JP3439617B2 - 加湿形全熱交換装置 - Google Patents
加湿形全熱交換装置Info
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- JP3439617B2 JP3439617B2 JP05592997A JP5592997A JP3439617B2 JP 3439617 B2 JP3439617 B2 JP 3439617B2 JP 05592997 A JP05592997 A JP 05592997A JP 5592997 A JP5592997 A JP 5592997A JP 3439617 B2 JP3439617 B2 JP 3439617B2
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1004—Bearings or driving means
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1032—Desiccant wheel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1056—Rotary wheel comprising a reheater
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1068—Rotary wheel comprising one rotor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内に送気する空
気に加湿を行なえる加湿形全熱交換装置に関するもので
ある。
気に加湿を行なえる加湿形全熱交換装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の全熱交換装置は、外気に開口させ
る外気側吸気口及び外気側排気口を備えると共に室内に
開口させる室内側吸気口及び室内側送気口を備えて、外
気側吸気口から取り込んだ外気を室内側吸気口から取り
込んだ空気の温度で加温して室内側送気口から室内に送
気すると共に加湿された空気を外気側排気口から外気中
に排気する構造であった。即ち、従来の全熱交換装置
は、単に外気を室温で加温して室内に供給する構造であ
った。
る外気側吸気口及び外気側排気口を備えると共に室内に
開口させる室内側吸気口及び室内側送気口を備えて、外
気側吸気口から取り込んだ外気を室内側吸気口から取り
込んだ空気の温度で加温して室内側送気口から室内に送
気すると共に加湿された空気を外気側排気口から外気中
に排気する構造であった。即ち、従来の全熱交換装置
は、単に外気を室温で加温して室内に供給する構造であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の全熱交換装置では、この全熱交換装置を用い
て室内の換気をしても、冬季等にあっては室内の湿度が
低下する問題点があった。
うな従来の全熱交換装置では、この全熱交換装置を用い
て室内の換気をしても、冬季等にあっては室内の湿度が
低下する問題点があった。
【0004】本発明の目的は、全熱交換器から排出され
る加湿空気を利用して、室内に送気する空気に加湿を行
なえる加湿形全熱交換装置を得ることにある。
る加湿空気を利用して、室内に送気する空気に加湿を行
なえる加湿形全熱交換装置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、外気に開口
させる外気側吸気口及び外気側排気口を備えると共に室
内に開口させる室内側吸気口及び室内側送気口を備え
て、前記外気側吸気口から取り込んだ外気を前記室内側
吸気口から取り込んだ空気の温度で加温して前記室内側
送気口から前記室内に送気すると共に加湿された空気を
前記外気側排気口から外気中に排気する構造の全熱交換
器と、除湿すべき空気を取り込む空気取込み口と除湿さ
れた空気を排出する除湿済空気排出口と加湿された空気
を排出する加湿空気排出口とを備えて、前記空気取込み
口から取り込んだ除湿すべき空気を回転中の吸湿ロータ
のある位置に供給して該吸湿ロータで吸湿して除湿され
た空気を除湿済空気排出口から排出し、前記空気取込み
口から取り込んだ除湿すべき空気をヒータで加熱してか
ら前記吸湿ロータの他の位置に供給して該吸湿ロータに
吸湿されている水分を排出させて加湿された空気を前記
加湿空気排出口から排出する乾式除湿機とを用いる。
させる外気側吸気口及び外気側排気口を備えると共に室
内に開口させる室内側吸気口及び室内側送気口を備え
て、前記外気側吸気口から取り込んだ外気を前記室内側
吸気口から取り込んだ空気の温度で加温して前記室内側
送気口から前記室内に送気すると共に加湿された空気を
前記外気側排気口から外気中に排気する構造の全熱交換
器と、除湿すべき空気を取り込む空気取込み口と除湿さ
れた空気を排出する除湿済空気排出口と加湿された空気
を排出する加湿空気排出口とを備えて、前記空気取込み
口から取り込んだ除湿すべき空気を回転中の吸湿ロータ
のある位置に供給して該吸湿ロータで吸湿して除湿され
た空気を除湿済空気排出口から排出し、前記空気取込み
口から取り込んだ除湿すべき空気をヒータで加熱してか
ら前記吸湿ロータの他の位置に供給して該吸湿ロータに
吸湿されている水分を排出させて加湿された空気を前記
加湿空気排出口から排出する乾式除湿機とを用いる。
【0006】本発明にあっては、前記乾式除湿機の前記
空気取込み口を前記全熱交換器の前記外気側排気口に連
通接続する。また、前記乾式除湿機の前記除湿済空気排
出口を外気に開口させる。更に前記乾式除湿機の前記加
湿空気排出口を、前記全熱交換器の前記室内側送気口に
連通接続するか、または前記室内に開口させる。
空気取込み口を前記全熱交換器の前記外気側排気口に連
通接続する。また、前記乾式除湿機の前記除湿済空気排
出口を外気に開口させる。更に前記乾式除湿機の前記加
湿空気排出口を、前記全熱交換器の前記室内側送気口に
連通接続するか、または前記室内に開口させる。
【0007】このようにすると、全熱交換器の外気側排
気口から排気される加湿された空気を乾式除湿機に取り
込んで、吸湿ロータで水分を回収して室内に加湿された
空気を供給することができる。この場合、乾式除湿機か
ら得られた加湿された空気は、全熱交換器の室内側送気
口を経て室内に送気してもよいし、直接室内に送気して
もいずれでもよい。乾式除湿機から得られた加湿された
空気を全熱交換器の室内側送気口を経て室内に送気する
と、空気の送気口を共用することができる。
気口から排気される加湿された空気を乾式除湿機に取り
込んで、吸湿ロータで水分を回収して室内に加湿された
空気を供給することができる。この場合、乾式除湿機か
ら得られた加湿された空気は、全熱交換器の室内側送気
口を経て室内に送気してもよいし、直接室内に送気して
もいずれでもよい。乾式除湿機から得られた加湿された
空気を全熱交換器の室内側送気口を経て室内に送気する
と、空気の送気口を共用することができる。
【0008】この場合、前記乾式除湿機の前記空気取込
み口を前記全熱交換器の前記外気側排気口に連通接続
し、前記乾式除湿機の前記除湿済空気排出口を前記全熱
交換器の前記外気側排気口に連通接続し、前記乾式除湿
機の前記加湿空気排出口を前記全熱交換器の前記室内側
送気口に連通接続することもできる。
み口を前記全熱交換器の前記外気側排気口に連通接続
し、前記乾式除湿機の前記除湿済空気排出口を前記全熱
交換器の前記外気側排気口に連通接続し、前記乾式除湿
機の前記加湿空気排出口を前記全熱交換器の前記室内側
送気口に連通接続することもできる。
【0009】このように乾式除湿機の除湿済空気排出口
を全熱交換器の外気側排気口に連通接続すると、壁にあ
ける孔の数を減らすことができる。
を全熱交換器の外気側排気口に連通接続すると、壁にあ
ける孔の数を減らすことができる。
【0010】また、前記乾式除湿機の前記空気取込み口
を配管で前記全熱交換器の前記外気側排気口の配管に接
続する接続部分Aと、前記乾式除湿機の前記除湿済空気
排出口を配管で前記全熱交換器の前記外気側排気口の配
管に前記接続部分Aよりも下流側で接続する接続部分B
との間の前記全熱交換器の前記外気側排気口の前記配管
の部分には前記全熱交換器側への逆流を阻止する逆止弁
を設けることが好ましい。
を配管で前記全熱交換器の前記外気側排気口の配管に接
続する接続部分Aと、前記乾式除湿機の前記除湿済空気
排出口を配管で前記全熱交換器の前記外気側排気口の配
管に前記接続部分Aよりも下流側で接続する接続部分B
との間の前記全熱交換器の前記外気側排気口の前記配管
の部分には前記全熱交換器側への逆流を阻止する逆止弁
を設けることが好ましい。
【0011】このようにすると、全熱交換器の外気側排
気口の配管の部分に接続した乾式除湿機の除湿済空気排
出口の配管から排出される除湿済空気が全熱交換器側へ
逆流するのを阻止することができる。
気口の配管の部分に接続した乾式除湿機の除湿済空気排
出口の配管から排出される除湿済空気が全熱交換器側へ
逆流するのを阻止することができる。
【0012】また、乾式除湿機は湿度センサからの信号
で加湿運転を制御する制御器を備えていることが好まし
い。
で加湿運転を制御する制御器を備えていることが好まし
い。
【0013】このような制御器を備えていると、不要時
には乾式除湿機側の運転を停止して全熱交換器だけを運
転させることができ、また乾式除湿機は湿度センサから
の信号による乾式除湿機の断続運転により室内の湿度調
整を行なうこともできる。
には乾式除湿機側の運転を停止して全熱交換器だけを運
転させることができ、また乾式除湿機は湿度センサから
の信号による乾式除湿機の断続運転により室内の湿度調
整を行なうこともできる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る加湿形全熱
交換装置における実施の形態の第1例を示したものであ
る。
交換装置における実施の形態の第1例を示したものであ
る。
【0015】この加湿形全熱交換装置においては、全熱
交換器1と乾式除湿機2とを組み合わせた構造になって
いる。
交換器1と乾式除湿機2とを組み合わせた構造になって
いる。
【0016】全熱交換器1は、周知の構造のものと同様
であって、配管Pa,Pbで壁3を貫通して屋外4の外
気中に開口させる外気側吸気口1a及び外気側排気口1
bを備えると共に配管Pc,Pdで室内5に開口させる
室内側吸気口1c及び室内側送気口1dを備えて、外気
側吸気口1aから取り込んだ外気を室内側吸気口1cか
ら取り込んだ空気の温度で加温して室内側送気口1dか
ら室内5に送気すると共に加湿された空気を外気側排気
口1bから外気中に排気する構造になっている。
であって、配管Pa,Pbで壁3を貫通して屋外4の外
気中に開口させる外気側吸気口1a及び外気側排気口1
bを備えると共に配管Pc,Pdで室内5に開口させる
室内側吸気口1c及び室内側送気口1dを備えて、外気
側吸気口1aから取り込んだ外気を室内側吸気口1cか
ら取り込んだ空気の温度で加温して室内側送気口1dか
ら室内5に送気すると共に加湿された空気を外気側排気
口1bから外気中に排気する構造になっている。
【0017】乾式除湿機2は、除湿すべき空気を取り込
む空気取込み口2aと除湿された空気を排出する除湿済
空気排出口2bと加湿された空気を排出する加湿空気排
出口2cとを備えて、空気取込み口2aから取り込んだ
除湿すべき空気をモータ6で回転中の吸湿ロータ7のあ
る位置に供給して該吸湿ロータ7で吸湿して除湿された
空気を送風機8で除湿済空気排出口2bから排出し、空
気取込み口2aから取り込んだ除湿すべき空気を送風機
9で吸い込んでヒータ10で加熱してから吸湿ロータ7
の他の位置に供給して該吸湿ロータ7に吸湿されている
水分を排出させて加湿された空気を加湿空気排出口2c
から排出する構造になっている。また、この乾式除湿機
2は、室内5の湿度を検出する湿度センサ11と、この
湿度センサ11からの信号でこの乾式除湿機2の加湿運
転を制御する制御器12を備えている。
む空気取込み口2aと除湿された空気を排出する除湿済
空気排出口2bと加湿された空気を排出する加湿空気排
出口2cとを備えて、空気取込み口2aから取り込んだ
除湿すべき空気をモータ6で回転中の吸湿ロータ7のあ
る位置に供給して該吸湿ロータ7で吸湿して除湿された
空気を送風機8で除湿済空気排出口2bから排出し、空
気取込み口2aから取り込んだ除湿すべき空気を送風機
9で吸い込んでヒータ10で加熱してから吸湿ロータ7
の他の位置に供給して該吸湿ロータ7に吸湿されている
水分を排出させて加湿された空気を加湿空気排出口2c
から排出する構造になっている。また、この乾式除湿機
2は、室内5の湿度を検出する湿度センサ11と、この
湿度センサ11からの信号でこの乾式除湿機2の加湿運
転を制御する制御器12を備えている。
【0018】このような乾式除湿機2の空気取込み口2
aは、配管Peにより全熱交換器1の外気側排気口1b
の配管Pbに接続部分Aで連通接続されている。また、
乾式除湿機2の除湿済空気排出口2bは、配管Pfで壁
3を貫通して屋外4の外気中に開口されている。更に、
乾式除湿機2の加湿空気排出口2cは、全熱交換器1の
室内側送気口1dに配管Pgで連通接続されている。
aは、配管Peにより全熱交換器1の外気側排気口1b
の配管Pbに接続部分Aで連通接続されている。また、
乾式除湿機2の除湿済空気排出口2bは、配管Pfで壁
3を貫通して屋外4の外気中に開口されている。更に、
乾式除湿機2の加湿空気排出口2cは、全熱交換器1の
室内側送気口1dに配管Pgで連通接続されている。
【0019】このような構造の加湿形全熱交換装置にあ
っては、全熱交換器1の外気側排気口1bから排気され
る加湿された空気を空気取込み口2aから乾式除湿機2
に取り込んで、吸湿ロータ7のある位置に供給して該吸
湿ロータ7で吸湿して除湿された空気を送風機8で除湿
済空気排出口2bから排出させ、また空気取込み口2a
から取り込んだ除湿すべき空気を送風機9で吸い込んで
ヒータ10で加熱してから吸湿ロータ7の他の位置に供
給して該吸湿ロータ7に吸湿されている水分を排出させ
て加湿された空気を加湿空気排出口2cから排出する。
この加湿空気排出口2cは全熱交換器1の室内側送気口
1dに連通接続されているので、乾式除湿機から得られ
た加湿された空気は全熱交換器1の室内側送気口1dを
経て室内5に送気される。このように乾式除湿機2から
得られた加湿された空気を、全熱交換器1の室内側送気
口1dを経て室内5に送気すると、空気の送気口を共用
することができる。
っては、全熱交換器1の外気側排気口1bから排気され
る加湿された空気を空気取込み口2aから乾式除湿機2
に取り込んで、吸湿ロータ7のある位置に供給して該吸
湿ロータ7で吸湿して除湿された空気を送風機8で除湿
済空気排出口2bから排出させ、また空気取込み口2a
から取り込んだ除湿すべき空気を送風機9で吸い込んで
ヒータ10で加熱してから吸湿ロータ7の他の位置に供
給して該吸湿ロータ7に吸湿されている水分を排出させ
て加湿された空気を加湿空気排出口2cから排出する。
この加湿空気排出口2cは全熱交換器1の室内側送気口
1dに連通接続されているので、乾式除湿機から得られ
た加湿された空気は全熱交換器1の室内側送気口1dを
経て室内5に送気される。このように乾式除湿機2から
得られた加湿された空気を、全熱交換器1の室内側送気
口1dを経て室内5に送気すると、空気の送気口を共用
することができる。
【0020】室内5の湿度の調整は、湿度センサ11か
らの信号により制御器12でモータ6、送風機8,9、
ヒータ10等を制御して乾式除湿機2を所要の湿度に達
する毎に断続運転することによって行なうことができ
る。
らの信号により制御器12でモータ6、送風機8,9、
ヒータ10等を制御して乾式除湿機2を所要の湿度に達
する毎に断続運転することによって行なうことができ
る。
【0021】また梅雨時期等の場合には、乾式除湿機2
側の運転を停止して全熱交換器1だけを運転して換気を
行なわせることもできる。
側の運転を停止して全熱交換器1だけを運転して換気を
行なわせることもできる。
【0022】なおこの第1例においては、加湿空気排出
口2cを破線で示すように直接室内5に開口させること
もできる。
口2cを破線で示すように直接室内5に開口させること
もできる。
【0023】図2は、本発明に係る加湿形全熱交換装置
における実施の形態の第2例を示したものである。
における実施の形態の第2例を示したものである。
【0024】この加湿形全熱交換装置においては、乾式
除湿機2で除湿された空気を排出する除湿済空気排出口
2bが配管Pfにより全熱交換器1の外気側排気口1b
の配管Pbに、接続部分Aより下流側の接続部分Bで連
通接続されていて、乾式除湿機2で除湿された空気を全
熱交換器1の外気側排気口1bを経て排気するようにな
っている。配管Peと配管Pfが接続された全熱交換器
1の配管Pbの接続部分A,Bの間の該配管Pbの部分
には逆止弁13が全熱交換器1の方に逆流しないように
設けられている。その他の構成は、第1例と同様になっ
ている。
除湿機2で除湿された空気を排出する除湿済空気排出口
2bが配管Pfにより全熱交換器1の外気側排気口1b
の配管Pbに、接続部分Aより下流側の接続部分Bで連
通接続されていて、乾式除湿機2で除湿された空気を全
熱交換器1の外気側排気口1bを経て排気するようにな
っている。配管Peと配管Pfが接続された全熱交換器
1の配管Pbの接続部分A,Bの間の該配管Pbの部分
には逆止弁13が全熱交換器1の方に逆流しないように
設けられている。その他の構成は、第1例と同様になっ
ている。
【0025】このような構造でも、基本的には第1例と
同様の効果を得ることができる。特に、乾式除湿機2の
除湿済空気排出口2bを全熱交換器1の外気側排気口1
bに連通接続すると、壁3にあける孔の数を減らすこと
ができる。
同様の効果を得ることができる。特に、乾式除湿機2の
除湿済空気排出口2bを全熱交換器1の外気側排気口1
bに連通接続すると、壁3にあける孔の数を減らすこと
ができる。
【0026】なお、この第2例においても、乾式除湿機
2から得られた加湿された空気を加湿空気排出口2cか
ら直接室内5に送気する構造に変更することができる。
2から得られた加湿された空気を加湿空気排出口2cか
ら直接室内5に送気する構造に変更することができる。
【0027】また、図示してないが、冬季においては、
図示しない暖房装置で部屋の暖房が行なわれるようにな
っている。
図示しない暖房装置で部屋の暖房が行なわれるようにな
っている。
【0028】
【発明の効果】本発明では、全熱交換器の外気側排気口
から排気される加湿された空気を乾式除湿機に取り込ん
で、吸湿ロータで水分を回収して室内に加湿された空気
を供給するので、全熱交換装置でも室内に加湿された空
気を送気することができる。
から排気される加湿された空気を乾式除湿機に取り込ん
で、吸湿ロータで水分を回収して室内に加湿された空気
を供給するので、全熱交換装置でも室内に加湿された空
気を送気することができる。
【図1】本発明に係る加湿形全熱交換装置における実施
の形態の第1例を示した概略構成図である。
の形態の第1例を示した概略構成図である。
【図2】本発明に係る加湿形全熱交換装置における実施
の形態の第2例を示した概略構成図である。
の形態の第2例を示した概略構成図である。
1 全熱交換器
1a 外気側吸気口
1b 外気側排気口
1c 室内側吸気口
1d 室内側送気口
2 乾式除湿機
2a 空気取込み口
2b 除湿済空気排出口
2c 加湿空気排出口
3 壁
4 屋外
5 室内
6 モータ
7 吸湿ロータ
8,9 送風機
10 ヒータ
11 湿度センサ
12 制御器
13 逆止弁
Pa〜Pg 配管
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F24F 7/08 - 7/10
Claims (5)
- 【請求項1】 外気に開口させる外気側吸気口及び外気
側排気口を備えると共に室内に開口させる室内側吸気口
及び室内側送気口を備えて、前記外気側吸気口から取り
込んだ外気を前記室内側吸気口から取り込んだ空気の温
度で加温して前記室内側送気口から前記室内に送気する
と共に加湿された空気を前記外気側排気口から外気中に
排気する構造の全熱交換器と、 除湿すべき空気を取り込む空気取込み口と除湿された空
気を排出する除湿済空気排出口と加湿された空気を排出
する加湿空気排出口とを備えて、前記空気取込み口から
取り込んだ除湿すべき空気を回転中の吸湿ロータのある
位置に供給して該吸湿ロータで吸湿して除湿された空気
を除湿済空気排出口から排出し、前記空気取込み口から
取り込んだ除湿すべき空気をヒータで加熱してから前記
吸湿ロータの他の位置に供給して該吸湿ロータに吸湿さ
れている水分を排出させて加湿された空気を前記加湿空
気排出口から排出する乾式除湿機とを用い、 前記乾式除湿機の前記空気取込み口が前記全熱交換器の
前記外気側排気口に連通接続され、前記乾式除湿機の前
記除湿済空気排出口が外気に開口され、前記乾式除湿機
の前記加湿空気排出口が前記全熱交換器の前記室内側送
気口に連通接続されていることを特徴とする加湿形全熱
交換装置。 - 【請求項2】 外気に開口させる外気側吸気口及び外気
側排気口を備えると共に室内に開口させる室内側吸気口
及び室内側送気口を備えて、前記外気側吸気口から取り
込んだ外気を前記室内側吸気口から取り込んだ空気の温
度で加温して前記室内側送気口から前記室内に送気する
と共に加湿された空気を前記外気側排気口から外気中に
排気する構造の全熱交換器と、 除湿すべき空気を取り込む空気取込み口と除湿された空
気を排出する除湿済空気排出口と加湿された空気を排出
する加湿空気排出口とを備えて、前記空気取込み口から
取り込んだ除湿すべき空気を回転中の吸湿ロータのある
位置に供給して該吸湿ロータで吸湿して除湿された空気
を除湿済空気排出口から排出し、前記空気取込み口から
取り込んだ除湿すべき空気をヒータで加熱してから前記
吸湿ロータの他の位置に供給して該吸湿ロータに吸湿さ
れている水分を排出させて加湿された空気を前記加湿空
気排出口から排出する乾式除湿機とを用い、 前記乾式除湿機の前記空気取込み口が前記全熱交換器の
前記外気側排気口に連通接続され、前記乾式除湿機の前
記除湿済空気排出口が外気に開口され、前記乾式除湿機
の前記加湿空気排出口が前記室内に開口されていること
を特徴とする加湿形全熱交換装置。 - 【請求項3】 外気に開口させる外気側吸気口及び外気
側排気口を備えると共に室内に開口させる室内側吸気口
及び室内側送気口を備えて、前記外気側吸気口から取り
込んだ外気を前記室内側吸気口から取り込んだ空気の温
度で加温して前記室内側送気口から前記室内に送気する
と共に加湿された空気を前記外気側排気口から外気中に
排気する構造の全熱交換器と、 除湿すべき空気を取り込む空気取込み口と除湿された空
気を排出する除湿済空気排出口と加湿された空気を排出
する加湿空気排出口とを備えて、前記空気取込み口から
取り込んだ除湿すべき空気を回転中の吸湿ロータのある
位置に供給して該吸湿ロータで吸湿して除湿された空気
を除湿済空気排出口から排出し、前記空気取込み口から
取り込んだ除湿すべき空気をヒータで加熱してから前記
吸湿ロータの他の位置に供給して該吸湿ロータに吸湿さ
れている水分を排出させて加湿された空気を前記加湿空
気排出口から排出する乾式除湿機とを用い、 前記乾式除湿機の前記空気取込み口が前記全熱交換器の
前記外気側排気口に連通接続され、前記乾式除湿機の前
記除湿済空気排出口が前記全熱交換器の前記外気側排気
口に連通接続され、前記乾式除湿機の前記加湿空気排出
口が前記全熱交換器の前記室内側送気口に連通接続され
ていることを特徴とする加湿形全熱交換装置。 - 【請求項4】 前記乾式除湿機の前記空気取込み口を配
管で前記全熱交換器の前記外気側排気口の配管に接続す
る接続部分Aと、前記乾式除湿機の前記除湿済空気排出
口を配管で前記全熱交換器の前記外気側排気口の配管に
前記接続部分Aよりも下流側で接続する接続部分Bとの
間の前記全熱交換器の前記外気側排気口の前記配管の部
分には前記全熱交換器側への逆流を阻止する逆止弁が設
けられていることを特徴とする請求項3に記載の加湿形
全熱交換装置。 - 【請求項5】 前記乾式除湿機は湿度センサからの信号
で加湿運転を制御する制御器を備えていることを特徴と
する請求項1,2,3または4に記載の加湿形全熱交換
装置。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05592997A JP3439617B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 加湿形全熱交換装置 |
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Family
ID=13012786
Family Applications (1)
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-
1997
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