JP3158789B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3158789B2 JP17260093A JP17260093A JP3158789B2 JP 3158789 B2 JP3158789 B2 JP 3158789B2 JP 17260093 A JP17260093 A JP 17260093A JP 17260093 A JP17260093 A JP 17260093A JP 3158789 B2 JP3158789 B2 JP 3158789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿から読取ったイメ
ージデータやワークステーション等のネットワーククラ
イアントから送られてきたプリントジョブのイメージデ
ータを、一旦保持し、プリンタが空き次第出力プリント
を行うプリンタ装置に係り、特にプリントジョブに必要
な記録紙がセットされていないときに、当該プリントジ
ョブの待機中に報知するようにした給紙トレイの用紙交
換指示表示機能を備えたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像処理装置、ワークステー
ション、あるいはそれらを組み合わせたシステムにおけ
るプリンタ装置において、ジョブをプログラムする段階
やクライアントがプリンタ装置にジョブを送る段階で、
当該ジョブで使用する記録紙がプリンタ装置に収容され
ていない場合には、当該ジョブを受け付けないか、ある
いは受け付けた場合には通常当該ジョブに必要な記録紙
を給紙トレイ(以下トレイと記す)にセットするように
指示表示する。また当該ジョブに必要な記録紙の種類が
違うことをオペレータに認識させた上で、トレイ若しく
は記録紙サイズ、縮拡率等の選択を受け付けるように構
成されている。プリンタ待ち行列からプリント出力部に
ジョブが送られてきたときにジョブの実行に必要な記録
紙がトレイにセットされていないことを判断し、プリン
タ装置を停止させてオペレータに指示表示し、処置をあ
おぐ等の方式が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
用紙交換指示表示方式においてはジョブに必要な記録紙
がトレイに収容されていない場合ではその旨の指示表示
に従って記録紙の交換を行ってからプリント出力を実行
しなければならず、その用紙交換の間、プリンタ装置を
停止させる。そのため、後続のジョブに必要な記録紙が
セットされている場合は、後続ジョブのプリント出力が
行えるにも拘わらず、先行するジョブの用紙交換によっ
て遅れを発生させる。すなわち、用紙交換時間のプリン
タ装置の停止によって効率が低下する。またオペレータ
やクライアントが現在プリンタ装置に必要な記録紙がセ
ットされているかを確認してからジョブをプログラムし
たり、送る操作を行うなどの注意を払わなければならな
い等の問題があった。本発明の目的は、プリント待ち行
列のジョブの中で、現在トレイに収容されている記録紙
以外の種類の記録紙を使用する場合に、当該ジョブの待
機中に用紙交換を報知するようにしたプリンタ装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、スキャナから読込まれ、または
ネットワークを通じて送られてきたプリントジョブのイ
メージデータを一旦プリント待ち行列に格納し、出力部
が空き次第プリント出力を行うプリンタ装置において、
プリント出力に応じた記録紙が収容可能な複数の給紙ト
レイと、各給紙トレイに収容されている記録紙を認識す
る用紙認識手段と、該用紙認識手段により認識された記
録紙に基づいてプリント待ち行列の各ジョブで使用され
る記録紙の種類を出力順に比較する比較手段と、プリン
ト待ち行列のn+1(n≧2)番目のジョブにおいて、
該ジョブが現在トレイに収容されている記録紙以外の種
類の記録紙を使用する予定のジョブであったとき、かつ
プリント待ち行列の1番目のジョブからn番目までの複
数のジョブで使用される予定のないトレイが存在すると
きに、該トレイの記録紙をプリント待ち行列のn+1番
