JPS6346255Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346255Y2 JPS6346255Y2 JP1981160873U JP16087381U JPS6346255Y2 JP S6346255 Y2 JPS6346255 Y2 JP S6346255Y2 JP 1981160873 U JP1981160873 U JP 1981160873U JP 16087381 U JP16087381 U JP 16087381U JP S6346255 Y2 JPS6346255 Y2 JP S6346255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilt
- lock
- fixed
- lift
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 19
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用シートの上下調整及び角
度調整の両機構を具備し、上記両機構を単独に操
作できるよう構成した高さ調整装置に関するもの
である。
度調整の両機構を具備し、上記両機構を単独に操
作できるよう構成した高さ調整装置に関するもの
である。
一般に自動車の座席にはドライバーの体形や好
みに応じて種々の調整機構が装着されている。
みに応じて種々の調整機構が装着されている。
従来、自動車用シートの上下調整装置には、モ
ータ等を使用したパワーシート、及び機械的に調
整する装置が知られているが、構造が複雑でしか
も高価であつた。
ータ等を使用したパワーシート、及び機械的に調
整する装置が知られているが、構造が複雑でしか
も高価であつた。
また、上下調整装置は、座席の後方を支点とし
て前方のみの調整を行うチルト装置、前後の平行
リンクによつて平行上下調整を行うリフター装
置、あるいは前後の上下調整を別々の操作により
上下させるチルト&リフター装置が知られてい
る。ところが上記チルト装置の場合は座席の前方
のみを上下動させるもので、全体に上下調整は得
られず、また、上記リフター装置の場合は平行に
上下調整するのみであり角度調整はできず、好み
の角度にすることはできないものであつた。さら
にチルト&リフター装置では前後の調整が別々で
あるために座席前方を上下した後、後方を上下す
るという2段階で調整を行わなければならなかつ
た。従つて、シート角度を変えずに上下調整を行
うことは困難であり、元の角度に戻したい場合は
更に微調整しなければならず、ワンタツチ操作が
不可能である等操作性が煩わしかつた。
て前方のみの調整を行うチルト装置、前後の平行
リンクによつて平行上下調整を行うリフター装
置、あるいは前後の上下調整を別々の操作により
上下させるチルト&リフター装置が知られてい
る。ところが上記チルト装置の場合は座席の前方
のみを上下動させるもので、全体に上下調整は得
られず、また、上記リフター装置の場合は平行に
上下調整するのみであり角度調整はできず、好み
の角度にすることはできないものであつた。さら
にチルト&リフター装置では前後の調整が別々で
あるために座席前方を上下した後、後方を上下す
るという2段階で調整を行わなければならなかつ
た。従つて、シート角度を変えずに上下調整を行
うことは困難であり、元の角度に戻したい場合は
更に微調整しなければならず、ワンタツチ操作が
不可能である等操作性が煩わしかつた。
この考案は上述した事情に基づいてなされたも
ので、自動車用シートの上下調整機構及び角度調
整機構の両機構を一体に組み込み、上記両機構を
単独に操作できるように構成し、搭乗者の好みに
応じてワンタツチでシートの上下及び角度を調整
できるようにした高さ調整装置を提供するもので
ある。
ので、自動車用シートの上下調整機構及び角度調
整機構の両機構を一体に組み込み、上記両機構を
単独に操作できるように構成し、搭乗者の好みに
応じてワンタツチでシートの上下及び角度を調整
できるようにした高さ調整装置を提供するもので
ある。
以下、この考案による実施例を添付した図面に
基づいて具体的に説明する。図において1は座席
シートのクツシヨンフレーム、2はボデイの前後
方向に底面に固定されたロアレールにアツパレー
ルがスライド可能に係合してなるスライドレール
であり、スライドレール2の前部には長孔を設け
たレールブラケツト3、及びその後部には丸孔を
設けたレールブラケツト4が固定され、レールブ
ラケツト3の長孔にはチルトピン5が摺動加能に
取り付けられている。
基づいて具体的に説明する。図において1は座席
シートのクツシヨンフレーム、2はボデイの前後
方向に底面に固定されたロアレールにアツパレー
ルがスライド可能に係合してなるスライドレール
であり、スライドレール2の前部には長孔を設け
たレールブラケツト3、及びその後部には丸孔を
設けたレールブラケツト4が固定され、レールブ
ラケツト3の長孔にはチルトピン5が摺動加能に
取り付けられている。
リヤー連結パイプ6の両サイドにはリンク7
a,7bの下部が固定され、またこのリンク7
a,7bのさらに外側のパイプ6には連結プレー
ト8、及び9の後部が回転自在に取り付けられ、
かつリヤー連結パイプ6の両端部はレールブラケ
ツト4の丸孔に回転自在に組み込まれている。
a,7bの下部が固定され、またこのリンク7
a,7bのさらに外側のパイプ6には連結プレー
ト8、及び9の後部が回転自在に取り付けられ、
かつリヤー連結パイプ6の両端部はレールブラケ
ツト4の丸孔に回転自在に組み込まれている。
上記リンク7a,7bの上部はクツシヨンフレ
ーム1後端に回転自在に取り付けられている。上
記摺動可能なチルトピン5は第2図に示すように
チルトロツク歯体10の回転中心から離れた位置
に固定されており、このチルトロツク歯体10は
チルト用連結パイプ11に固定されている。また
上記チルト用連結パイプ11はその両端が連結プ
レート8,9の前部に設けたリーンフオースブラ
ケツト29,30に軸支されて回転自由に支持さ
れている。チルトロツク歯体10にはチルトロツ
クプレート12に固定されたチルトロツクピン1
3が噛合してチルト用連結パイプ11を軸とした
チルトロツク歯体10の回転が拘束されている。
このチルトロツクピン13はこのピン13の先端
に一端が掛止され他端がリーンフオースブラケツ
ト29に掛止されたテンシヨンスプリング33に
よつて上記噛合方向へ付勢されている。チルトロ
ツクプレート12はその中央部を連結プレート8
に枢支されると共に、一端側に上記チルトロツク
ピン13が固定されており、他端側に長孔が穿設
されている。
ーム1後端に回転自在に取り付けられている。上
記摺動可能なチルトピン5は第2図に示すように
チルトロツク歯体10の回転中心から離れた位置
に固定されており、このチルトロツク歯体10は
チルト用連結パイプ11に固定されている。また
上記チルト用連結パイプ11はその両端が連結プ
レート8,9の前部に設けたリーンフオースブラ
ケツト29,30に軸支されて回転自由に支持さ
れている。チルトロツク歯体10にはチルトロツ
クプレート12に固定されたチルトロツクピン1
3が噛合してチルト用連結パイプ11を軸とした
チルトロツク歯体10の回転が拘束されている。
このチルトロツクピン13はこのピン13の先端
に一端が掛止され他端がリーンフオースブラケツ
ト29に掛止されたテンシヨンスプリング33に
よつて上記噛合方向へ付勢されている。チルトロ
ツクプレート12はその中央部を連結プレート8
に枢支されると共に、一端側に上記チルトロツク
ピン13が固定されており、他端側に長孔が穿設
されている。
また、14はチルトレバーであり連結プレート
8に回転自由に取り付けられ、チルトレバー14
の先端には摺動ピン15が固定されている。そし
て、この摺動ピン15をチルトロツクプレート1
2の長孔に係合することによつてチルトレバー1
4とチルトロツクプレート12とが連結されてい
る。このようにして本実施例のチルト機構が構成
されている。そしてこのチルト機構によれば第4
図に示すようにチルトレバー14を回動させる
(14→141)と摺動ピン15はチルトロツクプ
レート12の長孔面を摺動してチルトロツクプレ
ート12が回転し、チルトロツクピン13がチル
トロツク歯体10から外れ(13→131)、チル
トピン5はレールブラケツト3の長孔面に摺動可
能となり、チルトロツク歯体10はチルト用連結
パイプ11軸まわりに回転自在となる。この状態
でシートクツシヨンの前部を人為的に上動させる
とチルトロツク歯体10の回転を伴つてクツシヨ
ンフレーム1と共に連結プレート8,9の前部が
リヤー連結パイプ6を回転軸として上動し、適宜
の位置でチルトレバー14の操作を解除すると、
テンシヨンスプリング33によつてチルトロツク
ピン13がチルトロツク歯体10に再び噛合し
(13→132)、その位置でロツクされる。この
ときチルトロツクレバー14は14→142に復
帰する。第1図中、32はチルト用連結パイプ1
1の連結プレート9側の他端部に一端を固設した
チルト用リンクであり、その他端にチルトピン5
を固設すると共にこのピンをレールブラケツト3
の長孔に係合して取り付けられている。従つて、
チルト操作時に連結プレート9側の上下動はチル
ト用リンク32の他端側のチルトピン5を中心に
行われる。
8に回転自由に取り付けられ、チルトレバー14
の先端には摺動ピン15が固定されている。そし
て、この摺動ピン15をチルトロツクプレート1
2の長孔に係合することによつてチルトレバー1
4とチルトロツクプレート12とが連結されてい
る。このようにして本実施例のチルト機構が構成
されている。そしてこのチルト機構によれば第4
図に示すようにチルトレバー14を回動させる
(14→141)と摺動ピン15はチルトロツクプ
レート12の長孔面を摺動してチルトロツクプレ
ート12が回転し、チルトロツクピン13がチル
トロツク歯体10から外れ(13→131)、チル
トピン5はレールブラケツト3の長孔面に摺動可
能となり、チルトロツク歯体10はチルト用連結
パイプ11軸まわりに回転自在となる。この状態
でシートクツシヨンの前部を人為的に上動させる
とチルトロツク歯体10の回転を伴つてクツシヨ
ンフレーム1と共に連結プレート8,9の前部が
リヤー連結パイプ6を回転軸として上動し、適宜
の位置でチルトレバー14の操作を解除すると、
テンシヨンスプリング33によつてチルトロツク
ピン13がチルトロツク歯体10に再び噛合し
(13→132)、その位置でロツクされる。この
ときチルトロツクレバー14は14→142に復
帰する。第1図中、32はチルト用連結パイプ1
1の連結プレート9側の他端部に一端を固設した
チルト用リンクであり、その他端にチルトピン5
を固設すると共にこのピンをレールブラケツト3
の長孔に係合して取り付けられている。従つて、
チルト操作時に連結プレート9側の上下動はチル
ト用リンク32の他端側のチルトピン5を中心に
行われる。
次にリフト機構について述べる。
16はリフター用連結パイプであり、両端には
フロントリンク7c,7dが固定され、更に一端
側のリンク7cの内側にはリフト歯車17が固定
されている。上記リフター用連結パイプ16はチ
ルト用連結パイプ11に回転自在に外挿されてい
る。リフトレバー18には操作シヤフト19が固
定され、このシヤフト19はクツシヨンフレーム
1に回転自在に軸支されたロツク解除シヤフト2
0の中を貫通し、シヤフト20から露出した部分
にロツクプレート21が貫通固定されると共にリ
ンク7cが上記プレート21の内側に回転自在に
貫通支持され、かつ先端に操作歯車22が固定さ
れている。リフトロツク解除レバー23は上記シ
ヤフト20の外端に固定されており、このシヤフ
ト20はクツシヨンフレーム1の内側に固定され
たリフトロツク歯24を貫通し、その先端がロツ
ク解除プレート25に固定されている。
フロントリンク7c,7dが固定され、更に一端
側のリンク7cの内側にはリフト歯車17が固定
されている。上記リフター用連結パイプ16はチ
ルト用連結パイプ11に回転自在に外挿されてい
る。リフトレバー18には操作シヤフト19が固
定され、このシヤフト19はクツシヨンフレーム
1に回転自在に軸支されたロツク解除シヤフト2
0の中を貫通し、シヤフト20から露出した部分
にロツクプレート21が貫通固定されると共にリ
ンク7cが上記プレート21の内側に回転自在に
貫通支持され、かつ先端に操作歯車22が固定さ
れている。リフトロツク解除レバー23は上記シ
ヤフト20の外端に固定されており、このシヤフ
ト20はクツシヨンフレーム1の内側に固定され
たリフトロツク歯24を貫通し、その先端がロツ
ク解除プレート25に固定されている。
26はロツクアームブラケツトであり、これに
はリフトロツクピン27が固定され、ロツクプレ
ート21に回転自在に支持されている。上記リフ
トロツクピン27がロツク解除プレート25の長
孔を介してリフトロツク歯24の溝に入ることに
よつてプレート21の回転が拘束される。
はリフトロツクピン27が固定され、ロツクプレ
ート21に回転自在に支持されている。上記リフ
トロツクピン27がロツク解除プレート25の長
孔を介してリフトロツク歯24の溝に入ることに
よつてプレート21の回転が拘束される。
ロツクプレート21の回転力はこのプレート2
1とロツクアームブラケツト26との枢支部位を
介してロツクアームブラケツト26に伝達され、
このブラケツト26を回転させることによつて初
めてロツクプレート21は回転可能となる。ロツ
ク状態ではロツクアームブラケツト26はこのブ
ラケツト26に固設したリフトロツクピン27が
リフトロツク歯24に噛合してその回転がロツク
されるのでロツクプレート21の回転も拘束され
る。
1とロツクアームブラケツト26との枢支部位を
介してロツクアームブラケツト26に伝達され、
このブラケツト26を回転させることによつて初
めてロツクプレート21は回転可能となる。ロツ
ク状態ではロツクアームブラケツト26はこのブ
ラケツト26に固設したリフトロツクピン27が
リフトロツク歯24に噛合してその回転がロツク
されるのでロツクプレート21の回転も拘束され
る。
このようにして本実施例のリフト機構が構成さ
れている。そしてこのリフト機構によればリフト
ロツク解除レバー23を操作することによつてロ
ツク解除プレート25の長孔によつてプレート2
1がリフトロツク歯24の溝から外れ、ロツク解
除となる。このロツク解除状態でリフトレバー1
8を回転すれば、プレート21、操作歯車22が
回転し、リフター用連結パイプ16に固定された
リフト歯車17に回転を伝え、クツシヨンフレー
ム1とリンク7a,7b,7c及び7dの相対角
度が変化し、シートが上下する。
れている。そしてこのリフト機構によればリフト
ロツク解除レバー23を操作することによつてロ
ツク解除プレート25の長孔によつてプレート2
1がリフトロツク歯24の溝から外れ、ロツク解
除となる。このロツク解除状態でリフトレバー1
8を回転すれば、プレート21、操作歯車22が
回転し、リフター用連結パイプ16に固定された
リフト歯車17に回転を伝え、クツシヨンフレー
ム1とリンク7a,7b,7c及び7dの相対角
度が変化し、シートが上下する。
これによつてシートクツシヨンの所望の高さを
得ることができ、この高さ位置でリフトロツク解
除レバー23の操作を解除すると、リフトロツク
ピン27に一端が掛止されプレート21に他端が
掛止されたテンシヨンスプリング34によつてリ
フトロツクピン27は再びリフトロツク歯24に
噛合し、これによつてリフトレバーの操作シヤフ
ト19の回転がロツクされ上記したシートクツシ
ヨンの所望の高さが維持される。
得ることができ、この高さ位置でリフトロツク解
除レバー23の操作を解除すると、リフトロツク
ピン27に一端が掛止されプレート21に他端が
掛止されたテンシヨンスプリング34によつてリ
フトロツクピン27は再びリフトロツク歯24に
噛合し、これによつてリフトレバーの操作シヤフ
ト19の回転がロツクされ上記したシートクツシ
ヨンの所望の高さが維持される。
尚、図中28は塔乗者の体重を調整するための
バランサースプリングであり、リンク7dのクツ
シヨンフレーム1の枢支部位に設けられてリンク
7dを起上り方向へ付勢している。また、図中3
1はカラーである。
バランサースプリングであり、リンク7dのクツ
シヨンフレーム1の枢支部位に設けられてリンク
7dを起上り方向へ付勢している。また、図中3
1はカラーである。
このように本実施例の高さ調整装置は上記した
チルト機構とリフト機構とから構成されている。
チルト機構とリフト機構とから構成されている。
次に、この高さ調整装置の作動について説明す
る。
る。
まず、シートをチルト動作させるにはチルトレ
バー14を引き上げることによつてチルトロツク
ピン13がチルトロツク歯体10から解除され、
チルトロツク歯体10はチルト連結用パイプ11
を回転軸として回転自在となる。チルトロツク歯
体10にはチルトピン5が固定されており、更に
レールブラケツト3の長孔に係合されている。従
つて、チルトロツクピン13をロツク解除の状態
でシート前端を上下するとチルトピン5が長孔に
ガイドされチルトロツク歯体10が回転し、適当
な位置で固定することができる。
バー14を引き上げることによつてチルトロツク
ピン13がチルトロツク歯体10から解除され、
チルトロツク歯体10はチルト連結用パイプ11
を回転軸として回転自在となる。チルトロツク歯
体10にはチルトピン5が固定されており、更に
レールブラケツト3の長孔に係合されている。従
つて、チルトロツクピン13をロツク解除の状態
でシート前端を上下するとチルトピン5が長孔に
ガイドされチルトロツク歯体10が回転し、適当
な位置で固定することができる。
また、シートを上下に調整する動作は、リフト
ロツク解除レバー23を操作することによつてロ
ツク解除プレート25が回転し、このプレート2
5の長孔によりロツクアームブラケツト26がリ
フトロツク歯24から解除される。この状態でリ
フトレバー18を操作することにより操作歯車2
2が回転し、リフト歯車17に回転が伝達され
る。従つて、リフター用フロントリンク7c,7
d、リヤリンク7a,7bが回転し、シートが平
行に上下する。この際、フロントリンク7c,7
dが固定されたリフター用連結パイプ16はチル
ト用連結パイプ11と同軸回転可能なため、チル
トの各々の位置で傾きを保つたまま平行に上下動
する。
ロツク解除レバー23を操作することによつてロ
ツク解除プレート25が回転し、このプレート2
5の長孔によりロツクアームブラケツト26がリ
フトロツク歯24から解除される。この状態でリ
フトレバー18を操作することにより操作歯車2
2が回転し、リフト歯車17に回転が伝達され
る。従つて、リフター用フロントリンク7c,7
d、リヤリンク7a,7bが回転し、シートが平
行に上下する。この際、フロントリンク7c,7
dが固定されたリフター用連結パイプ16はチル
ト用連結パイプ11と同軸回転可能なため、チル
トの各々の位置で傾きを保つたまま平行に上下動
する。
以上詳細に説明したように、この考案による高
さ調整装置は、シートの上下調整及び角度調整の
両機構を具備し、しかも両機構をそれぞれ単独に
操作できるように構成したものであり、調整操作
が容易でしかも機械的に調整し得るので安価に製
作できる等実用上の効果を奏する。
さ調整装置は、シートの上下調整及び角度調整の
両機構を具備し、しかも両機構をそれぞれ単独に
操作できるように構成したものであり、調整操作
が容易でしかも機械的に調整し得るので安価に製
作できる等実用上の効果を奏する。
第1図はこの考案による一実施例を示す要部の
斜視図、第2図は第1図の要部詳細図、第3図は
第1図の要部を示す分解斜視図、第4図はこの考
案のチルト機構の作動説明図である。 1……クツシヨンフレーム、2……スライドレ
ール、3,4……レールブラケツト、5……チル
トピン、6……リヤー連結パイプ、7……リン
ク、8,9……連結プレート、10……チルトロ
ツク歯体、11……チルト用連結パイプ、12…
…チルトロツクプレート、13……チルトロツク
ピン、14……チルトレバー、15……摺動ピ
ン、16……リフター用連結パイプ、17……リ
フト歯車、18……リフトレバー、19……操作
シヤフト、20……ロツク解除シヤフト、21…
…プレート、22……操作歯車、23……リフト
ロツク解除レバー、24……リフトロツク歯、2
5……ロツク解除プレート、26……ロツクアー
ムブラケツト、27……リフトロツクピン、28
……バランサースプリング。
斜視図、第2図は第1図の要部詳細図、第3図は
第1図の要部を示す分解斜視図、第4図はこの考
案のチルト機構の作動説明図である。 1……クツシヨンフレーム、2……スライドレ
ール、3,4……レールブラケツト、5……チル
トピン、6……リヤー連結パイプ、7……リン
ク、8,9……連結プレート、10……チルトロ
ツク歯体、11……チルト用連結パイプ、12…
…チルトロツクプレート、13……チルトロツク
ピン、14……チルトレバー、15……摺動ピ
ン、16……リフター用連結パイプ、17……リ
フト歯車、18……リフトレバー、19……操作
シヤフト、20……ロツク解除シヤフト、21…
…プレート、22……操作歯車、23……リフト
ロツク解除レバー、24……リフトロツク歯、2
5……ロツク解除プレート、26……ロツクアー
ムブラケツト、27……リフトロツクピン、28
……バランサースプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スライドレール2とクツシヨンフレーム1とが
前後部に平行リンクを介して装着され、車体の前
後方向にスライド可能であると共に、高さ調整可
能であるクツシヨンシートであつて、この高さ調
整がチルト機構及びリフト機構によつて行われる
ようになつており、 上記チルト機構が、 前部が上記平行リンクのフロントリンク7c,
7dを連結するリフター用連結パイプ16内を回
転自在に貫通したチルト用連結パイプ11に枢支
され後部が上記スライドレールの後部に枢支され
た連結プレート8,9と、上記チルト用連結パイ
プ11の一端に固定されたチルトロツク歯体10
と、このチルトロツク歯体10に固定され先端が
スライドレールに固定されたブラケツト3の長孔
内に係合したチルトピン5と、上記連結プレート
8に枢支されチルトロツク歯体10に噛合してこ
の歯体の回転をロツクするチルトロツクピン13
を有するチルトレバー14と、チルト用連結パイ
プ11の他端に固定されたチルト用リンク32
と、このチルト用リンク32に固定され先端がス
ライドレールに固定されたブラケツト3の長孔内
に係合したチルトピン5とからなり、 上記リフト機構が、 上記フロントリンク7c,7dのリフター用連
結パイプ16に固定されたリフト歯車17と、ク
ツシヨンフレーム1に回転自在に軸支された操作
シヤフト19の一端に上記リフト歯車17に噛合
する操作歯車22が固着されその他端にリフトレ
バー18が固定され、かつその中間部にフロント
リンクの7cが枢支されると共にロツクプレート
21が固着されてなる操作手段と、上記操作シヤ
フト19と同軸的にクツシヨンフレーム1に回転
自在に軸支されたロツク解除シヤフト20の一端
にロツク解除プレート25が固定され、その他端
にリフトロツク解除レバー23が固定されてなる
ロツク解除手段と、上記操作手段のロツクプレー
ト21に枢支されたロツクアームブラケツト26
に固定されたリフトロツクピン27が上記ロツク
解除プレート25に穿設された長孔を貫通してク
ツシヨンフレーム1に固定されたリフトロツク歯
24に係合して操作シヤフト19の回転をロツク
するリフトロツク手段とからなる、ことを特徴と
する高さ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981160873U JPS5865137U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981160873U JPS5865137U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 高さ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865137U JPS5865137U (ja) | 1983-05-02 |
JPS6346255Y2 true JPS6346255Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=29953261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981160873U Granted JPS5865137U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | 高さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865137U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH056192Y2 (ja) * | 1987-10-05 | 1993-02-17 | ||
MX9702434A (es) | 1991-03-07 | 1998-05-31 | Masimo Corp | Aparato de procesamiento de señales. |
US6002952A (en) | 1997-04-14 | 1999-12-14 | Masimo Corporation | Signal processing apparatus and method |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP1981160873U patent/JPS5865137U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5865137U (ja) | 1983-05-02 |
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