JP3428226B2 - 車体側部構造 - Google Patents

車体側部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車体側部構造に
関し、詳しくはセンターピラーとサイドシルとの結合部
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車体側部構造としては、例えば図
11に示されたものがある。
【0003】センターピラー1はセンターピラーアウタ
2とセンターピラーインナ3とから構成されており、両
者はそれぞれのフランジ2a、3aで接合されて閉断面
を形成している。
【0004】一方、センターピラー1の下端にはサイド
シル4が車体前後方向に向けて延びており、センターピ
ラーアウタ2と一体に成形されたサイドシルアウタ5
と、センターピラーインナ3の下端に位置するサイドシ
ルインナ6とから構成されている。また、サイドシルア
ウタ5とサイドシルインナ6はそれぞれのフランジ5
a、6aで接合されて閉断面を形成している。
【0005】センターピラー1の閉断面内には、センタ
ーピラー1の車体前後方向幅に亘ってセンターピラーレ
インフォース8が設けられており、フランジ8aをセン
ターピラーアウタ2とセンターピラーインナ3のそれぞ
れのフランジ2a、3a間に挟み込んで接合させてい
る。また、センターピラーレインフォース8は、下端8
bがセンターピラー1とサイドシル4との結合部7の下
端7aまで延設されており、フランジ8cをサイドシル
アウタ5とサイドシルインナ6のそれぞれのフランジ5
a、6a間に挟み込んで接合させている。
【0006】一方、サイドシル4の閉断面内には、サイ
ドシル4の上下方向幅に亘ってサイドシルレインフォー
ス9が設けられており、フランジ9aをサイドシルアウ
タ5とサイドシルインナ6のそれぞれのフランジ5a、
6a間に挟み込んで接合させている。ここで、サイドシ
ルレインフォース9はその先端9bがセンターピラーレ
インフォース8の近傍まで延設されている。
【0007】この種の類似技術としては、例えば特開平
5−69859号公報に示されたものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来技術にあっては、センターピラーレインフォース
8及びサイドシルレインフォース9が、センターピラー
1及びサイドシル4のフランジ2a、3a、5a、6a
と共に接合されるだけで、センターピラーレインフォー
ス8とサイドシルレインフォース9とは連結されておら
ず、その結果、センターピラーレインフォース8とサイ
ドシルレインフォース9との境界Dにおいては、車両側
方からの衝突等に対する側方入力Fによって発生する引
張方向の力f、及びねじり方向の力mに対してセンター
ピラーレインフォース8とサイドシルレインフォース9
の補強効果が十分でないことがあった。
【0009】そのため、センターピラーレインフォース
8とサイドシルレインフォース9とを連結させて境界D
での剛性を高める必要があったが、そのためにはセンタ
ーピラー1とサイドシル4にセンターピラーレインフォ
ース8とサイドシルレインフォース9を挟み込む前に、
予めセンターピラーレインフォース8とサイドシルレイ
ンフォース9を連結しておく等の必要があり、工数の増
加による作業性の悪化を招いていた。
【0010】また、サイドシルレインフォースとセンタ
ーピラーレインフォースを一体に成形することも考えら
れるが、この場合、プレス成形時の材料取りに無駄が多
くなると共にプレス型が大型化するため、大幅なコスト
アップを生じるばかりでなく、板厚が一定となるために
必要強度に応じた板厚設定ができず、レインフォースの
強度に過不足が生じるという課題を生じてしまう。
【0011】本発明は以上の問題点を考慮し、センター
ピラーとサイドシルとの結合部の剛性を、作業性を悪化
させることなく向上させることのできる車体側部構造を
提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、請求項1に記載さ
れた発明は、車体側部に位置してアウタパネルとインナ
パネルとで閉断面を形成したセンターピラーと、該セン
ターピラーの下端に設けられて車体前後方向に向けて延
び、アウタパネルとインナパネルとで閉断面を形成した
