JPH11346659A - 装飾食品およびその製造方法と製造装置 - Google Patents
装飾食品およびその製造方法と製造装置Info
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G3/00—Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
- A23G3/0002—Processes of manufacture not relating to composition and compounding ingredients
- A23G3/0097—Decorating sweetmeats or confectionery
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- A23G3/50—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
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Abstract
基体の上部に出来た渦巻模様とに分け、従来にない模様
と食感を得る新しい模様食品を提供せんとする。 【解決手段】モールドの凹部で、その基体と上部とを二
色以上の流動性食品材料で構成し、基体をある一色の流
動性食品材料とすると共に、上部を基体の模様と異なる
模様の流動性食品材料とにより厚みのある模様を形成し
た装飾食品。
Description
異なる二色以上の流動性食品材料により模様を現わした
装飾食品とその製造方法及びその製造装置に関する。
き食品としては、ゼリー、アイスクリーム、キャンディ
ー、カマボコなどが知られている。
流動性チョコレートの上に色の異なる第2の流動性チョ
コレートを浮かせるように少量落し、これを自然拡散す
ることで表面だけマーブル様の模様を施した装飾チョコ
レートなどが知られている。
やスクリーン印刷により模様を描いたものもあった。
来のマーブル模様状のチョコレートは模様が製品の一つ
一つにおいて異なり、品質の安定と保持において必ずし
も十分なものと云えなかった。
は表面だけに装飾模様が平面状に現われる単純なもの
で、装飾性においても興味が薄く、食感においても単調
なものであった。
く、所定厚の内部にまで輪状に交互に現われるようにす
ることで、異なる第1と第2の流動性食品材料を一体に
することで、表面だけでなく内部にまで均一性を有する
味が得られる装飾食品を提供せんとする。
の異なる二種以上の流動性食品材料で作られる装飾食品
の形態であって、該形態の外形をモールドに設けた凹部
の開口部と開口部を除く内面形状とに合致し、かつ上記
凹部内での模様がある一色の流動性食品材料を基体と
し、しかもその基体上層に基体の色とは異なる他の一色
以上の流動性食品材料の渦巻模様を形成してなる装飾食
品である。
チョコレート、ヨーカン、キャンディー、アイスクリー
ム、チーズ、ゼリーがあり、なかでも装飾食品を装飾チ
ョコレートとした場合における第1と第2のチョコレー
ト材料の色違いは、一方が褐色のチョコレート色で他方
がホワイトチョコレートのもの(カカオマスの含まれな
いカカオバターと粉糖・粉乳を主成分としたもの)が、
代表的であるが、これに限らず褐色チョコレートのカカ
オマスの含有量を変えることにより色の濃淡を表わす
か、ホワイトチョコレートに各種色の天然又は合成着色
料で着色したものの組み合わせか、これらとホワイトチ
ョコレートの組み合わせが考えられる。
他に、同材料としてかまぼこやカステラなど加熱により
固化するものも含まれる。
凹部を設けたものであるが、多数の凹部を設け、一つ一
つの凹部に第1とそれにつづく第2の流動性食品材料の
流体原料を吐出するノズル口が対応するように構成され
る。
た凹部にある色からなる第1の流動性食品材料の流体原
料を吐出する工程と、上記第1の流体原料上に該流体原
料とは異なる色からなる第2の流動性食品材料の流体原
料を少なくとも前記凹部の中心を外した箇所に位置する
ように吐出する工程と、前記第1と第2の流動性食品材
料の流体原料を偏心して水平回転する工程と、モールド
内の流動性食品材料の流体原料を固化して前記第1と第
2の流動性食品材料をモールドより取り出す工程とから
なる装飾食品の製造方法がある。
は、手動又は自動によりモールド全体を上下左右を変え
ないで各凹部毎に偏心した円運動をする(凹部内の流体
原料に遠心力と回転力が働く)ものであればよく、凹部
がコマのように中心軸で回転する場合を除く(この場合
遠心力のみで回転力がないので、渦巻模様はできな
い)。
の凹部にある色からなる第1の流動性食品材料の流体原
料を吐出する第1の充填装置と、前記第1の流動性食品
材料の流体原料の上から、これとは異なる色の第2の流
動性食品材料の流体原料を吐出する第2の充填装置と、
前記モールドに吐出した第1と第2の流動性食品材料の
流体原料を偏心して回転する模様形成装置と、前記モー
ルド内の前記第1と第2の流動性食品の流体原料を固化
する固化装置と、固化した第1と第2の流動性食品材料
をモールドから取り出す離型装置とからなる装飾食品の
製造装置がある。
部中に第1と第2の流動性食品材料の流体原料を充填装
