JP3444435B2 - 管端防食メカニカル継手 - Google Patents

管端防食メカニカル継手

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JP3444435B2
JP3444435B2 JP01444794A JP1444794A JP3444435B2 JP 3444435 B2 JP3444435 B2 JP 3444435B2 JP 01444794 A JP01444794 A JP 01444794A JP 1444794 A JP1444794 A JP 1444794A JP 3444435 B2 JP3444435 B2 JP 3444435B2
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義郎 岡崎
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日本鋼管継手株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水用あるいは給湯用
の配管システムに主に用いられる管端防食メカニカル継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】現在普及している上記の配管システムで
は、配管に用いられる管体の内周面での発錆に伴う水質
低下を防止するため管体として鋼管のような金属管の内
面を塩ビライニング層(塩化ビニル樹脂ライニング層)
などの合成樹脂層で被覆した内面被覆管が用いられてい
る。また、このような内面被覆管同士を結合するために
は、結合箇所での管端の防食を図るために管端防食機能
を備えたメカニカル継手、すなわち管端防食メカニカル
継手が用いられている。そして、呼び径80A(Aはm
mを表している)という比較的大口径の管体同士を結合
するときに用いられる従来の管端防食メカニカル継手
は、2本の管体のそれぞれの端部に取り付けたフランジ
同士をボルト・ナットで締め付けて結合するというフラ
ンジ結合式のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにフランジ結合式の管端防食メカニカル継手で内面
被覆管同士を結合するには締付け部品として多くのボル
ト・ナットが必要になり、また、フランジ結合式の管端
防食メカニカル継手は呼び径1/2〜2B(Bはインチ
を表している)といった小口径の管体同士を結合するこ
とには不向きである。そのほか、小口径の管体同士を結
合するに際しては、管端防食メカニカル継手自体を配管
システム施工現場で組み立てて用いたいという要求だけ
でなく、管端防食メカニカル継手をあらかじめ組み立て
ておき、配管システム施工現場ではその管端防食メカニ
カル継手を、管体の端部を差し込むという作業だけを行
って管体同士を結合し得る機能を備えた差込み継手とし
て用いたいという要求もある。
【0004】本発明の目的は、呼び径が1/2〜2B程
度の小口径の管体同士の結合に好適に採用することがで
き、しかもそのような小口径の管体同士を結合するとき
に、配管システム施工現場で組み立てて用いることが可
能であることは勿論、差込み継手としても使用すること
のできる管端防食メカニカル継手を提供することを目的
とする。本発明の他の目的は、給水用あるいは給湯用の
配管システムにおいて好適に用い得る管端防食メカニカ
ル継手を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】求項記載の発明によ
る管端防食メカニカル継手は、平行ねじを有し端面に第
1座面が設けられた継手本体と、管体の端部に内嵌合可
能な筒状の本体部とこの本体部に設けられて管体の外周
直径よりも径大で上記本体部の突出方向とは反対側に位
置する面の所定箇所に上記第1座面に対向される第2座
面が設けられた鍔部とを有する管端コアと、管端コアの
本体部の外周の所定箇所に保持されて管体と管体の端部
に内嵌合された上記本体部との間の隙間を塞ぐ弾力性を
備えたシール材と、管端コアの鍔部よりも径大な円筒状
のコア包囲面、パッキン押圧面、先窄まりテーパ面がこ
の順に軸方向に並べて形成され、コア包囲面とパッキン
押圧面とがこれら各面よりも径小な第1内鍔部により仕
