JPH1090013A - 指針装置 - Google Patents

指針装置

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JPH1090013A
JPH1090013A JP8250298A JP25029896A JPH1090013A JP H1090013 A JPH1090013 A JP H1090013A JP 8250298 A JP8250298 A JP 8250298A JP 25029896 A JP25029896 A JP 25029896A JP H1090013 A JPH1090013 A JP H1090013A
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light guide
pointer
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pattern display
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JP8250298A
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English (en)
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Hirokazu Shibata
博万 柴田
Makoto Matsumoto
誠 松元
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光体の形状及び配置位置に工夫を凝らし、
単一の発光体でもって発光指針とパターン表示板の双方
の光源とするようにした指針装置を提供する。 【解決手段】 単一の冷陰極管60が、駆動装置40の
装置本体41の外周面と導光板20の貫通穴部21の内
周面との間に配置されている。冷陰極管60の光が導光
板20内にその貫通穴部21の内周面から入射するとと
もに目盛り板10の貫通穴部11を通り発光指針50の
基部52a内に入射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の詳細な説明〕本発明は、車両の指針装置その他
各種の指針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の指針装置においては、特
公平7−107490号公報に示されているように、表
示パネルの下側に放電管を配置して、この放電管の光を
表示パネルの目盛りパターンを透過させて発光指針によ
り指示表示するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような指
針装置では、発光指針自体が発光するから、実質的に、
表示パネルと発光指針の各光源が独立して採用されてい
るという不具合がある。なお、1993年1月15日付
けにて整理番号88−100でもって発行された日本電
装公開技報によれば、駆動装置の周囲に放電管を配置し
て、この放電管の光を発光指針に導入して当該発光指針
を発光させるようにしたものがある。
【0004】しかし、この放電管は発光指針への光の導
入のために採用されているものであるから、通常、文字
板の照明には別途光源が採用されるものと考えられる。
従って、上記公報のものと実質的に同様の不具合があ
る。そこで、本発明は、以上のようなことに対処するた
め、発光体の形状や配置位置に工夫を凝らし、単一の発
光体でもって発光指針とパターン表示板の双方の光源と
するようにした指針装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1及び5に記載の発明によれば、発光体が、
パターン表示板の裏面側に配置した駆動装置の外周に沿
い湾曲状に配置されて、パターン表示板の裏面側に配置
した導光板にその内側から光を入射するとともに、パタ
ーン表示板の表面側に位置する発光指針にパターン表示
板の中央部を通して光を入射する。すると、導光板がそ
の入射光をパターン表示板に入射するとともに、発光指
針がその入射光に基づき発光する。
【0006】これにより、単一の発光体が発光指針及び
パターン表示板の双方の共用光源としての役割を果た
す。従って、指針装置における発光指針及びパターン表
示板の光入射構造が簡単になり、コスト軽減に役立つ。
また、請求項2、3、5に記載の発明によれば、発光体
が、駆動装置の外周に沿い円弧状に配置されて、導光板
にその貫通穴部から光を入射するとともにパターン表示
板の貫通穴部を通し発光指針に光を入射する。
【0007】これにより、請求項1に記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。また、請求項4、5に記載の
発明によれば、第1導光板がパターン表示板の裏面に配
置されるとともに、第2導光板が第1導光板をその外円
周部に沿い包囲するようにパターン表示板の裏面に配置
