JP2000172048A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000172048A
JP2000172048A JP10360053A JP36005398A JP2000172048A JP 2000172048 A JP2000172048 A JP 2000172048A JP 10360053 A JP10360053 A JP 10360053A JP 36005398 A JP36005398 A JP 36005398A JP 2000172048 A JP2000172048 A JP 2000172048A
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JP10360053A
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Yuji Sawai
雄次 澤井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写
させる転写位置に画像形成媒体の進入を規制する転写案
内部材を像担持体に設け、画像形成装置から像担持体と
一体で脱着可能とすることにより、像担持体と転写案内
部材との適正な位置関係を安価、高精度にて得られるよ
うにする。 【解決手段】 像担持体10上に静電的に形成した着色
画像に画像形成媒体を重ねて転写電界を印加することに
よって像担持体から画像形成媒体Pに着色画像を転写さ
せた後で、該着色画像を画像形成媒体に定着することに
より画像形成を行う画像形成装置において、像担持体か
ら画像形成媒体に着色画像を転写させる転写位置の上流
側に位置する像担持体部分に画像形成媒体の進入を規制
する転写案内部材32、33を設け、該転写案内部材を
画像形成装置から像担持体と一体に脱着可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の電子写真式画像形成装置の改良に
関し、特に像担持体上に形成した着色画像を画像形成媒
体上に転写する為に画像形成媒体を転写位置に案内する
上下2つの転写案内部材を改良した画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置は、原稿反射
光等の光学的な画像情報を予め一様に帯電した像担持体
に照射することにより静電潜像を形成し、この静電潜像
を現像装置からのトナーによって可視化することにより
得たトナー像を転写紙等の画像形成媒体上に転写、定着
することにより画像形成を行う。また、カラー画像形成
装置にあっては、例えば像担持体上に静電的にイエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色トナーから成る
重ね着色画像を形成し、その後この着色画像に画像形成
媒体を重ねて転写電界を印加することで像担持体から画
像形成媒体に着色画像を転写させ、着色画像が形成され
た画像形成媒体を定着することによりプリント画像を形
成する。画像形成媒体を転写位置に供給する際には給紙
トレイから取り出された画像形成媒体を転写位置の直前
に位置するレジストローラによって転写位置に供給する
が、転写位置において像担持体上に画像形成媒体を適正
に接触させるために、転写案内部材が配置される。画像
形成装置において 転写案内部材の構成、配置の良否
は、転写チリ、紙の搬送性等の良否を左右するため、転
写案内部材には精度の良い設計が要求されている。例え
ば,特開平6−242639号公報には、下本体に対し
て上本体を開閉自在に枢支した分割構造のクラムシェル
型画像形成装置における案内部材の位置決め構造につい
て開示されている。そして、上本体には感光体を含むプ
ロセスユニットに一体化された転写極と転写ガイド板
(転写案内部材)が組み込まれ、上本体が閉じた状態に
あるときには転写極と転写ガイドが感光体に対して位置
決めされ,上本体が開いた状態では転写極と転写ガイド
はプロセスユニットに対して脱着可能である。この従来
例においては、上本体を下本体に押し付けることで下本
体との位置関係が決まるようになっており、上本体を閉
める方向と、転写極及び転写ガイドを位置決めする方向
とが略一致している。
【0003】ところで転写案内部材は、その精度、構
造、配置等の条件次第で、転写チリ等の不具合をもたら
す原因となる為、画像品質を維持する為に、転写案内部
材を精度良く適切に設計することが求められている。転
写案内部材に要求される機能は2つに大別できる。1つ
目の機能は転写紙(画像形成媒体)が像担持体と接触す
る位置の規制機能である。即ち、転写位置に供給される
転写紙は、転写部材からの転写電界がかかる前に像担持
体と接触させる必要が有り、転写紙が像担持体に接触す
る前に転写電界が転写紙にかかると、像担持体上の粉体
画像が空隙を介して転写紙に対して転写し、いわゆるチ
リ画像となる。これを防止するために転写電界が加わる
位置より前の段階で像担持体に対して転写紙を進入、接
触させることが通常行われている。2つ目の機能は、転
写紙を像担持体と密着させる機能である。即ち、転写紙
と像担持体との密着を維持させるために像担持体の速度
に対して転写紙の速度を若干早くし転写前に転写紙にた
わみを生じさせて引っ張りを防止し、転写紙の腰を利用
して像担持体との密着力を与えている。更に紙種、紙搬
送速度に関わらず一定の密着を得るために案内部材に像
担持体との距離規制効果を持たせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転写案内部材
には次のような問題がある。 1.像担持体に近接し過ぎた位置に転写案内部材を設け
ると、転写案内部材が像担持体上からのトナーにより汚
れ、転写紙の先端汚れや裏汚れが発生しやすい。特にフ
ルカラーの画像形成においては、中間転写体等に重ね形
成した複数のトナー画像を一括して転写紙に転写する方
式が採用されているが、中間転写体上に複数の粉体画像
を重ね形成する時に像担持体に対向する転写案内部材の
汚れはより顕著になる。特に、マイラー等のシャープな
シート部材を転写案内部材として用いると、転写案内部
材の帯電等により、像担持体との間の電界によって像担
持体上の粉体画像が飛散し、像担持体の汚れが一層悪化
する。更に、転写案内部材がトナーによって汚れた状態
で、紙厚、腰の強弱等、転写紙の種類が変化して転写案
内部材との接触状態が変化すると、転写紙先端汚れや裏
汚れが特に発生しやすくなる。 2.次に、転写紙と像担持体との密着性を高めるために
転写案内部材を像担持体に近接配置させると、上記トナ
ー汚れ発生という不具合のほかに、転写紙が転写案内部
材を通過する過程で紙後端部が転写案内部材を離れた瞬
間に転写紙が振動し、横帯状のブレ画像が発生しやす
い。特に、転写案内部材が無いときの転写紙の通過位置
に比して、転写案内部材によって位置規制される量が大
きいほど、また、はがき等紙厚が厚いほど、転写紙後端
部が転写案内部材を外れた瞬間の振動が大きくブレ画像
は顕著となる。また、転写紙と像担持体との密着性を高
めて転写性を高めるために転写案内部材を像担持体に近
接させると、厚紙の搬送性が低下する。更に、転写案内
部材を通過させる紙搬送経路に湾曲部を設けるのが一般
的であるが、紙厚により湾曲しやすさが異なるため、厚
紙ほど湾曲しづらくなる。従って、像担持体に転写案内
部材が近接すると紙搬送の湾曲部の曲率が小さくなり、
厚紙の搬送抵抗が大幅に増大しジャム等の問題が発生し
やすくなる。 3.次に、転写ローラーを装置本体側に設け、転写ユニ
ットを上下に脱着可能に構成すると、転写ローラー/転
写案内部材/転写ユニットの3者の位置決めが必要とな
り、部品精度を高める必要が生じるため、コストアップ
となり、レイアウト上の制約が多くなる。転写ユニット
をセットするときに相互の位置決め部材で位置合わせを
行うことが考えられるが、転写ユニットの脱着時に位置
決めされていない転写案内部材が動き転写ユニットに当
接し傷を付けることが有る。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、請求項1の発明は、像担持体に静電的に着色画像を
形成し、その後画像形成媒体を重ね転写電界を印加する
ことで像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写さ
せ、着色画像が形成された画像形成媒体を定着すること
によりプリント画像を形成する画像形成装置において、
像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写させる転写
位置に画像形成媒体の進入を規制する転写案内部材を像
担持体に設け、画像形成装置から像担持体と一体で脱着
可能とすることにより、像担持体と転写案内部材との適
正な位置関係を安価、高精度にて得られるようにするこ
とを目的とする。請求項2の発明は、像担持体から画像
形成媒体に着色画像を転写させる転写位置への進入を規
制する転写案内部材を少なくとも上下2つの転写案内部
材から構成し、画像形成媒体は上下2つの転写案内部材
