JP3456694B2 - ロースターにおける加熱部構造 - Google Patents

ロースターにおける加熱部構造

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JP3456694B2
JP3456694B2 JP06024599A JP6024599A JP3456694B2 JP 3456694 B2 JP3456694 B2 JP 3456694B2 JP 06024599 A JP06024599 A JP 06024599A JP 6024599 A JP6024599 A JP 6024599A JP 3456694 B2 JP3456694 B2 JP 3456694B2
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敏道 小原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバーナーで
肉、野菜等を加熱調理し、焼煙を含む排ガス等を吸引し
て無煙化するロースターであって、加熱調理部等の清掃
を容易にする様にしたロースターにおける加熱部構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるロースターとしては、実開
昭62ー146430号公報のロースターの燃焼装置が
知られている。その構造は、図7に示す様に、ロースタ
ー本体に吸引作用される外箱aと該外箱aの内部に所定
間隔の吸引流路bを有する様にして内箱cを取り付け、
該内箱c下方位置にはバーナーdに隣接して点火ノズル
e及び立ち消えセンサーfを立設したものであった。そ
して、トップリングg、ロストルh、ドレンパンiを上
方から着脱することが出来て、所期の目的を達成するこ
とが出来る様になった。しかしながら、リング状のバー
ナーdのガス管jは外箱aの側方から水平方向に導入さ
れているために、バーナーd及び外箱a内部の内箱cの
着脱、清掃に支障があったり、着火にガス式の点火ノズ
ルeを採用すると共に、点火ノズルeと立ち消えセンサ
ーfを内箱cを貫通したパイプk内に導通し、且つ、パ
イプkが内箱cの底部mを貫通していたために、この点
においても内箱cの着脱に支障を招来していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ロースター
における調理部及び加熱部の着脱性を向上して、日々の
清掃作業を容易と成す様にしたロースターにおける加熱
部構造を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、調理部及び加熱部の一部構成部品の着脱性に
制限があった課題に鑑み、内箱下方位置に着脱自在に取
り付けるバーナーを、バーナー本体の上面に炎口と成る
凹所を底壁と立設壁面で構成し、凹所に空気混合ガスを
噴出させるものと成し、バーナーの底壁に貫通孔を上下
方向に貫設すると共に、空気混合ガスを供給する混合管
をバーナー本体に上下方向に連通立設し、底壁の貫通孔
に点火装置及び立ち消えセンサーをバーナーに対して着
脱自在に立設することによって、従来着脱可能であった
トップリング、ロストル、ドレンパンの他、バーナーの
着脱自在性を図って、清掃作業を容易と成す。又、内箱
の着脱性に関して、内箱の下方をドレンパンと成すと共
に、該ドレンパンの中央部に開口させたバーナー収納空
間を設け、外箱の中央部に開口部を設けると共に、外箱
の下方に保持板を設け、該保持板にバーナーを載置する
と共に、保持板に設けた開口部に混合管、点火装置及び
立ち消えセンサーを挿通配置することによって、一体化
した内箱及びドレンパンの着脱自在性を向上する様にし
て、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示す様に、1は排ガスを床F
L下から屋外排気するダクト式ロースターの本体であ
り、図1、2、5に示す様に、テーブル2の略中央位置
に上部が調理部3に開口し、一側部が連結箱4の流入口
4aに連通開口した排気部5aを有する外箱5を嵌合支持
し、該外箱5の内部に所定間隔の吸引流路6を外箱5と
の間に有する様にして内箱7を取付けている。
【0006】上記外箱5と内箱7は共に円形状であり、
外箱5の外周上部をフランジ8を介してテーブル2に固
定している。又、図2、3に示す様に、外箱5の底部中
央に開口部9を設けると共に、底板の開口端縁部9aを上
方立設状態で折曲し、更に、内箱7の下方部にドレンパ
ン10を一体形成すると共に、該ドレンパン10の中央部の
一部を外箱5の開口部9に嵌入し、ドレンパン10の底板
10a を外箱5下方の開口端縁部9aに載置している。
【0007】11は環状のトップリングであり、該トップ
