JP3437665B2 - 内燃機関のための点火コイル - Google Patents
内燃機関のための点火コイルInfo
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- JP3437665B2 JP3437665B2 JP02556995A JP2556995A JP3437665B2 JP 3437665 B2 JP3437665 B2 JP 3437665B2 JP 02556995 A JP02556995 A JP 02556995A JP 2556995 A JP2556995 A JP 2556995A JP 3437665 B2 JP3437665 B2 JP 3437665B2
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- JP
- Japan
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- ignition coil
- core
- thin plate
- plastic
- casing
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/06—Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のための点火コ
イルであって、プラスチックから成るケーシングと、ケ
ーシングから突出しているドームとを備え、ケーシング
は還流コアによって取り囲まれている少くとも１つの主
コアを内包し、該主コアは夫々１つの一次コイルと二次
コイルによって同軸的に取り囲まれており、前記ドーム
は二次コイルに接続されて内燃機関の点火プラグに配設
されている高電圧接続部を有し、主コア及び環流コアが
積層された薄板から組み立てられており、環流コアには
点火コイル用の固定手段を貫通させるための、薄板を貫
通している切欠きが設けられている形式のものに関す
る。
イルであって、プラスチックから成るケーシングと、ケ
ーシングから突出しているドームとを備え、ケーシング
は還流コアによって取り囲まれている少くとも１つの主
コアを内包し、該主コアは夫々１つの一次コイルと二次
コイルによって同軸的に取り囲まれており、前記ドーム
は二次コイルに接続されて内燃機関の点火プラグに配設
されている高電圧接続部を有し、主コア及び環流コアが
積層された薄板から組み立てられており、環流コアには
点火コイル用の固定手段を貫通させるための、薄板を貫
通している切欠きが設けられている形式のものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の公知の点火コイルは、主な特徴
として、一次巻線及び二次巻線を備えてロッドコアとし
て構成されている主コアと、ロッドコアを取り囲んでい
るフレーム状の還流コアと、プラスチックから成ってい
る槽状のケーシングとを有している。
として、一次巻線及び二次巻線を備えてロッドコアとし
て構成されている主コアと、ロッドコアを取り囲んでい
るフレーム状の還流コアと、プラスチックから成ってい
る槽状のケーシングとを有している。
【０００３】還流コアは、主コアと同じ様に積層された
軟磁性の薄板から成り、その対角線方向に向い合って位
置する角隅部に固定アイとして付加部を有しており、該
固定アイは点火コイルの固定のための孔の形状を成した
夫々１つの切欠きを有している。点火コイルは、切欠き
を貫通して案内される固定手段、特にねじ又はねじピン
によって内燃機関のシリンダヘッドカバーに固定され
る。
軟磁性の薄板から成り、その対角線方向に向い合って位
置する角隅部に固定アイとして付加部を有しており、該
固定アイは点火コイルの固定のための孔の形状を成した
夫々１つの切欠きを有している。点火コイルは、切欠き
を貫通して案内される固定手段、特にねじ又はねじピン
によって内燃機関のシリンダヘッドカバーに固定され
る。
【０００４】点火コイルを組立又は分解する場合には、
固定手段が薄板特に閉鎖薄板によって上方側部乃至下方
側部に引っ掛ったり、またこの薄板がそれ以外の薄板か
ら分離されて損傷を受け易いようになっている。このよ
うな形式で点火コイルの機能傷害が発生するおそれがあ
る。
固定手段が薄板特に閉鎖薄板によって上方側部乃至下方
側部に引っ掛ったり、またこの薄板がそれ以外の薄板か
ら分離されて損傷を受け易いようになっている。このよ
うな形式で点火コイルの機能傷害が発生するおそれがあ
る。
【０００５】更に薄板を、切欠き内に挿入された各１つ
の中空リベットによって束ねることが公知である。しか
しこの手段には欠点が存在している。特にリベット工程
の際中空リベットの貫通開口が半径方向で狭小化すると
いう危険が存在しており、その場合は点火コイルを組み
立てることがもはや不可能である。更に中空リベット
は、閉鎖薄板上に形状接続的に載着できないようになっ
ているか、又は中空リベットの縁曲り部における高い変
形率によって亀裂が発生するおそれがある。そのため中
空リベットによって行われる固定結合部に動的な負荷が
作用すると、老化現象が発生し、ひいては点火コイルの
保持機能が劣化してしまう。更に中空リベットを切欠き
内に取り付けるためには、その構成を大量生産ラインで
検査しなければならないような別個の作業工程が必要で
あり、そのために点火コイルの製作費が高くなってい
る。
の中空リベットによって束ねることが公知である。しか
しこの手段には欠点が存在している。特にリベット工程
の際中空リベットの貫通開口が半径方向で狭小化すると
いう危険が存在しており、その場合は点火コイルを組み
立てることがもはや不可能である。更に中空リベット
は、閉鎖薄板上に形状接続的に載着できないようになっ
ているか、又は中空リベットの縁曲り部における高い変
形率によって亀裂が発生するおそれがある。そのため中
空リベットによって行われる固定結合部に動的な負荷が
作用すると、老化現象が発生し、ひいては点火コイルの
保持機能が劣化してしまう。更に中空リベットを切欠き
内に取り付けるためには、その構成を大量生産ラインで
検査しなければならないような別個の作業工程が必要で
あり、そのために点火コイルの製作費が高くなってい
る。
【０００６】
【発明の効果】これに対し請求項１に記載の特徴を備え
た本発明の点火コイルは、前述の不完全さを充分に阻止
することができるという利点を有している。更に環流コ
ア内の切欠きが夫々１つのブッシュによって覆われてお
り、かつこのブッシュは製作技術的に好都合な形式でプ
ラスチック射出成形部分として環流コアのプラスチック
被覆部と一緒に製造可能である。
た本発明の点火コイルは、前述の不完全さを充分に阻止
することができるという利点を有している。更に環流コ
ア内の切欠きが夫々１つのブッシュによって覆われてお
り、かつこのブッシュは製作技術的に好都合な形式でプ
ラスチック射出成形部分として環流コアのプラスチック
被覆部と一緒に製造可能である。
【０００７】このブッシュによって、切欠きの領域にお
ける固定手段と環流コアの薄板との接触が阻止されてお
り、そのため組立又は分解の際、点火コイルが薄板の曲
げによって損傷を受けないようになっている。ブッシュ
がプラスチック射出成形部分として形成されているた
め、それに伴う製作精度によって、ブッシュの貫通開口
の半径方向の狭窄部とブッシュとの老化を阻止すること
ができ、かつ内燃機関への点火コイルの確実で恒久的な
固定が実現可能である。
ける固定手段と環流コアの薄板との接触が阻止されてお
り、そのため組立又は分解の際、点火コイルが薄板の曲
げによって損傷を受けないようになっている。ブッシュ
がプラスチック射出成形部分として形成されているた
め、それに伴う製作精度によって、ブッシュの貫通開口
の半径方向の狭窄部とブッシュとの老化を阻止すること
ができ、かつ内燃機関への点火コイルの確実で恒久的な
固定が実現可能である。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図面に図示し、次にこれを
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【０００９】図１及び図２に基く内燃機関のための点火
コイルは、主要な構成部分として、ケーシング１１と、
ケーシング１１内に埋め込まれてフレーム状に閉じられ
ている環流コア１２と、環流コア１２によって取り囲ま
れた主コア１３と、ケーシング１１の部分としてケーシ
ング１１の基体１４から突出しているドーム１６とを有
しており、前記主コア１３は、この例ではロッドコアと
して形成されていて、夫々１つの巻線部体上に配置され
た一次コイルと二次コイルによって同軸的に取り囲まれ
ており、前記ドーム１６は、二次コイルに接続された高
電圧接続部を有し、該高電圧接続部は通常の形式で、図
示されていない内燃機関の点火プラグに配設されてい
る。
コイルは、主要な構成部分として、ケーシング１１と、
ケーシング１１内に埋め込まれてフレーム状に閉じられ
ている環流コア１２と、環流コア１２によって取り囲ま
れた主コア１３と、ケーシング１１の部分としてケーシ
ング１１の基体１４から突出しているドーム１６とを有
しており、前記主コア１３は、この例ではロッドコアと
して形成されていて、夫々１つの巻線部体上に配置され
た一次コイルと二次コイルによって同軸的に取り囲まれ
ており、前記ドーム１６は、二次コイルに接続された高
電圧接続部を有し、該高電圧接続部は通常の形式で、図
示されていない内燃機関の点火プラグに配設されてい
る。
【００１０】ケーシング１１は射出成形法で加工された
プラスチックから成っていて、取り囲んでいるコイルを
備えた主コア１３のための受容部分として役立っている
槽状の基体１４を有している。
プラスチックから成っていて、取り囲んでいるコイルを
備えた主コア１３のための受容部分として役立っている
槽状の基体１４を有している。
【００１１】基体１４はその上方側部に入口開口部１９
を有し、該開口部１９を介して主コア１３及びコイルか
ら形成された構造グループが基体１４の内室２１内に挿
入されかつ注型樹脂によって封鎖されている。基体１４
はその下方側部において底部２２によって閉ざされてい
る。この底部２２から、主コア１３上に取り付けられた
巻線に対する立体的な配置によってスリーブ状のドーム
１６が突き出ている。
を有し、該開口部１９を介して主コア１３及びコイルか
ら形成された構造グループが基体１４の内室２１内に挿
入されかつ注型樹脂によって封鎖されている。基体１４
はその下方側部において底部２２によって閉ざされてい
る。この底部２２から、主コア１３上に取り付けられた
巻線に対する立体的な配置によってスリーブ状のドーム
１６が突き出ている。
【００１２】環流コア１２は、その基本形状が近似的に
方形のフレームとして構成されていて、２つの長手方向
脚部２３と２つの横方向脚部２４とを有しており、その
際対角線方向に向い合って位置するコーナ部から突き出
て、孔２５の形状を成した夫夫１つの切欠きを備えてい
る付加部２６が、固定アイとして取り付けられている。
環流コア１２は、主コア１３の場合と同じ様に、軟鉄か
ら成る積層薄板２７から成り、該薄板２７は環流コア１
２の上方及び下方側部において夫々１つの閉鎖薄板２８
によって閉ざされている。環流コア１２には、図２及び
図３で明らかなように、付加部２６の端面３４を除いて
射出成形法の１つの作業工程でケーシング１１を製造す
ることによって、プラスチック被覆部３５を完全に設け
ることができ、かつケーシング１１の壁部内に完全に包
含することによってケーシングの支持部材を形成するこ
とができる。
方形のフレームとして構成されていて、２つの長手方向
脚部２３と２つの横方向脚部２４とを有しており、その
際対角線方向に向い合って位置するコーナ部から突き出
て、孔２５の形状を成した夫夫１つの切欠きを備えてい
る付加部２６が、固定アイとして取り付けられている。
環流コア１２は、主コア１３の場合と同じ様に、軟鉄か
ら成る積層薄板２７から成り、該薄板２７は環流コア１
２の上方及び下方側部において夫々１つの閉鎖薄板２８
によって閉ざされている。環流コア１２には、図２及び
図３で明らかなように、付加部２６の端面３４を除いて
射出成形法の１つの作業工程でケーシング１１を製造す
ることによって、プラスチック被覆部３５を完全に設け
ることができ、かつケーシング１１の壁部内に完全に包
含することによってケーシングの支持部材を形成するこ
とができる。
【００１３】貫通孔として形成された各々の孔２５はプ
ラスチックから成るほぼ円筒形のスリーブ２９によって
覆われており、該スリーブ２９は端面側で閉鎖薄板２８
によって閉じられている。スリーブ２９はその長手方向
の延長部に亘ってその外套面から突出するウエブ３１を
有し、該ウエブ３１を介してスリーブ２９は、付加部２
６の壁部から分離して半径方向に向いているスリット３
２を充填して環流コア１２のプラスチック被覆部３５に
１体状に結合されており、ひいては同じ様にケーシング
１１に１体状に結合されている。
ラスチックから成るほぼ円筒形のスリーブ２９によって
覆われており、該スリーブ２９は端面側で閉鎖薄板２８
によって閉じられている。スリーブ２９はその長手方向
の延長部に亘ってその外套面から突出するウエブ３１を
有し、該ウエブ３１を介してスリーブ２９は、付加部２
６の壁部から分離して半径方向に向いているスリット３
２を充填して環流コア１２のプラスチック被覆部３５に
１体状に結合されており、ひいては同じ様にケーシング
１１に１体状に結合されている。
【００１４】図４及び図５に対応する別の構成にあって
は、環流コア１２が切欠き２５の領域に半径方向に向い
たスリット３２を有しており、該スリット３２は両閉鎖
薄板２８の間に位置する内方の薄板２７だけに亘って延
びている。更に別の構成にあっては、閉鎖薄板２８の直
後に位置する夫々別の２つの薄板２７にもスリットが設
けられていない。従ってこのスリットの設けられていな
い薄板２７，２８は、スリーブ２９の周囲を閉ざしてい
て特に安定している。残っているウエブ３１は、図２及
び図３に基く構成に比較して小さいけれども、射出成形
法のためには充分な横断面を有している。
は、環流コア１２が切欠き２５の領域に半径方向に向い
たスリット３２を有しており、該スリット３２は両閉鎖
薄板２８の間に位置する内方の薄板２７だけに亘って延
びている。更に別の構成にあっては、閉鎖薄板２８の直
後に位置する夫々別の２つの薄板２７にもスリットが設
けられていない。従ってこのスリットの設けられていな
い薄板２７，２８は、スリーブ２９の周囲を閉ざしてい
て特に安定している。残っているウエブ３１は、図２及
び図３に基く構成に比較して小さいけれども、射出成形
法のためには充分な横断面を有している。
【００１５】図６によれば、各スリーブ２９の内套面に
は長手方向に延びる溝３３が設けられており、該溝３３
はスリーブ２９の壁部に沿いスリーブ２９の部分長さに
亘って延びている。溝３３は射出成形工具のセンタリン
グノッチの形成を可能にしており、スリーブ２９の夫々
の内套面によってスリーブ２９の位置を正確に決めるこ
とができ、点火コイルの組立の際には点火コイルの位置
決めができるようになっている。
は長手方向に延びる溝３３が設けられており、該溝３３
はスリーブ２９の壁部に沿いスリーブ２９の部分長さに
亘って延びている。溝３３は射出成形工具のセンタリン
グノッチの形成を可能にしており、スリーブ２９の夫々
の内套面によってスリーブ２９の位置を正確に決めるこ
とができ、点火コイルの組立の際には点火コイルの位置
決めができるようになっている。
【００１６】この組立に伴って点火コイルは、スリーブ
２９を貫いて案内されているねじによって内燃機関のシ
リンダヘッドカバーに螺着される。螺着工程の際各ねじ
は夫夫スリーブ２９の内方に案内されており、このため
ねじと薄板２７，２８との引っ掛りや環流コア１２の変
形が発生しないようになっている。このことは、例えば
配設された点火プラグの取換えの際に必要な点火コイル
の分解の場合にも同じ様に当て嵌る。
２９を貫いて案内されているねじによって内燃機関のシ
リンダヘッドカバーに螺着される。螺着工程の際各ねじ
は夫夫スリーブ２９の内方に案内されており、このため
ねじと薄板２７，２８との引っ掛りや環流コア１２の変
形が発生しないようになっている。このことは、例えば
配設された点火プラグの取換えの際に必要な点火コイル
の分解の場合にも同じ様に当て嵌る。
【００１７】内燃機関へ点火コイルを固定する別の形式
としては、スリーブ２９を貫いて案内されてシリンダヘ
ッドカバーに固定されている控えボルトを介し、ナット
を用いて行うという形式がある。
としては、スリーブ２９を貫いて案内されてシリンダヘ
ッドカバーに固定されている控えボルトを介し、ナット
を用いて行うという形式がある。
【００１８】両場合ともスリーブ２９は、薄板２７特に
閉鎖薄板２８を、組立の損傷に対してコスト的に有利に
保護している。
閉鎖薄板２８を、組立の損傷に対してコスト的に有利に
保護している。
【図１】本発明の点火コイルの縦断面図であって、よく
みえるように図面には、個々の領域だけが切断されて図
示されている。
みえるように図面には、個々の領域だけが切断されて図
示されている。
【図２】図１の点火コイルを下方からみた図である。
【図３】点火コイルの環流コアの付加部の、図２の線Ａ
−Ａに沿った縦断面図である。
−Ａに沿った縦断面図である。
【図４】付加部の別の構成の図である。
【図５】図４の線Ｂ−Ｂに沿った付加部の縦断面図であ
る。
る。
【図６】図２の線Ｃ−Ｃに沿った付加部の縦断面図であ
る。
る。
１１ ケーシング
１２ 環流コア
１３ 主コア
１４ 基体
１６ ドーム
１９ 入口開口部
２１ 内室
２２ 底部
２３ 長手方向脚部
２４ 横方向脚部
２５ 切欠き
２６ 付加部
２７ 薄板
２８ 閉鎖薄板
２９ スリーブ
３１ ウエブ
３２ スリット
３３ 溝
３４ 端面
３５ プラスチック被覆部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−37620（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01F 38/12
Claims (8)
- 【請求項１】 内燃機関のための点火コイルであって、
プラスチックから成るケーシング（１１）と、ケーシン
グ（１１）から突出しているドーム（１６）とを備え、
ケーシング（１１）は還流コア（１２）によって取り囲
まれている少くとも１つの主コア（１３）を内包し、該
主コア（１３）は夫々１つの一次コイルと二次コイルに
よって同軸的に取り囲まれており、前記ドーム（１６）
は二次コイルに接続されて内燃機関の点火プラグに配設
されている高電圧接続部を有し、主コア（１３）及び環
流コア（１２）が積層された薄板（２７）から組み立て
られており、環流コア（１２）には点火コイル用の固定
手段を貫通させるための、薄板（２７）を貫通している
切欠き（２５）が設けられている形式のものにおいて、 切欠き（２５）が夫々１つのブッシュ（２９）によって
覆われ、かつブッシュ（２９）がプラスチック射出部分
として還流コア（１２）のプラスチック被覆部（３５）
に１体状に結合されていることを特徴とする、内燃機関
のための点火コイル。 - 【請求項２】 ブッシュ（２９）が外側にウエブ（３
１）を有し、該ウエブ（３１）を介してブッシュ（２
９）はプラスチック被覆部（３５）に結合されているこ
とを特徴とする、請求項１記載の点火コイル。 - 【請求項３】 射出工程の際ウエブ（３１）を形成する
ため、スリーブ（２９）とプラスチック被覆部（３５）
との間でプラスチックを貫流させる貫通口としてスリッ
ト（３２）が薄板（２７）内に設けられていることを特
徴とする、請求項２記載の点火コイル。 - 【請求項４】 切欠き（２５）が環流コア（１２）を突
き抜ける孔（２５）として延び、かつスリット（３２）
が孔（２５）の方向に延びていることを特徴とする、請
求項３記載の点火コイル。 - 【請求項５】 スリット（３２）が総ての薄板（２７）
を突き抜けていることを特徴とする、請求項４記載の点
火コイル。 - 【請求項６】 スリット（３２）が内方に位置する薄板
（２７）だけを突き抜け、かつ軸方向の長さが少くとも
還流コア（１２）を端面側で閉じている閉鎖薄板（２
８）の手前で終了していることを特徴とする、請求項５
記載の点火コイル。 - 【請求項７】 ブッシュ（２９）には溝（３３）が設け
られており、該溝（３３）はブッシュ（２９）の部分長
さに亘って延びていることを特徴とする、請求項１から
６までのいずれか１項記載の点火コイル。 - 【請求項８】 プラスチック被覆部（３５）がケーシン
グ（１１）と１体に形成されていることを特徴とする、
請求項１から７までのいずれか１項記載の点火コイル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4404957A DE4404957C2 (de) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | Zündspule für eine Brennkraftmaschine |
| DE4404957.9 | 1994-02-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263259A JPH07263259A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3437665B2 true JP3437665B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=6510412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02556995A Expired - Fee Related JP3437665B2 (ja) | 1994-02-17 | 1995-02-14 | 内燃機関のための点火コイル |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5497756A (ja) |
| JP (1) | JP3437665B2 (ja) |
| BR (1) | BR9500641A (ja) |
| DE (1) | DE4404957C2 (ja) |
| ES (1) | ES2116876B1 (ja) |
| FR (1) | FR2716238B1 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3165000B2 (ja) * | 1995-04-21 | 2001-05-14 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関用点火装置 |
| DE19738803B4 (de) * | 1997-09-05 | 2018-05-24 | Robert Bosch Gmbh | Gehäuse für ein Gerät, insbesondere Sensor für Kraftfahrzeuge |
| US6717412B1 (en) | 1999-09-24 | 2004-04-06 | Snap-On Technologies, Inc. | Ignition signal pickup interface box |
| JP4338476B2 (ja) * | 2003-08-27 | 2009-10-07 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用点火コイル装置 |
| US7209023B2 (en) | 2004-03-24 | 2007-04-24 | Ford Motor Company | Ignition coil with separating wall |
| JP4410198B2 (ja) * | 2006-02-07 | 2010-02-03 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用点火装置 |
| JP4203086B2 (ja) * | 2006-07-04 | 2008-12-24 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関用点火装置 |
| JP4992926B2 (ja) * | 2008-04-22 | 2012-08-08 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火コイル |
| FR2933528B1 (fr) * | 2008-07-07 | 2010-08-27 | Electricfil Automotive | Module d'allumage pour bobine de moteur thermique a combustion interne et allumage commande |
| JP6585412B2 (ja) * | 2015-07-29 | 2019-10-02 | 株式会社タムラ製作所 | インダクタ |
| US11482367B2 (en) * | 2016-09-28 | 2022-10-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Ignition coil |
| JP7232027B2 (ja) * | 2018-12-04 | 2023-03-02 | ダイヤゼブラ電機株式会社 | イグナイタ組立体およびイグナイタユニット |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5450733A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-20 | Hitachi Ltd | Ignitor for internal combustion engine |
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