JPH06714Y2 - 外面樹脂被覆管継手 - Google Patents

外面樹脂被覆管継手

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JPH06714Y2
JPH06714Y2 JP13947387U JP13947387U JPH06714Y2 JP H06714 Y2 JPH06714 Y2 JP H06714Y2 JP 13947387 U JP13947387 U JP 13947387U JP 13947387 U JP13947387 U JP 13947387U JP H06714 Y2 JPH06714 Y2 JP H06714Y2
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JP
Japan
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resin coating
coating layer
tightening
nut
joint body
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JP13947387U
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JPS6445082U (ja
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茂 水谷
慎一 藤田
誠 福平
輝明 藤巻
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Hitachi Metals Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、埋設配管に用いるパッキン形の外面樹脂被覆
管継手に関するものである。
[従来の技術] 従来、継手の外面に樹脂を被覆しないパッキン形管継手
の場合は第3図に示す様に継手本体10に設けたおねじの
ねじ終り部とナット20の端面の位置とを合致させること
でナット20の締付位置を確認して接続作業の良否を判定
していた。しかし埋設配管に用いて外部環境からの防食
を行うため継手の外面に樹脂を被覆した外面樹脂被覆管
継手の場合、継手本体とナットとの螺合部をシールする
目的で螺合部を被う樹脂被覆のスリーブを突出するのが
一般的である。この継手を用いた場合はナットの締付位
置が確認できないため、本出願人等は実開昭59-183578
号公報にて第4図に示すごとくの、継手本体10の樹脂被
覆層11の表面に三角のねじ込み位置確認マーク31を設
け、このマーク31とナット20の樹脂被覆層スリーブ23の
端面24との間の距離を測定することで、締付程度の良否
を確認する樹脂ライニング継手を考案し開示した。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来例では、ナットを締付後ノギスやゲージ等を用
いて締付程度を確認しなければならず、締付不足の場合
は再度の締付作業を必要とし、又締付が過度に行われた
場合は再度緩めなければならない。このため接続作業の
施工性が悪く、一度締付後緩めたものでは管接続後の性
能が不安定で設計性能が得られずシール寿命等にも悪影
響を及ぼす恐れがあった。
本考案は、上記の問題を解消して、締付作業と同時に締
付の良否が確認できる施工性の秀れた管継手を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の要旨は、外面に樹脂被覆層を有する筒状の継手
本体と、外面に樹脂被覆層を有し且つ継手本体の端部へ
の螺合により管緊締機構を介して管を締付固定する押輪
とを具備した管継手であって、前記押輪の適正締付回転
位置で該押輪と継手本体との樹脂被覆層が重なる外筒側
樹脂被覆層端面と合致する内筒側樹脂被覆層外面に、凹
凸の段部を形成したことを特徴とする外面樹脂被覆管継
手である。
[作用] 本考案は上記の構成であるから、押輪を締付る際に、外
筒側樹脂被覆層端面と内筒側樹脂被覆層外面に形成した
凹凸の段部を確認しながら締付作業が行え、上記端面と
段部が合致する適正な締付回転位置で押輪の締付を終え
ることが出来る。このため締付ミスがなく、施工が容易
に行える。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に従い具体的に説明する。
第1図は本考案の実施例における継手本体がおねじでこ
れに螺合するナットがめねじタイプの外面樹脂被覆管継
手を示す。接続すべき管Aの管端部が挿入される筒状の
継手本体10は外面に樹脂被覆層11を被覆してあり、両端
部内側には拡開したパッキン室を形成している。一方ナ
ット20は外周に樹脂被覆層21を被覆してあり、内側には
継手本体10の端部外周おねじ12と螺合するめねじ22を設
けてあり、めねじ22端面の樹脂被覆層21は軸方向に突出
して樹脂製のスリーブ23を形成し、継手本体10の樹脂被
覆層11の外面に被さっている。この継手本体10とナット
20の内面には継手本体側よりパッキン40,リテーナ41,
および円周上の一端に切欠きを有し内周側に間隔をあけ
て食込突起を有すロックリング42からなる緊締部材を装
着し、更にロックリング42の後端側には断面コの字形を
した環状の薄肉樹脂ケース43に柔軟性のブチルゴム44を
充填したシール材をケース43の開放側をナット20の端部
側に向けて装着してある。又継手本体10の樹脂被覆層11
の端部外面には環状の突起15を設けて、この突起15に嵌
着する断面逆Yの字形のゴムリング16を装着し、ナット
の樹脂被覆層スリーブ23の内面と周接させている。又前
記突起15より中央側の樹脂被覆層11の外面には、ナット
20の継手本体10への螺合締付けが最適な状態でナット20
のスリーブ23の端面と合致する位置に凹凸の段部14を周
