JPH10142007A - 指針装置 - Google Patents

指針装置

Info

Publication number
JPH10142007A
JPH10142007A JP29905596A JP29905596A JPH10142007A JP H10142007 A JPH10142007 A JP H10142007A JP 29905596 A JP29905596 A JP 29905596A JP 29905596 A JP29905596 A JP 29905596A JP H10142007 A JPH10142007 A JP H10142007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
pointer
light source
pattern
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29905596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3674193B2 (ja
Inventor
Tomokazu Oono
智数 大野
Naoyuki Aoki
直之 青木
Hirobumi Imaizumi
博文 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP29905596A priority Critical patent/JP3674193B2/ja
Publication of JPH10142007A publication Critical patent/JPH10142007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3674193B2 publication Critical patent/JP3674193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光指針用光源の配置構成に工夫を凝らすこ
とにより、簡単な構成にて、湾曲状目盛りパターンを有
するパターン表示板への発光指針用光源の光の漏れを防
止しつつ、発光指針及びパターン表示板の時間差発光に
よる斬新な視認性を確保するようにした指針装置を提供
する。 【解決手段】 冷陰極管20bを有する目盛り板用光源
20は、目盛り板10の裏面側にケーシング30内に配
設されている。冷陰極管63及び導光板64を遮光用ケ
ーシング60a内に収容した発光指針用光源60は、目
盛り板10の裏面側にてケーシング30内に配設されて
いる。冷陰極管20bは、冷陰極管63の点灯後に点灯
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の指針装置その他
各種の指針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の指針装置においては、特
公平8−14500号公報に示されているように、計器
盤の裏面側に計器盤用冷陰極管を配置し、発光指針に発
光指針用冷陰極管を内蔵したものがある。そして、この
指針装置では、発光指針用冷陰極管により発光指針を発
光させた後に、計器盤用冷陰極管により計器盤を発光さ
せることで、両発光指針と計器盤の時間差発光による斬
新な視認性を確保するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような指
針装置では、上述のごとく、発光指針用冷陰極管が発光
指針に内蔵されている。従って、発光指針用冷陰極管の
光が発光指針から計器盤に漏れ出ることはないものの、
発光指針が回動状態していても、発光指針用冷陰極管に
対し外部電源から給電しなければならない。
【0004】このため、発光指針用冷陰極管に対する外
部電源の接続回路構成が複雑になりコスト高を招くとい
う不具合が生ずる。そこで、本発明は、このようなこと
に対処するため、発光指針用光源の配置構成に工夫を凝
らすことにより、簡単な構成にて、湾曲状目盛りパター
ンを有するパターン表示板への発光指針用光源の光の漏
れを防止しつつ、発光指針及びパターン表示板の時間差
発光による斬新な視認性を確保するようにした指針装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至3に記載の発明によれば、目盛りパタ
ーンを通し光を透過させるパターン表示板用光源が、パ
ターン表示板の裏面側に配置されている。さらに、発光
指針にその回動中心部から光を入射する発光指針用光源
もパターン表示板の裏面側に配置されている。また、遮
光手段が発光指針用光源の光をパターン表示板から遮光
する。
【0006】このように、パターン表示板用光源をパタ
ーン表示板の外部に設けることに加え、発光指針用光源
をも発光指針の外部に設けるようにしたので、発光指針
内に光源を設けた場合に必要となる外部電源との接続回
路が不要となり、その結果、コスト高を招くこともな
い。また、発光指針用光源を点灯させた後にパターン表
示板用光源を点灯させるように制御手段により当該両光
源を遅延制御する。このため、発光指針の発光後にパタ
ーン表示板の目盛りパターンが発光するという時間差発
光による斬新な視認性を確保することできる。
【0007】また、遮光手段が、上述のごとく、発光指
針用光源の光をパターン表示板から遮光するので、当該
発光指針用光源がその点灯時にパターン表示板に対する
光漏れを生ずることがない。以上により、簡単な構成に
て、パターン表示板への発光指針用光源の光の漏れを防
止しつつ、発光指針及びパターン表示板の時間差発光に
よる斬新な視認性を確保できる。
【0008】ここで、請求項3に記載の発明によれば、
発光指針用光源が、互いに異なる色にて点灯する少なく
とも二つの点灯素子を備え、制御手段が、目盛り板用光
源の点灯前に少なくとも二つの点灯素子を選択的に点灯
させる。これにより、例えば、車両の走行速度が異常に
なった場合に、今まで点灯していた点灯素子の色とな異
なる色の点灯素子を点灯させることで、当該走行速度の
異常をより一層明確に視認できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1乃至図6に基づき説明する。図1は本発明に係る車両
用指針装置の一例の部分破断正面を示しており、この指
針装置は、当該車両の車室内に設けたインストルメント
パネルに配設されている。
【0010】当該指針装置は、図1乃至図3にて示すご
とく、目盛り板10を備えている。この目盛り板10
は、透明樹脂板の表面に光拡散層及び黒色層(以下、目
盛り板10の表面という)を順次印刷して構成されてお
り、この目盛り板10には、両貫通穴部11が、図1及
び図2にて示すごとく、左右に形成されている。目盛り
板10の表面には、両円弧状透光パターン部12、13
が、図1にて示すごとく、上記黒色層の対応部分を打ち
抜くことにより左右に形成されており、これら各透光パ
ターン部12、13は、各貫通穴部11と同心的に位置
している。
【0011】目盛り板10の左右方向中央には、インジ
ケータ部14が、両透光パターン部12、13の間にて
図1にて示すごとく形成されている。但し、インジケー
タ部14の文字パターンは、後述する導光板20aに形
成されている。なお、左側透光パターン部12は、当該
車両の車速を表す車速目盛りパターンに相当する。ま
た、右側透光パターン部13は当該車両のエンジンの回
転数を表す回転数目盛りパターンに相当し、インジケー
タ部14は当該車両のオートマチックトランスミッショ
ンの変速位置を表す変速位置パターンに相当する。
【0012】目盛り板用光源20は、図1乃至図3にて
示すごとく、透明のアクリル樹脂やポリカーボネード等
の導光材料からなる導光板20aと、直線状の冷陰極管
20bと、直線状のリフレクタ20cとにより構成され
ている。導光板20aは目盛り板10の裏面に固着され
ており、この導光板20aには、略半円状の各開口部2
1が、図2にて例示するごとく、目盛り板10の各貫通
穴部11に対応して左右に形成されている。
【0013】冷陰極管20bは、導光板20aの図1乃
至図3にて図示下縁部に沿い配設されており、この冷陰
極管20bは、その点灯により、導光板20a内にその
略V字状凸部22から光を入射する。このことは、導光
板20aが冷陰極管20aからの光を導入して内部反射
し、目盛り板10の裏面全体に亘り均一な光として入射
することを意味する。これにより、この光が目盛り板1
0の両透光パターン部12、13を通り透過して両透光
パターン部12、13を発光させる。
【0014】リフレクタ20cは、冷陰極管20bから
の光を導光板20aの略V字状凸部22に向けて反射す
る。また、指針装置は、ケーシング30を備えており、
このケーシング30は、目盛り板用光源20を収容する
ように、目盛り板10の裏面に組み付けられている。
【0015】また、指針装置は、駆動装置40と、この
駆動装置40により駆動される発光指針50とを備えて
いる。駆動装置40は、その装置本体41にて、ケーシ
ング30内にてその底壁上に装着されており、この駆動
装置40の指針軸42は、装置本体41から左側透光パ
ターン部12の中心に位置する導光板20aの左側開口
部21及び目盛り板10の左側貫通孔部11を通り回動
可能に延出している(図2参照)。
【0016】発光指針50は、左側透光パターン部12
上にて車速を指示するためのもので、この発光指針50
は、遮光樹脂材料からなる断面略コ字状のキャップ51
と、このキャップ51から延出する指針本体52とを備
えている。キャップ51は、そのボス部51aにて、指
針軸42に同軸的に支持されている。指針本体52は、
図2にて示すごとく、反射壁52aを備えており、この
反射壁52aは、指針本体52の基部の内部及び下端面
を通し目盛り板10の左側貫通孔部を臨むように、指針
本体52の基部背壁に傾斜状に形成されている。
【0017】これにより、反射壁52aは、後述する導
光板から貫通孔部11を通り指針本体52の基部に入射
する光を指針本体52内にてその先端に向けて反射す
る。このため、指針本体52がその上面にて発光する。
なお、指針本体52の下面には乳白色印刷が施されてい
る。なお、指針本体52の基部は、図2にて示すごと
く、上方から見えないようにキャップ51により遮断さ
れている。また、図2にて符号53は、重量バランサを
示す。
【0018】発光指針用光源60は、図2及び図3にて
示すごとく、ケーシング30内にて図示上側部に収納さ
れている。この発光指針用光源60は、遮光材料からな
るケーシング60aを備えており、このケーシング60
aは、ケーシング30の底壁に取り付けられている。ケ
ーシング60aは、図1乃至図3にて示すごとく、断面
略コ字状ケーシング部材61と、略半円状の左右両ケー
シング部材62とを備えている。
【0019】ケーシング部材61は、その開口縁61a
にて、ケーシング30の底壁に固着されており、このケ
ーシング部材61の上壁には、両ケーシング部材62の
各開口部62a(図2及び図3参照)内に嵌装された左
右開口部61b(図2では、一方の開口部61bのみを
示す)が、左右両透光パターン部12、13に対応する
位置にて長方形状に形成されている。
【0020】各ケーシング部材62は、図2にて例示す
るごとく、その開口部62aから導光板20aの各開口
部21を介し目盛り板10の各貫通孔部11に向け傾斜
して延出しており、このケーシング部材62の内壁は、
ケーシング部材61の内壁及びケーシング30の底壁の
うちケーシング部材61の内部を臨む内壁部分と共に、
白色印刷が施されている。
【0021】また、発光指針用光源60は、直線状冷陰
極管63を備えており、この冷陰極管63は、ケーシン
グ部材61内にてその上壁に沿い配設されている。しか
して、冷陰極管63は、その点灯により、ケーシング部
材61の各開口部61bから各ケーシング部材62内に
向けその開口部62aを通し発光する。左右の両導光板
64は、導光板20aと同一の材料により略半円状に形
成されており、これら各導光板64は、図1及び図2に
て示すごとく、その導光板部64aにて、左右の各ケー
シング部材62内にそれぞれ収納されている。
【0022】しかして、左側導光板64は、ケーシング
部材62内に入射する冷陰極管63からの光を導入して
内部反射しながら左側貫通穴部11に向け進める。左側
導光板64は、図2にて示すごとく、ケーシング部材6
2の開口部62bを介し装置本体41上に着座した円筒
部64bを備えており、この円筒部64bの中空部内に
は、指針軸42が同軸的に挿入されている。
【0023】円筒部64bは、その上端部にて、目盛り
板10の左側貫通孔部11内に嵌装されており、この円
筒部64bの上壁は、指針本体52の基部下面に平行に
対向している。また、円筒部64bは、その中空部内表
面下側部にて、反射壁64cを備えており、この反射壁
64cは、導光板部64aの内部を進む光を円筒部64
bの上壁に向けて反射するように、図2にて示すよう
に、装置本体42の上壁側から指針軸42の先端側に向
け末すぼまり状にて断面テーパ状に形成されている。
【0024】なお、円筒部64bの周壁は、図2にて示
すごとく、ケーシング部材62により導光板20aの開
口部21の内周壁から遮光されている。また、図1にて
符号70で示す発光指針は、発光指針50と同様の構成
を有し、上記駆動装置40と同様の駆動装置により駆動
されて右側透光パターン部13上にて回転数を指示す
る。
【0025】この発光指針70は、キャップ51及び指
針本体52にそれぞれ相当するキャップ71及び指針本
体72により構成されて、その駆動装置と共に右側透光
パターン部13に対応して、目盛り板10に取り付けら
れている。フロントカバー80は、環状の見返し板90
を介し、目盛り板10にその表面側から取り付けられて
いる(図1乃至図3参照)。但し、フロントカバー80
は、光透過率の低いスモーク材料により形成されてい
る。
【0026】次に、両冷陰極管20b、63を駆動する
ための制御回路90の構成につき図4を参照して説明す
る。この制御回路100は、遅延回路101を備えてお
り、この遅延回路101は、当該車両のイグニッション
スイッチIGを介しバッテリBaから給電されて作動
し、冷陰極管63を点灯させるための第1出力信号を発
生し駆動回路102に出力する。また、この遅延回路1
01は、冷陰極管63を点灯させるための第2出力信号
を、上記第1出力信号よりも所定時間(例えば、1秒
間)遅延して発生し駆動回路102に出力する。
【0027】駆動回路102は遅延回路101からの第
1出力信号に応答して冷陰極管63を点灯する。一方、
駆動回路103は遅延回路101からの第2出力信号に
応答して冷陰極管20aを点灯する。以上のように構成
した本第1実施形態において、イグニッションスイッチ
IGをオンすれば、遅延回路101がバッテリBaから
給電されて作動し、第1出力信号を発生する。すると、
駆動回路102が当該第1出力信号に応答して冷陰極管
63を点灯する。
【0028】これに伴い、冷陰極管63からの光がケー
シング部材61の各開口部61bを通り各導光板64の
導光板部64a内に入射する。発光指針50を発光させ
る場合においては、上述のように左側導光板64の導光
板部64a内に入射した光が左側導光板64の円筒部6