サイドシルから成ると共に、前記センターピラーの閉断
面内には、該センターピラーの車体前後方向幅に亘り、
且つ前記センターピラーと前記サイドシルとの結合部の
下端まで延設されたセンターピラーレインフォースが設
けられる一方、前記サイドシルの閉断面内には、該サイ
ドシルの上下方向幅に亘り、且つ前記センターピラーレ
インフォースの近傍まで延設されたサイドシルレインフ
ォースが設けられた車体側部構造において、前記センタ
ピラーレインフォースの車体前後方向端部と前記サイ
ドシルレインフォースのうちいずれか一方には、断面略
コ字状を呈して車体前後方向に延び、先端が他方の先端
と当接する連結部が延設されると共に、該連結部の前記
略コ字状断面は、前記連結部の先端へ向けて漸次断面が
小さく形成される一方、前記他方の先端が前記連結部の
先端と略同一形状の断面略コ字状に形成されると共に、
前記他方の先端から前記連結部側に延び、該連結部の内
面に沿って漸次断面が大きく形成された延長部が、前記
他方の内面から前記連結部の内面に亘って設けられたも
のである。
【0013】請求項2に記載された発明は、前記センタ
ーピラーレインフォースのうち前記結合部に位置した部
分において、少なくとも上面と下面が前記結合部の内面
に沿って設けられると共に、前記サイドシルレインフォ
ースは断面略コ字状に形成されており、前記サイドシル
レインフォースにおける、少なくとも上面と下面が前記
サイドシルのアウタパネルの内面に沿って設けられたも
のである。
【0014】請求項3に記載された発明は、前記連結部
の下面が前記連結部の先端へ向けて漸次上方に形成され
ると共に、前記連結部の上面が前記連結部の先端へ向け
て漸次下方に形成されたものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載された手段によれば、車両側方
からの衝突等の側方入力によって発生する引張方向の力
に対して、センターピラーレインフォースとサイドシル
レインフォースとの連結部分の剛性は、先端へ向けて漸
次断面が小さく形成された連結部の内面と、連結部の内
面に沿って漸次断面が大きく形成され、且つセンターピ
ラーレインフォースの車体前後方向端とサイドシルレイ
ンフォースのうちいずれか他方の内面から連結部の内面
に亘って設けられたサイドシルレインフォースの延長部
の外面とを係合させることによって向上される。
【0016】また、車両前方からの衝突等による車体前
後方向からの入力に対して、この連結部分の剛性は、互
いに略同一形状の断面略コ字状に形成された連結部の先
端と、センターピラーレインフォースの車体前後方向端
及びサイドシルレインフォースのうち、いずれか他方の
先端とを当接させているために向上される、更に、セン
ターピラーとサイドシルにセンターピラーレインフォー
スとサイドシルレインフォースを接合する際も、単に連
結部と延長部を係合させつつ、センターピラーとサイド
シルの閉断面内に挟み込めばよい。
【0017】請求項2に記載された手段によれば、セン
ターピラーレインフォースのうちセンターピラーとサイ
ドシルとの結合部に位置する部分において、少なくとも
上面と下面が結合部の内面に沿って設けられると共に、
サイドシルレインフォースの上面と下面はサイドシルア
ウタの内面に沿って設けられているため、側方入力によ
って発生するねじり方向の力は、センターピラー及びサ
イドシルから確実にセンターピラーレインフォースとサ
イドシルレインフォースに伝達される。
【0018】その際、センターピラーレインフォースと
サイドシルレインフォースの連結部分に伝達される力に
対して、この連結部分の剛性は連結部の内面と延長部の
外面とを係合させているために向上している。
【0019】請求項3に記載された手段によれば、連結
部の内面が延長部の外面を上面と下面で挟み込むように
係合するので、センターピラーレインフォースとサイド
シルレインフォースとの連結部分の引張方向の剛性がよ
り向上する。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。尚、従来
の技術と同一の部材については同一符号を付し、重複す
る説明は省略する。
【0021】図1及至図5は、本発明の第一実施例を示
したものである。
【0022】符号10はセンターピラーレインフォース
である。センターピラーレインフォース10のうち、セ