間を通過することにより、紙種、搬送速度バラツキ、環
境放置状況等に因らず、常に同一の像担持体への進入位
置や接触状態を確保し、転写チリの無い画像を得ること
を目的とする。請求項3の発明は、画像形成領域におい
て画像形成媒体の画像形成面が接する下転写案内部材と
像担持体との距離をa、画像形成媒体の非画像面が接す
る上転写案内部材と像担持体との距離をbとしたとき
に、1mm ≦a≦10mm、1mm ≦b≦5mm、となるように設
定したことにより、像担持体への紙の進入位置と紙の密
着性を高めることで転写チリの無い良好な画像を得、薄
紙、厚紙に関係なく良好な搬送性を得ることを目的とす
る。請求項4の発明は、画像形成形成領域において、上
転写案内部材の距離規制部と画像形成媒体後端が進行長
さ方向に0 .3mm 以上接するように構成したことによ
り、転写案内部材の局部帯電によるトナーの飛散を防止
し、転写案内部材の汚れを低減することで紙の先端汚れ
や裏汚れを防止することを目的とする。請求項5の発明
は、像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写させる
ために形成する転写ニップ部の像担持体入口部での進行
方向上流側に形成される接線より像担持体側に近接して
設けられた上転写案内部材において、上転写案内部材は
進行方向下流側に向けて上記接線方向に傾く部分を有す
る。このため、転写紙の像担持体への密着性を高めると
同時に、転写紙の後端は像担持体から転写紙の腰によっ
て離れる部分を有することとなり、転写紙のたわみを減
らし振動を防止することにより転写チリ、横帯状ぶれ画
像を防止することができる。請求項6の発明は、像担持
体から画像形成媒体に着色画像を転写させるために形成
する転写ニップ部の像担持体入口部において進行方向上
流側に形成される接線の近傍で画像形成媒体の後端が上
転写案内部材から離れることにより紙後端が転写案内部
材を離れたとしても振動することを防止し、横帯状ぶれ
画像を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、像担持体上に静電的に形成した
着色画像に画像形成媒体を重ねて転写電界を印加するこ
とによって像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写
させた後で、該着色画像を画像形成媒体に定着すること
により画像形成を行う画像形成装置において、像担持体
から画像形成媒体に着色画像を転写させる転写位置の上
流側に位置する像担持体部分に画像形成媒体の進入を規
制する転写案内部材を設け、該転写案内部材を画像形成
装置から像担持体と一体に脱着可能としたことを特徴と
する。請求項2の発明は、上記転写位置への画像形成媒
体の進入を規制する転写案内部材は、画像形成媒体の進
入経路を挟む少なくとも上下2つの転写案内部材からな
り、画像形成媒体は上下2つの転写案内部材間を通過す
ることを特徴とする。請求項3の発明は、上記上下2つ
の転写案内部材のうち、画像形成媒体の画像形成面が接
する下転写案内部材と像担持体との距離をaとし、画像
形成媒体の非画像面が接する上転写案内部材と像担持体
との距離をbとすると、1mm ≦a≦10mm、lmm ≦b≦ 5
mm、であることを特徴とする。請求項4の発明は、上記
上転写案内部材が像担持体と対面する位置に設けた距離
規制部は、画像形成媒体後端が進行長さ方向に0 .3mm
以上接する部分を有することを特徴とする。請求項5の
発明は、上記上転写案内部材の一部は、上記像担持体か
ら画像形成媒体に着色画像を転写させるために形成する
転写ニップ部の像担持体入口部での進行方向上流側に形
成される接線よりも像担持体側に近接するように突出し
ており、上記突出した部分よりも下流側に位置する上転
写案内部材の部分は、進行方向下流側に向けて上記接線
に向けて傾斜していることを特徴とする。請求項6の発
明は、上記上転写案内部材の上記傾斜した部分の進行方
向下流側端部は上記接線の近傍位置において終端してお
り、画像形成媒体の後端が該傾斜した部分の下流側端部
から離間するときには接線の近傍位置にて離間するよう
に構成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施の形態を詳細に説明する。図1に本発明を適用
するカラー画像形成装置の一例の槻略図を示す。この画
像形成装置は、大別して給紙部ア、書込み光学系イ、画
像形成部ウ等から構成される。画像形成部ウは、ベルト
状像担持体(感光体)1、導電性ブラシ2から成る帯電
