JP3457359B2 - 加圧式マッサージャー - Google Patents

加圧式マッサージャー

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JP3457359B2 JP21461693A JP21461693A JP3457359B2 JP 3457359 B2 JP3457359 B2 JP 3457359B2 JP 21461693 A JP21461693 A JP 21461693A JP 21461693 A JP21461693 A JP 21461693A JP 3457359 B2 JP3457359 B2 JP 3457359B2
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勝弘 西川
勲 今川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揉み効果とさすり効果
とを同時に得ることができ、かつ、さすり効果におい
て、刺激を与えることができる加圧式マッサージャーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加圧式マッサージャーの一形態と
して、本出願人の一人が先に実公平3-10993号公報にお
いて開示したものがある。
【0003】かかる加圧式マッサージャーを図20に示
す。図中、91は空気圧等の流体圧を発生させる加圧部で
あって、ポンプ部91a と弁装置91b から成っており、チ
ューブ92を介して袋状弾性マット93に接続されている。
弁装置91b は、ポンプ部91a から送られてきた流体のマ
ット93への排出を制御して、マット93に加えられる流体
圧を一定の周期にて変化させ、同マット93をゆっくり膨
張収縮させるものであり、この周期は比較的長周期 (例
えば、1秒〜数秒) に設定されている。
【0004】95はマット93に短周期にて振動する流体圧
を加える第2の加圧部であって、排気孔を有せず、弾性
マット93に脈流を付与させるための手段である脈流発生
装置からなり、チューブ94を介して上記チューブ92に接
続されている。この短周期は例えば3000回/ 分程度とし
ている。
【0005】かかる構成によって、加圧式マッサージャ
ーは、長周期による揉み効果と短周期によるさすり効果
を同時にあげることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した加圧
式マッサージャーは、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。
【0007】即ち、上記した加圧式マッサージャーで
は、弁装置91b によって流量制御された流体に、加圧部
95によって短周期の脈流状の流体を混合するものである
ため、袋状弾性マット93内に供給される混合流体量は長
期的にも短期的にも正確に周期的に変動せず、所期の揉
み効果やさすり効果を得ることができなかった。
【0008】本発明は、上記した課題を解決することが
できる加圧式マッサージャーを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、送出ポンプと
袋体との間に介設した弁機構の弁ケーシング内に弁体を
進退又は回転自在に配設し、前記弁体を、第1の位置と
第2の位置とに交互に長周期で繰り返し進退又は回転さ
せることにより、前記送出ポンプから前記袋体に流体を
送出する状態と、前記袋体に送出した前記流体を排出す
る状態とを交互に長周期で繰り返し可能となし、しか
も、前記各長周期において、前記弁体の前記第1の位置
と前記第2の位置との間を短周期で繰り返し進退又は回
転可能となし、前記袋体に流体を送出する状態と、前記
袋体に送出した流体を排出する状態とを交互に短周期で
繰り返し可能となしたことを特徴とする加圧式マッサー
ジャーに係るものである。また、前記各短周期におい
て、弁機構から送出する流体量と排出する流体量とを異
ならせることにも特徴を有する。
【0010】
【実施例】以下、添付図に示す実施例を参照して、本発
明を、具体的に説明する。
【0011】まず、図1〜図7を参照して、本発明に係
る加圧式マッサージャーAの構成を具体的に説明する。
【0012】図1及び図2に示すように、加圧式マッサ
ージャーAは、内部に送出ポンプ10と分配装置11とを具
備する加圧部12と、同加圧部12によって発生した空気に
よって膨張収縮する複数の袋体13を内蔵する矩形板状の
マッサージ部14とからなる。
【0013】まず、加圧部12の構成について、図3〜図
7を参照して説明する。
【0014】図3〜図5に示すように、上部枠15a と下
部枠15b とからなる矩形箱状のケーシング15内には、送
出ポンプ10と、同送出ポンプ10を駆動する駆動モータ16
と、同送出ポンプ10からの空気を分配して、後述するマ
ッサージ部14の複数の袋体13(13a,13b,13c,13d) にそれ
ぞれ供給可能な分配装置11とが配設されている。
【0015】本実施例では、送出ポンプ10はダイアフラ
ム弁からなり、同送出ポンプ10のダイアフラム10a は、
駆動ポンプ16の出力軸16a に固着した偏心リング17と連
結ロッド18とを介して、駆動ポンプ16に連動連結されて
いる。
【0016】分配装置11は、一端を吐出配管19を介して
送出ポンプ10の送出口に連通連結した長尺筒状のマニホ
ールド管20と、同マニホールド管20に軸線方向に間隔を
開けて連通連結した複数の開閉弁21a,21b,21c,21d と、
各開閉弁21a,21b,21c,21d を作動させる弁駆動装置22a,
22b,22c,22d とからなる。
【0017】開閉弁21a,21b,21c,21d を、いずれも同一
の構造を有しており、以下、開閉弁21a を参照してその
構造を説明する。
【0018】開閉弁21a の弁ケーシング23は、その底部
中央部を筒状弁座24を介してマニホールド管20と連通連
結している。
【0019】また、弁ケーシング23は、その底部周縁部
に、送出口23a を設けており、同送出口23a は、内部送
出管23b,送出接続口23c,外部送出管23d,マッサージ部14
の送出接続口14a を介して、マッサージ部14の複数の袋
体13(13a,13b,13c,13d) に連通連結されている。すなわ
ち、送出ポンプ10と袋体13との間に介設した弁機構の弁
ケーシング23内に開閉弁21a,21b,21c,21dが進退自在に
配設されている。
【0020】弁ケーシング23内には軸線方向に進退自在
に弁体支持筒25が配設されており、同弁体支持筒25は、
その一端に球状弁体26を嵌着するとともに、その他端に
突出軸部27を設け、同突出軸部27を、弁ケーシング23の
一端に設けたスプリング支持板28の中央部に設けた開口
29を貫通させている。
【0021】また、弁体支持筒25の先端に設けたスプリ
ング支持フランジ30と上記したスプリング支持板28との
間には、スプリング31が介設されており、同スプリング
31の付勢力によって、球状弁体26は、図7に示す非送出
時には第1の位置をとり、筒状弁座24に圧接され、マニ
ホールド管20と弁ケーシング23の内部空間との連絡は遮
断されることになる。
【0022】なお、弁体支持筒25の先端に設けたスプリ
ング支持フランジ30の周縁には連通開口32が設けられて
おり、スプリング支持フランジ30の両側空間を導通可能
としている。
【0023】さらに、弁体支持筒25の後端に連設した突
出軸部27は、その基部にOリング33を挿着するととも
に、その先端に十字状溝部34を設けており、図7に示す
状態では、Oリング33はスプリング支持板28の中央部に
設けた開口29から離隔するとともに、十字状溝部34は開
口29内に位置することになる。
【0024】一方、後述する弁駆動装置22a によって、
図7に示すように、球状弁体26を、スプリング31の付勢
力に抗して弁体支持筒25とともに第2の位置に後退させ
ると、球状弁体26は筒状弁座24から離隔するとともに、
Oリング33がスプリング支持板28の中央部に設けた開口
29に圧接され、同開口29を閉塞することになる。
【0025】従って、図6に示すように、マニホールド
管20と弁ケーシング23の内部空間とは筒状弁座24を通じ
て連通することになる。
【0026】即ち、かかる開閉弁21a を作動すると、送
出時は、空気はマニホールド管20→送出口23a →内部送
出管23b →送出接続口23c →外部送出管23d →マッサー
ジ部14の送出接続口14a を介して、マッサージ部14の袋
体13a に供給され、袋体13aを膨張することになる。
【0027】一方、非送出時は、袋体13a 内の空気は、
マッサージ部14の送出接続口14a →外部送出管23d →送
出接続口23c →内部送出管23b →送出口23a →連通開口
32→開口29を通して外部に排気されることになり、袋体
13a は収縮することになる。
【0028】弁駆動装置22a,22b,22c,22d を、いずれも
同一の構造を有しており、以下、弁駆動装置22a を参照
してその構造を説明する。
【0029】図6及び図7に示すように、弁駆動装置22
a は、枠体35と、同枠体35内に組み込んだソレノイド36
と、プランジャ37とからなり、プランジャ37の先端は、
連結ピン38によって、弁体支持筒25の後端に連設した突
出軸部27に連結されている。
【0030】従って、弁駆動装置22a を駆動すると、プ
ランジャ37を後退させ、球状弁体26を筒状弁座24から離
隔することができる。
【0031】次に、図1及び図8〜図10を参照して、マ
ッサージ部14の構成を具体的に説明する。
【0032】図示するように、複数の長尺の袋体13(13
a,13b,13c,13d) が矩形硬質板からなる保形板40の一側
表面に並設状態に接着材等を用いて固着されており、保
形板40と複数の袋体13とは一体的に広幅の布等から
なり、かつ、ジッパー42等によって開閉自在なカバー41
によって全体的に被覆されている。
【0033】また、保形板40の一側には接続口取付板が
突設されており、同接続口取付板には送出接続口14a が
設けられており、送出接続口14a の流出側は、複数の袋
体13(13a,13b,13c,13d) と内部送出管14b を介して連通
連結される。
【0034】一方、送出接続口14a の流入側には、複数
の外部送出管23d の一端が連通連結されている。
【0035】さらに、本実施例では、表面に多数の指圧
用突起43を設けた可撓性素材からなる指圧板44の基端が
連結されており、同指圧板44の他端には面ファスナー45
が設けられている。
【0036】従って、図1や図8に示す状態から図9や
図10に示すように、指圧板44をマッサージ部14の表面に
巻き付け、その先端に設けた面ファスナー45をマッサー
ジ部14の対応する部分に接着し、その後、加圧式マッサ
ージャーAを駆動することによって、空気圧による揉み
効果やさすり効果の他に、指圧用突起43によって、刺激
を与えることができる加圧式マッサージャーAが可能と
なる。
【0037】次に、図2を参照して加圧式マッサージャ
ーAの制御について説明する。
【0038】図示するように、加圧部12内に内蔵した制
御部Cには、ポンプ駆動用モータ16の駆動回路や弁駆動
装置11の駆動回路が接続されている。
【0039】また、同制御部Cには電源50やACアダプ
ター51が接続されており、また、操作部Fが接続されて
いる。
【0040】操作部Fは実質的に加圧部12の表面に配設
されており、運転スイッチS1と、単独運転スイッチS2
と、自動運転スイッチS3と、短周期運転スイッチS4とを
具備する。また、同操作部Fは、単独運転スイッチS2を
作動した際、いずれの袋体13が選択されたかを表示する
袋体表示ランプL1,L2,L3,L4 及び、短周期運転スイッチ
S4を作動した際、強さを表示する強度表示ランプL5,L6,
L7を具備している。
【0041】次に、上記した構成を有する加圧式マッサ
ージャーAの作動を、図11〜図15を参照して説明する。
【0042】運転スイッチS1を押すと、自動的に自動運
転が開始される。
【0043】即ち、駆動モータ16の駆動によって送出ポ
ンプ10が作動するとともに、開閉弁21a の弁駆動装置22
a が開弁動作する (図11(a)(b)) 。
【0044】これによって、圧搾空気が、送出ポンプ10
→吐出配管19→マニホールド管20→送出口23a →内部送
出管23b →送出接続口23c →外部送出管23d →マッサー
ジ部14の送出接続口14a を介して、マッサージ部14の1
