JP3432484B2 - ピボット機構を備えた乗物用シート - Google Patents

ピボット機構を備えた乗物用シート

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JP3432484B2
JP3432484B2 JP2000200890A JP2000200890A JP3432484B2 JP 3432484 B2 JP3432484 B2 JP 3432484B2 JP 2000200890 A JP2000200890 A JP 2000200890A JP 2000200890 A JP2000200890 A JP 2000200890A JP 3432484 B2 JP3432484 B2 JP 3432484B2
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/20Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピボット運動機構
を備えた乗物用シートに関する。
【0002】特に、本発明は、一方が他方に対して回転
軸を中心としてピボット運動するように取り付けられて
いる第1および第2のシート要素と、第1のシート要素
と第2のシート要素の間の相対的なピボット運動を妨げ
るロック位置と、第1のシート要素と第2のシート要素
の間の自由なピボット運動を可能にするロック解除位置
との間で変位することができるロック装置を有する少な
くとも1つのピボット機構であって、このロック装置
が、ユーザによって(直接あるいは別の方法で)操作す
ることのできる第1の操作部材によって制御され、この
第1の操作部材が、ロック装置をそのロック位置にする
非操作位置の方へ偏らされており、かつロック装置をそ
のロック解除位置にする操作位置の方へ操作角方向に変
位することができ、第1の操作部材の非操作位置および
操作位置が、第1のシート要素に対して固定されてい
る、少なくとも1つのピボット機構と、第1および第2
のシート要素の相対的なピボット運動動作を損なわない
ように構成された非操作位置と、第2のシート要素を、
第1のシート要素に対して、この2つのシート要素の最
後の相対調整位置から第1の角方向に自由にピボット運
動させ、次に、第2のシート要素を、第1のシート要素
に対して、第1の角方向と反対の第2の角方向に、この
2つのシート要素の最後の相対調整位置まで自由にピボ
ット運動させることを可能にするように構成された操作
位置との間で変位することができる位置合わせ機構とを
有しており、位置合わせ機構が、ユーザによって(直接
あるいは別の方法で)操作することのできる第2の操作
部材によって制御され、この第2の操作部材が、位置合
わせ機構をその非操作位置にする非操作位置の方へ偏ら
されており、かつ位置合わせ機構をその操作位置にする
操作位置の方へ変位することができる乗物用シートに関
する。
【0003】
【従来の技術】EPO特許出願第0694434号は、
2つのサイドドアを持つ乗物の前部の乗客領域に取り付
けられるように構成されており、第1および第2のシー
ト要素がシートのシート部および背もたれである、この
種のシートについて記載している。
【0004】上記従来技術で知られているこのシート
は、シートの背もたれの位置を調整できるようにし、か
つ、たとえば乗物の後部シートに手が届くように、シー
トの背もたれを前方にピボット運動させ、次に、ユーザ
によって予め調整された位置に自動的に再ロックするこ
とを可能にする位置合わせ機構を組み込んだ歯付きプレ
ートを有するピボット機構を備えている。
【0005】この公知のシートのピボット機構は、第1
および第2のサイドプレートと、第1のサイドプレート
に対してスライド可能に取り付けられており、支持プレ
ートに係合するように移動する歯付きプレートとを有し
ており、該支持プレートは、第2のサイドプレートに対
して移動可能であり、他の歯付きプレートによってこの
第2のサイドプレートに連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ピボット機
構の2枚のサイドプレートは2段の歯付きプレートによ
って互いに連結され、したがって、ピボット機構の強度
が低下する傾向があり、あるいは高い機械的強度を得る
ためにこの機構の重量およびコストを増大させる必要が
生じる。
【0007】さらに、ピボット機構は、特有の機構であ
り、かなり小さいバッチで製造され、そのため、標準的
なピボット機構と比べて比較的高価である。
【0008】本発明の目的は、これらの欠点を解消する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、下記、すなわち、ロック機構は、位置合わせ機構
とは独立に第1のシート要素と第2のシート要素の間に
リンクを形成し、位置合わせ機構は、ロック機構に属し
ておらず、第1および第2のシート要素とは独立に回転
軸を中心として自由にピボット運動するように取り付け
られている位置合わせプレートと、ロック機構に属して
おらず、第2の操作部材に続いて第1のシート要素に対
して変位できるように第2の操作部材および第1のシー
ト要素に連結されており、第2の操作部材がその非操作
位置にあるときに位置合わせプレートと協働して位置合
わせプレートを第1のシート要素に対してロックし、第
2の操作部材がその操作位置にあるときに位置合わせプ
レートが第1のシート要素に対して回転軸を中心として
ピボットできるようにする第1の阻止部材と、ロック機
構に属しておらず、第2の操作部材に続いて第2のシー
ト要素に対して変位できるように第2の操作部材および
第2のシート要素に連結されており、第2の操作部材が
その操作位置にあるときに位置合わせプレートと協働し
て位置合わせプレートを第2のシート要素に対してロッ
クし、第2の操作部材がその非操作位置にあるときに位
置合わせプレートが第2のシート要素に対して回転軸を
中心としてピボットできるようにする第2の阻止部材と
を有しており、第1および第2の操作部材は、第1の操
作部材をその操作位置に変位させることによって第1の
操作部材に作用するときに第2の操作部材をその非操作
位置のままにしておき、かつ第2の操作部材がその非操
作位置からその操作位置に変位させられることによって
作用を受けると第1の操作部材をその非操作位置からそ
の操作位置に駆動するように構成されているから動き機
械的リンクによって互いに連結されていることを特徴と
する当該の種類の乗物用シートを提案する。
【0010】これらの特徴のために、シートのユーザ
は、より楽な姿勢がとれるように第2のシート要素(た
とえば、背もたれ)の傾斜を調整する必要があるとき、
第1の操作部材を操作し、それによってピボット機構を
解放する。
【0011】機械的リンクが第1の操作要素と第2の操
作要素との間にから動きを生じさせ、かつ2つの操作部
材が同じシート要素に対する固定された非操作位置およ
び操作位置を有するため、第2の操作要素はその非操作
位置に残り、したがって、位置合わせ機構はその非操作
位置にあり、第1および第2のシート要素の相対的なピ
ボット運動を損なうことはない。
【0012】一方、ユーザは、(このシート要素がたと
えば背もたれであるときは、この背もたれをできるだけ
前方に折り畳むために)第2のシート要素を第1の角方
向に急速にピボット運動させることを望むとき、第2の
操作部材に作用して、ピボット機構を解放するだけでな
く、位置合わせ機構をその位置合わせ位置にシフトさ
せ、第1および第2のシート要素の相対的なピボット運
動を拘束することも可能にし、それによって、第2のシ
ート要素は最終的に、第1のシート要素に対するその最
初の位置に戻る。
【0013】本発明によって提案された、シートのピボ
ット機構があらゆる標準的な構成を有することができ、
このことが特に、乗物の後部シートに手が届くように背
もたれを前方に折り畳むことができるかどうかとは無関
係に、ユーザが背もたれに直接作用できるようにするこ
の背もたれを有するほぼすべての種類のシートに同じピ
ボット機構を使用できることを意味することが指摘され
なければならない。
【0014】この標準化オプションのために、本発明
は、生産性が高く、したがってシートのコストを全体的
に削減するので有利である。
【0015】さらに、本発明では、このピボット機構が
2段の支持プレートを有することは必須ではなく、簡素
で強度の高い第1のピボット機構を使用することが可能
になる。いずれの場合も、第1のピボット機構の強度
は、位置合わせ機構が存在するかどうかには依存しな
い。
【0016】本発明の好ましい実施態様では、下記の特
徴、すなわち、位置合わせ機構は、第1の阻止部材がそ
の非操作位置にあるときに第1の阻止部材が係合するく
ぼみと、位置合わせ機構がその操作位置にあり、第2の
シート要素が第1のシート要素に対して、最後に調整さ
れた相対的な位置から第1の角方向に変位させられたと
きに、第1の阻止部材がスライド可能に乗る、回転軸に
心合わせされた円形の案内面とを有している、位置合わ
せプレートは、位置合わせプレートのくぼみに隣接して
おり、位置合わせ機構がその操作位置にあるときには、
第2のシート要素が、第1のシート要素に対して、この
2つのシート要素の最後に調整された相対的な位置から
第1の角方向にのみピボット運動できるようにし、次
に、第1のシート要素が第2のシート要素に対して最後
に調整された位置に戻されたときには、第1シート要素
と第2のシート要素との間での第2の角方向への相対的
なピボット運動を阻止するように、くぼみに対して第1
の角方向に配設されているストップも有している、第1
の阻止部材は、第2の操作部材を構成し、回転軸に平行
なピボット軸を中心としてピボット運動するように第1
のシート要素上に取り付けられた操作レバーに連結され
ているフックであり、くぼみおよび位置合わせプレート
の案内面は、回転軸に対して半径方向外側に向けられて
いる、第1の阻止部材は、回転軸を中心としてピボット
運動するように取り付けられており、かつすきまを持た
せた状態で操作レバーに連結された連結ロッド上にピボ
ット可能に取り付けられた操作レバーに連結されてお
り、第1の操作部材および操作レバーの非操作位置が、
位置合わせ機構がその非操作位置にあるときにすきまが
操作レバーの非操作位置から操作位置への変位に対応す
る方向に広げられるような位置である、第2の阻止部材
は、位置合わせ機構がその非操作位置にあるときにほぼ
回転軸上に位置する固定点でピボット運動するように操
作レバーに連結された連結部材によって操作レバーに連
結されている、操作レバーは、位置合わせ機構がその非
操作位置にあるときにほぼ回転軸上に位置する固定点で
ピボット運動するように操作レバーに連結された連結部
材によって、ユーザの手が届く手動操作部材に連結され
ている、第2の阻止部材は、第2の操作部材に機械的に
結合されたカムによって制御される位置合わせ支持プレ
ートであり、このカムは、回転軸に平行なピボット軸を
中心として第2のシート要素上でピボット運動するよう
に取り付けられており、該カムは、ピボット軸に心合わ
せされ、第2の操作部材がその操作位置にあるときに位
置合わせ支持プレートをカムのあるピボット角範囲内で
位置合わせプレートに接触させた状態でロックし保持す
る円形の操作面を有している、第2の阻止部材は、弾性
リンクによって第2の操作部材に直接結合されている、
第1および第2のシート要素はシート部および背もたれ
である、のうちの1つおよび/またはその他を組み込む
こともできる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】同一のあるいは同様な要素を示すために、
様々な図面で同じ参照符号が使用されている。
【0019】図1および図2に概略的に図示されている
ように、本発明は、乗物用シート1、特に、一方では、
自動車の床3の上に取り付けられたシート部2を有し、
他方では、横方向の水平軸Xを中心としてピボット運動
するようにシート部2の上に取り付けられた背もたれ4
を有する自動車の前部シートに関する。
【0020】具体的に説明すると、背もたれ4の剛性の
あるフレーム4aは、同じハンドル6によって操作され
る同一のあるいは同様な2つのピボット機構5によっ
て、シート1の各側で、シート部2の剛性のあるフレー
ム2aに連結されている。このハンドル6は、2つのピ
ボット機構5を互いに連結し回転軸Xに沿って延びてい
る剛性のある金属製連結バー7に連結されている。任意
選択で、シート1は、その一方の側のみにピボット機構
を有することができ、その場合、連結バー7は不要であ
る。
【0021】ハンドル6が、図1に示されている角方向
8に操作されると、2つのピボット機構5が同時に解放
され、それにより、シート1のユーザは、背もたれ4に
直接作用することによってこの背もたれ4の傾斜を調整
することができる。この背もたれ4は一般に、少なくと
も1つのばね(不図示)によって前方に偏らされてい
る。
【0022】さらに、2つのピボット機構5のうちの一
方は、一般に背もたれ4上でピボット運動するように取
り付けられるレバー11に、金属製ケーブル10または
あらゆる他の任意の機械的リンク(たとえば、剛性のあ
るロッド)によって連結された位置合わせ機構9と協働
する。
【0023】このレバー11は、後述のばね12によっ
て非操作位置の方に偏らされており、ユーザによって上
向きに矢印13の方へ変位させることができる。
【0024】後述するように、レバー11が矢印13の
方向に操作されると、2つのピボット機構5が解放さ
れ、背もたれ4を矢印Rの方向でできるだけ前方に、図
1に一点鎖線で図示されている位置まで倒すことが可能
になる。
【0025】このとき、位置合わせ機構9は、レバー1
1が解放されたときでも、背もたれ4がその最初の位
置、すなわち、ユーザによって最後に調整された角位置
に戻されるまで、ピボット機構5をそのロック解除位置
に保持する。
【0026】したがって、位置合わせ機構9は、背もた
れ4が、前方に折り畳まれ次に後方に戻される際に、そ
の最初の角位置に戻されるまで再ロックしないようにす
る。
【0027】次に、ここに図示されている例においてこ
のような機能を実現するために使用される手段について
下記にさらに詳しく説明する。
【0028】まず、図3に図示されているように、2つ
のピボット機構5はそれぞれ、回転軸Xに垂直に延びて
おり、かつ図示されている例では、シート部の剛性のあ
るフレーム2aに連結されている金属製固定プレート1
4と、回転軸Xに垂直に延びており、かつここに図示さ
れている例では、背もたれ4のフレーム4aに連結され
ている金属製可動プレート15と、固定プレート14お
よび可動プレート15の周囲に取り付けられ、閉じた円
形ケーシングを形成する金属製リング16と、ケーシン
グに含まれており、ハンドル6がその非操作位置にある
かぎり可動プレート15を対応する固定プレート14に
対して動けないようにするように構成されている、支持
プレート17を有するロック装置とを有している。
【0029】ここに図示されている例では、ロック装置
17は、互いに120度に配置されており、各々が、可
動プレート15上に設けられた円形の内歯20と係合す
るように構成された外歯19を歯19が対応する可動プ
レート15の歯20と噛み合ってピボット機構5をロッ
クする係合位置と、ロックプレート18が可動プレート
15の歯20と協働しない解除位置との間で変位させら
れるように対応する固定プレート14に連結されたガイ
ド21で半径方向にスライドできるように取り付けられ
ており、軸方向に可動プレート15の方へ突き出るピン
22も有している3つの金属製プレート18と、図示さ
れている例では連結バーまたは連結具のスプライン上の
ネストフィットによって、連結バー7に連結されるか、
あるいは連結バー7に連結された連結具7aに連結され
ている、金属製カム23またはその他の操作部材と、固
定プレート14上に取り付けられており、カム23がロ
ックプレート18をその係合位置に位置させる非操作位
置の方へカム23を偏らせるばね24であって、該カム
が、角方向8にピボット運動し、ロックプレート18を
その解除位置の方へスライドさせることができ、それに
よってピボット運動機構5を解放するばね24と、カム
23に剛体的にリンクされており、カム23と可動プレ
ート15との間を半径方向に延びてロックプレート18
と部分的に重なり合う剛正のある金属製プレート25で
あって、ロックプレート18のピン22同士が係合させ
られる3つの切欠部を有しており、これらのピン22が
それぞれ、対応する切欠部を半径方向外側に形成し、カ
ム23が角方向8に回転したときに対応するロックプレ
ート18を半径方向内側に変位させるような形状のカム
縁部27と協働する、剛性のある金属製プレート25と
を有している。
【0030】したがって、2つのピボット機構5のロッ
クプレート18は同時に、対応するカム23がその非操
作位置にあるときには解除位置にあり、あるいはカム2
3、ハンドル6、連結バー7が非操作位置から少なくと
も第1の角経路α1に沿って角方向8にピボット運動さ
せられるときには係合位置にある。
【0031】位置合わせ機構9に注目し、まず、この機
構が非操作位置にあることが明確に示されている図4お
よび図5を参照する。
【0032】位置合わせ機構9は、回転軸Xに垂直な垂
直平面内で延びている薄板プレートの形で設けられてお
り、レバー11の側に位置するピボット機構5(このピ
ボット機構5は、ここに図示されている例では、それぞ
れシート部2および背もたれ4のフレーム2aとフレー
ム4aとの間に位置しており、図4および図5では見え
ない)の操作カムに連結された連結具7aの筒状の部分
上で自由にピボット運動するように取り付けられている
位置合わせプレート28を有している。
【0033】位置合わせプレート28は、概ね円形であ
り、回転軸Xに心合わせされており、このプレート28
の周囲の一部は、半径方向外側に向けられ、ここに図示
されている例では底部に配設された円形の歯29を形成
している。
【0034】さらに、位置合わせプレート28の周囲
に、この例では頂部が開放されたくぼみ30も設けられ
ており、このくぼみ30は、前述の方向Rと反対の角方
向に円形の案内面31を形成する、位置合わせプレート
28の周囲の平滑部と、案内面31の反対側で、位置合
わせプレート28の周囲から半径方向外側に突き出てい
るストップフィンガ32で形成されている。
【0035】シート1が通常の使用位置、または位置合
わせ機構9が非操作位置にある位置にあるとき、位置合
わせプレート28は、くぼみ30を貫くフック33によ
ってシート部2のフレーム2aに対して動けないように
保持され、このフック33は、回転軸Xに平行な軸を中
心としてシート部2のフレーム2a上でピボット運動す
るように取り付けられた薄板レバー34の自由端に形成
されている。
【0036】位置合わせ機構9の操作部材を構成するレ
バー34は、位置合わせプレートのくぼみ30に係合さ
せられたフック33を通常保持するばね12によって弾
性的に下向きに偏らされている。
【0037】さらに、レバー34は、回転軸Xに平行な
連結アーム35によって、自由端で直角に延ばされてお
り、この連結アーム35は、レバー11に連結されたケ
ーブル10の下端がピボット運動可能に取り付けられた
下端にフック点37を有する垂直フィンガ36によって
下向きに直角に延ばされている。
【0038】さらに、フック点37もケーブル38にピ
ボット運動可能に連結されており、ケーブル38は、回
転軸Xに平行な軸Yを中心としてピボット運動するよう
に背もたれ4のフレーム4a上に取り付けられたカム4
0に連結されたレバー39の自由端に連結された単なる
ケーブル10の延長部であってよい。
【0039】カム40は、位置合わせプレート28の歯
29と噛み合うように構成された歯43を有する歯付き
支持プレート42の内部に設けられた窓41の中に配設
されている。
【0040】支持プレート42は、背もたれ4のフレー
ム4aに連結されたガイド44同士の間で回転軸Xに対
して半径方向にスライドするように取り付けられてお
り、歯43が位置合わせプレート28の歯29と噛み合
わない、図4および図5に示されている解除位置に通常
位置している。
【0041】支持プレート42は、単にその重量によっ
てこの解除位置に維持することができ、あるいはこの支
持プレート42を下向きに偏らせるか、あるいはカム4
0またはレバー39を支持プレート42の解除位置に対
応する非解除位置に偏らせるばね(不図示)によってこ
の解除位置に維持することができる。異なる実施形態に
おいて、ケーブル38は、フック点37上とレバー39
の自由端とにピボット運動可能に取り付けられた剛性の
高い連結ロッドで置き換えることもでき、その場合、レ
バー39およびカム40は、レバー34を下向きに偏ら
せるばねの作用の下で支持プレート42が解除される位
置に対応する角位置に保持される。
【0042】すべての場合に、位置合わせ機構9が非操
作位置にあるときに背もたれ4の角度調整がレバー34
および39の位置に影響を与えないように、フィンガ3
6のフック点37が回転軸Xのレベルに位置していると
有利である。ただし、これは必須ではない。
【0043】また、レバー34は、連結ロッド47の上
端に設けられた長楕円形の開口部46の上端に通常配設
されるピン45も有している。この連結ロッド47の下
端は、回転時に、対応する連結具7aと共に、位置合わ
せ機構7に隣接するピボット機構5に連結されるレバー
アーム48上でピボット運動するように取り付けられて
いる。レバーアーム48は、回転軸Xからずれた横材5
0によってレバーアーム48に連結された追加のレバー
アーム49によって連結バー7に連結されており、レバ
ー34の垂直フィンガ36は、レバーアーム48とレバ
ーアーム49との間に配設されている。
【0044】前述の装置は下記のように動作する。
【0045】ユーザは、背もたれ4の角度位置を調整す
ることを望む、ハンドル6を角方向8に操作し、2つの
ピボット機構4を解放する。
【0046】この移動時に、レバーアーム48も角方向
8にピボット運動し、連結ロッド47を上昇させ、レバ
ー34を上昇させずに長楕円形の開口部46をレバー3
4のピン45をスライドさせる。したがって、背もたれ
4の角位置を調整する際、位置合わせプレート48はシ
ート部2に対して固定されたままである。
【0047】ユーザは、乗物が2つのサイドドアを有す
る自動車である場合に乗物の後部シート1に手を届かせ
るために、背もたれ4を前方の角方向Rに折り畳む必要
がある場合、レバー11を矢印13(図1および図2参
照)の方向に操作し、レバー34を上昇させる。レバー
34は次に、連結バー7を角方向8に駆動し、支持プレ
ート42の歯43が位置合わせプレート28の歯29と
噛み合うこの支持プレート42の操作位置に対応する角
位置の方へレバー39およびカム40を変位させる。
【0048】この装置は、フック33がくぼみ30から
完全に解放され、かつ連結バー7がピボット機構5をそ
のロック解除位置に変位させる前に、カム40が支持プ
レート42を動作位置に位置させるように構成されてい
る。
【0049】図6に示されているように、支持プレート
42が移動させられ位置合わせプレートの歯29と噛み
合うと、軸4に心合わせされたカム40の円形表面51
が、歯29の方に向けられた支持プレート42の窓41
の側面に接触し、したがって、支持プレート42が歯2
9に係合させられた後でも、レバー34は、フック33
が位置合わせプレート28のくぼみ30から解放される
までレバー11の作用の下で引き続きピボット運動でき
るので有利である。この変位中に、カム40は引き続き
ピボット運動するが、カム40の円形表面51が位置合
わせ支持プレート42に作用するので、このピボット運
動はこの支持プレート42の位置に影響を与えない。さ
らに、この変位中に、連結バー7は、2つのピボット機
構5が解放されるまで引き続き角方向8にピボット運動
する。
【0050】次に、背もたれ4は、ユーザの動作および
/または弾性手段(不図示)の作用の下で、前方の方向
Rに、図6に図示されている折り畳み位置までピボット
運動する。
【0051】背もたれ4が一旦前方にピボット運動を開
始すると、レバー34のフック33が移動し位置合わせ
プレート28の案内表面31に接触するので、レバー3
4はその上昇位置または操作位置に残る。
【0052】その結果、ユーザが背もたれ4を後方に起
こすと、フック33は、位置合わせプレート28のスト
ップフィンガ32に接触しばね12の作用の下で再びく
ぼみ30内に位置するまで、案内面31に接触した状態
でスライドする。次に、支持プレート42がその非操作
位置に戻り、2つのピボット機構5が、その内部ばね2
4の作用の下でロック状態に戻り、連結バー7を駆動
し、それによって、位置合わせ機構9が、図4および図
5に図示されている通常の使用位置に戻り、背もたれ4
が、ユーザによって最後に調整された角位置に配設され
る。
【0053】図7に図示されている異なる実施形態にお
いて、背もたれ4のフレーム4a上でピボット運動する
ように取り付けられ、位置合わせプレート28の歯29
に面するように配置された歯53を自由端に有する簡単
なレバー52で、位置合わせ支持プレート42、カム4
0、およびレバー39を置き換えることができる。この
場合、一方では、フック33が完全に解放されピボット
機構5がロック解除される前に歯29と歯53が噛み合
うことを可能にし、他方では、歯53が歯29に係合さ
せられた状態で背もたれ4を折り畳むことを可能にする
ようにケーブル39(必要に応じて、剛性のあるロッド
で置き換えられる)の長さを変更できるように、ケーブ
ル39(またはロッド)はばね54を備えていなければ
ならない。
【0054】ばね54は、歯53を非操作位置で歯29
に係合させることがないように構成される。
【0055】この目的のために、ばね53は、位置合わ
せ機構9が非操作位置に来たときにぴんと張った状態に
ならず、あるいは、その後で、歯53が非操作位置で歯
29から後方に離れた位置に残るような寸法にされた剛
性のあるストップ部材(不図示)によって延長部として
維持されるのに十分な長さを有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって提案されたシートの一例の側面
から見た概略図である。
【図2】本発明によって提案されたシートの一例の後部
から見た概略図である。
【図3】図1および図2に示されているシートの連接機
構のうちの1つの内部を示す図である。
【図4】図1および図2に示されているシートに取り付
けることができ、シートの通常の使用位置で図示されて
いる位置合わせ機構の第1の実施形態の分解斜視図であ
る。
【図5】シートの通常の使用位置での、図4の矢印Vに
沿った図である。
【図6】背もたれが折り畳まれた位置での、図4の矢印
Vに沿った図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す図5と同様な部
分図である。
【符号の説明】
1 乗物用シート 2 シート部 2a フレーム 3 床 4 背もたれ 5 ピボット運動機構 6 ハンドル 7 連結棒 7a 連結具 8 角方向 9 位置合わせ機構 10 ケーブル 11 レバー 12 はね 13 矢印 14 固定プレート 15 可動プレート 16 リング 17 支持プレート 18 ロックプレート 19 外歯 20 歯 21 ガイド 22 ピン 23 カム 24 ばね 25 プレート 27 カム縁部 28 位置合わせプレート 29 歯 30 くぼみ 31 案内面 32 ストップフィンガー 33 フック 34 薄板レバー 35 連結アーム 36 垂直フィンガー 37 フック点 38 ケーブル 39 レバー 40 カム 41 窓 42 蓋付き支持プレート 43 歯 45 ピン 46 開口部 47 連結バー 48、49 レバーアーム 50 横材 51 円形表面 52 レバー 53 歯 54 ばね X 回転軸 R 方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−233751(JP,A) 特開 平8−300990(JP,A) 特開 平8−182558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 1/02 - 1/03

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が他方に対して回転軸(X)を中心
    としてピボット運動するように取り付けられている第1
    および第2のシート部要素(2、4)と、 前記第1のシート要素と前記第2のシート要素(2、
    4)の間の前記相対的なピボット運動を妨げるロック位
    置と、前記第1のシート要素と前記第2のシート要素の
    間の自由なピボット運動を可能にするロック解除位置と
    の間で変位することができるロック装置(17)を有す
    る少なくとも1つのピボット機構(5)であって、この
    ロック装置が、ユーザによって操作することのできる第
    1の操作部材(23)によって制御され、この第1の操
    作部材が、前記ロック装置をそのロック位置にする非操
    作位置の方へ偏らされており、かつ前記ロック装置をそ
    のロック解除位置にする操作位置の方へ操作角方向
    (8)に変位することができ、前記第1の操作部材の前
    記非操作位置および前記操作位置が前記第1のシート要
    素(2)に対して固定されている少なくとも1つのピボ
    ット機構(5)と、 前記第1および第2のシート要素(2、4)の前記相対
    的なピボット運動を損なわないように構成された非作動
    位置と、前記第2のシート要素(4)を、前記第1のシ
    ート要素(2)に対して、この2つのシート要素の前記
    最後の相対調整位置から第1の角方向(R)に自由にピ
    ボット運動させ、次に、前記第2のシート要素を、前記
    第1のシート要素に対して、前記第1の角方向(R)と
    反対の第2の角方向に、この2つのシート要素の前記最
    後の相対調整位置まで自由にピボット運動させることを
    可能にするように構成された操作位置との間で変位する
    ことができる位置合わせ機構(9)とを有し、 前記位置合わせ機構(9)が、ユーザによって操作する
    ことのできる第2の操作部材(34)によって制御さ
    れ、この第2の操作部材が、前記位置合わせ機構(9)
    をその非操作位置にする非操作位置の方へ偏らされてお
    り、かつ前記位置合わせ機構(9)をその操作位置にす
    る操作位置の方へ変位することができる乗物用シートに
    おいて、 前記ロック機構(5)は、前記位置合わせ機構(9)と
    は独立に前記第1のシート要素と前記第2のシート要素
    (2、4)の間にリンクを形成し、 前記位置合わせ機構(9)は、 前記ロック機構(5)に属しておらず、前記第1および
    第2のシート要素(2、4)とは独立に前記回転軸
    (X)を中心として自由にピボット運動するように取り
    付けられている位置合わせプレート(28)と、 前記ロック機構(5)に属しておらず、前記第2の操作
    部材に続いて前記第1のシート要素に対して変位できる
    ように前記第2の操作部材(34)および前記第1のシ
    ート要素(2)に連結されており、前記第2の操作部材
    がその非操作位置にあるときに前記位置合わせプレート
    (28)と協働して前記位置合わせプレート(28)を
    前記第1のシート要素(2)に対してロックし、前記第
    2の操作部材がその操作位置にあるときに前記位置合わ
    せプレートが前記第1のシート要素(2)に対して前記
    回転軸(X)を中心としてピボット運動できるようにす
    る第1の阻止部材(33)と、 前記ロック機構(5)に属しておらず、前記第2の操作
    部材に続いて前記第2のシート要素に対して変位できる
    ように前記第2の操作部材(34)および前記第2のシ
    ート要素(4)に連結されており、前記第2の操作部材
    (34)がその操作位置にあるときに前記位置合わせプ
    レート(28)と協働して前記位置合わせプレート(2
    8)を前記第2のシート要素に対してロックし、前記第
    2の操作部材がその非操作位置にあるときに前記位置合
    わせプレートが前記第2のシート要素(4)に対して前
    記回転軸(X)を中心としてピボット運動できるように
    する第2の阻止部材(42、52)とを有しており、 前記第1および第2の操作部材(23、34)は、前記
    第1の操作部材(23)をその操作位置に変位させるこ
    とによって前記第1の操作部材(23)に作用するとき
    に前記第2の操作部材(34)をその非操作位置のまま
    にしておき、かつ前記第2の操作部材(34)がその非
    操作位置からその操作位置に変位させられることによっ
    て作用を受けると前記第1の操作部材(23)をその非
    操作位置からその操作位置に駆動するように構成されて
    いるから動き機械的リンク(45、47、48)によっ
    て互いに連結されていることを特徴とする乗物用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせ機構(9)は、 前記第1の阻止部材がその非操作位置にあるときに前記
    第1の阻止部材(33)が係合するくぼみ(30)と、 前記位置合わせ機構がその操作位置にあり、前記第2の
    シート要素(4)が前記第1のシート要素(2)に対し
    て、最後に調整された相対的な位置から前記第1の角方
    向(R)に変位させられたときに、前記第1の阻止部材
    (33)がスライド可能に乗る、前記回転軸(X)に心
    合わせされた円形の案内面(31)とを有している、請
    求項1に記載のシート。
  3. 【請求項3】 前記位置合わせプレートは、前記位置合
    わせプレートの前記くぼみ(30)に隣接しており、前
    記位置合わせ機構(4)がその操作位置にあるときに
    は、前記第2のシート要素(4)が、前記第1のシート
    要素(2)に対して、この2つのシート要素の前記最後
    に調整された相対的な位置から前記第1の角方向にのみ
    ピボット運動できるようにし、次に、前記第1のシート
    要素が前記第2のシート要素に対して最後に調整された
    位置に戻されたときには、前記第1のシート要素と前記
    第2のシート要素との間の前記第2の角方向への前記相
    対的なピボット運動を阻止するように、前記くぼみに対
    して前記第1の角方向(R)に配設されているストッパ
    (32)も有している、請求項2に記載のシート。
  4. 【請求項4】 前記第1の阻止部材(33)は、前記第
    2の操作部材を構成し、前記回転軸(X)に平行なピボ
    ット運動軸を中心としてピボット運動するように前記第
    1のシート要素(2)上に取り付けられた操作レバー
    (34)に連結されているフックであり、前記くぼみ
    (30)および前記位置合わせプレートの前記案内面
    (31)は、前記回転軸に対して半径方向外側に向けら
    れている、請求項2または3に記載のシート。
  5. 【請求項5】 前記第1の操作部材(23)は、前記回
    転軸(X)を中心としてピボット運動するように取り付
    けられており、かつすきまを持たせた状態で前記操作レ
    バー(34)に連結された連結ロッド(47)上にピボ
    ット運動可能に取り付けられた操作レバー(48)に連
    結されており、前記第1の操作部材(23)および前記
    操作レバー(34)の前記非操作位置は、前記位置合わ
    せ機構(9)がその非操作位置にあるときに前記すきま
    が前記操作レバー(34)の非操作位置から操作位置へ
    の前記変位に対応する方向に広げられるような位置であ
    る、請求項4に記載のシート。
  6. 【請求項6】 前記第2の阻止部材(42、52)は、
    前記位置合わせ機構(9)がその非操作位置にあるとき
    にほぼ前記回転軸(X)上に位置する固定点(37)で
    ピボット運動するように前記操作レバーに連結された連
    結部材(38)によって前記操作レバー(34)に連結
    されている、請求項4または5に記載のシート。
  7. 【請求項7】 前記操作レバー(34)は、前記位置合
    わせ機構(9)がその非操作位置にあるときにほぼ前記
    回転軸(X)上に位置する固定点(37)でピボット運
    動するように前記操作レバー(34)にリンクされた連
    結部材(10)によって、ユーザの手が届く手動操作部
    材(11)にリンクされている、請求項4ないし6のい
    ずれか1項記載のシート。
  8. 【請求項8】 前記第2の阻止部材(42)は、前記第
    2の操作部材(34)に機械的に連結されたカム(4
    0)によって制御される位置合わせ支持プレートであ
    り、このカムは、前記回転軸(X)に平行なピボット運
    動軸(Y)を中心として前記第2のシート要素(4)上
    でピボット運動するように取り付けられており、前記カ
    ムは、前記ピボット運動軸(Y)に心合わせされ、前記
    第2の操作部材がその操作位置にあるときに前記位置合
    わせ支持プレート(42)を前記カムのあるピボット運
    動角範囲内で前記位置合わせプレート(28)に接触さ
    せた状態でロックし保持する円形の操作面(51)を有
    している、請求項1から7のいずれか1項に記載のシー
    ト。
  9. 【請求項9】 前記第2の阻止部材(52)は、弾性リ
    ンク(38、53)によって前記第2の操作部材(3
    4)に直接連結されている、請求項1ないし7のいずれ
    か1項に記載のシート。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2のシート要素はシ
    ート部(2)および背もたれ(4)である、請求項1か
    ら9のいずれか1項に記載のシート。
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