置で充填し、模様形成装置で流体原料を水平回転して渦
巻模様を形成し、固化装置で固化することで前記離型装
置を用いないようにして、モールド兼用販売容器に装飾
食品を包装するようにした製造装置とすることも考えら
れる。
異なる食材間によって色が異なる場合と、同一食材間で
食用天然又は合成着色料などにより色が異なる場合を含
む。
イドやスチロール等のプラスチック製プレートなど、一
つのモールドに一個の凹部が成形されているもの、また
は各モールド内に二個以上の凹部を設けたもの、あるい
はモールドを二つ割にしたものも考えられる。
食品材料の流体原料を各別に入れておく二つ以上の貯蔵
槽とその下に予め設定した量をシリンダーのストローク
量の調整、またはシリンダ内径の大きさの違いによっ
て、ノズルから各流体原料がモールド内に所定量吐出で
きるようにしている。なお、各流体原料は、互いに同量
であつてもよいし異なる量としてもよい。
ばれるものを使用するが、流動性食品材料をカマボコや
カステラなどとする場合には加熱室又は加熱トンネルな
どの加熱装置が用意される。
より型抜きする装置であり、上下にするか、モールドを
持ち上げて開口部を下にして叩き落とすことで装飾食品
をモールドより強制的に取り出すようにしてもよい。
を兼用する場合には必要ない。
モールドを、減速機付きのモータで偏心したカムを廻す
ことでモールドの上下位置を変えないで各凹部を水平回
転させるものである。
凹部に入れ、その後第1とは異なる色の第2の流動性食
品材料の流体原料を第1の流動性食品材料の流体原料の
上から少なくとも上記凹部の中心を外した箇所に位置す
るように入れ、これらを各凹部の上下位置関係を保持し
た状態で水平回転することにより上記第1と第2の流体
原料の色違いにより装飾食品の表面に渦巻模様を作る。
上下間を回転する無端チェーンコンベアに所定間隔をお
いて配置された複数の凹部を有するモールドを間欠運動
し、該運動に合せた所定位置に第1の充填装置→第2の
充填装置→模様形成装置→固化装置→離型装置を順に設
置する(図7)。
に流動性食品材料の流体原料内の気泡抜きをするバイブ
レータを設置することもできる。
モールド3の凹部4内にテンパリングにより温度調整さ
れた褐色(チョコレート色)の第1の溶融チョコレート
(ロ)(第1の流動性食品材料の流体原料)を第1の充
填装置1におけるノズル2で定量吐出させる(図1、S
2)。ついで、コンベアを所定距離運んで止め、第2の
溶融チョコレート(イ)(第2の流動性食品材料の流体
原料)であるホワイトチョコレートをテンパリングして
おき、これに上記とは別の第2の充填装置11のノズル
12から第2の溶融チョコレート(イ)を前記第1のチ
ョコレート(ロ)上の凹部4の中心を外した箇所に少量
吐出させる(図2、S2)。
止め、上下移動装置でモールド3をコンベアから外して
模様形成装置に移し代え、回転させることにより第2の
溶融チョコレート厚で渦巻模様を得る(S2)。各凹部
4内で褐色の第1の溶融チョコレート(ロ)(第1の流
動性食品材料)の基体上にホワイトチョコレートの渦巻
模様を得る装置としては、第3と図4に示すような装置
を用いる。
タ6と支持台10を間隔を置いて固定し、それぞれの上
部にモータ6の回転により回転する回転軸11,12を
それぞれ設け、各軸に設けたギア13,14間をチェー
ン7で連結回転するようにしている。各ギア13,14
のそれぞれの上部には回転軸11,12から偏心したカ
ム5,5'を固定し、その上に20個の凹部4を配設し
たモールド3を一定の位置に載置・固定する回転板15
を連設している。模様形成装置S4をこのように構成す
ることでモータ6で回転軸11,12及びギア13,1
4を回転するが、カム5,5'は偏心しているために矢
印のように回転するが、この場合回転板とその上のモー
ルド3は、モールドの上下位置を変えない回転、すなわ
ち各凹部4は現位置において、偏心カム5,5'の水平
回転と同一回転をする。
レートは、前記第1と第2の充填中か後の前記模様形成
工程の前に、バイブレーションを掛けて溶融チョコレー
ト中の気泡を抜くこともできる(S3)。
ネル中を前記コンベアで移動させることで、第1と第2
の溶融チョコレートを冷却固化し(S5)無端コンベア
を反転させることで、モールド3の凹部4を下向きに
し、凹部内部の固化した装飾チョコレート8を振動装置
の振動でモールド3より離型する(S6)。
は、図5と図6によって現わされる。すなわち、下部を
第1の溶融チョコレート(ロ)が固化した基体とし、基
体の上部に該基体とは異なる色の第2の溶融チョコレー
ト(イ)とにより図6の上部に見られるような、厚みの
ある渦巻模様が形成される。
ートで説明したが、その他キャンディー、アイスクリー
ム、チーズ、ゼリーなど冷却により固化する場合はもち
ろん、カマボコやカステラなど加熱により固化する装飾
食品も本発明に含まれる。
モールドの凹部内の下部(基体)とその上部とを別の模
様とし、基体の模様とその上部の模様とでモールドの偏
心した回転により、従来品にない品質の均一な渦巻状の
模様を形成した。
の流動性食品材料により所定厚肉内まで比較的均一の食
感と味覚が得られる。
ることで離型装置を省き、装備や工程の省略化を図るこ
ともできる。
流体原料を吐出する状態を示す第1の充填装置とモール
ドの一部破断斜視図である。
原料を吐出する状態を示す第2の充填装置とモールドの
一部破断斜視図である。
図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 色の異なる二種以上の流動性食品材料で
作られる装飾食品の形態であって、 該形態の外形をモールドに設けた凹部の開口部と開口部
を除く内面形状とに合致し、かつ上記凹部内での模様が
ある一色の流動性食品材料を基体とし、しかもその基体
上層に基体の色とは異なる他の一色以上の流動性食品材
料の渦巻模様を形成してなる装飾食品。 - 【請求項2】 モールドに設けた凹部にある色からなる
第1の流動性食品材料の流体原料を吐出する工程と、上
記第1の流体原料上に該流体原料とは異なる色からなる
第2の流動性食品材料の流体原料を少なくとも前記凹部
の中心を外した箇所に位置するように吐出する工程と、
前記第1と第2の流動性食品材料の流体原料を偏心して
回転する工程と、モールド内の流動性食品材料の流体原
料を固化して前記第1と第2の流動性食品材料をモール
ドより取り出す工程とからなる装飾食品の製造方法。 - 【請求項3】モールドの凹部にある色からなる第1の流
動性食品材料の流体原料を吐出する第1の充填装置と、
前記第1の流動性食品材料の流体原料の上から、これと
は異なる色の第2の流動性食品材料の流体原料を吐出す
る第2の充填装置と、前記モールドに吐出した第1と第
2の流動性食品材料の流体原料を偏心して水平回転する
模様形成装置と、前記モールド内の前記第1と第2の流
動性食品の流体原料を固化する固化装置と、固化した第
1と第2の流動性食品材料をモールドから取り出す離型
装置とからなる装飾食品の製造装置。 - 【請求項4】前記モールドの凹部が、モールド内に複数
凹設し、各凹部毎に、前記第1と第2の充填装置のノズ
ルを対応して設置し、複数凹設したモールドを偏心して
回転する前記模様形成装置とした請求項3に記載の装飾
食品の製造装置。 - 【請求項5】前記モールドを販売容器とし、該容器の凹
部に前記第1と第2の流動性食品材料流体原料を充填
し、水平回転して模様を形成し、前記第1と第2の流体
原料を固化することで前記離型装置を用いないようにし
た請求項3又は4に記載の装飾食品の製造装置。
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---|---|---|---|
JP16567698A JP3808207B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 装飾食品およびその製造方法と製造装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11346659A true JPH11346659A (ja) | 1999-12-21 |
JP3808207B2 JP3808207B2 (ja) | 2006-08-09 |
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ID=15816928
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3808207B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015080300A1 (en) | 2013-11-29 | 2015-06-04 | General Mills, Inc. | Frozen/chilled dessert and method and apparatus for manufacturing same |
JP2015123025A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 株式会社アイム | 納豆分離方法および納豆回収装置 |
JP2021119890A (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-19 | 株式会社エクスプロア | 球形状焼成食品製造装置及び球形状焼成食品製造方法 |
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-
1998
- 1998-06-12 JP JP16567698A patent/JP3808207B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP3073838A4 (en) * | 2013-11-29 | 2017-07-12 | General Mills, Inc. | Frozen/chilled dessert and method and apparatus for manufacturing same |
CN106413416B (zh) * | 2013-11-29 | 2020-10-30 | 通用磨坊公司 | 冷冻/冷藏甜点及其制作方法和装置 |
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