JPH0923818A - 混合チョコレート菓子,その製法およびその実施に使用するノズル - Google Patents

混合チョコレート菓子,その製法およびその実施に使用するノズル

Info

Publication number
JPH0923818A
JPH0923818A JP7195759A JP19575995A JPH0923818A JP H0923818 A JPH0923818 A JP H0923818A JP 7195759 A JP7195759 A JP 7195759A JP 19575995 A JP19575995 A JP 19575995A JP H0923818 A JPH0923818 A JP H0923818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
diameter cylinder
chocolate
end opening
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7195759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3430303B2 (ja
Inventor
Toshio Takemori
俊雄 竹森
Masahiro Takagi
雅博 高木
Masaharu Tanabe
雅治 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lotte Co Ltd
Original Assignee
Lotte Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lotte Co Ltd filed Critical Lotte Co Ltd
Priority to JP19575995A priority Critical patent/JP3430303B2/ja
Publication of JPH0923818A publication Critical patent/JPH0923818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3430303B2 publication Critical patent/JP3430303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2種以上のチョコレート原料により、全周面
にわたる連続模様を、その模様際を明瞭にして表し、し
かも、模様の存在にかかわらず各面が凹凸または粗面で
はなく平滑な面一をなし、そのうえ、各チョコレートの
特有の味を識別できる高品質の製品を得ること。 【構成】 中央の縦孔5′の外側に複数本の縦溝9を備
えた内ノズル5を外ノズル6が囲繞し、その外ノズル6
の下端開口面12″と上記複数本の縦溝9の下端開口面
9′との距離を0〜20mm、好ましくは0〜5mmに設定
したノズルに、少なくとも2種のチョコレート原料を送
給し、そのうち一つの原料を上記縦孔5′から吐出させ
るとともに、残りの原料を上記縦溝9から吐出させるこ
とを内容とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2種以
上のチョコレート原料により、全周面にわたる連続模様
を、その模様際を明瞭にして表してなる混合チョコレー
ト菓子,その製法、およびその製法の実施に使用するノ
ズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、混合チョコレートの製法として
は、2種以上のチョコレート原料を予め混合し、その
混合原料をノズルからモールド内に吐出成型する方法、
2種以上のチョコレート原料を各別のノズルからモー
ルドに吐出し、そのモールド内で混合させる方法、予
め成型したチョコレートの表面に異なる種類のチョコレ
ート原料を塗布重合する方法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】の方法では、2種
以上のチョコレート原料が混和してしまい、その2種以
上のチョコレート原料による綺麗な模様を形成すること
は難しいか、少なくとも模様際における混和はその模様
をぼけた状態にしてしまう。したがって、味覚も2種以
上のチョコレート原料の混和した曖昧なものとなり、折
角の2種以上のチョコレートの各々の特有の味を識別で
きない。さらにまた、外周面も面によっては模様が表れ
ないということもあり、混合チョコレート菓子の外観と
しては満足できないこともある。の方法では、製造能
率が極めて悪いのにくわえ、塗布重合したチョコレート
原料が盛り上がった状態になり、必ずしも体裁が良くな
い。
【0004】本発明は、これらの欠点を解消するため
に、鋭意研究開発されたもので、2種以上のチョコレー
ト原料により、全周面にわたる連続模様を、その模様際
を明瞭にして表し、しかも、模様の存在にかかわらず各
面が凹凸または粗面ではなく平滑な面一をなし、そのう
え、2種以上のチョコレートの各々の特有の味を識別で
きる高品質の製品を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明混合チョコレート
菓子は、少なくとも2種のチョコレート原料が、全周面
にわたる連続模様を形成するとともに、その模様際を明
瞭にし、しかも、その模様を形成している各原料が平滑
で面一の周面をなしている。
【0006】本発明混合チョコレート菓子製造用ノズル
は、中央の縦孔5′の外側に複数本の縦溝9を備えた内
ノズル5を外ノズル6が囲繞し、その外ノズル6の下端
開口面12″と上記複数本の縦溝9の下端開口面9′と
の距離を0〜20mm、好ましくは0〜5mmに設定してな
る。
【0007】本発明混合チョコレート菓子の製法は、上
記構成のノズルに、少なくとも2種のチョコレート原料
を送給し、そのうち一つの原料を上記縦孔5′から吐出
させるとともに、残りの原料を上記縦溝9から吐出させ
ることを内容とする。上記チョコレート原料としては、
チョコレート以外の可食物を混合したものを含む。ま
た、上記ノズルは、単体またはユニット全体で回転その
他適宜の運動をさせて使用するものとしても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明ノズルaは、仕切り1によ
り区分した収容室2と3を有する原料ホッパーbの底板
4に所要の間隔で縦横に列設垂下している。
【0009】ノズルaは、内ノズル5と外ノズル6とか
らなる。内ノズル5は、中央に縦孔5′を貫通させてな
る小径筒7の下端外周に2〜8本(図示のものは6本)
の縦長突条8を、その下半部分を小径筒7の下端開口
5″より下方に突出する状態で一体に備え、小径筒7の
外側であって、各縦長突条8の間に縦溝9(図示のもの
は6本)を形成し、かつ、また、小径筒7の上端には外
周にOリング10を嵌合した頭部鍔11を備える。外ノ
ズル6は、上記各縦長突条8の外周面が摺接一致する内
周面を有する大径筒12の中央外周の胴鍔13より上方
の上側部12′の基端外周に雄螺条14を刻設するとと
もに先端側に4個の通孔15を等間隔で設けている。
【0010】これら内ノズル5と外ノズル6とは、図
2,3に示すものにおいては、前者を後者にその上方か
ら挿入し、Oリング10を大径筒12の上側部12′の
上面開口縁に乗載状態としたとき、小径筒7の外周面と
大径筒12の内周面との間に環状通路a′を形成すると
ともに、前者の6本の縦長突条8の下端面、したがって
また、その各々間に形成されている各縦溝9の下端開口
面9′が、後者の大径筒12の下端開口面12″と面一
になる関係に設定されている。
【0011】しかし、図13に示すものにおいては、前
者の6本の縦長突条8の下端面、したがってまた、その
各々間に形成されている各縦溝9の下端開口面9′を、
後者の大径筒12内に位置にさせる関係に設定したもの
で、さらに、具体的には、上記各縦溝9の下端開口面
9′をその大径筒12の下端開口面12″から最大で2
0mmのところに位置させる。
【0012】この内ノズル5の小径筒7の外側に形成し
た上記各縦溝9の下端開口面9′と外ノズル6の大径筒
12の下端開口面12″との距離は0〜20mm、好まし
くは0〜5mmであることが確かめられている。この点に
ついてはまた後で触れる。
【0013】上記構成のノズルaは、外ノズル6の雄螺
条14を原料ホッパーbの底板4の取付け孔4′に螺合
することにより取り付けられ、その多数が該底板4に前
記のように縦横に列設垂下し、これにより、原料ホッパ
ーbの収容室2が通路2′を介して内ノズル5の縦孔
5′に、また、収容室3が通路3′を介して外ノズル6
の通孔15に接続している。
【0014】このノズルaを使用する本発明混合チョコ
レート菓子の製法は次のように実施される。原料ホッパ
ーbの収容室2と3に、味または色が異なり、所定のテ
ンパリングを行った第1チョコレート原料(たとえばミ
ルクチョコレート原料)cと第2チョコレート原料(た
とえばホワイトチョコレート原料)dを貯留し、所要の
バルブ機構を介し、各ノズルaの内ノズル5に収容室2
の第1チョコレート原料cが供給され、また、外ノズル
6に収容室3の第2チョコレート原料dが供給される状
態にセットする。
【0015】各ノズルaは、原料ホッパーbの下方に配
置されるモールド板eの各モールド16に対向位置し、
上記第1チョコレート原料cと第2チョコレート原料d
とをその対向するモールド16に吐出する。
【0016】図2,3に示したノズルa、すなわち、内
ノズル5と外ノズル6とが、前者5の縦長突条8の下端
面、したがってまた、その各々間に形成されている各縦
溝9の下端開口面9′を、後者6の大径筒12の下端開
口面12″と面一にしているノズルaにおいて、第1チ
ョコレート原料cは内ノズル5の縦孔5′から柱状をな
し、また、第2チョコレート原料dは各縦溝9から筋状
をなして、それぞれ吐出されるものであるが、その場
合、柱状の第1チョコレート原料cと筋状の第2チョコ
レート原料dとは、前者cが縦孔5′の下端開口5″か
ら出たところで後者dと接触し(図10)、外ノズル6
の下端開口面12″から出たところで、前者cが後者d
の間に伸長するとともに後者dが周面方向に伸長する挙
動を示し(図11,12)ながらモールド16内に流入
する。
【0017】図13に示すノズルa、すなわち、内ノズ
ル5と外ノズル6とが、前者5の縦長突条8の下端面、
したがってまた、その各々間に形成されている各縦溝9
の下端開口面9′を、後者6の大径筒12内に位置にさ
せているノズルaにおいても、第1チョコレート原料c
は内ノズル5の縦孔5′から柱状をなして、第2チョコ
レート原料dは各縦溝9から筋状をなして、それぞれ吐
出され、かつ、柱状の第1チョコレート原料cと筋状の
第2チョコレート原料dとは、前者cが縦孔5′の下端
開口5″から出たところで後者dと接触するとともに
(図10参照)、その前者cは縦長突条8の下端に達し
たところで後者dの間に伸長し、かつ、そのとき後者d
が周面方向に伸長し(図14)、これらの伸長度合い
を、外ノズル6の下端開口面12″から出たところでさ
らに促進し(図15)ながらモールド16内に流入す
る。
【0018】このようにして、各モールド16に両原料
c,dを流入した後は、慣行にしたがいシェーキング−
冷却−デモールドの各工程を経ることにより所望の製
品、すなわち、混合チョコレート菓子fを得ることがで
きる。なお、ノズルaによる上記原料吐出の際のノズル
aとモールド板eとを固定的関係にしておくほかに、適
宜相対運動をさせることができ、それにより、両原料
c,dが形成する模様に変化を持たせることができる。
【0019】図16〜22は、上記のようにして得た混
合チョコレート菓子fの1例の6面図と断面図で、2種
のチョコレート、すなわち、第1チョコレート原料cと
第2チョコレート原料dとが、全周面にわたる連続模様
(一種のマーブル模様)を形成するとともに、その模様
際を明瞭にし、しかも、その模様を形成している第1チ
ョコレート原料cと第2チョコレート原料dとが平滑な
面一をなしていることを知ることができる。このよう
に、第1チョコレート原料cと第2チョコレート原料d
とが、模様際を明瞭にしていることから明らかなとお
り、互いに混和していないから、これを食したときに
は、各原料c,dが保有する独特の味を識別できること
も明らかである。
【0020】
【実施例】
第1実施例 常法により製造したミルクチョコレート(粘度100ポ
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度110ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。図13に示したノズルaの構成を若
干変更したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を
8本とし、したがってまた、その各々間に形成されてい
る各縦溝9を8本とし、かつ、その下端開口面9′を、
外ノズル6の下端開口面12″から1mmのところに位置
させたノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8
部、第2チョコレート原料dが2部の割合になるように
調整して、両原料c,dを所要のモールド内に吐出充填
するとともに、シェーキング−冷却−デモールドを行っ
て、板チョコレートを製造した。
【0021】第2実施例 常法により製造したダークチョコレート(粘度130ポ
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度130ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。図13に示したノズルaの構成を若
干変更したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を
4本とし、したがってまた、その各々間に形成されてい
る各縦溝9を4本とし、かつ、その下端開口面9′を、
外ノズル6の下端開口面12″から0.5mmのところに
位置させたノズルを使用し、第1チョコレート原料cが
8部、第2チョコレート原料dが2部の割合になるよう
に調整して、両原料c,dをベルト上に吐出し、冷却固
化した。
【0022】第3実施例 常法により製造したミルクチョコレート(粘度600ポ
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度580ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。図13に示したノズルaの構成を若
干変更したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を
4本とし、したがってまた、その各々間に形成されてい
る各縦溝9を4本とし、かつ、その下端開口面9′を、
外ノズル6の下端開口面12″から15mmのところに位
置させたノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8
部、第2チョコレート原料dが2部の割合になるように
調整して、両原料c,dをベルト上に吐出し、冷却固化
した。
【0023】第4実施例 常法により製造したミルクチョコレート(粘度150ポ
イズ/40℃)を第1チョコレート原料cとし、ホワイ
トチョコレート(粘度150ポイズ/40℃)を第2チ
ョコレート原料dとし、それぞれについて所要のテンパ
リング操作をする。図13に示したノズルaの構成を若
干変更したもの、すなわち、内ノズル5の縦長突条8を
6本とし、したがってまた、その各々間に形成されてい
る各縦溝9を6本とし、かつ、その下端開口面9′を、
外ノズル6の下端開口面12″から5mmのところに位置
させたノズルを使用し、第1チョコレート原料cが8
部、第2チョコレート原料dが2部の割合になるように
調整して、両原料c,dを所要のモールド内に吐出充填
するとともに、シェーキング−冷却−デモールドを行っ
て、板チョコレートを製造した。
【0024】比較例 内ノズル5の縦溝9の下端開口面9′を、外ノズル6の
下端開口面12″から23mmのところに位置させた以外
は、第1実施例と同様にして板チョコレートを製造し
た。
【0025】第1〜4実施例の製品は、いずれも、第1
チョコレート原料cと第2チョコレート原料dとが、全
周面にわたる連続模様を形成するとともに、その模様際
を明瞭にし、しかも、その模様を形成している第1チョ
コレート原料cと第2チョコレート原料dとが平滑な面
一をなし、各原料c,dが保有する独特の味をはっきり
識別できた(図16〜22参照)。これに対し、比較例
の製品は、第1チョコレート原料cと第2チョコレート
原料dとが形成する模様の模様際すなわち境界が不明瞭
であり、特に第2チョコレート原料dであるホワイトチ
ョコレートの風味はあまり感じられなかった。
【0026】上記各実施例と比較例およびその他の実験
から総合判断すると、内ノズル5の小径筒7の外周に形
成した上記各縦溝9の下端開口面と外ノズル6の大径筒
12の下端開口面12″との距離は0〜20mm、好まし
くは0〜5mmであると認められる。
【0027】上記では、2種のチョコレート原料を使用
する場合について説明したが、たとえば3種とし、第1
チョコレート原料を内ノズルの中央の縦孔5′から吐出
させるとともに、第2,第3チョコレート原料をその外
側の複数の縦溝9から各別に吐出させるようにすること
としてもよく、そうすることによって、形成する模様を
多様化できること明らかである。
【0028】
【発明の効果】本発明混合チョコレート菓子は、全周面
にわたる連続模様を形成しているとともに、その模様際
を明瞭にし、かつその模様を形成している各原料が平滑
で面一の周面をなしているから、その外観すなわち見た
目が綺麗である。また、全周面にわたる明瞭な連続模様
を表しているにもかかわらず、各面が凹凸または粗面で
はなく平滑な面一をなし、2種以上のチョコレートの各
々の特有の味を識別でき、高品質で、商品価値が高い。
【0029】本発明混合チョコレート菓子製造用ノズル
は、中央の縦孔の外側に複数本の縦溝を備えた内ノズル
を外ノズルが囲繞し、その外ノズル6の下端開口面と上
記複数本の縦溝の下端開口面との距離を0〜20mm、好
ましくは0〜5mmに設定したので、所期の製品を製造す
るのに好適である。
【0030】本発明混合チョコレート菓子の製法は、上
記構成のノズルを使用し、少なくとも2種のチョコレー
ト原料を送給して、一つの原料を中央の縦孔から吐出さ
せるとともに、残りの原料を外側の縦溝から吐出させる
ことにより、所期の製品を容易確実に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製法の実施に使用するノズルを装着した
原料ホッパーとモールド板の斜視図である。
【図2】同上の原料ホッパーに装着している状態のノズ
ルの断面図である。
【図3】同じく原料ホッパーに装着している状態のノズ
ルの断面図で、図2とは切断位置を異にする。
【図4】同上のノズルを構成する内ノズルと外ノズルの
分離状態の斜視図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】図2のC−C線断面図である。
【図8】第1チョコレート原料と第2チョコレート原料
の上記ノズル内おける挙動を示す図2のA−A線位置お
ける端面図である。
【図9】同じく第1チョコレート原料と第2チョコレー
ト原料の上記ノズル内おける挙動を示す図2のB−B線
位置における端面図である。
【図10】同じく第1チョコレート原料と第2チョコレ
ート原料の上記ノズル内おける挙動を示す図2のC−C
線位置における端面図である。
【図11】第1チョコレート原料と第2チョコレート原
料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す図3の
D−D線位置における端面図である。
【図12】同じく第1チョコレート原料と第2チョコレ
ート原料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す
図3のE−E線位置における端面図である。
【図13】原料ホッパーに装着している状態の図2とは
別のノズルの断面図である。
【図14】第1チョコレート原料と第2チョコレート原
料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す図13
のF−F線位置における端面図である。
【図15】同じく第1チョコレート原料と第2チョコレ
ート原料が上記ノズルから吐出された直後の挙動を示す
図13のG−G線位置における端面図である。
【図16】本発明製法によって製造した製品たる混合チ
ョコレート菓子の1例の平面図である。
【図17】同上の底面図である。
【図18】同上の正面図である。
【図19】同上の背面図である。
【図20】同上の左側面図である。
【図21】同上の右側面図である。
【図22】図16のH−H線断面図である。
【符号の説明】
a ノズル a′ 環状通路 b 原料ホッパー c 第1チョコレート原料 d 第2チョコレート原料 e モールド板 f 混合チョコレート菓子 5 内ノズル 5′ 縦孔 5″ 下端開口 6 外ノズル 7 小径筒 8 縦長突条 9 縦溝 9′ 下端開口面 12 大径筒 12″ 下端開口面 16 モールド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2種のチョコレート原料が、全
    周面にわたる連続模様を形成するとともに、その模様際
    を明瞭にし、しかも、その模様を形成している各原料が
    平滑で面一の周面をなしていることを特徴とする混合チ
    ョコレート菓子。
  2. 【請求項2】中央の縦孔の外側に複数本の縦溝を備えた
    内ノズルを外ノズルが囲繞し、その外ノズルの下端開口
    面と上記複数本の縦溝の下端開口面との距離を0〜20
    mm、好ましくは0〜5mmに設定してなることを特徴とす
    る混合チョコレート菓子製造用ノズル。
  3. 【請求項3】中央に縦孔を貫通させた小径筒の下端外周
    に複数本の縦長突条を、その下半部分を該小径筒の下端
    開口より下方に突出する状態で一体に備え、上記小径筒
    の外側であって、上記各縦長突条の間に縦溝を形成して
    なる内ノズルと、各縦長突条の外周面が摺接一致する内
    周面を有する大径筒からなる外ノズルとが嵌合し、上記
    小径筒の外周面と大径筒の内周面との間に環状通路を形
    成するとともに、上記各縦溝を大径筒が囲繞し、かつ、
    その各縦溝の下端開口面と上記大径筒の下端開口面との
    距離を、0〜20mm、好ましくは0〜5mmに設定してな
    ることを特徴とする混合チョコレート菓子製造用ノズ
    ル。
  4. 【請求項4】中央の縦孔の外側に複数本の縦溝を備えた
    内ノズルを外ノズルが囲繞し、その外ノズルの下端開口
    面と上記複数本の縦溝の下端開口面との距離を0〜20
    mm、好ましくは0〜5mmに設定してなるノズルに、少な
    くとも2種のチョコレート原料を送給し、そのうち一つ
    の原料を上記縦孔から吐出させるとともに、残りの原料
    を上記縦溝から吐出させることを特徴とする、全周面に
    わたる連続模様を形成するとともに、その模様際を明瞭
    にし、しかも、その模様を形成している各原料が平滑で
    面一の周面をなす混合チョコレート菓子の製法。
  5. 【請求項5】中央に縦孔を貫通させた小径筒の下端外周
    に複数本の縦長突条を、その下半部分を該小径筒の下端
    開口より下方に突出する状態で一体に備え、上記小径筒
    の外側であって、各縦長突条の間に縦溝を形成してなる
    内ノズルと、上記各縦長突条の外周面が摺接一致する内
    周面を有する大径筒からなる外ノズルとが嵌合し、上記
    小径筒の外周面と大径筒の内周面との間に環状通路を形
    成するとともに、上記各縦溝を大径筒が囲繞し、かつ、
    その各縦溝の下端開口面と上記大径筒の下端開口面との
    距離を、0〜20mm、好ましくは0〜5mmに設定してな
    るノズルに、少なくとも2種のチョコレート原料を送給
    し、そのうち一つの原料を上記縦孔から吐出させるとと
    もに、残りの原料を上記縦溝から吐出させることを特徴
    とする、全周面にわたる連続模様を形成するとともに、
    その模様際を明瞭にし、しかも、その模様を形成してい
    る各原料が平滑で面一の周面をなす混合チョコレート菓
    子の製法。
JP19575995A 1995-07-10 1995-07-10 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル Expired - Fee Related JP3430303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19575995A JP3430303B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19575995A JP3430303B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0923818A true JPH0923818A (ja) 1997-01-28
JP3430303B2 JP3430303B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=16346492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19575995A Expired - Fee Related JP3430303B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 混合チョコレート菓子の製法およびその実施に使用するノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3430303B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09224575A (ja) * 1995-12-18 1997-09-02 Akutagawa Seika Kk 型流し機構、及び該型流し機構を用い、所定の混交模様を施してなる固化形成物品を製造する固化形成物品の製造方法
WO1998053699A1 (fr) * 1997-05-28 1998-12-03 Akutagawa Confectionery Co., Ltd. Procede de fabrication de produits alimentaires decores, filiere et chocolats decores
EP0965274A1 (en) * 1998-06-12 1999-12-22 Akutagawa Confectionary Co., Ltd. Decorative food and method and apparatus for manufacturing the same
EP1063896A1 (en) * 1999-01-15 2001-01-03 Kellogg Company Food products and co-injection processes for preparing same
GB2405826A (en) * 2003-09-12 2005-03-16 Mlom Ltd Producing marbled sweets using nozzles with flow divider
JP2007097418A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Morinaga & Co Ltd チョコレート、その製造方法及びチョコレート生地の粘度上昇抑制剤
KR100741443B1 (ko) * 2006-01-25 2007-07-23 주식회사 한불후치피아 낱장마다 색무늬 모양이 변하는 슬라이스 치즈 제조장치
EP2625963A1 (de) * 2012-02-08 2013-08-14 Bühler Bindler GmbH Giessmaschine und Verfahren zur Herstellung eines Verschlusses für ein hohlkörperartiges Verzehrgut
JP2014198024A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 森永乳業株式会社 不規則模様をした食品の製造方法及び製造装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09224575A (ja) * 1995-12-18 1997-09-02 Akutagawa Seika Kk 型流し機構、及び該型流し機構を用い、所定の混交模様を施してなる固化形成物品を製造する固化形成物品の製造方法
WO1998053699A1 (fr) * 1997-05-28 1998-12-03 Akutagawa Confectionery Co., Ltd. Procede de fabrication de produits alimentaires decores, filiere et chocolats decores
CN1081443C (zh) * 1997-05-28 2002-03-27 芥川制果株式会社 装饰食品的制造方法、喷嘴组合体及装饰巧克力
EP0965274A1 (en) * 1998-06-12 1999-12-22 Akutagawa Confectionary Co., Ltd. Decorative food and method and apparatus for manufacturing the same
EP1063896A1 (en) * 1999-01-15 2001-01-03 Kellogg Company Food products and co-injection processes for preparing same
EP1063896A4 (en) * 1999-01-15 2004-11-03 Kellog Co FOOD PRODUCTS AND COSMETIC PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
GB2405826A (en) * 2003-09-12 2005-03-16 Mlom Ltd Producing marbled sweets using nozzles with flow divider
GB2405826B (en) * 2003-09-12 2007-01-31 Mlom Ltd Sweet manufacture
JP2007097418A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Morinaga & Co Ltd チョコレート、その製造方法及びチョコレート生地の粘度上昇抑制剤
KR100741443B1 (ko) * 2006-01-25 2007-07-23 주식회사 한불후치피아 낱장마다 색무늬 모양이 변하는 슬라이스 치즈 제조장치
WO2007086678A1 (en) * 2006-01-25 2007-08-02 Hanboul Foodcheepia Corporation Cheese manufacture apparatus for slice varied with different color pattern in each milk
EP2625963A1 (de) * 2012-02-08 2013-08-14 Bühler Bindler GmbH Giessmaschine und Verfahren zur Herstellung eines Verschlusses für ein hohlkörperartiges Verzehrgut
WO2013117709A3 (de) * 2012-02-08 2013-11-21 Bühler Bindler GmbH Giessmaschine und verfahren zur herstellung eines verschlusses für ein hohlkörperartiges verzehrgut
JP2014198024A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 森永乳業株式会社 不規則模様をした食品の製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3430303B2 (ja) 2003-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6200125B1 (en) Decorative food and method and apparatus for manufacturing the same
JP3658505B2 (ja) 複合食品の製造方法とその装置
US4949630A (en) Apparatus for forming a fold-over soft center-filled confection
DE69932053T2 (de) Eiscremeartikel mit abgerundeter Form und deren Herstellungsverfahren
AU687837B2 (en) A method and a system for the production of shells of fat-containing, choc olate-like masses as well as shells and food articles having shells produced thereby
EP0221757A2 (en) Ice cream containing chocolate and method for producing the same
JP3052194B2 (ja) チョコレート菓子を製造するノズルとそのノズルを使用したチョコレート菓子の製造方法
JPH0923818A (ja) 混合チョコレート菓子,その製法およびその実施に使用するノズル
JPS63188348A (ja) 断面模様入りチユ−インガムの製法
US5035905A (en) Methods for forming a fold-over soft center-filled confection
JP3898368B2 (ja) 可塑性食品素材の成形方法
JP4575276B2 (ja) 複数色模様食品の製造に用いるモールド
JP4862089B2 (ja) 複数色模様食品の製造方法とその製造装置
JPH11346660A (ja) 装飾食品およびその製造方法と製造装置
US1020481A (en) Edible cake and method of making same.
JP4009369B2 (ja) 装飾食品の製造装置と製造方法
JPH10295274A (ja) チョコレート類の製造方法
CN114642219B (zh) 一种出料嘴及使用该出料嘴的饼干浇注成型及制作方法
US20230165270A1 (en) Multi-Coated Frozen Dessert Bar
JPH10215774A (ja) 装飾チョコレートとその製造方法および製造装置
RU2199232C2 (ru) Способ производства мороженого
JP4142020B2 (ja) 装飾食品を製造するためのノスル構造及びその構造を用いた装飾食品の製造方法
JPH11346659A (ja) 装飾食品およびその製造方法と製造装置
KR101679300B1 (ko) 데코레이션 팽화과자의 제조 방법
KR100336456B1 (ko) 중공형 데포지타 캔디의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030325

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150523

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees