JP2005091218A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用表示装置の構成に工夫を凝らして、斬新な見映えの車両用表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 発光ダイオード5により透過照明される文字盤2上に重ねて配置される導光板3に、導光板3内を進む発光ダイオード4a〜4eからの光を運転者の視認方向へ反射する反射面31a〜31eを設け、且つ発光ダイオード4a〜4eを、文字盤2の運転者の被視認範囲外に配置した。これにより、消灯された反射面31a〜31eはほぼ完全に見えなくなり、替わりに文字盤2が視認されるので、従来の車両用表示装置において消灯されたセグメントも文字盤から独立した意匠として明確に暗色で視認され車両用表示装置の見映えが低下する、という問題を解決し、斬新な見映えの燃料計Aを実現することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車等に採用するに適した車両用表示装置に関するものである。
車両用表示装置の見映えを斬新なものとするための一環として、情報量の表示を一般的な指針に依るものバーグラフ状に表示するものがある。
このような従来の車両用表示装置として、複数のセグメントを備え、その複数のセグメントにより情報量をバーグラフ状に表示し、且つセグメントの一部または同一平面上のセグメントに対応する部分を常時表示するようにしたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
上述の構成によれば、情報量の多少をバーの高さの高低で指示することにより、車両用表示装置の見映えを斬新なものとすることができる。
一般に、このような構成の車両用表示装置においては、文字盤は専用光源により透過照明されるとともに、セグメントは、たとえばセグメント状発光ダイオードを文字盤上に配置する構成、または文字盤上に印刷等で形成され且つ専用の光源により直接透過照明される構成となっている。
実開昭62−96520号公報
ところで、上述した従来の車両用表示装置においては、情報量の大小に応じて発光表示されるセグメントの個数を増減させて情報量を指示している。
この場合、文字盤上において、発光表示されないセグメントは暗色、たとえば黒色で視認され、セグメント周囲の文字盤とは明確に異なるものとして識別される。言い換えると、これらのセグメントは、発光表示されるとされないとに拘わらず、全数が文字盤上において、独立した別の表示領域として視認されている。
このため、情報量を指示する機能は果たされるものの、通常の計器等と類似した見映えとなり、文字盤としての見映えの面白さにかけるという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、車両用表示装置の構成に工夫を凝らして、斬新な見映えの車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用表示装置は、透光性材料からなり表示意匠部を備える文字盤と、文字盤の表面側または裏面側に重ねて配置される導光板と、文字盤の裏面側に配置され文字盤を透過照明するための第1光源と、導光板内に光を入射可に配置される第2光源と、導光板に形成され導光板内を進行する第2光源からの光を運転者の視認方向に反射する反射面とを備え、第2光源は、運転者の視認方向において文字盤の被視認範囲の外側に配置され、第1光源を点灯させると文字盤が発光表示され、第1光源点灯中に第2光源を点灯させると文字盤を背景として反射面が視認可能に発光表示される構成としている。
従来の車両用表示装置においては、文字盤上に形成される情報量表示用の複数のセグメントおよびその光源が文字盤の運転者から視認される範囲である被視認範囲内に配置されている。このため、複数のセグメントは、その全数が、それらが発光表示されるとされないとに拘わらず、文字盤上において独立した別の表示領域であるとして視認されてしまい、文字盤の見映えの面白さにかけるという問題があった。
これに対して、本発明の請求項1に記載の車両用表示装置では、反射面は、第2光源が点灯されるとその光を反射して、従来の車両用表示装置における情報量表示用のセグメントとして視認される。一方、第2光源消灯時には、反射面、すなわちセグメントは見えずに、反射面を透過して文字盤が視認される。言い換えると、第2光源消灯時には、セグメント自体が存在しないように視認される。さらに、第2光源は、運転者の視認方向において文字盤の被視認範囲の外側に配置されるため、第2光源からの光が文字盤2を透過して直接運転者の視認方向に進み運転者を眩惑することを確実に防止できる。
