JP3440119B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3440119B2
JP3440119B2 JP23185693A JP23185693A JP3440119B2 JP 3440119 B2 JP3440119 B2 JP 3440119B2 JP 23185693 A JP23185693 A JP 23185693A JP 23185693 A JP23185693 A JP 23185693A JP 3440119 B2 JP3440119 B2 JP 3440119B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のホスト装置と
接続可能で、排紙部に各ホスト装置毎に定められた複数
の出力トレイを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置として、例えば
実開昭64−43069号公報に見られるように、各ワ
ークステーション(ホスト装置)毎に対応するトレイ
(ビン)のアドレスを指定することにより、各ワークス
テーションから転送されてくる情報のドキュメントをそ
れぞれ指定されたアドレスのトレイに出力できるように
したプリンタ装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像形成装置においては、複数のホスト装置の出力
を同時に行なおうとしても、何らかの方法で優先度を決
め、例えばホスト装置Aの出力が先に行なわれた場合
に、ホスト装置Bのユーザはホスト装置Aの出力が終了
するまで待たなければならなかった。
【0004】そのため、例えばホスト装置Aのユーザが
100ページの出力を、ホスト装置Bのユーザが1ペー
ジの出力をそれぞれ行なわせたい場合に、ホスト装置B
のユーザは多くの無駄な時間を過ごすことになる。この
発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のホ
スト装置から同時に出力要求があった場合におけるその
各ユーザの出力待ち時間を合理的に配分して、その各ユ
ーザが他のホスト装置の出力処理によって長時間待たさ
れるようなことをなくすことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1〜5の発明は、
複数のホスト装置と接続可能で、排紙部に各ホスト装置
毎に定められた複数の出力トレイを有する画像形成装置
において、それぞれ上記の目的を達成するため次の各手
段を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明は、複数のホスト装置から
同時に出力要求があった場合に、出力ジョブを設定され
た各ホスト装置毎のページ数の出力毎にその各ホスト装
置に切り替えるようにスケジューリングして出力処理を
行ない、画像形成した用紙を切り替えたホスト装置用の
出力トレイに排紙する出力手段と、出力要求があった各
ホスト装置毎の総出力ページ数に応じて、その各ホスト
装置毎に1回の出力ジョブで出力するページ数を自動的
に算出して設定する手段とを設けたものである。
【0007】請求項2の発明は、上記出力手段に、既に
ある複数のホスト装置の出力ジョブが開始されている時
に、他のホスト装置からの出力要求があった場合に、そ
の時点から該他のホスト装置の出力ジョブを出力スケジ
ュールに加える手段を備えたものである。
【0008】
【0009】請求項の発明は、請求項2の画像形成装
置において、スケジューリングされている全てのホスト
装置の既に出力したページ数を含む総出力ページ数と上
記他のホスト装置の総出力ページ数に応じて、各ホスト
装置毎に1回の出力ジョブで出力するページ数を自動的
に算出して設定する手段を設けたものである。
【0010】請求項の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの画像形成装置において、上記出力手段を、上記総
出力ページ数あるいは上記設定された1回の出力ジョブ
で出力するページ数が少ないホスト装置の順に上記出力
を行なう手段としたものである。
【0011】
【作用】この発明による画像形成装置では、複数のホス
ト装置から同時に出力要求があった場合に、出力手段が
出力ジョブを設定された各ホスト装置毎のページ数の出
力毎にその各ホスト装置に切り替えるようにスケジュー
リングして出力処理を行ない、画像形成した用紙を切り
替えたホスト装置用の出力トレイに排紙するので、複数
のホスト装置から同時に出力要求があった場合でも、そ
の各ユーザは出力待ち時間が短縮されるため他のホスト
装置の出力処理によって無駄な時間を過ごすことが少な
くなる。また、出力要求があった各ホスト装置毎の総出
力ページ数に応じて、その各ホスト装置毎に1回の出力
ジョブで出力するページ数を自動的に算出して設定する
こともできるので、出力ページ数が増加した場合の出力
ジョブ(ホスト装置)の切り替えによるオーバヘッド
(性能を低下させる要因)が低減する。
【0012】なお、上記出力手段が、既にある複数のホ
スト装置の出力ジョブが開始されている時に、他のホス
ト装置からの出力要求があった場合に、その時点からそ
のホスト装置の出力ジョブを出力スケジュールに加える
ようにすれば、上記他のホスト装置のユーザの出力待ち
時間も短縮される。
【0013】
【0014】あるいは、スケジューリングされている全
てのホスト装置の既に出力したページ数を含む総出力ペ
ージ数と上記他のホスト装置の総出力ページ数に応じ
て、各ホスト装置毎に1回の出力ジョブで出力するペー
ジ数を自動的に算出して設定するようにしても、同様に
オーバヘッドを低減することができる。
【0015】また、上記出力手段が、上記総出力ページ
数あるいは上記1回の出力ジョブで出力するページ数が
少ないホスト装置の順に上記出力を行なうようにすれ
ば、出力ページ数に応じた出力待ち時間になる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例であるレ
ーザプリンタの構成例を示すブロック図である。
【0017】このレーザプリンタ1は、コントローラ1
0と、プリンタエンジン2,オペレーションパネル3
と、ディスク装置4とによって構成されている。コント
ローラ10は、その時設定されている制御モード及びホ
スト装置からの制御コードに従って、ホスト装置からの
印字データをビデオデータに変換してプリンタエンジン
2へ出力する制御及び処理部であり、以下のようなモジ
ュールで構成されている。
【0018】すなわち、中央処理装置(以下「CPU」
と略称する)11,プログラムROM12,フォントR
OM13,RAM14,NVRAM15,ICカード1
6,PLD回路17,周辺デバイス18と、エンジンイ
ンタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」と
略称する)19,パネルI/F20,ディスクI/F2
1,ホストI/F22とを備えている。
【0019】CPU11は、プログラムROM12内の
プログラムとオペレーションパネル3からのモード指
示、及びホスト装置からのコマンドによってコントロー
ラ1全体を制御する中央処理装置である。プログラムR
OM12は、このコントローラ10の制御プログラムを
格納しているリードオンリ・メモリ、フォントROM1
3は、フォントのパターンデータなどを記憶するリード
オンリ・メモリである。
【0020】RAM14は、CPU11がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ,ホスト装置からのデ
ータをページ単位に管理して一時記憶するためのバッフ
ァ,そのバッファに一時格納したデータを実際の印字パ
ターンに変換し、ビデオデータとして記憶するためのビ
ットマップメモリ,ダウンロードフォントを格納するた
めのフォントファイル等に使用するランダムアクセス・
メモリである。
【0021】NVRAM15は、オペレーションパネル
3からのモード指示の内容などを記憶しておく不揮発性
メモリ、ICカード16は、フォントデータやプログラ
ムを外部から供給する場合に使用する着脱可能なメモリ
カード、PLD回路17は、ROM,RAM,周辺デバ
イス等のタイミング制御を行なうプログラマブルに制御
可能なロジックICである。このPLD回路17には、
一度だけ書き込み可能なものと、繰り返し書き込み/消
去可能なものが用意されている。周辺デバイス18は、
PLD回路17によってタイミングを制御されて動作す
るものである。
【0022】エンジンI/F19は、実際に印字を行な
うプリンタエンジン2とコマンド及びステータスや印字
データ(ビデオデータ)の通信を行なうためのインタフ
ェース、パネルI/F20は、使用者に現在のプリンタ
の状態を知らせたりする表示部及びモード指示を行なっ
たりする各種のスイッチを備えたオペレーションパネル
3と、コマンドやステータスの通信を行なうインタフェ
ースである。
【0023】ディスクI/F21は、ディスク装置4と
通信を行なうためのインタフェースである。ホストI/
F22は、ホスト装置と通信を行なうインタフェースで
あり、セントロニクスI/F等のパラレルI/F,RS
232C等のシリアルI/F,あるいはネットワーク用
のネットワークI/Fを使用する。
【0024】ディスク装置4は、フォントデータやプロ
グラム,印字データなどの様々のデータを記憶しておく
外部記憶装置であり、フロッピディスク装置(FDD)
やハードディスク装置(HDD)などである。
【0025】さて、ホスト装置からホストI/F22を
通して送られてくるデータは、CPU11により印字デ
ータ及び制御コード(SP,CR,LF,HT,VT,
……等)とその他に分けられ、印字データ及び制御コー
ドはRAM14のバッファに記憶される。
【0026】そして、ホスト装置からのプリント命令又
はデータが1ページ分を超えた時、CPU11はエンジ
ンI/F19を通してプリンタエンジン2にプリントス
タートの命令を出す。以上のような一連の流れで、ホス
ト装置からの印字データがプリンタエンジン2を介して
用紙上に印字される。
【0027】図3は、このレーザプリンタ1と複数の外
部機器との接続例を示す図である。このレーザプリンタ
1は、図2に示したコントローラ10を搭載したプリン
タ本体30と、排紙部に6つのビン(出力トレイ)31
a〜31fを持つソータ(メールボックス)31とによ
って構成される。このレーザプリンタ1には、ホストI
/F22(この場合はネットワークI/F)に接続され
たネットワーク32によって4台のワークステーション
(ホストWS)41〜44を含む多数のホスト装置が接
続されている。
【0028】次に、このように構成したこのレーザプリ
ンタの作用説明について、図1及び図3を参照して具体
的に説明する。このレーザプリンタ1におけるCPU1
1は、複数のホスト装置から同時に出力要求があった場
合に、出力ジョブをページ単位で各ホスト装置に切り替
えるようにスケジューリングして出力処理を行ない、印
字(画像形成)した用紙を切り替えたホスト装置用のビ
ンに排紙することができる。
【0029】図1は、CPU11によるこの発明に係わ
る処理動作の一例を示すフローチャートである。このフ
ローチャートにおいて、ユーザAのホスト装置(例えば
ワークステーション41)及びユーザBのホスト装置
(例えばワークステーション42)から印字要求(出力
要求)のコマンドを受け取ると、その各ホスト装置から
の印字データを受け取った時に処理モード1に入る。
【0030】この処理モード1では、まずユーザAのホ
スト装置の印字が終了したか否かを判断して、終了した
場合には処理モード2に移行するが、終了していない場
合にはユーザAのホスト装置からの印字データを1ペー
ジ分だけ印字出力、すなわち1ページ分の印字データを
プリンタエンジン2によって用紙上に印字する出力処理
を行ない、その印字した用紙を切り替えたユーザAのホ
スト装置用ビンに排紙する。
【0031】次いで、ユーザBのホスト装置の印字が終
了したか否かを判断して、終了した場合にはそのまま、
終了していない場合にはユーザBのホスト装置からの印
字データを1ページ分だけ印字出力した後、処理モード
1の最初のステップに戻って上述と同様の処理を繰り返
す。処理モード2では、ユーザBのホスト装置の印字が
終了したか否かを判断して、終了していない場合にはそ
のホスト装置からの印字データを1ページ分だけ印字出
力した後、ユーザBのホスト装置の印字が終了したか否
かの判断に戻って上述と同様の処理を繰り返し、印字が
終了した時に処理を終了する。
【0032】一方、その各ホスト装置の出力ジョブが開
始されている時に、ユーザCのホスト装置(例えばワー
クステーション43)とユーザDのホスト装置(例えば
ワークステーション44)からの印字要求があった場合
には、その時点からその各ホスト装置の出力ジョブを出
力スケジュールに加えることができる。この場合、例え
ば図4及び図5に示すような処理ルーチンに切り替わ
り、処理モード3〜6のプロセスを経て処理を終了す
る。
【0033】処理モード3では、まずユーザAのホスト
装置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場合
には処理モード4の最初のステップに移行するが、終了
していない場合にはユーザAのホスト装置からの印字デ
ータを1ページ分だけ印字出力した後、ユーザBのホス
ト装置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場
合には処理モード4のユーザCのホスト装置の印字が終
了したか否かの判断に移行する。
【0034】また、ユーザBのホスト装置の印字が終了
していない場合には、そのホスト装置からの印字データ
を1ページ分だけ印字出力した後、ユーザCのホスト装
置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場合に
は処理モード4のユーザDのホスト装置の印字が終了し
たか否かの判断に移るが、終了していない場合にはユー
ザCのホスト装置からの印字データを1ページ分だけ印
字出力する。
【0035】次いで、ユーザDのホスト装置の印字が終
了したか否かを判断して、終了した場合にはそのまま、
終了していない場合にはユーザDのホスト装置からの印
字データを1ページ分だけ印字出力した後、処理モード
3の最初のステップに戻って上述と同様の処理を繰り返
す。
【0036】処理モード4では、まずユーザBのホスト
装置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場合
には処理モード5の最初のステップに移行するが、終了
していない場合にはユーザBのホスト装置からの印字デ
ータを1ページ分だけ印字出力した後、ユーザCのホス
ト装置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場
合には処理モード5のユーザDのホスト装置の印字が終
了したか否かの判断に移行する。
【0037】また、ユーザCのホスト装置の印字が終了
していない場合には、そのホスト装置からの印字データ
を1ページ分だけ印字出力した後、ユーザDのホスト装
置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場合に
はそのまま、終了していない場合にはそのホスト装置か
らの印字データを1ページ分だけ印字出力した後、処理
モード3の最初のステップに戻る。
【0038】処理モード5では、まずユーザCのホスト
装置の印字が終了したか否かを判断して、終了した場合
には処理モード6へ移行するが、終了していない場合に
はユーザCのホスト装置からの印字データを1ページ分
だけ印字出力した後、ユーザDのホスト装置の印字が終
了したか否かを判断して、終了した場合にはそのまま、
終了していない場合にはユーザDのホスト装置からの印
字データを1ページ分だけ印字出力した後、処理モード
3の最初のステップに戻る。
【0039】処理モード6では、ユーザDのホスト装置
の印字が終了したか否かを判断して、終了した場合には
処理を終了し、終了していない場合にはユーザDのホス
ト装置からの印字データを1ページ分だけ印字出力した
後、処理モード3の最初のステップに戻る。
【0040】なお、図1の処理を行なう場合、出力要求
があったユーザA,Bの各ホスト装置毎の総出力ページ
数(総印字枚数)に応じて、その各ホスト装置毎に1回
の出力ジョブで出力するページ数(印字枚数)を設定す
ることも可能である。
【0041】例えば、ユーザAのホスト装置の総印字枚
数をNA,ユーザBのホスト装置の総印字枚数をNB,
各ユーザのホスト装置の出力を一巡した時の総出力印字
枚数をSとした場合、ユーザAのホスト装置の1回の出
力ジョブによる印字枚数NaとユーザBのホスト装置の
1回の出力ジョブによる印字枚数Nbを数1によって求
め、その各印字枚数Na,Nbを設定することができ
る。
【0042】
【数1】Na=NA/(NA+NB)×S 但し、Na<1の時はNa=1とする。 Nb=NB/(NA+NB)×S 但し、Nb<1の時はNb=1とする。
【0043】またこの場合、総印字枚数(総出力ページ
数)あるいは設定された1回の出力ジョブで出力する印
字枚数(ページ数)が少ないホスト装置の順に出力を行
なうようにすることもできる。例えば、NA>NB(N
a>Nb)の場合には、ユーザBのホスト装置,ユーザ
Aのホスト装置の順に出力を行なう。
【0044】一方、図4及び図5の処理を行なう場合、
スケジューリングされている全てのホスト装置(ユーザ
A,Bの各ホスト装置)の既に出力したページ数を含む
総出力ページ数(総印字枚数)と他のユーザC,Dの各
ホスト装置の総出力ページ数(総印字枚数)に応じて、
各ホスト装置毎に1回の出力ジョブで出力するページ数
(印字枚数)を設定することも可能である。
【0045】例えば、ユーザAのホスト装置の総印字枚
数をNA,ユーザBのホスト装置の総印字枚数をNB,
ユーザCのホスト装置の総印字枚数をNC,ユーザDの
ホスト装置の総印字枚数をND,各ユーザのホスト装置
の出力を一巡した時の総出力印字枚数をSとした場合、
ユーザAのホスト装置の1回の出力ジョブによる印字枚
数Na,ユーザBのホスト装置の1回の出力ジョブによ
る印字枚数Nb,ユーザCのホスト装置の1回の出力ジ
ョブによる印字枚数Nc,ユーザDのホスト装置の1回
の出力ジョブによる印字枚数Ndを数2によって求め、
その各印字枚数Na,Nb,Nc,Ndを設定すること
ができる。
【0046】
【数2】Na=NA/(NA+NB+NC+ND)×S 但し、Na<1の時はNa=1とする。 Nb=NB/(NA+NB+NC+ND)×S 但し、Nb<1の時はNb=1とする。 Nc=NC/(NA+NB+NC+ND)×S 但し、Nc<1の時はNc=1とする。 Nb=ND/(NA+NB+NC+ND)×S 但し、Nd<1の時はNd=1とする。
【0047】またこの場合、総印字枚数(総出力ページ
数)あるいは設定された1回の出力ジョブで出力する印
字枚数(ページ数)が少ないホスト装置の順に出力を行
なうようにすることもできる。例えば、NA>NB>N
C>ND(Na>Nb>Nc>Nd)の場合には、ユー
ザDのホスト装置,ユーザCのホスト装置,ユーザBの
ホスト装置,ユーザAのホスト装置の順に出力を行な
う。
【0048】以上、この発明をレーザプリンタに適用し
た実施例について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、LEDプリンタ,液晶シャッタプリンタ等の他のプ
リンタには勿論、デジタル複写機,ファクシミリ装置等
の各種の画像形成装置に適用し得るものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、複数のホスト装置から同時に出力
要求があった場合に、出力ジョブをページ単位で各ホス
ト装置に切り替えるようにスケジューリングして出力処
理を行なうので、複数のホスト装置から同時に出力要求
があった場合でもその各ユーザは出力待ち時間が短くな
り、他のホスト装置の出力処理によって無駄な時間を過
ごすようなことがなくなる。また、出力要求があった各
ホスト装置毎の総出力ページ数に応じて、その各ホスト
装置毎に1回の出力ジョブで出力するページ数を自動的
に算出して設定することもできるので、ユーザの待ち時
間の増加を抑えながら出力ジョブ(ホスト装置)の切り
替えによるオーバヘッドが低減する。
【0050】なお、既にある複数のホスト装置の出力ジ
ョブが開始されている時に、他のホスト装置からの出力
要求があった場合に、その時点からそのホスト装置の出
力ジョブを出力スケジュールに加えることにより、上記
他のホスト装置のユーザの出力待ち時間も短縮できる。
【0051】
【0052】あるいは、スケジューリングされている全
てのホスト装置の既に出力したページ数を含む総出力ペ
ージ数と上記他のホスト装置の総出力ページ数に応じ
て、各ホスト装置毎に1回の出力ジョブで出力するペー
ジ数を自動的に算出して設定するようにしても、同様に
オーバヘッドが減る。
【0053】また、上記総出力ページ数あるいは上記1
回の出力ジョブで出力するページ数が少ないホスト装置
の順に上記出力を行なうことにより、上記ページ数に応
じた適切な出力待ち時間になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のCPU11によるこの発明に係わる処理
動作の一例を示すフロー図である。
【図2】この発明の一実施例であるレーザプリンタの構
成例を示すブロック構成図である。
【図3】そのレーザプリンタと複数のホスト装置との接
続例を示す図である。
【図4】図1の処理の実行時に他のホスト装置から出力
要求があった場合に切り替った処理動作の一例を示すフ
ロー図である。
【図5】その処理の続きを示すフロー図である。
【符号の説明】
1:レーザプリンタ 2:プリンタエンジン 3:オペレーションパネル 4:ディスク装置 11:中央処理装置(CPU) 12:プログラムROM 13:フォントROM 14:RAM 15:NVRAM 16:ICカード 17:PLD回路 18:周辺デバイス 19:エンジンI/F 20:パネルI/F 21:ディスクI/F 22:ホストI/F 30:プリンタ本体 31:ソータ 31a〜31f:ビン(出力トレイ) 32:ネットワーク 41〜44:ワークステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 3/12 JSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホスト装置と接続可能で、排紙部
    に各ホスト装置毎に定められた複数の出力トレイを有す
    る画像形成装置において、 複数のホスト装置から同時に出力要求があった場合に、
    出力ジョブを設定された各ホスト装置毎のページ数の出
    力毎にその各ホスト装置に切り替えるようにスケジュー
    リングして出力処理を行ない、画像形成した用紙を切り
    替えたホスト装置用の出力トレイに排紙する出力手段
    と、出力要求があった各ホスト装置毎の総出力ページ数
    に応じて、その各ホスト装置毎に1回の出力ジョブで出
    力するページ数を自動的に算出して設定する手段とを設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記出力手段に、既にある複数のホスト装置の出力ジョ
    ブが開始されている時に、他のホスト装置からの出力要
    求があった場合に、その時点から該他のホスト装置の出
    力ジョブを出力スケジュールに加える手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 スケジューリングされている全てのホスト装置の既に出
    力したページ数を含む総出力ページ数と前記他のホスト
    装置の総出力ページ数に応じて、各ホスト装置毎に1回
    の出力ジョブで出力するページ数を自動的に算出して
    定する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、前記出力手段が、前記総出力ペ
    ージ数あるいは前記設定された1回の出力ジョブで出力
    するページ数が少ないホスト装置の順に前記出力を行な
    う手段である画像形成装置。
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