部、現像ユニット4〜7、転写ローラー9としての転写
手段、中間転写像担持体(中間転写ベルト=中間転写
体)10、レジストローラー12、2次転写ローラー1
3、転写対向ローラー部15、定着部60等を有する。
ベルト状像担持体(感光体)1はローラー1a,1b,
1c間に無端状に懸架されて矢印A方向に図示しないモ
ーターにより駆動され回転移動を行う。感光体ベルト1
は、つなぎ目の有無にかかわらず使用することが出来
る。つなぎ目が有るときは感光体ベルトの幅方向端部の
非画像形成領域につなぎ目マークを設け、図示しないセ
ンサーによりつなぎ目マークの検出を行い、続いて中間
転写像担持体(中間転写ベルト)10上の非画像形成領
域に設けた複数の位置検出用マーク中からセンサー10
aにより画像形成用マークを検出し,該検出タイミング
に基づいて画像形成を行う。感光体ベルトにつなぎ目が
無い場合は、中間転写像担持体10上の位置検出用マー
クを検出した後で画像形成を行う。感光体ベルト1は矢
印A方向に回転移動を行う。感光体ベルト1は、導電性
ブラシ2から成る帯電部が図示しない電源により電圧印
加されることにより一様に帯電される。帯電された感光
体ベルト1は色画像情報に応じて書き込みユニット3か
らLD光が照射され静電潜像が形成される。次に色に応
じて、現像ユニット4〜7からのカラートナーにより現
像され可視化される。現像装置にて使用するトナーの色
はシステム特性によって異なってくる。各現像ユニット
4〜7は図示しないモーター/クラッチ等によりカム8
を作用させることにより個別に左右方向に移動し、感光
体ベルト1との接離動作を行うことにより目的とする色
の静電潜像を現像を行う。
【0008】感光体ベルト1上に形成されたトナー画像
は、転写ローラー9が位置する1次転写位置においてベ
ルト状の中間転写像担持体10に接する。中間転写像担
持体10は、転写ローラー9により感光体ベルト1とニ
ップを形成し、また1次転写ローラー9にトナーと逆極
性のバイアスを印加することによりトナー像を中間転写
像担持体10に転写させる。中間転写像担持体10上に
設けられた位置決めマークをセンサ10aにて検出し、
位置検出用マークの検知タイミングに応じて感光体ベル
ト1上に像形成を行い、中間転写像担持体10上に順次
重ね画像を形成させる。この時の1次転写ローラー9に
印加するバイアスは順次電圧を高くすることが一般的で
あるが、その印加方法は中間転写像担持体の特性等に応
じて異なってくる。フルカラー画像を形成する場合、中
間転写像担持体10上に4色のトナー像が形成される
と、給紙ユニット11から画像形成媒体(転写紙)Pが
給送開始され、レジストローラー12により中間転写像
担持体10上の重ね画像の移動に応じてタイミングがあ
わせられ、2次転写ローラー13が位置する2次転写部
(転写位置)に転写紙Pが送られる。
【0009】転写紙Pが2次転写部(転写位置)に到達
するタイミングに合わせて、ブラケット14により支持
された2次転写ローラー13は回転軸14aを中心に図
示しないクラッチ等により揺動し、中間転写像担持体1
0を介して転写対向ローラー部15に当接し、転写紙P
と中間転写像担持体10を一定の圧力で接触させる。2
次転写ローラー13は、中間転写ユニット50に設けら
れた図示しない位置決め部材により対向ローラー15と
の平行度の位置精度を出している。また、2次転写ロー
ラー13に設けた図示しない位置決めコロにより中間転
写像担持体10に対する2次転写ローラー13の接触圧
を一定にしている。中間転写像担持体10に転写紙Pを
接触させると同時にトナー像と逆極性の転写バイアスが
2次転写ローラー13に印加され、トナー像は転写紙に
転写される。中間転写像担持体10から樹脂トナー像の
転写を受けた転写紙Pは、上方に位置する定着部60を
通過する際に加熱しながら加圧されることにより、樹脂
トナー像が転写紙に溶融定着される。転写紙に転写され
ずに中間転写像担持体上に残留するトナー、いわゆる転
写残留トナーは中間転写クリーニング部16によりクリ
ーニングされ再び画像形成が可能な状態となる。各ユニ
ットの脱着に際しては、定着カバー17を矢印C向に回
転させ、定着ユニット60を矢印D向にスライドさせ機
器本体上面を開放させる。次に感光体ユニット40を上
方向開放部からはずし、中間転写ユニット50を上方向
開放部からはずす。
【0010】次に、上記構成を備えた画像形成装置に本
発明を適用した場合の要部(2次転写部)の構成例を各
図に基づいて説明する。図2は本発明の一形態例の2次
転写部(転写位置)を中心とした構成図、図3はその斜
視図である。中間転写ユニット50は、ユニット側板3
0と、ユニット側板30により支持されたローラー10
A,10B,15と,ローラー群によりエンドレスに支
持されて矢印方向に駆動される中間転写像担持体10等
から構成されているが、ここではその詳細説明は省略
し、本発明の構成部分のみの説明を行う。中間転写ユニ
ット50は、基本的にユニット側板30にローラー10
A,10B,15を配置し、各ローラーに転写ベルトと
しての中間転写像担持体10を張架することにより構成
される。本発明では側板30の適所(2次転写部のすぐ
上流側位置)に転写案内部材ブラケット31がネジ止め
されている。転写案内部材ブラケット31には転写紙の
画像形成面が接する板状の下転写案内部材32と、転写
紙の非画像形成面が接する上転写案内部材33が一体化
され、両案内部材32、33間にて転写紙Pをガイドし
つつ、転写ユニット13、15との位置精度を出すよう
に構成されている。符号12aは本体側ガイド板であ
る。
【0011】本形態例では、上下の転写案内部材32、
33を一体化したブラケット31を直接ユニット側板3
0に取り付けるため、公差積み上げ部品数が少なくな
り、転写案内部材32、33の位置精度が高くなってい
る。レジストローラ12により搬送された転写紙Pは、
下転写案内部材32と上転写案内部材33との間を通過
するため、中間転写像担持体10(2次転写部)への進
入位置はほぼ一定し、転写紙を中間転写像担持体10に
密着させることができる。このように本形態例では、像
担持体10から画像形成媒体Pに着色画像を転写させる
転写位置の直上流側位置に画像形成媒体の進入を規制す
る上下の転写案内部材32、33を像担持体の側板30
に設け、上下の転写案内部材を画像形成装置から像担持
体と一体で脱着可能とすることにより、像担持体と転写
案内部材との適正な位置関係を安価、高精度にて得るこ
とができる。また、転写案内部材を少なくとも上下2つ
の転写案内部材32、33から構成し、画像形成媒体を
上下2つの転写案内部材間を通過させることにより、な
だらかなカーブを描きながら大きな曲率で中間転写像担
持体10に接触するため、紙種、搬送速度バラツキ、環
境放置状況等に因らず、常に同一の像担持体への進入位
置や接触状態を確保し、転写チリの無い画像を得ること
ができる。つまり、両転写案内部材32、33の形状、
配置は、画像形成媒体を無理のない大きな曲率を有した
経路に沿って搬送し得るように構成する。更に、従来の
ように、転写ローラーを装置本体側に設け、中間転写ユ
ニットを上下に脱着可能に構成すると、転写ローラー/
転写案内部材/中間転写ユニットの3者の位置決めが必
要となり、部品精度を高める必要が生じるため、コスト
アップとなり、レイアウト上の制約が多くなったが、本
発明では、中間転写ユニット50と転写案内部材が予め
一体化されているので、そのような不具合が発生しな
い。また、従来は中間転写ユニットをセットするときに
相互の位置決め部材で位置合わせを行っていたため、中
間転写ユニットの脱着時に位置決めされていない転写案
内部材が動き転写ユニットに当接し傷を付けることがあ
ったが、本発明においては、中間転写ユニットに転写案
内部材が組み込まれて固定されているので、そのような
不具合がない。
【0012】次に、図4に本発明の他の形態例の中間転
写ユニットの要部構成を示す。この形態例の特徴は、下
転写案内部材32の下流側端部32aと,中間転写像担
持体(中間転写ベルト)10との間の距離G1(a)を
例えば3mmとし,上転写案内部材33の下流側端部33
aと中間転写像担持体10との間の距離G2(b)を例
えば2mmに設定したときに、上転写案内部材33の転写
紙後端の接触長さLを例えば3mmに設定した点にある。
転写紙を中間転写像担持体10に強制密着させる上転写
案内部材33と中間転写像担持体との間の距離G2を2
mmに設定することで、中間転写像担持体10と転写紙と
が密着した後に初めて、2次転写ローラー13からの転
写電界が印加されることになり、転写チリの発生を防止
できる。つまり、転写チリは、中間転写像担持体10と
転写紙とが未接触状態にある時に転写電界が印加される
ことにより発生する転写不良であるため、本形態例のよ
うに転写電界印加前に転写紙が中間転写像担持体10に
確実に密着するようにガイドすることにより、転写チリ
の発生を確実に防止できるのである。
【0013】また、上転写案内部材33の転写紙後端が
接触する接触部(距離規制部)33Aの長さLは、実質
的に中間転写像担持体10に略対向することとなってい
る。接触長さを3mmと長くすることにより上転写案内部
材33の帯電による電界の発生が低減され、トナーによ
る汚れの発生が防止できる。つまり、帯電した中間転写
像担持体10に尖った物体が近接配置されていると、電
気力線が尖った部分に集中して電界強度が高くなり、放
電し易くなるが、本形態例に様に中間転写像担持体10
と対面する部分の長さLを0.3mm以上、この例では
3mmと長く設定することにより、電気力線の集中を防
止し、放電を防止することができるようになる。この結
果、トナーの飛散による画質の劣化を防止できる。な
お、G1(a)、G2(b)、Lについて上記した各値
は絶対的ではなく、転写部におけるレイアウトに応じて
適正値が変わってくるのは当然である。即ち、本発明で
は、下転写案内部材32と中間転写像担持体(中間転写
ベルト)10との間の距離aを1mm≦a≦10mmの
範囲とし、上転写案内部材33と中間転写像担持体10
との間の距離bを1mm≦b≦5mmの範囲とし、更に
上転写案内部材33の転写紙後端との接触部(距離規制
部)33Aの長さLを例えば0.3mm以上の範囲とする
ことにより、夫々上記した機能を発揮することができ
る。
【0014】このように本形態例では、画像形成領域
(転写位置)において画像形成媒体Pの画像形成面が接
する下転写案内部材32と像担持体10との距離をaと
し、画像形成媒体の非画像面が接する上転写案内部材2
2と像担持体10との距離をbとしたときに、各距離
a,bが夫々、1mm ≦a≦10mm、1mm ≦b≦ 5mm、とな
るように設定したことにより、像担持体10への転写紙
の進入位置と転写紙の密着性を高めることができ、その
結果転写チリの無い良好な画像を得、薄紙、厚紙に関係
なく良好な搬送性を得ることができる。また、上転写案
内部材33の距離規制部(長さL)33Aと画像形成媒
体後端が進行長さ方向に0 .3mm 以上接するように構成
したことにより、転写案内部材の局部帯電によるトナー
の飛散を防止し、転写案内部材の汚れを低減することに
より転写紙の先端汚れや裏汚れを防止することができ
る。
【0015】図5は本発明の他の形態例の中間転写ユニ
ットの要部構成図である。図2、図3の形態例の上転写
案内部材33が中間転写像担持体10と対向する面は、
転写部に形成される接線Mとほぼ平行であり、しかも中
間転写像担持体側には食い込んでいなかったが、この形
態例では上転写案内部材33の一部が接線Mよりも中間
転写像担持体10側に突出している点が特徴的である。
即ち、上転写案内部材33は突出部P1にて中間転写像
担持体10に近接している。突出部P1は両ローラ1
3、15の接触部(ニップ部)に形成される接線Mより
も中間転写像担持体10側に食い込むことにより中間転
写像担持体10と転写紙との密着性を確保するように構
成されている。なお、上転写案内部材33の進行方向下
流側部分は接線M方向に近づく(中間転写像担持体から
離間する)方向への傾き(傾斜部P2)を有し、端部P
3はほぼ接線位置となっている。この傾斜部P2は、ロ
ーラ13、15のニップ部と突出部P1とを結ぶ直線よ
りも、ニップ部と端部P3とを結ぶ直線の方が、接線M
により接近するように構成するための傾斜であり、この
ように構成することにより画像形成媒体P(転写紙)の
後端部が上転写案内部材33の端部P3を離れた瞬間の
転写紙Pの振動を低減させる機能が発揮される。つま
り、転写紙の後端部が接線Mの位置で上転写案内部材3
3の端部P3を離間するように構成することにより、転
写紙に撓みが形成されることが防止され、振動発生が防
止される。これを換言すれば、レジストローラ12によ
って2次転写部に供給される転写紙Pの後端は、突出部
P1から傾斜部P2を経て端部P3に沿って移動し、端
部P3にて上転写案内部材33から離れることになる
が、端部P3の位置は接線位置にあるため、転写紙後端
が離れても転写紙に振動が生じないために画像ぶれや振
動により転写紙後端部が転写ローラーに近接して転写チ
リが発生することも無い。なお、上記接線Mとは、転写
紙を転写ニップ部にニップしたときであって、転写案内
部材32、33が存在しないときの転写紙の位置であ
る。
【0016】薄い転写紙は腰の力が少ないために上転写
案内部材33から離れるときに振動発生の確率は少ない
が、腰の力が大きい変形しづらい厚転写紙の場合には振
動発生の確率が高まる。しかし、本形態例によれば、厚
紙であっても振動が発生しないため、画像ぶれや転写チ
リが発生することはない。この形態例では、転写ニップ
部の像担持体入口部での進行方向上流側に形成される接
線Mよりも、上転写案内部材の一部P1を像担持体側に
突出させ、該突出部分P1よりも下流側には上記接線方
向に傾く部分P2を設けた。このため、転写紙の像担持
体への密着性を高めると同時に、転写紙の後端は像担持
体から転写紙の腰によって離れる部分を有することとな
り、転写紙のたわみ量を減らし振動を防止することによ
り、転写チリ、横帯状ぶれを防止することができる。ま
た、上転写案内部材33の上記傾斜部分P2の進行方向
下流側端部P3は上記接線の近傍位置において終端して
おり、画像形成媒体の後端が該傾斜部分の下流側端部P
3から離間するときには接線Mの近傍位置にて離間する
ように構成されているため、画像形成媒体Pの後端が上
転写案内部材33から離れることにより、紙後端が転写
案内部材を離れたとしても振動することが防止され、横
帯状ぶれ画像が防止される。
【0017】
【発明の効果】以上のように構成したので、請求項1の
発明によれば、像担持体に静電的に形成した着色画像に
画像形成媒体を重ねた状態で転写電界を印加することに
より像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写させ、
着色画像が形成された画像形成媒体を定着することによ
りプリント画像を形成する画像形成装置において、像担
持体から画像形成媒体に着色画像を転写させる転写位置
に画像形成媒体の進入を規制する転写案内部材を像担持
体側に設け、画像形成装置から像担持体と一体で脱着可
能に構成することで、精度良く転写案内部材を設定する
ことができることとなり、常に安定した転写紙の進入と
像担持体との密着を図ることができ、転写チリの無い良
好な画像を得ることができる。請求項2の発明によれ
ば、像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写させる
転写位置に対して画像形成媒体の進入を規制する転写案
内部材は、少なくとも上下2つの転写案内部材からな
り、画像形成媒体が上下2つの転写案内部材間を通過す
ることにより、転写紙の材質、紙厚等の条件の変動によ
って転写紙が変形したとしても、一定の経路を経た進入
を確保できるため、ジャムの発生も無く転写チリの無い
良好な画像を得ることができる。また、転写紙と像担持
体との密着性を高めて転写性を高めるために転写案内部
材を像担持体に近接させると、厚紙の搬送性が低下す
る。更に、転写案内部材を通過させる紙搬送経路に湾曲
部を設けた場合、紙厚により湾曲しやすさが異なるた
め、厚紙ほど湾曲しづらくなる。従って、像担持体に転
写案内部材が近接すると紙搬送の湾曲部の曲率が小さく
なり、厚紙の搬送抵抗が大幅に増大しジャム等の問題が
発生しやすくなる。しかし、本発明によれば、転写案内
部材を格別に像担持体に近接配置することなく、大きな
曲率(なだらかなカーブ)によってガイドするため、厚
紙であっても少ない搬送抵抗によって搬送して像担持体
に密着させることができ、ジャム等が発生することがな
くなる。請求項3の発明によれば、画像形成領域におい
て画像形成媒体の画像形成面が接する下転写案内部材と
像担持体との距離をaとし、画像形成媒体の非画像面が
接する上転写案内部材と像担持体との距離をbとしたと
きに、各距離a,bの値を、 1mm ≦a≦10mm 1mm ≦b≦ 5mm の範囲に設定することにより、転写案内部材のトナーに
よる汚れの発生を無くしつつ、像担持体に対する最適の
進入位置と、像担持体と転写紙との十分な密着を確保す
ることができ、転写紙の汚れと転写チリの無い良好な画
像を得ることができる。
【0018】請求項4の発明によれば、画像形成領域に
おいて、上転写案内部材の距離規制部は画像形成媒体後
端が進行長さ方向に0 .3mm 以上接する部分を有するこ
とで、転写案内部材の帯電が減少し、鋭角な部分が像担
持体と対向しないため像を乱す電界の発生を防止するこ
とができ、転写案内部材の汚れが減少し先端汚れや裏汚
れの発生を防止できる。請求項5の発明によれば、像担
持体から画像形成媒体に着色画像を転写させるために形
成する転写ニップ部の像担持体入口部での進行方向上流
側に形成される接線よりも像担持体側に近接して突出す
る部分を備えた上転写案内部材において、上転写案内部
材は上記突出する部分よりも進行方向下流側に向けて上
記接線方向に傾く傾斜部分を有するので、上転写案内部
材が、転写紙が像担持体に密着することを促進する機能
と、転写紙の後端の振動を防止する機能を併有すること
ができ、転写チリや横帯状ぶれ画像の発生を防止でき
る。請求項6の発明によれば、像担持体から画像形成媒
体に着色画像を転写させるために形成する転写ニップ部
の像担持体入口部において進行方向上流側に形成される
接線の近傍位置において、画像形成媒体の後端が上転写
案内部材から離れるように構成したことにより、上転写
案内部材を離れても転写紙の振動が生じなくなるため
に、横帯状ぶれ画像の発生を防止できる。つまり、転写
案内部材が無いときの転写紙の通過位置(接線に沿った
通過経路)に比して、転写案内部材によって位置規制さ
れる量が大きいほど、また、はがき等紙厚が厚いほど、
転写紙後端部が転写案内部材を外れた瞬間の振動が大き
くブレ画像は顕著となるが、請求項5、6に記載の発明
によれば、そのような不具合を一挙に解決することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像形成装置の一例の構成略
図。
【図2】本発明の第1の形態例の要部構成図。
【図3】本発明の形態例における転写案内部材の配置例
を示す斜視図。
【図4】本発明の第2の形態例の要部構成図。
【図5】本発明の第3の形態例の要部構成図。
【符号の説明】
ア 給紙部、イ 書込み光学系、ウ 画像形成部、1
ベルト状像担持体(感光体)、2 導電性ブラシ(帯電
部)、4〜7 現像ユニット、8 カム、9 転写ロー
ラー(転写手段)、10 中間転写像担持体(中間転写
ベルト=中間転写体)、11 給紙ユニット、12 レ
ジストローラー、13 2次転写ローラー、14 ブラ
ケット、15 転写対向ローラー部、30 ユニット側
板、31 転写案内部材ブラケット、32 下転写案内
部材、33 上転写案内部材、50 中間転写ユニッ
ト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に静電的に形成した着色画像
    に画像形成媒体を重ねて転写電界を印加することによっ
    て像担持体から画像形成媒体に着色画像を転写させた後
    で、該着色画像を画像形成媒体に定着することにより画
    像形成を行う画像形成装置において、像担持体から画像
    形成媒体に着色画像を転写させる転写位置の上流側に位
    置する像担持体部分に画像形成媒体の進入を規制する転
    写案内部材を設け、該転写案内部材を画像形成装置から
    像担持体と一体に脱着可能としたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 上記転写位置への画像形成媒体の進入を
    規制する転写案内部材は、画像形成媒体の進入経路を挟
    む少なくとも上下2つの転写案内部材からなり、画像形
    成媒体は上下2つの転写案内部材間を通過することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記上下2つの転写案内部材のうち、画
    像形成媒体の画像形成面が接する下転写案内部材と像担
    持体との距離をaとし、画像形成媒体の非画像面が接す
    る上転写案内部材と像担持体との距離をbとしたとき
    に、 1mm ≦a≦10mm lmm ≦b≦ 5mm であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 上記上転写案内部材が像担持体と対面す
    る位置に設けた距離規制部は、画像形成媒体後端が進行
    長さ方向に0 .3mm 以上接する部分を有することを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記上転写案内部材の一部は、上記像担
    持体から画像形成媒体に着色画像を転写させるために形
    成する転写ニップ部の像担持体入口部での進行方向上流
    側に形成される接線よりも像担持体側に近接するように
    突出しており、上記突出した部分よりも下流側に位置す
    る上転写案内部材の部分は、進行方向下流側に向けて上
    記接線に向けて傾斜していることを特徴とする請求項
    1、2、又は3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記上転写案内部材の上記傾斜した部分
    の進行方向下流側端部は上記接線の近傍位置において終
    端しており、画像形成媒体の後端が該傾斜した部分の下
    流側端部から離間するときには接線の近傍位置にて離間
    するように構成されていることを特徴とする請求項5記
    載の画像形成装置。
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