4b内に進行すると、この光が、円筒部64b内にて反
射壁64cにより反射されて、円筒部64bの上壁から
出射した後、指針本体52の基部内に入射する。なお、
反射壁64cの反射光は、円筒部64bの上壁に直角に
進むので、この反射光が目盛り板10の貫通穴部11に
その内周面から入射することはない。
【0029】しかして、上記入射光が、指針本体52の
基部内にて反射壁52aにより指針本体52の先端側に
向けて反射される。これに伴い、この反射光が指針本体
52内にて反射されながらその先端側に向けて進む。こ
のため、発光指針50が、指針本体52の上面にて発光
する。また、発光指針70も、発光指針50と同様にし
て、指針本体72の上面にて発光する。
【0030】このとき、冷陰極管20aは、点灯してい
ないので、目盛り板10は、導光板20aによって照射
されていない。しかも、フロントカバー70がスモーク
材料により形成されているから、このフロントカバー7
0はブラックフェースとしての役割を果たす。これによ
り、両発光指針50、70の各指針本体52、72のみ
が、図5にて示すごとく、フロントカバー80を通して
視認できる。
【0031】この場合、上述のごとく、両ケーシング部
材61、62の各内壁及びケーシング30の底壁のうち
ケーシング部材61内を臨む部分が、白色印刷されてい
るから、各導光板部64aから各円筒部64bに向けて
進む光量は十分に確保され得る。従って、両指針本体5
2、72内に導入される光の量も十分に確保できる。そ
の結果、両指針本体52、72の輝度を十分に高くでき
る。
【0032】然る後、遅延回路101が第2出力信号を
発生すると、駆動回路103がこの第2出力信号に応答
して冷陰極管20bを点灯する。すると、この冷陰極管
20bが、導光板20a内に凸部22から光を入射す
る。これに伴い、導光板20aが、その入射光を内部反
射しながら、均一な光として目盛り板10に入射する。
このため、この入射光が両透光パターン部12、13及
びインジケータ部14を通り透過してこれら両透光パタ
ーン部12、13及びインジケータ部14を発光させ
る。
【0033】これにより、両透光パターン部12、13
及びインジケータ部14が、発光状態にある両指針本体
52、72と共に、ブラックフェースとしての役割を果
たすフロントカバー80を通し図6にて示すように視認
され得る。以上説明したように、本第1実施形態では、
遅延回路101から発生する第1出力信号により冷陰極
管63を点灯させて、両指針本体52、72を発光さ
せ、その後、上記所定時間後に、遅延回路101から発
生する第2出力信号により冷陰極管20aを点灯させ
て、目盛り板10の両透光パターン部12、13及びイ
ンジケータ部14を発光させるようにした。
【0034】これにより、フロントカバー80を介する
目盛り板10の視認性が斬新なものとなる。この場合、
冷陰極管63がケーシング60a内に収納されて外部か
ら遮光されているので、冷陰極管63の光が導光板20
aや目盛り板10に入射することがない。従って、冷陰
極管63の点灯によって、両発光指針50、70のみが
発光するのであって、目盛り板10の透光パターン部及
びインジケータ部が冷陰極管63の点灯により発光する
ことはない。
【0035】このため、両発光指針50、70の発光後
に目盛り板10の両透光パターン部及びインジケータ部
を発光させるという時間差発光を確実に実現できる。ま
た、上述のごとく、目盛り板用光源20を目盛り板10
とは別途設けることに加え、発光指針用光源60を発光
指針50、70の外部にて別途設けるようにしたので、
発光指針内に冷陰極管等の光源を設けた場合に必要とな
るこの光源と外部回路との電気的な接続回路が不要であ
り、コスト高を招くことがない。
【0036】図7及び図8は、本発明の第2実施形態を
示している。この第2実施形態では、左右の両発光指針
用光源110が、上記第1実施形態にて述べた発光指針
用光源60に代え、左右透光パターン部12、13に対
応してケーシング30内に取り付けられている。発光指
針用左側光源110は、図7及び図8にて示すごとく、
遮光材料からなるケーシング110aを備えており、こ
のケーシング110aは、ケーシング30の底壁に取り
付けられている。
【0037】ケーシング110aは、筒状ケーシング部
材111と、略偏平楕円状のケーシング部材112とを
備えている。ケーシング部材111は、ケーシング30
の底壁から延出している。ケーシング部材112は、図
8にて示すごとく、その下側開口部112aにて、ケー
シング部材111の上端開口部に外方から嵌装されてお
り、このケーシング部材112は、下側開口部112a
から導光板20aの左側開口部21を介し目盛り板10
の左側貫通孔部11に向け傾斜して延出している。
【0038】なお、ケーシング110aの内壁には、ケ
ーシング30の底壁のうちケーシング部材111の内部
を臨む内壁部分と共に、白色印刷が施されている。ま
た、発光指針用左側光源110は、ランプ113を備え
ており、このランプ113は、ケーシング部材111内
にて、その点灯により、ケーシング部材112の下側開
口部112a内に向け発光するように、ケーシング30
の底壁に装着されている。
【0039】導光板114は、導光板20aと同一の材
料により略偏平楕円状に形成されており、この導光板1
14は、図7及び図8にて示すごとく、その導光板部1
14aにて、ケーシング部材111内に収納されてい
る。しかして、左側導光板114は、ランプ113から
の光を、導光板部114a内に導入し内部反射しながら
左側貫通穴部11に向け進める。
【0040】また、導光板114は、図7及び図8にて
示すごとく、ケーシング部材112の開口部112bを
介し装置本体41上に着座した円筒部114bを備えて
おり、この円筒部114bは、上記第1実施形態にて述
べた導光板64の円筒部64bと同様の構成を有すると
共に、指針軸42、貫通穴部11及び指針本体52の基
部に対する当該円筒部64bの空間的位置関係と同様の
位置関係を有する。
【0041】しかして、発光指針用光源110において
は、ケーシング110a、ランプ113並びに導光板1
14の導光板部114a及び円筒部114bが、それぞ
れ、上記第1実施形態にて述べたケーシング60a、冷
陰極管63並びに導光板64の導光板部64a及び円筒
部64bと実質的に同様の機能を発揮する。なお、円筒
部114bの周壁は、図8にて示すごとく、ケーシング
部材112により導光板20aの開口部21の内周壁か
ら遮光されている。また、発光指針用右側光源110も
左側光源110と同様に構成されている。
【0042】また、ランプ113は、上記第1実施形態
にて述べた冷陰極管63に代えて、駆動回路102によ
り点灯される。その他の構成は上記第1実施形態と同様
である。このように構成した本第2実施形態によれば、
両発光指針用光源110が、上記第1実施形態にて述べ
た発光指針用光源60と同様の機能を発揮する。
【0043】これにより、本第2実施形態のように、発
光指針用光源が、冷陰極管ではなくランプを有するもの
であっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を達成
できる。図9は、上記第2実施形態の変形例を示してい
る。この変形例では、左右の両発光指針用光源120
が、上記第2実施形態にて述べた両発光指針用光源11
0に代えて、目盛り板10の左右の両透光パターン部1
2、13に対応して、ケーシング30内に取り付けられ
ている。
【0044】発光指針用左側光源120は、上記第2実
施形態にて述べたケーシング110a、ランプ113及
び導光板114にそれぞれ対応するケーシング120
a、青色及び赤色の両ランプ123a、123b及び導
光板124を備えている。ここで、ケーシング120a
は、ケーシング110aと同様に遮光材料により形成さ
れており、このケーシング120aは、両ケーシング部
材111、112に対応する両ケーシング部材121、
122を備えている。
【0045】また、両ランプ123a、123bは、ケ
ーシング部材121内にて、ケーシング30の底壁に装
着されている。ここで、両ランプ123a、123bの
いずれかが、上記第2実施形態にて述べたランプ113
に代えて、遅延回路101からの第1出力信号に応答し
て駆動回路102により点灯される。但し、当該車両の
走行速度が通常速度にあるときランプ123aを青色点
灯させ、当該車両の走行速度が所定の高速度を超えたと
きランプ123bを赤色点灯させるように、両ランプ1
23a、123bと駆動回路102との間に点灯選択回
路が接続されている。
【0046】ケーシング部材121は、両ランプ123
の収容のため、ケーシング部材122及び導光板124
と共に、幅広に形成されている。導光板124は、導光
板114と同様に形成されており、この導光板124
は、導光板部114a及び円筒部114bにそれぞれ対
応する導光板部124a及び円筒部124bを備えてい
る。
【0047】これにより、導光板114がランプ113
の光を指針本体52に導くと同様に、導光板124は、
両ランプ123a、123bのいずれかからの光を指針
本体52に導く。なお、発光指針用右側光源120も左
側光源120と同様に構成されている。その他の構成は
上記第2実施形態と同様である。
【0048】このように構成した本変形例によれば、両
発光指針用光源120は、両ランプ123a、123b
を採用したことによる機能を除き、上記第2実施形態に
て述べた発光指針用光源110と同様の機能を発揮す
る。これにより、この変形例のように、発光指針用光源
が、両ランプを有するものであっても、両ランプ123
a、123bの選択的点灯制御を除き、上記第2実施形
態と実質的に同様の作用効果を達成できる。
【0049】但し、本変形例では、上述のごとく、両ラ
ンプ123a、123bを選択的に点灯制御するので、
当該車両の走行速度が所定の高速度を超えたとき発光指
針50、70が、青色発光から赤色発光に変わる。この
ため、上記第2実施形態にて述べた作用効果を達成しつ
つ、当該車両の走行速度の異常上昇をより斬新な表示に
て明確に視認できる。
【0050】なお、上記変形例では、両ランプ123
