JP3431882B2 - 孔版印刷機の排版装置 - Google Patents

孔版印刷機の排版装置

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JP3431882B2 JP2000102439A JP2000102439A JP3431882B2 JP 3431882 B2 JP3431882 B2 JP 3431882B2 JP 2000102439 A JP2000102439 A JP 2000102439A JP 2000102439 A JP2000102439 A JP 2000102439A JP 3431882 B2 JP3431882 B2 JP 3431882B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L31/00Devices for removing flexible printing formes from forme cylinders

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は孔版印刷機の排版装
置に係り、特に排版ボックス内に送り込まれた排版を排
版圧縮板によって圧縮して詰め込む孔版印刷機の排版装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の孔版印刷機の排版装置
は、図8(A)に示すように排版圧縮板1がホームポジ
ションに位置している状態で排版される孔版原紙(マス
ター)を排版送り動作により排版ボックス2内に送り込
み、排版送り動作が終了すると、図8(B)に示すよう
に排版圧縮板1が下降して圧縮動作を開始する。このと
き、圧縮センサ(フォトインタラプタ)3は、駆動軸4
に設けられた圧縮センサ板5により受光状態から遮光状
態になる。また、排版圧縮板1は駆動軸4から図示しな
いコイルバネを介してトルクが加えられるようになって
いる。
【0003】次に、排版圧縮板1が更に下降し、図8
(C)に示すように圧縮センサ3が遮光状態から受光状
態になると、圧縮モータをOFFにし、一定時間後に排
版圧縮板1を上昇させる。このとき、通常は同図(C)
に示すように満タンセンサ(フォトインタラプタ)6
は、満タンセンサ板7により遮光状態となっている。
【0004】一方、図8(D)に示すように排版ボック
ス2内の排版されたマスターが満タンになると、排版圧
縮板1が排版されたマスターにより下降できなくなり、
駆動軸4(圧縮センサ板5)のみが回動し、圧縮センサ
3が遮光状態となった後に再び受光状態になっても満タ
ンセンサ6が満タンセンサ板7によって遮光されなくな
る。これにより、排版ボックス2が排版されたマスター
によって満タンになったことが検知される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の孔版印刷機
の排版装置は、満タンセンサ6によって排版ボックス2
が満タンになったことを検知することができるが、排版
ボックス2の残量(空き容量)を検知することができ
ず、満タンになる時期を予測することができないという
問題がある。
【0006】また、排版ボックス2の満タンの位置を使
用状況により調整したい場合があるが、従来の孔版印刷
機の排版装置では満タンセンサ6の取り付け位置を調整
しなければならず、容易に調整することができないとい
う問題がある。
【0007】更に、排版ボックス2の残量が大きい場合
には、排版されたマスターはほとんど圧縮されず、排版
ボックス2の残量が少なくなるにしたがって排版された
マスターに徐々に圧縮力が加わるようになり、排版され
たマスターごとに適宜の圧縮力を加えることができず、
良好な圧縮を行うことができないという問題がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、上記各問題を解決することができるとともに、
排版圧縮板の圧縮位置や圧縮力を検知するためのセンサ
を最小限にしてコストの低減を図ることができる孔版印
刷機の排版装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願請求項1に係る孔版印刷機の排版装置は、排版ボ
ックス内に送り込まれた排版を該排版ボックス内で圧縮
するための排版圧縮板と、前記排版圧縮板を駆動して前
記排版ボックス内の排版を圧縮する駆動手段と、前記排
版圧縮板の移動量に対応した数のパルスを発生するエン
コーダと、前記エンコーダから発生したパルスのパルス
幅を検知し、該パルス幅が規定値を越えたときに排版に
所定の圧縮力が加えられたことを検知する圧縮力検知手
段と、前記圧縮力検知手段によって所定の圧縮力が検知
されると、前記駆動手段による圧縮動作を停止させる制
御手段と、前記圧縮力検知手段によって所定の圧縮力が
検知されるまで前記エンコーダから発生するパルスをカ
ウントし、そのカウントしたパルス数に基づいて前記排
版圧縮板の移動量を検知する移動量検知手段と、前記移
動量検知手段によって検知された移動量に基づいて前記
排版ボックスの残量を表示する表示手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0010】この排版装置によれば、排版圧縮板の移動
量を検知し、その移動量に基づいて排版ボックスの残量
を表示することができ、満タンになる時期を予測するこ
とができ、また、排版1枚ごとに所定の圧縮力で圧縮す
るため、良好な圧縮を行うことができ、排版ボックスに
多くの排版を収納することが可能になるとともに、更に
排版圧縮板の圧縮位置や圧縮力を検知するためのセンサ
として1つのエンコーダを利用し、これによりセンサの
コスト低減を図っている。
【0011】
【0012】
【0013】本願請求項に示すように前記排版圧縮板
のホームポジションを検出するホームポジションセンサ
を有し、前記移動量検知手段は、前記ホームポジション
センサが前記排版圧縮板のホームポジションを検出する
と、カウントするパルス数をリセット又はプリセットす
ることを特徴としている。
【0014】また、本願請求項に示すように前記排版
ボックスの圧縮満タン位置を設定する設定手段を有し、
前記表示手段は、前記設定手段によって設定された圧縮
満タン位置と前記移動量検知手段によって検知された移
動量とに基づいて前記排版ボックスの残量を表示するこ
とを特徴としている。即ち、排版ボックスにおける圧縮
満タン位置を簡単に設定することができ、また、表示手
段はその設定した満タン位置に応じて残量の表示ができ
る。
【0015】前記制御手段は、本願請求項に示すよう
に前記圧縮力検知手段によって所定の圧縮力が検知され
るまで前記排版圧縮板を圧縮動作させ、前記圧縮力検知
手段によって所定の圧縮力が検知されると、前記排版圧
縮板をその圧縮位置で所定時間停止させ、その後、前記
排版圧縮板を所定の待機位置に戻すように前記駆動手段
を制御することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る孔版印刷機の排版装置の好ましい実施の形態について
詳説する。図1は本発明に係る排版装置が適用された孔
版印刷機の内部構造を概略的に示す正面図である。
【0017】同図に示すように、この孔版印刷機は、主
として原稿読込ユニット10、製版ユニット20、ドラ
ムユニット30、排版ユニット40、給紙台60、給紙
部62、排紙部70、及び排紙台80から構成されてい
る。
【0018】原稿読込ユニット10は、原稿12が原稿
挿入口に挿入されると、搬送ローラ14及び排紙ローラ
16によって自動的に原稿12を搬送するとともに、原
稿12をラインイメージセンサ18によって読み込む。
【0019】製版ユニット20は、孔版原紙(マスタ
ー)ロール21から供給されるマスター22をサーマル
ヘッド23とプラテンローラ24との間で挟持し、プラ
テンローラ24を回転させながらマスター22を搬送す
るとともに、サーマルヘッド23が発生する熱によって
マスター22に穿孔製版する。尚、サーマルヘッド23
は、複数の発熱体がマスター22の搬送方向と直交する
方向に配列されており、前記原稿読込ユニット10によ
って読み込んだ原稿12を示す画像信号に基づいて各発
熱体の発熱が制御され、これによりマスター22に原稿
12に応じた穿孔製版を行う。
【0020】上記サーマルヘッド23の下流側には、カ
ッタ部25及びロードローラ26が配設されている。カ
ッタ部25は、製版済みマスター22を一版分ごとに切
断し、ロードローラ26は、一版分ごとマスター22の
先端を印刷ドラム31の上まで送り出す。尚、製版済み
マスター22を印刷ドラム31に着版する場合には、ク
ランプ板34が上にくる位置(図1に示す位置)で印刷
ドラム31を待機させ、前記ロードローラ26によって
マスター22の先端がクランプ板34の位置まで送り出
されると、クランプ板34を閉じる。その後、印刷ドラ
ム31を回転させることにより、マスター22の印刷ド
ラム31への巻き付けを行い、印刷ドラム31が約3/
4回転すると、カッタ部25によってマスター22を切
断する。
【0021】ドラムユニット30は、印刷ドラム31
と、印刷ドラム31の内周面と接するスキージローラ3
2と、このスキージローラ32にインクを供給するドク
ターローラ33とを含み、印刷ドラム31の表面に着版
されたマスター22にインクを供給し、プレスローラ3
5との間で印刷用紙61を挟持して印刷を行う。尚、プ
レスローラ35は、印刷ドラム31の表面の印刷範囲に
同期して上下動させられ、印刷用紙61を印刷ドラム3
1に押し当てる。
【0022】排版ユニット40は、印刷ドラム31に着
版されたマスター22を排版爪(図示せず)によって剥
離し、排版送り手段41によって排版ボックス42内に
搬送し、その後、排版圧縮板43を回動させて排版した
マスター22を圧縮収納する。尚、この排版ユニット4
0の詳細については後述する。
【0023】給紙台60は、給紙台60上にセットされ
た印刷用紙61の積層厚に応じて図示しない駆動装置に
よって上下動できるようになっている。また、給紙台6
0には、印刷用紙の幅に合わせて手で移動できる左右一
対の給紙フェンス(図示せず)が設けられている。この
左右一対の給紙フェンスは、片方の給紙フェンスが移動
させられると、他方の給紙フェンスも連動して移動し、
これにより印刷用紙61を常に給紙台60のセンターに
セットできるようになっている。
【0024】給紙部62は、スクレーパ63、ピックア
ップローラ64、及びタイミングローラ65等から構成
され、スクレーパ63及びピックアップローラ64は、
給紙台60上の印刷用紙61を1枚ずつタイミングロー
ラ65まで送る。タイミングローラ65は、送られてき
た印刷用紙61を一旦止め、印刷ドラム31及びプレス
ローラ35の動作に同期して正確に送る。尚、スクレー
パ63及びピックアップローラ64にはワンウェイクラ
ッチが内蔵されており、タイミングローラ65によって
印刷用紙61が搬送される場合には、印刷用紙61によ
って従動回転できるようになっている。
【0025】排紙部70は、分離爪72、サクションフ
ァン74、及び搬送ベルト76等から構成され、分離爪
72によって印刷ドラム31から印刷用紙61を剥が
し、サクションファン74によって印刷用紙61を搬送
ベルト76上に吸着させ、この搬送ベルト76によって
排紙台80に排出する。
【0026】排紙台80は、ストッパ82、及び左右一
対の排紙フェンス84を有し、排紙部70から高速で排
出された印刷用紙61をストッパ82によって受け止め
るとともに、ストッパ82及び左右一対の排紙フェンス
84によって紙揃えを行っている。
【0027】次に、排版ユニット40及びその制御系に
ついて詳説する。図2は排版ユニット40の構造を示す
図である。同図に示すように、この排版ユニット40
は、主として排版送り手段41と、排版ボックス42
と、排版圧縮板43と、圧縮モータ44と、この圧縮モ
ータ44から排版圧縮板43に駆動力を伝達する減速ギ
ア機構46と、エンコーダ50と、ホームポジションセ
ンサ(HPセンサ)56とから構成されている。
【0028】排版送り手段41は、印刷ドラム31から
剥離されたマスター22を排版ボックス42内に搬送す
る。排版圧縮板43は、扇型のギア47が固定された支
軸48に配設され、該支軸48を中心にして回動自在に
なっている。そして、圧縮モータ44の回転駆動力は、
その駆動軸44Aに固定されたウォーム45から減速ギ
ア機構46及び前記扇型のギア47を介して支軸48
(即ち、排版圧縮板43)に伝達される。
【0029】エンコーダ50は、回転スリット52と、
フォトインタラプタ54とから構成されており、回転ス
リット52は、減速ギア機構46中のギア46Aと噛み
合うギア52Aを有している。従って、回転スリット5
2は、圧縮モータ44が回転(排版圧縮板43が回動)
すると、それに伴って回転し、フォトインタラプタ54
は、回転スリット52が回転すると、フォトインタラプ
タ54を通過する回転スリット52のスリット数に応じ
た数のパルスを出力する。
【0030】HPセンサ56は、排版圧縮板43のホー
ムポジションを検出するもので、支軸48に配設された
HPセンサ板58を検出するフォトインタラプタによっ
て構成されている。即ち、HPセンサ56は、排版圧縮
板43が図2に示すホームポジションにある場合にはH
Pセンサ板58によって受光状態(ON)となり、ハイ
レベル信号を出力し、排版圧縮板43がホームポジショ
ンから下降すると、HPセンサ板58によって遮光状態
(OFF)となり、ローレベル信号を出力する。
【0031】図3は上記構成の排版ユニット40を制御
する制御系を示すブロック図である。同図において、中
央処理装置(CPU)90は、孔版印刷機全体を統括制
御するもので、エンコーダ50及びHPセンサ56から
の入力信号に基づいてドライバ92を介して圧縮モータ
44を制御するとともに、排版残量表示器94の表示内
容を制御する。尚、CPU90は、リードオンリーメモ
リ(ROM)96及びランダムアクセスメモリ(RA
M)98との間でプログラムや各種データ等の授受を行
っており、ROM96には排版処理プログラムや後述す
る各種の設定データが記憶されている。
【0032】図4は上記CPU90の処理内容を示すフ
ローチャートである。排版送り手段41によって印刷ド
ラム31から剥離されたマスター22の排版ボックス4
2内への搬送が終了すると、圧縮モータ44が駆動さ
れ、圧縮動作が開始される(ステップS10)。尚、圧
縮動作開始前は、排版圧縮板43は、図2に示すホーム
ポジションに位置している。
【0033】圧縮モータ44が駆動されたのち、ホーム
ポジションセンサ56(排版圧縮板43がホームポジシ
ョンに位置しているときにはONしている)が、1秒以
内にOFFになったか否かを判別する(ステップS1
2)。1秒以内にOFFにならない場合には、異常が発
生したと判断し、圧縮モータ44の停止やエラー表示等
のエラー処理を行う(ステップS14)。
【0034】ホームポジションセンサ56が1秒以内に
OFFになると、続いてエンコーダ50から入力するパ
ルスのパルス幅が規定値以内か否かを判別する(ステッ
プS16)。即ち、図5に示すようにエンコーダ50か
ら出力されるパルスのパルス幅は、排版圧縮板43の負
荷(圧縮力)に応じて大きくなり、排版圧縮板43が排
版されたマスター22を圧縮せずに駆動されている場合
のパルス幅t1 は、例えば0.1秒程度であり、排版さ
れたマスター22に所定の圧縮力が加えられたときのパ
ルス幅t2 は、例えば1秒程度である。
【0035】従って、エンコーダ50から出力されるパ
ルスのパルス幅が規定値(この実施の形態では、1秒)
以内の場合には、ステップS18に進み、パルス幅が1
秒を越えると、ステップS20に進む。
【0036】ステップS18では、排版圧縮板43が圧
縮エンド角度になったか否かを判別する。即ち、CPU
90はカウンタを有し、このカウンタによってエンコー
ダ50から入力するパルスの数をカウントすることによ
り、排版圧縮板43の移動位置(角度)を検知してい
る。この実施の形態では、排版圧縮板43がホームポジ
ションに位置しているときの角度を0°とすると、圧縮
エンド角度は110°に設定されており、この圧縮エン
ド角度に対応するカウント値(パルス数)は154であ
る。尚、排版圧縮板43がホームポジションに位置して
いる場合には、カウント値は0にリセットされている。
【0037】そして、排版ボックス42内の排版された
マスター22の枚数が少ない場合には、排版されたマス
ター22に所定の圧縮力が加わる前に排版圧縮板43が
圧縮エンド角度に達し、この場合にはステップS22に
進み、圧縮モータ44を停止させる。
【0038】一方、ステップS20では、排版圧縮板4
3が圧縮満タン角度になったか否かを判別する。圧縮満
タン角度は、この実施の形態では、標準の35°(パル
ス数=49)と、少なめの42°(パルス数=59)と
が準備されており、ユーザーモードによって選択できる
ようになっている。
【0039】排版圧縮板43が圧縮満タン角度になった
場合には、排版満タン処理を実行し(ステップS2
4)、排版圧縮板43が圧縮満タン角度になっていない
場合には、ステップS22に進み、圧縮モータ44を停
止させる。
【0040】次に、圧縮板戻りタイミングになったか否
かを判別する(ステップS26)。この圧縮板戻りタイ
ミングは、ステップS22で圧縮モータ44を停止させ
た後、一定時間(例えば、2秒)経過したタイミングで
ある。このように排版されたマスター22を圧縮した状
態で圧縮モータ44を一定時間停止させるのは、排版さ
れたマスター22の圧縮を確実にするためである。
【0041】圧縮板戻りタイミングになると、排版圧縮
板43をホームポジションに戻すために圧縮モータ44
を逆転駆動させる(ステップS28)。そして、圧縮モ
ータ44が逆転駆動されたのち、8秒以内にホームポジ
ションセンサ56がONになったか否かを判別する(ス
テップS30)。8秒以内にONにならない場合には、
異常が発生したと判断し、エラー処理を行い(ステップ
S32)、8秒以内にONになると、その時点で圧縮モ
ータ44を停止し(ステップS34)、圧縮動作を終了
させる。
【0042】尚、圧縮エンド角度に対応するパルス数
(=154)、圧縮満タン角度(標準/少なめ)に対応
するパルス数(=49/59)、圧縮板戻りタイミング
(=2秒)等の設定データは、ROM96に書き込まれ
ている。また、設定データは、テストモードにより書換
え可能にしても良い。
【0043】次に、図3に示した排版残量表示器94の
表示制御について説明する。図6に示すように圧縮満タ
ン角度A/B(標準/少なめ)が選択されると、その選
択された圧縮満タン角度に応じて排版残量を示すレベル
0〜4を設定する。
【0044】即ち、レベル0は、圧縮エンド角度以上の
角度範囲であり、レベル1〜3は、圧縮エンド角度から
圧縮満タン角度までを3分割した各角度範囲であり、レ
ベル4は圧縮満タン角度以内の角度範囲である。そし
て、排版圧縮板43の角度はエンコーダ50から発生し
たパルスのパルス数から検知でき、その角度に基づいて
排版残量がどのレベルに属しているかが分かる。
【0045】図7は図3の排版残量表示器94の表示部
を示す図であり、図7(A)〜図7(E)はそれぞれ図
6で説明した各レベル0〜4に対応する表示内容を示し
ている。即ち、図7に示すように表示部の斜線で示した
範囲が排版残量(排版可能な空き容量)を示している。
この表示部での表示は、排版満タンに対して排版残量が
どの程度あるかを判断するための目安となる。
【0046】尚、この実施の形態では、排版残量をグラ
フィックで表示するようにしたが、これに限らず、例え
ば4/4,3/4,2/4,1/4,0/4のように数
値で表示するようにしてもよい。
【0047】また、排版圧縮板の位置(角度)は、エン
コーダから発生したパルス数をカウントすることによっ
て検知しているが、これに限らず、排版圧縮板の支軸に
アブソリュートエンコーダを設け、このアブソリュート
エンコーダによって排版圧縮板の絶対位置を検知するよ
うにしてもよい。更に、排版圧縮板は回転式のものに限
らず、直動式のものでもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
版圧縮板の移動量を検知し、その移動量に基づいて排版
ボックスの残量を表示することができ、満タンになる時
期を予測することができ、また、排版1枚ごとに所定の
圧縮力で圧縮するため、良好な圧縮を行うことができ、
排版ボックスに多くの排版を収納することができる。
【0049】また、排版圧縮板の移動量を検知するため
にエンコーダを利用し、このエンコーダから発生するパ
ルスのパルス幅に基づいて排版圧縮板の圧縮力も検知す
るようにしているため、センサのコスト低減を図ること
ができる。
【0050】更に、排版ボックスにおける圧縮満タン位
置を簡単に設定することができ、また、表示手段はその
設定した満タン位置に応じて残量の表示ができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排版装置が適用された孔版印刷機
の内部構造を概略的に示す正面図
【図2】図1に示した排版ユニットの構造を示す図
【図3】図2に示した排版ユニットを制御する制御系を
示すブロック図
【図4】図3に示したCPUの処理内容を示すフローチ
ャート
【図5】図2に示したエンコーダから出力されるパルス
のパルス幅が負荷に応じて変化する様子を示す図
【図6】圧縮満タン角度A/B(標準/少なめ)に応じ
て排版残量を示すレベル0〜4の設定を行うことを説明
するために用いた図
【図7】図3の排版残量表示器の表示部での表示内容を
示す図
【図8】従来の排版装置の排版圧縮板の動作を説明する
ために用いた図
【符号の説明】
10…原稿読込ユニット、12…原稿、20…製版ユニ
ット、30…ドラムユニット、31…印刷ドラム、35
…プレスローラ、40…排版ユニット、41…排版送り
手段、42…排版ボックス、43…排版圧縮板、44…
圧縮モータ、50…エンコーダ、56…ホームポジショ
ンセンサ、60…給紙台、61…印刷用紙、62…給紙
部、70…排紙部、80…排紙台、90…中央処理装置
(CPU)、94…排版残量表示器
フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−177225(JP,A) 特開2000−118117(JP,A) 特開 平11−198512(JP,A) 特開 平10−226147(JP,A) 特開 平9−226223(JP,A) 特開 平9−11601(JP,A) 特開 平8−142487(JP,A) 特開 平8−142484(JP,A) 特開 平3−278982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/14 B41F 33/02 B41F 33/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排版ボックス内に送り込まれた排版を該
    排版ボックス内で圧縮するための排版圧縮板と、 前記排版圧縮板を駆動して前記排版ボックス内の排版を
    圧縮する駆動手段と、前記排版圧縮板の移動量に対応した数のパルスを発生す
    るエンコーダと、 前記エンコーダから発生したパルスのパルス幅を検知
    し、該パルス幅が規定値を越えたときに 排版に所定の圧
    縮力が加えられたことを検知する圧縮力検知手段と、 前記圧縮力検知手段によって所定の圧縮力が検知される
    と、前記駆動手段による圧縮動作を停止させる制御手段
    と、 前記圧縮力検知手段によって所定の圧縮力が検知され
    まで前記エンコーダから発生するパルスをカウントし、
    そのカウントしたパルス数に基づいて前記排版圧縮板の
    移動量を検知する移動量検知手段と、 前記移動量検知手段によって検知された移動量に基づい
    て前記排版ボックスの残量を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする孔版印刷機の排版装置。
  2. 【請求項2】 前記排版圧縮板のホームポジションを検
    出するホームポジションセンサを有し、前記移動量検知
    手段は、前記ホームポジションセンサが前記排版圧縮板
    のホームポジションを検出すると、カウントするパルス
    数をリセット又はプリセットすることを特徴とする請求
    項1の孔版印刷機の排版装置。
  3. 【請求項3】 前記排版ボックスの圧縮満タン位置を設
    定する設定手段を有し、前記表示手段は、前記設定手段
    によって設定された圧縮満タン位置と前記移動量検知手
    段によって検知された移動量とに基づいて前記排版ボッ
    クスの残量を表示することを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに記載の孔版印刷機の排版装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記圧縮力検知手段に
    よって所定の圧縮力が検知されるまで前記排版圧縮板を
    圧縮動作させ、前記圧縮力検知手段によって所定の圧縮
    力が検知されると、前記排版圧縮板をその圧縮位置で所
    定時間停止させ、その後、前記排版圧縮板を所定の待機
    位置に戻すように前記駆動手段を制御 することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の孔版印刷機の排
    版装置。
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