されながら指針部44の表面44aからカバ
ー60のスリット61を通り出射する。これにより、発
光指針Pは、スリット61にて発光する。
【0036】また、上述のように光導入部51内に入射
した青色光は、反射面51aにより反射されて指針部5
2内に進む。ついで、このように指針部52内に進む青
色光は、白色の反射膜53により反射されながら光透過
層52bを通りカバー60の左側側壁62のうち当該光
透過層52bに対する対向部に向け出射する。すると、
このように出射する青色光は、切り欠き部62aを通
り、図2にて例示するように斜線領域aにレーダイメー
ジ光として入射する。そして、この斜線領域aは、発光
指針Pの時計方向への回動に伴い同一方向へ移動する。
【0037】以上説明したように、発光指針Pに上下両
指針部材40、50を設け、上側部材40に本来の指針
として機能させ、下側部材50で目盛り盤10aに青色
光をレーダイメージ光として入射するようにしたので、
発光指針Pを放電管で構成したり目盛り盤10aの表面
に蛍光塗料を塗布したりする必要がなく、レーダイメー
ジの乗用車用指針計器を安価に提供できる。また、青色
光を目盛り盤10aに入射するだけで紫外線の照射は不
要故、紫外線の視認者に対する悪影響を考慮する必要が
ない。
【0038】(第2実施形態)上記第1実施形態の目盛
り盤10aでは、目盛り盤10aの表面のうち目盛り部
11の各目盛り及び各目盛り値を除く部分を明色とし、
各目盛り及び各目盛り値を黒色としているが、本発明の
実施にあたり、上記各目盛り及び各目盛り値を除く部分
を黒色とし、各目盛り及び各目盛り値を明色としてもよ
い。
【0039】しかしながら、各目盛り及び各目盛り値を
除く部分のうち二点鎖線領域Aは、入射されたレーダイ
メージ光を反射して乗員に視認させるように機能するも
のであるため、各目盛り及び各目盛り値を除く部分を単
純に黒色で施すだけでは、レーダイメージ光の発光輝度
が著しく低くなってしまう。
【0040】そこで、本実施形態では、図5の断面図に
示すように、透光性の目盛り盤10aの表面において、
少なくとも二点鎖線領域Aにスモーク網点印刷101a
を施している。さらに、上記目盛り盤10aの裏面にお
いて、少なくとも二点鎖線領域Aに高反射系の印刷10
2aを施している。高反射系印刷102aの具体例とし
ては、周知の白色印刷、ミラー印刷、クリアパール印
刷、ブルーパール印刷等が挙げられる。
【0041】なお、本実施形態の計器のうち目盛り盤1
0a以外の他の構造は、第1実施形態と同様の構造であ
る。
【0042】このように本実施形態では、目盛り盤10
aの表面にスモーク網点印刷101aを施しているの
で、単純に黒色印刷を施した場合に比べて発光輝度を高
めることができる。さらに、目盛り盤10aの裏面に光
反射系印刷102aを施しているので、目盛り盤10a
の表面に入射されるレーダイメージ光のうち、目盛り盤
10aの裏面に透過しようとするレーダイメージ光が表
面側に反射されることとなり、発光輝度を高めることが
できる。
【0043】なお、本実施形態では、表面にスモーク網
点印刷101aを施すとともに裏面に光反射系印刷10
2aを施しているが、これらの印刷のうち少なくとも一
方が目盛り盤10aに施されていれば、単純に黒色で施
しただけの目盛り盤10aに比べて発光輝度を高めるこ
とができる。
【0044】(第3実施形態)上記第1実施形態の目盛
り盤10aでは、スモーク網点印刷101aおよび光反
射系印刷102aのうち少なくとも一方を施すことによ
りレーダイメージ光の発光輝度を高めるようにしている
のに対し、本実施形態では、図6の断面図に示すよう
に、目盛り盤10aの表面に、当該目盛り盤10aとは
別体の反射板103aを配置することにより、レーダイ
メージ光の発光輝度を高めるようにしている。
【0045】ここで、目盛り盤10aに反射されて乗員
に視認されるレーダイメージ光は、目盛り盤10aに対
して略垂直に反射されたほうが、斜めに反射される場合
に比べて視認性が良好である。そして、本発明のレーダ
イメージ光は目盛り盤10aに対して斜めに入射するた
め、反射板103aの表面を単純なフラット形状にする
と、図6の矢印S1のように入射したレーダイメージ光
は、矢印S2に示すように目盛り盤10aの垂直方向に
