JPH056192Y2 - - Google Patents

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JPH056192Y2
JPH056192Y2 JP1987152585U JP15258587U JPH056192Y2 JP H056192 Y2 JPH056192 Y2 JP H056192Y2 JP 1987152585 U JP1987152585 U JP 1987152585U JP 15258587 U JP15258587 U JP 15258587U JP H056192 Y2 JPH056192 Y2 JP H056192Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シートリフタのロツク解除装
置の改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、車体側部材とシート側部材とが駆動アー
ム部材でリンク結合され、該駆動アーム部材に形
成されたセクタギアに噛合するロツクプレート
を、シート側部材に設けられたリフト操作用ハン
ドルのプツシユレバーのプツシユ操作に連係して
ロツク解除させるロツク解除装置を備えた自動車
用シートリフタが提案されている(実開昭62−
10135号公報参照)。
ところで、上記従来のロツク解除装置では、プ
ツシユレバーとロツクプレートとを連係させる手
段として、ワイヤを用いていたが、ワイヤをシー
ト側部の狭い空間に大きな曲率で配置する必要が
あるうえ、長さの調整が必要であり、しかも高価
でかつ耐久性にも乏しいという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、ワイヤに代えて薄板状のレリーズプ
レートを用いれるように工夫し、調整不要、コス
トダウン、耐久性向上などを図ることを目的とす
るものである。
(考案の構成) このため、本考案は、車体側部材とシート側部
材とが駆動アーム部材でリンク結合され、該駆動
アーム部材に形成されたセクタギアに噛合するロ
ツクプレートが、シート側部材に設けられたリフ
ト操作用ハンドルのプツシユレバーのプツシユ操
作に連係してロツク解除させられるようになつて
いる自動車用シートリフタのロツク解除装置であ
つて、プツシユレバーが、リフト操作用ハンドル
内において回転自在に配置され、上記プツシユレ
バーとロツクプレートとを連係させるレリーズプ
レートが薄板状に形成され、該レリーズプレート
には、その後部において回動操作軸を遊嵌しかつ
前後方向に長手となる長孔が形成されるととも
に、該長孔の前側にプツシユレバーの連係ピンを
嵌合させかつ略上下方向に伸長する略円弧状の長
孔が形成され、上記プツシユレバーのプツシユ操
作によつて、レリーズプレートを介して、ロツク
プレートがロツク解除方向に揺動させられるよう
になつていることを特徴とする自動車用シートリ
フタのロツク解除装置を提供するものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、プツシユレバーとロツクプレートと
を連係するレリーズプレートにより、プツシユレ
バーのプツシユ操作でロツクプレートをロツク解
除方向に揺動させるようにしたものである。
したがつて、レリーズプレートは薄板状である
から、従来のワイヤと異なりシート側部の狭い空
間にもコンパクトに配置できるうえ、調整も不要
で、コスト安で耐久性も高いなどの効果を奏する
ことができる。
また、プツシユレバーがリフト操作ハンドル内
に配置されるので、ロツク解除装置の操作性が高
められ、かつ美観が良好となる。
さらに、レリーズプレートの、プツシユレバー
の連係ピンを嵌合させる長孔が上下方向に伸長す
る略円弧形とされるので、プツシユレバーないし
はリフト操作用ハンドルがどの位置にあつても、
ロツク解除時にレリーズプレートを確実に所定の
方向へ変位させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第4図に示すように、自動車用シート30は、
シートクツシヨン31とシートバツク32とで構
成されていて、シートクツシヨン31の下面には
スライドレールアツパ(不図示)が取り付けら
れ、該スライドレールアツパは、車体フロアに取
り付けられたスライドレールロア35に嵌合さ
れ、両スライドレールによりシート30が前後方
向にスライドし得るようになつている。
第1図に示すように、上記シートクツシヨン3
1の前端部近傍において、車幅方向に延びる回転
軸1は、支持ブラケツト2,2′に回転可能に支
持されている。この支持ブラケツト2,2′は、
上記スライドレールアツパの前側上面に設けられ
ている。
該回転軸1の一端には、扇状の駆動アーム部材
3の角孔3aが嵌合されていて、駆動アーム部材
3が回転軸1に固着されている。該回転軸1の両
端近くには、前部アーム部材4,4′が固着され
ていて、これら前部のアーム部材4,4′は、シ
ート座部5,5′の前部下端とピン6,6′によつ
て連結されている。
シート30のリフトを操作する操作ハンドル7
は、シート座部5に設けられた孔5aに回動可能
に挿入された回動操作軸8に取付けられている。
この回動操作軸8にはリンクアーム9が設けられ
ている。
このリンクアーム9の先端の孔9aと、上記前
部アーム部材4の孔4aとは連結ロツド10によ
つて連結されている。
上記駆動アーム部材3の周面にはセクタギア3
dが設けられ、このセクタギア3dには、シート
座部5に設けられた支軸5bを中心として揺動す
るロツクプレート11の歯が噛合する。
該ロツクプレート11の側面部にはピン11a
が突出されている。
該ロツクプレート11を挟むようにして2枚の
ロツク解除プレート12,13が上記駆動アーム
部材3にピン29(第2図参照)で揺動自在に取
り付けられている。ロツク解除プレート12には
長孔12aが形成されており、この長孔12aに
ロツクプレート11のピン11aが嵌合する。2
枚のロツク解除プレート12,13同士はローラ
14bを有する軸14aによつて連結されてい
る。
ロツク解除プレート13の外方には略扇形状の
保持部材30が配置され、該保持部材30の孔3
0aはシート座部5の支軸5bに嵌着され、孔3
0bはシート座部5の支軸5cに嵌着され、孔3
0cはシート座部5のピン6に嵌着される。
そして、保持部材30の穴30dからロツク解
除プレート13のピン19が突出され、該穴30
dから突出するロツク解除プレート13のばねか
け部13aと保持部材30のばねかけ部30eと
の間に引張りコイルスプリング16が張設され、
2枚のロツク解除プレート12,13が下方に付
勢される。
一方、回転軸1に設けられた前部アーム部材
4,4′と、スライドレールアツパの後側上面に
設けられている支持ブラケツト22,22′に回
転軸27,27′を介して設けられた後部アーム
部材23,23′とは、それぞれ連結ロツド24,
24′によつて連結されており、前部アーム部材
4,4′の動きが後部アーム部材23,23′に伝
達されるようになつている。アーム部材23,2
3′は、軸28,28′とによつてシート座部5,
5′に取付けられている。
上記ハンドル7にはロツク解除を行うためのプ
ツシユレバー15が設けられている。
該プツシユレバー15はハンドル基板に植設さ
れた軸26の回りを揺動する。該軸26にはスプ
リング(不図示)が巻装され、該スプリングによ
りプツシユレバー15がアンプツシユ方向(第1
図において左旋方向)に付勢されている。
該プツシユレバー15の延長部15aには連結
ピン17が突出されている。
該プツシユレバー15と上記ロツク解除レバー
12との間に設けられる薄板状のレリーズプレー
ト18の後部には、上記回動操作軸8に遊嵌する
前後方向の長孔18aと、上記プツシユレバー1
5の連係ピン17が嵌合する上下方向の長孔18
bとが形成され、該レリーズプレート18の前部
は上記ロツク解除レバー13のピン19に枢着さ
れている。
上記のような構成であれば、第2図のロツク状
態から、第3図のようにプツシユレバー15をプ
ツシユ操作(右旋)すると、プツシユレバー15
の連結ピン17がレリーズプレート18の長孔1
8bの前内縁部を押すので、レリーズプレート1
8が前動され、ピン19を介してロツク解除レバ
ー12,13も前動されて、ロツク解除レバー1
2,13の長孔12a,13aがピン11aを押
上げることによりロツクプレート11が上動して
駆動アーム部材3のセクタギア3dとの噛合が解
除される。
この状態で操作ハンドル7を引き上げると(第
2図の二点鎖線参照)、回転操作軸8が回転され
て、その回転力が連結ロツド10を介して前部ア
ーム部材4へ伝達され、前部アーム部材4は回転
軸1の軸心を中心として回転する。前部アーム部
材4と回転軸1とは固着されており、前部アーム
部材4が回転することによりシート座部5,5′
はピン6,6′を介して上方へ押し上げられる。
前部アーム部材4,4′が回転すると、この動き
が連結ロツド24,24′を介して後部アーム2
3,23′に伝えられ、シート座部5,5′の後部
も押し上げられ、シート座部5,5′、つまりシ
ートクツシヨン31は結果として平行に押し上げ
られる。
シートクツシヨン31が所望の高さに上げられ
たときに、プツシユレバー15のプツシユ操作を
止めると、プツシユレバー15の連係ピン17が
レリーズプレート18の長孔18bを押すのを止
めるので、ロツク解除レバー12,13は後動さ
れ、ロツク解除レバー12,13のローラー14
bがロツクプレート11を押し下げることによ
り、ロツクプレート11が下動して駆動アーム部
材3のセクタギア3dと再び噛合して、駆動アー
ム部材3の回動がロツクされる。このアーム部材
3と前部アーム部材4,4′および後部アーム部
材23,23′とは全て連動しうるように連結さ
れているので、シートクツシヨン31の高さがロ
ツクされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用シートリフタの
分解斜視図、第2図はロツク解除装置のプツシユ
操作前の正面図、第3図はロツク解除装置のプツ
シユ操作後の正面図、第4図は自動車用シートの
斜視図である。 1,2,4,5,22,23,24……シート
リフタ、3……駆動アーム部材、3d……セクタ
ギア、7……操作ハンドル、11……ロツクプレ
ート、12,13……ロツク解除プレート、15
……プツシユレバー、17……連結ピン、18…
…レリーズプレート、18a,18b……長孔、
30……自動車用シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側部材とシート側部材とが駆動アーム部材
    でリンク結合され、該駆動アーム部材に形成され
    たセクタギヤに噛合するロツクプレートが、シー
    ト側部材に設けられたリフト操作用ハンドルのプ
    ツシユレバーのプツシユ操作に連係してロツク解
    除させられるようになつている自動車用シートリ
    フタのロツク解除装置であつて、 プツシユレバーが、リフト操作用ハンドル内に
    おいて回転自在に配置され、 上記プツシユレバーとロツクプレートとを連係
    させるレリーズプレートが薄板状に形成され、 該レリーズプレートには、その後部において回
    動操作軸を遊嵌しかつ前後方向に長手となる長孔
    が形成されるとともに、該長孔の前側にプツシユ
    レバーの連係ピンを嵌合させかつ略上下方向に伸
    長する略円弧状の長孔が形成され、 上記プツシユレバーのプツシユ操作によつて、
    レリーズプレートを介して、ロツクプレートがロ
    ツク解除方向に揺動させられるようになつている
    ことを特徴とする自動車用シートリフタのロツク
    解除装置。
JP1987152585U 1987-10-05 1987-10-05 Expired - Lifetime JPH056192Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6210135B2 (ja) * 1981-11-10 1987-03-04 Carpenter Arthur Charles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865137U (ja) * 1981-10-28 1983-05-02 日本発条株式会社 高さ調整装置
JPH0248254Y2 (ja) * 1985-07-03 1990-12-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6210135B2 (ja) * 1981-11-10 1987-03-04 Carpenter Arthur Charles

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