番目の袋体13a に供給され、袋体13a を膨張し、第1被
施療部を圧迫しマッサージを行うことになる。
【0045】一定時間経過すると、タイマー等によっ
て、弁駆動装置22a は自動的に閉弁動作し、袋体13a 内
の空気は、マッサージ部14の送出接続口14a →外部送出
管23d→送出接続口23c →内部送出管23b →送出口23a
→連通開口32→開口29を通して外部に排気されることに
なり、袋体13a は収縮することになる。
【0046】一方、上記した弁駆動装置22a の閉弁動作
と同時に、弁駆動装置22b が自動的に開弁動作し( 図11
(c)(d)) 、これによって、圧搾空気が、送出ポンプ10→
吐出配管19→マニホールド管20→送出口23a →内部送出
管23b →送出接続口23c →外部送出管23d →マッサージ
部14の送出接続口14b を介して、マッサージ部14の2番
目の袋体13b に供給され、袋体13b を膨張し、第1被治
療部に隣接した第2被施療部を圧迫し揉みマッサージを
行うことになる。
【0047】同様に、一定時間経過すると、弁駆動装置
22a は閉弁動作し、袋体13b 内の空気は、マッサージ部
14の送出接続口14a →外部送出管23d →送出接続口23c
→内部送出管23b →送出口23a →連通開口32→開口29を
通して外部に排気されることになり、袋体13b は収縮す
ることになる。
【0048】その後、袋体13c,13d についても同様にし
て送出と排気とが行われ (図11(e)(f)(g)(h))が行わ
れ、袋体13c,13d は順次膨張・収縮されることになる。
【0049】即ち、自動運転においては、袋体13a,13b,
13c,13d は、順次、長周期によって膨張・収縮を繰り返
し、一定の幅を有する被治療部に、部分毎に、周期的な
揉み効果を与えることができる。
【0050】なお、自動運転において、上記した袋体13
a,13b,13c,13d を一定の順序に基づいて膨張・収縮を行
うことに代え、プログラム変更によって、袋体13a,13b,
13c,13d をランダムに膨張・収縮させてもよく、また、
袋体13a,13b,13c,13d を同時に膨張・収縮させることも
できる。
【0051】次に単独運転スイッチS2を操作すると、加
圧式マッサージャーAは単独運転ッモードで運転される
ことになる。
【0052】即ち、図12(a)(b)に示すように、袋体13a
のみを膨張収縮したい場合、単独運転スイッチS2を操作
して、単独運転表示ランプL1を点灯させ、他の弁駆動装
置22b,22c,22d は閉弁状態を保持した状態で、弁駆動装
置22a のみを開閉弁動作し、長周期で袋体13a のみを長
周期で膨張・収縮することができ、被施療部を、局部的
に、集中して揉みマッサージすることができる。
【0053】なお、膨張収縮したい袋体13a,13b,13c,13
d 間の移動は、単独運転スイッチS2を押し続けることに
よって容易に行うことができる。
【0054】次に、短周期運転スイッチS4を操作する
と、加圧式マッサージャーAは、上記した長周期モード
運転に短周期運転モードを重畳した状態で運転されるこ
とになる。
【0055】即ち、この場合は、各袋体13a,13
b,13C,13dに対応する弁駆動装置22a,22
b,22c,22dの開閉弁動作は、各長周期内におい
て、さらに、短い周期で開閉弁動作されることになる
(図13(a)〜図13(h))。ここで、弁駆動装置
22a,22b,22c,22dの開閉弁動作の長周期
は1秒〜60秒が好ましく、短周期は0.1秒〜1秒が
好ましい。
【0056】さらに、短周期運転スイッチS4を押し続け
ることによって、マッサージ力を、強・中・弱に選択す
ることができる。
【0057】また、この際、各袋体13a,13b,13c,13d へ
の送出量を、排気量と異ならせている。
【0058】従って、さすり効果を被施療部に与えるこ
とができるとともに、同さすり効果をスパイク的な刺激
のあるものとすることができる。
【0059】このことは、単独運転においても同様であ
る (図14(a)(b)) 。
【0060】図15は、短周期運転において、袋体13内の
空気量が最大空気量に達するまでは、弁駆動装置22a 等
の開動作時間と閉動作時間とを等しくするが、最大空気
量に達した後は、開動作時間と閉動作時間との割合を、
例えば、1:2とするものであり、これによっても、送
出量と排気量とを異ならせることができる。
【0061】また、ボリュームVを操作することによっ
て、袋体13a 内の空気の充満時間、即ち、指圧時間を長
くできる。さらに、例えば、袋体13a を容量の大きい足
用袋体に変えた場合等においても、弁駆動装置22a は容
易に対応することができる。
【0062】図16及び図17に示す実施例は、開閉弁21a
等をスプール式としたものであり、筒状ケーシング60
は、その中央部周壁の180 °対向する位置に空気流入口
61と空気送出口62とを設けており、さらに一側端壁63に
排出口64を設けている。
【0063】空気流入口61は送出ポンプ10に連通連結し
ており、空気送出口62は袋体13に連通連結されている。
【0064】一方、同筒状ケーシング60内には、ソレノ
イドSによって駆動されるスプール弁65が進退自在に配
設されており、同スプール弁65には、軸線方向に間隔を
開けて横断連通孔66と、L字連通孔67とが穿設されてい
る。
【0065】かかる構成によって、第1スプール進退位
置では、横断連通孔66によって空気流入口61と空気送出
口62とが連通し、送出ポンプ10の作動によって空気が袋
体13内に送給され膨張することになる。
【0066】また、本実施例においても、排出口64の口
径は空気送出口62の口径と異ならせているので、刺激の
あるさすり効果を得ることができる。
【0067】次に、第2スプール進退位置では、L字連
通孔67によって空気送出口62と排出口64とが連通するの
で、袋体13内の空気は外部に排出されることになる。
【0068】図18及び図19に示す実施例は、開閉弁21a
等をロータリ式としたものであり、筒状ケーシング70
は、その周壁に円周方向に間隔を開けて、空気送出口71
と、空気排出口72とを設けている。
【0069】筒状ケーシング70内にはロータリ軸73が回
転自在に配設されており、同ロータリ軸73の中央には空
気流入口74が設けられており、同空気流入口74がロータ
リ軸73の外周面まで半径方向連通孔75が設けられてい
る。
【0070】また、ロータリ軸73の外周面上には、円周
方向に伸延する円周方向連通溝76が設けられている。
【0071】そして、空気送出口71は袋体13と連通連結
されており、空気流入口74は送出ポンプ10と連通連結し
ている。
【0072】かかる構成によって、第1回転位置では、
半径方向連通孔75によって空気流入口74と空気送出口71
とが連通するので、送出ポンプ10の作動によって空気が
袋体13内に送給され膨張することになる。
【0073】次に、第2回転位置では、円周方向連通溝
76によって空気送出口71と排出口72とが連通するので、
袋体13内の空気は外部に排出されることになる。
【0074】また、本実施例においても、排出口72の口
径は空気送出口71の口径と異ならせているので、刺激の
あるさすり効果を得ることができる。
【0075】なお、上記した実施例においては、流体と
して空気を用いたが、流体は何ら空気に限定されるもの
ではなく、他の流体、例えば、水等も好適に用いること
ができるものである。
【0076】
【発明の効果】本発明では、送出ポンプと袋体との間に
介設した弁機構の弁ケーシング内に弁体を進退又は回転
自在に配設し、前記弁体を、第1の位置と第2の位置と
に交互に長周期で繰り返し進退又は回転させることによ
り、前記送出ポンプから前記袋体に流体を送出する状態
と、前記袋体に送出した前記流体を排出する状態とを交
互に長周期で繰り返し可能となし、しかも、前記各長周
期において、前記弁体の前記第1の位置と前記第2の位
置との間を短周期で繰り返し進退又は回転可能となし、
前記袋体に流体を送出する状態と、前記袋体に送出した
流体を排出する状態とを交互に短周期で繰り返し可能と
なしたことを特徴とする。
【0077】このように、送出ポンプと袋体との間に介
設した単一の弁機構によって長周期のみならず短周期で
袋体への送出と排出を行わせることができるので、全体
構造が簡単になり、かつ、安価に製作することができ
