JP3432564B2 - ドラフト装置 - Google Patents

ドラフト装置

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JP3432564B2
JP3432564B2 JP00862294A JP862294A JP3432564B2 JP 3432564 B2 JP3432564 B2 JP 3432564B2 JP 00862294 A JP00862294 A JP 00862294A JP 862294 A JP862294 A JP 862294A JP 3432564 B2 JP3432564 B2 JP 3432564B2
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guide
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guide surface
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/70Constructional features of drafting elements
    • D01H5/86Aprons; Apron supports; Apron tensioning arrangements
    • D01H5/88Cradles; Tensors
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/26Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by one or more endless aprons

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲第1項
の上位概念に記載の形式の、紡績機械においてスライバ
をドラフトするためのドラフト装置、特に少なくとも1
つのエプロンドラフト帯域を有するドラフト装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記形式のドラフト装置は例えばヨーロ
ッパ特許公開第0450361号明細書から公知であ
る。
【0003】平行な繊維から成るスライバをドラフトす
るためのドラフト装置は紡績産業において公知である。
従来のドラフト装置は周方向のローラ速度が連続的に上
昇する一連のローラ対を有していて、この場合最後のロ
ーラ対はスライバデリベリローラとして作用し、次いで
ドラフトされたスライバはスライバを糸に紡績するため
の機構、例えばリング精紡機又はエアージェット精紡機
に供給される。
【0004】エプロン対、即ちドラフトされたスライバ
を付加的にガイドするためのエプロン対を使用したドラ
フト装置は例えば西ドイツ国特許出願公開第11151
60号明細書から公知である。この明細書では、剛性的
な偏向レールによってガイドされたクレードル内でエプ
ロンドラフト装置の上側のエプロンと関連して使用され
る緊張装置が開示されている。
【0005】湾曲した偏向レールは上側のエプロンをば
ね弾性的に支持された緊張部材を介して緊張しかつこれ
によって調節ねじによって定置のストッパに押し付けら
れる。締め付け面はこのエプロンドラフト装置において
は両エプロンの間に形成される。
【0006】実地においては西ドイツ国特許出願公開第
1115160号明細書から公知の装置では、ドラフト
装置を介してドラフトされるスライバにエプロン内部で
均一な圧力を作用させることが困難である。
【0007】更に、エプロンドラフト装置のローラ対間
の圧力はクレードル又はばね負荷されたアームに対する
圧力よりも大きく設定されねばならない。従ってドラフ
ト帯域においてスライバは不規則にガイドされるように
なる。このことは特に、撚のない引きそろえられたスラ
イバを紡績するためには不都合である。
【0008】専門分野で周知のようにドラフト装置は一
般的に次のように構成される、即ち、ドラフト装置を成
すそれぞれのローラ対又はエプロン対の締め付けライン
又は締め付け面がほぼ共通の平面内に又は少なくとも何
らかの形式で方向付けられて配置され、これによりロー
ラ対又はエプロン対の締め付けライン又は締め付け面を
介して搬送される繊維から成るスライバが最終的に後続
のローラ対又はエプロン対の締め付けライン又は締め付
け面内に供給されるように、ドラフト装置は構成され
る。
【0009】紡績機械、保守ロボット、補助機構又は特
別な紡績機械又は紡績法に関連した別のファクタの正確
な配列に関連して、ドラフト装置を介したスライバ供給
経路は、ローラ対又はエプロン対の締め付け面から流出
するスライバが当初流出経路に沿って後続のローラ対の
一方のローラに直接接触してガイドされるように、配置
される。これによって最終的にスライバは後続のローラ
の締め付け個所内に導入される。
【0010】上記形式の装置(アメリカ合衆国特許第4
520532号明細書;スタルダー)では、それぞれ上
側及び下側のエプロン用の上側及び下側のガイドが設け
られていて、この場合エプロンは上側及び下側の引出し
ローラに隣接するそれぞれのガイドの突出範囲を介して
偏向される。
【0011】この装置は特に、突出範囲の1つが引込み
及び引出しローラの間の収斂するスペース内に締め付け
個所の方向で突入しかつスライバを締め付け個所のでき
るだけ近くまでガイドするように、調整されている。
【0012】更に公知の装置は、スライバが有利な形式
で締め付け個所内に進入する前に突出範囲の湾曲した表
面を介して偏向されるように、調整されている。更に公
知の装置は、上側及び下側のエプロンが引込及び引出し
ローラの近くまで延びるように、調整されている。
【0013】この特徴は有益である。それというのも、
締め付け個所内に進入する前に一方のエプロンガイドの
湾曲した突出範囲を介してスライバを偏向することによ
って繊維の付加的なガイド作用が得られるからであり、
しかも引込み及び引出しローラの近くまで延びるエプロ
ンによって、高回転速度の場合ローラによりかなりの量
の空気が締め付け個所内に引込まれることが阻止される
からである。この場合空気の引込みによっていずれにせ
よ不都合にはスライバが乱されるようになる。
【0014】特に空気流が何らかの形式で遮断されない
場合には、空気流は締め付け個所の近くに集りかつ収斂
したスペースに基づいて軸方向で流れて、ローラの側部
を介して流出するようになる。この場合空気流によっ
て、空気流内に位置するスライバが拡散されかつスライ
バの繊維の配向が著しく乱されるようになる。
【0015】引込み及び引出しローラの直前でのこのよ
うな有益なガイド(アメリカ合衆国特許第452053
2号明細書による装置によって公知)にも拘わらず、ス
ライバを上側及び下側のエプロンの間に締め付けて、上
側及び下側の引込みローラから下側及び上側の引出しロ
ーラに向かうスライバ経路に沿ってスライバをガイドす
ることに、問題がある。この経路は、下側のエプロンガ
イドの突出範囲を介して僅かな偏向が行われることを除
いて、ほぼ直線的な経路である。
【0016】従ってこの公知の装置はこれより先に述べ
た公知の装置に比べてかなりの改良が行われているにも
拘わらず、依然としてガイドに関してある程度の問題が
ある。
【0017】相応の装置はアメリカ合衆国特許第464
4609号明細書(ラットナー)から公知である。この
公知の装置は特に、ドラフト装置において両エプロン間
でスライバをガイドすることを対象とするのもではな
く、ストランド破損及び修理に応じてドラフト装置を自
動的に停止しかつ再び始動させる可能性を対象としてい
る。
【0018】しかしながらこのアメリカ合衆国特許第4
644609号明細書では次に述べる装置が開示されい
てる。
【0019】つまりこの装置においては、上側及び下側
のエプロンは上側及び下側のガイドを介して移動し、こ
の場合下側のガイドが僅かに湾曲して形成されかつ上側
のガイドがほぼ突出範囲のみを有していて、この突出範
囲は、上側のエプロンが上側の引出しローラに隣接する
突出範囲を介して偏向される間に、上側のエプロンにガ
イド作用を及ぼす。
【0020】更に、前記凸面状に湾曲したガイド面を備
えた下側のガイドは凹所又は段部を有していて、この凹
所又は段部は湾曲したガイド面に連続して形成されかつ
下側の引出しローラ近くで、下側のエプロンを偏向する
突出範囲に移行している。この場合、上側のエプロン並
びに下側のエプロンは凸面状に湾曲した区分と突出範囲
との間で下側のガイドのガイド面の凹所内には押し込ま
れない。
【0021】更に、下側のエプロンが下側のガイドを介
して移動している間には、ほぼ上側のエプロンの張力の
みによって上側のエプロンが下側のエプロンの湾曲した
エプロン区分に押し付けられる。実際には上側のエプロ
ンにかけられる張力は、上側のエプロンを摺動運動で上
側のエプロンガイドの比較的シャープに面取りされた突
出範囲を介して循環させるという必要性に基づいて、制
限されている。
【0022】従って、スライバが引込みローラ対間の締
め付け面から引出しローラ対に向けて進む間のスライバ
のガイドに制限が課せられ、かつ、引出しローラ対内に
進入するスライバの均一性に関し及びこのような形式で
紡績される糸の均一性に関し問題が生ずる。
【0023】更に東ドイツ国特許第292940号明細
書から、凸面状に湾曲したガイド面を備えた下側のエプ
ロンガイドと、上側の引出しローラの直前で上側のエプ
ロンを偏向する突出範囲を規定する上側のエプロンガイ
ドとを有する別の装置が、公知である。
【0024】下側のエプロンが下側のエプロンガイドの
前方の突出範囲を介して偏向される直前に下側のエプロ
ンのガイド面に対して接線を引いたとすれば、即ち下側
のエプロンからのスライバの分離点において接線を引い
たとすれば、この接線は上側及び下側の引出しローラの
締め付け個所を通る、つまり実際にはこの接線はスライ
バが追従する経路である。
【0025】同じことは前述のアメリカ合衆国特許第4
644609号明細書の装置にも該当する。即ち、スラ
イバが上側及び下側の引出しローラの間の締め付け個所
に進入する前に下側のエプロンから離れた場合には、ス
ライバは偏向されない。
【0026】東ドイツ国特許第292940号明細書か
ら公知の装置では、スライバが上側及び下側の引出しロ
ーラの間の締め付け個所に進入する間、エプロン間でス
ライバを申し分なくガイドすることができない。
【0027】ガイドの欠陥によって、スライバの速度及
びドラフト比が増大した場合に、重大な障害をもたらす
ことが明らかとなった。
【0028】更にアメリカ合衆国特許第4533290
号明細書から、アメリカ合衆国特許第4520532号
明細書から公知の装置に著しく類似したエプロンドラフ
ト装置が公知である。
【0029】しかしながらこの場合、スライバがエプロ
ン間に締め付けられている間、スライバは偏向されるこ
となく引込みローラ対から引出しローラ対に向けて直線
運動する。エプロンが直線運動するこのような装置で
は、エプロン間に締め付けられたスライバに均一な圧力
を及ぼすことは困難である。
【0030】アメリカ合衆国特許第4533290号明
細書から公知の装置の要旨は長い耐用寿命を有するエプ
ロンを設けることにある。
【0031】更に上位概念の構成を基礎としたヨーロッ
パ特許公開第0450361号明細書から公知の装置は
従来技術の実施例として後で第1図及び第2図に基づき
詳述する。ヨーロッパ特許公開第0450361号明細
書から公知の装置はその他の従来技術に比して改良され
ているが、これにも拘わらず両エプロン間でのスライバ
の繊維の完全で正確なガイド作用は得られない、即ち依
然として、特に極めて高速のドラフト装置のために改良
の余地がある。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、両エ
プロンの間でスライバの繊維を正確にガイドできよう
な、かつ、いわゆるスライバ・紡績のために特に適する
ような、かつ、ドラフトされたスライバから形成される
紡績された糸の均一な特性が得られるような、冒頭に述
べた形式のドラフト装置を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、上側及び下側のエプロンガイドが湾曲したエプロン
ガイド面を有していて、このエプロンガイド面は、エプ
ロンが上側及び下側の引込みローラから突出範囲に向け
て移動する場合、それぞれのエプロンと接触する少なく
とも接触長さ全体に亘って延びており、上側及び下側の
エプロンガイドが協働して、締め付け面から上側及び下
側の引出しローラまでスライバ用のほぼS字形の経路を
形成しており、両エプロンがS字形の経路の少なくとも
1つの主要部分に亘って互いにほぼ並行に位置している
ことによって解決された。
【0034】
【発明の効果】このような構成ではスライバは引込みロ
ーラと引出しローラとの間の湾曲した経路上を効果的に
ガイドされかつ、スライバが上側及び下側のエプロンの
間に締め付けられている間に、少なくとも一度、有利に
は二度偏向される。
【0035】従って本発明のドラフト装置では、エプロ
ンが上側及び下側の引込みローラから引出しローラの締
め付け個所に向けて移動する間、エプロンは連続的に湾
曲した経路を介して移動する。
【0036】従って両エプロンの直線的な運動範囲が除
かれる。このような直線的な運動範囲ではエプロン内の
張力によって、スライバの運動方向に対して垂直方向で
層状のエプロン/スライバ/エプロン組の全長に亘って
作用する著しい圧縮力を効果的に作用させることができ
ない。このことはこのような直線的な運動範囲ではスラ
イバを完全に確実にガイドできないということを意味す
る。
【0037】ほぼS字形のスライバ経路を有する本発明
の有利な構成は次のようなドラフト装置において実現で
きる。このドラフト装置においては、下側のエプロンガ
イドが凸面状に湾曲したガイド面を有し、このガイド面
が突出範囲まで延びていてかつ下側のエプロンを案内す
るS字形の経路の第1の湾曲区分を形成しており、上側
のエプロンガイドが凸面状に湾曲したガイド面を有し、
このガイド面が突出範囲まで延びていてかつ上側のエプ
ロンを案内するS字形の経路の第2の湾曲区分を形成し
ており、この場合、S字形の経路の第1の湾曲区分及び
第2の湾曲区分が滑らかな接線方向の移行部を介して互
いに移行しており、上側のエプロンの突出範囲が上側及
び下側の引出しローラの間に形成される締め付け個所の
最も近くまで延びている。
【0038】引込み及び引出しローラとの間の収斂する
スペース内に上側のエプロンガイドの突出範囲が突入し
ているので、エプロンは上側の引出しローラの表面の近
くまで運動できひいてはかなりの空気流を阻止するのに
利用される。この空気流は上側の引込みローラによって
締め付け個所に引き込まれかつ突出範囲の端部を介して
偏向されるスライバの繊維を乱す。
【0039】更に上側のエプロンガイドの突出範囲は、
スライバを上側のエプロンガイドを介して10度乃至3
0度、有利にはほぼ20度の比較的大きい角度で偏向す
るように、位置決めされている。このような偏向によっ
て、スライバが上側のエプロンガイドを介して偏向され
る間に、スライバは上側のエプロンガイドに湾曲したガ
イド面に押し付けられるようになり、これによってスラ
イバのガイド作用が改善される。
【0040】特に有利な構成では次のようなドラフト装
置も提供される。このドラフト装置においては、下側の
エプロンガイドが下側のエプロン用のほぼS字形の湾曲
したガイド面を有していて、この場合S字形のガイド面
がほぼ下側のエプロンガイドの突出範囲まで延びてお
り、上側のエプロンガイドが突出範囲まで延びる凸面状
の湾曲したガイド面を有していて、この場合上側のエプ
ロンガイドの凸面状に湾曲したガイド面が上側及び下側
の引出しローラに隣接する下側のガイドのS字形のガイ
ド面の湾曲区分に隣接してしかもこの湾曲区分に形状を
適合して配置されている。
【0041】この場合スライバのS字形の経路は下側の
エプロンガイドのS字形のガイド面によって規定されか
つスライバは、スライバがエプロンガイドのS字形のガ
イド面に沿って移動しかつこの際両エプロン間に締め付
けられている間に、逆方向で二度著しく角度偏向され
る。
【0042】
【実施例】第1図及び第2図ではヨーロッパ特許公開第
0450361号明細書から公知のドラフト装置の実施
例をかつ第3図及び第4図では本発明によるドラフト装
置の実施例を図示している。第1図及び第2図では同じ
構成部材には同じ符号が付されている。この場合”スラ
イバ”という概念は、まだドラフトできる程度まで互い
に撚られた縦長の多数の繊維を意味する。
【0043】一般に所定の平均的なステープル長さを有
する個々の繊維を集めたスライバ20はスライバ貯蔵源
からドラフト装置の第1の組の繊維供給ローラ(図示せ
ず)内に案内される。供給ローラの締め付け個所から送
出したスライバは最終的に、例えば第1図及び第2図で
符号6,9で示されたエプロン対の締め付け面内に供給
される。
【0044】第1図では、第1の締め付け面22又は締
め付けラインを形成しかつスライバ20を引出しローラ
対又はデリベリローラ対4,5に供給する引込みローラ
2,3を有するエプロンドラフト帯域1が図示されてい
る。下側のエプロン6は下側の引込みローラ2を介して
又はこの引込みローラを中心として駆動されかつエプロ
ンガイドローラ8及びガイド部材又は、引出しローラ又
はデリベリローラ対4,5に向けて延びるエプロンガイ
ド7を介して循環する。
【0045】エプロンガイド7は従来の形式でエプロン
6の下側、即ち内部に設けられていて、このエプロンは
エプロンガイド7の上側のガイド面を介して移動する。
第1図及び第2図で図示されているように、エプロンガ
イド7の上側のガイド面はスライバ20の移動方向21
に対して相対的に背面から前面に向けて延びていてかつ
最も前方に位置する縁部は湾曲又は面取りされた縁部範
囲又は突出範囲14に移行している。
【0046】エプロンガイド7の後方の縁部と前方の縁
部との間でエプロンガイド7の上側のガイド面内の段部
によって切欠き13が形成されている。
【0047】上側のエプロン9は上側の引込みローラ3
を介して又はこの引込みローラを中心としてしかもばね
負荷されたアーム10(第1図及び第2図で部分的に図
示)としてのエプロンクレードル又はエプロンガイドを
介して循環する。エプロンガイド10は従来の形式でエ
プロン9の上側に設けられていてかつ最も前方に位置す
る端部で、エプロン9を偏向する湾曲又は面取りされた
突出範囲15に移行している。
【0048】1つ又は2つの引込みローラ2、3が矢印
23,24で示された方向で駆動され、これによって第
1図及び第2図のエプロン6,9は、スライバ20をエ
プロン間に掴んで移動方向21の方向に案内するよう
に、同じ方向で種々の構成部材3,10,2,7,.8
を介して駆動される。
【0049】上側のエプロンの両側まで延びかつ突出範
囲15でロッドエレメントを介して互いに結合される2
本のアームとしてのエプロンガイド10はばね11によ
ってエプロンガイド7に押し付けられ、このばね11は
他端で紡績機械の定置のフレーム部分12に係合してい
る。
【0050】エプロンガイド7内の段部又は切欠き13
は2つのエプロン6,9の間の接触範囲に配置されてい
てかつ前方の突出範囲14は引出しローラ対4,5に向
けて配置されている。上側のエプロンガイド10の突出
範囲15は、第1図で図示されているように、エプロン
ガイド7の突出範囲14から前方に突出するような位置
に配置されているので、突出範囲14の表面には引出し
ローラ4,5間の締め付け個所25に隣接して前方のエ
プロン偏向面が形成される。
【0051】引出しローラ4,5間の締め付け個所と突
出範囲14の表面の締め付け面との間の間隔は、スライ
バ20内部で処理される繊維の平均的なステープル長さ
より短いか又は最高でもこの長さと同じであるように、
選ばれている。エプロンガイド10の突出範囲15及び
突出範囲14は共に面取りして又は湾曲して形成されて
いて、これにより面取りされた突出範囲14,15を介
して又は中心として偏向されるエプロン6,9との過度
の摩擦が回避されるようになる。
【0052】第2図では類似のエプロンドラフト帯域1
が図示されていて、この場合上側のエプロンガイド10
の突出範囲15は下側のエプロンガイド7の上側のガイ
ド面内の段状の切欠き13内に押し込まれている。この
ために上側のエプロン9′は第1図の上側のエプロン9
よりも短く形成されている。
【0053】第1図で図示の実施例では切欠き13によ
って下側のエプロン6はエプロンガイド7の範囲である
程度緩められる。従って突出範囲14の上側範囲でエプ
ロン6,9の間に前方のスライバガイド範囲が正確に規
定される。第2図で図示の変化実施例では切欠き13の
上側範囲でエプロン6,9’の間に前方のスライバガイ
ド範囲が設けられる。この両実施例はエプロンドラフト
帯域1の始端と終端との間で正確なスライバガイドが保
証される。
【0054】第1図及び第2図から明らかなように、エ
プロンガイド7の上側のガイド面内に切欠き13を配置
することによって、前方のスライバガイド範囲の適合性
及びスライバ20を前方のスライバガイド範囲から流出
部まで案内する方向が制御される。
【0055】第1図の実施例で図示されているように、
スライバ20は前方のスライバガイド範囲から流出部ま
で直接下側の引出しローラ5に接触して案内されるのに
対して、第2図の実施例ではスライバ20は前方のスラ
イバガイド範囲から流出部まで直接上側の引出しローラ
4に接触して案内される。
【0056】一方又は他方の引出しローラ4,5と流出
するスライバ20との最初の接触によって、引出しロー
ラ4,5の表面の締め付け形式に基づきスライバの付加
的なガイド作用及び引き出しローラ4,5の締め付け個
所内へのガイド作用が得られる。
【0057】このために上側のエプロンガイド10の突
出範囲15は第1図の実施例では下側の引出しローラ5
にできるだけ密接して配置されるか、又は、選択的にド
ラフト装置引出しローラ対の第2図の実施例では突出範
囲14は上側の引出しローラ4にできるだけ密接して配
置される。例えば引出しローラ4又は5に対して突出範
囲14はほぼ5mm以下で、有利には1mm乃至2mm
以下の間隔で密接される。
【0058】両実施例は有利なエプロン機構として、ス
ライバをドラフトしかつガイドしかつ精紡機に供給する
ために使用されるドラフト装置において使用され、しか
も有利には撚のないスライバから直接紡績するリング精
紡機と関連して使用される。記述のドラフト装置は類似
の形式でエアージェット・精紡機と関連して使用するた
めにも適する。
【0059】第3図及び第4図では、多くの点で第1図
及び第2図の実施例に類似しているが、優れたドラフト
効率を得るのに極めて重要である多くの相違点を有する
本発明の特に有利な実施例を図示している。機械的な類
似性に基づき第3図及び第4図でも第1図及び第2図に
相応する構成部材には同じ符号が付されている。更に図
示されてないがローラは慣用の形式でドラフト装置内に
設けられている。このことは第1図及び第2図のドラフ
ト装置の場合にも該当する。
【0060】更に運転中には第3図及び第4図のドラフ
ト装置は第1図及び第2図のドラフト装置と同じ形式で
駆動される。即ち、下側の引込みローラ2は矢印23の
方向に駆動されかつ下側の引出しローラ5は矢印28の
方向に、事実上引込みローラ2の周速度よりも早い周速
度で駆動され、このことは所望のドラフト作用を得るた
めに必要である。
【0061】下側の引込みローラ2はエプロン6を駆動
し、このエプロン6は摩擦によってエプロン9を駆動す
る。上側の引込みローラ3は自由に回転することができ
る。同じ形式で下側の引出しローラ5は上側の引出しロ
ーラ4を上側の引出しローラ4との摩擦接触によって駆
動する。
【0062】第3図実施例と第1図実施例との重要な相
違点は主として、下側のエプロンガイド7の範囲、及
び、間にスライバ20を締め付けるエプロン6,9のた
めに得られる異なる経路にある。特に下側のエプロンガ
イド7は凸面状に湾曲したガイド面30を有し、このガ
イド面は、下側のエプロン6が湾曲したガイド面を介し
て移動する場合に、下側のエプロン6を相応の凸面状に
湾曲した形状に湾曲させる。
【0063】下側のエプロン6内の張力に基づいて下側
のエプロン6は、下側のエプロン6がガイド面30を介
して及び湾曲した突出範囲14を介して移動する場合
に、凸面状に湾曲したガイド面30の湾曲形状に密接す
る。前記突出範囲14は段部を形成することなく凸面状
に湾曲したガイド面30に移行している。
【0064】上側のエプロン9の下側のエプロン区分3
2は、上側及び下側のエプロンが一緒に凸面状に湾曲し
たガイド面30を介して移動する場合に、下側のエプロ
ン6の凸面状に湾曲した上側のエプロン区分36’に対
して並行に移動する。
【0065】両エプロン区分32.36’がエプロン区
分間に締め付けられたスライバと共にガイド面30を介
して移動する場合、スライバ20は下側のエプロンの上
側のエプロン区分36’と上側のエプロン9の下側のエ
プロン区分32との間である程度圧縮される。エプロン
9内の張力によって、両エプロンが一緒に湾曲したガイ
ド面30を介して移動する場合に、両エプロン間で所要
の圧力が生ぜしめられる。
【0066】下側のエプロン6が突出範囲14を介して
偏向される場合には、エプロン6はスライバから離れる
が、スライバは依然として上側のエプロン9に留まり、
これによってスライバは上側のエプロンガイド10の突
出範囲15を介して偏向され始める。
【0067】スライバは、引出しローラ4,5の締め付
けラインを通る際に引出しローラ4,5によって引張ら
れひいては反対方向に偏向される。このような偏向は、
スライバが締め付け個所25内に進入する直前に突出範
囲15を介して案内される場合に、凸面状に湾曲したガ
イド面30上で生ぜしめられる。
【0068】このことは、スライバが上側及び下側の引
込みローラ2,3の間の締め付け面22から上側及び下
側の引出しローラ4,5の間の締め付け個所25までほ
ぼS字形の経路に従って移動するということを、意味す
る。このS字形の経路は事実上2つの締め付け面又は締
め付け個所22.25の間の全区間に亘って延びてい
る。
【0069】更に上側のエプロン9は引出しローラ4,
5に極めて密接して配置されていて、これによって、引
出しローラによって搬送される空気によって生ぜしめら
れる空気運動の不都合な作用が著しく減少される。
【0070】図面から明らかなように、締め付け面22
において上側及び下側の引込みローラに接する第1の接
線34と、下側のエプロンガイド7の凸面状に湾曲した
ガイド面から上側のエプロンガイド10の凸面状に湾曲
したガイド面へのスライバ20の移行点38において下
側のエプロンガイド7の凸面状に湾曲したガイド面30
に接する接線36との間に形成される角度αは、20度
乃至50度、有利にはほぼ40度である。
【0071】更に第3図から明らかなように、前記接線
36と、上側のエプロンガイド10の湾曲したガイド面
からスライバを分離する突出範囲15の分離点42にお
いて上側のエプロンガイド10の湾曲したガイド面に接
する別の接線40との間の角度βは、特に10度乃至3
0度、有利にはほぼ20度である。
【0072】更に第3図では、前記接線40と、締め付
け個所25において上側及び下側の引出しローラ4,5
に接する接線42との間の角度γが示されている。この
角度γは5度乃至15度、有利には10度である。
【0073】付加的に第3図では下側のエプロンガイド
7の凸面状に湾曲したガイド面30の曲率半径44を図
示している。この曲率半径44は最良には15mm乃至
50mm、有利には25mmである。更に第3図では上
側のエプロンガイドの突出範囲15の有利な曲率半径4
6も示されている。この曲率半径46は最良には2mm
乃至5mm、有利には3mmである。
【0074】第4図の類似のドラフト装置では下側のエ
プロンガイド7はS字形のガイド面48を有していて、
この場合上側のエプロンガイドは突出範囲15まで延び
る凸面状に湾曲したガイド面50を有している。上側の
エプロンガイドの凸面状に湾曲したガイド面50は上側
及び下側の引出しローラに隣接する下側のエプロンガイ
ド7のS字形のガイド面の湾曲区分に隣接してしかもこ
の湾曲区分に形状を適合して配置されている。
【0075】上側のエプロンガイド10の湾曲したガイ
ド面50はS字形のガイド面48の凹面状の上向きの湾
曲部に突入していてかつこの湾曲部に対してほぼ並行に
延びている。このようにして上側のエプロン9の下側の
エプロン区分と下側のエプロン6の上側のエプロン区分
とはこれらの間にスライバを締め付けて互いに並行にS
字形のガイド面48を介して移動する。
【0076】従ってスライバ20は、スライバが両エプ
ロン区分の間で案内されている間、連続的に二度偏向さ
れかつ事実上引込みローラ2,3の締め付け面22から
引出しローラ4,5の締め付け個所25までのほぼ全区
間に亘って湾曲した経路を介して案内される。
【0077】スライバ20は上側のエプロンガイド10
の突出範囲15で上側のエプロンから分離された後で下
側のエプロンガイド7の突出範囲14を介してもう一度
偏向されて、上側及び下側の引込みローラ4,5の間の
締め付け個所25内に進入する。
【0078】第4図の実施例では、締め付け面22にお
いて上側及び下側の引込みローラ2,3に接する接線3
4と、移行点で下側のエプロンガイドのS字形のガイド
面48に接する接線52とは角度δを成し、前記移行点
ではスライバ20は、上側のエプロンガイド10の凸面
状に湾曲したガイド面50を介して案内され始める。有
利な実施例では前記角度δは、15度乃至40度、有利
には30度である。
【0079】更に第4図では、前記接線52と、上側及
び下側の引出しローラ4,5の間の締め付け個所25に
隣接する突出範囲15からのスライバの分離点において
上側のエプロンガイド10の湾曲したガイド面に接する
接線54との間の角度εが示されている。この角度εは
度乃至20度、有利には15度である。
【0080】更に、前記接線54と、締め付け個所25
に隣接する下側のエプロンガイドの突出範囲14からの
スライバの分離点において下側のエプロンガイドのS字
形に湾曲したガイド面に接する接線56との間の角度ζ
は、5度乃至20度、有利には15度である。
【0081】更に、前記接線56と、締め付け個所25
において上側及び下側の引出しローラ4,5に接する接
線58との間の角度ηは、5度乃至15度、有利には1
0度である。
【0082】上側及び下側の引込みローラ2,3とS字
形のガイド面48の第2の湾曲区分に対する移行点との
間の位置におけるS字形のガイド面48の第1の湾曲区
分の曲率半径60は20mm乃至40mm、有利には2
0mmである。
【0083】上側のエプロンガイドの凸面状に湾曲した
ガイド面は下側のエプロンガイド7のS字形のガイド面
に対置する位置において、2mm乃至5mm、有利には
ほぼ3mmの曲率半径61を有している。
【0084】更に下側のエプロンガイド7からのスライ
バ20の分離点における下側のエプロンガイド7の突出
範囲14の曲率半径62は、2mm乃至5mm、有利に
は3mmである。
【0085】第4図の実施例ではエプロン6は上側及び
下側の引出しローラ4,5と共に、有利には2mm以下
の比較的狭い中間スペースを規定している。
【0086】第3図及び第4図では図示されていない
が、上側のエプロンガイド10を下側のエプロンガイド
7に向けてばね弾性的に負荷するために、有利には第1
図のばね11に類似したばね弾性的な緊張手段が設けら
れている。
【0087】第3図の実施例では、スライバが下側のエ
プロンから分離される分離点と締め付け個所25との間
の間隔は有利にはスライバの繊維のステープル長さより
も短い。有利にはこの間隔は平均的なステープル長さの
75%よりも短い。
【0088】第4図のドラフト装置では、スライバ20
が上側のエプロンから分離される分離点と締め付け個所
25との間の間隔は同様に有利には繊維の平均的なステ
ープル長さよりも短くかつ特に平均的なステープル長さ
の75%よりも短い。
【0089】しかしながら、締め付け個所に最も近い、
スライバ20がエプロンから分離される分離点と、締め
付け個所との間の間隔をスライバの繊維のステープル長
さよりも長くすることもできる。それというのもスライ
バ内の個々の繊維を別の繊維との摩擦接触によって案内
することができるからである。
【0090】第3図及び第4図では、スライバをできる
だけ最良に引込みローラと引出しローラとの間で案内す
ること、即ち繊維流をできるだけコンパクトに維持する
ことが重要である。このことは有利には、第3図及び第
4図で図示されているように、繊維が締め付け面22か
ら締め付け個所25に向けて進む場合に下側のエプロン
6と上側のエプロン9とをできるだけ密接させひいては
繊維をしっかりと保持する場合にのみ、達成される。こ
のことは有利には、エプロンが湾曲したS字形の経路に
沿って移動する場合にのみ、極めて効果的に達成され
る。
【0091】更に、上側及び下側のエプロンの間のギャ
ップを離れた後で引出しローラ4,5内に進入するまで
の範囲でスライバを制御することが重要である。このこ
とは、スライバが別の偏向個所を介して引出しローラ
4,5の間のギャップ内に進入する場合に、最も最良に
実施される。このようにして、スライバの自由長さをで
きるだけ短く維持でき、この自由長さにおいては纏め合
わされた繊維はガイド面によって支持されない。
【0092】第3図と第4図の実施例の基本的な相違点
はほぼ、第3図ではスライバが一度だけ偏向されてエプ
ロン6,9の間のガイド区分を離れ、これにもかかわら
ず上側のエプロンガイド10の突出範囲15を介した別
の偏向に基づきS字形の経路に従って移動するのに対し
て、第4図ではスライバは両エプロン間で案内されてい
る間に二度偏向される、ということにある。
【0093】第3図から明らかなように、繊維流をガイ
ドしない引込みローラ後方の区間t1と引出しローラ
前の区間t2とは引込みローラと引出しローラとの間の
スライバの全ガイド長さに比して極めて僅か値であるに
過ぎない。ガイド作用を持たない区間の全長t1プラス
t2は、繊維流が締め付け面22と締め付け個所25と
の間で移動する場合、有利には繊維流の全長の四分の一
以上にはならない。
【0094】更に、明細書において使用された”上側”
及び”下側”は図示のようなドラフト装置の配列に関連
して使用している。基本的にはドラフト装置の配列は任
意に選択して、例えば上側のエレメントが下側のエレメ
ントになりかつ下側のエレメントが上側のエレメントに
なるように、ドラフト装置を逆転することも、又、左右
を逆にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヨーロッパ特許公開第0450361号明細書
から公知のエプロンドラフト装置の上側のエプロンガイ
ドの第1の位置を示した側面図。
【図2】第1図のドラフト装置の上側のエプロンガイド
の第2の位置を示した側面図。
【図3】スライバのS字形の運動経路を有する本発明に
よるドラフト装置の側面図。
【図4】スライバのS字形の運動経路を有する本発明に
よる別のドラフト装置の側面図。
【符号の説明】
2,3 引込みローラ 4,5 引出しローラ 6,9 エプロン 7,10 エプロンガイド 14,15 突出範囲 20 スライバ 22 締め付け面 25 締め付け個所 34,36,40,42,52,54,56,58 接
線 44,46,60,61,62 曲率半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−51973(JP,A) 実開 昭60−127369(JP,U) 実公 昭42−4584(JP,Y1) 実公 昭36−26126(JP,Y1) 実公 昭39−19231(JP,Y1) 実公 昭37−23029(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 5/88 D01H 5/86

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績機においてスライバ(20)をドラ
    フトするドラフト装置であって、下側の引込みローラ
    (2)と上側の引込みローラ(3)とから成る引込みロ
    ーラ対(2,3)と、そこに形成された締付け面(2
    2)と、下側のエプロンガイド(7)並びに上側のエプ
    ロンガイド(10)と、下側のエプロン(6)並びに上
    側のエプロン(9)と、下側の引出しローラ(5)と上
    側の引出しローラ(4)とから成る引出しローラ対
    (4,5)と、そこに形成された締付け個所(25)−
    締付け面(25)とも呼ばれる−とを有しており、下側
    のエプロン(6)が下側の引込みローラ(2)と下側の
    エプロンガイド(7)とを介して循環させられかつ上側
    のエプロン(9)が上側の引込みローラ(3)と上側の
    エプロンガイド(10)とを介して循環させられてお
    り、下側のエプロンガイド(7)と上側のエプロンガイ
    ド(10)とがそれぞれ、下側のエプロン(6)もしく
    は上側のエプロン(9)を変向させるための突出範囲
    (14,15)を有しており、下側のエプロンガイド
    (7)もしくは上側のエプロンガイド(10)の突出範
    囲(14,15)が引出しローラ対(5,4)に対し異
    なる間隔を有しており、下側のエプロン(6)と上側の
    エプロン(9)との間にスライバ(20)のための締付
    け面(22)が形成されている形式のものにおいて、前
    記両エプロンガイド(7,10)が所定の半径(44,
    46;60,61,62)で湾曲させられたガイド面
    (30,48,50)を有し、スライバ(20)が連続
    的に湾曲させられた表面によって、前記締付け面(2
    2)から前記締付け個所(25)への行程のほぼ全体に
    亘って案内されており、前記両エプロンガイド(7,1
    0)が、引込みローラ対(2,3)と引出しローラ対
    (4,5)との間でスライバのためにS字形の経路を形
    成するように協働していることを特徴とする、ドラフト
    装置。
  2. 【請求項2】 下側のエプロンガイド(7)が凸面状に
    湾曲させられた上面(30)を有し、この湾曲した上面
    (30)が下側のエプロンガイド(7)の突出範囲(1
    4)まで延び、S字形の経路の第1の区分を形成し、こ
    の第1の区分に沿って下側のエプロン(6)が案内され
    ており、上側のエプロンガイド(10)がその突出範囲
    (15)まで延びる、凸面状に湾曲させられた表面を有
    し、この湾曲させられた表面がS字形の経路の第2の区
    分を規定し、この第2の区分に沿って上側のエプロン
    (9)が案内されており、S字形の経路の第1の区分と
    第2の区分とが滑らかな接線方向の移行部を介して相互
    に移行しあっており、上側のエプロンガイド(10)の
    突出範囲(15)が引出しローラ対(4,5)の前記締
    付け個所(25)に向かって最も近くまで延びている、
    請求項1記載のドラフト装置。
  3. 【請求項3】 下側のエプロンガイド(7)が下側のエ
    プロン(6)のために全体として湾曲したS字形のガイ
    ド面(48)を有し、該S字形のガイド面(48)がほ
    ぼ下側のエプロンガイド(7)の突出範囲(14)まで
    延びており、上側のエプロンガイド(10)が凸面状に
    湾曲したガイド面(50)を有し、このガイド面(5
    0)が上側のエプロンガイド(10)の突出範囲(1
    5)まで延びており、上側のエプロンガイド(10)の
    凸面状に湾曲されたガイド面(50)が下側のエプロン
    ガイド(7)のS字形のガイド面(48)の湾曲部に近
    隣して引出しローラ対(4,5)の近くに配置されかつ
    上側のエプロンガイド(10)の凸面状に湾曲されたガ
    イド面(50)の形状が前記S字形のガイド面(48)
    に適合させられている、請求項1記載のドラフト装置。
  4. 【請求項4】 上側のエプロンガイド(10)の突出範
    囲(15)が滑らかな湾曲部で下側のエプロンガイド
    (7)のS字形のガイド面(48)内に突入しており、
    下側のエプロン(6)の上に位置するスライバ(20)
    が引出しローラ対(4,5)の間の締付け個所(25)
    に進入する直前に下側のエプロンガイド(7)の突出範
    囲(14)に沿ってさらに偏向される、請求項1記載の
    ドラフト装置。
  5. 【請求項5】 引込みローラ対(2,3)の締付け面
    (22)に対する接線(34)と、下側のエプロンガイ
    ド(7)の凸状に湾曲させられたガイド面(30)に対
    し、下側のエプロンガイド(7)の凸状に湾曲させられ
    たガイド面(30)から上側のエプロンガイド(10)
    の凸状のガイド面へのスライバ(20)の移行部(3
    8)において形成される接線(36)との間の角度
    (α)が20度乃至50度、有利には40度である、請
    求項2記載のドラフト装置。
  6. 【請求項6】 下側のエプロンガイド(7)の凸状に湾
    曲させられたガイド面(30)に対する前記接線(3
    6)と、上側のエプロンガイド(10)の湾曲させられ
    たガイド面に対する、上側のエプロンガイド(10)か
    らスライバ(20)が分離する点(42)における接線
    (40)との間の角度βが10度乃至30度、有利には
    20度である、請求項5記載のドラフト装置。
  7. 【請求項7】 上側のエプロンガイド(10)の凸状に
    湾曲されたガイド面に対する前記接線(40)と、引出
    しローラ対(4,5)の締付け個所(25)に対する接
    線(43)との間の角度γが5度乃至15度、有利には
    10度である、請求項6記載のドラフト装置。
  8. 【請求項8】 引込みローラ対(2,3)の締付け面
    (22)に対する接線(33)と、S字形のガイド面
    (48)に対する、スライバ(20)が上側のエプロン
    ガイド(10)の凸状に湾曲させられたガイド面に沿っ
    て案内される移行点(48)における接線(52)との
    間の角度δが15度乃至40度、有利には30度であ
    る、請求項3記載のドラフト装置。
  9. 【請求項9】 S字形のガイド面に対する前記接線(5
    2)と上側のエプロンガイド(10)の湾曲させられた
    ガイド面に対する、スライバ(20)の分離点における
    接線(54)との間の角度εが5度乃至20度、有利に
    は15度である、請求項8記載のドラフト装置。
  10. 【請求項10】 上側のエプロンガイド(10)の湾曲
    させられたガイド面に対する前記接線(54)と下側の
    エプロンガイド(7)のS字形に湾曲させられたガイド
    面に対する、下側のエプロンガイド(7)からスライバ
    が分離する点における接線(56)との間の角度(ζ)
    が5度乃至20度、有利には15度である、請求項9記
    載のドラフト装置。
  11. 【請求項11】 S字形のガイド面に対する前記接線
    (56)と引出しローラ(4,5)の締付け個所(2
    5)に対する接線(58)との間の角度πが5度乃至1
    5度、有利には10度である、請求項記載のドラフト
    装置。
  12. 【請求項12】 凸状に湾曲されたガイド面(30)の
    曲率半径(44)が少なくとも中央の区分にて15乃至
    50mm、有利には25mmである、請求項2記載のド
    ラフト装置。
  13. 【請求項13】 スライバが上側のエプロンガイド(1
    0)から離れる位置にて、上側のエプロンガイド(1
    0)の湾曲させられたガイド面の曲率半径(46)が、
    2乃至5mm、有利には3mmである、請求項2記載の
    ドラフト装置。
  14. 【請求項14】 下側のエプロンガイド(7)のS字形
    のガイド面の曲率半径(60)が、少なくとも、引込み
    ローラ対(2,3)とS字形のガイド面の第2の区分へ
    の移行点(48)との間の区分にて30乃至40mmの
    半径を有し、この曲率半径(60)が有利には20mm
    である、請求項3記載のドラフト装置。
  15. 【請求項15】 上側のエプロンガイド(10)の凸状
    に湾曲されたガイド面の曲率半径(61)が下側のエプ
    ロンガイド(7)のS字形のガイド面に向き合った位置
    にて、2乃至5mmの領域の半径を有し、この曲率半径
    が有利には3mmである、請求項3記載のドラフト装
    置。
  16. 【請求項16】 突出範囲(14)における下側のエプ
    ロンガイド(7)の曲率半径(62)が、下側のエプロ
    ンガイドからスライバが分離する分離点にて、領域2乃
    至5mmの半径を有し、この曲率半径が有利には3mm
    である、請求項3記載のドラフト装置。
  17. 【請求項17】 上側及び下側のエプロンガイド(7,
    10)の少なくとも一方をそれぞれ他方のエプロンガイ
    ド(10,7)に向かってばね弾性的に押圧するばね弾
    性的なプレロード手段が設けられている、請求項1記載
    のドラフト装置。
  18. 【請求項18】 上側のエプロンガイド(10)の突出
    範囲(15)が引出しローラ対(4,5)の十分近くに
    配置され、突出範囲(15)に沿って移動する上側エプ
    ロン(9)が引出しローラ対(4,5)から2mmより
    も小さい間隔で隔てられている、請求項3記載のドラフ
    ト装置。
  19. 【請求項19】 下側のエプロンガイド(7)の突出範
    囲(14)が引出しローラ対(4,5)の十分に近くに
    配置され、突出範囲(14)に沿って移動する下側のエ
    プロン(6)が引出しローラ対(4,5)から2mmよ
    りも小さい間隔を有している、請求項3記載のドラフト
    装置。
  20. 【請求項20】 下側のエプロン(6)からスライバ
    (20)が離れる点から締付け個所(25)までの距離
    がスライバ(20)の繊維のステープル長さよりも短
    く、有利にはこのステープル長さの75%よりも短い、
    請求項2記載のドラフト装置。
  21. 【請求項21】 上側エプロン(9)からスライバ(2
    0)が離れる点から締付け個所(25)までの距離が繊
    維のステープル長さよりも短く、有利にはステープル長
    さの75%より短い、請求項2記載のドラフト装置。
  22. 【請求項22】 紡績機にてスライバ(20)をドラフ
    トするドラフト装置であって、 下側の引込みローラ(2)と上側の引込みローラ(3)
    とから成る引込みローラ対(2,3)と、下側と上側の
    エプロンガイド(7,10)と、下側エプロン(6)と
    上側エプロン(9)と、下側(5)と上側(4)との引
    出しローラを有する引出しローラ対(4,5)とを備え
    ており、 下側エプロン(6)が下側の引込みローラ(2)と下側
    のエプロンガイド(7)とに巻掛けられかつ上側エプロ
    ン(9)が上側のエプロンガイド(10)に巻掛けられ
    ており、 下側と上側のエプロンガイド(7,10)がそれぞれ1
    つの突出範囲(14,15)を下側エプロン(6)もし
    くは上側エプロン(9)を偏向するために有しており、
    下側のエプロンガイド(7)もしくは上側のエプロンガ
    イド(10)の突出範囲(14,15)が引出しローラ
    対(5,4)に対し異なる間隔を有しており、 下側エプロン(6)と上側エプロン(9)との間にスラ
    イバ(20)のための締付け面(22)が形成されてい
    る形式のものにおいて、前記両エプロンガイド(7,10)が所定の半径(4
    4,46;60,61,62)で湾曲させられたガイド
    面(30,48,50)を有し、スライバ(20)が連
    続的に湾曲させられた表面によって、前記締付け面(2
    2)から前記締付け個所(25)への行程のほぼ全体に
    亘って案内されており、 上側のエプロンガイド(10)がばね負荷されたエプロ
    ンクレードル機構として構成され、このエプロンクレー
    ドル機構が上側エプロン(9)を下方へ下側エプロン
    (6)に押圧係合させるように押し下げており、スライ
    バ(20)が下側のエプロンガイド(7)の第1の湾曲
    させられた区分に沿って移動するときに著しく角度
    (α;δ)に亘って偏向され、その間に両エプロン
    (6,9)の間で圧縮されかつスライバ(20)が上側
    のベルトガイドの前方の突出範囲(15)を介して移動
    させられるときに反対方向にもう一度偏向させられるこ
    とを特徴とする、ドラフト装置。
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