JP2558605Y2 - 空気マット装置 - Google Patents

空気マット装置

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JP2558605Y2
JP2558605Y2 JP4085492U JP4085492U JP2558605Y2 JP 2558605 Y2 JP2558605 Y2 JP 2558605Y2 JP 4085492 U JP4085492 U JP 4085492U JP 4085492 U JP4085492 U JP 4085492U JP 2558605 Y2 JP2558605 Y2 JP 2558605Y2
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rotary valve
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air guide
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Toshiba TEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、マット本体に設けら
れた複数の空気袋にエアをロータリーバルブで給排する
様にした空気マット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気マット装置としては、例え
ば特公昭46−26545号公報開示されたような人体
支持体の自動圧力交換装置がある。この装置では、寝台
に複数のチューブが並設され、この各チューブに連通さ
せた通気孔を有する筒状の固定コックが設けられ、この
固定コックに嵌合されて前記各通気孔と流体供給源とを
順次連通させる通気孔を設けた回転コックが設けられて
いる。この固定コックと回転コックはロータリーバルブ
を構成している。
【0003】しかも、このロータリーバルブは、回転コ
ックの回転により、回転コックの通気孔と固定コックの
通気孔の一つとが順次間欠的に連通させられて、各チュ
ーブに対し流体供給源からの流体が順次給排されるよう
になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動圧力交換装置では、「一つのチューブにエアを供給し
てこのチューブを膨らました後に、このチューブ(空気
袋)からエアを排出させて縮小させる」動作を各チュー
ブ毎に行っていたため、隣接するチューブを順次滑らか
に膨らませることはできないものであった。
【0005】そこで、この考案は、隣接する空気袋を順
次滑らかに膨らませることができる空気マット装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この請求項1の考案は、複数の空気袋を備えるマッ
ト本体と、前記各空気袋に夫々連通するエア案内通路が
複数設けられたバルブ本体、及び、エア供給源に連通す
るエア供給通路が設けられた回転弁体を備えるロータリ
ーバルブと、前記回転弁体駆動用のモータと、該回転弁
体に連動する回転位置検出手段と、前記回転位置検出手
段からの検出信号を基に前記モータを駆動制御する制御
手段を備え、前記複数のエア案内通路は前記回転弁体の
回転方向に間隔をおいて配列されていると共に、前記エ
ア供給通路は前記回転弁体の回転に伴って前記複数のエ
ア案内通路の一つに選択的に連通させられる空気マット
装置において、前記エア供給通路が前記複数のエア案内
通路の一つに連通しているとき残りのエア案内通路を大
気に連通させる排気通路が前記回転弁体に設けられてい
ると共に、前記制御手段は、前記回転位置検出手段から
の位置情報信号を受けて前記モータを駆動制御して、前
記エア供給通路が前記エア案内通路間の中間位置に位置
した状態で前記回転弁体を停止制御可能に設定され、前
記排気通路は中間位置で前記エア案内通路の全てを大気
に連通可能に形成されている空気マット装置としたこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項2の考案は、前記制御手段
が、前記エア供給通路が前記中間位置と選択された一つ
のエア案内通路への連通位置とに交互に移動させられる
様に、前記モータを駆動制御することを特徴とする。
【0008】請求項3の考案は、複数の空気袋を備える
マット本体と、前記各空気袋に夫々連通するエア案内通
路が複数設けられたバルブ本体、及び、エア供給源に連
通するエア供給通路が設けられた回転弁体を備えるロー
タリーバルブと、前記回転弁体駆動用のモータと、該回
転弁体に連動する回転位置検出手段と、前記回転位置検
出手段からの検出信号を基に前記モータを駆動制御する
制御手段を備え、前記複数のエア案内通路は前記回転弁
体の回転方向に間隔をおいて配列されていると共に、前
記エア供給通路は前記回転弁体の回転に伴って前記複数
のエア案内通路の一つに選択的に連通させられる空気マ
ット装置において、前記制御手段が、前記エア供給通路
が前記複数のエア案内通路にランダムに連通制御される
様に、前記モータを駆動制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】この様な構成によれば、モータの駆動によりロ