る。しかも、前記弁機構は送出ポンプと袋体との間に直
接介在しているので、長周期、短周期のいずれであって
も袋体への流体の送出と排出とを交互に正確に切換える
ことができ、流体の送出と排出が繰り返される変動が正
確となる。
【0078】また、送出ポンプと袋体との間に介設した
単一の弁機構によって長周期のみならず短周期で袋体へ
の送出と排出を行わせるとともに、各短周期において、
弁機構から送出する流体量と排出する流体量とを異なら
せたので、揉み動作とさすり動作を行うことができると
ともに、さすり動作を強い刺激的なものとすることもで
き、マッサージ効果を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加圧式マッサージャーの全体構成
を示す斜視図である。
【図2】同加圧式マッサージャーの制御回路を示すブロ
ック図である。
【図3】同加圧式マッサージャーの加圧部の内部構造を
示す平面図である。
【図4】同加圧部の内部構造を示す正面図である。
【図5】同加圧部の内部構造を示す側面図である。
【図6】同加圧部の開閉弁の作用を示す説明図である。
【図7】図加圧部の開閉弁の作用を示す説明図である。
【図8】同加圧式マッサージャーのマッサージ部の内部
構造を示す断面図である。
【図9】同マッサージ部の内部構造を示す断面図であ
る。
【図10】同マッサージ部の全体構造を示す斜視図であ
る。
【図11】同加圧式マッサージャーによる送出・排出動
作のタイミングチャートである。
【図12】同加圧式マッサージャーによる送出・排出動
作のタイミングチャートである。
【図13】同加圧式マッサージャーによる送出・排出動
作のタイミングチャートである。
【図14】同加圧式マッサージャーによる送出・排出動
作のタイミングチャートである。
【図15】同加圧式マッサージャーによる送出・排出動
作のタイミングチャートである。
【図16】同加圧部の変容例に係る開閉弁の作用を示す
説明図である。
【図17】同開閉弁の作用を示す説明図である。
【図18】同加圧部のもう一つの変容例に係る開閉弁の
作用を示す説明図である。
【図19】同開閉弁の作用を示す説明図である。
【図20】従来の加圧式マッサージャーの概念的構成説
明図である。
【符号の説明】
A 加圧式マッサージャー C 制御部 10 送出ポンプ 13 袋本体 21a 開閉弁 21b 開閉弁 21c 開閉弁 21d 開閉弁
フロントページの続き (72)発明者 溝田 富保 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九州日立マクセル株式会社内 (72)発明者 泰藤 義典 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九州日立マクセル株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−212271(JP,A) 実公 平3−10933(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送出ポンプと袋体との間に介設した弁機構
    の弁ケーシング内に弁体を進退又は回転自在に配設し、 前記弁体を、第1の位置と第2の位置とに 交互に長周期
    で繰り返し進退又は回転させることにより、前記送出ポ
    プから前記袋体に流体を送出する状態と、前記袋体に
    送出した前記流体を排出する状態とを交互に長周期で繰
    り返し可能となし、 しかも、前記 各長周期において、前記弁体の前記第1の
    位置と前記第2の位置との間を短周期で繰り返し進退又
    は回転可能となし、前記体に流体を送出する状態と、
    前記袋体に送出した流体を排出する状態とを交互に短周
    期で繰り返し可能となしたことを特徴とする加圧式マッ
    サージャー。
  2. 【請求項2】前記各短周期において、弁機構から送出す
    る流体量と排出する流体量とを異ならせたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の加圧式マサージャー。
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