これにより、発光表示されるセグメントのみを視認させ、且つ発光表示されないセグメント部分においては文字盤を視認させることが可能となり、斬新な見映えの車両用表示装置を実現することができる。
本発明の請求項2に記載の車両用表示装置は、反射面は互いに隣接して複数個設けられ、且つ第2光源は複数個の反射面毎に設けられ、導光板の隣り合う2つの第2光源からの光の入射面間には第2光源からの光の進行方向に深さを有する溝が設けられ、この溝には遮光性材料よりなる遮光部材が嵌合する構成としている。
これにより、点灯させる第2光源の個数を調整して発光表示される反射面の個数を調整することにより、表示される情報量の多少を指示することができる。
また、導光板に遮光部材を設けることにより、ある反射面に対応する第2光源からの光が隣接する発光表示されない反射面へ洩れて入射し、発光表示される反射面と消灯される反射面との境界がぼやけて視認され、そのために車両用表示装置の見映えが低下してしまうことを防止できる。
本発明の請求項3に記載の車両用表示装置においては、複数個の反射面のうち少なくとも1つにおいて、それに対応する第2光源の発光色を複数種類設定し必要に応じて第2光源の発光色を切り替え可能である構成としている。
これにより、たとえば、表示される情報量が運転者に注意を促すべきレベルになった時に、発光表示色を切り替えることにより、運転者にそのことを確実に認識させることができるので、視認性に優れるとともに斬新な見映えの車両用表示装置を実現できる。
本発明の請求項4に記載の車両用表示装置においては、文字盤に反射面に対応した表示意匠を設ける構成としている。
たとえば、視認方向において反射面に対応させて文字盤に反射面の輪郭線を設けることにより、発光表示される反射面の輪郭をより際立たせることができる。したがって、斬新な見映えの車両用表示装置を実現できる。
以下、本発明による車両用表示装置を自動車のコンビネーションメータ1に設置される燃料計A(自動車の燃料タンク内の残存燃料量を指示するもの)に適用した場合を例にとり図面に従って説明する。
コンビネーションメータ1は自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配置され、各種情報を運転者に視認可能に表示している。コンビネーションメータ1上には、通常、燃料計Aのほかに速度計、回転計、時計等の複数の計器が配置されている。
図1は、本発明の一実施形態による燃料計Aの燃料計A部の部分正面図である。
図2は、図1のII−II線断面図である。
図3は、図1のIII−III線断面図である。
図4は、本発明の一実施形態による燃料計Aの電気回路構成を示す模式図である。
文字盤2は、透光性材料として、たとえば無色透明なポリカーボネート樹脂の平板により形成されている。
また、文字盤2には、図1に示すように、表示意匠部としての文字21および図形22が設けられている。文字21および図形22は、文字盤2の表面2aあるいは裏面2bに半透光性塗料を用いて印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。本発明の一実施形態による燃料計Aでは、文字21および図形22を半透光性白色に、文字21および図形22を除いた文字盤2の全域を半透光性青色に形成している。ここで、文字21の「F」は、Full、すなわち満タン状態を意味し、「E」は、Empty、すなわち空状態を意味している。
また、文字盤2の裏側には、図2に示すように、文字盤2を透過照明するための第1光源である発光ダイオード5が設けられている。本発明の一実施形態による燃料計Aでは、発光ダイオード5として白色発光ダイオードが用いられている。
文字盤2の前方(図2において上側)には、図2に示すように、見返し板8が設けられている。見返し板8は、たとえば、樹脂あるいは金属等の板材から形成され、貫通孔として窓部8aが設けられている。窓部8aを通して文字盤2が視認される。つまり、窓部8aの輪郭形状が、燃料計Aの輪郭形状となっている。本発明の一実施形態による燃料計Aでは、窓部8aは、図1に示すように、略扇形状に形成されている。
文字盤2の表面2a側(図2において上側)且つ見返し板8の裏側(図2において下側)には、透光性材料、たとえば無色透明なポリカーボネート樹脂からなる導光板3が、図2に示すように、文字盤2に重ねて配置されている。導光板3は、図1に示すように、燃料計Aの輪郭である窓部8aの形状に対応するように、略扇形状に形成されている。
導光板3の外周側、つまり扇形の外周側には、導光板3内を進行する第2光源からの光を運転者の視認方向(図1において上方)に向けて反射する反射面31a〜31eが形成されている。本発明の一実施形態による燃料計Aでは、反射面は5個設けられている。各反射面31a〜31eは、平面状に形成されるとともに、図1に示すように、互いに隣接し且つ連続して円弧状を成すように設けられている。
なお、図1では、文字盤2上において導光板3および反射面31a〜31eを分かり易さのために実線で示しているが、運転者から見た場合、導光板3は無色透明のためほとんど見えず文字盤2のみが視認される。また、反射面31a〜31eは、第2光源点灯時は発光表示されて図1に示すような形状で視認されるが、第2光源消灯時は無色透明のためほとんど見えず文字盤2のみが視認される。
導光板3の反射面31a〜31eと反対側、つまり扇形の要に相当する部分には、図1に示すように、後述する第2光源からの光を導光板3内へ導入するための入射面32a〜32eが、反射面31a〜31eに対応して設けられている。すなわち、入射面32aから入射した第2光源からの光は、導光板3内を進行して反射面31aに入射する。同様に、入射面32bから入射した光は反射面31bに入射し、入射面32cから入射した光は反射面31cに入射し、入射面32dから入射した光は反射面31dに入射し、入射面32eから入射した光は反射面31eに入射する。これらの入射面32a〜32eは、運転者の視認方向において文字盤2の被視認範囲の外側に、すなわち、図1に示すように、見返し板8の窓部8aの外側に設けられている。これにより、文字盤2上には、各反射面31a〜31eおよび導光板3の一般平面部分のみが重ねて配置されることになる。
また、導光板3において、隣り合う2つの入射面の間、すなわち入射面32aと入射面32bの間、入射面32bと入射面32cの間、入射面32cと入射面32dの間、入射面32dと入射面32eの間、には、図3に示すように、第2光源からの光の進行方向(図3において上向き方向)に深さを有する溝33が設けられている。各溝33内には、図2および図3に示すように、遮光性材料、たとえば遮光性に着色された樹脂からなる遮光部材としての遮光壁71が嵌合されている。さらに、遮光壁71は、図3に示すように、導光板3の両端部にも配置されている。遮光壁71は、後述するケース7と一体的に形成されている。この遮光壁71により、各入射面32a〜32eから入射した第2光源からの光が、隣接する入射面に対応する反射面に入射することを防止できる。
導光板3の裏側には、図2および図3に示すように、入射面32a〜32e毎に、第2光源である発光ダイオード4a〜4eが入射面32a〜32eに光を入射可能に配置されている。本発明の一実施形態による燃料計Aでは、発光ダイオード4a〜4dとして黄色発光ダイオードが、また、発光ダイオード4eとして黄色・赤色発光ダイオードが用いられている。ここで、発光ダイオード4eである黄色・赤色発光ダイオードは、発光色を黄色または赤色に切り替え可能な発光ダイオードである。これらの発光ダイオード4a〜4e、および文字盤2照明用の発光ダイオード5は、プリント基板6に実装されている
プリント基板6は、たとえば、ガラスエポキシプリント基板等からなり、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成している。また、プリント基板6には、発光ダイオード4a〜4e、および発光ダイオード5の点灯・消灯を制御する制御回路9が実装されている。制御回路9は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、文字盤2、導光板3、プリント基板6および見返し板8は、ケース7に収容・保持されている。本発明の一実施形態による燃料計Aでは、ケース7は、遮光性着色処理が施された樹脂材料から形成され、上述した遮光壁71が一体成形により設けられている。
次に、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料計Aにおける燃料計Aの電気回路構成について説明する。
図4の電気回路構成図に示すように、燃料計Aにおいて、制御回路9には、バッテリ11から電力が常時供給されている。また、制御回路9は、イグニッションスイッチ10が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。また、制御回路9には、当該自動車の燃料タンク(図示せず)内の燃料液面位置を検出する液面センサ12が、その検出信号を入力可能に接続されている。さらに、制御回路9には、発光ダイオード4a〜4e、発光ダイオード5が接続されている。制御回路9は、液面センサ12からの検出信号に基づいて発光ダイオード4a〜4eの点灯・消灯を制御している。
次に、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料計Aにおける燃料計Aの作動について、特に、その視認状態について説明する。
イグニッションスイッチ10がONされると、制御回路9はそれを検知して、発光ダイオード5を点灯させる。発光ダイオード5からの光は、図2中の矢印Bのように進み、この光により文字盤2は透過照明されて、文字21および図形22が白色で、それら以外の背景部分が青色で発光表示される。それと同時に、制御回路9は、液面センサ12からの出力信号に基づき燃料タンク内の残存燃料量を算出し、算出した残存燃料量を指示するように、発光ダイオード4a〜4eの点灯・消灯を制御する。
すなわち、燃料タンクが満タン状態の場合は、発光ダイオード4a〜4dが点灯駆動されるとともに、発光ダイオード4eは黄色で点灯駆動される。各発光ダイオード4a〜4eからの光は、図2中の矢印Cのように進み、各反射面31a〜31eに入射し、且つ運転者の視認方向に反射されて、5個の反射面全て、つまり反射面31a〜31eが黄色で発光表示される。ここで、発光ダイオード4a〜4eの駆動電流値および発光ダイオード5の駆動電流値は、反射面31a〜31eが、青色で照明される文字盤2を背景にして、且つ黄色でくっきりと視認可能なように設定されている。
自動車の走行に伴い、燃料タンク内の燃料が消費されて燃料タンク内の液面レベルが低下すると、制御回路9はそのことを検知して、先ず、図1において、「F」側、すなわち満タン側の反射面31aに光を照射している発光ダイオード4aを消灯させる。これにより、反射面31aは発光表示されなくなり、反射面31aの部分は、替わって文字盤2と同じ青色で視認される。すなわち、黄色で発光表示される反射面の個数は、5個から反射面31b〜31eの4個に減少する。
このとき、従来の車両用表示装置においては、セグメントは消灯されても暗色で視認され、言い換えると文字盤から独立した意匠および色で視認されるため、文字盤の見映えの面白さにかけるという問題があった。
これに対して、本発明の一実施形態による燃料計Aにおける燃料計Aでは、セグメントである反射面31a〜31eを照明する発光ダイオード4a〜4dが消灯されると、反射面31a〜31eはほぼ完全に透明状態となり、替わりに文字盤2が青色で視認される。つまり、反射面31〜31eは、消灯されるとほぼ完全に消滅したかのように視認者に感じさせることができる。さらに、各発光ダイオード4a〜4eおよび導光板3の入射面32a〜32eは、運転者の視認方向において、文字盤2の視認範囲である見返し板8の窓部8aの外側に配置されている。このため、各発光ダイオード4a〜4eおよび導光板3の入射面32a〜32eそれら自体が文字盤2を透過して運転者に視認されること、および各発光ダイオード4a〜4eからの光が直接文字盤2を透過して運転者に視認されることがない。これにより、斬新な見映えの燃料計Aを実現することができる。
自動車の作動時間が経過して、燃料タンク内の液面レベルがさらに低下すると、制御回路9はそのことを検知して、発光表示される反射面のうち、図1において「F」側、すなわち満タン側端部に位置する反射面である反射面31bに光を照射している発光ダイオード4bを消灯させる。これにより、反射面31bは発光表示されなくなり、反射面31bの部分は、替わって文字盤2と同じ青色で視認される。すなわち、黄色で発光表示される反射面の個数は、5個から反射面31c〜31eの3個に減少する。
以降、燃料タンク内の液面レベルが低下するに連れて、反射面31cに光を照射している発光ダイオード4cが消灯され、次に反射面31dに光を照射している発光ダイオード4dが消灯される。これにより、発光表示される反射面の個数が1個ずつ減少し、燃料残量の減少を運転者に明確に認識させることができる。
反射面31dに光を照射している発光ダイオード4dが消灯され、発光表示される反射面が1個になる、つまり、図1において、最も「E」側、すなわち空側に位置する反射面31eのみになると、制御装置9は、反射面31eに光を照射している発光ダイオード4eの発光色を黄色から赤色に切り替える。したがって、反射面31eは、それまでの黄色から変わって赤色で発光表示される。これにより、残存燃料量が減少しもうすぐ空になる状態であることを、確実に運転者に認識させることができる。
このとき、発光ダイオード4eの発光色を黄色から赤色に切り替えるとともに適当な周期で点滅駆動し、反射面31eを赤色で点滅表示させれば、残存燃料量が少なくなったことをより効果的に認識させるとともに、速やかに給油することを運転者に促すことができる。この場合、反射面31eの赤色点滅表示は、燃料タンク内の液面レベルが高上するまで継続される。
イグニッションスイッチ10がOFFされると、制御回路9はそれを検知して、発光ダイオード4a〜4eおよび発光ダイオード5を消灯させる。これにより、文字盤2全面が黒色で視認され、且つ反射面31a〜31eは見えなくなる。
以上説明した、本発明の一実施形態による燃料計Aにおいては、発光ダイオード5により透過照明される文字盤2の上に、透光性材料からなる導光板3を重ねて配置するとともに、導光板3に、導光板3内を進む発光ダイオード4a〜4eからの光を運転者の視認方向へ反射する反射面31a〜31eを設けている。さらに、発光ダイオード4a〜4eを、運転者の視認方向において文字盤2の被視認範囲の外側に、すなわち、見返し板8の窓部8aの外側に配置している。
この構成により、各発光ダイオード4a〜4eが点灯されるとそれに対応して反射面31a〜31eが発光表示され、各発光ダイオード4a〜4eが消灯されると、消灯された発光ダイオード4a〜4eに対応する反射面31a〜31eはほぼ完全に見えなくなり、反射面31a〜31eが視認された場所は文字盤2として視認される。
したがって、従来の車両用表示装置において消灯されたセグメントも文字盤から独立した意匠として明確に暗色で視認され車両用表示装置の見映えが低下する、という問題を解決し、斬新な見映えの燃料計Aを実現することができる。
また、発光ダイオード4a〜4eを、運転者の視認方向において文字盤2の被視認範囲の外側に、すなわち、見返し板8の窓部8aの外側に配置したので、発光ダイオード4a〜4eからの光が文字盤2を透過して直接運転者の視認方向に進み運転者を眩惑する不具合を確実に防止することができる。
また、導光板3の隣り合う2つの入射面の間に、発光ダイオード4a〜4eが発する光の進行方向に深さを有する溝33を設けるとともに、各溝33内に遮光壁71を嵌合させている。
これにより、各入射面32a〜32eから入射した各発光ダイオード4a〜4eからの光が、隣接する入射面に対応する反射面に入射することを防止できる。特に、隣接する反射面の一方が消灯され他方が発光表示される場合、発光表示される反射面照明用の発光ダイオードからの光の一部が洩れて消灯される反射面に入射し、薄明るく発光表示され見映えが低下するという不具合を確実に防止することができる。
また、発光ダイオード4eとして黄色・赤色発光ダイオードを用いるとともに、点灯される発光ダイオードが発光ダイオード4eのみのとき、すなわち燃料残量が少なくなったときに、発光ダイオード4eの発光色を、それまでの黄色から赤色に切り替える構成としている。
これにより、反射面31eの発光色をそれまでの黄色から赤色に切り替えて、残存燃料量が減少しもうすぐ空になる状態であることを、確実に運転者に認識させることができる。
図5には、本発明の一実施形態による燃料計Aの変形例の部分断面図を示す。
この変形例においては、本発明の一実施形態による燃料計Aに対して、導光板3の形状および発光ダイオード4a〜4eの設置場所を変更している。すなわち、図5に示すように、導光板3を文字盤2の外径部より外側に延出するとともに、発光ダイオード4a〜4eを文字盤2の外径部より外側に設置している。
この場合、文字盤2と導光板3が重なる部分は各反射面31a〜31eにおいてのみとなり、文字盤2の見映えをよりすっきりさせることができる。
図6には、本発明の一実施形態による燃料計Aの他の変形例の部分断面図を示す。
他の変形例においては、本発明の一実施形態による燃料計Aに対して、発光ダイオード4a〜4eの設置場所を変更している。すなわち、図6に示すように、導光板3の反射面31a〜31eと反対側の端面に光を入射するように配置している。
この場合、たとえば、プリント基板7として柔軟性を有するフレキシブルプリント基板を用いれば、発光ダイオード4a〜4eへの電気的接続が容易に行える。
これにより、発光ダイオード4a〜4eから反射面31a〜31eまでの光路長さを短縮して導光体3内における光量の損失を小さくし、反射面31a〜31eの発光輝度を高めることができる。
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態による燃料計Aにおいては、文字盤2の文字21および図形22を透光性白色に、背景部を透光性青色にそれぞれ着色し、発光ダイオード5の発光色を白色としているが、文字盤2の文字21および図形22、背景部へ施す着色層の色、および発光ダイオード5の発光色の少なくとも一方を他の色に変更してもよい
また、以上説明した、本発明の第1実施形態による燃料計Aにおいては、反射面31a〜31e照明用発光ダイオード4a〜4eの発光色を黄色としているが他の色としてもよい。さらに、発光ダイオード4eとして黄色・赤色発光ダイオードを用いているが、発光ダイオード4a〜4dと同じ発光色の単一色発光ダイオードに置換えてもよい。
また、以上説明した、本発明の第1実施形態による燃料計Aにおいては、反射面31a〜31eの個数を5個としているが、5個に限る必要は無く、2個以上いくつでもよい。
また、以上説明した、本発明の第1実施形態による燃料計Aにおいては、第1光源および第2光源として発光ダイオードを用いているが、第1光源および第2光源の少なくとも一方を他の種類の光源、たとえば電球、放電管、ELパネル等に置換えてもよい。
また、本発明の第1実施形態による車両用表示装置をコンビネーションメータ1内に設置される燃料計Aを例に説明したが、車両用表示装置として燃料計Aに限る必要はなく、他の計器、たとえば速度計、エンジン回転速度を指示する回転計、エンジン冷却水温度を指示する水温計等に適用してもよい。
本発明の一実施形態による速度計Aの部分断面図である。 図1中のII−II線断面図である。 図1中のIII−III線断面図である。 本発明の一実施形態による速度計Aの電気回路構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態による速度計Aの変形例の部分断面図である。 本発明の一実施形態による速度計Aの他の変形例の部分断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用表示装置)
2 文字盤(表示盤)
21 文字(表示意匠部)
22 図形(表示意匠部)
3 導光板
31a〜31e反射面
32a〜32e 入射面
33 溝
4a〜4e 発光ダイオード(第2光源)
5 発光ダイオード(第1光源)
6 プリント基板
7 ケース
71 遮光壁(遮光部材)
8 見返し板
8a 窓部(被視認範囲)
9 制御回路
10 イグニッションスイッチ
11 バッテリ
12 液面センサ
A 速度計A(車両用表示装置)
B 光
C 光

Claims (4)

  1. 透光性材料からなり表示意匠部を備える文字盤と、
    前記文字盤の表面側または裏面側に重ねて配置される導光板と、
    前記文字盤の裏面側に配置され前記文字盤を透過照明するための第1光源と、
    前記導光板内に光を入射可能に配置される第2光源と、
    前記導光板に形成され前記導光板内を進行する前記第2光源からの光を運転者の視認方向に反射する反射面とを備え、
    前記第2光源は、運転者の視認方向において前記文字盤の被視認範囲の外側に配置され、
    前記反射面は前記第2光源が発する光を反射して前記文字盤を背景に発光表示されることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記反射面は互いに隣接して複数個設けられ、且つ前記第2光源は複数個の前記反射面毎に設けられ、
    前記導光板の隣り合う2つの前記第2光源からの光の入射面間には前記第2光源からの光の進行方向に深さを有する溝が設けられ、
    前記溝には遮光性材料よりなる遮光部材が嵌合することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 複数個の前記反射面のうち少なくとも1つにおいて、
    対応する前記第2光源の発光色を複数種類設定し必要に応じて前記第2光源の発光色を切り替え可能としたことを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記文字盤に前記反射面に対応した表示意匠を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用表示装置。
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