リング11は、外箱5と内箱7間(吸引流路6)の上方開
口部を被冠閉塞する天板部と、内箱7の上方に設けた環
状段部の載置部12上方に位置させた垂直状の周壁13を、
一体形成している。そして、トップリング11の天板部の
外周縁部を上記フランジ8に設けた段差部に載上掛止
し、又トップリング11の周壁13の全周にわたり吸引流路
6に連通する所定数の吸気孔14、14a…を貫設してい
る。
【0008】又、上記の様に、内箱7の内底部を水が貯
溜されるドレンパン10と成す一方、外箱5の開口部9の
下方にバーナー受け16a を有する保持板16を取り付け、
該バーナー受け16a 上に内部炎口形式のバーナー17の下
部を載置している。
【0009】バーナー17は図2、3、4に示す様に、予
混合ガスが流通するリング状のバーナー本体18の上面に
炎口19となる凹所20を底壁21及び立設壁面22で設ける一
方、凹所20内の立設壁面22に複数のガス噴出口23、23a
…を穿設し、該ガス噴出口23、23a …から凹所20に予混
合ガスを噴出させる様に成している。又、バーナー本体
18に予混合ガスを供給する混合管24は、リング状のバー
ナー本体18の一側下端に下方垂設状態で一体形成してい
る。そして、バーナー17の基端側の混合管24は、外箱5
下方の保持板16に設けた開口部16b 内に挿通され、その
先端(下端)は、外箱5の下側の保持ボックス25に設け
たガスを供給するエゼクタノズル26に連繋されている。
尚、エゼクタノズル26からの燃料ガスの噴出速度で周囲
から一次空気を吸引し、予混合を行って混合管24に理論
燃焼空気量の±30%以内の空気を混合した予混合ガス
を供給している。
【0010】又、保持板16に設けた開口部16b には、バ
ーナー17の混合管24と共に遠隔操作装置27a に連繋され
た点火装置27及び立ち消えセンサー28を保持具29で垂設
状態で立設し、バーナー17の底壁21に設けた貫通孔30、
30a を挿通させた点火装置27及び立ち消えセンサー28を
凹所20内に導通している。尚、点火装置27は電気着火電
極と成すと共に、立ち消えセンサー28は電気信号を発す
る熱伝対と成し、又点火装置27及び立ち消えセンサー28
は、制御装置又は遠隔操作装置27a 等に連繋させてい
る。
【0011】又、内箱7上方の載置部12上に加熱調理用
の金網から成る調理物載置具31を載置しているが、金網
に代えてロストルと成したり、五徳を選択載置して鍋加
熱可能と成す(図示せず)。
【0012】又、図2に示す様に、ドレンパン10の中央
部にバーナー本体18が配置可能と成る様に、ドレンパン
10をリング状と成すと共に中央部を立ち上げて開口させ
たバーナー収納空間32及び支持部33を構成し、該支持部
33に保護板34及び輻射板35の基端部を取付ている。そし
て、バーナー17と輻射板35の中間に設けた保護板34にあ
っては、その中央部にバーナー17の炎口19と略同一面積
の炎通過孔37を開口し、平面視ではリング状と成してい
る。尚、ドレンパン10の中央の支持部33に周縁部を取付
けた保護板34は、中央の炎通過孔37に向けて上方傾斜さ
せている。
【0013】又、図2に示す様に、ドレンパン10の中央
の支持部33に脚体38、38a …を上方指向で取付けると共
に、該脚体38、38a …の上部をリング体39と成し、輻射
板35の外周縁部に形成した着座部40をリング体39の上端
に載置している。そして、輻射板35の細部構成にあって
は、バーナー17の炎口19と略同一面積の輻射板35の中央
部を平坦な保護面41と成すと共に、中央部以外の外周側
に下方傾斜させた周辺部42に多数の熱ガス通過孔43、43
a …を放射状多数列状に配設している。又、輻射板35の
外周縁部を下方折曲してリング状の立上部44を設けると
共に、該立上部44に多数の熱ガス通過孔45、45a …を配
設し、更に、立上部44の下端外周縁部に着座部40を形成
すると共に、該着座部40の外周縁部にリング体39と重層
状態となる着座外被部を形成し、脚体38、38a …上部の
リング体39の上端に着座部40を略気密状に(漏洩防止状
態で)載置している。
【0014】以下、図1に示すロースターの全体構成を
簡単に説明する。床FL下から立設した排気ダクト50の
上端に調整ボックス51を取付けると共に、ロースター本
体1の排気部5aと調整ボックス51を連通連結している連
結箱4を脱脂ボックス52と成している。そして、外箱5
と一体化した連結箱4(脱脂ボックス52)の内部に、該
連結箱4内壁面及び外箱5外壁面との間に通過流路53を
有する様に、排ガスが通過自在な中空円筒状の油脂吸着
体54を取付けている。尚、連通一体形成した外箱5及び
連結箱4内に収納される内箱7及び油脂吸着体54、並び
にこれらで形成される吸引流路6及び通過流路53の関係
にあっては、スペースの関係で内箱7と油脂吸着体54の
間の流路を狭くして隣接配置しているため、油脂吸着体
54の外周壁を立ち上げて流量の均一化を図っている
【0015】上記油脂吸着体54の詳細としては、全体的
に通気自在なリング状の収納体55に多数の吸着材56、56
a …を収納している。又、中空円筒状の油脂吸着体54に
対して、収納体55の中央中空部の上部を閉塞する様に、
キャップ57を着脱自在に装着している。かかるキャップ
57は排ガス流路を、外から内に設定すると共に、油脂吸
着体54をロースター本体1外へ取り出した時にキャップ
57を天地逆と成して吸着材56、56a …を収納する時にも
使用可能と成している。又、連結箱4の油脂吸着体54を
設ける位置に排気ダクト50への連通開口58を設けると共
に、該連通開口58の端縁に立設爪59を設けて油脂吸着体
54内周縁への位置決めと成している。
【0016】又、調整ボックス51にあっては、上方の連
結箱4に取り付けられた内筒と下方の排気ダクト50に取
り付けられた外筒の2重構造の重層円筒体からなり、上
方筒と下方筒間にはスプリング60を介在させて排気ダク
ト50に対するロースター本体1の連結高さ調節の容易化
を図っている。尚、調整ボックス51の上方筒には外気を
吸入可能な空気調節孔を設け、排気ダクト50に連結する
調整ボックス51の下部に防火ダンパー61を設けている。
尚、外箱5又は連結箱4の外側適宜位置に過熱防止装置
62のセンサーを取り付けている。
【0017】そして、排気ダクト50に作用する吸引力に
より、ロースター本体1内の調理物載置具31近傍から立
ち上がる焼煙、油粒子等のミストを含む排ガスは、トッ
プリング11の吸気孔14、14a …から吸引されて吸引流路
6を流通し、吸引流路6と連通した連結箱4(通過流路
53)に至り、油脂吸着体54外側の通過流路53から油脂吸
着体54の内部へ流入する。そして、排ガスが油脂吸着体
54を通過する過程において、外箱5の排気部5aから油脂
吸着体54へ流入する時に、吸引流路6と通過流路53の円
周方向で略水平方向に流通し、油脂吸着体54内で吸着材
56、56a …の間隙を複雑に屈曲して流通し、油脂吸着体
54からの出口で略下方へ屈曲する。
【0018】次に調理時の加熱作用について説明する。
バーナー17にエゼクタノズル26からガスを供給すると、
一次空気との予混合ガスがバーナー本体18の凹所20に設
けたガス噴出口23、23a …から噴出され、点火装置27で
点火された予混合ガスは1ヶ所の炎口19から立ち上が
る。かかる集中火炎は保護板34中央の炎通過孔37を上昇
通過し、輻射板35中央の保護面41下面に到達し、上昇遮
断された火炎は周囲へ、即ち、輻射板35の周辺部42下面
に沿って外方へ流れる。全方位の外周方向へ流動する燃
焼ガスは、各所に設けた熱ガス通過孔43、43a…、45、4
5a …から上方及び外方へ流出し、輻射板35は全体的に
加熱され、炭火燃焼状態を擬似再現し、調理物載置具31
上の肉類を加熱調理する。
【0019】そして、調理物載置具31上での調理時に落
下する汁やタレは、輻射板35の中央部の保護面41で受承
されるか、中央部以外では輻射板35の熱ガス通過孔43、
43a…を通過落下しても保護板34で受承され、バーナー
本体18へ汁やタレが落下付着することはない。
【0020】次に本発明に係るロースターにおける加熱
部構造の作用である、各構成部品の着脱、清掃作業を説
明する。トップリング11、調理物載置具31、輻射板35
は、そのまま上方に引出し、次に、ドレンパン10を兼用
一体化した内箱7を上方に引き出し、外された構成部品
を清掃したり、外箱5の内面を清掃する。又、バーナー
17の保守が必要な時には、バーナー17に付設した点火装
置27及び立ち消えセンサー28の付設状況は、上下方向の
貫通状態であるために、バーナー17を単純に上下に持ち
上げて行う。
【0021】又、外箱5及び内箱7等の外側に配設され
た油脂吸着体54の保守が必要な時には、立設爪59から外
れる様に、油脂吸着体54を若干持ち上げた後、連結箱4
から外箱5の内部に水平方向に引出し、外箱5から外部
上方に取り出し、油脂吸着体54を清掃したり、油脂吸着
体54の吸着材56、56a …をキャップ57を利用して交換す
る。
【0022】更に、点火装置27及び立ち消えセンサー28
の保守が必要な時には、保持具29から点火装置27及び立
ち消えセンサー28を下方に引き込むか、保持板16から保
持具29を下方離脱させて、点火装置27及び立ち消えセン
サー28の保守作業を行う。尚、油脂吸着体54の着脱に際
しては、バーナー17及びその付設物である点火装置27、
立ち消えセンサー28を取り出した後に行う方が良い。
又、図6はノンダクト式ロースターに加熱部構造を適用
した実施例を示している。図1のダクト式ロースターと
相違する構成は、調理部3で発生した排ガスを油脂吸着
体54で浄化した流通空気をロースター本体1で更に浄化
処理し、店内排出するものである。即ち、油脂吸着体54
の下流流路63をロースター本体1内に設け、該下流流路
63に電気集塵機64、送風ファン65及び活性炭等を装填し
た消臭システム66を連設し、下流流路63の排気口67をテ
ーブル2の適宜位置に開口形成している。
【0023】
【発明の効果】要するに本発明は、ロースター本体1に
吸引作用される外箱5と該外箱5の内部に所定間隔の吸
引流路6を有する様にして内箱7を取り付けたので、ト
ップリング11を介して内箱7内部の排ガスを吸引するこ
とが出来、又内箱7下方位置に着脱自在に取り付けるバ
ーナー17を、バーナー本体18の上面に炎口19と成る凹所
20を底壁21と立設壁面22で構成し、凹所20に空気混合ガ
スを噴出させるものと成したので、内部炎口バーナーの
特性でもある、過剰空気が無くてNOxを低減させた
り、二次空気不要でバーナー17を配設する燃焼室の簡易
化を図ることが出来る。又、バーナー17の底壁21に貫通
孔30、30a を上下方向に貫設すると共に、空気混合ガス
を供給する混合管24をバーナー本体18に上下方向に連通
立設したので、混合管24が一体化したバーナー17を単に
上方に持ち上げるだけで、バーナー17の着脱を行うこと
が出来、又底壁21の貫通孔30、30a に点火装置27及び立
ち消えセンサー28をバーナー17に対して着脱自在に立設
したので、バーナー17の着脱に際して、点火装置27及び
立ち消えセンサー28が支障とならずに着脱作業を行うこ
とが出来ると共に、点火装置27及び立ち消えセンサー28
を損傷させることがない。
【0024】又、内箱7の下方をドレンパン10と成した
ので、一体化により部品点数を減少させることが出来、
又ドレンパン10の中央部に開口させたバーナー収納空間
32を設け、外箱5の中央部に開口部9を設けると共に、
外箱5の下方に保持板16を設け、該保持板16にバーナー
17を載置する様にしたので、内箱7又はドレンパン10と
バーナー17は上下方向で干渉しないために、内箱7、ド
レンパン10及びバーナー17の着脱を容易に行うことが出
来、又保持板16に設けた開口部16b に混合管24、点火装
置27及び立ち消えセンサー28を挿通配置したので、外箱
5又は内箱7に干渉せずに混合管24、点火装置27及び立
ち消えセンサー28を配置することが出来て、これらの着
脱作業を容易に行うことが出来る。
【0025】又、保持板16に設けた保持具29に点火装置
27及び立ち消えセンサー28を着脱自在に取り付けたの
で、点火装置27及び立ち消えセンサー28の着脱保守を行
うことが出来、更に、油脂吸着体54を側方配置した場合
に点火装置27及び立ち消えセンサー28を取り外せば油脂
吸着体54の着脱、交換作業等を更に容易に行うことが出
来る。
【0026】又、保持板16に保持具29を着脱自在に取り
付けたので、点火装置27及び立ち消えセンサー28の着脱
を、そのセット毎行って着脱作業を容易に行うことが出
来ると共に、バーナー17に対する点火装置27及び立ち消
えセンサー28の位置ズレを防止することが出来る。
【0027】又、外箱5の開口部9の開口端縁部9aを立
ち上げると共に、該立ち上げ部の上端にドレンパン10の
底板10a を載置したので、外箱5と内箱7(ドレンパン
10)の気密性に関して、外箱5に対して内箱7が着脱自
在であっても、両者は線と面の接触で、機密性保持を充
分に達成することが出来る。
【0028】又、外箱5と該外箱5の一側に設けた連結
箱4を連通一体形成したので、外箱5の下方部に排気流
路が無いために、バーナー17及びその付設物である点火
装置27及び立ち消えセンサー28を上下方向配置を容易に
行うことが出来、又連結箱4に排気ダクト50を連通させ
る連通開口58を設け、該連通開口58の内周縁部を立ち上
げて立設爪59と成し、上方閉塞のリング状の油脂吸着体
54を連通開口58上に載置したので、焼煙を油脂吸着体54
で浄化して排ガスを排気ダクト50から屋外排気すること
が出来、又油脂吸着体54の内周縁内に立設爪59を位置さ
せたので、立設爪59が位置決め部材となって、油脂吸着
体54の配置位置の確実化を図ることが出来る。
【0029】又、点火装置27を電気着火電極と成したの
で、点火装置27の操作が屈曲自在な電線であるために、
従来のガス管と相違して、電線の配設が容易となると共
に、点火装置27の着脱を容易に行うことが出来等その実
用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダクト式ロースターの断面図であ
る。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2の主要部拡大断面図である。
【図4】本発明で採用する内部炎口バーナーの2方向の
模式断面図である。
【図5】図1のAーA断面の要部断面図である。
【図6】本発明に係るノンダクト式ロースターの断面図
である。
【図7】従来のロースターの断面図である。
【符号の説明】
1 ロースター本体 4 連結箱 5 外箱 6 吸引流路 7 内箱 9 開口部 9a 開口端縁部 10 ドレンパン 10a 底板 16 保持板 16b 開口部 17 バーナー 18 バーナー本体 19 炎口 20 凹所 21 底壁 22 立設壁面 23、23a … ガス噴出口 24 混合管 29 保持具 30、30a 貫通孔 32 バーナー収納空間 50 排気ダクト 54 油脂吸着体 58 連通開口 59 立設爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 幸生 名古屋市名東区若葉台110番地 シンポ 株式会社内 (72)発明者 小嶋 寿夫 名古屋市名東区若葉台110番地 シンポ 株式会社内 (72)発明者 百瀬 敏成 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 小原 敏道 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 大竹 信男 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦 斯株式会社内 (72)発明者 松原 正史 名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦 斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−148626(JP,A) 特開 平8−173327(JP,A) 特開 平11−37420(JP,A) 実開 昭62−146430(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロースター本体に吸引作用される外箱と
    該外箱の内部に所定間隔の吸引流路を有する様にして内
    箱を取り付け、該内箱下方位置に着脱自在に取り付ける
    バーナーを、バーナー本体の上面に炎口と成る凹所を底
    壁と立設壁面で構成し、凹所に空気混合ガスを噴出させ
    るものと成し、バーナーの底壁に貫通孔を上下方向に貫
    設すると共に、空気混合ガスを供給する混合管をバーナ
    ー本体に上下方向に連通立設し、底壁の貫通孔に点火装
    置及び立ち消えセンサーをバーナーに対して着脱自在に
    立設したことを特徴とするロースターにおける加熱部構
    造。
  2. 【請求項2】 内箱の下方をドレンパンと成すと共に、
    該ドレンパンの中央部に開口させたバーナー収納空間を
    設け、外箱の中央部に開口部を設けると共に、外箱の下
    方に保持板を設け、該保持板にバーナーを載置すると共
    に、保持板に設けた開口部に混合管、点火装置及び立ち
    消えセンサーを挿通配置したことを特徴とする請求項1
    記載のロースターにおける加熱部構造。
  3. 【請求項3】 保持板に設けた保持具に点火装置及び立
    ち消えセンサーを着脱自在に取り付けたことを特徴とす
    る請求項2記載のロースターにおける加熱部構造。
  4. 【請求項4】 保持板に保持具を着脱自在に取り付けた
    ことを特徴とする請求項3記載のロースターにおける加
    熱部構造。
  5. 【請求項5】 外箱の開口部の開口端縁部を立ち上げる
    と共に、該立ち上げ部の上端にドレンパンの底板を載置
    したことを特徴とする請求項2、3又は4記載のロース
    ターにおける加熱部構造。
  6. 【請求項6】 外箱と該外箱の一側に設けた連結箱を連
    通一体形成すると共に、連結箱に排気ダクトを連通させ
    る連通開口を設け、該連通開口の内周縁部を立ち上げて
    立設爪と成し、上方閉塞のリング状の油脂吸着体を連通
    開口上に載置し、油脂吸着体の内周縁内に立設爪を位置
    させたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記
    載のロースターにおける加熱部構造。
  7. 【請求項7】 点火装置を電気着火電極と成したことを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のロー
    スターにおける加熱部構造。
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