対して斜めに反射されてしまう。
【0046】そこで、本実施形態の反射板103aの表
面および裏面の少なくとも一方の面を、レーダイメージ
光S1が矢印S3に示すように目盛り盤10aの略垂直
方向に反射されるように凹凸形状に形成すれば、レーダ
イメージ光の視認性を良好にでき、好適である。凹凸形
状の具体例として周知のフレネル形状が挙げられる。ま
た、上記凹凸形状が形成された反射板103aの材質と
して透光性部材を用いて好適である。
【0047】なお、本実施形態の目盛り盤10aでは、
上記各目盛り及び各目盛り値を除く部分を明色とし、各
目盛り及び各目盛り値を黒色としてもよいし、各目盛り
及び各目盛り値を除く部分を黒色とし、各目盛り及び各
目盛り値を明色としてもよい。
【0048】(他の実施形態)本発明の実施にあたり、
各発光ダイオード70は、青色で発光する発光ダイオー
ドに限ることなく、例えば、緑色や橙色等の目盛り盤1
0aの表面の中央側領域の色と異なる色で発光する発光
ダイオードであってもよい。この場合、光透過層52b
の色は、当該発光ダイオードの色に合わせて変更する。
【0049】また、本発明の実施にあたり、光透過層5
2bは廃止してもよく、或いは、各発光ダイオード70
の発光色を白色にして、この白色光を光透過層52bか
ら青色光として出射させるようにしてもよい。
【0050】また、各発光ダイオード80は、白色で発
光する発光ダイオードに限ることなく、橙色その他の色
で発光する発光ダイオードであってもよい。また、各発
光ダイオード80は、各発光ダイオード70と異なる色
で発光するものに限らず、当該各発光ダイオード70と
同一の色で発光するものでもよい。
【0051】また、上記実施形態では、各発光ダイオー
ド70と各発光ダイオード80とを同時に発光させるよ
うに制御する例について説明したが、これに限ることな
く、各発光ダイオード70を、所定時間(例えば、0.
5秒)だけ、各発光ダイオード80に対し、遅延して或
いは先行して発光開始させるように制御してもよい。ま
た、各発光ダイオード70や各発光ダイオード80に代
えて、例えば、ランプを採用してもよい。
【0052】また、本発明の実施にあたり、反射膜45
は、光に対する拡散作用を有していてもよく、この場合
には、反射膜45は、指針部44内の白色光を当該指針
部44の表面44aに向け均一な輝度の白色光として拡
散反射する。
【0053】また、本発明の実施にあたり、反射膜53
は、指針部材50の指針部52の表面に限ることなく、
指針部52及び光導入部51の各外面のうち青色出射層
52に対応する部分及び軸方向端面51b以外の部分に
も形成するようにしておけば、青色出射層52から出射
させるにあたり、指針部材50内の光をより一層有効に
利用できる。
【0054】また、本発明の実施にあたり、指針部材4
0において、回動基部41の後部に、反射面41aに代
えて指針軸32に平行な入射壁を形成し、かつ、この入
射壁から回動基部41を通して指針部44内にその先端
部に向け白色光を入射する単一の発光ダイオード80を
支持部41b上に設けて、配線板20上の複数の発光ダ
イオード80及び指針部材40の光導入部43を廃止す
るようにしてもよい。一方、指針部材50において、光
導入部51を廃止するとともに指針部52の後部に指針
軸32に平行な入射壁を形成し、かつこの入射壁から指
針部52内にその先端部に向け青色光を入射する単一の
発光ダイオード70を当該入射壁と光導入部43の前面
との間に配設して、配線板20上の複数の発光ダイオー
ド70を廃止してもよい。
【0055】本発明の実施にあたり、下側指針部材50
の指針部52の裏壁に白色の反射層を形成し、カバー6
0の裏板60bを廃止してもよい。
【0056】また、本発明の実施にあたり、乗用車用指
針計器に限ることなく、一般に乗用車その他の車両用指
針計器に本発明を適用してもよい。また、当該指針計器
は、タコメータとしての計器に限ることなく、スピード
メータその他のメータとしての計器であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る乗用車用指針計器
の要部断面図である。
【図2】図1の計器板の目盛り盤の正面図である。
【図3】図1の発光指針の分解斜視図である。
【図4】図1の指針計器のブロック回路図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る目盛り盤の断面図
である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る目盛り盤の断面図
である。
【符号の説明】
10a…目盛り盤、11…目盛り部、12…貫通穴部、
30…回動内機、32…指針軸、40…上側指針部材、
41…回動基部、44、52…指針部、50…下側指針
部材、52a…下側指針部材の側面、52b…光透過
層、60…カバー、61…スリット、62a…切り欠き
部、70、80…発光ダイオード、a…斜線領域、P…
発光指針。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F074 AA02 AA04 BB06 DD03 EE02 EE03 FF01 GG02 GG08 3D044 BA22 BA28 BD01 BD13 5F041 FF01 FF16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最小目盛りから最大目盛りにかけて円弧
    状に目盛ってなる目盛り部(11)を貫通穴部(12)
    を中心に形成してなる目盛り盤(10a)と、 この目盛り盤の裏面側に配設された回動内機(30)
    と、 前記目盛り盤の表面に沿い前記回動内機により回動され
    る発光指針(P)とを備え、 前記回動内機は、前記目盛り盤の前記貫通穴部に向け回
    動可能に延出する指針軸(32)を有し、 前記発光指針は、前記目盛り盤の前記貫通穴部を介し前
    記指針軸の先端部に支持される回動基部(41)及びこ
    の回動基部から前記目盛り盤の表面に沿い長手状に延出
    する指針部(以下、上側指針部(44)という)を有す
    るように導光材料により形成された上側指針部材(4
    0)と、前記上側指針部の裏面に沿いその長手方向に併
    設される指針部(以下、下側指針部(52)という)を
    有するように導光材料により形成される長手状下側指針
    部材(50)とを備え、 前記上側指針部材は、前記回動基部を通し前記上側指針
    部内にその先端部に向け光を入射されたときこの光を当
    該上側指針部の表面からその長手方向に亘り出射し、 前記下側指針部材は、前記下側指針部内にその後部から
    先端部に向け光を入射されたときこの光を当該下側指針
    部の前記最小目盛り側の側面(52a、52b)から前
    記目盛り盤の表面のうち前記最小目盛り側の所定領域
    (a)に向け出射するようにした車両用指針計器。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記上側指針部材の表面に対
    応する上壁及び前記両指針部材の各外周面に対応する周
    壁でもって前記上側指針部材の表面及び前記両指針部材
    の各外周面を被覆する遮光性カバー(60)を備え、 このカバーの上壁の幅方向中央には、前記上側指針部の
    長手方向に沿いスリット(61)が形成され、前記カバ
    ーの周壁のうち前記下側指針部の前記最小目盛り側の側
    面に対応する側壁の下部には、前記最小目盛り側の側面
    から前記所定領域に向かう光を通過させるように切り欠
    き部(62a)を形成してなることを特徴とする請求項
    1に記載の車両用指針計器。
  3. 【請求項3】 前記上側指針部内に向け入射される光は
    第1光源(80)から出射され、前記下側指針部内に向
    け入射される光は第2光源(70)から出射されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の車両用指針計器。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の光源の光の色は互い
    に異なることを特徴とする請求項3に記載の車両用指針
    計器。
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