JP3429267B2 - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP3429267B2
JP3429267B2 JP2000326019A JP2000326019A JP3429267B2 JP 3429267 B2 JP3429267 B2 JP 3429267B2 JP 2000326019 A JP2000326019 A JP 2000326019A JP 2000326019 A JP2000326019 A JP 2000326019A JP 3429267 B2 JP3429267 B2 JP 3429267B2
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notch
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敏文 高田
正明 大家
稔 五十嵐
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards
    • G06K13/085Feeding or discharging cards using an arrangement for locking the inserted card
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機、電
話機、PDA(personal digital assistance)、携帯
型オーディオ、カメラ等の電子機器に取り付けられるカ
ードコネクタに関し、さらに詳しくはコンパクトな機構
でICカードの脱落を確実に防止するための構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、電話機、PDA、カメラ等
の電子機器においては、CPUあるいはメモリ用のIC
が内蔵された、SIM(subscriber identity module)
カード、MMC(multi media card)カード、SD(su
per density)カード、メモリステック(商標)、スマ
ートメディア(商標)などのICカードを装着させるこ
とで、各種の機能拡張などを行うようにしている。
【0003】このようなICカードを着脱自在に装着す
るためのコネクタ構造においては、コネクタが装着され
る電子機器側の各種信号処理回路および電源回路と接続
された複数のコンタクト端子をコネクタハウジング内に
設け、これら複数のコンタクト端子を、装填されたIC
カードの表または裏面に形成された複数のコンタクトパ
ッドと接触させ、これらの接触によってICカードをコ
ネクタが取り付けられた電子機器と電気的に接続するよ
うにしている。
【0004】このようなカードコネクタにおいては、装
着されたカードをコネクタから取り出すためのイジェク
ト機構が具えられているものが多い。
【0005】そして、この種のイジェクト機構が備えら
れたカードコネクタにおいては、イジェクト動作の際に
カードが急激に飛び出してカードがコネクタから脱落す
ることを防止するため、あるいはカード装填時予期しな
い外力などによりカードがコネクタから脱落することを
防止するために、コネクタハウジングの所定箇所に適宜
の弾性ブレーキ片を固定し、このブレーキ片によってカ
ードに接圧を作用させることによってカードが脱落する
方向と逆方向に摩擦力を発生させるようにしたものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カードコネク
タにおいては、当然のことながら、カードをコネクタか
ら取り出さなくてはならないので、ブレーキ片の接圧を
必要以上に大きくすることはできず、このため従来のブ
レーキ片による接圧によるカード脱落防止機構では、カ
ードを確実に脱落から防止することは不可能であり、上
記原因あるいは衝撃などによりカードを簡単に脱落させ
てしまう。
【0007】また、昨今は、カードコネクタ自体の、小
型化、低背化、軽量化が強く望まれており、カード脱落
防止機構としても、よりコンパクトかつ軽量な構成が望
まれている。
【0008】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、装填されたカードを、コンパクトな機構によ
って確実に保持し、カードの脱落が発生することのない
カードコネクタを提供することを解決課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の一形態では、
側面に切欠きが形成されかつ底面に複数の接触パッドが
設けられているカードを、前記接触パッドがコネクタハ
ウジング内に配されたコンタクト端子と当接するよう
に、コネクタハウジング内に保持するカードコネクタに
おいて、前記カードのコネクタ内への挿入に伴なってカ
ード挿入方向に移動しかつカードイジェクト操作に応動
してカードイジェクト方向に移動してカードをイジェク
トするイジェクト部材を有するイジェクト機構と、前記
カードの切欠きに係止される係止部および前記イジェク
ト部材に固定される固定部を有し、弾性復帰時に前記係
止部が前記カードの切欠きに係止されるよう前記カード
に当接する方向に付勢されている弾性ロック片と、カー
ドイジェクトの際には前記係止部が前記切欠きから離間
されるよう前記弾性ロック片を案内して弾性変形させ、
カード挿入の際には前記弾性ロック片を前記弾性変形か
ら復帰させて前記係止部を前記カード切欠きへ係合させ
るロック片案内手段とを備えることを特徴とする。
【0010】この発明では、カードにロック片係止用の
切欠きを形成するとともに、カードの挿脱に伴ないカー
ドと同様にスライドするイジェクト部材に弾性ロック片
を取り付ける。弾性ロック片は、弾性復帰時に前記係止
部が前記カードの切欠きに係止されるよう前記カードに
当接する方向に付勢する。そして、ロック片案内手段に
よってイジェクト部材のカード挿脱方向の動きを前記弾
性ロック片の係止部のカード接離方向の動きに変換し、
カード挿入の際には前記係止部を前記切欠きへ係合さ
せ、カードイジェクトの際には前記係止部を前記切欠き
から解放する。
【0011】このようにこの発明では、カード自体の動
きによってではなく、カードと同様の動きをするイジェ
クト部材の動きに基づいて弾性ロック片の係止部をカー
ド接離方向に強制的に動かすようにしているので、弾性
ロック片の係止部に例えば釣り針形状のようなカード抜
脱方向への移動を完全に規制することができるロック構
造を採用することができる。したがって、この発明で
は、カードが不注意や予期せぬ外力、衝撃などによって
抜け落ちることがなくなり、カード装填中、カードを常
に確実に保持することができる。
【0012】また、この発明のカードコネクタにおいて
は、弾性ロック片は、弾性復帰時に前記係止部が前記カ
ードの切欠きに係止されるよう前記カードに当接する方
向に付勢されているので、切欠きが形成されていない第
2のカードが挿入された場合、弾性ロック片の係止部
は、第2のカードの壁面を押圧することによってカード
脱落方向へのブレーキ力を作用させるブレーキ片として
機能する。
【0013】したがって、この発明では、切欠けが形成
されているカードと切欠けが形成されていない2種類の
カードを1つのコネクタで兼用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面にしたがって詳細に説明する。
【0015】まず、実施形態のカードコネクタが装填可
能な二種類のカードに関して説明する。
【0016】図1は、二段カード10の例としてのSD
カードの三面図を示している。中央の平面図はカード1
0をパッド面(裏面)側から見た図である。
【0017】この二段カード10は厚さtの上側本体部
11を有している。上側本体部11の左先端部には誤挿
入防止のための面取り部(切欠き)12を有している。
上側本体部11の裏面側には、上側本体部11より僅か
に幅が狭い下側本体部13が形成されている。すなわ
ち、このカード10は、両側端部に上側本体部11の底
面および下側本体部13の底面による段差部14がカー
ド側端に沿って形成された二段構造となっている。下側
本体部13の先端側には複数の凹部15が形成されてお
り、これら凹部15の底面に、カード内部のIC回路に
接続される複数の接触パッド16が配設されている。カ
ード10の一方の側面には、ライトプロテクトスイッチ
17が設けられている。
【0018】ここで、この二段カード10の上側本体部
11の他方の側面には、カードをロック固定するための
切欠き(凹部)18が形成されている。
【0019】図2は、一段カード20の例としてのMM
Cカードの二面図を示している。
【0020】図2において、一段カード20は、前記二
段カード10の上側本体部11とほぼ同じ厚みtを有す
るカード本体21を有している。一段カード20の左先
端部には誤挿入防止のための面取り部22を有してい
る。一段カード20の底面の先端側には、複数のコンタ
クトパッド23が配されている。
【0021】この一段カード20の平面形状および平面
サイズ、コンタクトパッドの配置位置は図1の二段カー
ド10とほぼ同じである。
【0022】[第1実施形態]つぎに、図3〜図15にし
たがってこの発明に係るカードコネクタの第1実施形態
について説明する。
【0023】図3はカードコネクタ1の外観構成を示す
平面図、図4はその一部を断面した部分断面図、図5は
二段カード10が装填された状態を示す正面図である。
【0024】このカードコネクタ1は、携帯電話機、P
DA、携帯型オーディオ、カメラ等の電子機器に配設さ
れるものである。
【0025】このカードコネクタ1は、樹脂材料などの
絶縁体によって成形加工されたコネクタハウジング2
と、その上部を覆うカバー(この場合は金属製)3とに
よって構成されている。ハウジング2は、上板、下板、
側面板、後面板を有している。
【0026】コネクタハウジング2の上板には、二段カ
ード10および一段カード20の装填時、弾性変形する
コンタクト端子30の先端を上方に逃がすための逃げ孔
4が複数個形成されている。金属カバー3にも同様の逃
げ孔5が形成されている。
【0027】この場合、片持ち状の接触バネ片で構成さ
れた複数のコンタクト端子30は、コネクタハウジング
2の上板に固定されている。各コンタクト端子30は、
電子機器のプリント配線基板のコンタクトパッドに半田
接続される端子部30a、コネクタハウジング2の上板
に固定される固定部(図示せず)、弾性的に変位してカ
ード10または20のコンタクトパッドと当接するべく
下方に突出した接点部30bを有している。
【0028】コネクタハウジング2の前面には、先に示
した二種類のカード10,20をコネクタ内に装填する
ための共用のカードスロット(挿入口)6を有してい
る。
【0029】この場合、前述したように、コンタクト端
子30は、コネクタハウジング2の上板側に設けられて
おり、二段カード10および一段カード20は、双方と
もコンタクトパッド16,23が形成された面を上にし
てコネクタ1内に挿入される(図5参照)。
【0030】スロット6に続くハウジング奥方に、二段
カード10及び一段カード20用のカード収容部7が形
成されている。
【0031】カード収容部7には、図5に示すように、
二段カード10の上側本体部11及び一段カード20を
支持しかつそれらの挿脱を案内するガイド溝8が左右両
側に形成されている。
【0032】さらに、カード収容部7の上方の両角部に
は、段部9が形成されており、この段部9の下面壁9a
によって二段カード10および一段カード20を上方に
規制するようにしている。
【0033】また、段部9の側面壁9bによって、二段
カード10の下側本体部13の側面を案内するようにし
ている。勿論、二段カード10は、ガイド溝8によって
案内されるので、二段カード10の下側本体部13が、
単に段部9間の空間に収容されるように段部9の寸法を
設定してもよい。
【0034】一段カード20においては、前述したよう
に、接触パッド23は、カード本体部21の底面上に位
置している。一方、二段カード10においては、接触パ
ッド16は、上側本体部11の底面上に位置している。
また、上記コネクタ構造によれば、ガイド溝8によって
二段カード10の上側本体部11または一段カード20
が支持案内される。したがって、このコネクタ構造によ
れば、いずれのカード10,20が挿入されたときで
も、接触パッド16,23からコネクタ1のコンタクト
端子30までの距離が同じになるので、コンタクト端子
はどちらのカード10,20によっても同じ弾性変位量
が与えられることになり、両カード10,20について
安定した接触信頼性を得ることができる。
【0035】このカードコネクタ1は、装填されている
カード10または20をハウジング奥側へ若干押すこと
によって、装填されているカード10または20をイジ
ェクトするイジェクト機構40を有している。
【0036】図4に示す部分断面図には、イジェクト機
構40のイジェクト部材41が示されている。このイジ
ェクト部材41は、カード10または20の面取り部1
2,22および先端部と当接するカード当接部41aを
有している。
【0037】このイジェクト部材41は、例えば図6に
分解図として示すようなイジェクト機構40によってイ
ジェクト動作を実行する。なお、図6に示すイジェクト
機構は図4に示すものと左右が逆である。
【0038】このイジェクト機構40は、コネクタハウ
ジング2の下板に形成されたレバー案内溝42、ハート
カム43、および案内溝44などと、イジェクト部材4
1と、イジェクト部材41に支持されてレバー案内溝4
2を移動するカムレバー45と、ハウジング下板および
イジェクト部材41間に介装されるコイルスプリング4
6とを有している。
【0039】このイジェクト機構40では、コネクタ1
にカードを挿入すると、イジェクト部材41がカードに
よって押され、これによりイジェクト部材41はコネク
タ奥側に移動する。この際、カムレバー45の先端部4
5aは、レバー案内溝42a側に沿って移動し、その後
ハートカム43の係止部43aで係止(ロック)され
る。これにより、カードはコネクタ1内で固定され、カ
ード10,20の接触パッド23,16とコネクタ1の
コンタクト端子30が当接される。
【0040】カードをイジェクトする際は、装填された
カードを奥方に若干押し込む。これにより、ハートカム
43の係止部43aとカムレバー45との係合によるロ
ック状態が解かれ、カムレバー45の先端部45aは、
コイルスプリング46の復帰力によって、レバー案内溝
42b側に沿ってコネクタ前方に移動する。したがっ
て、カードは、イジェクト部材41のカード当接部41
aによって押され、イジェクトされる。
【0041】このようにこの場合のイジェクト部材41
は、カードの挿入抜脱の際、カードの移動と同じ動きを
する。
【0042】次に、この発明の要部であるカードロック
機構(カード脱落防止機構)について説明する。
【0043】図3および図4に示すように、イジェクト
部材41には、二段カード10に形成された切欠き18
に係合して、カード10の移動をロックするための弾性
ロック片50が固定されている。この弾性ロック片50
の具体的形状は、図7および図8に示されている。図7
は図3における弾性ロック片50の配設部位を拡大して
示した上面図であり、また図8は図7のY−Y断面図で
ある。
【0044】これらの図に示すように、弾性ロック片5
0は、金属あるいは樹脂材料などの弾性変形可能な材料
で構成されており、イジェクト部材41に固定される固
定部50a、上方に突出された突起部50b、二段カー
ド10の切欠き18に係合される釣り針状(フック状)
の係止部(ロック部)50cおよびバネ片部50dを有
している。
【0045】また、イジェクト部材41には、図4およ
び図8に示すように、弾性ロック片50のロック部50
cおよびバネ片部50dを収容する空間62が形成され
ている。
【0046】弾性ロック片50は、弾性復帰時に前記係
止部50cがカード10の切欠き18に係止されるよう
カード10に当接する方向に付勢されている。
【0047】金属カバー3には、イジェクト部材41の
移動に伴なって移動する弾性ロック片50の突起部50
bを案内するテーパ状のガイド面(カム面)61を有す
るガイド孔60が形成されている。このガイド孔60
は、二段カード10の挿脱の際には、ガイド面61によ
って弾性ロック片50のガイド手段として機能し、一段
カード20が挿入されたときは、ロック片50の突起部
50bを自由に移動させるスペースとして機能する。
【0048】上記弾性ロック片50に形成した突起部5
0bおよびガイド孔60のガイド面61によって構成さ
れるロック片案内手段は、イジェクト部材41のカード
挿脱方向への動きを弾性ロック片50のロック部50c
のカード接離方向の動きに変換することにより、カード
10の挿入の際にはロック部50cをカード10の切欠
き18へ係合させ、カードイジェクトの際にはロック部
50cを切欠き18から解放するようロック部50cを
案内する。
【0049】かかるコネクタ構造において、カードが挿
入されていないときには、弾性ロック片50は、イジェ
クト部材41の待機位置に対応して、図3または図7に
示す位置にある。この位置では、金属カバー3に形成さ
れたガイド孔60のガイド面61によって弾性ロック片
50の突起部50bが規制されて弾性ロック片50が外
側に弾性変形されることにより、弾性ロック片50のロ
ック部50cは、二段カード10の上側本体部11の側
壁面が位置する面(破線D)より外側に待機している。
【0050】図9および図10は、二段カード10が完
全に挿入されたときの弾性ロック片50の状態を示すも
のである。二段カード10が挿入されると、イジェクト
部材41はカード10の先端部によって押されてコネク
タ1の奥側に移動される。これに伴なって、弾性ロック
片50もコネクタ1の奥側に移動される。この移動の
際、弾性ロック片50の突起部50bは、弾性ロック片
50の弾性復帰力によってガイド孔60のガイド面61
に沿って移動するので、弾性ロック片50のロック部5
0cはカード10の側壁面の方に近づいていき、最終的
に弾性ロック片50のロック部50cは、図9および図
10に示すように、カード10の切欠き18内に嵌まり
込んで係止されることになる。
【0051】この係止状態においては、カード10の切
欠き18に釣り針状のロック部50cが嵌まり込んで、
ロック部50cの先端でカード10の抜脱方向への移動
を完全に規制しているので、カード10が不注意や外力
などによって抜け落ちることはない。
【0052】図11および図12は、二段カード10が
イジェクトされたときの弾性ロック片50の状態を示す
ものである。
【0053】前述したように、挿入されたカード10を
更に奥方向に押すイジェクト操作が行われると、イジェ
クト機構40のロックが外れ、イジェクト部材41はコ
イルスプリング46の復帰力によって、コネクタの前方
側に移動する。このイジェクト部材41の移動によっ
て、カード10および弾性ロック片50がコネクタの前
方に移動する。この移動の際には、弾性ロック片50の
突起部50bは、ガイド孔60のガイド面61で押され
てカード挿入のときと逆方向に移動するので、弾性ロッ
ク片50のロック部50cはカード10の側壁面から遠
ざかり、最終的に弾性ロック片50のロック部50c
は、図11および図12に示すように、カード10の側
壁に触れない位置で停止する。この結果、カード10の
ロックが解除され、カード10には弾性ロック片50に
よる何の接圧もかからない状態となり、カード10の排
出が可能になる。
【0054】図13〜図15は、一段カード20が挿入
されたときの弾性ロック片50の状態を示すものであ
る。
【0055】一段カード20が挿入されると、イジェク
ト部材41はカード20の先端部によって押されてコネ
クタ1の奥側に移動され、これに伴なって、弾性ロック
片50もコネクタ1の奥側に移動される。一段カード2
0には二段カード10のように切欠き18が形成されて
いないので、上記移動の結果、弾性ロック片50は、図
13〜図15に示すように、ロック部50cの先端部が
一段カード20の側壁に当接する状態に弾性変形する。
この弾性ロック片50の変位によって、突起部50b
は、図15に示すように、カード20の側壁から離れた
部位に位置するが、ガイド孔60はこの突起部50bの
変位に対して干渉しないようにその孔形状および孔サイ
ズを設定している。
【0056】したがって、このコネクタ1によれば、切
欠き18が形成されていない一段カード20も受け入れ
ることができる。そして、一段カード20が挿入された
ときには、弾性ロック片50は、カードの移動をロック
する部材としてではなく、カードにブレーキ力のための
接圧を付与するブレーキ片として機能する。
【0057】一段カード20がイジェクトされる際に
は、弾性ロック片50は、最初弾性ロック片50のロッ
ク部50cの先端部が一段カード20の側壁に当接した
状態でコネクタの前方に移動し、その後弾性ロック片5
0の突起部50bがガイド孔60のガイド面61に当接
した後は、突起部50bがガイド面に61に沿って移動
する。この結果、弾性ロック片50は、図7に示した元
の待機位置に復帰することになる。
【0058】このようにこの第1実施形態によれば、一
段カード20および二段カード10の二種類のカードを
装填可能なカードコネクタにおいて、二段カード10に
切欠き18を形成するとともに、カードの挿脱に伴ない
カードと同様にスライドするイジェクト部材41に弾性
ロック片50を取り付け、カード挿脱の際、この弾性ロ
ック片50の突起部50bを金属カバー3に形成したガ
イド孔60のガイド面61で案内することにより、弾性
ロック片50のロック部50cを二段カード10の切欠
き18に対し係止/解放させるようにしたので、弾性ロ
ック片50のロック部50cに上記釣り針形状のような
カード抜脱方向への移動を完全に規制することができる
ロック構造を採用することができる。したがって、カー
ド10が不注意や予期せぬ外力などによって抜け落ちる
ことはなく、カード装填中、カードを確実に保持するこ
とができる。
【0059】さらに、この第1実施形態によれば、一段
カード20が装填された際は、弾性ロック片50は、カ
ード20に接圧を与えるブレーキ片として機能するの
で、一段カード20の抜け落ちもある程度防止すること
ができる。
【0060】このようにこの第1の実施形態では、コネ
クタハウジング側にテーパ面壁61を設け、このテーパ
面壁61によって該テーパ面壁61に一部が当接した弾
性ロック片50をカード接離方向に変位させている。
【0061】なお、上記実施形態では、弾性ロック片5
0の突起部50bを上方に突出させ、ガイド面61を有
するガイド孔60をハウジングの上側に位置する金属カ
バー3にもうけるようにしたが、突起部50bを下側に
突出させ、上記ガイド孔60をコネクタハウジングの下
板側に設けるようにしてもよい。
【0062】[第2実施形態]図16〜図19にしたがっ
てこの発明に係るカードコネクタの第2実施形態につい
て説明する。
【0063】図16は第2実施形態のカードコネクタの
外観を示す斜視図、図17はカード未挿入時またはカー
ドイジェクト時のカードロック機構(カードは省略)を
示す斜視図、図18は図17と同じ状態をコネクタ裏面
から見た斜視図、図19はカード装填時のカードロック
機構(カードは省略)を示す斜視図である。
【0064】これらの図に示すように、第2実施形態に
おいては、複数のコンタクト端子30は、コネクタハウ
ジングの2の下面側で固定されて上方に突出する折り返
し型のものを用いている。
【0065】また、先の第1の実施形態においては、弾
性ロック片50はカードの側面に対し接離するように弾
性移動させたが、この第2の実施形態においては、弾性
ロック片70はカードの底面(この場合コンタクトパッ
ド面)に対し接離するように上下に弾性移動する。弾性
ロック片70は、第1の実施形態と同様、イジェクト部
材41に固定され、イジェクト部材41と一体的に移動
する。弾性ロック片70は、側方に突出された突起部7
0b、二段カード10の切欠き18に係合される釣り針
状の係止部(ロック部)70cおよびバネ片部70dを
有している。
【0066】この第2の実施形態では、第1の実施形態
のガイド孔60のガイド面61の代わりに、コネクタハ
ウジング2にテーパ形状のガイド面(カム面)81を有
するガイドブロック80を形成し、このガイド面81に
よって弾性ロック片70の突起部70bを、イジェクト
部材41の移動に伴なって上下方向に案内するようにし
ている。
【0067】かかるコネクタ構造において、カードが挿
入されていないときまたはイジェクト時には、弾性ロッ
ク片70は、イジェクト部材41の待機位置に対応し
て、図17または図18に示す位置にある。この位置で
は、ガイドブロック80の幅厚部82に突起部50bが
当接しているので、弾性ロック片50のロック部50c
は、二段カード10の底面(コンタクトパッド面)より
外側に待機しており、カードの挿入に対し負荷を発生さ
せない。
【0068】一方、二段カード10が挿入されると、図
19に示すように、イジェクト部材41はカード10に
よって押されてコネクタ1の奥側に移動される。これに
伴なって、弾性ロック片70もコネクタ1の奥側に移動
される。この移動の際、弾性ロック片70の突起部70
bは、弾性ロック片70の弾性復帰力によってガイドブ
ロック80のガイド面81に沿って移動し、最終的に
は、図19に示すように、ガイド面81の規制から外れ
る。したがって、弾性ロック片70は、最終的にはフリ
ーの状態になる。
【0069】よって、弾性ロック片70のロック部70
cもカード10の底面の方に近づいていき、最終的に弾
性ロック片70のロック部70cは、カード10の切欠
き18内に下側から嵌まり込んで係止されることにな
る。
【0070】この第2の実施形態においても、一段カー
ド20が装填される際には、弾性ロック片70は先の第
1の実施形態と同様、ロック片ではなく、ブレーキ片と
して機能する。
【0071】このようにこの第2実施形態においても、
二段カードを確実に係止することができ、不注意や予期
せぬ外力などによってカードが抜け落ちることがなくな
る。
【0072】このようにこの第2の実施形態でも、第1
の実施形態と同様、コネクタハウジング側にテーパ面壁
81を設け、このテーパ面壁81によって該テーパ面壁
81に一部が当接した弾性ロック片70をカード接離方
向に変位させている。
【0073】なお、この第2の実施形態では、弾性ロッ
ク片70のロック部70cはカード10の底面側からカ
ード10の切欠き18に嵌まり込むように構成したが、
弾性ロック片70のロック部70cをカード10の上面
側から切欠き18に嵌まり込むように構成してもよい。
【0074】[第3実施形態]図20〜図29にしたがっ
てこの発明に係るカードコネクタの第3実施形態につい
て説明する。
【0075】図20は第3実施形態のカードコネクタの
外観を示す斜視図、図21は金属カバー3を取り去った
ときのカードロック状態を示す図、図22はカードロッ
ク状態におけるカードロック部分の拡大図、図23はイ
ジェクト部材41に圧入固定された弾性ロック片を示す
図、図24はカードロック状態における金属カバー3お
よび弾性ロック片を裏面側から見た図、図25は図24
の要部拡大図、図26は金属カバー3を取り去ったとき
のロック解除状態を示す図、図27はロック解除状態に
おけるカードロック部分の拡大図、図28はロック解除
状態における金属カバー3および弾性ロック片を裏面側
から見た図、図29は図28の要部拡大図である。
【0076】これらの図に示すように、第3実施形態に
おいては、先の第1の実施形態と同様、弾性ロック片9
0はカードの側面に対し接離するように弾性移動させ
る。
【0077】弾性ロック片90は、先の実施形態と同
様、イジェクト部材41に圧入固定され(図23参
照)、イジェクト部材41と一体的に移動する。また、
イジェクト部材41は、先の図6に示したハートカム4
3、カムレバー45、コイルスプリング46などを含む
イジェクト機構40によって、前記と同様に動作する。
【0078】弾性ロック片90は、図23などに示すよ
うに、イジェクト部材41に固定される固定部90a、
バネ片部90b、二段カード10の切欠き18に係合さ
れるよう側方に突出されたフック状の係止部(ロック
部)90c、および側方に屈曲された先端部90dを備
えている。弾性ロック片90の先端部90dは、金属カ
バー3の裏面から突出されたガイド片95との摺接が確
実に行われるように、屈曲されており、また同様の理由
でその先端には先細のテーパ面90eが形成されてい
る。
【0079】この第3の実施形態では、第1の実施形態
のガイド孔60のガイド面61、あるいは第2の実施形
態のガイドブロック80の代わりに、図24あるいは図
28に示すように、金属カバー3の裏面からガイド片9
5(案内用突起)を突出させている。この場合、ガイド
片95は、金属カバー3の一部をL字状に曲げ加工する
ことで形成されている。
【0080】そして、イジェクト部材41の移動に伴な
って弾性ロック片90の先端屈曲部90dなどをガイド
片95に摺接させることで、弾性ロック片90をカード
側面から離間される方向に弾性変位させ、これにより弾
性ロック片90の係止部90cを二段カード10の切欠
き18に対し係止/解放させるようにしている。
【0081】かかるコネクタ構造において、カードが挿
入されていないときまたはイジェクト時には、図26〜
図29に示すように、弾性ロック片90は、ガイド片9
5に当接されることで弾性変位している。この状態のと
きには、弾性ロック片90のロック部90cは、二段カ
ード10の底面(コンタクトパッド面)より外側の位置
で待機しており、カードの挿入に対し負荷を発生させな
い。
【0082】一方、二段カード10が挿入されたときに
は、図21、図22、図24および図25に示すよう
に、イジェクト部材41はカード10によって押されて
コネクタ1の奥側に移動される。これに伴なって、弾性
ロック片90もコネクタ1の奥側に移動される。この移
動によって、弾性ロック片90はフリーの状態になるの
で、弾性ロック片90の係止部90cはバネ片部90b
の弾性復帰力によってカード10の方に移動し、カード
10の切欠き18内に嵌まり込んで係止される。
【0083】このようにこの第3の実施形態では、ガイ
ド片95に対する弾性ロック片90の当接の有無によっ
て弾性ロック片90の係止部90cをカード10の切欠
き18に対し接離させている。
【0084】この第3の実施形態においても、弾性ロッ
ク片90はカード側面に接近する方向に付勢されている
ので、一段カード20が装填される際には、弾性ロック
片90は先の実施形態と同様、ロック片ではなく、ブレ
ーキ片として機能する。
【0085】このようにこの第3実施形態においても、
二段カードを確実に係止することができ、不注意や予期
せぬ外力などによってカードが抜け落ちることがなくな
る。
【0086】このようにこの第3の実施形態では、弾性
ロック片90側に、ガイド片95に対し弾性ロック片9
0を接離させるための構成、すなわち先端屈曲部90d
を設けるようにしている。
【0087】なお、この第3の実施形態において、弾性
ロック片90を、先の第2の実施形態と同様、上下に変
位させるようにしてもよい。この場合、弾性ロック片9
0の先端屈曲部90dは上下方向に屈曲させ、ガイド片
95は弾性ロック片90を上下方向に変位させるように
金属カバー3から突出形成すれば良い。
【0088】[第4実施形態]図30〜図39にしたがっ
てこの発明に係るカードコネクタの第4実施形態につい
て説明する。
【0089】図30は第4実施形態のカードコネクタの
外観を示す斜視図、図31は金属カバー3を取り去った
ときのカードロック状態を示す図、図32はカードロッ
ク状態におけるカードロック部分の拡大図、図33はイ
ジェクト部材41に圧入固定された弾性ロック片を示す
図、図34はカードロック状態における金属カバー3お
よび弾性ロック片を裏面側から見た図、図35は図34
の要部拡大図、図36は金属カバー3を取り去ったとき
のロック解除状態を示す図、図37はロック解除状態に
おけるカードロック部分の拡大図、図38はロック解除
状態における金属カバー3および弾性ロック片を裏面側
から見た図、図39は図38の要部拡大図である。
【0090】これらの図に示すように、第4実施形態に
おいては、弾性ロック片100は、先の第1または第3
の実施形態と同様、カードの側面に対し接離するように
弾性移動させる。
【0091】弾性ロック片100は、先の実施形態と同
様、イジェクト部材41に圧入固定され(図33参
照)、イジェクト部材41と一体的に移動する。また、
イジェクト部材41は、先の図6に示したハートカム4
3、カムレバー45、コイルスプリング46などを含む
イジェクト機構40によって、前記と同様に動作する。
【0092】弾性ロック片100は、図33などに示す
ように、イジェクト部材41に固定される固定部100
a、バネ片部100b、二段カード10の切欠き18に
係合されるよう側方に突出された係止部(ロック部)1
00c、およびバネ片部100bと係止部100cとの
間で側方に突出された突起部100dを備えている。突
起部100dは、金属カバー3の裏面から突出されたガ
イド片95に当接されることで、弾性ロック片100の
係止部(ロック部)100cをカード側面から離間され
る方向に弾性変位させ、これにより弾性ロック片100
の係止部100cを二段カード10の切欠き18に対し
解放させるようにしている。
【0093】また、この第4の実施形態では、図34あ
るいは図38などに示すように、先の第3の実施形態と
同様のガイド片95を金属カバー3の裏面から突出させ
ている。
【0094】かかるコネクタ構造において、カードが挿
入されていないときまたはイジェクト時には、弾性ロッ
ク片100の突起部100dは、イジェクト部材41の
位置に対応して、図38および図39に示すように、ガ
イド片95に当接されており、弾性ロック片100のバ
ネ片部100bは弾性変位している。この状態のときに
は、弾性ロック片100のロック部100cは、二段カ
ード10の底面(コンタクトパッド面)より外側の位置
で待機しており、カードの挿入に対し負荷を発生させな
い。
【0095】一方、二段カード10が挿入されたときに
は、図31、図32、図34および図35に示すよう
に、イジェクト部材41はカード10によって押されて
コネクタ1の奥側に移動される。これに伴なって、弾性
ロック片100もコネクタ1の奥側に移動される。この
移動によって、図34および図35に示すように、弾性
ロック片100のうちの突起部100dより先端側の平
坦部100eがガイド片95に当たることになるので、
弾性ロック片100は弾性変形から復帰されてほぼフリ
ーの状態となる。したがって、弾性ロック片100の係
止部100cは、カード10の切欠き18内に嵌まり込
んで係止される。
【0096】このようにこの第4の実施形態では、ガイ
ド片95に対する弾性ロック片100の突起部100d
の当接の有無によって弾性ロック片100の係止部10
0cをカード10の切欠き18に対し接離させている。
【0097】この第4の実施形態においても、一段カー
ド20が装填される際には、弾性ロック片90は先の実
施形態と同様、ロック片ではなく、ブレーキ片として機
能する。
【0098】このようにこの第4実施形態においても、
二段カードを確実に係止することができ、不注意や予期
せぬ外力などによってカードが抜け落ちることがなくな
る。
【0099】このようにこの第4の実施形態では、弾性
ロック片100側に、ガイド片95に対し弾性ロック片
100を接離させるための構成、すなわち突起部100
dを設けるようにしている。
【0100】なお、この第4の実施形態において、弾性
ロック片100を、先の第2の実施形態と同様、上下に
変位させるようにしてもよい。この場合、弾性ロック片
100の突起部100dは上下方向に突出させ、ガイド
片95は、上下方向に突出された突起部100dと当接
して弾性ロック片90を上下方向に変位させるように金
属カバー3から突出形成すれば良い。
【0101】[変形態様]なお、本発明は、一段カード2
0に、二段カード10のような切欠きを設け、一段カー
ドも弾性ロック片によってロックするようにしてもよ
い。
【0102】また、上記図6に示したイジェクト機構は
一例に示したに過ぎず、他の任意の構造のイジェクト機
構を採用するようにしてもよい。また、イジェクト操作
をイジェクトボタンによって行うものにも本発明は適用
可能である。
【0103】また、弾性ロック片の係止部をカードに対
し接離するための構成は、上記各実施形態に示したもの
に限らず、他の任意の構成を採用してもよい。要は、カ
ードイジェクトの際には弾性ロック片の係止部がカード
の切欠きから離間されるよう弾性ロック片を案内して弾
性変形させ、カード挿入の際には弾性ロック片を前記弾
性変形から復帰させて弾性ロック片の係止部をカード切
欠きへ係合させるものであればよい。
【0104】さらに、上記実施形態では、二段カード1
0としてSDカードを例にとり、一段カード20として
MMCカードを例にとったが、本発明を他の任意の種類
のカードに適用するようにしてもよい。
【0105】また、本発明を適用するコネクタハウジン
グの形状,材質などは他の任意の形態を採用するように
してもよい。
【0106】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
カード自体の動きによってではなく、カードと同様の動
きをするイジェクト部材の動きに基づいて弾性ロック片
の係止部をカード接離方向に強制的に動かすようにして
いるので、弾性ロック片の係止部に例えば釣り針形状の
ようなカード抜脱方向への移動を完全に規制することが
できるロック構造を採用することができるようになり、
これによりこの発明では、カードが不注意や予期せぬ外
力、衝撃などによって抜け落ちることがなくなり、カー
ド装填中、カードを常に確実に保持することができる。
【0107】また、この発明のカードコネクタにおい
て、切欠きが形成されていないカードが挿入された場
合、前記弾性ロック片の係止部は、この切欠きが形成さ
れていないカードの壁面を押圧することによってカード
脱落方向へのブレーキ力を作用させるブレーキ片として
機能するので、切欠けが形成されているカードと切欠け
が形成されていない2種類のカードを1つのコネクタで
兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二段カードの一例を示す三面図である。
【図2】一段カードの一例を示す二面図である。
【図3】この発明に係るカードコネクタの第1実施形態
を示す平面図である。
【図4】この発明に係るカードコネクタの第1実施形態
を示す一部断面図である。
【図5】この発明に係るカードコネクタの第1実施形態
を示す正面図である。
【図6】イジェクト機構の一例を示す図である。
【図7】図3の平面図の一部拡大図である。
【図8】図7のY−Y断面図である。
【図9】第1の実施形態における二段カード装填時のカ
ードコネクタの状態を示す一部断面図である。
【図10】第1の実施形態における二段カード装填時の
カードコネクタの状態を示す一部拡大平面図である。
【図11】第1の実施形態における二段カードのイジェ
クト時のカードコネクタの状態を示す一部断面図であ
る。
【図12】第1の実施形態における二段カードのイジェ
クト時のカードコネクタの状態を示す一部拡大平面図で
ある。
【図13】第1の実施形態における一段カード装填時の
カードコネクタの状態を示す平面図である。
【図14】第1の実施形態における一段カード装填時の
カードコネクタの状態を示す一部断面図である。
【図15】図13の一部拡大図である。
【図16】この発明に係るカードコネクタの第2実施形
態の概観を示す斜視図である。
【図17】第2の実施形態のカード未挿入時またはカー
ドイジェクト時のカードロック機構を例示する斜視図で
ある。
【図18】図17と同じ状態をコネクタ裏面から見た斜
視図である。
【図19】第2の実施形態のカード装填時のカードロッ
ク機構を示す斜視図である。
【図20】第3実施形態のカードコネクタの外観を示す
斜視図である。
【図21】第3実施形態において、金属カバーを取り去
ったときのカードロック状態を示す斜視図である。
【図22】第3実施形態において、カードロック状態で
のカードロック部分を拡大して示す斜視図である。
【図23】第3実施形態において、イジェクト部材に固
定された弾性ロック片を示す斜視図である。
【図24】第3実施形態において、カードロック状態に
おける金属カバーおよび弾性ロック片を裏面側から見た
斜視図である。
【図25】図24の要部を拡大して示す斜視図である。
【図26】第3実施形態において、金属カバーを取り去
ったときのロック解除状態を示す斜視図である。
【図27】第3実施形態において、ロック解除状態での
カードロック部分を拡大して示す斜視図である。
【図28】第3実施形態において、ロック解除状態にお
ける金属カバーおよび弾性ロック片を裏面側から見た斜
視図である。
【図29】図28の要部を拡大して示す斜視図である。
【図30】第4実施形態のカードコネクタの外観を示す
斜視図である。
【図31】第4実施形態において、金属カバーを取り去
ったときのカードロック状態を示す斜視図である。
【図32】第4実施形態において、カードロック状態で
のカードロック部分を拡大して示す斜視図である。
【図33】第4実施形態において、イジェクト部材に固
定された弾性ロック片を示す斜視図である。
【図34】第4実施形態において、カードロック状態に
おける金属カバーおよび弾性ロック片を裏面側から見た
斜視図である。
【図35】図34の要部を拡大して示す斜視図である。
【図36】第4実施形態において、金属カバーを取り去
ったときのロック解除状態を示す斜視図である。
【図37】第4実施形態において、ロック解除状態での
カードロック部分を拡大して示す斜視図である。
【図38】第4実施形態において、ロック解除状態にお
ける金属カバーおよび弾性ロック片を裏面側から見た斜
視図である。
【図39】図38の要部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 2 コネクタハウジング 3 金属カバー 4 逃げ孔 5 逃げ孔 6 カードスロット 7 カード収容部 8 ガイド溝 9 段部 10 二段カード 11 上側本体部 12 面取り部 13 下側本体部 14 段差部 15 凹部 16 接触パッド 17 ライトプロテクトスイッチ 18 切欠き 20 一段カード 21 カード本体 23 接触パッド 30 コンタクト端子 40 イジェクト機構 41 イジェクト部材 41a カード当接部 42 レバー案内溝 43 ハートカム 44 案内溝 45 カムレバー 46 コイルスプリング 50 弾性ロック片 50a 固定部 50b 突起部 50c 係止部(ロック部) 50d バネ片部 60 ガイド孔 61 ガイド面 62 空間 70 弾性ロック片 70b 突起部 70c 係止部 70d バネ片部 80 ガイドブロック 81 ガイド面 90 弾性ロック片 90a 固定部 90b バネ片部 90c 係止部(ロック部) 90d 先端屈曲部 95 ガイド片(案内用突起) 100 弾性ロック片 100a 固定部 100b バネ片部 100c 係止部(ロック部) 100d 突起部 100e 先端平坦部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−135192(JP,A) 特開2001−185286(JP,A) 特開 平6−337735(JP,A) 実開 昭64−55687(JP,U) 実開 平7−22482(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 B42D 15/10 521 G06K 17/00 H01R 13/639 H01R 23/68 301

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に切欠きが形成されかつ底面に複数
    の接触パッドが設けられているカードを、前記接触パッ
    ドがコネクタハウジング内に配されたコンタクト端子と
    当接するように、コネクタハウジング内に保持するカー
    ドコネクタにおいて、 前記カードのコネクタ内への挿入に伴なってカード挿入
    方向に移動しかつカードイジェクト操作に応動してカー
    ドイジェクト方向に移動してカードをイジェクトするイ
    ジェクト部材を有するイジェクト機構と、 前記カードの切欠きに係止される係止部および前記イジ
    ェクト部材に固定される固定部を有し、弾性復帰時に前
    記係止部が前記カードの切欠きに係止されるよう前記カ
    ードに当接する方向に付勢されている弾性ロック片と、 カードイジェクトの際には前記係止部が前記切欠きから
    離間されるよう前記弾性ロック片を案内して弾性変形さ
    せ、カード挿入の際には前記弾性ロック片を前記弾性変
    形から復帰させて前記係止部を前記カードの切欠きへ係
    合させるロック片案内手段と、 を備えることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ロック片案内手段は、 前記弾性ロック片から突出される突起部と、 前記コネクタハウジングに形成され、前記イジェクト部
    材のカード挿脱方向の動きに対応して前記突起部を案内
    するテーパ面が形成された案内壁と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のカードコネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記弾性ロック片は、コネクタハウジン
    グの側壁部に設けられ、カード側面を押圧する方向に付
    勢されており、かつ前記弾性ロック片の突起部はコネク
    タハウジングの上側または下側に突出しており、 前記案内壁のテーパ面は、挿入されたカードの側面に対
    して傾斜されていることを特徴とする請求項2に記載の
    カードコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記弾性ロック片は、コネクタハウジン
    グの側壁部近傍に設けられ、カード底面または上面を押
    圧する方向に付勢されており、前記弾性ロック片の突起
    部はコネクタハウジングの幅方向に突出しており、 前記案内壁のテーパ面は、挿入されたカードの底面に対
    して傾斜されていることを特徴とする請求項2に記載の
    カードコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記弾性ロック片は、コネクタハウジン
    グの側壁部に設けられ、前記カードの幅方向に変位可能
    であり、 前記ロック片案内手段は、カードイジェクトの際に前記
    弾性ロック片の一部に当接して弾性ロック片を弾性変形
    させる、前記コネクタハウジングから突出された部材で
    あることを特徴とする請求項1に記載のカードコネク
    タ。
  6. 【請求項6】 前記弾性ロック片の係止部は、略フック
    形状を呈していることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れかに記載のカードコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記切欠きが形成されていない第2のカ
    ードが挿入された場合、前記弾性ロック片の係止部は、
    第2のカードの壁面を押圧することによってカード脱落
    方向へのブレーキ力を作用させるブレーキ片として機能
    することを特徴とする請求項1に記載のカードコネク
    タ。
  8. 【請求項8】 前記切欠きが形成されていない第2のカ
    ードが挿入された場合、前記突起部が他の部材と干渉し
    ないようなスペースをコネクタハウジングに形成したこ
    とを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のカード
    コネクタ。
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