されている。また、発光体が第1及び第2の導光板の間
にて円弧状に配置されてこれら両導光板内に光を入射す
る。
【0008】このため、発光指針が第1導光板の貫通穴
部の内周面によりパターン表示板の貫通穴部を通し反射
された光を入射されて発光し、第2導光板がその入射光
をパターン表示板に入射させて透光パターン部を透過さ
せる。このように、パターン表示板及びその発光指針に
対応して単一の発光体を両導光板の間に配設すること
で、この発光体をパターン表示板及び発光指針の双方の
共用光源とした。これにより、指針装置としてのにおけ
る発光指針及びパターン表示板の光入射構造が簡単にな
り、コスト軽減に役立つ。
【0009】また、発光体を、上述のごとく、両導光板
の間に配置して、発光体の光を第1導光板の貫通穴部を
介し発光指針に入射させるようにした。このため、発光
指針のキャップの外形は、第1導光板20Bの貫通穴部
の径を小さくする程、小さくできる。その結果、発光指
針の発光長さをより一層長くできる。
【0010】また、発光体は、請求項2に記載の発光体
よりも大きな径を有するので、パターン表示板や発光指
針への入射光量を増大できる。その結果、パターン表示
板や発光指針の明るさをより一層向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
面に基づき説明する。図1及び図2は、本発明に係る車
両用指針装置の第1実施形態を示しており、この指針装
置は、当該車両の車室内に設けたインストルメントパネ
ルに配設されている。
【0012】この指針装置は、車両の車室内に配設した
目盛り板ユニットUを備えており、この目盛り板ユニッ
トUは、一対の平板状目盛り板10及び導光板20によ
り構成されている。各目盛り板10は、図3にて例示す
るごとく、透明樹脂板10aの表面に光拡散層10b及
び黒色層10c(以下、目盛り板10の表面という)を
順次印刷して構成されており、これら各目盛り板10に
は、貫通穴部11が、図1にて例示するごとく、それぞ
れ形成されている。以下、図2にて図示左側の目盛り板
10の貫通穴部11を左側貫通穴部11といい、図示右
側の目盛り板10の貫通穴部11を右側貫通穴部11と
いう。
【0013】また、両目盛り板10の各表面には、各円
弧状透光パターン部12、13が、図2にて示すごと
く、黒色層10cの対応部分を打ち抜くことによりそれ
ぞれ形成されており、これら各透光パターン部12、1
3は、左右の各貫通穴部11と同軸的に位置している。
ここで、両透光パターン部12、13に対応する導光板
20の裏面には、図3にて例示するごとく、反射層10
dが印刷されている。
【0014】また、両目盛り板10の間には、インジケ
ータ部14が、図2にて示すごとく、導光板20の一部
にて形成されている。なお、透光パターン部12は、当
該車両の車速を表す車速目盛りパターンに相当する。ま
た、透光パターン部13は当該車両のエンジンの回転数
を表す回転数目盛りパターンに相当し、インジケータ部
14は当該車両のオートマチックトランスミッションの
変速位置を表す変速位置パターンに相当する。
【0015】導光板20は、透明のアクリル樹脂やポリ
カーボネード等の導光材料により形成されている。この
導光板20は、両目盛り板10の裏面に亘り固着されて
おり、この導光板20には、各貫通穴部21が、図1に
て例示するごとく、両目盛り板10の各貫通穴部11と
同軸的に形成されている。以下、左側貫通穴部11に対
応する貫通穴部21を左側貫通穴部21といい、右側貫
通穴部11に対応する貫通穴部21を右側貫通穴部21
という。
【0016】また、指針装置は、ケーシング30を備え
ており、このケーシング30は、導光板20を収容する
ように、両目盛り板10の各裏面に亘り組み付けられて
いる。また、指針装置は、駆動装置40と、この駆動装
置40により駆動される発光指針50とを備えている。
【0017】駆動装置40は、ケーシング30内にて、
左側の各貫通穴部11、21の双方の内周側に位置する
ように収容されており、この駆動装置40は、ケーシン
グ30の底壁31に固定した装置本体41と、この装置
本体41から左側の各貫通穴部11、21の双方を通り
回動可能に延出する指針軸42とにより構成されてい
る。
【0018】発光指針50は、透光パターン部12上に
て車速を指示するためのもので、遮光樹脂材料からなる
キャップ51と、このキャップ51から延出する指針本
体52とを備えている。キャップ51は、そのボス部5
1aにて、指針軸42に同軸的に支持されている。指針
本体52は、左側目盛り板10の貫通穴部11に向け上
方からL字状に屈曲する基部52aを備えており、この
基部52aは、その下端面52bにて、左側の各貫通穴
部11、21の双方を通り後述する円弧状冷陰極管60
の一部に対向している。
【0019】また、指針本体52の基部52aには、傾
斜状反射壁52cが、下端面52b及び指針本体52の
先端部の双方を指針本体52の内部を通して臨むように
形成されている。なお、指針本体52の基部52aは、
図1にて示すごとく、上方から見えないようにキャップ
51により遮断されている。また、図2にて符号50a
は、バランサを示す。
【0020】冷陰極管60は、図1及び図2にて示すご
とく、装置本体41の外周面上端部と、導光板20の左
側貫通穴部21の内周面との間にて、指針軸42と同軸
的にケーシング30の底壁31から突出する円弧状支持
壁31a上に固定されている。しかして、冷陰極管60
は、導光板20内にその左側貫通穴部21の内周面から
光を入射させるとともに、左側の両貫通穴部11、21
を通り指針本体52内にその下端面52bから光を入射
させる。
【0021】このことは、導光板20がその入射光を左
側パターン表示板10の透光パターン部12を通しその
裏面から透過させるとともに、指針本体52が、その入
射光を反射壁52cにより指針本体52の先端部に向け
反射して発光することを意味する。なお、図2にて符号
70で示す発光指針は、発光指針60と同様の構成を有
し、上記駆動装置40と同様の駆動装置により駆動され
て透光パターン部13上にて回転数を指示する。この発
光指針70はその駆動装置と共に透光パターン部13に
対応して、右側目盛り板10に取り付けられている。ま
た、冷陰極管60と同様の構成の冷陰極管が、発光指針
70の駆動装置の装置本体の外周面上端部と右側貫通穴
部11の内周面との間に配設されている。
【0022】インジケータ部14は、オートマチックト
ランシミッションの変速位置を示す文字P、R、N、
D、2、Lを表す各文字パターン14aを有しており、
これら各文字パターン14aは、導光板20のインジケ
ータ部14に対応する裏面部分に印刷形成されている。
また、インジケータ部14は、図4にて示すごとく、平
板状の各インジケータレンズ15(図4ではその一例を
示す)を有しており、このインジケータレンズ15は、
ケーシング30内にてその底壁31から延出する各筒体
31bの開口端にそれぞれ固着されている。なお、各イ
ンジケータレンズ15とこれらに対応する各筒体31b
は各文字パターン14aにそれぞれ対応して設けられて
いる。
【0023】また、各インジケータレンズ15の各筒体
31bに対応する表面部には、図5にて例示するごと
く、色層16が、互いに異なる色付き材料によりそれぞ
れ印刷形成されており、これら各色層15上には、黒色
等の不透明インク層からなる遮光膜17がそれぞれ形成
されている。ここで、各遮光膜17には、開口部17a
が、各文字パターン14aに対向して形成されている。
【0024】また、各筒体31b内には、インジケータ
用光源18が、図4にて例示するごとく、それぞれ収容
されており、各光源18は、これらに対応するインジケ
ータレンズ15、色層16及び開口部17aを通し、各
文字パターン14aを含む導光板20の裏面部を照明す
る。なお、フロントカバー80が、環状の見返し板90
を介し、目盛り板10にその表面側から取り付けられて
いる(図1、図2及び図3参照)。
【0025】以上のように構成した本第1実施形態にお
いて、冷陰極管60が発光すると、この冷陰極管60の
光が、導光板20内にその左側貫通穴部21の内周面か
ら入射するとともに、左側パターン表示板10の貫通穴
部11を通り発光指針50の指針本体52内に下端面5
2bから入射する。しかして、上述のように導光板20
内に入射した光はこの導光板20内にて反射拡散されて
進み、均一な光として左側目盛り板10にその裏面から
入射して透光パターン部12を透過する。この場合、反
射層10dが導光板20内の光を効率よく反射して透光
パターン部12を透過させる。
【0026】従って、透光パターン部12は、その透過
光により光輝度にて均一に光り、視認性を高める。ま
た、上述のように導光板20内にて反射拡散された光
は、インジケータ部14の各文字パターン14aにより
反射されて導光板20の表面にて、図5にて文字パター
ン14a(例えば、Dという文字パターン)にて例示す
るごとく、変速位置を表示する。
【0027】このとき、インジケータ部14において
は、光源18がインジケータレンズ15、色層16及び
開口部17aを通して色層16の色にて文字パターン1
4a及び導光板20を照射する。このため、導光板20
を通しその表面に表れる文字パターン14aは、色層1
6の色に着色されて見える。また、上述のように指針本
体52内に下端面52bから入射した光は、指針本体5
2の基部52a内で反射壁52cにより指針本体52の
先端部に向け反射される。これにより、発光指針50が
その指針本体52にて発光する。
【0028】以上説明したように、左側目盛り板10及
びその発光指針50に対応して単一の冷陰極管60を装
置本体41の外周面上端部と左側貫通穴部11の内周面
との間に配設することで、この冷陰極管60を左側目盛
り板10及び発光指針50の双方の共用光源とした。こ
れにより、指針装置における左側目盛り板10及び発光
指針50への光入射構造が簡単になり、コスト軽減に役
立つ。
【0029】また、このような作用効果は、右側目盛り
板10及び発光指針70においても同様に成立する。な
お、上記第1実施形態でおいて採用した反射層10d
は、冷陰極管60から遠くなる程高密度となるドッド印
刷によって形成してもよい。これによれば、反射層10
dの光反射率が冷陰極管60から遠くなる方向において
均一になる。
【0030】また、上記第1実施形態において採用した
反射層10dは、印刷によるものではなく、しぼであっ
てもよい。また、上記第1実施形態にて述べた指針本体
52の下面にホットスタンプ等により反射層を設けれ
ば、この反射層により指針本体52内の上方への光反射
が効率よくなされ得る。
【0031】また、上記第1実施形態にて述べたフロン
トカバー80の光透過率を20%以下とすれば、このフ
ロントカバー80は、冷陰極管60の非点灯時には、ブ
ラックフェースとしての役割を果たす。また、上記第1
実施形態では、装置本体41の上端部が導光板20の貫
通穴部21内に位置しているが、これに代えて、装置本
体41の上端部を貫通穴部21よりも下方に位置させる
ようにしてもよく、この場合に、冷陰極管60の径、導
光板20の貫通穴部21の径及び目盛り板10の貫通穴
部11の径を小さくするようにして実施することも可能
である。
【0032】図6及び図7は、本発明の第2実施形態を
示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態
にて述べた導光板20、発光指針50及び冷陰極管60
に代えて、両導光板20A、20B、発光指針50A及
び円弧状冷陰極管60Aが採用されている。なお、導光
板20Aは、左側目盛り板10の照明用としての役割を
果たし、導光板20Bは、発光指針50Aの照明用とし
ての役割を果たす。
【0033】両導光板20A、20Bは、共に、上記導
光板20と同様に導光材料により形成されており、導光
板20Aは、上記両目盛り板10の各裏面に亘り固着さ
れている。この導光板20Aは、左側目盛り板10の貫
通穴部11と同軸的な円形状開口部22を有しており、
この開口部22内において、導光板20Bが、円形状に
て、左側目盛り板10の裏面に固着されている。
【0034】この導光板20Bは貫通穴部23を備えて
おり、この貫通穴部23内には、駆動装置40の指針軸
42が同軸的に位置している。ここで、貫通穴部23の
内周面23aは、図7にて示すごとく、下方から上方に
向けて末すぼまり状に形成されている。冷陰極管60A
は、上記冷陰極管60よりも大きな径を有しており、こ
の冷陰極管60Aは、導光板20Aの開口部22の内周
面と導光板20Bの外円周面24との間に位置して、ケ
ーシング30の環状支持壁31c上に固定されている。
しかして、この冷陰極管60Aは、光を、導光板20A
内にその開口部22の内周面から入射するとともに導光
板20B内にその外円周面24から入射する。
【0035】これにより、導光板20Aは、その入射光
を反射拡散して左側目盛り板10内にその裏面から入射
して透光パターン部12を透過させる。また、導光板2
0Bは、その入射光を反射拡散して内周面23aにて左
側目盛り板10の貫通穴部11を通し上方に向け反射す
る。発光指針50Aは、キャップ53(上記キャップ5
1に相当)と、このキャップ52から延出する指針本体
54(上記指針本体52に相当)とを備えており、キャ
ップ53は、そのボス部53aにて指針軸42に同軸的
に支持されている。指針本体54は、指針本体52と同
様の構成を有しており、この指針本体54は、指針本体
52の基部52a、下端面52b及び反射壁52cにそ
れぞれ相当する基部54a、下端面54b及び反射壁5
4cを備えている。
【0036】ここで、下端面54bは、左側目盛り板1
0の貫通穴部11を通し、導光板20Bの上壁を介し内
周面23aに対向している。なお、指針本体54の基部
54aは、図7にて示すごとく、上方から見えないよい
にキャップ53により遮断されている。その他の構成は
上記第1実施形態と同様である。このように構成した本
第2実施形態では、冷陰極管60Aが発光すると、この
冷陰極管60Aの光が、導光板20A内にその開口部2
2の内周面を通り入射するとともに、導光板20B内に
その外円周面24から入射する。
【0037】すると、導光板20A内に入射した光がこ
の導光板20A内で反射拡散されて左側目盛り板10内
に入射し透光パターン部12を透過する。また、導光板
20B内に入射した光が、導光板20B内にて反射拡散
された後、内周面23aにより反射されて左側貫通穴部
11を通り指針本体54内に下端面54bから入射す
る。
【0038】しかして、指針本体54内に下端面54b
から入射した光は、指針本体54の基部54a内で反射
壁54cにより指針本体54の先端部に向け反射され
る。これにより、発光指針50Aがその指針本体54に
て発光する。以上説明したように、左側目盛り板10及
びその発光指針50Aに対応して単一の冷陰極管60A
を両導光板20A、20Bの間に配設することで、この
冷陰極管60Aを左側目盛り板10及び発光指針50A
の双方の共用光源とした。これにより、指針装置におけ
る左側目盛り板10及び発光指針50Aへの光入射構造
が簡単になり、コスト軽減に役立つ。
【0039】また、冷陰極管60Aを、指針本体54の
基部54aに対向して位置させることなく、上述のごと
く、両導光板20A、20Bの間に配置して、冷陰極管
60Aの光を導光板20Bの内周面23aを介し指針本
体54の基部54a内に導入するようにした。このた
め、キャップ53の外形は、導光板20Aの内周面23
aを指針軸42に近づける程、上記第1実施形態にいう
キャップ51に比べて小さくされ得る。これにより、指
針本体54の発光長さを上記第1実施形態にいう指針本
体52の場合に比べて長くできるので、指針装置として
の高級感をより一層高め得る。
【0040】また、冷陰極管60Aは上記冷陰極管60
の径よりも大きな径を有するので、上記第1実施形態の
場合に比べて目盛り板10や指針本体54への入射光量
を増大できる。その結果、目盛り板10や指針本体54
の明るさをより一層向上できる。図8及び図9は、上記
第2実施形態の変形例を示している。
【0041】この変形例では、導光板20C及び冷陰極
管60Bが、上記第2実施形態にて述べた導光板20A
及び冷陰極管60Aに代えて採用されるとともに、透過
型液晶パネルからなる距離積算計100が付加的に採用
されている。導光板20Cは、導光板20Aにおいてそ
の幅方向端部を図9にて図示下方へ略クランク状に屈曲
させて段部25とした構成となっている。冷陰極管60
Bは、導光板20Cの開口部22内周面と導光板20B
の外円周面24との間にて上記環状支持壁31c上に固
定されており、この冷陰極管60Bの両端部は、図8に
て示すごとく、透光パターン部12の両端部間中央より
も左方へずれて位置している。
【0042】距離積算計100は、導光板20Cの段部
25上に固定されており、この距離積算計100は、そ
の表示面にて、左側目盛り板10に形成した開口部19
を通して露呈している。しかして、距離積算計100
は、導光板20Cの段部25内の反射拡散光を受けて当
該車両の積算走行距離を表示する。その他の構成は上記
第2実施形態と同様である。
【0043】これにより、本変形例によれば、導光板2
0Aと同様の目盛り板10に光を入射するための導光板
20Cを活用して、この導光板20C内に入射される冷
陰極管60Bの光を距離積算計100を透過させる。そ
の結果、上記第2実施形態にて述べた作用効果に加え、
距離積算計100の光源をも冷陰極管60Bで共用でき
る。
【0044】なお、この変形例においては、目盛り板1
0において開口部19を形成することなくこの開口部1
9に相当する部分を透明にしてもよい。また、距離積算
計100は、図8にて発光指針50Aのキャップ53の
図示直上で透光パターン部12の下側に設けてもよく、
また、右側目盛り板10に設けて実施してもよい。な
お、本発明の実施にあたっては、冷陰極管に限ることな
く、円弧状の各種発光体を採用して実施してもよい。
【0045】また、本発明の実施にあたり、車両用指針
装置に限ることなく、各種の指針装置に本発明を適用し
て実施してもよい。また、本発明の実施にあたり、冷陰
極管60、60A、60Bは、導光板や装置本体41に
取り付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2にて1−1線の沿う断面図である。
【図2】本発明に係る車両用指針装置の第1実施形態を
示す部分破断平面図である。
【図3】図1にて符号Aにて示す円内の部分の平面及び
断面を示す拡大図である。
【図4】図2にて4−4線の沿う断面図である。
【図5】図4にて符号Bにて示す円内の部分の平面及び
断面を示す拡大図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す部分破断平面図で
ある。
【図7】図6にて7−7線に沿う断面図である。
【図8】上記第2実施形態の変形例を示す部分破断平面
図である。
【図9】図8にて9−9線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10…パターン表示板、11、21、23…貫通穴部、
12、13…目盛りパターン、20、20A、20B…
導光板、23a…内周面、24…外周面、40…駆動装
置、41…装置本体、42…指針軸、50、50A、7
0…発光指針、52a…基部、60、60A、60B…
冷陰極管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲状目盛りパターン(12、13)を
    有するパターン表示板(10)と、 このパターン表示板の裏面側に配置された駆動装置(4
    0)と、 前記パターン表示板の表面に沿い前記駆動装置により回
    動されて前記目盛りパターン上にて指示する発光指針
    (50、70)と、 前記パターン表示板の裏面側に配置した導光板(20)
    と、 前記駆動装置の外周に沿い湾曲状に配置されて前記導光
