JP3454946B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Description
機、FAX、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置を示す。図中1が感光体で、感光体
1の周りには帯電器2、書き込みまたは露光用のレーザ
光Lを射出する光学ユニット3、現像ユニット4、転写
チャージャ5、クリーニングブレード6を有するクリー
ニングユニット7が設けられ、給紙ユニット8から給紙
コロ9によって給紙される転写紙は、中間ローラ10、
搬送ローラ11、転写紙検知手段13を経てレジストロ
ーラ15に送られ、所定のタイミングでもって搬送ロ一
ラ11を停止させてレジストローラ対15のニップ部に
転写紙の先端を突き当て、転写紙にたわみを持たせるこ
とによりスキューや皺の発生を防止している。なお図中
12はガイド部である。
ることはスキューや皺の発生を防止するためには重要で
あっても、その分装置の構成要素が増え、コストが掛か
っていた。特開昭59−68765号公報に開示されて
いる技術では、転写ローラをレジストローラ対のどちら
か一方としてこの問題を解決しようとしているが、1本
のレジストローラは設けなければならず、結局コストダ
ウンをあまり図れていなかった。
対を削除してコストダウンと小型化を図れる画像形成装
置を提供することを目的とする。
成するために、トナーによって作像される感光体と、前
記感光体に作像されたトナーを転写紙に転写する転写ロ
ーラと、前記感光体と前記転写ローラのニップ部に転写
紙を搬送する搬送ローラと、前記転写紙を検知する転写
紙検知手段と、を備え、前記転写ローラを予め停止させ
ておき、前記ニップ部にたるみを持って突き当たるよう
前記転写紙検知手段によって転写紙が検知されてから所
定のタイミングで前記搬送ローラを一旦停止させるよう
にしたことを構成としたものである。
のたるみ部分が上記感光体に接触しないようにするガイ
ド部材を設けた構成としたものである。
検知手段による検知位置と上記感光体と上記転写ローラ
のニップ部の距離Llと、書き込みまたは露光位置と上
記ニップ部の距離L2を、Ll>L2となる構成とした
ものである。
ーラの線速Vrを上記感光体の線速Vk以上となる構成
としたものである。
の摩擦係数μk、上記転写紙の摩擦係数μp、上記転写
ローラの摩擦係数μrが、μk<μp<μrとなる構成
としたものである。
ーラの研磨目方向を転写紙の進入方向と同方向にした構
成としたものである。
る。図1は本発明に係る画像形成装置の一実施例の要部
を示す図で、基本的な構成は図8の装置と同様であるの
で共通する部分には同一の符号を付すに止め重複する説
明は省略するが、本実施例装置は図から明らかなように
レジストローラあるいはレジストローラ対を備えていな
い。
明する。感光体1は矢印A方向に回転し、帯電器2で帯
電され、書き込みまたは露光用のレーザ光Lで潜像が形
成され、現像ユニット4で作像され、転写ローラ5aに
よって転写紙Pに転写される。感光体1上の余剰トナー
はクリーニングブレード6でクリーニングされクリーニ
ングユニット7に溜まる。一方、転写紙Pは矢印B方向
に搬送され、定着装置(図示せず)により画像が定着さ
れる。
紙ユニット8から給紙コロ9により給紙された転写紙P
は、中間ローラ10、搬送ローラ11により搬送され、
ガイド部12に沿ってその先端が感光体1と転写ローラ
5aのニップ部Nに至るまで搬送される。転写紙検知手
段13により検知された転写紙Pの先端が、感光体1と
転写ローラ5aのニップ部Nに到達すると、所定のタイ
ミングにより転写紙P先端がたるむように搬送ローラ1
1が一旦停止する。これにより、転写紙P先端の左右ど
ちらかが先に到達しても転写紙P後端からの搬送力によ
り、左右先端位置のズレがなくなり、スキューや皺の発
生を防ぐことができる(図2A、B及び図3A、B参
照)。
た後、所定タイミングにより感光体1に書き込みまたは
露光用のレーザ光Lで潜像が形成され、現像ユニット4
で作像された画像が転写ローラ5aで転写紙Pに転写さ
れる。転写部近傍の構成によっては、転写紙P先端がた
るむ時にたるんだ部分Xが感光体1に接触して画像擦れ
が発生することがある。ガイド部材14はこれを防止し
ているる。但し通常は転写紙P先端の白抜けを設ける場
合があるため、数mmは接触していても構わない(図3
A参照)。
写ローラ5aのニップ部Nの距離をL1とし、書き込み
または露光位置とニップ部Nの距離をL2とすると、本
実施例ではL1>L2となるよう構成すると、転写紙検