ンターピラーアウタ2に沿って設けられた部分は断面ハ
ット型を呈して上下方向に延びており、車体前後方向の
フランジ10a、10aがセンターピラーアウタ2とセ
ンターピラーインナ3に挟み込まれるように接合されて
いる。また、センターピラーレインフォース10の外面
は、センターピラーアウタ2の内面に沿うように成形さ
れている。
【0023】そして、センターピラーレインフォース1
0は、センターピラー1とサイドシル4との結合部7の
下端7aまで延びており、フランジ10aがサイドシル
アウタ5とサイドシルインナ6のそれぞれのフランジ5
a、6aに挟み込まれて接合されている。
【0024】一方、センターピラーレインフォース10
の下端部における車体前後方向端部10bには、断面略
コ字状の部分を有する断面ハット状を呈した連結部12
が車体前後方向に向けて形成されている。この連結部1
2のハット状断面は、図3等より明らかなように先端1
2aに向けて漸次断面が小さく形成されており、具体的
には下面12bが漸次上方に向けて形成されると共に、
上面12cが漸次下方に向けて形成されている。 ま
た、センターピラーレインフォース10のうち結合部7
に位置した部分において、少なくとも上面12cと下面
12bが結合部7の内面に沿って設けられている。
【0025】更に、サイドシル4の閉断面内には、サイ
ドシルレインフォース11が設けられている。このサイ
ドシルレインフォース11は、断面略コ字状の部分を有
する断面ハット状を呈しており、フランジ11aがサイ
ドシルアウタ5とサイドシルインナ6のそれぞれのフラ
ンジ5a、6aに挟み込まれるように固定されている。
ここで図1等から明らかなように、サイドシルレインフ
ォース11の先端11cは、センターピラーレインフォ
ース10における連結部12の先端12aと断面形状を
同一形状として連結部12の先端12aに当接されてお
り、更にサイドシルレインフォース11の先端11cか
ら連結部12側に延び、連結部12の内面12dに沿っ
て漸次断面が大きく形成された延長部13がサイドシル
レインフォース11の内面11bから連結部12の内面
12dに亘って設けられている。その結果、連結部12
の内面12dと延長部13の外面13aとが互いに係合
された状態となる。
【0026】尚、この延長部13は、本第一実施例では
図4に示すようにサイドシルレインフォース11の先端
11cから一段絞り込まれたような形で一体に形成され
ているが、図5のように別物の延長部13をサイドシル
レインフォース11の内面11bに固定することによっ
て設けてもよい。また、本第一実施例では連結部12の
下面12bを先端12aに向けて漸次上方に形成してい
るが、連結部12の下面12bを連結部7(あるいはサ
イドシルアウタ5)の下面に沿って形成してもよい。更
に、連結部12をサイドシルレインフォース11の先端
11cから延設し、延長部13をセンターピラーレイン
フォース10の車体前後方向端部10bに設けるように
してもよい。
【0027】次に、第一実施例の作用を説明する。
【0028】図10は車両側方からの衝突等の側方入力
F2が加わった際の様子を示している。側方入力F2に
対し、センターピラー1及びサイドシル4からセンター
ピラーレインフォース10とサイドシルレインフォース
11に伝達された力は、センターピラーレインフォース
10とサイドシルレインフォース11との連結部分に対
し、引張方向の力f2、……及びねじり方向の力m、m
として働く。この際、これら引張方向の力f2、……及
びねじり方向の力m、mに対して、センターピラー1と
サイドシル4との連結部分の剛性は、連結部12の内面
12dと、延長部13の外面13aによる係合によって
向上させている。特に本第一実施例においては、連結部
12の下面12bが先端12aに向けて漸次上方に形成
されていると共に、上面12cが先端12aに向けて漸
次下方に形成されているため、連結部12と延長部13
との係合は、連結部12の上面12cと延長部13の上
面13b、及び連結部12の下面12bと延長部13の
下面13cとによって上下に挟み込まれたような形で成
るため、特に引張方向の力f2、……に対する強度向上
の点で有利となっている。
【0029】一方、図9は車両前方からの衝突等による
入力F1が加わった際の様子を示している。この場合、
入力F1はサイドシル4等から圧縮方向の力f1、……
としてサイドシルレインフォース11とセンターピラー
レインフォース10との連結部分に伝達されるが、連結
部12の先端12aとサイドシルレインフォース11の
先端11cが当接しているために、圧縮方向の力f1、
……に対して連結部分の剛性が向上することになる。
【0030】以上のように、センターピラー1とサイド
シル4との結合部7にあってはセンターピラーレインフ
ォース10とサイドシルレインフォース11との連結部
分にも十分な剛性を持たせることができており、センタ
ーピラー1とサイドシル4との結合部7の強度を向上さ
せている。
【0031】また、センターピラー1とサイドシル4に
センターピラーレインフォース10とサイドシルレイン
フォース11を接合する際にも、単にセンターピラーレ
インフォース10の連結部12とサイドシルレインフォ
ース11の延長部13を係合させつつ、センターピラー
1とサイドシル4の閉断面内に挟み込めばよく、従って
上記のようにセンターピラー1とサイドシル4との結合
部7の剛性を向上させながらも組立作業性は依然として
悪化することがない。
【0032】図6及至図8は本発明の第二実施例を示し
たものである。尚、第一実施例と重複する部分は省略し
て説明する。
【0033】第二実施例の場合は、サイドシル4の閉断
面内に、第一実施例におけるサイドシルレインフォース
11に相当するサイドシルレインフォース14に加え、
レインフォース15を追加している。レインフォース1
5はサイドシル4の上下方向幅に亘って設けられてお
り、サイドシルアウタ5とサイドシルインナ6のそれぞ
れのフランジ5a、6aに挟み込まれて接合されると共
にサイドシルレインフォース14の先端14cまで延び
ている。一方、サイドシルレインフォース14は断面コ
字状を呈しており、上面14aと下面14bとをサイド
シルアウタ5に接合して設けられる。第二実施例によれ
ば第一実施例よりもサイドシル4の剛性が向上し、車体
側部の剛性がより向上している。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載された手段によれば、車
両側方からの衝突等の側方入力によって発生する引張方
向の力に対して、センターピラーレインフォースとサイ
ドシルレインフォースとの連結部分の剛性は、先端へ向
けて漸次断面が小さく形成された連結部の内面と、連結
部の内面に沿って漸次断面が大きく形成され、且つセン
ターピラーレインフォースの車体前後方向端とサイドシ
ルレインフォースのうちいずれか他方の内面から連結部
の内面に亘って設けられた延長部の外面とを係合させる
ことによって向上される。
【0035】また、車両前方からの衝突等による車体前
後方向からの入力に対して、この連結部分の剛性は、互
いに略同一形状の断面略コ字状に形成された連結部の先
端と、センターピラーレインフォースの車体前後方向端
及びサイドシルレインフォースのうち、いずれか他方の
先端とを当接させているために向上される、更に、セン
ターピラーとサイドシルにセンターピラーレインフォー
スとサイドシルレインフォースを接合する際も、単に連
結部と延長部を係合させつつ、センターピラーとサイド
シルの閉断面内に挟み込めばよい。
【0036】従って、センターピラーとサイドシルとの
結合部の剛性を、作業性を悪化させることなく向上させ
ることのできる請求項2に記載された手段によれば、セ
ンターピラーレインフォースのうちセンターピラーとサ
イドシルとの結合部に位置する部分において、少なくと
も上面と下面が結合部の内面に沿って設けられると共
に、サイドシルレインフォースの上面と下面はサイドシ
ルアウタの内面に沿って設けられているため、側方入力
によって発生するねじり方向の力は、センターピラー及
びサイドシルから確実にセンターピラーレインフォース
とサイドシルレインフォースに伝達される。
【0037】その際、センターピラーレインフォースと
サイドシルレインフォースの連結部分に伝達される力に
対して、この連結部分の剛性は、連結部の内面と延長部
の外面とを係合させているために向上している。そのた
め、センターピラーとサイドシルとの結合部の剛性は向
上する。
【0038】請求項3に記載された手段によれば、連結
部の内面が延長部の外面を上面と下面で挟み込むように
係合するので、センターピラーレインフォースとサイド
シルレインフォースとの連結部分の引張方向の強度向上
に有利であり、従ってセンターピラーとサイドシルとの
結合部の剛性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す、センターピラーと
サイドシルとの結合部の斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例を示す、図1のSA−SA
断面図である。
【図3】本発明の第一実施例を示す、センターピラーレ
インフォースとサイドシルレインフォースの分解斜視図
である。
【図4】本発明の第一実施例を示す、図3のSC−SC
断面図である。
【図5】本発明の第一実施例を示す、図4相当図であ
る。
【図6】本発明の第二実施例を示す、図1相当図であ
る。
【図7】本発明の第二実施例を示す、図4のSB−SB
断面図である。
【図8】本発明の第二実施例を示す、図3相当図であ
る。
【図9】車両前方からの衝突等による入力が加わった際
のセンターピラーレインフォースとサイドシルレインフ
ォースの様子を示す斜視図である。
【図10】車両側方からの衝突等による側方入力が加わ
った際のセンターピラーレインフォースとサイドシルレ
インフォースの様子を示す斜視図である。
【図11】従来の技術を示す、図1相当図である。
【符号の説明】
1 センターピラー 1a 下端 2 センターピラーアウタ(アウタパネ
ル) 3 センターピラーインナ(インナパネ
ル) 4 サイドシル 5 サイドシルアウタ(アウタパネル) 6 サイドシルインナ(インナパネル) 7 結合部 7a 下端 10 センターピラーレインフォース 10b 車体前後方向端部(一方) 11、14 サイドシルレインフォース(他方) 11b 内面 11c 先端 12 連結部 12a 先端 12d 内面 13 延長部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部に位置してアウタパネルとイン
    ナパネルとで閉断面を形成したセンターピラーと、 該センターピラーの下端に設けられて車体前後方向に向
    けて延び、アウタパネルとインナパネルとで閉断面を形
    成したサイドシルから成ると共に、 前記センターピラーの閉断面内には、該センターピラー
    の車体前後方向幅に亘り、且つ前記センターピラーと前
    記サイドシルとの結合部の下端まで延設されたセンター
    ピラーレインフォースが設けられる一方、 前記サイドシルの閉断面内には、該サイドシルの上下方
    向幅に亘り、且つ前記センターピラーレインフォースの
    近傍まで延設されたサイドシルレインフォースが設けら
    れた車体側部構造において、 前記センターピラーレインフォースの車体前後方向端部
    と前記サイドシルレインフォースのうちいずれか一方に
    は、断面略コ字状を呈して車体前後方向に延び、先端が
    他方の先端と当接する連結部が延設されると共に、該連
    結部の前記略コ字状断面は、前記連結部の先端へ向けて
    漸次断面が小さく形成される一方、 前記他方の先端が前記連結部の先端と略同一形状の断面
    略コ字状に形成されると共に、前記他方の先端から前記
    連結部側に延び、該連結部の内面に沿って漸次断面が大
    きく形成された延長部が、前記他方の内面から前記連結
    部の内面に亘って設けられたことを特徴とする車体側部
    構造。
  2. 【請求項2】 前記センターピラーレインフォースのう
    ち前記結合部に位置した部分において、少なくとも上面
    と下面が前記結合部の内面に沿って設けられると共に、
    前記サイドシルレインフォースは断面略コ字状に形成さ
    れており、前記サイドシルレインフォースにおける、少
    なくとも上面と下面が前記サイドシルのアウタパネルの
    内面に沿って設けられた請求項1記載の車体側部構造。
  3. 【請求項3】 前記連結部の下面が前記連結部の先端へ
    向けて漸次上方に形成されると共に、前記連結部の上面
    が前記連結部の先端へ向けて漸次下方に形成された請求
    項1又は2記載の車体側部構造。
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