切られていると共にパッキン押圧面と先窄まりテーパ面
とがパッキン押圧面よりも径小な第2内鍔部により仕切
られ、第1内鍔部はパッキン押圧面側の面がパッキン当
り面となされこのパッキン当り面の反対側の面が上記管
端コアの鍔部に対する係合面となされ、第2内鍔部はパ
ッキン押圧面側の面がパッキン当り面となされていると
共に、上記継手本体の平行ねじに対してねじ合わせ可能
な平行ねじを有する筒状部を備えかつ管体の端部に外嵌
合可能な押輪と、押輪のパッキン押圧面と第1および第
2の内鍔部とで囲まれる空間に保持可能で、管体の端部
に外嵌合された押輪のパッキン押圧面と管体とにより挾
圧される弾力性を備えた第1パッキンと、押輪の先窄ま
りテーパ面と第2内鍔部とで囲まれる空間に保持可能
で、管体の端部に外嵌合された押輪の先窄まりテーパ面
と管体との間に介在され、かつ先窄まりテーパ面の最径
小部よりも径大な外周直径を有する縮径可能な抜止めリ
ングと、継手本体の第1座面と管端コアの第2座面との
間に介在される第2パッキンと、を備えるものである。
請求項記載の発明による管端防食メカニカル継手は、
請求項1に記載のものにおいて、管体として、金属管の
内面を合成樹脂層で被覆した内面被覆管を用いたもので
ある。請求項記載の発明による管端防食メカニカル継
手は、請求項記載のものにおいて、継手本体として、
金属製筒状体の内面を合成樹脂層で被覆したものを用い
たものである。
【0006】
【作用】請求項1、請求項2および請求項3に記載した
各発明による管端防食メカニカル継手は、押輪の平行ね
じを継手本体の平行ねじにねじ合わせて締め付けるよう
になっており、しかも、押輪と継手本体との締め付けを
レンチなどの工具を用いて締め付けることができるの
で、呼び径が1/2〜2B程度の小口径の管体同士の結
合に好適に採用することができる。
【0007】請求項に記載した発明による管端防食メ
カニカル継手、配管システム施工現場で組み立てて用
いることや、差込み継手として用いることが可能であ
る。配管システム施工現場で組み立てて用いる場合は、
先窄まりテーパ面と第2内鍔部とで囲まれる空間に抜止
めリングを、パッキン押圧面と第1および第2の内鍔部
とで囲まれる空間に第1パッキンを、それぞれ保持させ
た上記押輪を管体に外嵌合した後、本体部にシール材を
保持させた管端コアの上記本体部を管体の端部に内嵌合
してこの管端コアの鍔部を管体の端面に対向させ、次
に、管端コアの第2座面と継手本体の第1座面との間に
第2パッキンを介在して押輪の平行ねじを継手本体の平
行ねじにねじ合わせる。こうすると、第1内鍔部の係合
面が管端コアの鍔部を押し付けるので、管端コアにおけ
る鍔部の第2座面と継手本体の第1座面とにより第2パ
ッキンが挾圧されてこの第2パッキンが第1および第2
の各座面に密着する。また、第1パッキンが押輪のパッ
キン押圧面と管体の外周面とに密着する。さらに、管端
コアの本体部に保持されているシール材が管体と管体の
端部に内嵌合された上記本体部との間の隙間を塞ぐ。差
込み継手として用いるときは、押輪における先窄まりテ
ーパ面と第2内鍔部とで囲まれる空間に抜止めリング
を、パッキン押圧面と第1および第2の内鍔部とで囲ま
れる空間に第1パッキンを、それぞれ保持させた上記押
輪に、本体部にシール材を保持させた管端コアを嵌め込
んだ後、管端コアの第2座面と継手本体の第1座面との
間に第2パッキンを介在して押輪の平行ねじを継手本体
の平行ねじにねじ合わせておく。こうしておくと、押輪
に管体を差し込んで管体の端部を抜止めリング、第2内
鍔部、第1パッキンおよび第1内鍔部を通して管端コア
の本体部に外嵌合させることができる。したがって、こ
の状態から押輪と継手本体とを平行ねじを介して締め付
けると、第1内鍔部の係合面が鍔部に接触して継手本体
を鍔部側に引っ張る。これにより鍔部の第2座面と継手
本体の第1座面とにより第2パッキンが挾圧されてこの
第2パッキンが第1および第2の各座面に密着する。こ
の締付け中および締付け後において、第1パッキンは押
輪のパッキン押圧面と管体の外周面とに密着したままで
あり、管端コアの本体部に保持されているシール材が管
体と管体の端部に内嵌合された上記本体部との間の隙間
を塞いだままである。以上のように、配管システム施工
現場で組み立てたときでも、差込み継手として用いたと
きでも、管体の内部通路と管体の外部とがシール材と第
1パッキンとにより2箇所で水密状態に遮断され、ま
た、管端コアと継手本体との突合せ箇所が第2パッキン
によって水密に保たれ、管体の端面が管体の内部通路を
流れる水と接触して発錆するということ自体が起こり得
ない。
【0008】請求項2に記載した発明による管端防食メ
カニカル継手によると、上記した各作用の他に、金属管
の内面を被覆している合成樹脂層がその金属管の内面の
発錆を防ぐことに役立つ。
【0009】請求項3に記載した発明による管端防食メ
カニカル継手によると、上記した各作用の他に、金属製
筒状体の内面を被覆している合成樹脂層がその金属製筒
状体の内面の発錆を防ぐことに役立つ。
【0010】
【実施例】図1は管端防食メカニカル継手Aの使用状態
を一部断面で示した側面図、図2は図1の要部を分解し
て一部を断面で示した側面図、図3は図1の要部の拡大
断面図である。
【0011】図1に示した管体100A,100Bは金
属管の一例である鋼管110A,110Bの内面をポリ
塩化ビニルやポリエチレンなどの合成樹脂層120A,
120Bで被覆した小口径の内面被覆管(内面被覆鋼
管)であり、呼び径は1/2〜2Bの範囲にある。この
管体100A,100Bにおいて、鋼管110A,11
0Bの内面発錆は合成樹脂層120A,120Bにより
防止されている。
【0012】管端防食メカニカル継手Aの継手本体10
は、鋼管でなる金属製筒状体11の内面を例えばエポキ
シ樹脂などの合成樹脂層12で被覆したものであり、こ
の継手本体10は図1のように直角に曲がっていても、
図示していないが真っ直ぐであってもよい。この継手本
体10は、厚肉で径大になされた一端部と他端部の外周
に平行ねじ13,13が具備されており、また、一端部
と他端部の端面はその全体が第1座面14,14となさ
れていて、これらの一端部と他端部に管体100A,1
00Bに対する結合機能が付与されている。この継手本
体10において、金属製筒状体11の内面発錆は合成樹
脂層12により防止されている。
【0013】継手本体10における一端部と他端部は同
じ構造になっているので、以下の説明では、主に、管体
100Aに対する結合機能を備えた一端部側の構造につ
いて説明し、他端部側については一端部側に用いた符号
と同じ符号を付して詳細な説明を省略することとする。
【0014】管端防食メカニカル継手Aの管端コア20
は例えばポリ塩化ビニル樹脂などで作られた合成樹脂成
形体であり、筒状の本体部21と、本体部21の端部に
設けられて管体100Aの外周直径よりも径大な鍔部2
2とを有している。本体部21の外周の所定箇所に並ん
で2つの隆起部23,24がリング状に一体形成されて
いると共に、これらの隆起部23,24の間にリング状
の溝部25が設けられている。図2で判るように、本体
部21の先端側の片側の隆起部23は他側の隆起部24
よりもHだけ背高になっており、その断面形状は外周部
に近づくほど肉薄のリップ形状である。鍔部22には上
記本体部21の突出方向(矢符X)に突き出た筒状部2
6が具備されており、この筒状部26の端面すなわち鍔
部22における上記本体部21の突出方向Xに位置する
面がパッキン座面27となされているのに対し、このパ
ッキン座面27の反対側面の全体が第2座面28となさ
れている。そして、上記溝部25にシール材29が保持
されている。このシール材29にはOリングなどの弾力
性に富むものが用いられる。
【0015】管端防食メカニカル継手Aの押輪40は金
属製であり、この押輪40には、管端コア20の鍔部2
2よりも径大な円筒状のコア包囲面41、コア包囲面4
1よりも径小なパッキン押圧面42、先窄まりテーパ面
43がこの順に軸方向に並べて形成されている。そし
て、コア包囲面41とパッキン押圧面42との間に段付
状の第1押圧部44が形成され、パッキン押圧面42と
先窄まりテーパ面43との間に段付状の第2押圧部45
が形成されている。さらに、押輪40には筒状部46が
具備されており、この筒状部46に上記継手本体10の
平行ねじ13に対してねじ合わせ可能な平行ねじ47が
設けられている。この実施例において、継手本体10の
平行ねじ13は雄ねじであり、押輪40の平行ねじ47
は雌ねじになっている。押輪40は管体100Aの端部
