JP3766669B2 - 角度調整金具 - Google Patents

角度調整金具 Download PDF

Info

Publication number
JP3766669B2
JP3766669B2 JP2003307176A JP2003307176A JP3766669B2 JP 3766669 B2 JP3766669 B2 JP 3766669B2 JP 2003307176 A JP2003307176 A JP 2003307176A JP 2003307176 A JP2003307176 A JP 2003307176A JP 3766669 B2 JP3766669 B2 JP 3766669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
wedge
gear
wedge member
floating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003307176A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005076735A (ja
Inventor
直伸 山下
Original Assignee
直伸 山下
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=34101253&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3766669(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 直伸 山下 filed Critical 直伸 山下
Priority to JP2003307176A priority Critical patent/JP3766669B2/ja
Priority to TW093105572A priority patent/TWI234443B/zh
Priority to US10/793,803 priority patent/US6926363B2/en
Priority to DE602004002637T priority patent/DE602004002637T2/de
Priority to EP04006535A priority patent/EP1510150B1/en
Priority to CNB2004100748729A priority patent/CN100340780C/zh
Priority to JP2005066660A priority patent/JP4053049B2/ja
Publication of JP2005076735A publication Critical patent/JP2005076735A/ja
Publication of JP3766669B2 publication Critical patent/JP3766669B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/16Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats of legless type, e.g. with seat directly resting on the floor; Hassocks; Pouffes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/024Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
    • A47C1/026Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/14Beach chairs ; Chairs for outdoor use, e.g. chairs for relaxation or sun-tanning
    • A47C1/146Beach chairs ; Chairs for outdoor use, e.g. chairs for relaxation or sun-tanning of legless type
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1007Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts with positive locking
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/0009Adjustable hinges
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof characterised by the type of wing
    • E05Y2900/148Windows

Description

本発明は、一方側の部材と他方側の部材との成す角度を任意に設定できる関節部材となる角度調整金具に関するものである。
例えば、図1の斜視図に示すような背部15と座部16とを有する座いすは、背部15の傾斜角度を調整できるよう背部15と座部16との間に角度調整機能を有する金具───角度調整金具A───を備えている。
従来のこの金具は、一方側(座部16側)と連結させた第1アームのケース部内に、他方側(背部15側)の第2アームが有するギアと、爪片とを枢支させ、この爪片のギアへの噛合により第1アームに対する第2アームの展開方向(背部15の倒れ方向)への揺動を抑止するよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
第1アームと第2アームとの間に作用する力(揺動を抑止するために必要な力)は、人間の体重を支えることとなり、非常に大きいため、従来の金具は、爪片、ギアの歯が大きくなり、そのため、ギアの歯ピッチも荒くなる。つまり、必要強度の関係で、爪片、ギアを小さくすることができなかった。
従って、爪片、ギアを収納するケース部が大きくなり、また、ギアの歯数は少なく(ピッチが大きく)角度切り換えの段数が少なく、微調整ができないというものであった。
実公昭59−20118号公報
解決しようとする課題は、角度の切り換え段数を多くできない点である。また、構成部品が大きいため金具全体が大きくなってしまう点である。
本発明は、ケース部を備える第1アームと、該ケース部にて該第1アームと第1軸心廻りに揺動可能に枢結されると共にギア部を備える第2アームと、該第1アームの該ケース部に形成されるくさび形窓部と、該くさび形窓部内にて移動可能に配設されかつ一面側が上記ギア部に噛合可能な歯面とされ他面側が上記くさび形窓部の外方側のくさび面に当接する当接面とされて該歯面が該ギア部に噛合しかつ該当接面が該くさび面に当接し上記第2アームが上記第1アームに対して展開方向へ揺動するのを抑制する浮動くさび部材と、を具備するものである。
また、上記第2アームは、上記第1アームに対して所定折り畳み角度を越えて揺動すると上記浮動くさび部材を折り畳み方向に押圧する押し返し突部を有し、上記くさび形窓部は、該押し返し突部にて押し返された該浮動くさび部材を収容して上記歯面と上記ギア部との噛合状態を解除させる退避空間部を有し、さらに、上記第2アームは、上記第1アームに対して展開揺動させると該退避空間部に収容された該浮動くさび部材を押し出して該歯面と該ギア部とを噛合状態とさせる押し出し突部を有するものである。
また、上記第1アームの上記ケース部は、上記浮動くさび部材を上記第2アームの上記ギア部へ押し付ける方向に弾発付勢する弾発部材を有し、上記浮動くさび部材は、該弾発部材に係止して上記くさび形窓部から脱落するのを防止する係止部が形成されている。
また、上記ギア部は、上記第1軸心を中心として形成され、上記くさび形窓部の上記くさび面は、該第1軸心と偏心する第2軸心を中心とした円弧形状に形成されている。
また、上記第2アームの上記ギア部の歯数は該ギア部の四半円につき12〜24とされ、上記浮動くさび部材の上記歯面の歯数は3〜9とされたものである。
本発明の角度調整金具は、第1アームと第2アームとが展開方向へ揺動しようとする際、浮動くさび部材の外方側の当接面がくさび形窓部のくさび面に当接し、かつ、第2アームのギア部に噛合する浮動くさび部材により、ギア部の中心に向かう圧迫力として力が作用するため、第1アームと第2アームの双方は展開方向へ揺動することが決してない。
また、ギア部の引っ掛かりのみにて揺動を抑止するのではなく、浮動くさび部材におけるくさび面との当接力とギア部との噛合と上記圧迫力とにより揺動を抑止するため、ギア部の歯が小さくても、大きな荷重を受け持つことができる。また、ギア部の歯を小さくすることで、ギア部の歯数を増やすことができ、角度の切り換え段数を多くすることが可能となる。従って、折り畳み角度の微調整が可能となる。
本発明に係る角度調整金具は、例えば、図1の斜視図に示すように、背部15と座部16とを有する座いすにおいて、背部15の傾斜角度を調整できるよう背部15と座部16との間に配設されるものである。つまり、この角度調整金具Aは、角度調整機能を有する関節金具(連結金具)である。なお、この金具Aは、座いす以外にも、ソファー、ヘッドレスト、フットレスト等にも使用可能であり、また、2つの構成部材が揺動するものに組み込み可能であり、その他に、扉を揺動開閉させる棚等にも使用できる。
図2はこの角度調整金具Aの斜視図であり、図3はその分解斜視図である。
本発明の角度調整金具Aは、ケース部3を備える第1アーム1と、ケース部3にて第1アーム1と第1軸心C1 廻りに揺動可能に枢結されると共に第1軸心C1 を中心とするギア部4を備える第2アーム2と、を備える。つまり、第1軸心C1 を中心として、第1アーム1と第2アーム2とが相互揺動可能となるよう枢着されている。
第1アーム1は、一対の対面する壁部17,17を有するケース部3と、ケース部3から延伸する第1取付部18と、を有し、第1取付部18は、図1では差し込み固定ができるよう円筒形状とされている。
また、第2アーム2は、上記ケース部3の内部に収容状態とされるギア部4と、ギア部4から延伸する第2取付部19と、を有し、第2取付部19は、図1では差し込み固定ができるよう円筒形状とされている。
ギア部4は、第1軸心C1 を中心とした円弧線に沿って形成されており、図3に示すように、四半円(90°)を少し(10〜30°)越える範囲(100〜120°)にギア(歯)を有する。なお、第1・第2取付部18,19の形状は、ボルトによる連結可能な構造や他の構造でもよい。
そして、図1においては、第1アーム1が有する第1取付部18に座部16のフレームが取着され、第2アーム2が有する第2取付部19に背部15のフレームが取着され、背部15が座部16に対して揺動し、背部15がリクライニングしかつ任意の傾斜角度にて保持される。
第1アーム1と第2アーム2との枢結は、図2と図3に示すように、軸部材20によるものであり、第1アーム1のケース部3が有する壁部17,17夫々の中央部に貫通孔21を設け、第2アーム2のギア部4に第1軸心C1 を中心とする貫通孔22を設け、壁部17,17にてギア部4を挟んだ状態として、軸部材20を貫通孔21,22に挿通させ、第1・第2アーム1,2が第1軸心C1 廻りに揺動可能となる。
さらに、角度調整金具Aは、第1アーム1のケース部3に形成されるくさび形窓部5を備えている。くさび形窓部5は、ケース部3の壁部17,17に夫々同一形状で形成されており、ケース部3を貫通状としている。
図4は、角度調整金具Aの要部を説明する説明図である。くさび形窓部5は、第1軸心C1 側に向かって凹となるよう弧状に形成された貫通孔であり、第1軸心C1 を中心側とした場合のこの貫通孔の外方側の面にはギア部4より外方側位置となる円弧状のくさび面8が形成され、内方側位置の面には第1軸心C1 を中心としギア部4よりも小径の円弧面23が形成されている。従って、ギア部4の歯は、くさび形窓部5から見える状態となる。
くさび面8は、第1軸心C1 と偏心する第2軸心C2 を中心とした円弧形状に形成されており、図4に示すように、第1アーム1を左手側とし第2アーム2を右手側とした場合に、くさび形窓部5は時計廻り方向に縮小する───くさび面8がギア部4に接近していく───くさび形の孔となる。
つまり、外方側のくさび面8とギア部4の外周歯面との間において空間部が形成され、その空間部に後述する浮動くさび部材6が配設される。
さらに、角度調整金具Aは浮動くさび部材6を備えており、この部材6は、くさび形窓部5内にて移動可能に配設され、かつ、一面側(内方側の面)がギア部4に噛合可能な歯面7とされ、他面側(外方側の面)がくさび形窓部5の外方側のくさび面8に当接する当接面9とされている。
当接面9は、くさび形窓部5のくさび面8の曲率半径と(略)同一とされている。歯面7はギア部4のピッチ円の曲率半径と同一となる面に複数の歯が形成されており、これら歯が同時に全てギア部4と噛み合うようされている。
また、浮動くさび部材6の幅寸法はケース部3の幅寸法と略同一とされている。つまり、浮動くさび部材6の当接面9の両側縁部の面がくさび形窓部5(側壁17,17)のくさび面8に当接可能となる。
また、第2アーム2のギア部4の歯数はギア部4の四半円(90°)につき12〜24とされ、浮動くさび部材6の歯面7の歯数は3〜9とされており、図4においては、ギア部4の歯数は四半円につき18とされ、110°の範囲にわたって歯が形成され、歯数は全数で22とされる。また、浮動くさび部材6の歯数は6とされている。
即ち、ギア部4及び浮動くさび部材6の歯面7の歯は、5°ピッチとされている。
また、第1アーム1のケース部3は、浮動くさび部材6を第2アーム2のギア部4へ押し付ける方向に弾発付勢する弾発部材13を有している。弾発部材13は、鋼線材をU字状に折り返して形成したバネ部材であり、両端部が壁部17,17間のケース部3に固定され中央部が浮動くさび部材6の当接面9の中央領域に当接する。そして、浮動くさび部材6をギア部4へ弾発付勢している。
そして、浮動くさび部材6は、くさび形窓部5内において移動可能に配設されているため、窓部5から抜け出ないよう脱落防止手段を有しており、図5(a)(b)がその説明図である。脱落防止手段を具体的に説明すると、浮動くさび部材6は、弾発部材13に係止してくさび形窓部5から脱落するのを防止する係止部14が形成されている。
係止部14は、図5(a)に示すように、浮動くさび部材6の当接面9から一段高く形成された隆起部24とされ、図5(b)に示すように、U字状に折り返され2本のバネ線材部を有する弾発部材13の各バネ線材部が隆起部24を挟むよう構成される。
また、図6(a)(b)は、脱落防止手段の他の実施例の説明図であり、係止部14は、図6(a)に示すように、当接面9に2本の凹溝25,25が形成され、図6(b)に示すように、U字状に折り返され2本のバネ線材部を有する弾発部材13の各バネ線材部が凹溝25に嵌まり込むよう構成される。
以上により、浮動くさび部材6は、ケース部3に固定された弾発部材13に係止部14が係止して、くさび形窓部5から脱落することがない。
さらに、図示省略するが、別の脱落防止手段としては、ケース部3の両外側においてくさび形窓部5を施蓋状とする薄板状の蓋部材を取着させてもよい。この場合、蓋部材は軸部材20(図3参照)を挿通させ保持されるよう構成すればよい。
また、図2と図3に示すように、ケース部3には、異物侵入防止用のカバー26が取着される。カバー26は、ギア部4とギア部4に噛み合う浮動くさび部材6とを覆うよう壁部17,17間に配設され、これらの間にゴミ等の異物が侵入して浮動くさび部材6が動作しなくなるのを防止できる。
次に、折り畳み・展開揺動動作する第1アーム1と第2アーム2の角度調整機能について説明する。
図7〜図11は、その動作を説明する角度調整金具Aの正面図であり、説明のためにケース部3の一方側(手前側)の壁部17を途中から無くした(省略した)図としている。
また、図12と図13は、ギア部4とくさび形窓部5内の浮動くさび部材6の動作を説明する要部正面図である。
第1アーム1と第2アーム2とは、相互が離れた最大展開状態(図7)───第1アーム1と第2アーム2とが直線状(180°の位相)となる状態───から徐々に第2アーム2が第1軸心C1 廻りに揺動し、第1アーム1との間で任意の折り畳み角度で折り畳み状(傾斜状)となり(図8)、相互が略直角となる所定の最大折り畳み状態となる(図9)。
図12と図13と共に説明すると、図12(a)は図7の状態に対応し、浮動くさび部材6はギア部4に噛み合うと共にくさび面8に当接し、第2アーム2は図7において時計廻りにこれ以上揺動しない(ロックがかかる)。
この状態から図8に示すように第2アーム2を起立させる方向へ揺動させると、図12(b)に示すように、弾発部材13(図5参照)にてギア部4へ弾発付勢され噛合する浮動くさび部材6の当接面9は、窓部5のくさび面8から離れて、くさび面8との間にわずかな隙間dが生じる。そして、第2アーム2の起立動作により図12(c)に示すように、浮動くさび部材6の誘導勾配面(段付き面)27がくさび形窓部5の当り用段付部28と当接状となって、隙間dにより浮動くさび部材6の歯面7がギア部4から離れることができ、浮動くさび部材6の歯面7がギア部4をカチカチと音をたて乗り越えることができる。
この浮動くさび部材6の誘導勾配面27は、浮動くさび部材6の歯面7の後縁部に形成され、くさび形窓部5の段付部28は、くさび形窓部5の内方側の円弧面23に上記勾配面27と当接可能となるよう形成されている。
したがって、浮動くさび部材6は、歯面7がギア部4に噛合し、かつ、当接面9がくさび面8に当接し、ギア部4とくさび面8との間に挟まれる浮動くさび部材6のくさび作用により、第2アーム2が第1アーム1に対して展開方向へ揺動するのを抑制している。
つまり、任意の折り畳み角度(傾斜角度)に第1アーム1と第2アーム2とを維持させることができる。
そして、図13(d)に示すように、第2アーム2は、第1アーム1に対して所定折り畳み角度を越えて最大折り畳み状態(図9)まで揺動すると、浮動くさび部材6を折り畳み方向に押圧する押し返し突部10を有する。
つまり、ギア部4(歯形成部)の一端部側に押し返し突部10が形成されており、この状態で、押し返し突部10が浮動くさび部材6の歯面7の前縁部に当接する。
そして、図10と図13(e)に示すように、第2アーム2を最大折り畳み状態からさらに折り畳み方向へ揺動させると、押し返し突部10にて押し返された浮動くさび部材6(誘導勾配面27)が、上記段付部28を乗り越え、くさび形窓部5が有する退避空間部11に収容され、浮動くさび部材6の歯面7とギア部4との噛合状態を解除させる。つまり、退避空間部11に収容された浮動くさび部材6はギア部4から離れた状態にある。
従って、第2アーム2は、第1アーム1に対してフリー(揺動自在)となり図11のように、展開方向へ揺動自在となり、図7の最大展開状態へと戻すことができる。
そして、第2アーム2は、第1アーム1に対して所定角度(180°)の最大展開状態まで展開揺動させると、図13(f)に示すように、退避空間部11に収容された浮動くさび部材6を押し出して歯面7とギア部4とを噛合状態とさせる押し出し突部12を有する。
押し出し突部12は、ギア部4の(押し返し突部10が形成された一端部側と反対側の)他端部側に形成されており、最大展開状態を得ると、突部12が浮動くさび部材6の誘導勾配面27を押圧して、浮動くさび部材6を退避空間部11から押出し、図12(a)の状態へと戻すことができる。
つまり、くさび形窓部5内における浮動くさび部材6の動作は、最大展開状態から最大折り畳み状態までは、浮動くさび部材6は、ギア部4とくさび面8とに挟まれてくさび作用により、くさび面8側の第1アーム1とギア部4側の第2アーム2とを任意の折り畳み角度(傾斜角度)に調整可能でその角度を維持させることができ、最大折り畳み状態を越えると、浮動くさび部材6は押し返し突部10により押圧されてくさび形窓部5の退避空間部11内に収容され、第1アーム1と第2アーム2とは揺動自由状態となる。
そして、最大展開状態に戻されると、浮動くさび部材6は押し出し突部12により押圧されて退避空間部11から押し出され、ギア部4と再び噛合状態となる。
また、図17の説明図に示すように、従来の金具では、第1アーム41と第2アーム42を折り畳み状態から最大展開状態に戻すために、最大折り畳み状態(80°傾斜状態)からさらに大きく折り畳み方向へ第2アーム42を揺動させる必要があり、図17では、約27°だけさらに揺動させる必要があった。
しかし、本発明の金具Aでは、図16に示すように、第2アーム2を最大展開状態にするために、ギア部4の歯ピッチが小さく、また浮動くさび部材6のくさび形窓部5内での移動のみにてギア部4との噛み合いが解除されるため、最大折り畳み状態(80°傾斜状態)から小さい揺動角度(約15°)だけ第2アーム2を揺動させるのみでよい。
つまり、図1のような座いすにおいては、従来の金具Aでは、背部15を大きく(垂直線から17°)前のめりにしないと水平に戻すことができず、座った状態で角度を変更させる場合に体への負担が大きくなる。しかし、本発明では、背部15を垂直状態から少し(5°)前のめりにすることでよく、負担は減少され、快適な操作が可能となる。
また、図16に示すように、例えば、本発明では、折り畳み角度(傾斜角度)の調整ピッチが5°であり、0°から80°傾斜状態とするまでに17段階調整可能であるが、図17に示すように、従来では、折り畳み角度(傾斜角度)の調整ピッチが16°であり、0°から80°傾斜状態とするまでに6段階しかない。
次に、図14と図15の説明図により第2アーム2の構造について説明すると、図14(a)に示すように、金型塑性加工等にて左右反対勝手の半割アーム部材29,29を作製し、その後、これらを溶接等にて結合させ、図14(b)に示すように第2アーム2を構成すればよい。
または、図15(a)のように、ギア部4とアーム部30とを別個、金型塑性加工等にて作製し、これらを接合させてもよい。
また、図示省略するが、第2アーム2を金型塑性加工等にて(複数工程を経て)一体成形してもよい。
また、本発明のギア部4と浮動くさび部材6とにおいて、歯(モジュール)をそのままにして、ギアのピッチ円の曲率半径を大きくすることで、強度を維持したまま、限りなく無段階に近い多段の角度調整金具(ラチェットギア部)を構成することができる。
または、図示したものよりもさらにモジュールを小さくすることで、よりコンパクトな多段の角度調整金具Aを得ることができる。
以上のように、本発明によれば、ケース部3を備える第1アーム1と、ケース部3にて第1アーム1と第1軸心C1 廻りに揺動可能に枢結されると共にギア部4を備える第2アーム2と、第1アーム1のケース部3に形成されるくさび形窓部5と、くさび形窓部5内にて移動可能に配設されかつ一面側がギア部4に噛合可能な歯面7とされ他面側がくさび形窓部5の外方側のくさび面8に当接する当接面9とされて歯面7がギア部4に噛合しかつ当接面9がくさび面8に当接し第2アーム2が第1アーム1に対して展開方向へ揺動するのを抑制する浮動くさび部材6と、を具備するため、第1アーム1と第2アーム2とが展開方向へ揺動しようとする際、浮動くさび部材6の外方側の当接面9がくさび形窓部5のくさび面8に当接し、かつ、第2アーム2のギア部4に噛合する浮動くさび部材6によりギア部4の中心に向かう圧迫力として作用するため、第1アーム1と第2アーム2の双方は展開方向へ揺動することが決してない。
また、ギア部4の引っ掛かりのみにて揺動を抑止するのではなく、浮動くさび部材6におけるくさび面8との当接力と、ギア部4との噛合と、上記圧迫力と、により揺動を抑止するため、ギア部4の歯(モジュール)は小さくても、大きな荷重を受け持つことができ、十分な強度を有するものとできる。また、ギア部4の歯を小さくすることで、ギア部4の歯数を増やすことができ、角度の切り換え段数を多くすることが可能となる。従って、折り畳み角度のピッチが小さくなって微調整が行なえる。つまり、座いすやソファーに適用した場合、快適な傾斜角度の背部15が得られる。
さらに、ケース部3を小さく構成させることができ金具全体の小型化が図れ、座いすやソファーに使用し、カバー内に金具Aを配設した場合に、カバーが破れるおそれがない。
また、第2アーム2は、第1アーム1に対して所定折り畳み角度を越えて揺動すると浮動くさび部材6を折り畳み方向に押圧する押し返し突部10を有し、くさび形窓部5は、押し返し突部10にて押し返された浮動くさび部材6を収容して歯面7とギア部4との噛合状態を解除させる退避空間部11を有し、さらに、第2アーム2は、第1アーム1に対して展開揺動させると退避空間部11に収容された浮動くさび部材6を押し出して歯面7とギア部4とを噛合状態とさせる押し出し突部12を有するため、浮動くさび部材6のくさび形窓部5内における移動により、ギア部4との噛合を解除させたり、再び噛合可能状態とさせることができ、第2アーム2と第1アーム1との角度調整動作が極めて簡単である。
また、第1アーム1のケース部3は、浮動くさび部材6を第2アーム2のギア部4へ押し付ける方向に弾発付勢する弾発部材13を有し、浮動くさび部材6は、弾発部材13に係止してくさび形窓部5から脱落するのを防止する係止部14が形成されているため、使用に際し、浮動くさび部材6の誤動作、故障を無くすることができ、永久的に性能を発揮させることができる。
また、ギア部4は、第1軸心C1 を中心として形成され、くさび形窓部5のくさび面8は、第1軸心C1 と偏心する第2軸心C2 を中心とした円弧形状に形成されているため、効果的なくさび作用を発揮させ、また、浮動くさび部材6の移動、ギア部4との噛合・噛合解除動作がスムーズとなる。
また、第2アーム2のギア部4の歯数はギア部4の四半円につき12〜24とされ、浮動くさび部材6の歯面7の歯数は3〜9とされており、角度切り換え段数を多くすることができ、かつ、第1アーム1と第2アーム2とにおいて作用する大きな荷重を、安定して受け持つことができる。
本発明の角度調整金具を有する座いすの斜視図である。 角度調整金具の斜視図である。 角度調整金具の分解斜視図である。 浮動くさび部材とギア部とくさび形窓部を説明する説明図である。 浮動くさび部材の脱落防止手段を説明する説明図である。 浮動くさび部材の脱落防止手段の他の実施例を説明する説明図である。 最大展開状態にある角度調整金具の正面図である。 任意の傾斜角度とされた角度調整金具の正面図である。 最大折り畳み状態にある角度調整金具の正面図である。 角度保持解除状態とさせる角度調整金具の正面図である。 展開方向へ第2アームを戻す状態にある角度調整金具の正面図である。 最大展開状態から角度設定を行なう動作を説明する要部正面図である。 最大折り畳み状態から展開方向へ第2アームを戻す動作を説明する要部正面図である。 第2アームの構成を説明する斜視図である。 第2アームの他の実施例における構成を説明する斜視図である。 本発明の角度調整機能を説明する説明図である。 従来の角度調整金具の角度調整を説明する説明図である。
符号の説明
1 第1アーム
2 第2アーム
3 ケース部
4 ギア部
5 くさび形窓部
6 浮動くさび部材
7 歯面
8 くさび面
9 当接面
10 押し返し突部
11 退避空間部
12 押し出し突部
13 弾発部材
14 係止部
1 第1軸心
2 第2軸心

Claims (5)

  1. ケース部(3)を備える第1アーム(1)と、該ケース部(3)にて該第1アーム(1)と第1軸心(C1 )廻りに揺動可能に枢結されると共にギア部(4)を備える第2アーム(2)と、該第1アーム(1)の該ケース部(3)に形成されるくさび形窓部(5)と、該くさび形窓部(5)内にて移動可能に配設されかつ一面側が上記ギア部(4)に噛合可能な歯面(7)とされ他面側が上記くさび形窓部(5)の外方側のくさび面(8)に当接する当接面(9)とされて該歯面(7)が該ギア部(4)に噛合しかつ該当接面(9)が該くさび面(8)に当接し上記第2アーム(2)が上記第1アーム(1)に対して展開方向へ揺動するのを抑制する浮動くさび部材(6)と、を具備することを特徴とする角度調整金具。
  2. 上記第2アーム(2)は、上記第1アーム(1)に対して所定折り畳み角度を越えて揺動すると上記浮動くさび部材(6)を折り畳み方向に押圧する押し返し突部(10)を有し、上記くさび形窓部(5)は、該押し返し突部(10)にて押し返された該浮動くさび部材(6)を収容して上記歯面(7)と上記ギア部(4)との噛合状態を解除させる退避空間部(11)を有し、さらに、上記第2アーム(2)は、上記第1アーム(1)に対して展開揺動させると該退避空間部(11)に収容された該浮動くさび部材(6)を押し出して該歯面(7)と該ギア部(4)とを噛合状態とさせる押し出し突部(12)を有する請求項1記載の角度調整金具。
  3. 上記第1アーム(1)の上記ケース部(3)は、上記浮動くさび部材(6)を上記第2アーム(2)の上記ギア部(4)へ押し付ける方向に弾発付勢する弾発部材(13)を有し、上記浮動くさび部材(6)は、該弾発部材(13)に係止して上記くさび形窓部(5)から脱落するのを防止する係止部(14)が形成されている請求項1又は2記載の角度調整金具。
  4. 上記ギア部(4)は、上記第1軸心(C1 )を中心として形成され、上記くさび形窓部(5)の上記くさび面(8)は、該第1軸心(C1 )と偏心する第2軸心(C2 )を中心とした円弧形状に形成されている請求項1,2又は3記載の角度調整金具。
  5. 上記第2アーム(2)の上記ギア部(4)の歯数は該ギア部(4)の四半円につき12〜24とされ、上記浮動くさび部材(6)の上記歯面(7)の歯数は3〜9とされた請求項1,2,3又は4記載の角度調整金具。
JP2003307176A 2003-08-29 2003-08-29 角度調整金具 Expired - Fee Related JP3766669B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003307176A JP3766669B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 角度調整金具
TW093105572A TWI234443B (en) 2003-08-29 2004-03-03 Angle-adjustable hinge
US10/793,803 US6926363B2 (en) 2003-08-29 2004-03-08 Angle-adjustable hinge
EP04006535A EP1510150B1 (en) 2003-08-29 2004-03-18 Angle-adjustable hinge
DE602004002637T DE602004002637T2 (de) 2003-08-29 2004-03-18 Winkeleinstellbares Scharnier
CNB2004100748729A CN100340780C (zh) 2003-08-29 2004-08-30 角度调整铰链
JP2005066660A JP4053049B2 (ja) 2003-08-29 2005-03-10 角度調整金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003307176A JP3766669B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 角度調整金具

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005066660A Division JP4053049B2 (ja) 2003-08-29 2005-03-10 角度調整金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005076735A JP2005076735A (ja) 2005-03-24
JP3766669B2 true JP3766669B2 (ja) 2006-04-12

Family

ID=34101253

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003307176A Expired - Fee Related JP3766669B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 角度調整金具
JP2005066660A Expired - Lifetime JP4053049B2 (ja) 2003-08-29 2005-03-10 角度調整金具

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005066660A Expired - Lifetime JP4053049B2 (ja) 2003-08-29 2005-03-10 角度調整金具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6926363B2 (ja)
EP (1) EP1510150B1 (ja)
JP (2) JP3766669B2 (ja)
CN (1) CN100340780C (ja)
DE (1) DE602004002637T2 (ja)
TW (1) TWI234443B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088682A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Hikari:Kk 角度調節金具
EP2253246A1 (en) 2009-05-22 2010-11-24 Koyo Giken Kabushiki Kaisha Angle-adjustable hinge
JP2011167354A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Hikari:Kk 角度調節金具
JP2012066147A (ja) * 2012-01-13 2012-04-05 Naonobu Yamashita 角度調整金具
WO2017057759A1 (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 向陽エンジニアリング株式会社 角度調整具
WO2018193778A1 (ja) 2017-04-20 2018-10-25 向陽技研株式会社 角度調整具

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4618769B2 (ja) * 2003-12-18 2011-01-26 国立大学法人 東京大学 回転伸縮リンク機構
DE102004018042B3 (de) * 2004-04-08 2005-09-01 Johnson Controls Gmbh Verriegelungsvorrichtung, insbesondere für Fahrzeugsitz
US7150073B2 (en) * 2004-04-27 2006-12-19 Delaware Capital Formation, Inc. Hinge pin
US7147266B2 (en) * 2004-05-26 2006-12-12 Huntsman Laren K Hinged assembly locking system
DE102004038999B4 (de) * 2004-08-10 2010-09-30 Johnson Controls Gmbh Verstellvorrichtung, insbesondere für einen Sitz und Verfahren zur Montage einer Verstellvorrichtung für einen Sitz für ein Kraftfahrzeug
DE602005020496D1 (de) * 2004-11-29 2010-05-20 R82 As Verstellbare stuhlkonstruktion
US7984531B2 (en) * 2005-09-23 2011-07-26 Restorative Care Of America Incorporated Rachet hinge for a knee or elbow orthosis
WO2007112365A2 (en) * 2006-03-26 2007-10-04 Chatsworth Product, Inc. Indexing hinge
JP4296223B1 (ja) * 2008-05-23 2009-07-15 直伸 山下 角度調整金具
CN101598174B (zh) * 2008-06-05 2011-06-29 英业达股份有限公司 显示面板与主机的连接结构
US8235405B1 (en) * 2008-07-03 2012-08-07 Douglas Pokupec Linkage for a vehicle suspension
US7954834B2 (en) * 2008-07-03 2011-06-07 Douglas Pokupec Linkage for a vehicle suspension
JP5077963B2 (ja) * 2008-11-28 2012-11-21 株式会社キャットアイ 固定具
JP4551478B2 (ja) * 2009-08-05 2010-09-29 直伸 山下 角度調整金具
US8499771B1 (en) * 2009-10-13 2013-08-06 Michelle Lynn Auda Fingernail polish protector
JP5108059B2 (ja) * 2010-06-23 2012-12-26 直伸 山下 角度調整方法
US8638203B2 (en) * 2011-01-18 2014-01-28 Howard Beuter Inc. Fifth wheel alarm system
US8887354B1 (en) * 2011-08-19 2014-11-18 Jeremy Eugene Weinman Clip for model construction
US20130119698A1 (en) * 2011-11-14 2013-05-16 Ventra Group, Inc. Friction control in hinge assembly
US8661619B2 (en) * 2012-01-11 2014-03-04 Dongguan Weihong Hardware And Plastic Products Co., Ltd. Hinge adjuster
JP2013185671A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Hikari:Kk 角度調節金具
JP5232317B1 (ja) 2012-05-01 2013-07-10 株式会社ヒカリ 角度調節器
JP5410573B2 (ja) * 2012-07-10 2014-02-05 直伸 山下 角度調整方法
JP5555341B1 (ja) * 2013-02-15 2014-07-23 直伸 山下 角度調整金具及び座椅子
JP5611416B1 (ja) * 2013-05-20 2014-10-22 山下 直伸 角度調整金具
JP5498608B1 (ja) * 2013-05-20 2014-05-21 直伸 山下 ソファー
CN103511997B (zh) * 2013-10-24 2017-08-25 杭州华普永明光电股份有限公司 用于调节灯具角度的转接装置和照明装置
KR101592467B1 (ko) * 2013-12-10 2016-02-05 주식회사 우보테크 헤드레스트 이동장치
US9635945B2 (en) * 2014-06-04 2017-05-02 Target Brands, Inc. Configurable lounge furnishing
CN104172768B (zh) * 2014-08-28 2017-01-11 浙江凯帝家具有限公司 一种靠背角度可调节软椅
CN104172764B (zh) * 2014-08-28 2017-01-11 浙江凯帝家具有限公司 一种折叠软椅
CN104172776B (zh) * 2014-08-28 2017-01-11 浙江凯帝家具有限公司 一种简体折叠软椅
CN104257138B (zh) * 2014-10-12 2017-04-26 顾家家居股份有限公司 多段式自由调节功能架
JP5908999B2 (ja) * 2015-01-22 2016-04-26 株式会社ヒカリ 角度調節金具
KR101637847B1 (ko) * 2015-08-24 2016-07-07 현대자동차주식회사 연료도어 구조
CN105179458A (zh) * 2015-09-10 2015-12-23 黄依群 一种折叠件
US9399421B2 (en) * 2015-10-19 2016-07-26 Dongguan Weihong Hardware And Plastic Products Co., Ltd. Hinge
WO2017074382A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Hinge including a lock
CN105640159A (zh) * 2016-03-17 2016-06-08 祁键镤 用于婴儿背袋的新型腰凳
US10138664B2 (en) 2016-03-21 2018-11-27 Taylor Made Group, Llc Hinge with adjustable axis location and locking mechanism
US10900274B2 (en) 2016-09-02 2021-01-26 Pella Corporation Anti-rattle elements for internal divider of glass assembly
CA2988151A1 (en) 2016-12-08 2018-06-08 Pella Corporation Sliding operating handle
US11454055B2 (en) 2017-01-20 2022-09-27 Pella Corporation Window opening control systems and methods
DE102017110253A1 (de) * 2017-05-11 2018-11-15 Hettich Franke Gmbh & Co. Kg Schwenkbeschlag und Möbel
DE102017110249A1 (de) * 2017-05-11 2018-11-15 Hettich Franke Gmbh & Co. Kg Schwenkbeschlag und Möbel
JP6404400B1 (ja) * 2017-05-11 2018-10-10 向陽技研株式会社 角度調整金具およびこれを用いた家具
JP7133186B2 (ja) 2017-12-13 2022-09-08 下西技研工業株式会社 ヒンジ
JP2019184012A (ja) * 2018-04-14 2019-10-24 山下 直伸 角度調整具及び角度調整組立体
CN108759634A (zh) * 2018-05-08 2018-11-06 东南大学 一种高精度螺旋微调角度控制铰链
CN109158339B (zh) * 2018-08-06 2021-03-23 李志清 一种园林遮阳棚杂物清理器
CA3060764C (en) 2018-10-31 2022-08-23 Pella Corporation Slide operator for fenestration unit
CN111219114A (zh) * 2018-11-27 2020-06-02 向阳技研株式会社 角度可调铰链
US10765584B2 (en) * 2019-01-03 2020-09-08 Shanq-Ching Shieh Foldable frame construction for mobility aids
CA3081316C (en) 2019-05-24 2022-09-06 Pella Corporation Slide operator assemblies and components for fenestration units
CN114593135B (zh) * 2022-03-02 2024-01-09 维沃移动通信有限公司 铰链结构和折叠设备

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1281637A (fr) * 1961-02-15 1962-01-12 Système d'articulation pour bras de leviers
US3848923A (en) * 1972-08-07 1974-11-19 Brose & Co Metallwerk Max Safety locking device for automobile reclining seats
DE2328908C3 (de) * 1973-06-06 1980-05-14 Metallwerk Max Brose Gmbh & Co, 8630 Coburg Gelenkbeschlag für Sitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze
US4133578A (en) * 1977-11-21 1979-01-09 General Motors Corporation Seat back adjusting mechanism
JPS5920118A (ja) 1982-07-26 1984-02-01 日本発条株式会社 ヘツドレスト構造体
US5138744A (en) * 1991-03-13 1992-08-18 Bertrand Faure Ltd. Zero chuck recliner with floating pawl
CN2126774Y (zh) * 1992-06-17 1993-02-10 刘顺义 一种可调角度的关节结构
US5169257A (en) * 1992-06-26 1992-12-08 Liou Shuen Yi Angle adjustable joint
US5433507A (en) * 1993-10-06 1995-07-18 Chang; Chung L. Seatback recliner mechanism
JPH1014693A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Araco Corp 座椅子等の角度調節機構
US5938629A (en) * 1998-04-09 1999-08-17 Restorative Care Of America Incorporated Adjustable hinge structure
JP3436501B2 (ja) * 1999-02-03 2003-08-11 向陽技研株式会社 角度調整具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088682A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Hikari:Kk 角度調節金具
EP2253246A1 (en) 2009-05-22 2010-11-24 Koyo Giken Kabushiki Kaisha Angle-adjustable hinge
US8156612B2 (en) 2009-05-22 2012-04-17 Koyo Giken Kabushiki Kaisha Angle-adjustable hinge
JP2011167354A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Hikari:Kk 角度調節金具
JP2012066147A (ja) * 2012-01-13 2012-04-05 Naonobu Yamashita 角度調整金具
WO2017057759A1 (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 向陽エンジニアリング株式会社 角度調整具
WO2018193778A1 (ja) 2017-04-20 2018-10-25 向陽技研株式会社 角度調整具
DE202018006216U1 (de) 2017-04-20 2019-08-19 Koyo Corporation Winkeleinstellungswerkzeug

Also Published As

Publication number Publication date
DE602004002637D1 (de) 2006-11-16
TWI234443B (en) 2005-06-21
JP2005076735A (ja) 2005-03-24
TW200507781A (en) 2005-03-01
JP2005199087A (ja) 2005-07-28
US20050046260A1 (en) 2005-03-03
EP1510150A3 (en) 2005-03-23
EP1510150A2 (en) 2005-03-02
CN1590788A (zh) 2005-03-09
EP1510150B1 (en) 2006-10-04
JP4053049B2 (ja) 2008-02-27
CN100340780C (zh) 2007-10-03
US6926363B2 (en) 2005-08-09
DE602004002637T2 (de) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3766669B2 (ja) 角度調整金具
JP4418382B2 (ja) 角度調整金具
EP2767188B1 (en) Angle-adjustable hinge and sofa
JP5611416B1 (ja) 角度調整金具
JP5498608B1 (ja) ソファー
JP4831713B1 (ja) 角度調整金具
CA2540262A1 (fr) Siege pliable a assise et dossier mobiles
JP5465410B2 (ja) 角度調節金具
JP5108059B2 (ja) 角度調整方法
JP4551478B2 (ja) 角度調整金具
JP4994465B2 (ja) 角度調整金具
JP5410573B2 (ja) 角度調整方法
JP6105102B2 (ja) 角度調整金具及びソファー
JP2008259613A (ja) 背もたれ付家具
JP4895236B2 (ja) 角度調整金具
JP4895236B6 (ja) 角度調整金具
JP5390643B2 (ja) 角度調整金具及び座いす
JP2012066147A5 (ja)
CN214450452U (zh) 一种汽车座椅调角器
JP2018179289A5 (ja)
JP4084134B2 (ja) ラチェット金具及び座椅子
JP4895601B2 (ja) アクティブヘッドレスト
JP5908999B2 (ja) 角度調節金具
JP2012228500A (ja) 角度調整金具
JP2014064956A (ja) 角度調節金具

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20051013

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20051114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3766669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090203

Year of fee payment: 3

S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090203

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090203

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S221 Written request for registration of change of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314221

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees