JP3435977B2 - 食器乾燥機 - Google Patents

食器乾燥機

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JP3435977B2
JP3435977B2 JP10052096A JP10052096A JP3435977B2 JP 3435977 B2 JP3435977 B2 JP 3435977B2 JP 10052096 A JP10052096 A JP 10052096A JP 10052096 A JP10052096 A JP 10052096A JP 3435977 B2 JP3435977 B2 JP 3435977B2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロアキャビネッ
トに備えられる食器乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフロアキャビネットに備えられる
食器乾燥機は、図4に示すように、フロアキャビネット
の下部に吸気口(2)と吸気口(2)から吸った空気を
加熱してフロアキャビネット内の乾燥室(13)に送る
乾燥装置(3)を設け、フロアキャビネットの前面上部
に排気口(1)を設けて、乾燥装置(3)によって、吸
気口(2)からフロアキャビネット外の空気を吸い込
み、乾燥装置(3)の上方に設けられた吹出口(4)を
通って、扉(5)を閉めた状態の乾燥室(13)内へ乾
燥装置(3)によって暖められた温風を吹き出して、乾
燥室(13)のネット状の棚板(6)に置いてある食器
類を乾燥している。そして、食器類の水分を含んで湿っ
た温風を排気口(1)から直接排気していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、フロ
アキャビネットの高さが80cm程度のため、排気口
(1)をフロアキャビネットの前面上部に設けるとどう
しても幼児のちょうど顔当たりの高さに摂氏60度近い
温風が排気されるようになり、やけど等怪我をする恐れ
があった。その問題解決のためには、排気口(1)の位
置を変えて、例えばフロアキャビネットの後面に排気口
(1)を設ければよいが、そうすると、フロアキャビネ
ットの後方にはすぐに壁があるため、壁を湿気させた
り、かびさせたりする恐れがあり、また、フロアキャビ
ネットの側面に排気口(1)を設けた場合は、側方に壁
や他のキャビネットがあると、排気抵抗になるととも
に、壁を湿気させたり、かびさせたりする恐れがあり、
更に、フロアキャビネットの上面に排気口(1)を設け
た場合は、排気口の上に物を置いて排気の邪魔をする場
合もあり、フロアキャビネットの下部に排気口(1)を
設けた場合は、熱気は下から上へ上昇する性質があるの
で、排気効率が悪くなる。以上のように排気効率等を考
えると、フロアキャビネットの前面上部以外への排気口
(1)の位置変更は困難である。
【0004】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、排気効率等を損なう
ことを抑え、排気口からの排気温度を低下させ、安全性
が向上したフロアキャビネットに備えられる食器乾燥機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
食器乾燥機は、フロアキャビネットの下部に吸気口と吸
気口から吸った空気を加熱してフロアキャビネット内の
乾燥室に送る乾燥装置を設け、フロアキャビネットの前
面上部に排気口を設け、後側通気路の下部に設けた孔、
後側通気路の上部、上部通気路の後部、上部通気路の前
部、排気口の順で通気するものであって、乾燥室から排
気口までを連通する通気路を長くなるように屈曲させて
設けるとともにフロアキャビネット内の上部通気路の後
部に外気取入口を設けたことを特徴とするものである。
こうすることにより、排気効率等を損なうことを抑え、
また、屈曲した長い通気路を通る間に温風の温度が下が
るので、排気口からの排気温度が下がり、安全性が向上
するようになる。
【0006】本発明の請求項2に係る食器乾燥機は、
気路が乾燥室の後部に設けた二重の通気路と、フロアキ
ャビネットの上部に設けた上部通気路とからなり、二重
の通気路は前側通気路と後側通気路とで構成されてお
り、乾燥室、前側通気路の上部、後側通気路の下部、後
側通気路の上部、上部通気路の後部、上部通気路の前
部、排気口の順で通気するものであって、該上部通気路
の後部に外気取入口を設けたことを特徴とするものであ
る。こうすることにより、上記効果に加えて、通気路の
長さを確実に確保できるようになり、通気路を通る間に
温風の温度が確実に下がるので、排気口からの排気温度
が下がり、安全性が確実に向上する。また、通気路を乾
燥室の後部とフロアキャビネットの上部に設けてすっき
りと納めたので、乾燥室内のスペースを確実に確保でき
るようになる。
【0007】本発明の請求項1又は2において、通気路
の途中に外気取入口を設けたことを特徴とするものであ
る。こうすることにより、上記効果に加えて、外気を取
り入れて、温風と混合して排気するようにしたので、さ
らに排気口からの排気温度が下がり、安全性が向上する
ようになる。
【0008】本発明の請求項3に係る食器乾燥機は、請
求項1又は2において、通気路に外気取入口より外気を
取り入れるファンを設けたことを特徴とするものであ
る。こうすることにより、上記効果に加えて、強制的に
外気取入口よりファンによって外気を取り入れるように
したので、温風と外気が確実に通気路内で十分に混合さ
れて温度分布が均一で温度の下がった空気を排気できる
ようになり、安全性がさらに向上するようになる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明していく。図1は請求項1乃至3に係わる本
発明の参考例を示す縦断面図である。本発明の参考例
は、フロアキャビネットの下部に吸気口(2)と吸気口
(2)から吸った空気を加熱してフロアキャビネット内
の乾燥室(13)に送る乾燥装置(3)を設け、フロア
キャビネットの前面上部に排気口(1)を設け、乾燥室
(13)から排気口(1)までを連通する通気路(8)
を屈曲させて設けている。この屈曲した通気路(8)は
乾燥室(13)の後部に設けた二重の通気路(8a、8
b)と、フロアキャビネットの上部に設けた上部通気路
(8c)とからなっており、二重の通気路(8a、8
b)は前側通気路(8a)と後側通気路(8b)とで構
成され、乾燥室(13)、前側通気路(8a)の上部
(10)、後側通気路(8b)の下部に設けた孔(1
1)、後側通気路(8b)の上部、上部通気路(8c)
の後部、上部通気路(8c)の前部、排気口(1)の順
で通気するものである。
【0013】このようにすると、まず、乾燥装置(3)
によって、吸気口(2)からフロアキャビネット外の空
気を吸い込み、乾燥装置(3)の上方に設けられた吹出
口(4)を通って、扉(5)を閉めた状態の乾燥室(1
3)内へ乾燥装置(3)によって暖められた温風が吹き
出される。そして、乾燥室(13)内に備えられたネッ
ト状の棚板(6)に置いてある食器類を乾燥させてい
る。次に、食器類の水分を含んで湿った温風は、棚板
(6)を通過して前側通気路(8a)の上部(10)か
ら前側通気路(8a)の下部へ流れていく。そして、前
側通気路(8a)の下部に設けた後側通気路(8b)と
通じる孔(11)から後側通気路(8b)の上方へ流れ
て、上部通気路(8c)を通過して排気口(1)より排
気される。このように、通気路(8)を長くすることに
よって、その間を温風が流れる間に温風の温度が下が
り、従来摂氏60度程度であった排気温度が、摂氏40
度程度になり、安全性が向上するようになった。
【0014】次に、図2は請求項2、3に係る本発明の
第一の実施形態を示す縦断面図である。第一の実施形態
は、通気路(8)の途中に外気取入口(9)を設け、乾
燥室(13)から排気口(1)までを連通する通気路
(8)にファン(12)を設けたものである。すなわ
ち、参考例における上部通気路(8c)の後部に外気取
入口(9)とファン(12)を設けたものである。この
ようにすると、通気路(8)を温風が流れる間に温風の
温度が下がり、さらに、ファン(12)で外気を強制的
に吸い込み、上部通気路(8c)で外気と温風を強制的
に混合することによって、温風の温度をより下げ、温度
分布を均一にして排気するようになるので、従来摂氏6
0度程度であった排気温度が、外気温の+摂氏10度程
度になり、安全性がより以上に向上するようになった。
【0015】次に、図3は請求項1、3に係る本発明の
第二の実施形態を示す縦断面図である。第二の実施形態
は、フロアキャビネットの下部に吸気口(2)と吸気口
(2)から吸った空気を加熱してフロアキャビネット内
の乾燥室(13)に送る乾燥装置(3)を設け、フロア
キャビネットの前面上部に排気口(1)を設け、乾燥室
(13)から排気口(1)までを連通する通気路(8)
を屈曲させて設けている。この屈曲した通気路(8)は
乾燥室(13)の後部に設けた後側通気路(8b)と、
フロアキャビネットの上部に設けた上部通気路(8c)
とからなっており、乾燥室(13)、後側通気路(8
b)の下部に設けた孔(11)、後側通気路(8b)の
上部、上部通気路(8c)の後部、上部通気路(8c)
の前部、排気口(1)の順で通気するものであり、さら
に、上部通気路(8c)の後部に外気取入口(9)とフ
ァン(12)を設けたものである。このようにしても、
請求項13の効果は奏されるものである。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、請求項1記載
の食器乾燥機によると、通気路を屈曲させて長い通気路
としたので、通気路を通る間に温風の温度が下がり、排
気口からの排気温度も下がって、安全性が向上する。
【0019】また、請求項2記載の食器乾燥機による
と、上記効果に加えて、通気路の長さを確実に確保でき
るようになり、通気路を通る間に温風の温度が確実に下
がるので、排気口からの排気温度が下がり、安全性が確
実に向上する。また、通気路を乾燥室の後部とフロアキ
ャビネットの上部に設けてすっきりと納めたので、乾燥
室内のスペースを確実に確保できるようになる。
【0020】また、請求項1記載の食器乾燥機による
と、上記効果に加えて、外気を取り入れて、温風と混合
して排気するようにしたので、さらに排気口からの排気
温度が下がり、安全性が向上するようになる。
【0021】また、請求項3記載の食器乾燥機による
と、上記効果に加えて、強制的に外気取入口よりファン
によって外気を取り入れるようにしたので、温風と外気
が確実に通気路内で十分に混合されて温度分布が均一で
温度の下がった空気を排気できるようになり、安全性が
さらに向上するようになる。
【0022】
【0023】
【0024】また、請求項7記載の食器乾燥機による
と、上記効果に加えて、強制的に外気取入口よりファン
によって外気を取り入れるようにしたので、温風と外気
が確実に通風路内で十分に混合されて温度分布が均一で
温度の下がった空気を排気できるようになり、安全性が
さらに向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食器乾燥機の参考例を示す縦断面
図である。
【図2】本発明に係る食器乾燥機の第一の実施形態を示
す縦断面図である。
【図3】本発明に係る食器乾燥機の第二の実施形態を示
す縦断面図である。
【図4】従来の食器乾燥機を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 排気口 2 吸気口 3 乾燥装置 7 流入部 8 通気路 8a 前側通気路 8b 後側通気路 8c 上部通気路 9 外気取入口 12 ファン 13 乾燥室

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアキャビネットの下部に吸気口と吸
    気口から吸った空気を加熱してフロアキャビネット内の
    乾燥室に送る乾燥装置を設け、フロアキャビネットの前
    面上部に排気口を設け、後側通気路の下部に設けた孔、
    後側通気路の上部、上部通気路の後部、上部通気路の前
    部、排気口の順で通気するものであって、乾燥室から排
    気口までを連通する通気路を長くなるように屈曲させて
    設けるとともにフロアキャビネット内の上部通気路の後
    部に外気取入口を設けたことを特徴とする食器乾燥機。
  2. 【請求項2】 通気路が乾燥室の後部に設けた二重の通
    気路と、フロアキャビネットの上部に設けた上部通気路
    とからなり、二重の通気路は前側通気路と後側通気路と
    で構成されており、乾燥室、前側通気路の上部、後側通
    気路の下部、後側通気路の上部、上部通気路の後部、上
    部通気路の前部、排気口の順で通気するものであって、
    該上部通気路の後部に外気取入口を設けたことを特徴と
    食器乾燥機。
  3. 【請求項3】 通気路に外気取入口より外気を取り入れ
    るファンを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の食器乾燥機。
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