に外嵌合可能である。
【0016】押輪40の先窄まりテーパ面43で囲まれ
る空間は鋼製の抜止めリング50を保持可能である。抜
止めリング50は周方向の一箇所が欠除されて拡縮径可
能になっており、その最径小部位と最径小部位から周方
向に略60度隔てた箇所に1つずつのエッジ部51,5
2を有している。無荷重状態での抜止めリング50の外
周直径は押輪40の先窄まりテーパ面43の最径小部の
直径よりも径大であり、また、上記最径小部位の直径は
管体100Aの外周直径と同等あるいはそれよりやゝ小
さ目かやゝ大き目になっており、やゝ小さめの抜止めリ
ング50を用いたときには、抜止めリング50をそれ自
体のばね性に抗して押し拡げながら管体100Aを抜止
めリング50に挿入することができるようになってい
る。押輪40のパッキン押圧面42で囲まれる空間はリ
テーナ60と第1パッキン70とを並べて保持可能であ
る。リテーナ60は鋼製でリング状をなしていると共
に、外周直径が上記第2押圧部45の直径よりもやゝ大
きくなっている。無荷重状態での第1パッキン70の外
周直径は、上記パッキン押圧面42の直径よりも径大で
あり、また、内周直径は管体100A,100Bの外周
直径よりも径小である。この第1パッキン70には弾力
性に富む筒状のゴム輪が用いられていると共に、リテー
ナ60と無荷重状態の第1パッキン70とを同心状に重
ね合わせたときの総軸長は、上記パッキン押圧面42の
軸長よりもやゝ長くなるように定められている。
【0017】80は第2パッキンであり、この第2パッ
キン80にはゴムパッキンが用いられている。
【0018】上記構成の管端防食メカニカル継手Aを、
配管システム施工現場で組み立てて用いる場合は、管体
100Aに、押輪40、抜止めリング50、リテーナ6
0および第1パッキン70を順に外嵌合する。また、本
体部21にシール材29を嵌合状に保持させた管端コア
20の上記本体部21を管体100Aの端部に内嵌合し
てこの管端コア20の鍔部22を管体100Aの端面1
01Aに対向させ、管端コア20の第2座面28と継手
本体10の第1座面14との間に第2パッキン80を介
在して押輪40の平行ねじ47を継手本体10の平行ね
じ13にねじ合わせる。こうすると、図3で判るよう
に、押輪40の先窄まりテーパ面43と管体100Aと
の間に抜止めリング50が介在され、第2押圧部45に
リテーナ60が対応され、パッキン押圧面42と管体1
00Aとの間に第1パッキン70が挾み込まれ、第1押
圧部44に管端コア20における鍔部22の筒状部26
が対応される。したがって、レンチなどの所定の工具を
用いて押輪40の平行ねじ47を継手本体10の平行ね
じ13にねじ込んでいくと、第2押圧部45がリテーナ
60を軸方向に押すので、そのリテーナ60が第1パッ
キン70を管端コア20のパッキン座面27に押し付
け、パッキン座面27との共働によって第1パッキン7
0を軸方向で挾圧する。しかも、第1パッキン70はパ
ッキン押圧面42と管体100Aとにより径方向でも挾
圧されているので、第1パッキン70がパッキン座面2
7とパッキン押圧面42と管体100Aの外周面とに圧
縮状態で密着し、これら3つの密着箇所で水密性を保
つ。
【0019】上記したように、リテーナ60と無荷重状
態の第1パッキン70とを同心状に重ね合わせたときの
総軸長は、上記パッキン押圧面42の軸長よりもやゝ長
くなるように定められているので、押輪40の平行ねじ
47を継手本体10の平行ねじ13にねじ込んでいく初
期において、第1パッキン70がパッキン座面27に接
触した時点では、第1押圧部44が図3の仮想線のよう
に管端コア20における鍔部22の外周部に間隔を隔て
て対向した状態になる。そして、第1パッキン70がリ
テーナ60により押されて軸方向にある程度圧縮する
と、上記第1押圧部44が上記鍔部22に接触して継手
本体10を鍔部44側に引っ張る。このため、鍔部44
の第2座面28と継手本体10の第1座面14とにより
第2パッキン80が挾圧されてこの第2パッキン80が
第1および第2の各座面14,28に密着し、密着箇所
で水密性を保つ。さらに、管端コア20の本体部21と
管体100Aとの隙間は、シール材29とリップ形状の
隆起部23とが圧縮状態で両者に密着することによって
確実に塞がれるので、この箇所でも高い水密性が保たれ
る。
【0020】差込み継手として用いるときは、押輪40
に、抜止めリング50、リテーナ60および第1パッキ
ン20を順に嵌め込むと共に、本体部21の環状溝25
に嵌合状にシール材29を保持させた管端コア20を嵌
め込み、管端コア20の第2座面28と継手本体10の
第1座面14との間に第2パッキン80を介在して押輪
40の平行ねじ47を継手本体10の平行ねじ13にね
じ合わせておく。こうしておくと、抜止めリング50、
リテーナ60、第1パッキン70および管端コア20が
押輪40に収容状態で保持されるので、配管システム施
工現場にこの管端防食メカニカル継手Aを組み立てた状
態で搬入することが可能である。
【0021】配管システム施工現場では、押輪40に管
体100Aを差し込んで管体100Aの端部を抜止めリ
ング50、リテーナ60および第1パッキン70を通し
て管端コア20の本体部21に外嵌合させることがで
き、この状態から押輪40の平行ねじ47を継手本体1
0の平行ねじ13にねじ込んで締め付ける。このように
すると、管端防食メカニカル継手Aが差込み継手として
用いられ、管体100Aとの結合状態では、上述したと
ころと同様に、第1パッキン70がパッキン座面27と
パッキン押圧面42と管体100Aの外周面とに密着し
てこの箇所での水密性を保ち、管端コア20の第2座面
28と継手本体10の第1座面14とに第2パッキン8
0が密着してこの箇所での水密性を保つ。また、シール
材29が管体100Aと本体部21との間の隙間を塞い
でこの箇所での水密性を保つ。
【0022】このように、配管システム施工現場で組み
立てたときでも、差込み継手として用いたときでも、管
体100Aの内部通路と管体100Aの外部とがシール
材29と第1パッキン70とにより水密状態に保たれ、
また、管端コア20と継手本体10との突合せ箇所が第
2パッキン80によって水密に保たれる。そして、管体
100Aの端面101Aはシール材29と第1パッキン
70と管端コア20とで囲まれた密閉空間に配備される
ので、管体100Aの端面101Aが管体100Aの内
部通路を流れる水と接触して発錆するということ自体が
起こり得ない。
【0023】上記の実施例では、押輪40の平行ねじ4
7が雌ねじ、継手本体10の平行ねじ13が雄ねじにな
っているけれども、図4に変形例として示したように、
押輪40の平行ねじ47を雄ねじ、継手本体10の平行
ねじ13を雌ねじにすることも可能である。図4の変形
例において、その他の事項は図1〜図3で説明した実施
例と同様であるので、同一部分に同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0024】図5は他の実施例を示す要部の拡大断面図
である。この実施例において、図示以外の部分の構成は
図1や図3で説明したものと同様である。
【0025】図5と図3との比較で判るように、この実
施例の管端防食メカニカル継手において、図1〜図3で
説明したものと異なる点は、図1〜図3で説明した第2
押圧部45が図5のものでは省略されている点、管端コ
ア20における鍔部22の外周部の所定箇所、具体的に
は筒状部26に形成された環状溝部31に嵌合状に保持
され、押輪40に収容された管端コア20の鍔部22と
押輪40のコア包囲面41とにより挾圧されてそれらの
隙間を塞ぐ第3パッキン90が設けられている点、第1
座面14が継手本体10の端面に形成した環状の凹溝1
5の底面によって形成されている点、第2パッキン80
としてゴム製のOリングが用いられている点である。
【0026】図5の管端防食メカニカル継手によると、
第3パッキン90によって管端コア20の鍔部22と押
輪40のコア包囲面41との隙間が塞がれてこの箇所の
水密性が保たれるので、管体100Aの内部通路と管体
100Aの外部とがシール材29と第1パッキン70と
第3パッキン90とにより水密状態に保たれ、管端コア
20と継手本体10との突合せ箇所が第2パッキン80
によって水密に保たれる。しかも、管体100Aの端面
101Aはシール材29と第1パッキン70と第3パッ
キン90と管端コア20とで囲まれた密閉空間に配備さ
れるので、管体の端面が管体の内部通路を流れる水と接
触して発錆するということ自体が起こり得ない。
【0027】図5の実施例において、配管システム施工
現場で組み立てる手順や、差込み継手として用いる手順
については、図1〜図3で説明した場合と略同様であ
る。配管システム施工現場で組み立てるときに図1〜図
3で説明した場合と異なる点は、第3パッキン90を保
持させた管端コア20の本体部21を管体の端部に内嵌
合させるという点であり、差込み継手として用いるとき
に図1〜図3で説明した場合と異なる点は、鍔部22の
環状溝部31に第3パッキン90を保持させた管端コア
20を押輪40に嵌め込む点である。
【0028】図5の実施例において、互いに結合された
管体100Aと継手本体10とが離れる方向に引っ張ら
れて変位したときには、図6のように管体100Aの変
位に追従して抜止めリング50が転動しながら変位し、
それに伴って抜止めリング50が先窄まりテーパ面43
により縮径される。このため、抜止めリング50のエッ
ジ部51,52が管体100Aに喰い込んで管体100
Aを抜止めする。
【0029】なお、図5で説明した実施例において、第
3パッキン90は第1パッキン70よりも小形にするこ
とが可能である。これは、押輪40や管端コア20の寸
法精度が管体100Aの寸法精度よりも一般的に高いこ
とによる。言い換えると、第1パッキン70は、管体1
00Aの寸法のばらつきを吸収する機能を備える必要が
あるので第3パッキン90よりも大形になる。
【0030】図5および図6において、他の構成や作用
は図1〜図3で説明したところと同様であるので、同一
部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】図7はさらに他の実施例を示す要部の拡大
断面図である。この実施例において、図示以外部分の構
成は図1や図3で説明したものと同様である。
【0032】図7の実施例では、管端コア20の鍔部2
2における本体部21の突出方向Xの面27aに、押輪
40のコア包囲面41とパッキン押圧面42とを仕切っ
ているこれら各面41,42よりも径小な第1内鍔部4
8が対向されている点、第1内鍔部48はパッキン押圧
面42側の面がパッキン当り面48aとなされこのパッ
キン当り面48aの反対側の面が上記鍔部22に対する
係合面48bとなされている点、押輪40のパッキン押
圧面42と先窄まりテーパ面43とがパッキン押圧面4
2よりも径小な第2内鍔部49により仕切られていて、
第2内鍔部49はパッキン押圧面42側の面がパッキン
当り面49aとなされている点、第1パッキン70が押
輪40のパッキン押圧面42と第1および第2の内鍔部
48,49とで囲まれる空間に保持れるようになってい
る点、抜止めリング50が押輪40の先窄まりテーパ面
43と第2内鍔部49とで囲まれる空間に保持されるよ
うになっている点、が図1〜図3で説明したものと異な
っており、図1〜図3で説明したリテーナ60や第1押
圧部44や第2押圧部45が図7のものに無い。なお、
その他の構成は図1〜図3で説明した管端防食メカニカ
ル継手Aの構成と同じであるので、同一部分に同一符号
を付して詳細な説明を省略する。
【0033】図7の管端防食メカニカル継手において、
配管システム施工現場で組み立てて用いる場合は、先窄
まりテーパ面43と第2内鍔部49とで囲まれる空間に
抜止めリング50を、パッキン押圧面42と第1および
第2の内鍔部49,48とで囲まれる空間に第1パッキ
ン70を、それぞれ保持させた押輪40を管体100A
に外嵌合した後、本体部21にシール材29を保持させ
た管端コア20の上記本体部21を管体100Aの端部
に内嵌合してこの管端コア20の鍔部22を管体100
の端面101Aに対向させ、次に、管端コア20の第2
座面28と継手本体10の第1座面14との間に第2パ
ッキン80を介在して押輪40の平行ねじ47を継手本
体10の平行ねじ13にねじ合わせる。こうすると、第
1内鍔部48の係合面48bが管端コア20の鍔部22
を押し付けるので、第2座面28と第1座面14とによ
り第2パッキン80が挾圧されてこの第2パッキン80
が各座面14,28に密着してこの箇所の水密性を保
つ。また、第1パッキン70はパッキン押圧面42と管
体100Aの外周面とに圧縮状態で密着してこの箇所の
水密性を保つ。さらに、隆起部23とシール材29とが
管体100Aと管端コア20の本体部21との間の隙間