目のジョブで使用予定の記録紙への交換を指示する表示
手段と、を備えていることを特徴とする。請求項2の発
明は、請求項1の発明において、表示手段はプリント待
ち行列に送られてきたジョブが使用する記録紙の交換で
きるトレイの無いとき、当該ジョブのプログラムの変更
を指示するように構成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】プリント出力の対象となっているイメージデー
タはイメージ操作を施した後に、プリント待ち行列に一
時保管される。複数の給紙トレイに収容されている記録
紙を認識すると、比較手段ではプリント待ち行列の各ジ
ョブで使用される記録紙の種類を出力順に比較する。プ
リント待ち行列のn+1(n≧2)番目のジョブにおい
て、該ジョブが現在トレイに収容されている記録紙以外
の種類の記録紙を使用する予定のジョブであったとき、
かつプリント待ち行列の1番目のジョブからn番目まで
の複数のジョブで使用される予定のないトレイが存在す
るときに、該トレイの記録紙をプリント待ち行列のn+
1番目のジョブで使用予定の記録紙への交換を指示す
る。またプリントジョブのプログラムの変更指示を行う
機能を備えているものでは使用する記録紙の種類よりト
レイ数が少ないと、プログラム変更がメッセージ表示に
より指示される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のプリンタ装置のシステム構成を示
す。図2はメインプロセッサ部、イメージ処理部、プリ
ントプロセッサ部の構成を示す。操作・表示部1は、オ
ペレータがジョブ条件を入力するためのキースイッチや
タッチスイッチなどの操作手段およびプリンタ機能を実
行するために必要な情報を、例えば保管されたジョブの
プリント待ち情報を表示するCRT,LCDなどの表示
手段を備えている。
【0007】原稿送り装置2は、入力されたジョブ条件
に基づく記録モードに応じて、原稿束から原稿を1枚づ
つプラテンガラス上に搬送し、原稿画像読取り後に排出
する。スキャナ部3は、プラテンガラス上の原稿読み取
り位置に原稿が敷き込まれると光学的読取り装置が作動
し、原稿画像を読み取る。イメージ処理部4は、読取っ
たイメージデータをイメージエンハンスメント(エッジ
処理等)やデータ圧縮/伸長などのイメージ処理を施す
と共に、プログラムされた場合のみイメージの回転や合
成などプログラムイメージ操作を施す。
【0008】ジョブファイル5は、ハードディスクで構
成され、イメージ処理部4から送られてくるイメージ処
理後のイメージデータ(イメージデータ数を含む)を、
メインプロセッサ部から送られてくる当該ジョブに対す
るジョブプログラムの内容(ジョブチケット)、つまり
プリント出力情報と一緒に一時保管する。このジョブフ
ァイルの構造は、イメージデータとジョブチケットから
なる。ここで、ジョブプログラムの内容とはプリント枚
数、片面/両面、縮拡、打針等の後処理を行うための、
従来の複写機のプログラム内容に加え、マージ(アノテ
ーション)、回転、ジョブの処理(プリント後ジョブ削
除/プリント後ジョブファイルに保存/プリントせずに
ジョブファイルに保存)など種々の設定を含んでいる。
【0009】メインプロセッサ部6は、CPU11、R
AM12へのデータの書き込み、読出しを制御するメモ
リコントロール13、プリント出力処理に必要なソフト
やエラーメッセージ表示などに必要なデータが格納され
たROM14、RAM12に格納されているデータをオ
フプロセス中にディスク15に転送し、格納するディス
クコントロール16、表示データや入力データを操作・
表示部1とやり取りするためのI/Oインタフェース1
7、ネットワーク10(LAN)によって結ばれた画像
記録装置などの外部装置から送られてくるイメージデー
タを制御するネットワークコントロール18からなって
いる。CPU11は、操作・表示部1から入力され、イ
メージ処理部4によって処理されたジョブやLANによ
って送られてくるジョブを、どのような順序でプリント
出力処理するかのプログラミングを実行し、ハードディ
スク15で構成されるプリント待ち行列7に一時保管す
る共に、受け付けたジョブと処理済みのジョブからプリ
ント待ち情報を管理する。
【0010】プリントプロセッサ部8は、プリントプロ
セッサ81とプリント出力コントロール82から成り、
プリントプロセッサ81はプリントジョブをプリント待
ち行列へ一時保管し、当該プリントジョブがプリント待
ち状態にある旨のメッセージを表示部に表示する。また
プリントジョブの入出力ごとにプリント出力に必要なト
レイのチェックを行い、プリント待ち行列にあるプリン
トジョブに対するトレイ情報を表示部にメッセージ表示
する。このプリントプロセッサ81は、プリント出力コ
ントロール82からプリント終了情報を受けると、プリ
ント待ち行列7(ディスク15)から次のプリントジョ
ブのイメージデータを取り出し、イメージデータの伸長
処理を行ってプリント出力コントロール82に送り、プ
リント出力部からプリント出力する。
【0011】次に上記システムの動作を説明する。操作
表示部よりジョブのプログラミングを行い、スタートボ
タンを押すと、自動原稿送り装置にセットされた原稿が
順次プラテン上に送られ、スキャナによって原稿イメー
ジの読込みが行われる。読込まれた原稿イメージは、イ
メージ処理部によりデータ圧縮等の処理が施された後、
ジョブプログラムの内容や読み込まれたイメージページ
数と共に、ジョブファイルに保管される。さらにメイン
プロセッサ部に送られ、イメージ操作部で必要な(プロ
グラムされた)イメージ操作が施される。ここで、ジョ
ブの処置が「プリント後ジョブファイルに保存」及び
「プリントせずにジョブファイルに保存」が選択されて
いる場合はジョブファイルに送られ保存される。また
「プリント後に削除」及び「プリント後にジョブファイ
ルに保存」が選択されている場合はプリント待ちプリン
ト待ち行列に一時保管されると共に、表示部にプリント
待機中であることが表示される。プリント後に保存する
場合は、ハードディスク15で構成されるショブファイ
ルとプリント待ち行列にジョブが送られる。
【0012】ここで、ジョブプログラムの内容のうち出
力する記録紙の種類のデータがメインプロセッサ部に送
られ、RAMに一時記憶されると共に、同じくRAMに
記憶されている現在プリント出力部に収容されている記
録紙の種類のデータと比較される。これらのデータは装
置の電源がオフされた時も保持されなければならないの
で、電源オフ時にはオフプロセス中にデータがディスク
に転送され、電源オン時にはオンプロセス中にデータが
ディスクからRAMに再び転送格納される。
【0013】このように、プリント待ち行列に新しくジ
ョブが送られた時、さらにプリント出力部で1つのジョ
ブ出力処理が終了した時、プリント出力部のトレイで記
録紙が交換された時、および装置の電源がオンされた時
に、図3および4に示すチェックルーチンがメインプロ
セッサ部によって実行される。図3において、チェック
ルーチンが起動すると、まずプリント待ち行列にジョブ
が存在するか否かを判断し(S100)、プリントジョ
ブが無いときは終了する。またプリント待ち行列にジョ
ブがあるときは各トレイ内の記録紙の種類をチェックす
る(S101)。そしてn=1として、プリント待ち行
列のn番目のジョブで使用する記録紙の種類をチェック
する(S102)。このチェック結果からn番目ジョブ
で使用する予定の記録紙の種類に対するトレイ数を判断
する(S103)。ここでは、例えばある順番のジョブ
で使用する記録紙がA4とB4の2種類とすると、この
2種類の記録紙をセットするために少なくとも2つのト
レイがあるか否かをチェックする。
【0014】記録紙の種類がトレイ数以下であれば、n
番目ジョブまでの累積の記録紙の種類、つまりプリント
待ち行列の1番目からn番目までのジョブで使用予定の
記録紙の種類の総和に対するトレイ数を判断する(S1
04)。n番目ジョブまでに必要な記録紙の種類がトレ
イ数を超えていると、このチェックルーチンは終了す
る。すなわち、現在のトレイの用紙セットのままではn
番目のジョブは実行できないが、記録紙を交換できるト
レイ、つまりn番目のジョブまでに使用されないトレイ
もないので、現在のトレイでジョブを実行する。例え
ば、3つのトレイを備えている場合、4種類の記録紙を
使用するジョブは使用できない。必要な記録紙の種類が
トレイ数以下のときは、n番目ジョブで使用する予定の
記録紙は全てトレイ内にセットされているかを判断する
(S105)。ここでは、例えばn番目で使用する記録
紙がA4とB4の2種類とした場合、この2種類の記録
紙がトレイにセットされているかをチェックする。
【0015】使用予定の記録紙が全てトレイ内にセット
されていれば、n番目で使用する用紙がトレイ1からm
のどのトレイにセットされているかをチェックする(S
106)。トレイm(T(m))の用紙が使用できる場
合は、その用紙が他のジョブで使用されるかを判断し
(S107)、使用されない場合はT(m)=nとして
当該トレイ(T(m))をn番目のジョブに設定する
(S108)。このトレイ1〜mの用紙とすべてのジョ
ブのチェックを行った後に(S109)、プリント待ち
行列に次のジョブが存在するかを判断し(S110)、
新たなジョブが追加されているときはn=n+1にセッ
トしてS102にリターンし、n+1番目のジョブに関
するチェックを行う。追加ジョブがないときはこのチェ
ックルーチンを終了する。
【0016】次にメッセージ表示と用紙交換指示につい
て説明する。図5および図6はチェックルーチンで実行
されるメッセージ表示と用紙交換指示を行う処理の流れ
を示すフローチャートである。S103おいて、n番目
ジョブで使用予定の記録紙の種類がトレイ数を超えてい
るとエラーメッセージが表示される(S120)。すな
わち、装置のトレイの数よりも多い記録紙の種類が使用
されるように、ジョブがプログラム(記録紙の設定)さ
れていると、「設定されている用紙の種類が多過ぎま
す。プログラムを変更し、用紙の種類をN以下にして下
さい。」というメッセージをROMから呼び出し、表示
部へ送り表示する。
【0017】ここで、Nは1つのジョブで使用できるト
レイの数である。装置が3つのトレイをもっていれば、
通常N=3であるが、例えばそのうち1つが故障してい
ればN=2となる。最初にジョブのプログラムを操作表
示部より行うときは、例えばトレイが1つ故障であって
も、3種類の記録紙を使用するようなプログラムを可能
とする。そのため、予めジョブフィイルに保存しておく
ことにより、トレイ修理後にはプリント可能となる。し
かし、実際プリントするときにトレイが1つ故障してい
るときは実行できないので、エラーとなる。
【0018】エラーメッセージが表示され、ジョブの実
行が停止状態(フォルト)になると、当該ジョブを一旦
キャンセルする。このジョブキャンセルがなされたかを
判断し(S121)、次のステップ122または125
の処理に移る。すなわち、ジョブがキャンセルされてい
る場合は、当該ジョブをプリント待ち行列から削除し
(S122)、エラーメッセージをクリアする(S12
3)。そして、プリント待ち行列にn番目のジョブが存
在するかを判断し(S124)、ジョブがない場合は終
了する。ジョブがあるときはステップ102にリターン
する。
【0019】ステップ121の判断において、ジョブの
キャンセルが行われていない場合は、フォルトのクリ
ア、すなわちプログラムの変更して使用する記録紙の種
類をトレイ数以下にする。このプログラムの変更が正し
いと確認されると(S125)、フォルトが解除され、
エラーメッセージ表示がクリアされた後に(S12
6)、ステップ104にリターンする。S105におい
て、トレイ内にない記録紙を使用するジョブがあると判
断されたときのエラーメッセージ表示処理を図6により
説明すると、n番目までのジョブで使用されない記録紙
を収容しているトレイがあるか否かをチェックする(S
130)。該当するトレイがないときはこのチェックル
ーチンを終了する。該当するトレイがあるときは記録紙
の交換を指示するメッセージ表示を行う(S131)。
【0020】例えば、プリント待ち行列のn−1番目の
ジョブまでで使用する記録紙の種類がN−1種類で、全
てが既にトレイにセットされており、n番目のジョブで
新たな種類の記録紙1種類を使用する場合、「トレイナ
ンバー“X”の用紙を“YYY”用紙に変更して下さ
い。」というメッセージをROMから呼び出し、表示部
へ送り、表示する。ここで、“X”および“YYY”は
変数で、RAMに記憶されている、それぞれトレイの番
号およびN番目ジョブで新たに使用される記録紙の種類
である。記録紙の変更が正しくない場合は、さらに「交
換した用紙は正しくありません。トレイナンバー“X”
に“YYY”用紙をセットして下さい。」というメッセ
ージを表示する。
【0021】ステップ105において、n番目ジョブで
使用予定の記録紙が全てトレイにセットされていないと
判断されたときは、図6に示す表示処理が実行され、必
要なメッセージが表示される。すなわち、n番目までの
ジョブで使用されていない記録紙を収容しているトレイ
の有無をチェックし(S130)、無い場合は何も指示
を出さずに終了する。一方記録紙の交換ができるトレイ
がある場合は記録紙交換のメッセージを表示する(S1
31)。該当トレイの用紙交換が行われると(S13
2)、記録紙交換を促すメッセージがクリアされる(S
133)。そして、交換された用紙がn番目に使用する
記録紙であるか否かを判断し(S134)、使用できな
い用紙が交換されたときは、「交換した記録紙は正しく
ありません。トレイナンバー“X”に“YYY”記録紙
をセットして下さい」というメッセージを表示し、再度
用紙交換を促す(S135)。その後、ステップ132
にリターンする。また正しい用紙が交換されたときはn
=1としてステップ106に移る。
【0022】次に割込みジョブについて説明する。割込
みジョブで使用される用紙全てが現在トレイにセットさ
れている場合、現在プリント中のジョブを中断して、割
込みジョブをプリントする。また割込みジョブで使用さ
れる用紙が現在トレイにセットされていない場合は割込
みジョブでプリント待ち行列の先頭に入れるか、あるい
は用紙のチェックルーチンを起動し、使用されるのが最
も遅いトレイから用紙交換を行うようにメッセージを出
す。この使用されるのが最も遅いトレイの判別方法とし
ては通常のチェックルーチン中に各トレイに対して、何
番目のジョブで最初に使用されるのかを保持しておくよ
うにパラメータT(m)を導入する。
【0023】図7は割込みジョブの処理の流れを示す。
まずプリント待ち行列の先頭に割込みジョブを挿入し
(S140)、当該割込みジョブで使用される予定の用
紙の種類をチェックする(S141)。そして、割込み
ジョブで使用予定の用紙の種類がトレイ数以下であるか
をチェックする(S142)。トレイ数を超えていると
きは、図9に示すジョブプログラムの変更を指示するた
めのエラーメッセージ処理を行う。トレイ数以下のとき
は割込みジョブで使用予定の用紙は全てトレイにセット
されているかを判断する(S143)。セットされてい
ないときは、図9に示す記録紙交換を促すメッセージ表
示を行う。セットされている場合はプリント中のジョブ
を中断し、割込みジョブのプリントを開始させる(S1
44)。その後、割込みジョブのプリントが終了すると
(S145)、ジョブ途中で終わっていた割り込まれた
ジョブのプリントを再開させる(S146)。
【0024】ステップS142において、割込みジョブ
で使用予定の用紙の種類がトレイ数を超えていると判断
されると、図8の処理が行われる。すなわち、ジョブプ
ログラムの変更を指示するエラーメッセージ表示を行
う。ここで、ユーザはジョブプログラムを変更するか、
またはジョブを中止するかを選択する(S150)。ジ
ョブが中止(キャンセル)されたときは、プリント待ち
行列より当該割込みジョブを削除する(S152)。そ
してジョブ削除が確認されるとエラーメッセージをクリ
アする(S153)。またあるトレイの故障で使用でな
いトレイがあった場合は、当該トレイの故障が解消され
たかをチェックし(S154)、解消されていれば、エ
ラーメッセージをクリアする(S155)。
【0025】またステップS143において、割込みジ
ョブで使用予定の用紙の全てがトレイにセットされてい
ないと判断されたときは、図9に示す処理が行われる。
割込みジョブで使用予定の用紙でトレイにセットされて
いない用紙をT(m)の値の大きいトレイ、すなわちプ
リント待ち行列で待機中のジョブで後のジョブで使用さ
れるトレイから順に交換するようにメッセージ表示し
(S160)、その後該当トレイの用紙交換が行われた
かを判断する(S161)。用紙交換が完了していれば
メッセージをクリアし(S162)、交換された用紙が
正しいか否かをチェックする(S163)。正しい用紙
に交換されていれば終了する。また用紙が正しくないと
きはエラーメッセージを表示し(S164)、ステップ
161にリターンする。
【0026】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、オペレ
ータやクライアントが現在プリンタ装置に必要な記録紙
がセットされているかどうか気にせずに、ジョブのプロ
グラムを行うことができる。またジョブで設定されてい
る記録紙が、プリンタ装置に現在収容されていないこと
を、ジョブプリント待ち行列で待機している間に、オペ
レータやクライアントに報知されるので、プリント出力
の停止を最小限に抑えることができ、効率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリンタ装置のシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】 メインプロセッサ部、イメージ処理部、プリ
ントプロセッサ部の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明のプリント装置に搭載された記録紙ト
レイの記録紙交換指示表示機能を実現するためのチェッ
クルーチンの一例を示し、トレイ数チェックまでのフロ
ーチャートである。
【図4】 図3のフローに続くフローチャートである。
【図5】 図3のステップ103の判断処理後のフロー
チャートである。
【図6】 図4のステップ105の判断処理後のフロー
チャートである。
【図7】 割込みジョブの処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図8】 図7のステップ142の判断処理後のフロー
チャートである。
【図9】 図7のステップ143の判断処理後のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…操作・表示部、2…原稿送り装置、3…スキャナ
部、4…イメージ処理部、5…ジョブファイル、6…メ
インプロセッサ部、7…プリントジョブ待ち行列、8…
プリントプロセッサ部、9…プリント出力部、10…ネ
ットワーク

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナから読込まれ、またはネットワ
    ークを通じて送られてきたプリントジョブのイメージデ
    ータを一旦プリント待ち行列に格納し、出力部が空き次
    第プリント出力を行うプリンタ装置において、 プリント出力に応じた記録紙が収容可能な複数の給紙ト
    レイと、 各給紙トレイに収容されている記録紙を認識する用紙認
    識手段と、 該用紙認識手段により認識された記録紙に基づいてプリ
    ント待ち行列の各ジョブで使用される記録紙の種類を出
    力順に比較する比較手段と、 プリント待ち行列のn+1(n≧2)番目のジョブにお
    いて、該ジョブが現在トレイに収容されている記録紙以
    外の種類の記録紙を使用する予定のジョブあったと
    き、かつプリント待ち行列の1番目のジョブからn番目
    までの複数のジョブで使用される予定のないトレイが存
    在するときに、該トレイの記録紙をプリント待ち行列の
    n+1番目のジョブで使用予定の記録紙への交換を指示
    する表示手段と、を備えているプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段はプリント待ち行列に送ら
    れてきたジョブが使用する記録紙の交換できるトレイの
    無いとき、当該ジョブのプログラムの変更を指示するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載のプ
    リンタ装置。
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