JP3426504B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JP3426504B2 JP15330798A JP15330798A JP3426504B2 JP 3426504 B2 JP3426504 B2 JP 3426504B2 JP 15330798 A JP15330798 A JP 15330798A JP 15330798 A JP15330798 A JP 15330798A JP 3426504 B2 JP3426504 B2 JP 3426504B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室内を異なる
冷却温度に制御し得る冷却貯蔵庫に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の冷却貯蔵庫の一例である急速凍
結保存庫は、食品等を貯蔵する貯蔵室の上方に、冷却器
と冷気循環用の冷却器ファンとが設置され、貯蔵室内に
設けられた温度センサで検知された検知温度に基づい
て、冷却器並びに冷却器ファンの駆動とその停止とが制
御され、通常運転時には保存温度(例えば−25℃)
に、また急速運転時には凍結温度(例えば−40℃)に
維持できるようになっている。一方、貯蔵室の前面には
扉付きの出入口が形成され、扉の周縁に装着されたパッ
キンを出入口の口縁に当接しつつ閉鎖することで貯蔵室
内の気密性が保持されている。ここでパッキンが庫内冷
気により冷却されると、パッキンの庫外側の面等に結露
が生じ、それが凍り付くことで扉の開閉に支障が出る場
合等があるので、パッキンが当接される出入口の口縁に
ヒータを埋設し、パッキンを加熱することで結露ひいて
は扉の凍り付きを防止する手当てが施されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで急速凍結保存
庫では、上記のように貯蔵室内が凍結温度(−40℃)
と保存温度(−25℃)の2つの温度に制御されるとい
う事情があり、パッキンの結露を有効に防止するために
は、貯蔵室が低温側の凍結温度(−40℃)に制御され
た場合に合わせてヒータの発熱量を設定する必要があ
る。そうすると、貯蔵室が相対的に高い保存温度(−2
5℃)に制御されている場合には、出入口の口縁が過剰
に温度上昇し、特に扉が開放されて出入口の口縁が剥き
出しとなった場合に芳しくないという問題があった。ま
た出入口の口縁が過剰に温度上昇しているということ
は、それだけ冷却負荷が大きく、冷却効率が悪くなると
いう問題があった。本発明は上記のような事情に基づい
て完成されたものであって、その目的は、パッキンの加
熱温度を貯蔵室の冷却温度に合った適正なものとすると
ころにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明は、貯蔵室内が異なった冷却温
度に制御可能であるとともに、前記貯蔵室の出入口に
は、この出入口の口縁に当接可能なパッキンを備えた扉
が開閉可能に設けられ、かつ前記出入口の口縁には、前
記パッキンを加熱するヒータがヒータプレートで覆われ
て装備された冷却貯蔵庫において、前記貯蔵室の冷却温
度に基づきトランスにより前記ヒータへの印可電圧を異
ならせて前記ヒータの発熱量を制御することにより前記
ヒータプレートの表面温度をほぼ一定とするヒータ制御
手段が設けられている構成としたところに特徴を有す
る。 【0005】 【発明の作用および効果】貯蔵室の冷却温度が変わる
と、ヒータの発熱量が冷却温度に応じたものに制御され
る。パッキンはヒータにより結露を防止し得る程度の温
度に加熱される。特に貯蔵室内が相対的に高い温度に制
御される場合に、ヒータが装備された出入口の口縁が過
剰に温度上昇することが防止され、扉を開放した場合の
取り扱いに便利となり、また冷却負荷が軽減することで
冷却効率を高めることができる。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明を急速凍結保存庫に
適用した一実施形態を図1ないし図5に基づいて説明す
る。図1において、符号1は急速凍結保存庫の本体を構
成する断熱箱体であって、仕切板6を挟んだ下側に貯蔵
室2が形成され、上側が冷却器室3となっている。貯蔵
室2内には図示しない収容棚が装備されているととも
に、貯蔵室2の前面には出入口4(図2参照)が形成さ
れ、そこに断熱扉5が揺動開閉可能に装着されている。
食品等はトレイに載せられて、出入口4から収容棚に収
容されるようになっている。 【0007】冷却器室3には冷却器7と冷却器ファン8
とが設置され、冷却器7で生成された冷気が図1の矢線
に示すように貯蔵室2内に循環供給される。そして庫内
に装備された温度センサ9で検知された検知温度に基づ
いて、冷却器7並びに冷却器ファン8の駆動とその停止
とが制御され、図5のグラフに示すように、通常運転時
には貯蔵室2内が保存温度T1(例えば−25℃)に、
また急速運転時には凍結温度T2(例えば−40℃)に
それぞれ維持されるようになっている。 【0008】また図2に示すように、上記した断熱扉5
における裏面側の周縁にはパッキン10が装着されてい
る一方、出入口4の庫外側の口縁にはヒータ11が配設
されてヒータプレート12で覆われている。したがって
断熱扉5は、パッキン10が弾縮しつつヒータプレート
12に当てられることで出入口4を気密に閉鎖し、また
パッキン10がヒータ11により加熱されて、パッキン
10が庫内冷気により冷却されることが抑制されるよう
になっている。 【0009】さてこの実施形態では、貯蔵室2が保存温
度で冷却されている場合と、凍結温度で冷却されている
場合とによって上記したヒータの発熱量を変化させる手
段が講じられている。このため、図3に示すように、マ
イクロコンピュータ等を装備したヒータ制御部15が設
けられている。その入力側には、電源16と、通常運転
と急速運転とを選択する運転モードスイッチ17が接続
されている。一方出力側には、通電部18を介してヒー
タ11が接続されている。通電部18は、ヒータ制御部
15からの信号に基づいて、ヒータ11に対する通電の
デューティ比を大小2段階に切り換え得るようになって
いる。 【0010】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。ヒータ制御部15では、図
4のフローチャートに示すプログラムが実行される。通
常運転の際には、既述したように貯蔵室2内が保存温度
T1(−25℃)に維持される。このとき、ヒータ制御
ルーチンのステップS1は「NO」であるため、ステッ
プS2においてヒータ11への通電のデューティ比が小
となる。これにより、ヒータ11の発熱量は、図5のグ
ラフに示すように、相対的に小さい発熱量W1に維持さ
れる。このヒータ11の発熱量W1は、通常運転時の庫
内温度(−25℃)に対応して、露付きが生じない程度
にパッキン10を加熱し得る発熱量である。このとき、
ヒータプレート12の表面温度はTp(図5参照)に維
持される。 【0011】運転モードスイッチ17の操作によって、
急速運転に切り換えられると、貯蔵室2内が凍結温度T
2(−40℃)に維持される。一方ヒータ制御ルーチン
のステップS1は「YES」となるので、ステップS3
においてヒータ11への通電のデューティ比が大とな
る。これによりヒータ11の発熱量は、相対的に大きい
発熱量W2に維持される。急速運転時には庫内温度が−
40℃といった超低温となり、それに伴いパッキン10
も冷却されやすいが、ヒータ11の発熱量が大きく(W
2)されることで、パッキン10は露付きが生じない程
度に加熱される。またヒータプレート12の表面温度
も、通常運転時と同様のTp程度に維持される。 【0012】再び通常運転に切り換わると、庫内温度が
−25℃に下がることに対応して、ヒータ11の発熱量
が相対的に小さいW1に下げられ、上記のようにパッキ
ン10が露付きの生じない程度に加熱される。また、ヒ
ータプレート12も急速運転に比べると冷却具合が小さ
くなるが、ヒータ11の発熱量もW1と下げられること
で、ヒータプレート12の表面温度がいたずらに上がる
ことなく、Tp程度に維持される。 【0013】以上説明したように本実施形態によれば、
貯蔵室2内が−25℃といった相対的に高い温度に制御
される場合には、ヒータ11の発熱量がW1といった相
対的に小さなものに抑えられるから、ヒータプレート1
2の表面が過剰に温度上昇することが防止され、断熱扉
5を開放した場合の取り扱いに便利となる。また、パッ
キン10やヒータプレート12が過剰に温度上昇するこ
とが抑えられるということは、それだけ冷却負荷が軽減
することとなり、冷却効率を高めることができ、また消
費電力の節約にもなる。 【0014】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、デューティ比すなわちヒータ
の発熱量の切り換えが運転モードスイッチの操作に伴っ
て行われる場合を例示したが、その他に、貯蔵室の温度
を検知することで通常運転と急速運転とを判別し、それ
によりヒータの発熱量を切り換えるようにしてもよい。 【0015】(2)また、ヒータの発熱量を切り換える
手段としては、デューティ比を変えることの他に、異な
る容量のヒータを選択的に切り換えたり、同一容量のヒ
ータを複数備えてその発熱させる数を変えたり、トラン
スによりヒータへの印可電圧を異ならせたり、あるい
は、ヒータへの通電路にダイオードを介挿可能にして全
波通電と半波通電とを切り換える等の他の手段を用いて
もよい。 (3)本発明は上記実施形態に例示した急速凍結保存庫
に限らず、貯蔵室内を異なる冷却温度に制御し得る冷却
貯蔵庫全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態に係る急速凍結保存庫の
断面図 【図2】 断熱扉のシール部分の構造を示す拡大断面図 【図3】 ヒータ制御手段のブロック図 【図4】 ヒータ制御のフローチャート 【図5】 庫内温度、ヒータプレートの温度並びにヒー
タの発熱量を示すグラフ 【符号の説明】 1…断熱箱体 2…貯蔵室 4…出入口 5…断熱扉
7…冷却器 8…冷却器ファン 9…温度センサ 10
…パッキン 11…ヒータ 12…ヒータプレート 1
5…ヒータ制御部 16…電源 17…運転モードスイ
ッチ 18…通電部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 貯蔵室内が異なった冷却温度に制御可能
    であるとともに、前記貯蔵室の出入口には、この出入口
    の口縁に当接可能なパッキンを備えた扉が開閉可能に設
    けられ、かつ前記出入口の口縁には、前記パッキンを加
    熱するヒータがヒータプレートで覆われて装備された冷
    却貯蔵庫において、 前記貯蔵室の冷却温度に基づきトランスにより前記ヒー
    タへの印可電圧を異ならせて前記ヒータの発熱量を制御
    することにより前記ヒータプレートの表面温度をほぼ一
    定とするヒータ制御手段が設けられていることを特徴と
    する冷却貯蔵庫。
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