    板にその内側から光を入射させるとともに前記発光指針
    に前記パターン表示板の中央部を通して光を入射させる
    発光体(60)とを備え、 前記発光指針が前記発光体からの入射光に基づき発光
    し、 前記導光板がその入射光を前記パターン表示板に入射す
    る指針装置。
  2. 【請求項2】 円弧状目盛りパターンを表す透光パター
    ン部(12、13)とこの透光パターン部の径方向中央
    にて形成した貫通穴部(11)とを有するパターン表示
    板(10)と、 このパターン表示板の裏面側に配置されて前記貫通穴部
    に対応する貫通穴部(21)を有する導光板(20)
    と、 前記パターン表示板の裏面側に配置されて前記両貫通穴
    部内に向くように回動可能に延出する指針軸(42)を
    有する駆動装置(40)と、 前記パターン表示板の表面に沿い回動するように前記指
    針軸に支持された発光指針(50、70)と、 前記駆動装置の外周に沿い円弧状に配置されて前記導光
    板にその貫通穴部から光を入射するとともに前記パター
    ン表示板の貫通穴部を通し前記発光指針に光を入射する
    発光体(60)とを備え、 前記発光指針が前記発光体からの入射光に基づき発光
    し、 前記導光板がその入射光を前記パターン表示板に入射し
    て前記透光パターン部を透過させる指針装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置が、前記指針軸を延出させ
    る装置本体(41)を有しており、 前記発光体が前記装置本体の外周面と前記導光板の貫通
    穴部の内周面との間に配置されており、 前記発光指針が、前記両パターン表示板の貫通穴部を通
    し前記発光体から光を入射される入射部(52a)を備
    え、この入射部に入射した光に基づき発光し、 前記導光板が前記貫通穴部の内周面を通し前記発光体か
    ら光を入射されることを特徴とする請求項2に記載の指
    針装置。
  4. 【請求項4】 円弧状目盛りパターンを表す透光パター
    ン部(12、13)とこの透光パターン部の径方向中央
    にて形成した貫通穴部(11)とを有するパターン表示
    板(10)と、 このパターン表示板の裏面に配置されて前記貫通穴部に
    対応する貫通穴部(23)を有する円形状第1導光板
    (20B)と、 前記パターン表示板の裏面側に配置されて前記両貫通穴
    部内に向け回動可能に延出する指針軸(42)を有する
    駆動装置(40)と、 前記パターン表示板の表面に沿い回動するように前記指
    針軸に支持された発光指針(50A)と、 前記第1導光板をその外円周部(24)に沿い包囲する
    ように前記パターン表示板の裏面に配置された第2導光
    板(20A)と、 前記第1及び第2の両導光板の間にて円弧状に配置され
    て前記第1及び第2の導光板内に光を入射する発光体
    (60A)とを備え、 前記第1導光板の貫通穴部の内周面(23a)が、前記
    第1導光板に入射した光を前記パターン表示板の貫通穴
    部内に向け反射するように形成されており、 前記発光指針が、前記第1導光板の貫通穴部の内周面に
    より前記パターン表示板の貫通穴部を通し反射された光
    を入射されて発光し、 前記第2導光板がその入射光を前記パターン表示板に入
    射させて前記透光パターン部を透過させる指針装置。
  5. 【請求項5】 前記発光体が円弧状放電管であることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の指針
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002098557A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Calsonic Kansei Corp 計器の文字板構造
FR2860758A1 (fr) * 2003-10-08 2005-04-15 Visteon Global Tech Inc Afficheur eclairable de tableau de bord d'automobile
DE102011006461A1 (de) 2011-03-30 2012-10-04 Bombardier Transportation Gmbh Klappe mit Fangsicherung

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FR2860758A1 (fr) * 2003-10-08 2005-04-15 Visteon Global Tech Inc Afficheur eclairable de tableau de bord d'automobile
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