a、123bを発光指針用光源の点灯源としたが、例え
ば、互いに異なる色で点灯する三つ以上のランプを発光
指針用光源の点灯源として採用してもよい。この場合、
連続的に色変えをするようにランプ制御をしてもよい。
また、ランプの点灯色も青や赤に限ることなく、他の色
であってもよい。
【0051】また、本発明の実施にあたっては、冷陰極
管やランプに限ることなく、エレクトロルミネッセンス
や発光ダイオード等の各種発光体を発光指針用光源や目
盛り板用光源の点灯源として採用してもよい。また、本
発明の実施にあたり、車両用指針装置に限ることなく、
各種の指針装置に本発明を適用して実施してもよい。
【0052】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態及び変形例にて述べた発光指針用光源60、11
0、120には、ケーシング60a、110a、120
aをもそれぞれ含めた例について説明したが、これに代
えて、各発光指針用光源60、110、120からケー
シング60a、110a、120aを除いた構成を発光
指針用光源として、ケーシング60a、110a、12
0aをそれぞれ遮光手段として別体とみてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す部分破断正面図で
ある。
【図2】図1にて2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1にて3−3線に沿う拡大断面図である。
【図4】上記第1実施形態の両冷陰極管を駆動制御する
ための制御回路図である。
【図5】上記第1実施形態にて両指針本体を発光させた
状態を示す正面図である。
【図6】上記第1実施形態にて両指針本体及び両透光パ
ターン部を発光させた状態を示す正面図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す部分破断正面図で
ある。
【図8】図7にて8−8線に沿う拡大断面図である。
【図9】上記第2実施形態の変形例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10…パターン表示板、11、…貫通穴部、12、13
…目盛りパターン、20、64、114、124…導光
板、20b、63…冷陰極管、42…指針軸、50、7
0…発光指針、113、123a、123b…ランプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲状目盛りパターン(12、13)を
    有するパターン表示板(10)と、 このパターン表示板の表面に沿い回動して前記目盛りパ
    ターン上にて発光により指示する発光指針(50、7
    0)と、 前記パターン表示板の裏面側に配置されて点灯により前
    記目盛りパターンを通し光を透過させるパターン表示板
    用光源(20)と、 前記パターン表示板の裏面側に配置されてこのパターン
    表示板を介し前記発光指針にその回動中心部(51a)
    から点灯により光を入射する発光指針用光源(60、1
    10、120)と、 この発光指針用光源の光を前記パターン表示板から遮光
    する遮光手段(60a、110a、120a)と、 前記発光指針用光源を点灯させた後に前記パターン表示
    板用光源を点灯させるように当該両光源を遅延制御する
    制御手段(100)とを備えて指針装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光手段が遮光材料からなるケーシ
    ングであって、 前記発光指針用光源が、前記ケーシング内に収納された
    発光体(63、113、123a、123b)と、前記
    ケーシング内に収納されて前記発光体からの光を導入し
    て前記パターン表示板を介し前記発光指針にその回動中
    心部から入射する導光部材(64、114、124)と
    からなることを特徴とする請求項1に記載の指針装置。
  3. 【請求項3】 前記発光指針用光源が、互いに異なる色
    にて点灯する少なくとも二つの点灯素子(123a、1
    23b)を備え、 前記制御手段が、前記パターン表示板用光源の点灯前に
    前記少なくとも二つの点灯素子を選択的に点灯させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の指針装置。
JP29905596A 1996-11-11 1996-11-11 指針装置 Expired - Fee Related JP3674193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29905596A JP3674193B2 (ja) 1996-11-11 1996-11-11 指針装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29905596A JP3674193B2 (ja) 1996-11-11 1996-11-11 指針装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10142007A true JPH10142007A (ja) 1998-05-29