方向に形成してある。
第1図のごとく継手本体10に管Aを挿入した状態でナッ
ト20を継手本体10と螺合締付けて行くとナット20の送り
によってリテーナ41も同方向に同じ距離進められ、リテ
ーナ41を介してパッキン40は継手本体10のパッキン室内
で圧縮され管Aの外周面との間でシールする。一方ロッ
クリング42はナット20のテーパ内面31によって縮径され
て管Aの外面に食込み、管Aの引抜けを阻止する。そし
て最適のナット締付位置で前記ナットの樹脂被覆層スリ
ーブ23の端面が継手本体の樹脂被覆層11の外面に設けた
凹凸の段部14と合致するので、締付作業を行いながらこ
の合致した位置を確認して締付作業を終えることができ
る。
従って締付作業時にノギスやゲージで締付寸法を計る手
間が省略でき、締付不足や過締付がなく、常に最適なナ
ットの締付接続が行え、又接続作業も容易に行える。
次に第2図は継手本体10がめねじでナット20がおねじタ
イプの樹脂被覆継手の実施例を示すものである。この実
施例においても継手本体10の樹脂被覆層11を有し、継手
本体10の端部側に樹脂被覆層11のスリーブ23を突出して
いる。そしてナット20は端部および端部側内面にまで樹
脂被覆層21が設けてあり、前記スリーブ23の内側に位置
する部分に突起15を設け、この突起に嵌着する断面逆Y
の字形のゴムリング16を装着してスリーブ23の内面と周
接させている。そしてこの突起15より端部側に前記第1
実施例と同様、ナット20の継手本体10への螺合締付が最
適な状態で継手本体10のスリーブ23の端面と合致する位
置に凹凸の段部14を設けて最適締付位置が判る様にして
ある。
本実施例の場合も締付作業を行いながらスリーブ23の端
面と段部14とが合致する位置で締付作業を終えることが
でき、従って締付作業時にノギスやゲージで締付寸法を
計る手間が省略されて常に最適な締付接続作業が行え
る。
[考案の効果] 上述のごとく本考案の外面樹脂被覆管継手は、ナットの
最適締付位置を一目で判明できるので常に正しい締付接
続が行え、接続部の性能が安定し又施工作業が容易に行
える。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案の実施例を示す要部断面図、第
3図,第4図は従来例を示す要部断面図である。 10…継手本体, 11…樹脂被覆層, 14…段部, 15…突起, 16…ゴムリング, 20…ナット, 21…樹脂被覆層, 23…スリーブ, 40パッキン, 42…リテーナ, 42…ロックリング 44…ブチルゴム,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福平 誠 三重県桑名市大福2番地 日立金属株式会 社桑名工場内 (72)考案者 藤巻 輝明 神奈川県横浜市金沢区並木3丁目9―3― 404 (56)参考文献 特開 昭60−26389(JP,A) 実開 昭63−121885(JP,U) 実開 昭61−30783(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面に樹脂被覆層を有する筒状の継手本体
    と、外面に樹脂被覆層を有し且つ継手本体の端部への螺
    合により管緊締機構を介して管を締付固定する押輪とを
    具備した管継手であって、前記押輪の適正締付回転位置
    で該押輪と継手本体との樹脂被覆層が重なる外筒側樹脂
    被覆層端面と合致する内筒側樹脂被覆層外面に、凹凸の
    段部を形成したことを特徴とする外面樹脂被覆管継手。
JP13947387U 1987-09-14 1987-09-14 外面樹脂被覆管継手 Expired - Lifetime JPH06714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13947387U JPH06714Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 外面樹脂被覆管継手

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JP13947387U JPH06714Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 外面樹脂被覆管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6445082U JPS6445082U (ja) 1989-03-17
JPH06714Y2 true JPH06714Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31402763

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JP13947387U Expired - Lifetime JPH06714Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 外面樹脂被覆管継手

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194817B2 (en) 1999-09-13 2007-03-27 Swagelok Company Intrinsic gauging for tube fittings
EP1536175A3 (en) * 1999-09-13 2005-10-19 Swagelok Company Tube fitting with indicating means

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JPS6445082U (ja) 1989-03-17

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