JP3430303B2 - 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル - Google Patents
混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズルInfo
- Publication number
- JP3430303B2 JP3430303B2 JP19575995A JP19575995A JP3430303B2 JP 3430303 B2 JP3430303 B2 JP 3430303B2 JP 19575995 A JP19575995 A JP 19575995A JP 19575995 A JP19575995 A JP 19575995A JP 3430303 B2 JP3430303 B2 JP 3430303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end opening
- chocolate
- nozzle
- diameter cylinder
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
菓子の製法およびその製法の実施に使用するノズルに関
する。
は、2種以上のチョコレート原料を予め混合し、その
混合原料をノズルからモールド内に吐出成型する方法、
2種以上のチョコレート原料を各別のノズルからモー
ルドに吐出し、そのモールド内で混合させる方法、予
め成型したチョコレートの表面に異なる種類のチョコレ
ート原料を塗布重合する方法等が知られている。
以上のチョコレート原料が混和してしまい、その2種以
上のチョコレート原料による綺麗な模様を形成すること
は難しいか、少なくとも模様際における混和はその模様
をぼけた状態にしてしまう。したがって、味覚も2種以
上のチョコレート原料の混和した曖昧なものとなり、折
角の2種以上のチョコレートの各々の特有の味を識別で
きない。さらにまた、外周面も面によっては模様が表れ
ないということもあり、混合チョコレート菓子の外観と
しては満足できないこともある。の方法では、製造能
率が極めて悪いのにくわえ、塗布重合したチョコレート
原料が盛り上がった状態になり、必ずしも体裁が良くな
い。
に、鋭意研究開発されたもので、2種以上のチョコレー
ト原料により、全周面にわたる連続模様を表し、その模
様際すなわち各チョコレート原料たがいの境界を明瞭な
線条に視認できる状態とし、しかも、模様の存在にかか
わらず各面が凹凸または粗面ではなく平滑な面一をな
し、そのうえ、2種以上のチョコレートの各々の特有の
味を識別できる高品質の製品を得ることを目的とする。
合チョコレート菓子の製法は、内ノズルと外ノズルから
少なくとも2種のチョコレート原料を吐出し、それらが
たがいの境界で混ざり合うことなしに、全周面にわたる
連続模様を、その模様際すなわち上記境界を明瞭な線条
に視認できる状態に形成し、しかも、その模様を形成し
ている各原料を平滑で面一の周面にすることを内容とす
る。
子製造用ノズルは、内ノズル5と外ノズル6が、前者の
中央に縦孔5′を貫通した小径筒7の外周面と後者の大
径筒 12の内周面との間に、環状通路a′と複数の縦溝
9とを上下方向に連続させて、かつ、その各縦溝9の下
端開口面9′を上記中央の縦孔5′の下端開口5″より
下方に位置させて形成し、しかも、その各縦溝9の下端
開口面9′を上記大径筒12の下端開口面12″と面一
に、あるいは、各縦溝9の下端開口面9′を上記大径筒
12の下端開口面12″の内方20mm以内好ましくは5
mm以内の位置に設定してなる。
子製造用ノズルは、内ノズル5が、中央に縦孔5′を貫
通させた小径筒7の下端外周に、各々の下半部分を該小
径筒7の下端開口5″より下方に突出する複数本の縦長
突条8を一体に設けて、該下端外周において各縦長突条
8の間に形成した複数の縦溝9を小径筒7の上記下端開
口5″より下方に延長させ、かつ、それによって各縦溝
9の下端開口面9′を上記下端開口5″より下方に位置
させてなり、その内ノズル5に、外ノズル6が、その大
径筒12の内周面を上記各縦長突条8の外周面に摺接一
致する状態において嵌合し、上記小径筒7の外周面と大
径筒12の内周面との間に環状通路a′を形成するとと
もに、上記各縦溝9を上記下端開口5″より下方に延長
している部分も含め、上記大径筒12が囲繞し、かつ、
その各縦溝9の下端開口面9′を上記大径筒12の下端
開口面12″と面一に、あるいは、各縦溝9の下端開口
面9′を上記大径筒12の下端開口面12″の内方20
mm以内好ましくは5mm以内の位置に設定してなる。
ト菓子の製法は、請求項2または3記載の混合チョコレ
ート菓子製造用ノズルに、少なくとも2種のチョコレー
ト原料c,dを送給してモールド16内に吐出流入し、
その各チョコレート原料が、たがいの境界で混ざり合う
ことなしに、全周面にわたる連続模様を、その模様際す
なわち上記境界を明瞭な線条に視認できる状態で形成
し、しかも、その模様を形成している各原料を平滑で面
一の周面にすることを内容とする。上記チョコレート原
料としては、チョコレート以外の可食物を混合したもの
を含む。また、上記ノズルは、単体またはユニット全体
で回転その他適宜の運動をさせて使用するものとしても
良い。
り区分した収容室2と3を有する原料ホッパーbの底板
4に所要の間隔で縦横に列設垂下している。
らなる。内ノズル5は、中央に縦孔5′を貫通させてな
る小径筒7の下端外周に2〜8本(図示のものは6本)
の縦長突条8を、その下半部分を小径筒7の下端開口
5″より下方に突出する状態で一体に備える。
各縦長突条8の間に複数の縦溝9(図示のものは6本)
を形成するとともに、その各縦溝9を、上記下端開口
5″より下方に延長させ、これにより、各縦溝9の下端
開口9′を上記下端開口5″より下方に位置させてい
る。また、小径筒7の上端には外周にOリング10を嵌
合した頭部鍔11を備えている。
が摺接一致する内周面を有する大径筒12の中央外周の
胴鍔13より上方の上側部12′の基端外周に雄螺条1
4を刻設するとともに先端側に4個の通孔15を等間隔
で設けている。
2,3に示すものにおいては、前者を後者にその上方か
ら挿入し、Oリング10を大径筒12の上側部12′の
上面開口縁に乗載状態としたとき、小径筒7の外周面と
大径筒12の内周面との間に環状通路a′を形成すると
ともに、その環状通路a′の下方に上記複数の縦溝9を
連続させ、かつ、前者の6本の縦長突条8の下端面、し
たがってまた、その各々間に形成されている各縦溝9の
下端開口面9′が、後者の大径筒12の下端開口面1
2″と面一になる関係に設定されている。
者の6本の縦長突条8の下端面、したがってまた、その
各々間に形成されている各縦溝9の下端開口面9′を、
後者の大径筒12内に位置にさせる関係に設定したもの
で、さらに、具体的には、上記各縦溝9の下端開口面
9′をその大径筒12の下端開口面12″から最大で2
0mmのところに位置させる。
た上記各縦溝9の下端開口面9′と外ノズル6の大径筒
12の下端開口面12″との距離は0〜20mm、好まし
くは0〜5mmであることが確かめられている。この点に
ついてはまた後で触れる。
条14を原料ホッパーbの底板4の取付け孔4′に螺合
することにより取り付けられ、その多数が該底板4に前
記のように縦横に列設垂下し、これにより、原料ホッパ
ーbの収容室2が通路2′を介して内ノズル5の縦孔
5′に、また、収容室3が通路3′を介して外ノズル6
の通孔15に接続している。
レート菓子の製法は次のように実施される。原料ホッパ
ーbの収容室2と3に、味または色が異なり、所定のテ
ンパリングを行った第1チョコレート原料(たとえばミ
ルクチョコレート原料)cと第2チョコレート原料(た
とえばホワイトチョコレート原料)dを貯留し、所要の
バルブ機構を介し、各ノズルaの内ノズル5に収容室2
の第1チョコレート原料cが供給され、また、外ノズル
6に収容室3の第2チョコレート原料dが供給される状
態にセットする。
置されるモールド板eの各モールド16に対向位置し、
上記第1チョコレート原料cと第2チョコレート原料d
とをその対向するモールド16に吐出する。
ノズル5と外ノズル6とが、前者5の縦長突条8の下端
面、したがってまた、その各々間に形成されている各縦
溝9の下端開口面9′を、後者6の大径筒12の下端開
口面12″と面一にしているノズルaにおいて、第1チ
ョコレート原料cは内ノズル5の縦孔5′から柱状をな
し、また、第2チョコレート原料dは各縦溝9から筋状
をなして、それぞれ吐出されるものであるが、その場
合、柱状の第1チョコレート原料cと筋状の第2チョコ
レート原料dとは、前者cが縦孔5′の下端開口5″か
ら出たところで後者dと接触し(図10)、外ノズル6
の下端開口面12″から出たところで、前者cが後者d
の間に伸長するとともに後者dが周面方向に伸長する挙
動を示し(図11,12)ながらモールド16内に流入
する。
ル5と外ノズル6とが、前者5の縦長突条8の下端面、
したがってまた、その各々間に形成されている各縦溝9
の下端開口面9′を、後者6の大径筒12内に位置にさ
せているノズルaにおいても、第1チョコレート原料c
は内ノズル5の縦孔5′から柱状をなして、第2チョコ
レート原料dは各縦溝9から筋状をなして、それぞれ吐
出され、かつ、柱状の第1チョコレート原料cと筋状の
第2チョコレート原料dとは、前者cが縦孔5′の下端
開口5″から出たところで後者dと接触するとともに
(図10参照)、その前者cは縦長突条8の下端に達し
たところで後者dの間に伸長し、かつ、そのとき後者d
が周面方向に伸長し(図14)、これらの伸長度合い
を、外ノズル6の下端開口面12″から出たところでさ
らに促進し(図15)ながらモールド16内に流入す
る。
c,dを流入した後は、慣行にしたがいシェーキング−
冷却−デモールドの各工程を経ることにより所望の製
品、すなわち、混合チョコレート菓子fを得ることがで
きる。なお、ノズルaによる上記原料吐出の際のノズル
aとモールド板eとを固定的関係にしておくほかに、適
宜相対運動をさせることができ、それにより、両原料
c,dが形成する模様に変化を持たせることができる。
合チョコレート菓子fの1例の6面図と断面図で、2種
のチョコレート、すなわち、第1チョコレート原料cと
第2チョコレート原料dとが、たがいの境界で混ざり合
うことなしに、全周面にわたる連続模様(一種のマーブ
ル模様)を形成するとともに、その模様際をすなわち上
記境界を明瞭な線条に視認できる状態で形成し、しか
も、その模様を形成している第1チョコレート原料cと
第2チョコレート原料dとが平滑な面一をなしているこ
とを知ることができる。
2チョコレート原料dとが、模様際を明瞭な線条に視認
できる状態にしていることから明らかなとおり、たがい
に混和していないから、これを食したときには、各原料
c,dが保有する独特の味を識別できることも明らかで
ある。
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度110ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。
したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を8本と
し、したがってまた、その各々間に形成されている各縦
溝9を8本とし、かつ、その下端開口面9′を、外ノズ
ル6の下端開口面12″から1mmのところに位置させた
ノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8部、第2
チョコレート原料dが2部の割合になるように調整し
て、両原料c,dを所要のモールド内に吐出充填すると
ともに、シェーキング−冷却−デモールドを行って、板
チョコレートを製造した。
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度130ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。
したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を4本と
し、したがってまた、その各々間に形成されている各縦
溝9を4本とし、かつ、その下端開口面9′を、外ノズ
ル6の下端開口面12″から0.5mmのところに位置さ
せたノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8部、
第2チョコレート原料dが2部の割合になるように調整
して、両原料c,dをベルト上に吐出し、冷却固化し
た。
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度580ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。
したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を4本と
し、したがってまた、その各々間に形成されている各縦
溝9を4本とし、かつ、その下端開口面9′を、外ノズ
ル6の下端開口面12″から15mmのところに位置させ
たノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8部、第
2チョコレート原料dが2部の割合になるように調整し
て、両原料c,dをベルト上に吐出し、冷却固化した。
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度150ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。
したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を6本と
し、したがってまた、その各々間に形成されている各縦
溝9を6本とし、かつ、その下端開口面9′を、外ノズ
ル6の下端開口面12″から5mmのところに位置させた
ノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8部、第2
チョコレート原料dが2部の割合になるように調整し
て、両原料c,dを所要のモールド内に吐出充填すると
ともに、シェーキング−冷却−デモールドを行って、板
チョコレートを製造した。
下端開口面12″から23mmのところに位置させた以外
は、第1実施例と同様にして板チョコレートを製造し
た。
チョコレート原料cと第2チョコレート原料dとが、全
周面にわたる連続模様を形成するとともに、その模様際
を明瞭にし、しかも、その模様を形成している第1チョ
コレート原料cと第2チョコレート原料dとが平滑な面
一をなし、各原料c,dが保有する独特の味をはっきり
識別できた(図16〜22参照)。
レート原料cと第2チョコレート原料dとが形成する模
様の模様際すなわち境界が不明瞭であり、特に第2チョ
コレート原料dであるホワイトチョコレートの風味はあ
まり感じられなかった。
から総合判断すると、内ノズル5の小径筒7の外周に形
成した上記各縦溝9の下端開口面と外ノズル6の大径筒
12の下端開口面12″との距離は0〜20mm、好まし
くは0〜5mmであると認められる。
する場合について説明したが、たとえば3種とし、第1
チョコレート原料を内ノズルの中央の縦孔5′から吐出
させるとともに、第2,第3チョコレート原料をその外
側の複数の縦溝9から各別に吐出させるようにすること
としてもよく、そうすることによって、形成する模様を
多様化できること明らかである。
ート菓子は、第1に、チョコレート原料が、たがいの境
界で混ざり合うことなしに、全周面にわたる連続模様
を、その模様際すなわち境界を明瞭な線条に視認できる
状態で形成し、しかも、その模様を形成している各原料
が平滑で面一の周面をなすので、体裁ないしは外観がき
わめて綺麗である。
続模様を表しているもかかわらず、その2種以上のチョ
コレートの各々の特有の味を識別でき、高品質で、商品
価値が高い。
は、内ノズルの中央に縦孔を貫通した小径筒の外周面と
外ノズルの大径筒の内周面との間に、環状通路と複数の
縦溝とを上下方向に連続させて、かつ、その各縦溝の下
端開口面を上記中央の縦孔の下端開口より下方に位置さ
せて形成し、しかも、その各縦溝の下端開口面を上記大
径筒の下端開口面と面一に、あるいは、各縦溝の下端開
口面を上記大径筒の下端開口面の内方20mm以内好まし
くは5mm以内の位置に設定してなるので、上記所期の製
品を製造するのに好適である。
ョコレート菓子の製法は、少なくと も2種のチョコレー
ト原料を送給して、一つの原料を中央の縦孔から吐出さ
せるとともに、残りの原料を外側の縦溝から吐出させる
ことにより、上記所期の製品を容易にして確実に製造で
きる。
原料ホッパーとモールド板の斜視図である。
ルの断面図である。
ルの断面図で、図2とは切断位置を異にする。
分離状態の斜視図である。
の上記ノズル内おける挙動を示す図2のA−A線位置お
ける端面図である。
ト原料の上記ノズル内おける挙動を示す図2のB−B線
位置における端面図である。
ート原料の上記ノズル内おける挙動を示す図2のC−C
線位置における端面図である。
料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す図3の
D−D線位置における端面図である。
ート原料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す
図3のE−E線位置における端面図である。
別のノズルの断面図である。
料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す図13
のF−F線位置における端面図である。
ート原料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す
図13のG−G線位置における端面図である。
ョコレート菓子の1例の平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】内ノズルと外ノズルから少なくとも2種の
チョコレート原料を吐出し、それらがたがいの境界で混
ざり合うことなしに、全周面にわたる連続模様を、その
模様際すなわち上記境界を明瞭な線条に視認できる状態
に形成し、しかも、その模様を形成している各原料を平
滑で面一の周面にすることを特徴とする混合チョコレー
ト菓子の製法。 - 【請求項2】内ノズル5と外ノズル6が、前者の中央に
縦孔5′を貫通した小径筒7の外周面と後者の大径筒1
2の内周面との間に、環状通路a′と複数の縦溝9とを
上下方向に連続させて、かつ、その各縦溝9の下端開口
面9′を上記中央の縦孔5′の下端開口5″より下方に
位置させて形成し、しかも、その各縦溝9の下端開口面
9′を上記大径筒12の下端開口面12″と面一に、あ
るいは、各縦溝9の下端開口面9′を上記大径筒12の
下端開口面12″の内方20mm以内好ましくは5mm以内
の位置に設定してなることを特徴とする混合チョコレー
ト菓子製造用ノズル。 - 【請求項3】内ノズル5が、中央に縦孔5′を貫通させ
た小径筒7の下端外周に、各々の下半部分を該小径筒7
の下端開口5″より下方に突出する複数本の縦長突条8
を一体に設けて、該下端外周において各縦長突条8の間
に形成した複数の縦溝9を小径筒7の上記下端開口5″
より下方に延長させ、かつ、それによって各縦溝9の下
端開口面9′を上記下端開口5″より下方に位置させて
なり、 その内ノズル5に、外ノズル6が、その大径筒12の内
周面を上記各縦長突条8の外周面に摺接一致する状態に
おいて嵌合し、上記小径筒7の外周面と大径筒12の内
周面との間に環状通路a′を形成するとともに、上記各
縦溝9を上記下端開口5″より下方に延長している部分
も含め、上記大径筒12が囲繞し、かつ 、その各縦溝9
の下端開口面9′を上記大径筒12の下端開口面12″
と面一に、あるいは、各縦溝9の下端開口面9′を上記
大径筒12の下端開口面12″の内方20mm以内好まし
くは5mm以内の位置に設定してなることを特徴とする混
合チョコレート菓子製造用ノズル。 - 【請求項4】請求項2記載の混合チョコレート菓子製造
用ノズルに、少なくとも2種のチョコレート原料c,d
を送給してモールド16内に吐出流入し、その各チョコ
レート原料が、たがいの境界で混ざり合うことなしに、
全周面にわたる連続模様を、その模様際すなわち上記境
界を明瞭な線条に視認できる状態で形成し、しかも、そ
の模様を形成している各原料を平滑で面一の周面にする
ことを特徴とする混合チョコレート菓子の製法。 - 【請求項5】請求項3記載の混合チョコレート菓子製造
用ノズルに、少なくとも2種のチョコレート原料c,d
を送給してモールド16内に吐出流入し、その各チョコ
レート原料が、たがいの境界で混ざり合うことなしに、
全周面にわたる連続模様を、その模様際すなわち上記境
界を明瞭な線条に視認できる状態で形成し、しかも、そ
の模様を形成している各原料を平滑で面一の周面にする
ことを特徴とする混合チョコレート菓子の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19575995A JP3430303B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19575995A JP3430303B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923818A JPH0923818A (ja) | 1997-01-28 |
JP3430303B2 true JP3430303B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=16346492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19575995A Expired - Fee Related JP3430303B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3430303B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2751097B2 (ja) * | 1995-12-18 | 1998-05-18 | 芥川製菓株式会社 | 型流し機構、及び該型流し機構を用い、所定の混交模様を施してなる固化形成物品を製造する固化形成物品の製造方法 |
JP3052194B2 (ja) * | 1997-05-28 | 2000-06-12 | 芥川製菓株式会社 | チョコレート菓子を製造するノズルとそのノズルを使用したチョコレート菓子の製造方法 |
JP3663299B2 (ja) * | 1998-06-12 | 2005-06-22 | 芥川製菓株式会社 | 装飾食品の製造装置 |
WO2000041574A1 (en) * | 1999-01-15 | 2000-07-20 | Kellogg Company | Food products and co-injection processes for preparing same |
GB2405826B (en) * | 2003-09-12 | 2007-01-31 | Mlom Ltd | Sweet manufacture |
JP2007097418A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Morinaga & Co Ltd | チョコレート、その製造方法及びチョコレート生地の粘度上昇抑制剤 |
KR100741443B1 (ko) * | 2006-01-25 | 2007-07-23 | 주식회사 한불후치피아 | 낱장마다 색무늬 모양이 변하는 슬라이스 치즈 제조장치 |
EP2625963A1 (de) * | 2012-02-08 | 2013-08-14 | Bühler Bindler GmbH | Giessmaschine und Verfahren zur Herstellung eines Verschlusses für ein hohlkörperartiges Verzehrgut |
JP5965863B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2016-08-10 | 森永乳業株式会社 | 食品の製造方法及び製造装置 |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP19575995A patent/JP3430303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0923818A (ja) | 1997-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3658505B2 (ja) | 複合食品の製造方法とその装置 | |
JP3663299B2 (ja) | 装飾食品の製造装置 | |
EP0221757A2 (en) | Ice cream containing chocolate and method for producing the same | |
EP2142000B1 (en) | Multi-colored cake cones | |
JP3430303B2 (ja) | 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル | |
WO1998053699A1 (fr) | Procede de fabrication de produits alimentaires decores, filiere et chocolats decores | |
JPS63188348A (ja) | 断面模様入りチユ−インガムの製法 | |
JP3898368B2 (ja) | 可塑性食品素材の成形方法 | |
JP3375138B2 (ja) | 甘味菓子玩具 | |
EP0814672B1 (en) | Process of manufacturing gum having various colors and patterns | |
JP4575276B2 (ja) | 複数色模様食品の製造に用いるモールド | |
JP4862089B2 (ja) | 複数色模様食品の製造方法とその製造装置 | |
JPH11346660A (ja) | 装飾食品およびその製造方法と製造装置 | |
JP4009369B2 (ja) | 装飾食品の製造装置と製造方法 | |
KR100336456B1 (ko) | 중공형 데포지타 캔디의 제조방법 | |
JP2000342186A (ja) | 糖衣食品及びその製造方法 | |
KR200210184Y1 (ko) | 다층으로 이루어진 계란 형태의 과자 | |
JPS61100174A (ja) | スプレツド食品とその製造方法 | |
JP2000004789A (ja) | チョコレート被覆菓子の製造方法 | |
JPH1128048A (ja) | 製麺機 | |
JPH10215774A (ja) | 装飾チョコレートとその製造方法および製造装置 | |
IE20030674U1 (en) | Sweet manufacture | |
JPH059296U (ja) | 糖衣チユーインガムの構造 | |
IE84680B1 (en) | Sweet manufacture |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030325 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150523 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |