JPH0438751Y2 - - Google Patents
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- JPH0438751Y2 JPH0438751Y2 JP1986082655U JP8265586U JPH0438751Y2 JP H0438751 Y2 JPH0438751 Y2 JP H0438751Y2 JP 1986082655 U JP1986082655 U JP 1986082655U JP 8265586 U JP8265586 U JP 8265586U JP H0438751 Y2 JPH0438751 Y2 JP H0438751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat back
- seat
- operating
- operating lever
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 57
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車用シートのシートバツク中間部
に折曲機構を設けたシートリクライニング装置に
関し、特には一本の操作レバーの操作によつて前
記折曲機構の動作と、シートリクライニング装置
の動作を別々に行わせることを可能にした構成に
関する。
に折曲機構を設けたシートリクライニング装置に
関し、特には一本の操作レバーの操作によつて前
記折曲機構の動作と、シートリクライニング装置
の動作を別々に行わせることを可能にした構成に
関する。
従来の技術
従来より、乗員の自然な着座姿勢に合致するよ
うにシートバツクの中間部に折曲機構を設け、必
要に応じて上記折曲機構を操作してシートバツク
自体の曲げ角度を調整する手段が知られている。
例えば特開昭59−168816号には第6図に示す構成
が開示されており、同図において1はアツパシー
トバツク、2はロアシートバツクであつて、アツ
パシートバツク1にはアツパアーム3が、ロアシ
ートバツク2にはロアアーム4が夫々固着されて
いる。上記アツパアーム3とロアアーム4とは、
図示を省略する連絡機構によつて傾動可能に連結
されていて、必要に応じてアツパシートバツク1
を矢印A方向へ回動することが可能である。5は
上記回動操作を行うハンドルを示す。
うにシートバツクの中間部に折曲機構を設け、必
要に応じて上記折曲機構を操作してシートバツク
自体の曲げ角度を調整する手段が知られている。
例えば特開昭59−168816号には第6図に示す構成
が開示されており、同図において1はアツパシー
トバツク、2はロアシートバツクであつて、アツ
パシートバツク1にはアツパアーム3が、ロアシ
ートバツク2にはロアアーム4が夫々固着されて
いる。上記アツパアーム3とロアアーム4とは、
図示を省略する連絡機構によつて傾動可能に連結
されていて、必要に応じてアツパシートバツク1
を矢印A方向へ回動することが可能である。5は
上記回動操作を行うハンドルを示す。
前記ロアシートバツク2はシートクツシヨン6
に対してシートリクライニング装置7の操作レバ
ー8を操作することによつて傾動可能にしてあ
る。
に対してシートリクライニング装置7の操作レバ
ー8を操作することによつて傾動可能にしてあ
る。
考案が解決しようとする問題点
しかしながらこのような従来のシートバツク折
曲機構を具えたシートリクライニング装置の場
合、アツパシートバツクの折曲操作と、ロアシー
トバツクのリクライニング操作とが別々の手段で
独自に行われる構成となつているので、乗員が操
作しにくいという問題点を有している。即ち、前
記アツパシートバツクの折曲操作と、ロアシート
バツクのリクライニング操作とは乗員の自然な着
座姿勢を確保する上で関連性が強いので、上記両
操作が連続的に行えることが望ましい。しかるに
前記従来例にあつては上記両操作を連続的に行う
ことができない上、アツパシートバツクの折曲操
作用ハンドル5が操作しにくい場所にあるので、
尚更操作性の低下を招くことになる。
曲機構を具えたシートリクライニング装置の場
合、アツパシートバツクの折曲操作と、ロアシー
トバツクのリクライニング操作とが別々の手段で
独自に行われる構成となつているので、乗員が操
作しにくいという問題点を有している。即ち、前
記アツパシートバツクの折曲操作と、ロアシート
バツクのリクライニング操作とは乗員の自然な着
座姿勢を確保する上で関連性が強いので、上記両
操作が連続的に行えることが望ましい。しかるに
前記従来例にあつては上記両操作を連続的に行う
ことができない上、アツパシートバツクの折曲操
作用ハンドル5が操作しにくい場所にあるので、
尚更操作性の低下を招くことになる。
そこで本考案は、上記した如く従来のシートバ
ツク折曲機構を具えたシートリクライニング装置
を有している問題点を解消して、操作性が良好で
且つアツパシートバツクの折曲操作とロアシート
バツクのリクライニング操作とを連続して行うこ
とのできる装置の提供を目的とするものである。
ツク折曲機構を具えたシートリクライニング装置
を有している問題点を解消して、操作性が良好で
且つアツパシートバツクの折曲操作とロアシート
バツクのリクライニング操作とを連続して行うこ
とのできる装置の提供を目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案は上記の目的を達成するため、自動車シ
ートのシートバツクをアツパシートバツクとロア
シートバツクとに2分割し、該アツパシートバツ
クとロアシートバツク間にアツパシートバツクの
回動をロツクし、且つ解除するロツク機構を持つ
シートバツク折曲機構を設ける一方、前記ロアシ
ートバツクとシートクツシヨン間に、操作レバー
の操作によつてロアシートバツクのシートクツシ
ヨンに対する回動をロツクし、且つ解除するロツ
ク機構を持つシートリクライニング装置を具えた
構成において、前記操作レバーには先端部に各々
ピンを有する第1操作杆と第2操作杆とを設け、
更にどちらか一方の前記操作杆と前記シートバツ
ク折曲機構のロツク機構との間は、この操作杆に
設けた前記ピンが空走可能に挿通される長孔を有
するワイヤ連結環と、このワイヤ連結環に一端を
接続固定した駆動ワイヤにて連結されるととも
に、どちらか他方の前記操作杆と前記シートリク
ライニング装置のロツク機構との間は、この操作
杆に設けた前記ピンが空走可能に挿通される長孔
を有するロツドにて連結されており、前記操作レ
バーの上動もしくは下動に往動して前記シートバ
ツク折曲機構と前記シートリクライニング装置に
おけるロツク機構のロツクと解除を夫々別途に作
動させるようにしたシートリクライニング装置の
構成にしてある。
ートのシートバツクをアツパシートバツクとロア
シートバツクとに2分割し、該アツパシートバツ
クとロアシートバツク間にアツパシートバツクの
回動をロツクし、且つ解除するロツク機構を持つ
シートバツク折曲機構を設ける一方、前記ロアシ
ートバツクとシートクツシヨン間に、操作レバー
の操作によつてロアシートバツクのシートクツシ
ヨンに対する回動をロツクし、且つ解除するロツ
ク機構を持つシートリクライニング装置を具えた
構成において、前記操作レバーには先端部に各々
ピンを有する第1操作杆と第2操作杆とを設け、
更にどちらか一方の前記操作杆と前記シートバツ
ク折曲機構のロツク機構との間は、この操作杆に
設けた前記ピンが空走可能に挿通される長孔を有
するワイヤ連結環と、このワイヤ連結環に一端を
接続固定した駆動ワイヤにて連結されるととも
に、どちらか他方の前記操作杆と前記シートリク
ライニング装置のロツク機構との間は、この操作
杆に設けた前記ピンが空走可能に挿通される長孔
を有するロツドにて連結されており、前記操作レ
バーの上動もしくは下動に往動して前記シートバ
ツク折曲機構と前記シートリクライニング装置に
おけるロツク機構のロツクと解除を夫々別途に作
動させるようにしたシートリクライニング装置の
構成にしてある。
作 用
操作レバーを上動又は下動することにより、第
1操作杆又は第2操作杆の何れか一方と駆動ワイ
ヤ並びにワイヤ連結環にて連結されたシートバツ
ク折曲機構のロツクが解除されるとともに、何れ
か他方の操作杆に設けたピンとロツドに設けた長
孔との空走作用によつて該操作杆にロツドにて連
結されたシートリクライニング装置のロツクは解
除されず、次段の操作レバーの操作によつて上記
とは逆の動作、即ち第1操作杆又は第2操作杆の
何れか一方とロツドにて連結されたシートリクラ
イニング装置のロツクが解除されるとともに、何
れか他方の操作杆に設けたピンとワイヤ連結環に
設けた長孔との空走によつて該操作杆にワイヤ連
結されたシートバツク折曲機構のロツクが解除さ
れないという作用が得られる。
1操作杆又は第2操作杆の何れか一方と駆動ワイ
ヤ並びにワイヤ連結環にて連結されたシートバツ
ク折曲機構のロツクが解除されるとともに、何れ
か他方の操作杆に設けたピンとロツドに設けた長
孔との空走作用によつて該操作杆にロツドにて連
結されたシートリクライニング装置のロツクは解
除されず、次段の操作レバーの操作によつて上記
とは逆の動作、即ち第1操作杆又は第2操作杆の
何れか一方とロツドにて連結されたシートリクラ
イニング装置のロツクが解除されるとともに、何
れか他方の操作杆に設けたピンとワイヤ連結環に
設けた長孔との空走によつて該操作杆にワイヤ連
結されたシートバツク折曲機構のロツクが解除さ
れないという作用が得られる。
従つて操作レバーの上動と下動とを行うことに
よつてシートバツク折曲機構のロツク解除操作と
シートリクライニング装置のロツク解除操作とが
それぞれ単独動作及び連続動作として実施可能と
なる。
よつてシートバツク折曲機構のロツク解除操作と
シートリクライニング装置のロツク解除操作とが
それぞれ単独動作及び連続動作として実施可能と
なる。
実施例
以下図面を参照して本考案に係るシートバツク
折曲機構を具えたシートリクライニング装置の一
実施例を説明する。
折曲機構を具えたシートリクライニング装置の一
実施例を説明する。
第1図はシート全体を示す正面図、第2図は第
1図に示したシートバツク折曲機構Xの要部を示
す正面図、第3図は動側面図である。図中11は
アツパシートバツクに固定されるアツパアーム、
12はロアシートバツク2に固定される第1ロア
アームであり、アツパアーム11は第1ロアアー
ム12に枢軸13を介して回動可能に支持されて
いる。このアツパアーム11の下端面にはラツチ
ギヤ14が設けられている。15はホルダープレ
ートであつて、前記枢軸13とレバー枢軸16に
よつて第1ロアアーム12上に固定されている。
1図に示したシートバツク折曲機構Xの要部を示
す正面図、第3図は動側面図である。図中11は
アツパシートバツクに固定されるアツパアーム、
12はロアシートバツク2に固定される第1ロア
アームであり、アツパアーム11は第1ロアアー
ム12に枢軸13を介して回動可能に支持されて
いる。このアツパアーム11の下端面にはラツチ
ギヤ14が設けられている。15はホルダープレ
ートであつて、前記枢軸13とレバー枢軸16に
よつて第1ロアアーム12上に固定されている。
17はロアツースであり、前記第1ロアアーム
12とホルダープレート15間にあつて枢軸18
により回動自在に支持されている。このロアツー
ス17の上端面にはアツパアーム11の前記ラツ
チギヤ14と噛合う歯部19が設けてあり、前記
アツパアーム11の下端面に設けたラツチギヤ1
4とともに第1ロアアーム12に対するアツパア
ーム11の傾動をコントロールするロツク機構2
0が形成されている。21は前記レバー枢軸16
に回動可能に枢支された操作杆である。又前記ロ
アツース17の下端面の一部を〓形に切欠いたカ
ム溝17aが形成されている。更にホルダープレ
ート15の係止部15aと操作杆21の係止部2
1a間に、該操作杆21を時計方向に回動付勢す
るスプリング22が取付けられている。前記操作
杆21はレバー枢軸16による第1ロアアーム1
2及びホルダープレート15に対して回動可能に
支持され、且つ該操作杆21の略中央上端部にロ
アツース17のカム溝17aと嵌合可能なカム部
21bが形成されている。又前記第1ロアアーム
12には枢軸13の軸心を中心とした半径の曲率
を持つ長孔23が穿設されていて、更にアツパア
ーム11に前記第1ロアアーム12の長孔23に
挿通可能なストツパピン24が穿設されている。
従つてアツパアーム11の前後方向への回動範囲
は、第1ロアアーム12に穿設された前記長孔2
3の長さによつて規制される。25はアツパアー
ム11を付勢するリターンスプリングであつて、
該リターンスプリング25は前記枢軸13と、ア
ツパアーム11の中途に突設したブラケツト26
間に係着されている。
12とホルダープレート15間にあつて枢軸18
により回動自在に支持されている。このロアツー
ス17の上端面にはアツパアーム11の前記ラツ
チギヤ14と噛合う歯部19が設けてあり、前記
アツパアーム11の下端面に設けたラツチギヤ1
4とともに第1ロアアーム12に対するアツパア
ーム11の傾動をコントロールするロツク機構2
0が形成されている。21は前記レバー枢軸16
に回動可能に枢支された操作杆である。又前記ロ
アツース17の下端面の一部を〓形に切欠いたカ
ム溝17aが形成されている。更にホルダープレ
ート15の係止部15aと操作杆21の係止部2
1a間に、該操作杆21を時計方向に回動付勢す
るスプリング22が取付けられている。前記操作
杆21はレバー枢軸16による第1ロアアーム1
2及びホルダープレート15に対して回動可能に
支持され、且つ該操作杆21の略中央上端部にロ
アツース17のカム溝17aと嵌合可能なカム部
21bが形成されている。又前記第1ロアアーム
12には枢軸13の軸心を中心とした半径の曲率
を持つ長孔23が穿設されていて、更にアツパア
ーム11に前記第1ロアアーム12の長孔23に
挿通可能なストツパピン24が穿設されている。
従つてアツパアーム11の前後方向への回動範囲
は、第1ロアアーム12に穿設された前記長孔2
3の長さによつて規制される。25はアツパアー
ム11を付勢するリターンスプリングであつて、
該リターンスプリング25は前記枢軸13と、ア
ツパアーム11の中途に突設したブラケツト26
間に係着されている。
一方前記した操作杆21の端部に駆動ワイヤ2
7の端末部27aが接続固定されていて、この駆
動ワイヤ27はホルダープレート15に固定され
た支持部材28により支持されている。後述する
如く駆動ワイヤ27の矢印B方向への牽引力によ
つて操作杆21がレバー枢軸16を中心として反
時計方向へ回動するようになつている。
7の端末部27aが接続固定されていて、この駆
動ワイヤ27はホルダープレート15に固定され
た支持部材28により支持されている。後述する
如く駆動ワイヤ27の矢印B方向への牽引力によ
つて操作杆21がレバー枢軸16を中心として反
時計方向へ回動するようになつている。
次に第4図、第5図を用いてシートリクライニ
ング装置yの説明を行う。図中31はシートクツ
シヨン6に固定されたベースプレート、32は枢
軸33とピン34,38によつて前記ベースプレ
ート31と所定長離反して固定されたホルダプレ
ートである。60はベースプレート31とホルダ
ープレート32間にあつて、前記枢軸33により
回動可能に支持され、ロアシートバツク2に固定
される第2ロアアームであつて、該第2ロアアー
ム60にアツパツース35がピン36を用いて4
カ所で固定されている。このアツパツース35の
下端面にはラツチギヤ35aが設けられている。
37はロアツースであつて、前記ベースプレート
31とホルダープレート32間にあつて、該ロア
ツース37の孔37aがベースプレート31の枢
軸38に回動可能に支持されている。該ロアツー
ス37の上端面にはアツパツース35の前記ラツ
チギヤ35aと噛合う歯部39が設けてあり、前
記ラツチギヤ35aと歯部39により第2ロアア
ーム60の傾動をコントロールするロツク機構4
0が形成されている。41はロツクレバーであつ
て、該中心に位置する軸孔41aにベースプレー
ト31から突出する前記ピン34が挿通される。
該ピン34の他端はホルダープレート32の孔4
3に挿通固定される。このロツクレバー41の一
端部に突設したピン44はロツド45の軸孔46
に挿通され、更にロツクレバー41の他端部に穿
設した孔47に固着されたピン47aとホルダー
プレート32の下端部に設けられたブラケツト4
8間に、ロツクレバー41をピン34を中心とし
て反時計方向に回動付勢するスプリング49が取
付けられている。前記ロツド45には長孔50が
設けられている。51は第2ロアアーム60に復
帰力を付勢するリターンスプリングであつて、前
記枢軸33と、第2ロアアーム60の中途部分に
突設したブラケツト52間に係着されている。
ング装置yの説明を行う。図中31はシートクツ
シヨン6に固定されたベースプレート、32は枢
軸33とピン34,38によつて前記ベースプレ
ート31と所定長離反して固定されたホルダプレ
ートである。60はベースプレート31とホルダ
ープレート32間にあつて、前記枢軸33により
回動可能に支持され、ロアシートバツク2に固定
される第2ロアアームであつて、該第2ロアアー
ム60にアツパツース35がピン36を用いて4
カ所で固定されている。このアツパツース35の
下端面にはラツチギヤ35aが設けられている。
37はロアツースであつて、前記ベースプレート
31とホルダープレート32間にあつて、該ロア
ツース37の孔37aがベースプレート31の枢
軸38に回動可能に支持されている。該ロアツー
ス37の上端面にはアツパツース35の前記ラツ
チギヤ35aと噛合う歯部39が設けてあり、前
記ラツチギヤ35aと歯部39により第2ロアア
ーム60の傾動をコントロールするロツク機構4
0が形成されている。41はロツクレバーであつ
て、該中心に位置する軸孔41aにベースプレー
ト31から突出する前記ピン34が挿通される。
該ピン34の他端はホルダープレート32の孔4
3に挿通固定される。このロツクレバー41の一
端部に突設したピン44はロツド45の軸孔46
に挿通され、更にロツクレバー41の他端部に穿
設した孔47に固着されたピン47aとホルダー
プレート32の下端部に設けられたブラケツト4
8間に、ロツクレバー41をピン34を中心とし
て反時計方向に回動付勢するスプリング49が取
付けられている。前記ロツド45には長孔50が
設けられている。51は第2ロアアーム60に復
帰力を付勢するリターンスプリングであつて、前
記枢軸33と、第2ロアアーム60の中途部分に
突設したブラケツト52間に係着されている。
一方53は操作レバーであつて、この操作レバ
ー53は乗員が把持する把手部53aと、略斜め
上方に伸びる第1操作杆53bと、略斜め下方に
伸びる第2操作杆53cとで成つている。且つ該
操作レバー53の略中心にある孔54にベースプ
レート31から突出する枢軸55が挿通され、該
枢軸55が挿通されている。又上記操作レバー5
3の第1操作杆53bの先端部に突設したピン5
6は、長孔57を持つワイヤ連結環58に挿通さ
れており、このワイヤ連結環58に駆動ワイヤ2
7が接続固定されている。更に上記操作レバー5
3の第2操作杆53cの先端部に突設したピン5
9は前記ロツド45の長孔50に挿通されてい
る。換言すれば操作レバー53は枢軸55により
回動可能であつて、該操作レバー53に設けた第
一操作杆53bと第2操作杆53cによつて夫々
別途に作動する二本の駆動系が形成されていて、
第1操作杆53bの駆動系、即ち駆動ワイヤ27
は、第1図、第2図にて説明したシートバツク折
曲機構Xの操作杆21の端末部27aに連結さ
れ、第2操作杆53cの駆動系、即ちロツド45
はシートリクライニング装置yのロツクレバー4
1に連結されている。尚、シートバツク折曲機構
Xが設けられたアツパシートバツク1とロアシー
トバツク2の反対側面及び、シートリクライニン
グ装置yが設けられたロアシートバツク2とシー
トクツシヨン6の反対側面は、図示しないヒンジ
機構により回動可能に連結されている。
ー53は乗員が把持する把手部53aと、略斜め
上方に伸びる第1操作杆53bと、略斜め下方に
伸びる第2操作杆53cとで成つている。且つ該
操作レバー53の略中心にある孔54にベースプ
レート31から突出する枢軸55が挿通され、該
枢軸55が挿通されている。又上記操作レバー5
3の第1操作杆53bの先端部に突設したピン5
6は、長孔57を持つワイヤ連結環58に挿通さ
れており、このワイヤ連結環58に駆動ワイヤ2
7が接続固定されている。更に上記操作レバー5
3の第2操作杆53cの先端部に突設したピン5
9は前記ロツド45の長孔50に挿通されてい
る。換言すれば操作レバー53は枢軸55により
回動可能であつて、該操作レバー53に設けた第
一操作杆53bと第2操作杆53cによつて夫々
別途に作動する二本の駆動系が形成されていて、
第1操作杆53bの駆動系、即ち駆動ワイヤ27
は、第1図、第2図にて説明したシートバツク折
曲機構Xの操作杆21の端末部27aに連結さ
れ、第2操作杆53cの駆動系、即ちロツド45
はシートリクライニング装置yのロツクレバー4
1に連結されている。尚、シートバツク折曲機構
Xが設けられたアツパシートバツク1とロアシー
トバツク2の反対側面及び、シートリクライニン
グ装置yが設けられたロアシートバツク2とシー
トクツシヨン6の反対側面は、図示しないヒンジ
機構により回動可能に連結されている。
かかる構成による本考案装置の作用を以下に説
明する。
明する。
即ち通常の走行時には操作レバー53を第5図
に示す如く中立の位置にセツトしておく。すると
スプリング49によつてロツクレバー41が反時
計方向に回動付勢されていて、該ロツクレバー4
1の端部に穿設した孔47に固着されたピン47
aによつてロアツース37が押動され、該ロアツ
ース37に枢軸38を中心とする時計方向への回
動力が付勢される。従つてロアツース37の歯部
39がアツパツース35のラツチギヤ35aと噛
合してロツク機構40がロツク状態を保つ。一方
駆動ワイヤ27には力が加えられていないので、
第2図に示すスプリング22によつて操作杆21
がレバー枢軸16を中心として時計方向に回動付
勢され、該操作杆21のカム部21bがロアツー
ス17のカム溝17aから退避した位置にあり、
ロアツース17に枢軸18を中心とする反時計方
向の回動力を付勢している。従つてロアツース1
7の歯部19がアツパアーム11のラツチギヤ1
4と噛合してロツク機構20がロツク状態に保た
れる。よつて第5図に示す如く操作レバー53が
中立位置にある場合には、シートリクライニング
装置y及びシートバツクの折曲機構Xの何れもが
ロツクされた状態下にある。
に示す如く中立の位置にセツトしておく。すると
スプリング49によつてロツクレバー41が反時
計方向に回動付勢されていて、該ロツクレバー4
1の端部に穿設した孔47に固着されたピン47
aによつてロアツース37が押動され、該ロアツ
ース37に枢軸38を中心とする時計方向への回
動力が付勢される。従つてロアツース37の歯部
39がアツパツース35のラツチギヤ35aと噛
合してロツク機構40がロツク状態を保つ。一方
駆動ワイヤ27には力が加えられていないので、
第2図に示すスプリング22によつて操作杆21
がレバー枢軸16を中心として時計方向に回動付
勢され、該操作杆21のカム部21bがロアツー
ス17のカム溝17aから退避した位置にあり、
ロアツース17に枢軸18を中心とする反時計方
向の回動力を付勢している。従つてロアツース1
7の歯部19がアツパアーム11のラツチギヤ1
4と噛合してロツク機構20がロツク状態に保た
れる。よつて第5図に示す如く操作レバー53が
中立位置にある場合には、シートリクライニング
装置y及びシートバツクの折曲機構Xの何れもが
ロツクされた状態下にある。
次に前記操作レバー53の把手部53aを把持
して、矢印c方向へ上動させた場合の動作を説明
する。すると操作レバー53は枢軸55を中心と
して時計方向に回動し、第2操作杆53cのピン
59がロツド45を図示の左方へ移動させる。こ
の時第1操作杆53bのピン56はワイヤ連結環
58の長孔57内を空走するので、駆動ワイヤ2
7には操作力が加わることがない。前記ロツド4
5の左方への移動によつてロツクレバー41が軸
孔41aを中心として時計方向へ回動してピン4
7aがロアツース37から離反するので、該ロア
ツース37が自重により枢軸38を中心として反
時計方向へ回動し、該ロアツース37の歯部39
が第2ロアアーム60に固定されたアツパツース
35に設けられたラツチギヤ35aから離れ、ロ
ツク機構40のロツク状態が解除される。従つて
第2ロアアーム60は枢軸33を中心として回動
可能となり、該第2ロアアーム60を希望する角
度にまで傾動自在となる。第2ロアアーム60の
角度が決定したならば、乗員が操作レバー53の
把手部53aから手を離すことにより、該操作レ
バー53が第5図に示す中立位置に戻り、前記ロ
ツク解除時と逆の動きによつて前記ロツク機構4
0をロツク状態にすることができる。
して、矢印c方向へ上動させた場合の動作を説明
する。すると操作レバー53は枢軸55を中心と
して時計方向に回動し、第2操作杆53cのピン
59がロツド45を図示の左方へ移動させる。こ
の時第1操作杆53bのピン56はワイヤ連結環
58の長孔57内を空走するので、駆動ワイヤ2
7には操作力が加わることがない。前記ロツド4
5の左方への移動によつてロツクレバー41が軸
孔41aを中心として時計方向へ回動してピン4
7aがロアツース37から離反するので、該ロア
ツース37が自重により枢軸38を中心として反
時計方向へ回動し、該ロアツース37の歯部39
が第2ロアアーム60に固定されたアツパツース
35に設けられたラツチギヤ35aから離れ、ロ
ツク機構40のロツク状態が解除される。従つて
第2ロアアーム60は枢軸33を中心として回動
可能となり、該第2ロアアーム60を希望する角
度にまで傾動自在となる。第2ロアアーム60の
角度が決定したならば、乗員が操作レバー53の
把手部53aから手を離すことにより、該操作レ
バー53が第5図に示す中立位置に戻り、前記ロ
ツク解除時と逆の動きによつて前記ロツク機構4
0をロツク状態にすることができる。
次に前記操作レバー53の把手部53aを握持
して、矢印D方向へ下動させた場合の動作を説明
する。すると操作レバー53は枢軸55を中心と
して反時計方向に回動し、第1操作杆53bのピ
ン56がワイヤ連結環58を図示の左方へ移動さ
せる。この時第2操作杆53cのピン59は長孔
50内を空走するので、ロツド45には操作力が
加わることがない。前記ワイヤ連結環58の移動
に伴つて駆動ワイヤ27が牽引されるので、第2
図に示すB方向の駆動力が操作杆21の端末部2
7aに加えられる。従つて該操作杆21がレバー
枢軸16を中心として反時計方向に回動し、操作
杆21のカム部21bがロアツース17のカム溝
17a内に落ち込む。従つてロアツース17は自
重により枢軸18を中心として時計方向へ回動す
るので、ロアツース17の歯部19がアツパアー
ム11のラツチギヤ14から離反してロツク機構
20のロツクが解除される。それによつてアツパ
アーム11は枢軸13を中心として回動可能とな
り、アツパアーム11を希望する角度にまで傾動
することが自在となる。アツパアーム11の角度
が決定したならば、乗員が操作レバー53の把手
部53aから手を離すことにより、該操作レバー
53が第5図に示す中立位置に戻り、ロツク解除
時と逆の動きによつて前記ロツク機構20をロツ
ク状態にすることができる。
して、矢印D方向へ下動させた場合の動作を説明
する。すると操作レバー53は枢軸55を中心と
して反時計方向に回動し、第1操作杆53bのピ
ン56がワイヤ連結環58を図示の左方へ移動さ
せる。この時第2操作杆53cのピン59は長孔
50内を空走するので、ロツド45には操作力が
加わることがない。前記ワイヤ連結環58の移動
に伴つて駆動ワイヤ27が牽引されるので、第2
図に示すB方向の駆動力が操作杆21の端末部2
7aに加えられる。従つて該操作杆21がレバー
枢軸16を中心として反時計方向に回動し、操作
杆21のカム部21bがロアツース17のカム溝
17a内に落ち込む。従つてロアツース17は自
重により枢軸18を中心として時計方向へ回動す
るので、ロアツース17の歯部19がアツパアー
ム11のラツチギヤ14から離反してロツク機構
20のロツクが解除される。それによつてアツパ
アーム11は枢軸13を中心として回動可能とな
り、アツパアーム11を希望する角度にまで傾動
することが自在となる。アツパアーム11の角度
が決定したならば、乗員が操作レバー53の把手
部53aから手を離すことにより、該操作レバー
53が第5図に示す中立位置に戻り、ロツク解除
時と逆の動きによつて前記ロツク機構20をロツ
ク状態にすることができる。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば操作レバー53に二本の駆動系を接続し、上
記操作レバー53の上動もしくは下動に押動して
リクライニング装置yとシートバツクの折曲機構
Xとを別々に差動させることを特徴としており、
換言すれば一本の操作レバー53を二通りに使い
分けることが可能となる。尚、上記実施例ではシ
ート側面の片側にだけシートバツク折曲機構とシ
ートリクライニング装置を設けたものとしたが、
シート側面の両側に同じシートバツク折曲機構と
シートリクライニング装置を設けたものとしても
よい。
れば操作レバー53に二本の駆動系を接続し、上
記操作レバー53の上動もしくは下動に押動して
リクライニング装置yとシートバツクの折曲機構
Xとを別々に差動させることを特徴としており、
換言すれば一本の操作レバー53を二通りに使い
分けることが可能となる。尚、上記実施例ではシ
ート側面の片側にだけシートバツク折曲機構とシ
ートリクライニング装置を設けたものとしたが、
シート側面の両側に同じシートバツク折曲機構と
シートリクライニング装置を設けたものとしても
よい。
考案の効果
以上に詳細に説明した如く、本考案に係るシー
トバツク折曲機構を備えたシートリクライニング
装置は、操作レバーの先端部に各々ピンを有する
第1操作杆と第2操作杆とを設け、何れか一方の
操作杆とシートバツク折曲機構のロツク機構とを
該操作杆に設けたピンが空走可能に挿通される長
孔を有するワイヤ連結環及び該ワイヤ連結環に一
端を接続固定した駆動ワイヤにて連結し、何れか
他方の操作杆とシートリクライニング装置のロツ
ク機構とを該操作杆に設けたピンが空走可能に挿
通される長孔を有するロツドで連結してあり、操
作レバーの上動もしくは下動に応動してシートバ
ツク折曲機構とシートリクライニング装置のロツ
ク機構のロツクと解除動作を夫々別途に作動させ
るようにしたので、以下に記す作用効果をもたら
すことができる。即ち操作レバーを上動もしくは
下動の二通りに使い分けるのみの操作によつて、
リクライニング装置とシートバツク折曲機構の何
れか一方のロツク解除がそれぞれ単独で行えるの
で、リクライニング装置のみの操作と、シートバ
ツク折曲機構のみの操作と、上記二系統の操作を
連続的に行うことが可能となる。従つて乗員は最
も自然な着座姿勢を得るために、前記操作レバー
を先ず上動してリクライニング機構のロツクを解
除してシートバツクの傾きを調節し、次に操作レ
バーを下動してシートバツク中間部の折曲機構の
ロツクを解除してシートバツク自体の曲げ角度を
調節することができる。上記操作レバーの上動、
下動の操作順序を逆にすることも勿論可能であつ
て、且つ連続的に行い得るので、極めて使い勝手
の良い自動車用シートが提供される。更に本考案
によれば、操作レバーの操作により、第1操作杆
又は第2操作杆の何れか一方とロツドにて連結さ
れたシートリクライニング装置のロツクが解除さ
れた際に、何れか他方の操作杆に設けたピンとワ
イヤ連結環に設けた長孔との空走作用によつて駆
動ワイヤに弛みが生じることを防止されるので、
弛みに基因する駆動ワイヤの他部材との干渉が発
生せず、且つ次段の操作レバーの操作によるシー
トバツク折曲機構のロツク解除がスムーズに実施
されるという効果が得られる。
トバツク折曲機構を備えたシートリクライニング
装置は、操作レバーの先端部に各々ピンを有する
第1操作杆と第2操作杆とを設け、何れか一方の
操作杆とシートバツク折曲機構のロツク機構とを
該操作杆に設けたピンが空走可能に挿通される長
孔を有するワイヤ連結環及び該ワイヤ連結環に一
端を接続固定した駆動ワイヤにて連結し、何れか
他方の操作杆とシートリクライニング装置のロツ
ク機構とを該操作杆に設けたピンが空走可能に挿
通される長孔を有するロツドで連結してあり、操
作レバーの上動もしくは下動に応動してシートバ
ツク折曲機構とシートリクライニング装置のロツ
ク機構のロツクと解除動作を夫々別途に作動させ
るようにしたので、以下に記す作用効果をもたら
すことができる。即ち操作レバーを上動もしくは
下動の二通りに使い分けるのみの操作によつて、
リクライニング装置とシートバツク折曲機構の何
れか一方のロツク解除がそれぞれ単独で行えるの
で、リクライニング装置のみの操作と、シートバ
ツク折曲機構のみの操作と、上記二系統の操作を
連続的に行うことが可能となる。従つて乗員は最
も自然な着座姿勢を得るために、前記操作レバー
を先ず上動してリクライニング機構のロツクを解
除してシートバツクの傾きを調節し、次に操作レ
バーを下動してシートバツク中間部の折曲機構の
ロツクを解除してシートバツク自体の曲げ角度を
調節することができる。上記操作レバーの上動、
下動の操作順序を逆にすることも勿論可能であつ
て、且つ連続的に行い得るので、極めて使い勝手
の良い自動車用シートが提供される。更に本考案
によれば、操作レバーの操作により、第1操作杆
又は第2操作杆の何れか一方とロツドにて連結さ
れたシートリクライニング装置のロツクが解除さ
れた際に、何れか他方の操作杆に設けたピンとワ
イヤ連結環に設けた長孔との空走作用によつて駆
動ワイヤに弛みが生じることを防止されるので、
弛みに基因する駆動ワイヤの他部材との干渉が発
生せず、且つ次段の操作レバーの操作によるシー
トバツク折曲機構のロツク解除がスムーズに実施
されるという効果が得られる。
第1図は本考案の要部を成すシートバツク全体
を示す正面図、第2図は同一部分を示す正面図、
第3図は同側面図、第4図は本考案の要部を成す
シートリクライニング装置を示す分解斜視図、第
5図は同組付状態を示す正面図、第6図は従来の
シートバツク折曲機構の一例を示す概要図であ
る。 1……アツパシートバツク、2……ロアシート
バツク、6……シートクツシヨン、11……アツ
パアーム、12……第1ロアアーム、13……枢
軸、14……ラツチギヤ、15……ホルダープレ
ート、16……レバー枢軸、17……ロアツー
ス、18……枢軸、19……歯部、20,40…
…ロツク機構、21……操作杆、22……スプリ
ング、24……ストツパピン、25……リターン
スプリング、27……駆動ワイヤ、31……ベー
スプレート、32……ホルダープレート、35…
…アツパツース、37……ロアツース、39……
歯部、41……ロツクレバー、45……ロツド、
49……スプリング、51……リターンスプリン
グ、53……操作レバー、53a……把手部、5
3b……第1操作杆、53c……第2操作杆、5
8……ワイヤ連結環、56,59……ピン、5
0,57……長孔、60……第2ロアアーム、x
……シートバツク折曲機構、y……シートリクラ
イニング装置。
を示す正面図、第2図は同一部分を示す正面図、
第3図は同側面図、第4図は本考案の要部を成す
シートリクライニング装置を示す分解斜視図、第
5図は同組付状態を示す正面図、第6図は従来の
シートバツク折曲機構の一例を示す概要図であ
る。 1……アツパシートバツク、2……ロアシート
バツク、6……シートクツシヨン、11……アツ
パアーム、12……第1ロアアーム、13……枢
軸、14……ラツチギヤ、15……ホルダープレ
ート、16……レバー枢軸、17……ロアツー
ス、18……枢軸、19……歯部、20,40…
…ロツク機構、21……操作杆、22……スプリ
ング、24……ストツパピン、25……リターン
スプリング、27……駆動ワイヤ、31……ベー
スプレート、32……ホルダープレート、35…
…アツパツース、37……ロアツース、39……
歯部、41……ロツクレバー、45……ロツド、
49……スプリング、51……リターンスプリン
グ、53……操作レバー、53a……把手部、5
3b……第1操作杆、53c……第2操作杆、5
8……ワイヤ連結環、56,59……ピン、5
0,57……長孔、60……第2ロアアーム、x
……シートバツク折曲機構、y……シートリクラ
イニング装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自動車シートのシートバツクをアツパシートバ
ツクとロアシートバツクとに2分割し、該アツパ
シートバツクとロアシートバツク間にアツパシー
トバツクの回動をロツクし、且つ解除するロツク
機構を持つシートバツク折曲機構を設ける一方、
前記ロアシートバツクとシートクツシヨン間に、
操作レバーの操作によつてロアシートバツクのシ
ートクツシヨンに対する回動をロツクし、且つ解
除するロツク機構を持つシートリクライニング装
置を具えた構成において、 前記操作レバーには先端部に各々ピンを有する
第1操作杆と第2操作杆とを設け、更にどちらか
一方の前記操作杆と前記シートバツク折曲機構の
ロツク機構との間は、この操作杆に設けた前記ピ
ンが空走可能に挿通される長孔を有するワイヤ連
結環と、このワイヤ連結環に一端を接続固定した
駆動ワイヤにて連結されるとともに、どちらか他
方の前記操作杆と前記シートリクライニング装置
のロツク機構との間は、この操作杆に設けた前記
ピンが空走可能に挿通される長孔を有するロツド
にて連結されており、前記操作レバーの上動もし
くは下動に応動して前記シートバツク折曲機構と
前記シートリクライニング装置におけるロツク機
構のロツクと解除を夫々別途に作動させることを
特徴とする、シートバツク折曲機構を具えたシー
トリクライニング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986082655U JPH0438751Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986082655U JPH0438751Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62193451U JPS62193451U (ja) | 1987-12-09 |
JPH0438751Y2 true JPH0438751Y2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=30935503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986082655U Expired JPH0438751Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438751Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5071839B2 (ja) * | 2006-08-16 | 2012-11-14 | テイ・エス テック株式会社 | シートバックの中折れ・リクライニング式自動車用シート |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566255B2 (ja) * | 1977-02-08 | 1981-02-10 | ||
JPS5843526B2 (ja) * | 1980-03-26 | 1983-09-27 | 豊次郎 神月 | 基礎杭の施工工法 |
JPS59168816A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-22 | 白木金属工業株式会社 | シ−トバツク中間アジヤスタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566255U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-20 | ||
JPS5843526U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | 池田物産株式会社 | シ−ト調節装置 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP1986082655U patent/JPH0438751Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566255B2 (ja) * | 1977-02-08 | 1981-02-10 | ||
JPS5843526B2 (ja) * | 1980-03-26 | 1983-09-27 | 豊次郎 神月 | 基礎杭の施工工法 |
JPS59168816A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-22 | 白木金属工業株式会社 | シ−トバツク中間アジヤスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62193451U (ja) | 1987-12-09 |
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