JP3439160B2 - プリント基板装置及びその製造方法 - Google Patents

プリント基板装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に組
み込まれた回路部品を衝撃的に高い電圧から保護するこ
とに適したプリント基板装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の電子制御機器には演算
回路、増幅回路及び高周波回路等の各種の回路を有する
プリント基板が内蔵されている。そして、これらのプリ
ント基板には、たとえば静電気等のように短時間に衝撃
的に印加される高い電圧から半導体IC等の回路部品を
保護するための種々の対策が講じられている。
【0003】このような保護対策として、たとえば高耐
圧の回路部品を用いて回路設計したり、衝撃電圧を吸収
できる保護素子を回路内部に組み込んだり、プリント基
板の適宜の回路パターン部分に放電ギャップを形成した
りする方法が採用されている。いずれの方法でも、静電
気等のように短時間に衝撃的に印加される高い電圧から
回路部品を有効に保護することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の対策
によれば、衝撃電圧から回路部品を確実に保護できるも
のの、次のような問題を有している。
【0005】すなわち、高耐圧の回路部品を用いた回路
設計では、プリント基板の回路設計を見直したり、回路
部品を衝撃電圧に耐える高耐圧用に切り替えなければな
らないために、プリント基板のコストアップを招いてし
まう。
【0006】また、衝撃電圧を吸収できる保護素子を回
路内部に取り込む方法では、プリント基板に保護素子を
多数組み込まなくてはならないため、実装する部品点数
が増加し、プリント基板の小形化が困難になるばかり
か、プリント基板の大型化によりコストアップを招いて
しまう。
【0007】さらに、プリント基板の回路パターン部分
に直接放電ギャップを形成する方法では、新規に回路設
計する場合の対応は可能であるものの、プリント基板の
大型化によりコストアップを招いてしまう。一方、既存
のプリント基板に対しては回路パターンの変更が必要と
なり、その変更作業が極めて煩雑であることからもコス
トアップを招いてしまう。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、高耐圧の回路部品の使用ないし回路パタ
ーンの変更を伴うことなく、簡単な構成で衝撃電圧から
回路部品を確実に保護でき、しかもコスト低減を図るこ
とができるプリント基板装置及びその製造方法を提供す
ることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板装
置は、回路パターンの所定部分に回路部品を接続し、か
つ端部に複数の第1のスルーホールを有する第1のプリ
ント基板と、第1のスルーホールに対応するグランド用
のスルーホールを含む第2のスルーホールが形成される
とともに、表面に導電ランドが形成され、グランド用の
スルーホールを除く他の第2のスルーホールと導電ラン
ドとの間に放電ギャップが形成され、さらにグランド用
のスルーホールと導電ランドとが抵抗及びコンデンサを
介して電気的に接続される第2のプリント基板と、コネ
クタ本体よりグランド用のリード端子を含む複数のリー
ド端子を、第1及び第2のスルーホールに対応する配列
で導出してなるコネクタとを具備し、コネクタが第1の
プリント基板の端部に、複数のリード端子が第1及び第
2のスルーホールに挿入されるように固定されると、
ランド用のリード端子を除く他のリード端子と導電ラン
ドとの間に放電ギャップが形成され、さらにグランド用
のリード端子がグランド用のスルーホールに挿入される
と、グランド用のリード端子と導電ランドとが電気的に
接続されることを特徴とする。また、放電ギャップは、
第2のスルーホールとの間の任意の箇所に設けられるよ
うにすることができる。また、放電ギャップは、導電ラ
ンドの第2のスルーホールに対向する部分に設けられた
突起パターンによって形成されるようにすることができ
る。また、導電ランドは、並列された第2のスルーホー
ルに沿う帯状とされたものであるようにすることができ
る。本発明のプリント基板装置の製造方法は、第1のプ
リント基板の回路パターンの所定部分に回路部品を接続
し、かつ端部に複数の第1のスルーホールを形成する
と、第2のプリント基板に第1のスルーホールに対応
するグランド用のスルーホールを含む第2のスルーホー
ルを形成し、表面に導電ランドを形成し、グランド用の
スルーホールを除く他の第2のスルーホールと導電ラン
ドとの間に放電ギャップを形成し、さらにグランド用の
スルーホールと導電ランドとを抵抗及びコンデンサを介
して電気的に接続する工程とを有し、コネクタが第1の
プリン ト基板の端部に、複数のリード端子が第1及び第
2のスルーホールに挿入されるように固定されると、グ
ランド用のリード端子を除く他のリード端子と導電ラン
ドとの間に放電ギャップが形成され、さらにグランド用
のリード端子がグランド用のスルーホールに挿入される
と、グランド用のリード端子と導電ランドとが電気的に
接続されることを特徴とする。また、放電ギャップを、
第2のスルーホールとの間の任意の箇所に設ける工程
含まれるようにすることができる。また、放電ギャップ
を、導電ランドの第2のスルーホールに対向する部分に
設けられた突起パターンによって形成する工程が含まれ
るようにすることができる。また、導電ランドを、並列
された第2のスルーホールに沿う帯状に形成する工程
含まれるようにすることができる。本発明に係るプリン
ト基板装置及びその製造方法においては、第1のプリン
ト基板の回路パターンの所定部分に回路部品を接続し、
かつ端部に複数の第1のスルーホールを設け、第2のプ
リント基板には第1のスルーホールに対応するグランド
用のスルーホールを含む第2のスルーホールを形成する
とともに、表面に導電ランドを形成し、さらにグランド
用のスルーホールを除く他の第2のスルーホールと導電
ランドとの間に放電ギャップを形成し、コネクタ本体の
グランド用のリード端子を含む複数のリード端子を、第
1及び第2のスルーホールに挿入されるように固定する
ことで、グランド用のリード端子を除く他のリード端子
と導電ランドとの間に放電ギャップが形成されるように
する。また、第2のスルーホールのグランド用のスルー
ホールと導電ランドとを、抵抗及びコンデンサを介して
電気に接続することで、コネクタのグランド用のリード
端子がグランド用のスルーホールに挿入されるとき、グ
ランド用のリード端子と導電ランドとが電気的に接続さ
れるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0011】(第1の実施の形態)図1は、本発明のプ
リント基板装置の第1の実施の形態を示す平面図、図2
は、図1のプリント基板装置を示す側面図、図3は、図
1のプリント基板装置を示す分解斜視図、図4は、図1
の第2のプリント基板を示す平面図である。
【0012】これらの図に示すように、プリント基板装
置は、第1のプリント基板1を備えている。第1のプリ
ント基板1には、図示しない適宜の回路パターンが形成
されており、回路パターンの所定部分には各種の回路部
品等が実装されている。
【0013】第1のプリント基板1の端部には、図1〜
図3に示すように、コネクタ6のリード端子8a〜8h
が挿入される第1のスルーホールとしてのスルーホール
(図示せず)及びコネクタ6の取付用の孔1aが形成さ
れている。第1のプリント基板1の端部には、第2のプ
リント基板2が配置されている。
【0014】第2のプリント基板2は、たとえば絶縁性
の基板3と、その表面に形成された導電ランド4とを備
えている。基板3には、図3に示すように、コネクタ6
のリード端子8a〜8hに対応する第2のスルーホール
としての複数のスルーホール3a〜3hが形成されてい
る。ここで、スルーホール3hは、グランド用として用
いられるものである。
【0015】グランド用のスルーホール3hを除く全て
のスルーホール3a〜3gと導電ランド4との間には、
導電ランド4の未形成部5が形成されている。この未形
成部5の一部には、スルーホール3a〜3gと導電ラン
ド4との間に放電ギャップ4aが形成されるように三角
状の突起4bが導電ランド4と一体的に形成されてい
る。
【0016】なお、この放電ギャップ4aは、静電気等
の衝撃電圧によって容易に放電が発生して電圧吸収でき
るような間隔に設定されている。
【0017】また、第1のプリント基板1の端部には、
コネクタ6が固定されている。このコネクタ6は、たと
えば絶縁部材よりなるコネクタ本体7と、コネクタ本体
7の側面部から導出され、ほぼL形に形成された複数の
リード端子8a〜8hと、リード端子8a〜8hの導出
部に隣接する側面部に配設され、かつ孔9aを有する支
持片9とを備えている。
【0018】リード端子8a〜8hは、第1のプリント
基板1の図示しないスルーホール及び第2のプリント基
板2のスルーホール3a〜3hに対応して配列されてい
る。コネクタ6のリード端子8a〜8hは、対応するス
ルーホール3a〜3hに挿入されるように配置され、ネ
ジ10を孔9aから孔1aに挿入することによって固定
されている。
【0019】なお、リード端子8hはグランド用であ
る。第2のプリント基板2の導電ランド4とリード端子
8hとの間は、図4に示すように、抵抗11及びコンデ
ンサ12を介し電気的に接続され、グランド電位へ固定
されるようになっている。
【0020】次に、このような構成のプリント基板装置
の製造方法について簡単に説明する。
【0021】まず、第1のプリント基板1の図示しない
回路パターンの所定部分に回路部品を接続し、かつ端部
に複数の第1のスルーホールとしてのスルーホール(図
示せず)を形成する。次いで、第2のプリント基板2に
第1のスルーホールとしてのスルーホール(図示せず)
に対応するグランド用のスルーホール3hを含むスルー
ホール3a〜3gを形成する。
【0022】次いで、第2のプリント基板2の表面に導
電ランド4を形成する。導電ランド4を形成する際に
は、グランド用のスルーホール3hを除く全てのスルー
ホール3a〜3gと導電ランド4との間に、導電ランド
4の未形成部5を形成する。
【0023】このとき、この未形成部5の一部に、スル
ーホール3a〜3gと導電ランド4との間に放電ギャッ
プ4aが形成されるように三角状の突起4bを導電ラン
ド4と一体的に形成する。またこのとき、グランド用の
スルーホール3hと導電ランド4とを、抵抗11及びコ
ンデンサ12を介して電気的に接続する。
【0024】次いで、第1のプリント基板1のスルーホ
ール(図示せず)と、第2のプリント基板2のスルーホ
ール3a〜3hにコネクタ本体7より導出されたグラン
ド用のリード端子8hを含む複数のリード端子8a〜8
gを挿入することでコネクタ6を第1のプリント基板1
に固定する。
【0025】次に、このような構成のプリント基板装置
の動作について説明する。
【0026】まず、組み立て状態においては、図3及び
図4に示したように、コネクタ6のリード端子8a〜8
gと導電ランド4の突起4bとの間に放電ギャップ4a
が形成されている。このため、コネクタ6を介して静電
気等の衝撃電圧が印加されても、衝撃電圧が印加された
リード端子8a〜8gと突起4bとの間の放電ギャップ
4aで直ちに放電が発生し、短時間で衝撃電圧が吸収さ
れる。
【0027】また、グランド電位へは、導電ランド4が
抵抗11及びコンデンサ12を介して接続されているた
め、吸収された衝撃電圧のグランド電位への直撃が防止
される。これにより、第1のプリント基板1に実装され
ている回路部品等が衝撃電圧によって破壊されることが
確実に防止される。
【0028】このように、第1の実施の形態では、コネ
クタ6のリード端子8a〜8gと導電ランド4との間
に、放電ギャップ4aを形成するようにしているので、
コネクタ6を介して静電気等の衝撃電圧が印加されて
も、衝撃電圧が印加されたリード端子8a〜8gと導電
ランド4との間の放電ギャップ4aで直ちに放電を発生
させることができ、短時間で衝撃電圧を吸収することが
できる。これにより、第1のプリント基板1に実装され
ている回路部品等が衝撃電圧によって破壊されることを
確実に防止することができる。
【0029】また、第1の実施の形態では、放電ギャッ
プ4aを形成するに際し、三角状の突起4bを形成する
ようにしたので、リード端子8a〜8gと導電ランド4
との間の放電ギャップ4aに電位が集中し易くなり、衝
撃電圧の印加に基づく放電開始の確実性を高めることが
できる。
【0030】また、グランド電位へは、導電ランド4が
抵抗11及びコンデンサ12を介して接続し、吸収され
た衝撃電圧のグランド電位への直撃を防止するようにし
たので、第1のプリント基板1に実装されている回路部
品等が衝撃電圧により破壊されることを確実に防止する
ことができる。
【0031】また、衝撃電圧の吸収機能を有する第2の
プリント基板2を第1のプリント基板1に配置し、コネ
クタ6のリード端子8a〜8hをスルーホール3a〜3
hに挿入するだけで衝撃電圧の吸収機能を発揮させるこ
とができる。このため、新規のプリント基板はもとより
既存のプリント基板への適用が容易となるばかりか、衝
撃電圧の印加により放電が発生して第2のプリント基板
2を交換する必要が生じても、容易に交換することがで
きる。
【0032】その結果、従来のように第1のプリント基
板の回路パターンを変更したり、回路パターン部分に放
電ギャップを新たに形成したりする等の煩わしい作業を
回避でき、コストを効果的に低減できる。
【0033】また、従来のように、回路部品を衝撃電圧
に耐える高耐圧用に切り替える必要がないため、プリン
ト基板のコストアップを避けることができる。また、従
来のように、プリント基板に保護素子を多数組み込む必
要もなくなるため、実装する部品点数の増加を抑えるこ
とができることから、プリント基板の小型化が容易とな
るばかりか、プリント基板のコストアップも避けること
ができる。
【0034】(第2の実施の形態)図5は、図4の第2
のプリント基板の構成を変えた場合の第2の実施の形態
を示す平面図である。
【0035】図5に示す第2のプリント基板2Aは、基
本的には第1の実施の形態の第2のプリント基板2と同
じ構成となっている。異なる点は、導電ランド4がスル
ーホール3a〜3d(リード端子8a〜8dに対応)と
スルーホール3e〜3h(リード端子8e〜8hに対
応)との間に帯状に形成され、その一端がスルーホール
3h(リード端子8hに対応)に接続されていることで
ある。
【0036】なお、スルーホール3a〜3g(リード端
子8a〜8gに対応)と導電ランド4の突起4bとの間
に放電ギャップ4aを形成する点は第1の実施の形態と
同様である。
【0037】このような構成では、導電ランド4が帯状
に形成されているため、導電ランド4の形成面積を小さ
くできることから、第2のプリント基板2Aのコストが
さらに低減できる。
【0038】なお、上述した各実施の形態においては、
第2のプリント基板2,2Aを、第1のプリント基板1
に単に載置する場合について説明したが、この例に限ら
ず、接着剤、ネジ等の固定手段を利用して固定すること
もできる。
【0039】また、第2のプリント基板2,2Aにおけ
るスルーホール3a〜3hの数はコネクタ6のリード端
子8a〜8hの数に応じて適宜に増減できる。グランド
位置、放電ギャップ4aの形成位置も適宜に変更でき、
放電ギャップ4aは全てのスルーホール3a〜3gに対
して形成することもでき、さらには必要なスルーホール
3a〜3gに対して選択的に形成することもできる。
【0040】また、第2のプリント基板2,2Aの導電
ランド4とリード端子8hとの間に接続される抵抗11
及びコンデンサ12は、衝撃電圧を吸収することを目的
とするため、回路部品の種類及び衝撃電圧を吸収する回
路設計においても、加わる衝撃電圧に応じた変更を容易
に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るプリント基板装
置及びその製造方法によれば、第1のプリント基板の回
路パターンの所定部分に回路部品を接続し、かつ端部に
複数の第1のスルーホールを設け、第2のプリント基板
には第1のスルーホールに対応するグランド用のスルー
ホールを含む第2のスルーホールを形成するとともに、
表面に導電ランドを形成し、さらにグランド用のスルー
ホールを除く他の第2のスルーホールと導電ランドとの
間に放電ギャップを形成し、コネクタ本体のグランド用
のリード端子を含む複数のリード端子を、第1及び第2
のスルーホールに挿入されるように固定することで、グ
ランド用のリード端子を除く他のリード端子と導電ラン
ドとの間に放電ギャップが形成されるようにした。ま
た、第2のスルーホールのグランド用のスルーホールと
導電ランドとを、抵抗及びコンデンサを介して電気に接
続することで、コネクタのグランド用のリード端子がグ
ランド用のスルーホールに挿入されるとき、グランド用
のリード端子と導電ランドとが電気的に接続されるよう
にした。その結果、高耐圧の回路部品の使用ないし回路
パターンの変更を伴うことなく、簡単な構成で衝撃電圧
から回路部品を確実に保護でき、しかもコスト低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント基板装置の第1の実施の形態
を示す平面図である。
【図2】図1のプリント基板装置を示す側面図である。
【図3】図1のプリント基板装置を示す分解斜視図であ
る。
【図4】図1の第2のプリント基板を示す平面図であ
る。
【図5】図4の第2のプリント基板の構成を変えた場合
の第2の実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 第1のプリント基板 1a,9a 孔 2,2A 第2のプリント基板 3 基板 3a〜3h スルーホール 4 導電ランド 4a 放電ギャップ 4b 突起 5 導電ランドの未形成部 6 コネクタ 7 コネクタ本体 8a〜8h リード端子 9 支持片 10 ネジ 11 抵抗 12 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01T 4/08 - 4/10 H05F 3/02 - 3/04 H05K 1/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンの所定部分に回路部品を接
    続し、かつ端部に複数の第1のスルーホールを有する第
    1のプリント基板と、 前記第1のスルーホールに対応するグランド用のスルー
    ホールを含む第2のスルーホールが形成されるととも
    に、表面に導電ランドが形成され、前記グランド用のス
    ルーホールを除く他の前記第2のスルーホールと前記導
    電ランドとの間に放電ギャップが形成され、さらに前記
    グランド用のスルーホールと前記導電ランドとが抵抗及
    びコンデンサを介して電気的に接続される第2のプリン
    ト基板と、 コネクタ本体よりグランド用のリード端子を含む複数の
    リード端子を、前記第1及び第2のスルーホールに対応
    する配列で導出してなるコネクタとを具備し、 前記コネクタが第1のプリント基板の端部に、前記複数
    のリード端子が前記第1及び第2のスルーホールに挿入
    されるように固定されると、前記グランド用のリード端
    子を除く他の前記リード端子と前記導電ランドとの間に
    放電ギャップが形成され、さらに前記グランド用のリー
    ド端子が前記グランド用のスルーホールに挿入される
    と、前記グランド用のリード端子と前記導電ランドとが
    電気的に接続されることを特徴とするプリント基板装
    置。
  2. 【請求項2】 前記放電ギャップは、前記第2のスルー
    ホールとの間の任意の箇所に設けられることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリント基板装置。
  3. 【請求項3】 前記放電ギャップは、前記導電ランドの
    前記第2のスルーホールに対向する部分に設けられた突
    起パターンによって形成されることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のプリント基板装置。
  4. 【請求項4】 前記導電ランドは、並列された前記第2
    のスルーホールに沿う帯状とされたものであることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプリント基板
    装置。
  5. 【請求項5】 第1のプリント基板の回路パターンの所
    定部分に回路部品を接続し、かつ端部に複数の第1のス
    ルーホールを形成する工程と、 第2のプリント基板に前記第1のスルーホールに対応す
    るグランド用のスルーホールを含む第2のスルーホール
    形成し、表面に導電ランドを形成し、前記グランド用
    のスルーホールを除く他の前記第2のスルーホールと前
    記導電ランドとの間に放電ギャップを形成し、さらに前
    記グランド用のスルーホールと前記導電ランドとを抵抗
    及びコンデンサを介して電気的に接続する工程とを有
    し、 コネクタが第1のプリント基板の端部に、複数のリード
    端子が前記第1及び第2のスルーホールに挿入されるよ
    うに固定されると、グランド用のリード端子を除く他の
    前記リード端子と前記導電ランドとの間に放電ギャップ
    が形成され、さらに前記グランド用のリード端子が前記
    グランド用のスルーホールに挿入されると、前記グラン
    ド用のリード端子と前記導電ランドとが電気的に接続さ
    れる ことを特徴とするプリント基板装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記放電ギャップを、前記第2のスルー
    ホールとの間の任意の箇所に設ける工程が含まれること
    を特徴とする請求項5に記載のプリント基板装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記放電ギャップを、前記導電ランドの
    前記第2のスルーホールに対向する部分に設けられた突
    起パターンによって形成する工程が含まれることを特徴
    とする請求項5又は6に記載のプリント基板装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記導電ランドを、並列された前記第2
    のスルーホールに沿う帯状に形成する工程が含まれるこ
    とを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のプリン
    ト基板装置の製造方法。
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