知手段13で転写紙Pの先端を検知した直後に書き込み
または露光が開始され、転写紙Pが転写部にたるみを持
って停止した直後に感光体1上に作像された画像が、ほ
とんどタイムラグなく転写されるという良好なタイミン
グが得られる(図4参照)。なお、本実施例では転写紙
検知手段13の位置を搬送ローラ11の上流側に配置し
ているが、L1>L2の位置関係であれば、搬送ローラ
11の下流側でもよい。
ートで説明する。まず搬送ローラ11がONとなり、帯
電するために感光体1がONとなり、さらに続いて帯電
器2がONとなる。転写紙Pが転写紙検知手段13の位
置を通過した後、所定のタイミング(L1+α−L2:
但しαは転写紙Pのたるみ量である。)で書き込みまた
は露光用の光学ユニット3がONとなり、転写紙Pが感
光体1と転写ローラ5aのニップ部Nにたるみを持って
突き当たるタイミング(L1+α)で一旦搬送ローラ1
1がOFFとなる。これとほぼ同時に感光体1上に作像
された画像が転写紙Pに転写されるように予め停止して
ある転写ローラ5aがONとなる。
にONとなる。この時の停止時間は、たるみ量αが吸収
されて転写紙Pが伸びきらないような時間とする。これ
により画像ブレ等のジターを防ぐ。これ以降の各動作の
OFFタイミングは、転写紙Pの長さによって異なる。
また以上のタイミングは、転写紙搬送及びプロセス工程
のタイムラグのほとんどない例である。
の線速Vkに等しくないと、転写紙P上の画像伸びや画
像縮みが生じる。搬送ローラ11の線速Vrにより転写
紙Pの搬送速度が影響するため、少なくとも転写紙P上
の画像伸びに関しては、転写紙Pを引っ張る搬送ローラ
11の線速Vrでは困るので、Vr≧Vkとする。ま
た、転写紙Pのたるみ量αが吸収されて転写紙Pが伸び
きらないよう、停止していた搬送ローラ11がすぐにO
Nするタイミングと併せると、画像伸びや画像ブレ等の
ジターに対しての防止効果が得られる。
紙Pの摩擦係数をμp、転写ローラ5aの摩擦係数をμ
rとしたとき、μk<μp<μrとなるよう構成する。
このような関係をとれば、転写紙Pの摩擦係数μpに対
し、相手部材の摩擦係数が小さければ転写紙Pは搬送せ
ず、また大きければ転写紙Pは搬送される。したがっ
て、相手部材である感光体1の摩擦係数μkが小さいた
め、回転していても感光体1は転写紙Pを搬送しない。
また、相手部材である転写ローラ5aの摩擦係数μrが
大きいため、転写ローラ5aが回転することにより転写
紙Pは搬送される。これによって、転写紙P先端のレジ
ストズレが極力防止される。
と、感光体1の摩擦係数μkは0.3以下、転写紙Pの
摩擦係数μpは約0.6、転写ローラ5aの摩擦係数μ
rは0.7以上としたところ所期のように転写紙P先端
のレジストズレが防止された。
Nに転写紙Pの先端が接触する時、場合によっては先に
転写ローラ5aに接触することも考えられるので、図7
に示すように転写ローラ5aの研磨目方向を転写紙Pの
進入方向(図中矢印方向)と同方向にしておけば、転写
紙Pの先端が転写ローラ5aに引っ掛かってニップ部N
に到達しないような不送りジャム(図8B参照)を防止
し、転写紙Pの先端を転写ローラ5aに引っ掛からずに
ニップ部Nに到達させることができる(図8A参照)。
のとしているが、ドラム感光体でもよい。同様に帯電器
はチャージャであるが、ローラ、ブラシ、ブレード等の
他の帯電方式でもよい。
してきたように、転写紙を感光体と転写ローラのニップ
部に突き当ててたるませるために所定のタイミングで搬
送ローラを一旦停止させるよう構成したことにより、転
写紙のスキューや皺を防ぐレジスト機能を持たせること
ができ、レジストローラを削除することでコストダウン
及び装置の小型化が達成できるようになるという効果が
ある。
たるみ部が感光体側に接触しないようガイド部材を設け
たことにより、転写紙の擦れを防ぎ、転写紙の画像汚れ
を防止することができるようになるという効果がある。
知位置と感光体と転写ローラのニップ部距離L1と書き
込みまたは露光位置と該ニップ部距離L2とが、L1>
L2となるよう構成したことにより、転写紙検知直後に
書き込みまたは露光が開始され、転写紙が転写部にたる
みを持って停止した直後に感光体上に作像された画像が
転写される良好なタイミングが得られ、高速化の対応が
可能となるという効果がある。
ラ線速Vrを感光体線速Vk以上となるよう構成したこ
とにより、転写紙を引っ張ることによる画像伸びや画像
ブレ等のジター防止することができるという効果があ
る。
摩擦係数をμk、転写紙の摩擦係数をμp、転写ローラ
の摩擦係数をμrとしたとき、μk<μp<μrとなる
よう構成したことにより、転写紙に対する摩擦係数の大
小関係により転写紙先端のレジストズレを極力防止する
ことができるようになるという効果がある。
ラの研磨目方向を転写紙の進入方向と同方向にしたこと
により、転写紙の先端が転写ローラに引っ掛かってニッ
プ部に到達しないような不送りジャムを防止することが
できるという効果がある。
示す断面図である。
の到達状態を示す図である。
の到達状態を示す図である。
ニップ部の距離及び書き込みまたは露光位置とニップ部
の距離の関係を示す図である。
である。
紙の摩擦係数、転写ローラの摩擦係数の関係を示す図で
ある。
の関係を示す図である。
が接触する状態の図である。
Claims (6)
- 【請求項1】トナーによって作像される感光体と、 前記感光体に作像されたトナーを転写紙に転写する 転写
ローラと、 前記感光体と前記転写ローラのニップ部に転写紙を搬送
する 搬送ローラと、 前記転写紙を検知する 転写紙検知手段と、を備え、 前記転写ローラを予め停止させておき、前記ニップ部に
たるみを持って突き当たるよう前記転写紙検知手段によ
って転写紙が検知されてから 所定のタイミングで前記搬
送ローラを一旦停止させるようにしたことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 上記転写紙のたるみ部分が上記感光体に
接触しないようにするガイド部材を設けたことを特徴と
する請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 上記転写紙検知手段による検知位置と上
記感光体と上記転写ローラのニップ部の距離Llと、書
き込みまたは露光位置と上記ニップ部の距離L2を、L
l>L2となるようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは2の画像形成装置。 - 【請求項4】 上記搬送ローラの線速Vrを上記感光体
の線速Vk以上となるようにしたことを特徴とする請求
項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 上記感光体の摩擦係数μk、上記転写紙
の摩擦係数μp、上記転写ローラの摩擦係数μrが、μ
k<μp<μrとなるようにしたことを特徴とする - 【請求項6】 上記転写ローラの研磨目方向を転写紙の
進入方向と同方向にしたことを特徴とする請求項1ない
し5のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30976894A JP3454946B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30976894A JP3454946B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146685A JPH08146685A (ja) | 1996-06-07 |
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Family
ID=17997033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30976894A Expired - Fee Related JP3454946B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (4)
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JP4598099B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2010-12-15 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
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JP5803201B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-11-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP30976894A patent/JP3454946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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