を塞いでこの箇所の水密性を保つ。
【0034】差込み継手として用いるときは、抜止めリ
ング50と第1パッキン70とを保持させた押輪40
に、シール材29を保持させた管端コア20を嵌め込ん
だ後、第2座面28と第1座面14との間に第2パッキ
ン80を介在して押輪40の平行ねじ47を継手本体1
0の平行ねじ13にねじ合わせ、この状態で配管システ
ム施工現場に搬入する。配管システム施工現場では、押
輪40に管体100Aを差し込んで管体100Aの端部
を抜止めリング50、第2内鍔部49、第1パッキン7
0および第1内鍔部48を通して管端コア20の本体部
21に外嵌合させることができる。したがって、この状
態から押輪40と継手本体10とを平行ねじ47,13
を介して締め付けると、第1内鍔部48の係合面48b
が鍔部22に接触して継手本体10を鍔部22側に引っ
張られるので、第2パッキン80が第2座面28と第1
座面14とにより挾圧されて各座面28,14に密着し
てこの箇所の水密性を保つ。押輪40をねじ込んでいる
途中およびねじ込み後においては、第1パッキン70は
パッキン押圧面42と管体100Aの外周面とに密着し
たままであり、シール材29は管体100Aと管端コア
20の本体部21との間の隙間を塞いだままであるの
で、第1パッキン70やシール材29が密着している箇
所でも水密性が保たれる。
【0035】このように図7の実施例による管端防食メ
カニカル継手によると、配管システム施工現場で組み立
てたときでも、差込み継手として用いたときでも、管体
100Aの内部通路と管体100Aの外部とがシール材
29と第1パッキン70とにより水密状態に保たれ、管
端コア20と継手本体10との突合せ箇所が第2パッキ
ン80によって水密に保たれる。したがって、管体10
0Aの端面101Aが管体100Aの内部通路を流れる
水と接触して発錆するということ自体が起こり得ない。
【0036】この実施例において、他の作用については
図1や図3で説明したものと同様である。
【0037】なお、図6で説明したところの、抜止めリ
ング50による管体100Aに対する抜止め作用は、図
1〜図3および図4で説明した実施例や、図7で説明し
た実施例においても同様に発揮される。
【0038】上記の各実施例について説明した他に、本
発明の管端防食メカニカル継手は、次に列挙するような
態様で実施することも可能である。 (1)図1〜図3および図4で説明した実施例、図5で
説明した実施例、図7で説明した実施例のいずれかに記
載した構成に加え、第1パッキンとして、軸方向で対象
な形状になっているゴムを用いたり、ゴム製のOリング
を用いる。この態様を採用すると、押輪に第1パッキン
を嵌め込むときに、第1パッキンの方向性が問題になら
なくなるので、配管システム施工現場で組み立てて用い
る場合に有益である。 (2)図1〜図3および図4で説明した実施例、図5で
説明した実施例、図7で説明した実施例のいずれかに記
載した構成に加え、管体端部を面取りしておく。この態
様を採用すると、差込み継手として用いるときに、管体
を抜止めリング50や第1パッキンに挿通しやすくな
る。 (3)図1〜図3および図4で説明した実施例、図5で
説明した実施例、図7で説明した実施例のいずれかに記
載した構成に加え、押輪の外面に滑り止め用の凹凸を具
備させる。こうしておくと、押輪を手で仮締めしたりレ
ンチなどの工具で締め付けるときに、手や工具が滑りに
くくなる利点がある。 (4)図5で説明した実施例または図7で説明した実施
に記載した構成において、図4で説明したように押輪
の平行ねじを雄ねじ、継手本体の平行ねじを雌ねじにす
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1、請求項2および請求項3に記
載した各発明によれば、締付け部品として多くのボルト
・ナットを用いる必要がなくなり、レンチなどの工具を
用いて管体を継手本体に結合することが可能である。し
たがって、これら各発明の管端防食メカニカル継手は呼
び径1/2〜2B(Bはインチを表している)といった
小口径の管体同士を結合するのに好適に採用することが
可能である。
【0040】また、各発明の管端防食メカニカル継手
は、配管システム施工現場で組み立てて用いることも、
差込み継手として用いることも可能であるので、汎用性
