JP3436501B2 - 角度調整具 - Google Patents

角度調整具

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JP3436501B2
JP3436501B2 JP02670599A JP2670599A JP3436501B2 JP 3436501 B2 JP3436501 B2 JP 3436501B2 JP 02670599 A JP02670599 A JP 02670599A JP 2670599 A JP2670599 A JP 2670599A JP 3436501 B2 JP3436501 B2 JP 3436501B2
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    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/024Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
    • A47C1/026Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C20/00Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like
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    • A47C20/043Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
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    • Y10T403/32262At selected angle
    • Y10T403/32319At selected angle including pivot stud
    • Y10T403/32368At selected angle including pivot stud including radial interengaging tongue and slot or serrations

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座椅子,折り畳み
ベッド等の例えば背もたれ部の傾斜角度を調整する角度
調整具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、背もたれ部及び脚載せ部を座部
に対して3つ折りに畳むことによって運搬が容易となる
折り畳みベッドは、背もたれ部及び脚載せ部を構成する
各フレームを座部のフレームに対して角度調整具を介し
て連結してあり、これによって背もたれ部及び脚載せ部
の座部に対する傾斜角度を調整することが可能となって
いる。
【0003】このような角度調整具は、例えば、本願発
明者らにより実公昭59−20118号公報に開示され
ている如く、例えば座部及び背もたれ部を構成する2つ
のフレームの先端部分に夫々連結するための連結部分を
備えている。
【0004】一般的に固定側となる座部側の連結部分に
は、折り畳みベッドの幅方向にそれらの厚さ方向を向け
た一対の円盤状部分が設けられ、これら円盤状部分の間
に、可動側となる背もたれ部側の連結部分にその厚さ方
向を前記幅方向へ向けて設けられた平歯車状のラチェッ
トギヤを同軸的に支持してある。
【0005】また、前記一対の円盤状部分の間には、鉤
状のラチェットが前記幅方向の軸回りの揺動自在に支持
されており、ラチェットギヤのギヤ歯に係合する方向に
バネにより付勢されている。
【0006】ギヤ歯は、背もたれ部を折り畳むのに伴う
ラチェットギヤの回転に対して、ラチェットをバネに抗
して押しつつ、ラチェットとの係合を解除することがで
きるようなテーパ面を有しているが、隣接するギヤ歯に
ラチェットが到達すると再びバネによって付勢されてい
るラチェットがこのギヤ歯に係合するようになってい
る。また、ギヤ歯は、背もたれ部を展開するのに伴うラ
チェットギヤの回転に対しては、ラチェットとの係合を
維持するような形状の面を有している。
【0007】従って、折り畳み方向に対しては背もたれ
部の傾斜角度を自在に変更することが可能であるが、展
開方向に対してはロックするので、背もたれ部の座部に
対する傾斜角度をギヤ歯に応じて段階的に調整すること
が可能となっている。
【0008】なお、以上の如き角度調整具は、背もたれ
部の折り畳み方向への傾斜角度が所定角度に達するのに
応じて、ラチェットをバネに抗して押してギヤ歯との係
合を解除する解除機構を備えており、該解除機構は、解
除後に背もたれ部が最展開位置まで回転されるのに応じ
て再び元の係合状態に戻すようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の角度調整具においては、ラチェットギヤのギヤ歯の
一つをラチェットが係止することによって、例えば折り
畳みベッドの背もたれ部を所定角度に保持するため、こ
の折り畳みベッド上に人が横たわった際の荷重が単一の
ギヤ歯及びラチェットに集中するという問題があった。
【0010】このような問題を解決すべく、ギヤ歯及び
ラチェットを大型のものに変更することが考えられる
が、角度調整具全体が大型化して横たわる人に干渉する
等の不具合がある。また、角度調整具全体の大きさを変
更しないでギヤ歯のみを大きくした場合には、歯数が減
少して1段階当りの調整角度が大きくなるという新たな
問題が生じる。
【0011】また、大きさを変更することなく、ギヤ歯
及びラチェットに浸炭焼入れを施して硬度を高めたり、
硬度が高い材質を用いたりすることも考えられるが、製
造コストが増大するという問題が生じる。
【0012】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、回転軸回りに互いに相対回転する一対の回転体
の前記回転軸方向の対向面に複数の係合部分を設け、こ
れら回転体の係合部分が互いに係合することを維持すべ
く付勢手段で対向方向へ付勢することにより、大型化を
回避して安価に構成することができる強靭な角度調整具
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る角度調整
具は、回転軸を介して連結された一対の回転体の相対回
転位置を段階的に調整することが可能な角度調整具にお
いて、前記回転軸方向に対向する前記一対の回転体の面
に設けられた複数の係合部分と、前記一対の回転体を対
向方向へ付勢する付勢手段と、前記一対の回転体の間に
同心配置された解除体とを備え、該解除体は、前記一対
の回転体の何れか一方に対して第1回転位置にある際
に、前記一対の回転体の互いの係合を許容し、第2回転
位置にある際に、前記一対の回転体を互いに離隔させて
係合を解除すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】
【0015】第発明に係る角度調整具は、第発明の
角度調整具において、前記一方の回転体又は解除体の何
れか一方が、他方との対向面に凸部分を備え、前記他方
が、前記一方との対向面に、前記解除体が前記第1回転
位置にある際に前記凸部分に係合する凹部分を備えてお
り、前記凸部分が、前記解除体が前記第2回転位置にあ
る際に前記凹部分以外の前記他方の対向面に当接するこ
とにより、前記一方を前記他方から離隔させるべくなし
てあることを特徴とする。
【0016】第発明に係る角度調整具は、第又は第
発明の角度調整具において、前記解除体が、前記他方
の回転体に対する相対回転方向に所定長離隔して設けら
れた2つの当接部分を備え、前記他方の回転体が、前記
解除体との相対回転に応じて前記2つの当接部分の間を
移動する移動部分を備え、該移動部分が、前記2つの当
接部分に夫々当接することにより、前記解除体を前記一
方の回転体に対して前記第1及び第2回転位置に回転す
べくなしてあることを特徴とする。
【0017】第発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記回転軸が、リベットか
らなることを特徴とする。
【0018】第発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記付勢手段が、渦巻状の
バネであることを特徴とする。
【0019】第発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、各係合部分が、それが設け
られた回転体の回転半径方向断面視で前記回転体の対向
面を含めた三角形状に夫々形成され、前記対向面以外の
何れかの辺部分にて、いま一つの回転体の係合部分の対
応する辺部分に係合すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0020】第発明に係る角度調整具は、第発明の
角度調整具において、前記辺部分が、前記対向方向から
係合方向に所定角度傾斜していることを特徴とする。
【0021】第発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、各係合部分が、それが設け
られる回転体の一部を切り曲げて形成してあることを特
徴とする。
【0022】第発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記複数の係合部分が、そ
れが設けられる回転体の異なる径方向位置に複数列に配
置されていることを特徴とする。
【0023】第1発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記複数の係合部分が、
対向する前記一対の回転体の間で、前記回転方向の配置
間隔を異ならせてあることを特徴とする。
【0024】第1発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記一対の回転体の少
なくとも一方が、棒状又は管状部材に連結する連結部分
を備えることを特徴とする。
【0025】第1発明に係る角度調整具は、第1
明の角度調整具において、前記連結部分が、筒状をなす
ことを特徴とする。
【0026】第1発明に係る角度調整具は、第1
は第1発明の角度調整具において、前記一対の回転体
の少なくとも一方が、前記連結部分と一体形成されてい
ることを特徴とする。
【0027】第1発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記一対の回転体の少
なくとも一方が、前記複数の係合部分と合成樹脂により
一体成形されていることを特徴とする。
【0028】第1発明に係る角度調整具は、第1〜第
発明の角度調整具において、前記一対の回転体の少
なくとも一方が、その回転半径方向の外方から前記複数
の係合部分の一部又は全部を覆うべく設けられたカバー
を備えることを特徴とする。
【0029】第1発明に係る角度調整具は、第1
明の角度調整具において、前記一対の回転体の少なくと
も一方と、前記カバーとを一体形成してあることを特徴
とする。
【0030】第1発明に係る角度調整具によれば、回転
軸を介して連結され、前記回転軸回りに相対回転する一
対の回転体の前記回転軸方向に対向する面に係合部分を
夫々複数個設け、これらの回転体の互いの係合を保持す
べく対向方向へ付勢する付勢手段を設ける構成としたの
で、複数の係合部分で互いに係合して非常に大きな係合
力を有した強靭な角度調整具を簡易でコンパクトに構成
することができる。
【0031】なお、本発明に係る角度調整具は、前述し
た如き折り畳みベッド,座椅子等に後述するような連結
部分を介して設けることができるが、その適用範囲を折
り畳みベッド,座椅子等に限定するものではなく、他の
角度調整を行なうものに利用することが可能である。ま
た、折り畳みベッド,座椅子等へは、前記連結部分を介
して取り付ける必要はなく、前記回転体に直接又は間接
的に取り付けることができる。
【0032】また、前記一対の回転体の間に解除体を同
心配置し、この解除体が、前記一対の回転体の何れか一
方に対して第1回転位置にある際に、前記一対の回転体
の互いの係合を許容し、第2回転位置にある際に、前記
一対の回転体を互いに離隔させて係合を解除するべくな
してある構成としたので、簡易な構成で前述の如き角度
調整具に係合状態の解除機構を付与することができる。
【0033】第発明に係る角度調整具によれば、前記
一方の回転体又は解除体の何れか一方は、他方との対向
面に凸部分を備え、また、前記他方は、前記一方との対
向面に、前記解除体が前記第1回転位置にある際に前記
凸部分に係合する凹部分を備えており、前記凸部分は、
前記解除体が前記第2回転位置にある際に前記凹部分以
外の前記他方の対向面に当接することにより、前記一方
を前記他方から離隔させる構成としたので、前記第1回
転位置にある際には、前記凸部分及び凹部分が嵌合して
前記解除体が前記一方の回転体に例えば密着した如き状
態となり、これによって前記一対の回転体が互いに係合
する状態となる。一方、前記第2回転位置にある際に
は、前記凸部分が前記凹部分以外の前記他方の対向面に
当接して上述した密着状態に対して相対的に前記一方の
回転体及び解除体とが離隔した状態となる。従って、前
記一方の回転体及び他方の回転体が互いに離隔すること
となり、前述した如き係合の解除を行なうことができる
ようになっている。
【0034】第発明に係る角度調整具によれば、前記
解除体は、前記他方の回転体に対する相対回転方向に所
定長離隔して設けられた2つの当接部分を備え、前記他
方の回転体は、前記解除体との相対回転に応じて前記2
つの当接部分の間を移動する移動部分を備えており、該
移動部分は、前記2つの当接部分に夫々当接することに
より、前記解除体を前記一方の回転体に対して前記第1
及び第2回転位置に回転する構成としたので、前述した
ような解除体の回転機構を簡易に実現することができ
る。
【0035】第発明に係る角度調整具によれば、前記
一対の回転体を連結する回転軸をリベットから構成した
ので、前記回転軸方向の角度調整具全体の寸法をコンパ
クトに構成することができる。
【0036】第発明に係る角度調整具によれば、付勢
手段を渦巻状のバネから構成したので、前記回転方向の
角度調整具全体の寸法を更にコンパクトに構成すること
ができる。なお、渦巻状のバネとしては、線材からなる
円錐バネ,板材からなる竹の子バネ等を用いることがで
きる。
【0037】第発明に係る角度調整具によれば、各係
合部分は、それが設けられた回転体の回転半径方向断面
視で、回転体の対向面を含めた三角形状に夫々形成さ
れ、対向面以外の何れかの辺部分にて、対向する回転体
の係合部分の対応する辺部分に互いに係合する構成とし
たので、非常に簡単な三角歯形状で各係合部分を構成す
ることができる。
【0038】第発明に係る角度調整具によれば、前述
した辺部分を、対向方向から係合方向に所定角度傾斜さ
せて鋸歯状に構成したので、係合状態を維持する回転体
の相対回転方向へ力が加えられている場合には、各回転
体を互いから引き離して係合状態を解除するためには、
前記力に抗した方向へ各回転体を相対回転しつつ各回転
体を引き離す必要があり、不用意に係合状態が解除され
ないようにすることができる。
【0039】第発明に係る角度調整具によれば、各係
合部分を回転体の一部を切り曲げて形成する構成とした
ので、一般的に金属板から形成される回転体に、係合部
分を容易に一体形成することができる。
【0040】第発明に係る角度調整具によれば、回転
体の異なる径方向位置に係合部分を複数列に配置してあ
る構成としたので、より多くの係合部分を設けることが
でき、これによって更に小さい角度毎の調整を行なうこ
とができる。
【0041】第1発明に係る角度調整具によれば、一
対の回転体の間で、係合部分の回転円周方向の配置間隔
を異ならせてある構成としたので、少ない係合部分の個
数で、各回転体における係合部分の等配角度の最大公約
数に応じた角度毎での調整を行なうことができる。
【0042】第1発明に係る角度調整具によれば、一
対の回転体の少なくとも一方に、棒状又は管状部材に連
結する連結部分を設ける構成としたので、例えば座椅
子,折り畳みベッド等のフレームを容易に連結すること
ができる。
【0043】第1発明に係る角度調整具によれば、上
述の連結部分を筒状に構成したので、前記フレームを嵌
合して更に容易に連結することができる。
【0044】第1発明に係る角度調整具によれば、一
対の回転体の少なくとも一方と、連結部分とを一体形成
する構成としたので、例えば金属製の板材から形成する
ことにより、安価に構成することができる。
【0045】第1発明に係る角度調整具によれば、回
転体と、係合部分とを合成樹脂により一体成形する構成
としたので、より安価に角度調整具を構成することがで
きる。
【0046】第1発明に係る角度調整具によれば、一
対の回転体の少なくとも一方に、その回転半径方向の外
方から係合部分を覆うカバーを設ける構成としたので、
係合部分の係合面等への外部からのゴミの侵入を防ぐこ
とができる。
【0047】第1発明に係る角度調整具によれば、上
述したカバーを、一対の回転体の少なくとも一方に一体
形成する構成としたので、このようなカバーを備えた角
度調整具をより安価に構成することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。
【0049】実施の形態1.図1は、本発明に係る角度
調整具の実施の形態1の構成を示す分解斜視図である。
本実施の形態に係る角度調整具は、一対のアーム1,2
と、解除体3と、ボルト4と、ナット5と、バネ6とか
ら構成されており、例えばアーム1,2を折り畳みベッ
ドの連結すべき一対のフレームに夫々繋げて用いられ
る。
【0050】各アーム1,2は、金属製の板材から形成
され、平面視で略P字形をなしている。このP字形をな
した頭(大側)部分は、円盤状をなす回転体としての回
転部分10,20を夫々構成し、足(小側)部分は、帯
状をなす連結部分11,21を夫々構成している。
【0051】なお、図1においては説明を簡略化するた
めに、これらのアーム1,2が、そのP字形の横側(連
結部分11,21の幅方向)に突出する回転部分10,
20を上側に向け、各連結部分11,21を水平に向け
てある。
【0052】また、一方のアーム1が、その連結部分1
1の先端を左側へ、他方のアーム2が、アーム1の前側
にて、その連結部分21の先端を右側へ夫々向けた状態
にしてあり、この状態を初期状態としている。
【0053】アーム1の回転部分10の中央には、回転
軸としてのボルト4の挿通孔12が穿設されている。ま
た、回転部分10の手前側面の縁端部分には、円周方向
の一部に亘って複数の係合部分としてのラチェットギヤ
13が形成されている。
【0054】各ギヤ歯13aは、回転部分10の半径方
向にその尾根部分を向けた山形に形成されている。ま
た、ラチェットギヤ13の半径方向に内方位置には、移
動部分としての制御ピン14が手前側へ突出して設けら
れている。
【0055】図2は、いま一つのアーム2及び解除体3
の構成を夫々示す平面図であり、奥側から見た状態を示
している。図2(a)に示す如く、このアーム2の回転
部分20には、アーム1と同様に、挿通孔22及びラチ
ェットギヤ23が設けられている。また、アーム1に設
けられた制御ピン14に対応する回転部分20の奥側面
の位置には、円周方向に120°の長さを有するスリッ
ト24が設けられている。さらに、回転部分20には、
円周方向に適宜の間隔で凹部分としての3つのピット孔
25,25,25が穿設され、各ピット孔25の図2に
おける反時計方向の同一角度位置(20°)には、凸部
分としての解除ピン26が夫々設けられている。
【0056】また、図2(b)に示す如く、解除体3
は、略円盤状をなし、その縁端部分を円周方向に100
°に亘って欠落させた欠落部分31を形成してある。ま
た、解除体3の中央部分には、ボルト4の挿通孔32が
穿設されている。さらに、解除体3には、アーム2に設
けられた3つの解除ピン26,26,26に対応する位
置に、これらを内嵌する凹部分としてのピット孔33,
33,33が穿設され、また、アーム2側のピット孔2
5,25,25に対応する位置に、凸部分としての解除
ピン34,34,34が設けられている。
【0057】このように各部が構成されており、ボルト
4をアーム1側から解除体3,アーム2,及びコイルバ
ネからなるバネ6の順に挿通させ、ナット5を適宜の力
で締め付けることによって組み立てられるようになって
いる(図4参照)。
【0058】図3は、アーム1,2の上面図であり、図
3(a)においてはアーム2のみを示し、図3(b)に
おいてはアーム1,2を組み合わせた状態を示してあ
る。
【0059】図3(a)に示す如く、山形に形成された
アーム2のラチェットギヤ23は、その各ギヤ歯23a
を回転部分20の半径方向視で略直角三角形に形成され
ており、上面から見た際に、上側のギヤ歯23aの直立
辺が図2における右側に配置されるように全てのギヤ歯
23a,23a,…が同一方向に向けられている。
【0060】なお、図3(b)に示す如く、アーム1側
の各ギヤ歯13aも、アーム1をアーム2と同一の向き
に配置した場合に上述と同一の構成となるように形成さ
れている。従って、図3(b)に示す如く、アーム1,
2を対向して組み合わせた状態でラチェットギヤ13,
23が丁度噛み合うようになっている。
【0061】なお、各ギヤ歯13aに焼入れを施すこと
により、前述した如く、その硬度を高めることが可能で
ある。例えば、浸炭焼入れを施すことにより、約30%
硬度を高めることが可能となっている。
【0062】図4〜図7は、本発明に係る角度調整具の
動作を説明するための説明図である。なお、図4(a)
〜図7(a)においては、角度調整具を手前側から見た
状態を夫々示し、図示の明確化のため、ナット5及びバ
ネ6は図示を省略してある。また、図4(b)〜図7
(b)においては、図4(a)〜図7(a)の縦断面図
を夫々示してある。
【0063】図4に示す如く、制御ピン14が回転部分
10の円周方向の最下方位置近傍に位置しており、初期
状態においては、回転部分20のスリット24の(図4
における)反時計方向の端部に当接されているととも
に、一方の当接部分としての解除体3の欠落部分31の
(図4における)反時計方向の端部31aに当接されて
いる。
【0064】また、前述した如く、アーム2側の各解除
ピン26は解除体3側の各ピット孔33に、また、解除
体3側の各解除ピン34はアーム2側の各ピット孔25
に夫々嵌合している。従って、この状態においては、図
4(b)に示す如く、バネ6によりアーム1側へ付勢さ
れているアーム2の回転部分20は、解除体3を介して
回転部分10に略密着し、また、そのラチェットギヤ2
3を回転部分10のラチェットギヤ13に当接してい
る。
【0065】図4の状態においては、アーム1側のラチ
ェットギヤ13と、アーム2側のラチェットギヤ23と
が噛み合った係合状態にあり、例えばアーム1側を固定
側として、アーム2側をボルト4を回転軸に時計方向へ
回転させることができないようになっている。
【0066】一方、アーム2の反時計方向への回転に伴
い、ラチェットギヤ13,23は、互いに接している各
ギヤ歯13a,23aの傾斜面に沿って乗り上げる態様
に、バネ6の付勢力に抗してアーム2をアーム1に対し
て離反する方向へ押し出し、ラチェットギヤ13,23
の係合状態を解除する。
【0067】従って、アーム2は反時計方向へ回転を開
始するが、隣接するギヤ歯13a,23aに到達した時
点で再びバネ6に付勢されて図5の状態となる。
【0068】このように、ギヤ歯13a,23aが形成
された角度毎に、図5及び図6に示す如く、アーム2の
アーム1に対する回転位置を調整することができるよう
になっており、この回転するアーム2の回転部分20に
伴って回転部分20のピット孔25及び解除ピン26に
嵌合した解除体3が連動回転する。この解除体3の回転
部分20に対する相対回転位置を第1回転位置としてあ
る。
【0069】そして、図7に示す如く、アーム2が図5
に示した初期状態から100°回転した位置で、解除体
3の欠落部分31の時計方向の端部31bが、アーム1
の制御ピン14に当接し、これによって解除体3のこの
方向への回転が拘束される。但し、アーム2は、そのス
リット24の時計方向端部にアーム1の制御ピン14が
当接するまで20°更に回転することができる。
【0070】この20°のアーム2及び解除体3の回転
位置のずれにより、換言すれば、解除体3がアーム2側
の回転部分20に対して第1回転位置とは異なる第2回
転位置にまで回転することにより、アーム2の解除ピン
26が解除体3の解除ピン34に乗り上げ、これによっ
てバネ6に抗してアーム2をアーム1から離隔する方向
へ押し出し、ラチェットギヤ13,23の係合状態を解
除する。
【0071】なお、解除体3側の解除ピン34は、厳密
にはピンと云うよりも、むしろその頂部を陥没された形
状をなしており、この陥没した部分にアーム2側の解除
ピン26の先端を嵌合するようにしてあり、この係合の
解除状態を維持することができるようになっている。
【0072】さらに、この解除状態で、アーム2を時計
方向へ回転するのに伴い、解除体3が連動して回転し、
100°回転した位置で解除体3の欠落部分31の反時
計方向の端部31aがアーム1の制御ピン14に当接
し、この方向への解除体3の更なる回転を拘束される。
但し、アーム2は、そのスリット24の反時計方向端部
にアーム1の制御ピン14が当接するまで20°更に回
転することができる。
【0073】この20°のアーム2及び解除体3の回転
位置のずれにより、解除体3側の解除ピン34に乗り上
げていたアーム2側の解除ピン26が外れ、再び各側の
解除ピン26,34が対向側のピット孔33,25に嵌
合して、図4の初期状態に戻ることができるようになっ
ている。
【0074】なお、本実施の形態においては、ラチェッ
トギヤ13,23を回転部分10,20の円周上の一部
にのみ形成してある構成を示したが、全周に亘って形成
してもよく、それにより各アーム1,2の回転位置を保
持する強さを高めることができる。
【0075】実施の形態2.図8は、本発明に係る角度
調整具の実施の形態2を示す上面図であり、アーム1,
2の上面図を示している。なお、図8(a)においては
アーム2のみを示し、図8(b)においてはアーム1,
2を組み合わせた状態を示してある。本実施の形態にお
いては、アーム1,2に形成された各ギヤ歯13a,2
3aを回転部分10,20の半径方向視で鋸歯状に形成
してあり、その係合方向に所定角度の傾斜を設けてあ
る。
【0076】これにより、例えば図5又は図6の如き状
態で、アーム2を時計方向へ非常に大きな力で回転させ
ようとした場合であっても、バネ6の付勢力に抗して、
噛み合っているラチェットギヤ13,23の係合状態が
解除される虞を少なくすることができる。但し、この傾
斜角度を大きくし過ぎると、ラチェットギヤ13,23
の係合状態の解除が困難となるため、2°〜3°程度が
望ましい。
【0077】なお、本実施の形態の角度調整具のその他
の構成は実施の形態1と同様としてあり、同一参照符号
を付してその他の説明は省略する。
【0078】実施の形態3.図9は、本発明に係る角度
調整具の実施の形態3を示す図であり、図9(a)にお
いてはアーム2の手前側からの平面図、図9(b)にお
いてはその上面図、図9(c)においてはアーム1,2
を組み合わせた状態を示す上面図を夫々示してある。
【0079】本実施の形態においては、アーム1,2に
設けられたラチェットギヤ13,23を次のように形成
してある。
【0080】各ギヤ歯13a,23aを、回転部分1
0,20の縁端部分をL字形に切り、この切ったタブ状
の部分を押し出し、押し出された側の先端部分として形
成してある。
【0081】このように各ギヤ歯13a,23aを形成
するので、板状部材から形成されるアーム1,2から容
易にラチェットギヤ13,23を形成することができ
る。
【0082】但し、このように形成された各ギヤ歯13
a,23aは、図9(c)に示す如く、実施の形態2に
示したものとは逆方向(被係合方向)に傾斜した傾斜面
を有することになるが、その傾斜角度は僅かであって、
前述した如き係合状態が多少の荷重により解除されるよ
うなものではない。
【0083】なお、本実施の形態の角度調整具のその他
の構成は実施の形態1と同様としてあり、同一参照符号
を付してその他の説明は省略する。
【0084】実施の形態4.図10は、本発明に係る角
度調整具の実施の形態4を示す図であり、図10(a)
においてはアーム1の手前側からの平面図、図10
(b)においてはアーム2の手前側からの平面図、図1
0(c)においてはアーム1,2を組み合わせた状態を
示す上面図を夫々示してある。
【0085】本実施の形態においては、アーム1,2に
設けられた各ギヤ歯13a,23aを次のように形成し
てある。
【0086】各ギヤ歯13a,23aを、回転部分1
0,20の縁端部分から若干半径方向内方位置において
コの字形に切り、この切ったタブ状の部分を押し出し、
押し出された側の先端部分として形成してある。
【0087】このように各ギヤ歯13a,23aを形成
するので、板状部材から形成されるアーム1,2から容
易に各ギヤ歯13a,23aを形成することができる。
【0088】但し、このように形成された各ギヤ歯13
a,23aも、実施の形態3と同様に被係合方向に傾斜
した傾斜面を有することになるが、その傾斜角度は僅か
であって、前述した如き係合状態が多少の荷重により解
除されるようなものではない。
【0089】また、本実施の形態の各ギヤ歯13a,2
3aは、アーム1,2間で円周方向に互いに異なるピッ
チで設けられている。例えば、図10(a)に示す如
く、アーム1側には60°間隔で6個、また図10
(b)に示す如く、アーム2側には40°間隔で9個夫
々ギヤ歯13a,23aを設けてある。
【0090】このような構成とすることにより、ギヤ歯
13a,23aの個数分の段数でのみ角度調整が可能で
ある実施の形態1〜3の構成に対して、各ギヤ歯13
a,23aのピッチ角度の最大公約数である20°毎
(18段階)の角度調整が可能となる。
【0091】但し、このような構成においては、図10
(c)に示す如く、一度に噛み合うギヤ歯13a,23
aが3個となり、全てのギヤ歯13a,23aが同時に
噛み合うことにならず、各アーム1,2の回転位置を保
持する強さが低下するが、ギヤ歯13a,23aの個数
を必要に応じて増加することで所望の保持強度を確保す
ることが可能である。
【0092】なお、本実施の形態の角度調整具のその他
の構成は実施の形態1と同様としてあり、同一参照符号
を付してその他の説明は省略する。
【0093】実施の形態5.図11は、本発明に係る角
度調整具の実施の形態5を示す図であり、図11(a)
においてはアーム1の手前側からの平面図、図11
(b)においてはアーム2の手前側からの平面図を夫々
示してある。
【0094】本実施の形態においては、アーム1,2に
設けられたギヤ歯13a,23aを次のように形成して
ある。
【0095】各ギヤ歯13a,23aは、実施の形態4
と同様に形成してある。但し、各アーム1,2に形成す
る複数のギヤ歯13a,23aを回転部分10,20の
半径方向に2列に形成してある点で異なる。例えば、ア
ーム1,2の外側列のギヤ歯13a,23aを60°間
隔で6個、内側列のギヤ歯13a,23aを前記外側列
とは30°位相をずらして60°間隔で6個、合計12
個ずつ形成する。
【0096】このような構成とすることにより、単一列
においてギヤ歯13a,23aを物理的に形成すること
が可能な範囲を越えた個数のギヤ歯13a,23aを形
成することが可能であり、図11においては、30°毎
(12段階)の角度調整が可能となっているばかりでな
く、全てのギヤ歯13a,23aが同時に噛み合うの
で、各アーム1,2の回転位置を保持する十分な強さを
確保することができる。
【0097】なお、本実施の形態の角度調整具のその他
の構成は実施の形態1と同様としてあり、同一参照符号
を付してその他の説明は省略する。
【0098】実施の形態6.図12は、本発明に係る角
度調整具の実施の形態6を示す図であり、図12(a)
においては角度調整具の手前側からの平面図、図12
(b)においてはその下面図を夫々示してある。また、
図12(c)においては図12(a)の左側からの側面
図を示し、A−Aの部分を切除した状態で示してある。
【0099】本実施の形態においては、アーム1,2の
帯状の連結部分11,21をその長手方向を軸方向とし
た筒状に湾曲させてある。このように連結部分11,2
1を形成することにより、図示しない折り畳みベッドの
パイプ状のフレームを外嵌して、容易にフレームとの連
結を図ることができるようになっている。
【0100】なお、各連結部分11,21の回転部分1
0,20側の端部には、小さな突起28,28を外周面
に夫々設けて、外嵌される前記フレームが回転部分1
0,20側へ填まり込み過ぎないようにしている。
【0101】また、回転部分20の縁端部分には、回転
部分10の外周面を覆う態様にオーバーハング状に形成
されたカバー29が設けられている。このカバー29に
より、回転部分10,20間に突出するギヤ歯13a,
23aを外部からのコンタミネーション(ゴミ)から保
護することができるようになっている。なお、回転部分
10側にカバー29を設ける構成、又は回転部分10,
20の両側にカバー29を重畳するように設ける構成と
してもい。
【0102】また、ボルト4及びナット5に代えてリベ
ット7を設けてある。これによって角度調整具の前後方
向の寸法をコンパクトにすることができるばかりでな
く、コストの低減をも図ることができる。
【0103】さらに、バネ6をコイルバネに代えて渦巻
バネとしてあり、これによって角度調整具の前後方向の
寸法を更にコンパクトにすることができる。なお、渦巻
バネとして、図12に示した如き線材からなる円錐バネ
のほかにも、板材からなる所謂竹の子バネを用いること
ができる。
【0104】なお、本実施の形態の角度調整具のその他
の構成は実施の形態1と同様としてあり、同一参照符号
を付してその他の説明は省略する。
【0105】また、以上の各実施の形態においては、ア
ーム1,2を金属製とする構成として示してあるが、本
発明に係る角度調整具は、複数のギヤ歯13a,23a
によって係合するため合成樹脂製することも可能であ
り、これによって更なるコストダウンを図ることができ
る。
【0106】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る角度調整
具においては、回転軸を介して連結され、前記回転軸回
りに相対回転する一対の回転体の前記回転軸方向に対向
する面に係合部分を夫々複数個設け、これらの回転体の
互いの係合を保持すべく対向方向へ付勢する付勢手段を
設ける構成としたので、複数の係合部分で互いに係合し
て非常に大きな係合力を有した強靭な角度調整具を簡易
でコンパクトに構成することができる。
【0107】また、前記一対の回転体の間に解除体を同
心配置し、この解除体が、前記一対の回転体の何れか一
方に対して第1回転位置にある際に、前記一対の回転体
の互いの係合を許容し、第2回転位置にある際に、前記
一対の回転体を互いに離隔させて係合を解除するべくな
してある構成としたので、簡易な構成で前述の如き角度
調整具に係合状態の解除機構を付与することができる。
【0108】また、前記一方の回転体又は解除体の何れ
か一方は、他方との対向面に凸部分を備え、また、前記
他方は、前記一方との対向面に、前記解除体が前記第1
回転位置にある際に前記凸部分に係合する凹部分を備え
ており、前記凸部分は、前記解除体が前記第2回転位置
にある際に前記凹部分以外の前記他方の対向面に当接す
ることにより、前記一方を前記他方から離隔させる構成
としたので、前記第1回転位置にある際には、前記凸部
分及び凹部分が嵌合して前記解除体が前記一方の回転体
に例えば密着した如き状態となり、これによって前記一
対の回転体が互いに係合する状態となる。一方、前記第
2回転位置にある際には、前記凸部分が前記凹部分以外
の前記他方の対向面に当接して上述した密着状態に対し
て相対的に前記一方の回転体及び解除体とが離隔した状
態となる。従って、前記一方の回転体及び他方の回転体
が互いに離隔することとなり、前述した如き係合の解除
を行なうことができるようになっている。
【0109】また、前記解除体は、前記他方の回転体に
対する相対回転方向に所定長離隔して設けられた2つの
当接部分を備え、前記他方の回転体は、前記解除体との
相対回転に応じて前記2つの当接部分の間を移動する移
動部分を備えており、該移動部分は、前記2つの当接部
分に夫々当接することにより、前記解除体を前記一方の
回転体に対して前記第1及び第2回転位置に回転する構
成としたので、前述したような解除体の回転機構を簡易
に実現することができる。
【0110】また、前記一対の回転体を連結する回転軸
をリベットから構成したので、前記回転軸方向の角度調
整具全体の寸法をコンパクトに構成することができる。
【0111】また、付勢手段を渦巻状のバネから構成し
たので、前記回転方向の角度調整具全体の寸法を更にコ
ンパクトに構成することができる。なお、渦巻状のバネ
としては、線材からなる円錐バネ,板材からなる竹の子
バネ等を用いることができる。
【0112】また、各係合部分は、それが設けられた回
転体の回転半径方向断面視で、回転体の対向面を含めた
三角形状に夫々形成され、対向面以外の何れかの辺部分
にて、対向する回転体の係合部分の対応する辺部分に互
いに係合する構成としたので、非常に簡単な三角歯形状
で各係合部分を構成することができる。
【0113】また、前述した辺部分を、対向方向から係
合方向に所定角度傾斜させて鋸歯状に構成したので、係
合状態を維持する回転体の相対回転方向へ力が加えられ
ている場合には、各回転体を互いから引き離して係合状
態を解除するためには、前記力に抗した方向へ各回転体
を相対回転しつつ各回転体を引き離す必要があり、不用
意に係合状態が解除されないようにすることができる。
【0114】また、各係合部分を回転体の一部を切り曲
げて形成する構成としたので、一般的に金属板から形成
される回転体に、係合部分を容易に一体形成することが
できる。
【0115】また、回転体の異なる径方向位置に係合部
分を複数列に配置してある構成としたので、より多くの
係合部分を設けることができ、これによって更に小さい
角度毎の調整を行なうことができる。
【0116】また、一対の回転体の間で、係合部分の回
転円周方向の配置間隔を異ならせてある構成としたの
で、少ない係合部分の個数で、各回転体における係合部
分の等配角度の最大公約数に応じた角度毎での調整を行
なうことができる。
【0117】また、一対の回転体の少なくとも一方に、
棒状又は管状部材に連結する連結部分を設ける構成とし
たので、例えば座椅子,折り畳みベッド等のフレームを
容易に連結することができる。
【0118】また、上述の連結部分を筒状に構成したの
で、前記フレームを嵌合して更に容易に連結することが
できる。
【0119】また、一対の回転体の少なくとも一方と、
連結部分とを一体形成する構成としたので、例えば金属
製の板材から形成することにより、安価に構成すること
ができる。
【0120】また、回転体と、係合部分とを合成樹脂に
より一体成形する構成としたので、より安価に角度調整
具を構成することができる。
【0121】また、一対の回転体の少なくとも一方に、
その回転半径方向の外方から係合部分を覆うカバーを設
ける構成としたので、係合部分の係合面等への外部から
のゴミの侵入を防ぐことができる。
【0122】さらに、上述したカバーを、一対の回転体
の少なくとも一方に一体形成する構成としたので、この
ようなカバーを備えた角度調整具をより安価に構成する
ことができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る角度調整具の実施の形態1の構成
を示す分解斜視図である。
【図2】一方のアーム及び解除体の構成を夫々示す平面
図である。
【図3】アームの上面図である。
【図4】本発明に係る角度調整具の動作を説明するため
の説明図である。
【図5】本発明に係る角度調整具の動作を説明するため
の説明図である。
【図6】本発明に係る角度調整具の動作を説明するため
の説明図である。
【図7】本発明に係る角度調整具の動作を説明するため
の説明図である。
【図8】本発明に係る角度調整具の実施の形態2を示す
上面図である。
【図9】本発明に係る角度調整具の実施の形態3を示す
図である。
【図10】本発明に係る角度調整具の実施の形態4を示
す図である。
【図11】本発明に係る角度調整具の実施の形態5を示
す図である。
【図12】本発明に係る角度調整具の実施の形態6を示
す図である。
【符号の説明】
1,2 アーム 3 解除体 4 ボルト 6 バネ 7 リベット 10,20 回転部分 11,21 連結部分 13,23 ラチェットギヤ 13a,23a ギヤ歯 14 制御ピン 24 スリット 25,33 ピット孔 26,34 解除ピン 29 カバー 31 欠落部分 31a,31b 端部

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を介して連結された一対の回転体
    の相対回転位置を段階的に調整することが可能な角度調
    整具において、前記回転軸方向に対向する前記一対の回
    転体の面に設けられた複数の係合部分と、前記一対の回
    転体を対向方向へ付勢する付勢手段と、前記一対の回転
    体の間に同心配置された解除体とを備え、該解除体は、
    前記一対の回転体の何れか一方に対して第1回転位置に
    ある際に、前記一対の回転体の互いの係合を許容し、第
    2回転位置にある際に、前記一対の回転体を互いに離隔
    させて係合を解除すべくなしてあることを特徴とする角
    度調整具。
  2. 【請求項2】 前記一方の回転体又は解除体の何れか一
    方は、他方との対向面に凸部分を備え、前記他方は、前
    記一方との対向面に、前記解除体が前記第1回転位置に
    ある際に前記凸部分に係合する凹部分を備えており、前
    記凸部分は、前記解除体が前記第2回転位置にある際に
    前記凹部分以外の前記他方の対向面に当接することによ
    り、前記一方を前記他方から離隔させるべくなしてある
    請求項1記載の角度調整具。
  3. 【請求項3】 前記解除体は、前記他方の回転体に対す
    る相対回転方向に所定長離隔して設けられた2つの当接
    部分を備え、前記他方の回転体は、前記解除体との相対
    回転に応じて前記2つの当接部分の間を移動する移動部
    分を備え、該移動部分は、前記2つの当接部分に夫々当
    接することにより、前記解除体を前記一方の回転体に対
    して前記第1及び第2回転位置に回転すべくなしてある
    請求項1又は2記載の角度調整具。
  4. 【請求項4】 前記回転軸は、リベットからなる請求項
    1乃至3の何れかに記載の角度調整具。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、渦巻状のバネである
    求項1乃至4の何れかに記載の角度調整具。
  6. 【請求項6】 各係合部分は、それが設けられた回転体
    の回転半径方向断面視で前記回転体の対向面を含めた三
    角形状に夫々形成され、前記対向面以外の何れかの辺部
    分にて、いま一つの回転体の係合部分の対応する辺部分
    に係合すべくなしてある請求項1乃至5の何れかに記載
    の角度調整具。
  7. 【請求項7】 前記辺部分は、前記対向方向から係合方
    向に所定角度傾斜している請求項6記載の角度調整具。
  8. 【請求項8】 各係合部分は、それが設けられる回転体
    の一部を切り曲げて形成してある請求項1乃至の何れ
    に記載の角度調整具。
  9. 【請求項9】 前記複数の係合部分は、それが設けられ
    る回転体の異なる径方向位置に複数列に配置されている
    請求項1乃至8の何れかに記載の角度調整具。
  10. 【請求項10】 前記複数の係合部分は、対向する前記
    一対の回転体の間で、前記回転方向の配置間隔を異なら
    せてある請求項1乃至9の何れかに記載の角度調整具。
  11. 【請求項11】 前記一対の回転体の少なくとも一方
    は、棒状又は管状部材に連結する連結部分を備える請求
    項1乃至10の何れかに記載の角度調整具。
  12. 【請求項12】 前記連結部分は、筒状をなす請求項1
    1記載の角度調整具。
  13. 【請求項13】 前記一対の回転体の少なくとも一方
    は、前記連結部分と一体形成されている請求項11又は
    12記載の角度調整具。
  14. 【請求項14】 前記一対の回転体の少なくとも一方
    は、前記複数の係合部分と合成樹脂により一体成形され
    ている請求項1乃至13の何れかに記載の角度調整具。
  15. 【請求項15】 前記一対の回転体の少なくとも一方
    は、その回転半径方向の外方から前記複数の係合部分の
    一部又は全部を覆うべく設けられたカバーを備える請求
    項1乃至14の何れかに記載の角度調整具。
  16. 【請求項16】 前記一対の回転体の少なくとも一方
    と、前記カバーとを一体形成してある請求項15記載の
    角度調整具。
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