JP3432635B2 - 多条植え用の田植機 - Google Patents

多条植え用の田植機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、奇数の倍数となる条数
の植え付けを行う多条植え用の苗植付装置を備えた多条
植え用の田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多条植え用の苗植付装置を備えた
多条植え用の田植機においては、苗植付装置を、左苗植
付装置部と右苗植付装置部とに等しい条数単位で均等に
二分割可能に構成するとともに、左苗植付装置部と右苗
植付装置部とが横一列状に並ぶ作業姿勢と、左苗植付装
置部と右苗植付装置部とが夫々横向きとなって背中合わ
せ、あるいは、向かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢切
り換え可能に構成することによって、この田植機を路上
走行、あるいは、トラックなどの運搬車で搬送させる際
には、苗植付装置を作業姿勢から格納姿勢へ切り換える
ことにより、苗植付装置の機体横方向への張り出し量を
減少できるようにしたものが本出願人によって提案され
ている〔例えば、特願平6‐144196号参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、奇数の倍数となる十条や十四条などの植え付けを行
う多条植え用の苗植付装置を備えた多条植え用の田植機
においては、左右に植付機構を備えた奇数個の植付伝動
ケースが苗植付装置に並列配備されるようになることか
ら、上記従来技術のように、苗植付装置を左苗植付装置
部と右苗植付装置部とに等しい条数単位で均等に二分割
可能に構成するには、中央に位置する植付伝動ケース自
体を二分割可能に構成しなければならず、その構造が複
雑になるとともに製造コストが嵩む不都合が生じるよう
になる。又、左右に植付機構を備えた植付伝動ケース
と、左右のいずれか一方に植付機構を備えた植付伝動ケ
ースとを用意するとともに、それらの植付伝動ケースの
組み合わせにより、偶数個の植付伝動ケースを並列配備
した十条植え用や十四条植え用などの多条植え用の苗植
付装置を構成することによって、その苗植付装置を左苗
植付装置部と右苗植付装置部とに等しい条数単位で均等
に二分割可能に構成することも考えられるが、この場合
には、不必要に植付伝動ケースの数量が増えるようにな
ることから、製造コストの低減を図る上において改善の
余地がある。
【0004】本発明の目的は、奇数の倍数となる条数の
植え付けを行う多条植え用の苗植付装置を備えた多条植
え用の田植機でありながら、構造の複雑化や製造コスト
が嵩むといった不都合を招くことのない構成で、田植機
を路上走行、あるいは、トラックなどの運搬車で搬送さ
せる際には、苗植付装置の機体横方向への張り出し量を
減少できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、奇数の倍数となる条数の植え付け
を行う多条植え用の苗植付装置を、左苗植付装置部と右
苗植付装置部とに偶数条単位で不均等に二分割可能に構
成するとともに、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部
とが、それらに対する走行機体からの伝動を可能にする
作業伝動系が配備される各苗載台の背面側を前記走行機
体に向けた状態で横一列状に並ぶ作業姿勢と、前記左苗
植付装置部と右苗植付装置部とが、それらの分割端の後
方への移動によって、各苗載台の背面側を向かい合わせ
た前揃えの横向き状態となる背中合わせの格納姿勢とに
姿勢切り換え可能に構成した。
【0006】本第2発明では、上記第1発明において、
前記左苗植付装置部と右苗植付装置部のうち、条数が少
ない方に、植付伝動ケースに対して苗載台を一定ストロ
ークで往復横移動させる苗載台横移動機構を配備した。
【0007】本第3発明では、上記第1または第2発明
において、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部とを、
一方の姿勢切り換え操作に連動して他方が姿勢切り換え
操作されるように連動連結するとともに、前記左苗植付
装置部と右苗植付装置部のうち、条数が多い方に姿勢切
り換え操作用の把手を備えた。
【0008】
【作用】本第1発明によると、苗植付装置を、左苗植付
装置部と右苗植付装置部とが横一列状に並ぶ作業姿勢
と、左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫々横向きと
なって背中合わせとなる格納姿勢とに姿勢切り換え可能
に構成していることから、苗植付装置を作業姿勢から格
納姿勢に切り換えることによって、苗植付装置の機体横
方向への張り出し量を減少させることができる。また、
奇数の倍数となる十条や十四条などの条数の植え付けを
行う多条植え用の苗植付装置を、左苗植付装置部と右苗
植付装置部とに偶数条単位で不均等に二分割可能に構成
していることから、前記苗植付装置を、左苗植付装置部
と右苗植付装置部とに等しい条数単位で均等に二分割可
能に構成する場合のように、中央に位置する植付伝動ケ
ース自体を二分割可能に構成する、あるいは、左右に植
付機構を備えた植付伝動ケースと左右のいずれか一方に
植付機構を備えた植付伝動ケースとの組み合わせによっ
て偶数個の植付伝動ケースが並列配備された苗植付装置
を構成する必要がない。つまり、中央に位置する植付伝
動ケースの構造が複雑になるとともに製造コストが嵩む
不都合、あるいは、不必要に植付伝動ケースの数量が増
加して製造コストが嵩むといった不都合を招くことがな
い。
【0009】本第2発明によると、左苗植付装置部と右
苗植付装置部のうち、条数が少ない方に、植付伝動ケー
スに対して苗載台を一定ストロークで往復横移動させる
苗載台横移動機構を配備していることから、苗植付装置
を左苗植付装置部と右苗植付装置部とに等しい条数単位
で均等に二分割しない構成でありながらも、苗植付装置
を格納姿勢に切り換えた状態での左右の重量バランスを
略均等にすることができる。つまり、路上走行させる際
の安定性ならびに操縦性の向上を図れるようになる。
【0010】本第3発明によると、左苗植付装置部と右
苗植付装置部とを、一方の姿勢切り換え操作に連動して
他方が姿勢切り換え操作されるように連動連結している
ことから、一方の苗植付装置部の姿勢切り換え操作を行
うだけで、左右両方の苗植付装置部の姿勢切り換えを一
挙に行えるようになる。また、左苗植付装置部と右苗植
付装置部のうち、条数が多い方に姿勢切り換え操作用の
把手を備えていることから、重い方の苗植付装置部の姿
勢切り換え操作を直接的に、また、軽い方の苗植付装置
部の姿勢切り換え操作を間接的に行うようになるので、
条数が少ない方に姿勢切り換え操作用の把手を備えて、
軽い方の苗植付装置部の姿勢切り換え操作を直接的に、
また、重い方の苗植付装置部の姿勢切り換え操作を間接
的に行う場合に比較して、軽い操作力で左右の苗植付装
置部の姿勢切り換え操作を一挙に行えるようになる。
【0011】
【発明の効果】従って、本第1発明によれば、奇数の倍
数となる条数の植え付けを行う多条植え用の苗植付装置
を備えた多条植え用の田植機においても、構造の複雑化
や製造コストが嵩むといった不都合を招くことのない構
成でありながら、田植機を路上走行、あるいは、トラッ
クなどの運搬車で搬送させる際には、苗植付装置の機体
横方向への張り出し量を減少できるようになった。
【0012】本第2発明によれば、奇数の倍数となる条
数の植え付けを行う多条植え用の苗植付装置を、左苗植
付装置部と右苗植付装置部とに偶数条単位で不均等に二
分割する構成でありながらも、苗植付装置を格納姿勢に
切り換えた状態での路上走行における安定性ならびに操
縦性の向上を図れるようになった。
【0013】本第3発明によれば、苗植付装置の姿勢切
り換え作業における操作性の向上、ならびに、労力の軽
減を図れるようになった。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1には、乗用型田植機の全体側面が示さ
れており、この乗用型田植機は、乗用型の走行機体1
と、走行機体1の後部にリンク機構2を介して油圧式の
リフトシリンダ3の作動により昇降自在となるように連
結された苗植付装置4によって構成されている。図2〜
図5に示すように、苗植付装置4は、奇数の倍数となる
条数の一例である十条(5×2)の植え付けを行うよう
に構成された十条植え用のものである。また、苗植付装
置4は、偶数条単位の一例である四条分の植え付けを行
う左苗植付装置部4Aと、偶数条単位の一例である六条
分の植え付けを行う右苗植付装置部4Bとに不均等に二
分割可能に構成されるとともに、左苗植付装置部4Aと
右苗植付装置部4Bとが横一列状に並ぶ作業姿勢(図2
及び図4参照)と、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置
部4Bとが夫々横向きになって背中合わせとなる格納姿
勢(図3及び図5参照)とに姿勢切り換え可能に構成さ
れている。つまり、苗植付装置4を格納姿勢に切り換え
ることによって、苗植付装置4の機体横方向への張り出
し量を減少できるようになっている。
【0016】苗植付装置4の構成について詳述すると、
図1〜図3に示すように、苗植付装置4は、前記リンク
機構2の後端に連結された固定フレーム5、この固定フ
レーム5の左右両端部夫々に縦向き姿勢で回転不能に支
持された固定軸6、各固定軸6にその軸芯P1周りで揺
動自在となる状態に一端側が枢支された揺動フレーム
7、各揺動フレーム7の他端側(遊端側)に縦向き姿勢
で枢支された回動軸8、各回動軸8の軸芯P2周りの回
動に伴って軸芯P2周りで揺動する状態に各回動軸8に
連結された支持ブラケット9、各支持ブラケット9と軸
芯P2周りで一体揺動する状態に連結されたフィードケ
ース10、各フィードケース10から左右に向けて延設
された支持フレーム11、各支持フレーム11から後方
に向けて延設されたフレーム兼用の植付伝動ケース1
2、各植付伝動ケース12の後部に軸支された左右一対
の植付機構13、植付伝動ケース12に対して一定のス
トロークで一体往復横移動する苗載台14、および、植
付機構13による苗植え付け箇所に対して整地作用を施
すT字状に形成された整地フロート15、などによって
構成されている。左苗植付装置部4Aに属する支持フレ
ーム11には、二個の植付伝動ケース12が左右に並列
配備されている。右苗植付装置部4Bに属する支持フレ
ーム11には、三個の植付伝動ケース12が左右に並列
配備されている。左苗植付装置部4Aに属する苗載台1
4は、四条分の苗を載置するように形成されている。右
苗植付装置部4Bに属する苗載台14は、六条分の苗を
載置するように形成されている。左右中央に配備される
整地フロート15は、右苗植付装置部4Bに属するよう
になっている。
【0017】つまり、上記のように、奇数の倍数となる
条数(例えば、十条)の植え付けを行う多条植え用の苗
植付装置4においては、苗植付装置4を左苗植付装置部
4Aと右苗植付装置部4Bとに偶数条単位(例えば、四
条と六条)で不均等に二分割可能に構成することによっ
て、田植機を路上走行、あるいは、トラックなどの運搬
車で搬送させる際には、中央に位置する植付伝動ケース
12を二分割可能に構成する、あるいは、左右に植付機
構13を備えた植付伝動ケース12と左右のいずれか一
方に植付機構13を備えた植付伝動ケース12との組み
合わせによって偶数個の植付伝動ケース12が並列配備
された苗植付装置4を構成する、などに起因した構造の
複雑化や製造コストが嵩むといった不都合を招くことな
く、苗植付装置4の機体横方向への張り出し量を減少さ
せる格納姿勢への姿勢切り換えを行えるように構成でき
るのである。
【0018】図2および図3に示すように、固定フレー
ム5の略左右中央には、ベベルギア機構(図示せず)を
内蔵した動力分配供給部16が支持されており、走行機
体1側から伝動軸17を介して伝達された動力を、左右
夫々の爪クラッチ機構18、および、ユニバーサルジョ
イントを備えた伝動軸19を介して左右のフィードケー
ス10へ分配供給するようになっている。つまり、図2
に示すように、苗植付装置4の作業姿勢においては、左
右の爪クラッチ機構18が噛合連結されることから、走
行機体1側からの動力は左右のフィードケース10に伝
達されるようになっている。一方、図3に示すように、
苗植付装置4の格納姿勢においては、左右の爪クラッチ
機構18の噛合連結が解除されることから、走行機体1
側からの動力は左右のフィードケース10に伝達されな
いようになっている。
【0019】図2および図3に示すように、左苗植付装
置部4Aに属するフィードケース10から左方に向け
て、このフィードケース10の動力によって回転駆動さ
れる螺軸20が延設されている。この螺軸20の延出端
は、左苗植付装置部4Aに属する支持フレーム11の左
端側から上方に向けて延設された支持部材21によって
枢支されている。螺軸20には、この螺軸20の回転に
よって一定ストロークで左右にネジ送りされる移動体2
2が螺合されている。移動体22は、左側の苗載台14
と一体移動可能に連結されている。つまり、左苗植付装
置部4Aには、螺軸20、支持部材21、および、移動
体22によって構成されるとともに、苗植付装置4の作
業姿勢においては左右の苗載台14を植付伝動ケース1
2に対して一定のストロークで一体往復横移動させる苗
載台横移動機構23が配備されている。そして、この苗
載台横移動機構23を植え付け条数の少ない方、言い換
えると、重量の軽い方となる左苗植付装置部4Aに配備
することによって、苗植付装置4を四条分の植え付けを
行う左苗植付装置部4Aと六条分の植え付けを行う右苗
植付装置部4Bとに不均等に二分割する構成でありなが
らも、苗植付装置4を格納姿勢に切り換えた状態での左
右の重量バランスを略均等にすることができ、苗植付装
置4を格納姿勢に切り換えた状態で田植機を路上走行さ
せる際の安定性ならびに操縦性の向上を図れるのであ
る。尚、図2および図3における符号24は、左右の苗
載台14の下端を横摺動自在に下方から支持するように
植付伝動ケース12に支持された左右の摺動レールであ
る。
【0020】図6および図7に示すように、各固定軸6
の上部には、その軸芯P1と中心が一致する状態に第一
スプロケット25が固着されるとともに、その軸芯P1
周りに回動する状態に回動プレート26が枢支されてい
る。各回動軸8の上部には、回動軸8とその軸芯P2周
りに一体回動する状態に第二スプロケット27が固着さ
れている。各回動プレート26は、揺動フレーム7の軸
芯P1周りの揺動に伴って軸芯P1周りに回動するよう
に揺動フレーム7と連係ロッド28を介して連動連結さ
れている。左右の回動プレート26は、互いが逆方向に
回動するように交差姿勢に張設された一対の連係ワイヤ
29によって連動連結されている。第一スプロケット2
5は、その歯数が第二スプロケット27の歯数の二倍と
なる大径のものであり、この第一スプロケット25と第
二スプロケット27とに渡って伝動チェーン30が巻き
掛けられている。つまり、左苗植付装置部4Aと右苗植
付装置部4Bとは、第一スプロケット25、回動プレー
ト26、第二スプロケット27、連係ロッド28、連係
ワイヤ29、および、伝動チェーン30によって構成さ
れた連動機構31によって連動連結されており、左右の
苗植付装置部4A,4Bのいずれか一方の姿勢切り換え
操作に連動して他方が姿勢切り換え操作されるようにな
っている。
【0021】図2および図3に示すように、右苗植付装
置部4Bには、右端側に配設された二つの植付伝動ケー
ス12の後部同士を連結する連結杆からなる姿勢切り換
え操作用の把手32が備えられている。つまり、植え付
け条数の多い方、言い換えると、重量の重い方となる右
苗植付装置部4Bに姿勢切り換え操作用の把手32を備
えることにより、重い方となる右苗植付装置部4Bの姿
勢切り換え操作を直接的に、また、軽い方となる左苗植
付装置部4Aの姿勢切り換え操作を間接的に行うように
している。これによって、軽い方となる左苗植付装置部
4Aの姿勢切り換え操作を直接的に、また、重い方とな
る右苗植付装置部4Bの姿勢切り換え操作を間接的に行
う場合に比較して、左右の苗植付装置部4A,4Bの姿
勢切り換え操作を軽い操作力で一挙に行えるのである。
【0022】〔別実施例〕以下、本発明の別実施例を列
記する。 苗植付装置4の植え付け条数としては十条に限定さ
れるものではなく、例えば、十四条(7×2)など、奇
数の倍数となる条数であれば種々の変更が可能である。
ちなみに、苗植付装置4を十四条植え用とした場合は、
苗植付装置4を、例えば、偶数条単位の一例である六条
分の植え付けを行う左苗植付装置部4Aと、偶数条単位
の一例である八条分の植え付けを行う右苗植付装置部4
Bとに不均等に二分割可能に構成することなどが考えら
れる。
【0023】 上記実施例においては、十条植え用の
苗植付装置4を、四条分の植え付けを行う左苗植付装置
部4Aと、六条分の植え付けを行う右苗植付装置部4B
とに二分割したが、六条分の植え付けを行う左苗植付装
置部4Aと、四条分の植え付けを行う右苗植付装置部4
Bとに二分割するようにしてもよい。この場合、条数が
少ない方となる右苗植付装置部4Bに苗載台横移動機構
23を配備し、かつ、条数が多い方となる左苗植付装置
部4Aに把手32を備えるようにすればよい。
【0024】
【0025】 把手32としては、条数が多い方とな
る左苗植付装置部4Aまたは右苗植付装置部4Bに備え
られるのであれば、その配設箇所や形状は種々の変更が
可能である。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】苗植付装置の作業姿勢を示す平面図
【図3】苗植付装置の格納姿勢を示す平面図
【図4】苗植付装置を作業姿勢に設定した状態を示す乗
用型田植機の全体平面図
【図5】苗植付装置を格納姿勢に設定した状態を示す乗
用型田植機の全体平面図
【図6】苗植付装置を作業姿勢に設定した状態での連動
機構の構成を示す平面図
【図7】苗植付装置を格納姿勢に設定した状態での連動
機構の構成を示す平面図
【符号の説明】 走行機体 4 苗植付装置 4A 左苗植付装置部 4B 右苗植付装置部 12 植付伝動ケース 14 苗載台 23 苗載台横移動機構 32 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 A01B 73/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奇数の倍数となる条数の植え付けを行う
    多条植え用の苗植付装置(4)を、左苗植付装置部(4
    A)と右苗植付装置部(4B)とに偶数条単位で不均等
    に二分割可能に構成するとともに、前記左苗植付装置部
    (4A)と右苗植付装置部(4B)とが、それらに対す
    る走行機体(1)からの伝動を可能にする作業伝動系が
    配備される各苗載台(14)の背面側を前記走行機体
    (1)に向けた状態で横一列状に並ぶ作業姿勢と、前記
    左苗植付装置部(4A)と右苗植付装置部(4B)と
    、それらの分割端の後方への移動によって、各苗載台
    (14)の背面側を向かい合わせた前揃えの横向き状態
    となる背中合わせの格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構
    成してある多条植え用の田植機。
  2. 【請求項2】 前記左苗植付装置部(4A)と右苗植付
    装置部(4B)のうち、条数が少ない方に、植付伝動ケ
    ース(12)に対して苗載台(14)を一定ストローク
    で往復横移動させる苗載台横移動機構(23)を配備し
    てある請求項1記載の多条植え用の田植機。
  3. 【請求項3】 前記左苗植付装置部(4A)と右苗植付
    装置部(4B)とを、一方の姿勢切り換え操作に連動し
    て他方が姿勢切り換え操作されるように連動連結すると
    ともに、前記左苗植付装置部(4A)と右苗植付装置部
    (4B)のうち、条数が多い方に姿勢切り換え操作用の
    把手(32)を備えてある請求項1または2記載の多条
    植え用の田植機。
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