が高まる。そして、この管端防食メカニカル継手は、分
解が可能であるので、再使用が可能になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】端防食メカニカル継手の一実施例を示す使用
状態を一部断面で示した側面図である。
【図2】図1の要部を分解して一部を断面で示した側面
図である。
【図3】図1の要部の拡大断面図である。
【図4】図1〜図3の実施例による管端防食メカニカル
継手の変形例を一部断面で示した側面図である。
【図5】管端防食メカニカル継手の他の実施例を示す要
部の拡大断面図である。
【図6】抜止めリングの作用を説明するための要部の拡
大断面図である。
【図7】管端防食メカニカル継手のさらに他の実施例を
示す要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 管端防食メカニカル継手 10 継手本体 11 金属製筒状体 12 合成樹脂層 13 継手本体の平行ねじ 14 第1座面 20 管端コア 21 管端コアの本体部 22 管端コアの鍔部 27 パッキン座面 28 第2座面 29 シール材 40 押輪 41 コア包囲面 42 パッキン押圧面 43 先窄まりテーパ面 44 第1押圧部(押圧部) 45 第2押圧部 46 筒状部 47 押輪の平行ねじ 48 第1内鍔部 48a,49a パッキン当り面 48b 係合面 49 第2内鍔部 50 抜止めリング 60 リテーナ 70 第1パッキン 80 第2パッキン 90 第3パッキン 100A,100B 管体 110A,110B 鋼管(金属管) 120A,120B 合成樹脂層 X 本体部の突出方向

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行ねじを有し端面に第1座面が設けら
    れた継手本体と、管体の端部に内嵌合可能な筒状の本体
    部とこの本体部に設けられて管体の外周直径よりも径大
    で上記本体部の突出方向とは反対側に位置する面の所定
    箇所に上記第1座面に対向される第2座面が設けられた
    鍔部とを有する管端コアと、 管端コアの本体部の外周の所定箇所に保持されて管体と
    管体の端部に内嵌合された上記本体部との間の隙間を塞
    ぐ弾力性を備えたシール材と、 管端コアの鍔部よりも径大な円筒状のコア包囲面、パッ
    キン押圧面、先窄まりテーパ面がこの順に軸方向に並べ
    て形成され、コア包囲面とパッキン押圧面とがこれら各
    面よりも径小な第1内鍔部により仕切られていると共に
    パッキン押圧面と先窄まりテーパ面とがパッキン押圧面
    よりも径小な第2内鍔部により仕切られ、第1内鍔部は
    パッキン押圧面側の面がパッキン当り面となされこのパ
    ッキン当り面の反対側の面が上記管端コアの鍔部に対す
    る係合面となされ、第2内鍔部はパッキン押圧面側の面
    がパッキン当り面となされていると共に、上記継手本体
    の平行ねじに対してねじ合わせ可能な平行ねじを有する
    筒状部を備えかつ管体の端部に外嵌合可能な押輪と、 押輪のパッキン押圧面と第1および第2の内鍔部とで囲
    まれる空間に保持可能で、管体の端部に外嵌合された押
    輪のパッキン押圧面と管体とにより挾圧される弾力性を
    備えた第1パッキンと、 押輪の先窄まりテーパ面と第2内鍔部とで囲まれる空間
    に保持可能で、管体の端部に外嵌合された押輪の先窄ま
    りテーパ面と管体との間に介在され、かつ先窄まりテー
    パ面の最径小部よりも径大な外周直径を有する縮径可能
    な抜止めリングと、 継手本体の第1座面と管端コアの第2座面との間に介在
    される第2パッキンと、 を備えることを特徴とする管端防食メカニカル継手。
  2. 【請求項2】 管体が、金属管の内面を合成樹脂層で被
    覆した内面被覆管である請求項1に記載の管端防食メカ
    ニカル継手。
  3. 【請求項3】 継手本体が、金属製筒状体の内面を合成
    樹脂層で被覆したものである請求項2に記載の管端防食
    メカニカル継手。
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