JP3430919B2 - 部品搬送装置 - Google Patents

部品搬送装置

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JP3430919B2
JP3430919B2 JP13306598A JP13306598A JP3430919B2 JP 3430919 B2 JP3430919 B2 JP 3430919B2 JP 13306598 A JP13306598 A JP 13306598A JP 13306598 A JP13306598 A JP 13306598A JP 3430919 B2 JP3430919 B2 JP 3430919B2
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stopper
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繁己 高橋
仁平 甲斐下
章 根本
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/043Feeding one by one by other means than belts
    • H05K13/0434Feeding one by one by other means than belts with containers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品搬送装置、特に
一列に整列させて搬送した部品のうち、先頭の部品と2
番目の部品とを分離する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ部品のような小型部品の搬
送装置として、部品を案内する搬送用の溝の底面を無端
ベルトで構成し、このベルトを間欠駆動することにより
搬送する装置が知られている(特開平8−48419号
公報参照)。この装置の場合、先頭の部品の取り出しを
行なうために、ベルト上の先頭の部品を2番目の部品か
ら分離させる機構が設けられている。この分離機構は、
ベルト上の部品がベルトと共に前方へ移動する時にはス
トッパを案内溝の前端に当接させ、先頭部品を所定位置
に停止させ、先頭部品がストッパに当接して部品全体の
移動が停止した時には、2番目の部品を保持ピンによっ
て同位置に保持しつつストッパを前方へ開放して先頭部
品をストッパの永久磁石で吸着したまま前方へ移動さ
せ、2番目の部品との間に強制的に隙間を形成するもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の分離
機構の場合には、部品全体の移動が停止した状態で、ス
トッパに設けられた永久磁石によって先頭部品を吸着
し、磁力によって前方へ引き出す方式のため、部品が非
磁性体で形成されている場合や、部品にゴミなどが付着
して磁力が効果的に作用しない場合には、分離できな
い。また、先頭部品を引き出す際に、部品とベルトとの
間で摩擦が発生するので、永久磁石と部品との吸着が離
れる可能性があり、信頼性に欠けるという問題がある。
【0004】また、上記の分離機構では、先頭の部品を
磁力で吸着してストッパを前方へ移動させた際、先頭の
部品の上方が開放されるので、先頭の部品がベルト上か
ら飛び出すといった不具合が発生することがある。特
に、小型の部品を高速で搬送・分離する場合には発生し
やすい。そのため、部品を安定して取り出すことができ
ない。
【0005】そこで、本発明の目的は、部品が非磁性体
であっても先頭の部品と2番目の部品とを確実に分離で
き、先頭の部品の取り出しを容易にかつ安定して行なえ
る部品搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、部品を一列に整列させて
案内するための案内溝と、この案内溝の底面に配置さ
れ、溝方向に前後移動して部品を一方向に搬送する搬送
部材と、上記搬送部材を前後方向へ往復駆動する駆動手
段と、上記案内溝の先端部に開閉可能に設けられ、先頭
の部品の上部を覆うシャッタと、上記案内溝に対し幅方
向に開閉作動し、搬送部材の上面に載って搬送される部
品のうち、先頭から2番目の部品を保持するストッパ
と、搬送部材の前後移動に同期してストッパを開閉させ
る同期手段とを備え、ストッパで2番目の部品を保持し
た後、搬送部材がさらに前方へ移動して先頭の部品と2
番目の部品とを分離し、搬送部材の前方への移動終了直
前に搬送部材と同期してシャッタを開くことを特徴とす
る部品搬送装置を提供する。
【0007】本発明の第1の特徴は、案内溝の底面に配
置される搬送部材を前後に往復移動させることで部品を
前方へ搬送するとともに、ストッパが先頭から2番目の
部品を保持した後、搬送部材がさらに前方へ移動して先
頭の部品と2番目の部品とを分離する点である。これに
よって、従来のようなベルトの間欠駆動機構に比べて駆
動機構が簡素化されるとともに、部品が非磁性体であっ
ても先頭の部品と2番目の部品とを確実に分離できる。
【0008】第2の特徴は、案内溝の先端部に先頭の部
品の上部を覆うシャッタを設け、搬送部材の前方への移
動終了直前に搬送部材と同期してシャッタを開き、先頭
の部品を案内溝から取出可能とした点である。すなわ
ち、先頭の部品と2番目の部品とを分離した時、先頭の
部品が案内溝から飛び出すのを防止することで、安定し
た取出を行なうことができる。
【0009】先頭の部品の搬送・分離途中における飛び
出しを確実に防止するには、取出直前までシャッタで部
品の上側を覆っておくのが望ましい。そこで、請求項3
では、シャッタが先頭の部品の上側を覆うカバー部と、
前後方向に回動可能に軸支する回転軸とを有し、シャッ
タの回転軸とカバー部との中間部に搬送部材が接触可能
であり、搬送部材によってシャッタは前方へ押され、シ
ャッタのカバー部は搬送部材の前進速度より高速で前方
へ開くようにしている。つまり、シャッタの回転支点の
近くを搬送部材で押すことにより、最小限の搬送部材の
移動距離でシャッタが開くようにしたものである。
【0010】搬送部材によって部品を一方向に搬送する
方式としては、請求項4のように、摩擦力を利用して搬
送する方式が望ましい。すなわち、駆動手段は、搬送部
材をその前方への移動速度に比べて後方への移動速度が
大きくなるように往復駆動し、搬送部材の前方への移動
速度は、搬送部材とその上面に載った部品との間で所定
の保持摩擦力が働く速度であり、搬送部材の後方への移
動速度は、搬送部材とその上面に載った部品との間で摩
擦力が実質的に切れる速度とするのが望ましい。この場
合には、搬送部材を往復駆動させるだけで部品を一方向
に搬送できるので、搬送機構を簡素化できるとともに、
部品を拘束しないので、部品に与えるダメージが少な
い。なお、摩擦力が実質的に切れる速度とは、摩擦力が
全く働かない速度だけでなく、多少の摩擦力が働いて
も、実質的に部品が後退しない速度をも含む。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明にかかる部品
搬送装置の一例を示す。なお、この実施例では、部品P
としてチップ状電子部品を用いた。図1は本装置の全体
図を示し、図2は後述する前面カバー4,10、上面カ
バー11を取り外した状態を示す。
【0012】本体1の前面には、図3に示すように凹段
部1aが形成され、本体1の前面に前面カバー4を固定
することにより、幅狭な空間が形成されている。この空
間には搬送部材の一例であるブレード5が水平方向に摺
動自在に配置されている。本体1の上面には、部品Pが
搬送時に飛び出さないように、上面カバー11がネジ1
2によって固定されている。上記凹段部1aの内側面、
前面カバー4の内側面、ブレード5の上面、および上面
カバー11の下面によって、部品Pを一列に整列させて
案内するための案内溝6が形成されている。
【0013】ブレード5は薄肉な金属板よりなり、図2
に示すように前後方向の長穴5aとスプリング収納穴5
bとが形成されている。上記長穴5aには本体1から突
設されたガイドピン7が挿入され、プレード5を前後方
向にガイドしている。また、スプリング収納穴5bには
スプリング8が収容され、このスプリング8の半径方向
両側部は本体1に形成された凹溝部1bと前面カバー4
に形成された開口穴4a(図3参照)に係合している。
そして、スプリング8の後面がスプリング収納穴5bで
支えられ、前面が凹溝部1bおよび開口穴4aの前端面
で支えられて、プレード5を常時後方へ付勢している。
【0014】ブレード5の後端部5cは、スプリング8
のばね力によって、本体1に揺動自在に取り付けられた
中間レバー13の前面に接触している。中間レバー13
はその中央部がネジ14によって揺動自在に支持されて
おり、上端部にはカム17の周面に転動接触するローラ
15が取り付けられ、下端部には一端が本体1に止着さ
れたスプリング16の他端が止着されている。そのた
め、中間レバー13はその上端部のローラ15がカム1
7の周面と接する方向に付勢されている。上記スプリン
グ8と中間レバー13とカム17とによって、ブレード
5を往復駆動する駆動手段を構成している。
【0015】カム17は、図1,図2に示すように、山
部17aと谷部17bとを有しており、図示しないモー
タによって矢印方向に一定速度で回転駆動されている。
そのため、中間レバー13のローラ15がカム17の山
部17aに乗り上げるに従い、ブレード5は低速で前進
し、ローラ15がカム17の谷部17bに落ち込むこと
で、ブレード5は高速で後退する。上記ブレード5の前
進速度は、カム17の山部17aの傾斜とカム17の回
転速度とによって、ブレード5とその上面に載った部品
Pとの間で所定の保持摩擦力が働く速度に設定されてい
る。また、ブレード5の後退速度は、ブレード5とその
上面に載った部品Pとの間で摩擦力が実質的に切れる速
度に設定されている。このように、前進時には摩擦力が
働くようにブレード5を低速で前進させ、後退時には摩
擦力が切れるようにブレード5を高速で後退させること
で、格別な後退防止機構を設けることなく、部品Pを一
方向に搬送することができる。
【0016】本体1の後部上面には、部品Pを一列に整
列させる整列装置20が斜め方向に固定されている。整
列装置20には、部品Pを傾斜にそって下方へ滑らせる
シュート溝21が形成され、このシュート溝21の前面
を覆うように前面カバー10が固定されている。シュー
ト溝21の下端部は案内溝6の後端部と接続されてお
り、シュート溝21を滑った部品Pは案内溝6に入り込
むようになっている。このとき、シュート溝21と案内
溝6との間には角度変化があるので、シュート溝21の
下端に位置する部品Pによって案内溝6内の部品Pが逆
戻りするのを阻止する機能を有する。
【0017】案内溝6の前端部には、搬送された先頭の
部品を2番目以降の部品から分離する分離機構30が設
けられている。分離機構30は、図4〜図6に示すよう
に、ブレード5の上面に載って搬送される部品Pのう
ち、先頭から2番目の部品P2 を保持する第2ストッパ
31と、ブレード5の前後移動と第2ストッパ31の揺
動(開閉運動)とを同期させる同期手段32とを備えて
いる。第2ストッパ31の下端部31aは本体1の断面
円弧状の凹部1cで支持されており、第2ストッパ31
は案内溝6の幅方向に揺動自在である。この実施例の同
期手段32は、ブレード5の先端部に設けられ、前後方
向に対して傾いた斜め方向の第1溝5dと、ブレード5
の側面をガイドする前面カバー4の内側面に形成された
縦方向の第2溝4bと、第1溝5dと第2溝4bに跨が
ってはめ込まれたボール33と、第2ストッパ31の側
面に形成され、ボール33と接触する縦方向の傾斜面3
1bと、第2ストッパ31を部品保持方向に付勢するス
プリング34とで構成されている。
【0018】ブレード5が後退位置にある時、図4
(a),図5のようにボール33は第1溝5dおよび第
2溝4bの下端部に位置している。そのため、ボール3
3は第2ストッパ31の傾斜面31bより下方に位置
し、第2ストッパ31を開き方向へ押している。その結
果、案内溝6内の部品P2 は挟持されない。
【0019】ブレード5が前進すると、第1溝5dと第
2溝4bの角度差によって、図4(b),図6のように
ボール33は上方へ移動し、ボール33は第2ストッパ
31の傾斜面31bに対応する。そのため、第2ストッ
パ31に対する押し開き力が解除され、第2ストッパ3
1はスプリング34によって閉じ方向に揺動し、部品P
2 を第2ストッパ31の先端部31cと案内溝6の内面
との間で挟持する。
【0020】さらに、ブレード5が後退すると、第1溝
5dと第2溝4bの角度差によってボール33は下方へ
移動し、ボール33が第2ストッパ31の傾斜面31b
に乗り上げて第2ストッパ31を押し開く。そのため、
案内溝6内の部品P2 は自由に移動できる。
【0021】案内溝6の前端部には、図5〜図7に示す
ように、先頭の部品P1 と2番目の部品P2 とを分離し
た時に、先頭の部品P1 の停止位置を一定にし、かつ何
らかの原因で先頭の部品P1 の取出ミスが発生した場合
に、2番目の部品P2 との間に隙間δを確保できるよう
に、先頭の部品P1 を押し戻すエスケープ機構40が設
けられている。
【0022】エスケープ機構40は、案内溝6の先端部
に軸42を中心として回転可能に設けられた第1ストッ
パ41と、ブレード5の前方への移動終了直前にブレー
ド5と同期して第1ストッパ41を前方へ回転させ、ブ
レード5の後方への移動に追随して第1ストッパ41を
後方へ回転させる連動部材43とを備えている。第1ス
トッパ41は図示しない摩擦部材によって回転抵抗が与
えられている。第1ストッパ41には、先頭の部品を停
止させる第1凸部41aと、第2凸部41bとを有して
いる。連動部材43は、ブレード5に対して第1ストッ
パ41を一定のギャップGを開けて連動させるシャッタ
を兼ねている。このギャップGは、シャッタ43に設け
られた穴43aと第1凸部41bとの隙間によって与え
られている。シャッタ43は、回転軸43b(図2参
照)を中心として前後方向に揺動可能であり、スプリン
グ44によって後方(ブレード5との対向方向)へ付勢
されている。なお、図2に示すように、本体1から突設
されたピン45がシャッタ43の穴43cに挿入されて
おり、シャッタ43の揺動角度を規制している。シャッ
タ43の上端部には、先頭の部品P1 の上側を覆うカバ
ー部43dが一体に形成されており、先頭の部品P1
案内溝6から取り出す際に、その直前まで先頭の部品P
1 の上側を閉じておき、搬送・分離の途中で部品Pが案
内溝6から飛び出すのを防止している。
【0023】ここで、上記エスケープ機構40の作動を
図7にしたがって説明する。図7の(a)は初期状態で
あり、この状態からブレード5がカム17によって前方
へ低速で前進し、ブレード5上の部品Pも一緒に前進さ
せる。図7の(b)はブレード5の前端部5eがシャッ
タ43に近接した状態を示し、先頭の部品P1 は第1ス
トッパ41の第1凸部41aの後面に当接している。こ
の状態で、2番目の部品P2 は第2ストッパ31によっ
て案内溝6の内面に押し付けられて保持される。
【0024】図7の(b)の状態からさらにブレード5
が前進すると、2番目の部品P2 は第2ストッパ31に
保持されているので、先頭の部品P1 は第1ストッパ4
1の第1凸部41aの後面に当接したままブレード5と
ともに前進し、2番目の部品P 2 から分離される。ブレ
ード5の前端部5eがシャッタ43を押すので、ブレー
ド5の前進に伴ってシャッタ43も前方へ回転するが、
第1ストッパ41はシャッタ43と同期して回転せず、
穴43aと第2凸部41bとのギャップG分だけ遅れて
回転しはじめる。
【0025】図7の(c)はブレード5が前端位置に到
達した状態を示す。シャッタ43とブレード5の前端部
5eとの接触点は回転軸43bに近い位置にあるので、
ブレード5の移動速度に比べてシャッタ43のカバー部
43dの移動速度の方が大きく、シャッタ43のカバー
部43dはブレード5が前端位置に到達する直前に開く
ように設定されている。そのため、先頭の部品P1 は取
出直前までシャッタ43のカバー部43dで上側が覆わ
れており、案内溝6から飛び出すのが防止される。
【0026】このように、先頭の部品P1 は2番目の部
品P2 と分離され、かつ第1ストッパ41の後面に当接
した所定の位置で保持され、しかもカバー部43dが開
いた状態にあるため、マウンターなどの取出装置50に
よって簡単に取り出すことができる。なお、取出装置5
0による取出ミスが発生した場合には、第1ストッパ4
1の作用によって先頭の部品P1 を2番目の部品P2
接する位置まで押し戻すことにより、再度分離を行なう
ことができる。
【0027】なお、図7では、ブレード5の前進にとも
なってシャッタ43が回動し、その後で第1ストッパ4
1が回転する例について説明したが、これとは逆の動作
であってもよい。つまり、第1ストッパ41が回転して
分離を行なった後で、シャッタ43が回転し、先頭の部
品P1 の上側を開いてもよい。要するに、ブレード5の
前進移動の終了直前にシャッタ43が開くように構成し
てあればよい。
【0028】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。上記実施例では、シャッタ43がブレード5の動
きを第1ストッパ41に伝える連動部材を兼ねる場合に
ついて説明したが、シャッタ43が第1ストッパ41と
は独自に開閉作動するものでもよい。搬送部材(ブレー
ド5)を往復駆動する駆動手段は、図4のようなスプリ
ング8と中間レバー13とカム17との組み合わせに限
らず、中間レバー13を省略してブレード5の後端部を
カム17の周面に直接接触させてもよい。また、カムに
代えて、ラック・ピニオン機構を用いてもよく、その
他、種々の機構を採用できる。駆動源はモータなどの回
転運動機構に限らず、直線運動機構であってもよい。
【0029】部品を一方向に搬送する方法として、実施
例では搬送部材(ブレード)と部品との速度差による摩
擦を利用したが、この方法に代えて、例えば案内溝の後
部に部品の後退防止機構を設けてもよい。後退防止機構
としては、例えば、上記シュート溝21と案内溝6との
角度差を利用してもよいし、搬送部材が後退する時だけ
部品を挟持する機構を別に設けてもよい。この場合に
は、搬送部材が前進する時には挟持機構が開放されてい
るので、部品は搬送部材に載って前進し、搬送部材が後
退する時には挟持機構によって部品の両側面を挟持し、
部品の後退を防止する。
【0030】搬送部材5の前後移動に同期してストッパ
31を開閉運動させる手段は、上記実施例のような溝4
b,5dとボール33とストッパ31との組み合わせに
限るものではなく、例えばストッパ31を水平方向に配
置し、搬送部材5の側面に凸部を設け、この凸部をスト
ッパ31の傾斜面に接触させることで開閉させてもよ
い。
【0031】また、ブレード(搬送部材)5の動きに直
接連動させてストッパ31を開閉させるものに限らず、
例えばカム17を動きをストッパ31に伝える別の伝達
部材を設けてもよい。また、駆動手段がカム以外で構成
される場合には、この駆動手段とストッパとを連動させ
てもよい。また、2番目の部品を案内溝の内面とストッ
パとの間で挟持するようにしたが、案内溝の両側に開閉
自在な一対のストッパを設け、これらストッパの間で2
番目の部品を挟持してもよい。
【0032】さらに、搬送部材としてはブレードに限る
ものではなく、案内溝の底面を構成でき、かつ前後移動
しうるものであれば、如何なる部材を用いてもよい。本
発明によって搬送しうる部品としては、角形のチップ部
品に限るものではなく、案内溝内を一列に整列させて搬
送しうる部品であれば、いかなる形状の部品でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
部品搬送装置によれば、往復駆動される搬送部材によっ
て部品を案内溝に沿って前方へ搬送するとともに、第2
ストッパにより先頭から2番目の部品を保持し、保持し
た後でさらに搬送部材を前方へ移動させることで先頭の
部品と2番目の部品とを分離するようにしたので、非磁
性の部品であっても確実に分離することができ、磁力を
用いる従来の分離方法の欠点を解消できる。その結果、
先頭の部品を案内溝から容易に取り出すことができる。
【0034】また、案内溝の先端部に先頭の部品の上部
を覆うシャッタを設け、搬送部材の前方への移動終了直
前に搬送部材と同期してシャッタを開くようにしたの
で、先頭の部品と2番目の部品とを分離した時、先頭の
部品が案内溝から飛び出すのを極力防止することがで
き、安定した取出を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる部品搬送装置の一例の斜視図で
ある。
【図2】図1に示された部品搬送装置の前面カバーおよ
び上面カバーを取り外した状態の斜視図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図であり、(a)は部品の
開放状態、(b)は部品の保持状態を示す。
【図5】エスケープ機構の分離前の拡大斜視図である。
【図6】エスケープ機構の分離後の拡大斜視図である。
【図7】エスケープ機構の動作を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 5 ブレード(搬送部材) 5e 前端部 6 案内溝 30 分離機構 31 ストッパ 43 シャッタ 43b 回転軸 43d カバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−81826(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/52 - 47/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品を一列に整列させて案内するための案
    内溝と、この案内溝の底面に配置され、溝方向に前後移
    動して部品を一方向に搬送する搬送部材と、上記搬送部
    材を前後方向へ往復駆動する駆動手段と、上記案内溝の
    先端部に開閉可能に設けられ、先頭の部品の上部を覆う
    シャッタと、上記案内溝に対し幅方向に開閉作動し、搬
    送部材の上面に載って搬送される部品のうち、先頭から
    2番目の部品を保持するストッパと、搬送部材の前後移
    動に同期してストッパを開閉させる同期手段とを備え、
    ストッパで2番目の部品を保持した後、搬送部材がさら
    に前方へ移動して先頭の部品と2番目の部品とを分離
    し、搬送部材の前方への移動終了直前に搬送部材と同期
    してシャッタを開くことを特徴とする部品搬送装置。
  2. 【請求項2】2番目の部品と分離された先頭の部品を案
    内溝から取り出す取出手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の部品搬送装置。
  3. 【請求項3】上記シャッタは先頭の部品の上側を覆うカ
    バー部と、前後方向に回動可能に軸支する回転軸とを有
    し、上記シャッタの回転軸とカバー部との中間部に上記
    搬送部材が接触可能であり、搬送部材によってシャッタ
    は前方へ押され、シャッタのカバー部は搬送部材の前進
    速度より高速で前方へ開くことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の部品搬送装置。
  4. 【請求項4】上記駆動手段は、上記搬送部材をその前方
    への移動速度に比べて後方への移動速度が大きくなるよ
    うに往復駆動し、上記搬送部材の前方への移動速度は、
    搬送部材とその上面に載った部品との間で所定の保持摩
    擦力が働く速度であり、上記搬送部材の後方への移動速
    度は、搬送部材とその上面に載った部品との間で摩擦力
    が実質的に切れる速度であることを特徴とする請求項1
    ないし3に記載の部品搬送装置。
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