ータリーバルブの回転弁体が回転駆動され、この回転に
伴い回転位置検出手段からは回転弁体の回転位置の検出
信号が出力され、この検出信号は制御手段に入力され
る。一方、制御手段は、ロータリーバルブの回転位置検
出手段からの位置情報信号を受けてモータを駆動制御す
る。
【0010】そして、制御回路によりエア供給通路が前
記エア案内通路間の中間位置に位置した状態で前記回転
弁体が停止させられると、前記排気通路は中間位置で前
記エア案内通路の全てを大気に連通させられ、全ての空
気袋のエアが大気に排出される。
【0011】また、制御手段がモータを駆動制御して回
転弁体を往復回転させ、エア供給通路を前記中間位置と
選択された一つのエア案内通路への連通位置とに交互に
移動させると、一つの空気袋に対してエアの給排が行わ
れて、一つの空気袋が膨出・縮小を繰り返す。
【0012】更に、制御手段がモータを駆動制御して回
転弁体を回転させ、前記エア供給通路を前記複数のエア
案内通路にランダムに連通制御させると、任意の空気袋
が膨出させられる。
【0013】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1および図2において、10は肩等を受
ける肩受部11,腰等を受ける腰受部12,足等を受け
る足受部13の3つに区画されたマット本体である。
【0015】これら各受部11〜13は、硬質の合成樹
脂からなるマット基部14〜16と、このマット基部1
4〜16を覆うように取り付けられた軟質の合成樹脂か
らなる上層部17〜19とを有している。20は例えば
布製等の表皮で、マット本体10は布団として使用で
き、3つ折りに畳めるようになっている。
【0016】マット基部14〜16の上面は波状に形成
され、マット基部14〜16の上面と上層部17〜19
の下面との間には複数の間隙21〜23が形成されてい
る。マット基部14と上層部17との間には3つの短冊
状の空気袋31〜33が、マット基部15と上層部18
との間には4つの短冊状の空気袋34〜37が、マット
基部16と上層部19との間には1つの短冊状の足用空
気袋38がそれぞれ配置されている。
【0017】これら空気袋31〜38は後述する給排装
置によって空気が供給されて膨張すると、空気袋31〜
38の下部が間隙に21〜23に入って固定された状態
となり、空気袋31〜38の上部が上層部17〜19を
上方へ突出させ、これによりマッサージを行なうになっ
ている。
【0018】足用空気袋38の上面には、図3に示すよ
うに、硬質の合成樹脂からなる長方形の板材38a,38
bが空気袋38の長手方向に沿って取り付けられてお
り、足用空気袋38が膨張したとき、図4に示すよう
に、上部が尖頭形状の押圧部38cに形成されるように
なっている。
【0019】また、足受部13のマット基部16の上面
には電床帯25が設けられ、上層部19と表皮20との
間にはヒータ26が設けられている。
【0020】図1において、40は空気袋31〜38に
空気を供給したり、空気袋31〜38内の空気を排気し
たりする給排装置である。この給排装置40は電床帯2
5やヒータ26をも制御する。
【0021】給排装置40の本体ケース40aの上面に
は、操作パネル41が設けられており、この操作パネル
41には、図5に示すように、電源スイッチ42と、ヒ
ータスイッチ43と、ヒータの温度を調整する温度調整
ダイヤル44と、空気袋31〜38が膨張・収縮を順次
繰り返していくウエーブスイッチ45と、電床帯25に
マイナス数百ボルトの電位を印加して電位治療を行なう
イオンスイッチ46と、ウエーブを行なった後イオン治
療を行なうウエーブイオンスイッチ47と、ウエーブ選
択スイッチ48とが設けられている。43a,45a〜4
7aはそれらスイッチ43,45〜47が押されたとき点
灯する発光ダイオードである。
【0022】ウエーブ選択スイッチ48は押す毎にAモ
ードからLモードまでそのモードが順次切り換わってい
くもので、Aモードが選択されると足から首に向かって
空気袋38〜31が順次膨張・収縮されていく。Bモー
ドが選択されると首から足に向かって空気袋31〜38
が順次膨張・収縮されていく。Cモードが選択されると
肩の部分を押圧する空気袋31〜33のみが順次膨張・
収縮されていく。Dモードが選択されると背中や腰の部
分を押圧する空気袋34〜37が順次膨張・収縮されて
いく。E〜Lモードが選択されると各モードの各局部を
押圧する空気袋31〜38のみが膨張・収縮される。4
8a〜48lはそれら各モードが選択されたとき点灯する
発光ダイオードである。
【0023】49,50はマッサージの強さを設定する
設定スイッチで、設定スイッチ49を押していくと強さ
が増加し、設定スイッチ50を押していくと強さが減少
していく。50a〜50dはその設定された強度を示す発
光ダイオードである。52はリモコン本体51(図6参
照)を収納する収納部である。
【0024】リモコン本体51には、図6に示すよう
に、操作パネル41に設けたスイッチと同様な機能を有
するスイッチがリモコン操作部52に設けられており、
各スイッチにより上記と全く同様な操作が行えるように
なっている。
【0025】また、給排装置40は、図7に示すロータ
リバルブ60を内蔵している。このロータリバルブ60
は、回転自在なロータすなわち回転体61(回転弁体)
と、この回転体61を回転自在に挟持した固定体62,
63(バルブ本体)とを有している。
【0026】固定体62は本体ケース40a内に設けた
フレーム64のフレーム板64aに取り付けられてお
り、この固定体62の中心部には上下方向(図7におい
て)に延びた貫通孔62aが形成されている。この貫通
孔62aは圧縮空気を貯えるフィルタタンク(後述す
る)と接続されている。
【0027】回転体61には、図7に示した様に、軸方
向に延びる中心孔部61a、周縁部の連通孔部61b、
中心孔部61aと連通孔部61bの間の孔部61cから
なるエア供給孔(エア供給通路)Aが形成されている。
この中心孔部61aは、上記貫通孔62aと対向すると
ともに、回転体61の上面の周端側に設けた連通孔部6
1bに孔部61cによって連通されている。回転体61
の周面にはギヤ61dが形成され、このギヤ61dがステ
ッピングモータ65の駆動軸66に設けたギヤ67に噛
合している。これにより、回転体61はステッピングモ
ータ65によって中心軸線61e廻りに回転され、回転
体61の回転に拘らず回転体61の中心孔部61aと固
定体62の貫通孔62aとは常に連通状態を保つように
なっている。
【0028】回転体61の上面には、図8に示すよう
に、外周に沿って形成されたC字状の円弧溝61fが排
気通路として設けられており、この円弧溝61fの両端
部に連通孔部61bが挟まれる状態となっている。さら
に、円弧溝61fの中央部から回転体61の中心部まで
延びた直線溝61gが設けられている。
【0029】固定体63は、フレーム64のフレーム板
64b(図7参照)に固定されており、図9に示すよう
に、中心部に貫通孔63aが排気通路として設けられ、
この貫通孔63aの周囲には等間隔に8つの貫通孔63b
〜63iがエア案内通路として設けられている。63jは
貫通孔63aに設けたフィルタである。
【0030】貫通孔63aの下側(図7において)の開
口は回転体61の直線溝61gと常に対向するとともに
連通した状態にあり、貫通孔63b〜63iの下側の開口
のうちの1つが回転体61の連通孔部61bと対向して
連通するようになっている。このとき、他の貫通孔の前
記開口は回転体61の円弧溝61fと対向して連通す
る。例えば、貫通孔63bの下側の開口が回転体61の
連通孔部61bと対向して連通しているときは、貫通孔
63c〜63iの下側の開口が円弧溝61fと対向して連
通する。
【0031】貫通孔63aの他端側は外気に開放され、
貫通孔63b〜63iの上側の開口はホース68a〜68h
(図1参照)によりマット本体10に配置した空気袋3
1〜38にそれぞれ連通しており、回転体61の回転に
よって任意の空気袋31〜38にフィルタタンク92に
貯えらえた圧縮空気を供給できるようになっている。例
えば、回転体61の連通孔部61bが固定体63の貫通
孔63bと連通状態になると空気袋31のみに圧縮空気
が供給され、空気袋34は膨張することとなる。
【0032】このとき、貫通孔63c〜63iが回転体6
1の円弧溝61fと固定体63の貫通孔63aを介して外
気と連通するので他の空気袋32〜38は排気状態とな
る。
【0033】また、回転体61の連通孔部61bを固定
体63の貫通孔63b〜63iとの間に位置させると、全
貫通孔63b〜63iは回転体61の円弧溝61fに連通
され、空気袋31〜38は全て排気状態となるように構
成されている。
【0034】なお、固定体62はスプリングによって上
方(図7において)へ常時付勢され、この付勢により回
転体61と固定体62,63との接合面の気密性を保っ
ており、各接合面から圧縮空気が漏れないように設定さ
れている。
【0035】また、図7において、ロータリーバルブ6
0の外周にはエンコーダ板70と位置検出手段80から
なるエンコーダ(回転位置検出手段)EDが設けられて
いる。このエンコーダ板70は、回転体61に取り付け
られていて、回転体61と一体的に回転する。
【0036】このエンコーダ板70には、図8に示すよ
うに、45度間隔の位置決位置すなわち被検出部位71
〜78が設けられている。この被検出部位71〜78
は、45度間隔で設定され且つ半径方向に延びる8本の
仮想径線E1〜E8を想定すると、この仮想径線E1〜E8
上に設けられている。尚、この仮想経線E1上には連通
孔部61bが位置している。
【0037】しかも、位置検出手段80は、フレーム6
4内に設けられて、エンコーダ板70に設けた被検出部
位71〜78の後述する孔71d〜78d(被位置情
報)を検知して4ビットの検知信号を出力させるための
もので、発光ダイオードと受光ダイオードの一組からな
るm個の位置センサを複数有する。尚、この位置センサ
の数mは各被検出部位71〜78の被位置情報検出位置
の数と一致する。
【0038】ここで、エンコーダ板70の位置決位置の
数すなわち被検出部位の数をnとすると、位置センサの
個数mはエンコーダ板70(回転体)の周方向への位置
決数nに対して2m-1≦n<2mを満足する値に設定され
ている。
【0039】本実施例では、位置決位置(被検出部位)
の数nは71〜78の8箇所であるので、2m-1≦8<
2mを満足するmを求めると、m=4となる。
【0040】従って、本実施例において位置センサはm
1〜m4の4つが設けられ、各被検出部位71〜78の被
位置情報検出位置の数はビットb0,b1,b2,b3の4つ
の位置が設けられている。このビットb0からビットb3
までの位置は、各仮想経線E1〜E8上にエンコーダ板7
0の内周側から外周側に向けて配置されている。
【0041】上記被検出部位71は仮想経線E1のビッ
トb3の位置に設けた孔71dを被位置情報として有し、
被検出部位72は仮想経線E2のビットb1,b3の位置に
設けた孔72a,72dを被位置情報として有し、被検出
部位73は仮想経線E3のビットb1,b3の位置に設けた
孔73b,73dを被位置情報として有し、被検出部位7
4は仮想経線E4のビットb0,b1,b3の位置に設けた孔
74a,74b,74dを被位置情報として有する。しか
も、被検出部位75は仮想経線E5のビットb2,b3の位
置に設けた孔75c,75dを被位置情報として有し、被
検出部位76は仮想経線E6のビットb0,b2,b3の位置
に設けた孔76a,76c,76dを被位置情報として有
し、被検出部位77は仮想経線E7のビットb1,b2,b3
の位置に設けた孔77b,77c,77d被位置情報として
有し、被検出部位78は仮想経線E8のビットb0,b1,
b2,b3の位置に設けた孔78a,78b,78c,78dを被
位置情報として有する。
【0042】また、上記位置センサm1は、エンコーダ
板70に設定された各ビットb0位置と対向する位置に
設けられた発光ダイオード81aと、この発光ダイオー
ド81aが発光する光をエンコーダ板70に設けた孔7
2a,74a,76a,78aを介して受光する受光ダ
イオード82aとから構成されている。位置センサm2
は、エンコーダ板70に設定された各ビットb1位置と
対向する位置に設けられた発光ダイオード81bと、こ
の発光ダイオード81bが発光する光をエンコーダ板7
0に設けた孔73b,74b,77b,78bを介して
受光する受光ダイオード82bとから構成されている。
位置センサm3は、エンコーダ板70に設定された各ビ
ットb2位置と対向する位置に設けられた発光ダイオー
ド81cと、この発光ダイオード81cが発光する光をエ
ンコーダ板70に設けた孔75c,76c,77c,7
8cを介して受光する受光ダイオード82cとから構成
されている。位置センサm4は、エンコーダ板70に設
定された各ビットb3位置と対向する位置に設けられた
発光ダイオード81dと、この発光ダイオード81dが発
光する光をエンコーダ板70に設けた孔71d…78d
を介して受光する受光ダイオード82dとから構成され
ている。
【0043】この受光ダイオード82a〜82dの受光・
不受光状態は回転体61の回転位置によって異なる。例
えば、回転体61の連通孔部61bと固定体63の貫通
孔63bが連通し、空気袋31に圧縮空気が供給される
状態になっているとき、受光ダイオード82dのみが受
光し、仮想経線E1上の孔71dが検出される。
【0044】受光ダイオード82a〜82dの受光・不受
光と、仮想経線E1〜E8との関係を図10の真理表に示
す。この真理表では、ビットb0〜b3が受光ダイオード
82a〜82dに対応し、「1」が受光していることを示
し、「0」が不受光を示す。また、E1〜E8が貫通孔6
3b〜63iに対応する。すなわち、E1〜E8は空気袋3
1〜38に対応する。
【0045】例えば、受光ダイオード82a,82dのみ
が受光しているときは、位置検出手段80は「100
1」の4ビットの信号を出力し、E2の孔72a,72dを
検知していることを示す。このときは、回転体61の連
通孔部61bが貫通孔63cと連通し、空気袋32に圧縮
空気が供給される。
【0046】同様に、位置検出手段80から図10のE
3〜E8に示す検知信号が出力されると回転体61の連通
孔部61bが固定体63の貫通孔63d〜63iに連通
し、空気袋33〜38に圧縮空気が供給されることを示
す。
【0047】図11は、空気マット装置の全体の構成を
概略的に示したブロック図であり、図11において、9
1は圧縮空気を生成するエアコンプレッサ、92は前記
圧縮空気を浄化して貯えるフィルタタンク、93はフィ
ルタタンク92を開放させるニードル弁であり、これら
エアコンプレッサ91,フィルタタンク92,ニードル弁
93等は本体ケース40a内に設けられている。100
は操作パネル41に設けた各スイッチの操作に基づいて
ステッピングモータ65やマット本体10に設けたヒー
タ26,電床帯25等を制御する制御回路(制御手段)
である。
【0048】制御回路100は、図12に示すように、
マイクロコンピュータ101とインターフェース102
〜105等から構成され、この制御回路100も本体ケ
ース40内に設けてある。
【0049】次に、上記のように構成される空気マット
装置の動作を図13および図14に示すフロー図に基づ
いて説明する。
【0050】ステップ1 先ず、給排装置40の操作パネル41に設けた電源スイ
ッチ42を入れる。これによりコンプレッサ91が作動
して圧縮空気がフィルタタンク92に蓄えられていく。
そして、ステップ1では、ウエーブスイッチ45または
ウエーブイオンスイッチ47が押されたか否かが判断さ
れ、イエスであればステップ2へ進み、ノーであればス
テップ20へ進んでステップ20〜22のヒータ・電床
帯モードの動作制御を行う。
【0051】ステップ2 ステップ2では、ウエーブ選択スイッチ48によって全
体繰り返しモードすなわちAモード〜Dモードが選択さ
れたか否かが判断され、イエスであればステップ10〜
16の全体繰り返し等の制御を行い、ノーであればステ
ップ3のE〜Lの局部マッサージモードへ進む。
【0052】E〜Lの局部マッサージモードの内いずれ
か1つが選択された場合には、ステップ2でノーと判断
されてステップ3〜8の特定の空気袋の膨張・収縮制御
がなされる。以下の3〜8のステップでは、例えば、L
モードが選択された場合において、足に対応する空気袋
38の膨張・収縮の繰り返し制御がなされる場合につき
説明する。
【0053】(ステップ3〜8;局部マッサージモー
ド) ステップ3 ステップ3では、ステッピングモータ65が駆動制御さ
れて、ロータリーバルブ60の回転体61が回転させら
れ、ステップ4に移行する。
【0054】ステップ4 ステップ4では、回転体61が目標位置まで回転したか
否かが判断される。すなわち、回転体61の連通孔部6
1bが固定体63の貫通孔63iと連通したか否かが判
断される。これは、位置検出手段80が仮想経線E8の
孔78a〜78dを検出して4ビットの信号「1111」
を出力したか否かで判断される。ステップ4でノーと判
断されるとステップ3へ戻り、ステッピングモータ65
の駆動を続行させて回転体31をさらに回転させてい
く。
【0055】回転体61の連通孔部61bが固定体63
の貫通孔63iと連通すると、位置検出手段80は仮想
経線E8の孔78a〜78dを検出して「1111」の信
号を出力し、ステップ4ではイエスと判断されステップ
5へ進む。
【0056】ステップ5 ステップ5ではステッピングモータ65の駆動が停止さ
れて空気袋38に圧縮空気が供給され、空気袋38が膨
張していく。
【0057】空気袋38は膨張すると、図4に示すよう
に、板材38a,38bにより上部が尖頭形状の押圧部3
8cとなり、この押圧部38cが足部であるふくらはぎ等
を押圧していくこととなる。押圧部38cは尖頭形状と
なっているので、ふくらはぎを押圧する単位面積当りの
力は大きくなり、足部を十分にマッサージすることがで
きることとなる。
【0058】ステッピングモータ65の停止時間は、強
度を設定する設定スイッチ49,50の設定によって決
定されるもので、強度が強く設定されると停止時間は長
くなり、強度が弱く設定されると停止時間は短くなる。
このステッピングモータ65がその決定された所定時間
停止されると、ステップ6に移行する。
【0059】ステップ6 ステップ6では、制御回路100から所定の数だけモー
タ駆動用のパルスが出力されてステッピングモータ65
が所定角度だけ回転駆動され、ステップ7に移行する。
【0060】この駆動によりロータリーバルブ60の回
転体61が所定角度だけ回転され、回転体61の連通孔
部61bが固定体63の貫通孔63iと63bとの間に位
置される。これにより、固定体63の全ての貫通孔63
b〜63iが回転体61の円弧溝61fに連通され、全て
の空気袋31〜38は排気状態となり、膨張した足用空
気袋38は収縮していく。一方、エア供給孔Aの連通孔
部61bが固定体63の貫通孔63iと63bとの連通を
断たれる。
【0061】ステップ7 しかし、ステップ7では、ニードル弁93が開放されて
フィルタタンク92内の圧縮空気が放出されるので、フ
ィルタタンク92内の圧力が高くなりすぎることはな
い。この後ニードル弁93が閉成され、ステップ8に移
行する。
【0062】ステップ8 ステップ8では、終了するか否かが判断される。これ
は、例えば図示しないタイマによって設定された設定時
間に達したか否か、あるいは図示しないストップスイッ
チが押されたか否かを判断するものである。ノーであれ
ばステップ3へ戻り、ステップ8でイエスと判断される
までステップ3〜8の動作が繰り返し行なわれる。
【0063】このステップ3〜8の繰り返しの動作によ
り足用空気袋38は膨張・収縮を繰り返すこととなる。
そして、ステップ8でイエスと判断されると終了する。
【0064】(ステップ10〜16;全体繰り返しモー
ド等) ステップ10,11,12 ステップ2でイエスと判断されてステップ10へ進む
と、ステップ10ではステッピングモータ65が駆動さ
れてロータリーバルブ60の回転体61が回転してい
く。ステップ11では、回転体61が目標位置まで回転
したか否かが判断される。
【0065】ここで、例えばBモードが選択されている
場合、位置検出手段80が仮想経線E1の孔71dを検知
したか否かが判断される。すなわち、回転体61の連通
孔部61bが固定体63の貫通孔63bに連通したか否
かが判断され、ノーであればステップ10へ戻り、ステ
ッピングモータ65が駆動されロータリーバルブ60の
回転体61がさらに回転される。そして、回転体61の
連通孔部61bが貫通孔63bに連通すると、位置検出
手段80から真理値のE1に示す4ビットの検知信号が
出力され、これによりステップ11ではイエスと判断
し、ステップ12でステッピングモータ65の駆動が停
止される。
【0066】ステップ13,14 この停止により、空気袋31に圧縮空気が供給され、空
気袋31が膨張していく。なお、他の空気袋32〜38
は排気状態にある。この停止時間は上述と同様にして決
定される。この決定された所定時間停止されると、ステ
ッピングモータ65は駆動され(ステップ13)、ステ
ップ14では回転体61が次の目標位置まで回転したか
否かが判断される。
【0067】ここでは、Bモードが設定されているの
で、回転体61の連通孔部61bが固定体63の貫通孔
63cと連通した否かが判断される。すなわち、位置検
出手段80は仮想経線E2の孔72a,72dを検出したか
否かが判断される。ノーであればステップ13へ戻り、
ステッピングモータ65が駆動されロータリーバルブ6
0の回転体61がさらに回転される。
【0068】そして、回転体61の連通孔部61bが貫
通孔63cに連通すると、位置検出手段80から真理表
のE2に示す4ビットの検知信号が出力され、これによ
りステップ14ではイエスと判断されてステップ15へ
進む。
【0069】ステップ15 ステップ15ではステッピングモータ65の駆動が停止
される。この停止により、空気袋32が膨張されてい
く。一方、膨張した空気袋31は排気状態となるので収
縮していく。
【0070】ステップ16 ステップ16では、終了するか否かが判断され、ノーで
あればステップ13へ戻り、ステップ16でイエスと判
断されるまでステップ13〜16の動作が繰り返し行な
われる。この判断により、空気袋31〜38が順次膨張
・収縮していく。
【0071】これにより、首から足まで繰り返しマッサ
ージが行なわれることとなる。そして、図示しないスト
ップスイッチあるいは図示しないタイマによって設定さ
れた時間になると、ステップ16でイエスと判断されて
終了する。
【0072】本実施例では、空気袋31〜38を順次膨
張・収縮させて、首から足までを順次マッサージさせる
ようにした制御例を説明したが、必ずしもこれに限定さ
れるものではない。例えば、空気袋31〜38を膨張・
収縮させる順序をランダムに設定して、首から足までを
ランダムにマッサージさせるようにしてもよい。
【0073】(ステップ20,21,22;ヒータ・電
床帯モード) ステップ20,21,22 ステップ1でノーと判断されてステップ20へ進むと、
ステップ20ではヒータスイッチ43またはイオンスイ
ッチ46が押されたか否かが判断され、ノーであればス
テップ1へ戻り、各スイッチ45,47,43,46が押
されるまでステップ1,20の動作が繰り返し行なわれ
る。ステップ20でイエスと判断されるとステップ21
へ進み、ヒータ26や電床帯25の制御が行なわれる。
ステップ22では、上述と同様にして終了するか否かが
判断され、ノーと判断されるとステップ21へ戻り、ス
テップ21,22の動作が繰り返される。イエスと判断
されると終了する。
【0074】上記実施例では、空気袋31〜33,34
〜37は収縮しているときには互いに重なる状態で配置
されているが、重ならないように配置してもよいことは
勿論である。
【0075】図15は、足用空気袋110の他の実施例
を示したもので、これは、空気袋110の上に硬質の合
成樹脂からなる棒材111を取り付け、その棒材111
の上部を尖頭形状の押圧部112に形成したものであ
る。
【0076】図4および図15に示すいずれの足用空気
袋38は、押圧部を線状に尖らせてあるが、点状に尖ら
せてもよいことは勿論である。
【0077】[他の例] 上記実施例では、回転体61の連通孔部61bを固定体
63の貫通孔63b〜63i間に位置させる場合、制御回
路100から所定の数のパルスを出力させているが、図
16に示すように、ビットb0に対応する位置に位置さ
せてエンコーダ板70の仮想経線E1〜E8の間の中間
位置に孔113を設けることにより、ビットb0〜b3の
中間位置の孔113を検知することにより行なってもよ
い。この場合には、図18に示した様に、E1〜E8の
各中間位置において、ビットb0位置における受光ダイ
オード82aからの出力信号があるか否かすなわち検出
信号「0001」があるか否かを検出させるようにす
る。
【0078】また、図16に示すエンコーダ板70に設
けたビットb3の位置の孔121d…128dは小径に形
成し、ビットb0〜b2の孔122a〜128dの径を大き
く、しかも、図17に示すように、回転体61の中心位
置Oから見た孔の径を挟む角度θ1を孔122a〜128
dを挟む角度θ2より小さくしてある。これは、ビットb
3の孔によって回転体61の位置を検出することによ
り、回転体61の連通孔部61bと貫通孔63b〜63i
とを正確に合致させることができる。また、ビットb0
〜b2によって位置情報を検出すれば、孔122a〜12
8dの径が大きいことにより受光ダイオード82a〜82
dの受光量が大きくなり、この結果、正確な位置情報検
出することができることとなる。
【0079】次に、この構成を用いた制御例を図18に
示したフローチャートを用いて説明する。
【0080】上記実施例では、ステップ2においてウエ
ーブ選択スイッチ48によって全体繰り返しモードすな
わちAモード〜Dモードが選択されたか否かが判断さ
れ、イエスであればステップ10〜16の全体繰り返し
制御を行う。そして、ノーであればステップ3のE〜L
の局部マッサージモードへ進むが、上記実施例のステッ
プ2から本実施例のステップ30に移行させてもよ
い。。
【0081】そして、E〜Lの局部マッサージモードの
内いずれか1つが選択された場合には、ステップ2でノ
ーと判断されてステップ30〜37の特定の空気袋の膨
張・収縮制御がなされる。以下の30〜37のステップ
では、上記実施例のステップ3〜8と同様に、例えば、
Lモードが選択された場合において、足に対応する空気
袋38の膨張・収縮の繰り返し制御がなされる場合につ
き説明する。
【0082】ステップ30 ステップ30では、ステッピングモータ65が駆動さ
れ、ロータリーバルブ60の回転体61が回転してい
く。
【0083】ステップ31 ステップ31では、回転体61が目標位置まで回転した
か否かが判断される。すなわち、回転体61の連通孔部
61bが固定体63の貫通孔63iと連通したか否かが
判断される。これは、位置検出手段80が仮想経線E8
の孔78a〜78dを検出して4ビットの信号「111
1」を出力したか否かで判断される。ステップ31でノ
ーと判断されるとステップ30へ戻り、ステッピングモ
ータ65の駆動を続行させて回転体31をさらに回転さ
せていく。
【0084】回転体61の連通孔部61bが固定体63
の貫通孔63iと連通すると、位置検出手段80は仮想
経線E8の孔78a〜78dを検出して「1111」の信
号を出力し、ステップ31ではイエスと判断されステッ
プ32へ進む。
【0085】ステップ32 ステップ32ではステッピングモータ65の駆動が停止
されて空気袋38に圧縮空気が供給され、空気袋38が
膨張していく。
【0086】空気袋38は膨張すると、図4に示すよう
に、板材38a,38bにより上部が尖頭形状の押圧部3
8cとなり、この押圧部38cが足部であるふくらはぎ等
を押圧していくこととなる。押圧部38cは尖頭形状と
なっているので、ふくらはぎを押圧する単位面積当りの
力は大きくなり、足部を十分にマッサージすることがで
きることとなる。
【0087】ステッピングモータ65の停止時間は、強
度を設定する設定スイッチ49,50の設定によって決
定されるもので、強度が強く設定されると停止時間は長
くなり、強度が弱く設定されると停止時間は短くなる。
このステッピングモータ65がその決定された所定時間
停止されると、ステップ33に移行する。
【0088】ステップ33 ステップ33では、ニードル弁93を開放してフィルタ
タンク92内の圧縮空気を放出した後、ニードル弁93
が閉成され、ステップ34に移行する。
【0089】ステップ34 ステップ34では、制御回路100から1パルスだけモ
ータ駆動用のパルスが出力されてステッピングモータ6
5が1ステップだけ回転駆動され、ステップ35に移行
する。
【0090】ステップ35 ステップ35では、ステップ34における回転体61の
回動にともない、連通孔部61bが固定体63の貫通孔
63iと63bとの中間位置に位置しているか否かが判断
される。すなわち、発光ダイオード81aと受光ダイオ
ード82aがE8とE1との中間位置の孔113に臨ん
で、発光ダイオード81aからの光を受光ダイオード8
2aが検出し、この位置における検出ビットが「000
1」であるか否かが判断される。
【0091】この判断において、連通孔部61bが固定
体63の貫通孔63iと63bとの中間位置に位置してい
なければ、検出ビットが「0000」となるので、ステ
ップ34に戻ってループする。また、この判断において
連通孔部61bが固定体63の貫通孔63iと63bとの
中間位置に位置していれば検出ビットが「0001」と
なり、この場合にはステッピングモータ65を停止させ
てステップ36に移行する。
【0092】この停止位置では、連通孔部61bが固定
体63の貫通孔63iと63bとの中間位置に位置して、
固定体63の全ての貫通孔63b〜63iが回転体61の
円弧溝61fに連通され、全ての空気袋31〜38は排
気状態となり、膨張した足用空気袋38は収縮してい
く。一方、エア供給孔Aの連通孔部61bが固定体63
の貫通孔63iと63bとの連通を断たれる。
【0093】ステップ36 このステップでは、セットされた時間だけステッピング
モータ65を停止させて、セットした時間がすぎるとス
テップ37に移行する。
【0094】ステップ37 ステップ37では、終了するか否かが判断される。これ
は、例えば図示しないタイマによって設定された設定時
間に達したか否か、あるいは図示しないストップスイッ
チが押されたか否かを判断するものである。ノーであれ
ばステップ30へ戻り、ステップ37でイエスと判断さ
れるまでステップ30〜37の動作が繰り返し行なわれ
る。
【0095】このステップ30〜37の繰り返しの動作
により足用空気袋38は膨張・収縮を繰り返すこととな
る。そして、ステップ37でイエスと判断されると終了
する。
【0096】
【効果】以上説明した様に、請求項1の考案は、制御手
段が、前記回転位置検出手段からの位置情報信号を受け
て前記モータを駆動制御して、前記エア供給通路が前記
エア案内通路間の中間位置に位置した状態で前記回転弁
体を停止制御可能に設定されていると共に、前記排気通
路が中間位置で前記エア案内通路の全てを大気に連通可
能に形成されている構成としたので、隣接する空気袋を
順次滑らかに膨らませることができる。
【0097】また、請求項2の考案は、前記制御手段
が、前記エア供給通路が前記中間位置と選択された一つ
のエア案内通路への連通位置とに交互に移動させられる
様に、前記モータを駆動制御する構成としたので、定位
置での人体のマッサージをスムーズに行うことができ
る。
【0098】更に、請求項3の考案は、前記制御手段
が、前記エア供給通路が前記複数のエア案内通路にラン
ダムに連通制御される様に、前記モータを駆動制御する
構成としたので、特定の部位のマッサージを容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる空気マット装置の全体を示し
た外観斜視図、
【図2】マット本体の構成を示した断面図、
【図3】足用空気袋の構成を示した断面斜視図、
【図4】足用空気袋を膨張させたときの状態を示した斜
視図、
【図5】操作パネルに設けた各スイッチの配置を示した
平面図、
【図6】リモコン本体を示した平面図、
【図7】ロータリーバルブの構成を示した断面図、
【図8】エンコーダ板と回転体を示した平面図、
【図9】回転体に設けられた貫通孔の配置関係を示した
平面図、
【図10】回転体の位置関係とエンコーダが出力する信
号との関係を示した真理値を表す説明図、
【図11】空気マット装置の構成を概略的に示したブロ
ック図、
【図12】ステッピングモータを制御する制御回路の構
成を示したブロック図、
【図13】制御回路の動作を示したフロー図、
【図14】制御回路の動作を示したフロー図、
【図15】足用空気袋の他の実施例を示した斜視図、
【図16】エンコーダ板の他の実施例を示した平面図、
【図17】孔の大きさを示した説明図、
【図18】回転体の位置関係とエンコーダが出力する信
号との関係を示した真理値を表す説明図、
【図19】制御回路の動作を示したフロー図、
【符号の説明】
10…マット本体 11…肩受部 12…腰受部 13…足受部 31〜37…空気袋 38…足用空気袋 38c…押圧部 40…給排装置 60…ロータリーバルブ 61…回転体(回転弁体) 61f…円弧溝(排気通路) 63b〜63i…貫通孔(エア案内通路) 70…エンコーダ板(回転体) 71〜78…被検出部位 80…位置情報検出手段 100…制御回路(制御手段) A…エア供給通路 m1〜m4…位置センサ b0〜b3…位置(被位置情報検出位置) E1〜E8…仮想経線

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空気袋を備えるマット本体と、 前記各空気袋に夫々連通するエア案内通路が複数設けら
    れたバルブ本体、及び、エア供給源に連通するエア供給
    通路が設けられた回転弁体を備えるロータリーバルブ
    と、 前記回転弁体駆動用のモータと、 該回転弁体に連動する回転位置検出手段と、 前記回転位置検出手段からの検出信号を基に前記モータ
    を駆動制御する制御手段を備え、 前記複数のエア案内通路は前記回転弁体の回転方向に間
    隔をおいて配列されていると共に、前記エア供給通路は
    前記回転弁体の回転に伴って前記複数のエア案内通路の
    一つに選択的に連通させられる空気マット装置におい
    て、 前記エア供給通路が前記複数のエア案内通路の一つに連
    通しているとき残りのエア案内通路を大気に連通させる
    排気通路が前記回転弁体に設けられていると共に、 前記制御手段は、前記回転位置検出手段からの位置情報
    信号を受けて前記モータを駆動制御して、前記エア供給
    通路が前記エア案内通路間の中間位置に位置した状態で
    前記回転弁体を停止制御可能に設定され、 前記排気通路は中間位置で前記エア案内通路の全てを大
    気に連通可能に形成されていることを特徴とする空気マ
    ット装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記エア供給通路が前
    記中間位置と選択された一つのエア案内通路への連通位
    置とに交互に移動させられる様に、前記モータを駆動制
    御することを特徴とする請求項1に記載の空気マット装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の空気袋を備えるマット本体と、 前記各空気袋に夫々連通するエア案内通路が複数設けら
    れたバルブ本体、及び、エア供給源に連通するエア供給
    通路が設けられた回転弁体を備えるロータリーバルブ
    と、 前記回転弁体駆動用のモータと、 該回転弁体に連動する回転位置検出手段と、 前記回転位置検出手段からの検出信号を基に前記モータ
    を駆動制御する制御手段を備え、 前記複数のエア案内通路は前記回転弁体の回転方向に間
    隔をおいて配列されていると共に、前記エア供給通路は
    前記回転弁体の回転に伴って前記複数のエア案内通路の
    一つに選択的に連通させられる空気マット装置におい
    て、 前記制御手段は、前記エア供給通路が前記複数のエア案
    内通路にランダムに連通制御される様に、前記モータを
    駆動制御することを特徴とする空気マット装置。
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