JP3674193B2 JP3674193B2 (ja) 2005-07-20

Family

ID=17867631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29905596A Expired - Fee Related JP3674193B2 (ja) 1996-11-11 1996-11-11 指針装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3674193B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1055916A2 (en) * 1999-05-25 2000-11-29 Denso Corporation Illuminated pointer instrument
FR2794237A1 (fr) * 1999-05-25 2000-12-01 Denso Corp Compteur pour vehicule
JP2003028677A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Denso Corp 車両用計器
JP2011047790A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Calsonic Kansei Corp 表示装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1055916A2 (en) * 1999-05-25 2000-11-29 Denso Corporation Illuminated pointer instrument
FR2794237A1 (fr) * 1999-05-25 2000-12-01 Denso Corp Compteur pour vehicule
EP1055916A3 (en) * 1999-05-25 2001-01-24 Denso Corporation Illuminated pointer instrument
US6302551B1 (en) 1999-05-25 2001-10-16 Denso Corporation Meter for vehicle
EP1258712A3 (en) * 1999-05-25 2004-05-26 Denso Corporation Meter for vehicle
JP2003028677A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Denso Corp 車両用計器
JP4604410B2 (ja) * 2001-07-11 2011-01-05 株式会社デンソー 車両用計器
JP2011047790A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Calsonic Kansei Corp 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3674193B2 (ja) 2005-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4075242B2 (ja) 指針計器
KR100417242B1 (ko) 차량용 계기
JP3674193B2 (ja) 指針装置
JP2990916B2 (ja) 発光指針付き計器
JP2005091218A (ja) 車両用表示装置
JP3211229B2 (ja) 計器照明装置
JP4182601B2 (ja) 車両用メータの照明装置
JP3246359B2 (ja) 表示装置
JP2000074706A (ja) 指示計器
JP4352528B2 (ja) 車両用メータの照明装置
JP2002071394A (ja) 車両用計器
JP4178671B2 (ja) 指示計器
JP2001311633A (ja) 指示計器
JP2004226364A (ja) 車両用表示装置
JP3339445B2 (ja) 車両用メータ
JPH1090013A (ja) 指針装置
JP2004325179A (ja) 車両用表示装置
JP2001066166A (ja) 計器用表示装置
JP4604410B2 (ja) 車両用計器
JP2004101482A (ja) 車両用計器
JP2003344119A (ja) メータ装置
JP2000180632A (ja) 車両用計器
JP3252766B2 (ja) 表示装置
JP3788359B2 (ja) 照明装置
JPH11157362A (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050418

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees