JPH10332249A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH10332249A JPH10332249A JP13950297A JP13950297A JPH10332249A JP H10332249 A JPH10332249 A JP H10332249A JP 13950297 A JP13950297 A JP 13950297A JP 13950297 A JP13950297 A JP 13950297A JP H10332249 A JPH10332249 A JP H10332249A
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D29/00—Arrangement or mounting of control or safety devices
- F25D29/005—Mounting of control devices
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Abstract
ータを複数個取付け、それぞれのヒータに結露防止必要
最小限の発熱をさせることにより、結露防止と年間を通
じて無駄なエネルギー消費の低減を図る。 【解決手段】 ヒンジカバー8等に配置された外気温度
センサ9と、外気湿度センサ10と、扉と扉の間の仕切
り部分等に設けた結露防止ヒータ7と、外気温度と外気
湿度とに応じて結露防止ヒータ7への通電を制御する制
御手段とを設けたことにより、エネルギー消費の低減を
図る。
Description
付き防止技術に関するものである。
しては特開平8−166184号公報に示されているも
のがある。
る冷蔵庫本体側近傍で結露し易い。これに対し、図20
で示すように冷蔵庫本体25側の扉当接面に冷凍サイク
ルにおける高圧(高温)側の一部のパイプ26を配管
し、冷凍サイクルの稼働時にその扉当接面周辺を加温し
て防露するようにしている。この時、周囲の環境、特に
外気温度と外気湿度についての把握はしているが、発露
し易い表面温度を27〜31の箇所で測定し、図21に
示しているように、外気温度と外気湿度から発露防止温
度32を算出し、扉当接面温度と発露防止温度32との
温度比較33で、防露の必要のない時(扉当接面温度>
露点+a)は、冷凍サイクルの高温側パイプを扉当接面
周辺以外の外箱側面への迂回パイプ34に電磁弁35に
より冷媒の切り替えを行うようにしている。
来の構成では、外気温度と外気湿度の測定をしていなが
らも、防露手段としては、防露部の表面温度と、室温と
湿度からの発露防止温度との比較で、電磁弁を作動させ
冷凍サイクルの冷媒結露を切り替えたり、扉開閉時の庫
内温度上昇防止に重点をおいたり(図示せず)、また発
露部に設けた湿度センサの出力のみで防露制御を行った
り(図示せず)といった方法が考えられているが、第一
番目の方法では、表面温度の最も低い部分に合わせて扉
当接面周辺のほぼ全面を迂回するパイプの冷媒を同時に
切り替える必要があり、表面温度の高い部分の発熱不要
な部分までも発熱させるという虞れがあった。第二番目
の方法では、扉開閉による庫内温度上昇を最小エネルギ
ー消費で行うもので、また第三番目の方法は、発露部に
湿度センサを設置するためヒータと湿度センサの数が増
えてコスト高になった。さらにまた、湿度センサの汚れ
等による精度,信頼性面等に不安を残していたり、いず
れの方法も何らかの問題点を有していた。
ものであり、より精度が高く品質的に安定し、しかも年
間を通じ、どんな使い方をされても、より少ないエネル
ギー消費ですむ冷蔵庫を提供することを目的とする。
る目的を達成するために、本体上部の扉ヒンジカバー
部、または基板収納部の近傍に配置された外気温度およ
び外気湿度センサと、扉と扉の仕切り部分に設けた少な
くとも1つ以上の結露防止ヒータと、外気温度と外気湿
度に応じて結露防止ヒータへの通電を制御する制御手段
を設けたもので、この手段により外気の湿度を精度よく
検知して、外気温度と外気湿度からあらかじめ算定され
た結露防止ヒータ通電量で加温制御し、少ないエネルギ
ー消費で防露が可能となる。
実施できるものであり、請求項1記載のように、本体上
部の扉ヒンジカバー部、または基板収納部の近傍に配置
された外気温度および外気湿度センサと、扉と扉の仕切
り部分に設けた少なくとも1つ以上の結露防止ヒータ
と、外気温度と外気湿度に応じて結露防止ヒータへの通
電を制御する制御手段とすることができる。
ンサと外気湿度センサをヒンジカバー等の同一箇所に設
けるとよい。
外気湿度は、圧縮機がオンをして一定時間の間、同一の
タイミングで計測をするようにすることができる。
ータへの通電を制御するロジックを2通り設け、切り替
えSWにより選択できるようにするとよい。
ンサの出力が、あらかじめ設定された上限値以上、また
は下限値以下になった場合は、別途設けたロジックで結
露防止ヒータの通電を制御するようにするとよい。
ータの通電量と外気温度に応じて、凝縮器ファンの回転
数を変えるようにすることができる。
開閉自在に設けた前面周辺に連続して配管され、圧縮機
で圧縮された冷媒が流れる放熱コンデンサの一部である
結露防止コンデンサを廃止し、外箱の側面に配設した放
熱コンデンサの一部を、結露し易い冷凍室等の開口部近
傍の側面に熱交換し易いように迂回させるか、アルミニ
ウム箔等で熱伝導させる構造にすることができる。
へ冷気を供給するダクトの途中に設けたダンパの開閉
で、結露防止ヒータの通電量を微調整するようにすると
よい。
の庫内温度の目安となる庫内室温センサ温度により、結
露防止ヒータの通電量を微調整するようにするとよい。
インバータの場合、その運転周波数に応じて結露防止ヒ
ータの通電量を微調整することができる。
る温度や湿度変化の影響とか機械室周辺の凝縮器用ファ
ンによる放熱やほこりの影響が少なく、しかも露付きの
生じにくい冷蔵庫本体上部の扉ヒンジカバー部、または
基板収納部の近傍に湿度センサを配置したものでは外気
の湿度が精度よく検知され、外気温度と外気湿度からあ
らかじめ算定されたそれぞれの結露防止ヒータ通電量で
加温制御することで、より少ないエネルギー消費で防露
を行うことが可能となる。特に湿度センサは冷蔵庫自体
が出す放熱,冷却,結露,ほこり等の影響を受けにく
く、センサの感度劣化ないし誤動作が防止できる。
ヒンジカバー等と同一箇所に設けることにより、外気温
度と外気湿度とで各々の結露防止ヒータ通電量が算出さ
れるため、両センサは同一箇所程精度よく通電量を算出
でき、バラツキを考慮する余分な通電量を減らせ、その
分エネルギー消費を少なくする。
ンをして一定時間の間、同一のタイミングで計測を行う
ことにより、両センサは同一タイミング程精度よく通電
量を算出でき、バラツキを考慮する余分な通電量を減ら
せ、その分エネルギー消費が少なくなる。
ロジックを2通り設け、切り替えSWにより選択できる
ようにしているため、制御および湿度センサ誤動作によ
る冷蔵庫本体表面の異常結露を早急に回復することが可
能となる。
め決められた上限値以上、または下限値以下になった場
合、別途設けたロジックで結露防止ヒータの通電を制御
するようにしているため、湿度センサの誤動作による冷
蔵庫本体表面の異常結露を未然に防ぐことができる。
に応じて、凝縮器ファンの回転数を変えるようにしてい
るため、通電量が増えた場合、冷蔵庫の負荷量として多
くなり、そのため蒸発温度と凝縮温度が高くなり、圧縮
機の入力が増えてしまうが、同時に凝縮器ファンの回転
数を高回転にして、凝縮能力を増し、凝縮温度の上昇を
抑えるため、圧縮機入力、および運転率は増えず、エネ
ルギー消費の増加とならない。
辺に連続して配管され、圧縮機で圧縮された冷媒が流れ
る放熱コンデンサの一部である結露防止コンデンサを廃
止し、外箱の側面に配設した放熱コンデンサの一部を、
結露し易い冷凍室等の開口部近傍の側面に熱交換し易い
ように迂回させるか、アルミニウム箔等で熱伝導させる
構造としているため、扉当接面周辺のほぼ全面を迂回す
る放熱パイプを完全に廃止し、結露し易い仕切り部分等
のみ結露防止ヒータを設け、外箱の側面の結露し易い部
分は放熱コンデンサの一部の熱で行える仕様とするた
め、コストの合理化となる。
の途中に設けたダンパの開閉により、結露防止ヒータの
通電量を微調整する構成としているため、扉開閉等によ
る庫内の負荷量の変動による運転率増加の影響を、ダン
パの開の時には通電量を増加気味にしたり、開時間があ
らかじめ決めた基準より長い時は、さらに通電量を増や
したり等の調整ができ、冷蔵庫の使用状態により発露し
易くなることを防ぎ、防露精度が高まる。
庫内温度センサ検知温度により、結露防止ヒータの通電
量を微調整する構成としているため、庫内の食品が入替
えられ、庫内温度が上昇した時、また庫内温度調節のダ
イヤルを弱側にして庫内温度が上昇した時、発露し易い
部分の表面温度は上がるため、ヒータの通電量を減ら
し、エネルギー消費を少なくできる。逆にダイヤルを強
側にして庫内温度の下がる場合は、発露し易い部分の表
面温度は下がるため、ヒータの通電量を増やし、発露し
易くなることを防ぎ、防露精度を高めることができる。
転周波数に応じ、結露防止ヒータの通電量を微調整する
構成としているため、圧縮機が省エネモードとなり、圧
縮機の運転率が高くなった時、発露し易い部分の表面温
度は下がる傾向となり、この時は、ヒータの通電量が増
え、発露し易くなることを防ぎ、防露精度を高めること
ができる。
説明する。
本体、2は扉であり、本体1は大きく分けて4室に区画
され、上から冷蔵室3(平均庫内温度は約+3℃)、切
換室4(同、冷凍室に切換えた時;約−20℃、冷蔵室
に切換えた時;約+3℃)、冷凍室5(同、約−20
℃)、そして野菜室6(同、約+5℃)で構成されてい
る。結露は、特に温度が低くなる冷凍室5に隣接した本
体1の横仕切り板1a、壁面または扉2の部分に結露し
易い。この結露し易い横仕切り板1aには、防露を行う
ための加温手段として結露防止ヒータ7a〜7cが設置
されている。以下、結露防止ヒータ7a〜7cを含めて
結露防止ヒータ7という。図2に示すように、本体1の
上部にある扉2を支えるヒンジのヒンジカバー8内に
は、外気温度センサ9と外気湿度センサ10が設置され
ている。図2では、外気温度センサ9と外気湿度センサ
10が1個づつ設けられているが、本体1の下部、また
は、扉の部分に組み込んで複数個設けてもよい。図3
は、結露防止ヒータ7の制御系を示している。外気温度
センサ9と、外気湿度センサ10の検知信号が制御部1
1に入力され、その検知信号に基づく制御部11からの
各結露防止ヒータ7の通電量を制御する制御信号により
オンオフ素子12a〜12cにて結露防止ヒータ7へ所
要の電力が入力できるようになっている。以下、オンオ
フ素子12a〜12cを含めてオンオフ素子12とい
う。図4は、制御部11における各結露防止ヒータ7の
通電量を制御するフローチャートを示す。ある一定時間
をT0 とすると、T0 毎に冷蔵庫の外気温度、および外
気湿度を測定し、あらかじめ冷蔵庫本体1の横仕切り板
1aの構造、横仕切り板1aの上部、そして下部の冷蔵
庫内温度設定値により算出された外気温度と外気湿度に
応じた横仕切り板が結露しない各結露防止ヒータ7の通
電量の算出式により、各結露防止ヒータ7の通電量を算
出し、各結露防止ヒータ7の通電量の変更を行う。
外気湿度センサ10を冷蔵庫の本体1の上部の扉2のヒ
ンジカバー8、または基板収納部の近傍等に配置させる
ことにより、扉開閉時の冷気とか凝縮器からの放熱と
か、その他ほこり等の影響を受けず、精度よく外気温度
と外気湿度を検知し制御部11であらかじめ算定された
それぞれの結露防止ヒータ7へ制御信号を送り、より少
ない電力消費で通電することができる。
辺の外気温度が30℃では、冷蔵庫本体1上部では30
℃近辺であるが、機械室周辺部では36℃近くにもな
り、湿度85%における両外気温度における露点温度は
27.2℃と36.2℃となり、約10℃の開きとな
る。したがって、結露防止ヒータ通電量は前者と後者で
は約2Wレベルの差が生じるため結露防止ヒータ制御と
しては約2Wも高めで設定することになり、冷蔵庫とし
てのエネルギー消費は基準を34kwh/月とすると、
約4%程度多くなる。
度センサ9と外気湿度センサ10をヒンジカバー8等と
同一箇所に設けることにより精度の高い露点温度が算出
でき、それを基準にしてそれぞれの結露防止ヒータ通電
量が算出されるから、バラツキを考慮する余分な上乗せ
通電量が減らせ、その分、省エネルギー化を図ることが
できる。
運転している時と、停止している時とでは、周囲の壁と
か外気温度等の影響によっても異なるが、機械室また
は、本体1に設けられている放熱パイプの熱影響によ
り、図5で示すように1〜5℃程度の変化をすることか
ら、絶えず、外気温度と湿度の計測を同一タイミングで
行えば、0.3〜1.7Wに相当するエネルギー消費を
低減することができる。
SW13が接点13aに切り替わっている場合は前記実
施例1における制御の方法で結露防止ヒータ7を通電
し、接点13bに切り替わっている場合は図7に示すよ
うに外気温度のみから算出される制御で結露防止ヒータ
7の通電を行うようになっている。したがって湿度が大
きく変動したり、また湿度センサと湿度制御の誤動作等
で冷蔵庫本体1表面に異常結露が生じた場合、前記切り
替えSW13を接点13bに切り替え、早急に回復する
ことが可能となる。
センサの出力があらかじめ決められた上限値Vφ 1 以
上、または下限値Vφ2 以下になった場合、すなわち、
検知した相対湿度がφ1 以上、またはφ2 以下になった
場合、別途設けたロジック、たとえば、図9に示すよう
に、外気温度のみから算出される制御で結露防止ヒータ
7の通電を行うため、湿度センサおよび湿度制御の誤動
作等による冷蔵庫本体1表面の異常結露を未然に防ぐこ
とができる。
示すように凝縮器のファンモータ14はスイッチイング
電源15を介して直流電圧Vx の時、高回転1900r
pmに、また直流電圧V0 の時、通常回転1700rp
mに回転数を変化できる直流ブラシレスファンモータ
で、結露防止ヒータ7の通電量の和Wと外気温度θに応
じて、それぞれがW0 とθ0 より大きい場合は、図11
に示すようにファンモータ14の回転数を上げるように
している。したがって通電量が増えた場合、冷蔵庫の負
荷量が大きくなり蒸発温度と凝縮温度が高くなり圧縮機
の入力が増えるため、ファンモータ14の回転数を高回
転させ凝縮能力を増して凝縮温度の上昇を抑えることに
より圧縮機入力と運転率を下げエネルギー消費を低減さ
せることができる。
開閉自在に設けた外箱前面周辺に連続して配管され、圧
縮機で圧縮された冷媒が流れる放熱コンデンサの一部で
ある結露防止コンデンサを廃止し、外箱の側面に配設し
た放熱コンデンサ16の一部を、結露し易い冷凍室5等
の開口部近傍の側面に熱交換し易いように迂回させる発
露防止パイプ部16a,16bを設けるか、アルミニウ
ム箔17a,17b等で熱伝導させる構成としているた
め、扉当接面周辺のほぼ全面を迂回する放熱パイプを完
全に廃止し、結露し易い仕切り部分等のみ結露防止ヒー
タ7を設け、本体1の外箱の側面の結露し易い部分は放
熱コンデンサの一部の熱で賄うようにするため、コスト
の合理化を図ることができる。
に、庫内の各室へ冷気を供給するダクトの途中に設けた
ダンパの開閉を行うスイッチング電源部18a,18b
によるダンパ駆動モータ19a,19bを設け、ダンパ
駆動モータ19aは冷蔵室3内に設けた冷蔵室温度セン
サ20aで庫内温度を検知し、制御部11においてダン
パ駆動モータ19aの制御信号をつくり、冷蔵室3と野
菜室6の温度制御を行う。同様にダンパ駆動モータ19
bは、切換室温度センサ20bにて切換室4の温度制御
を行うが、横仕切り板1aに隣接する切換室4のダンパ
を開き冷凍室機能をもたせる場合、冷凍室5内の冷凍室
温度センサ20cにより温度制御される。そして、冷凍
室温度センサ20cにて庫内温度を検知し、制御部11
で庫内ファンモータ21の制御信号をスイッチング電源
部22を介して送られるが、庫内ファンモータ21が駆
動している時、結露防止ヒータ7の通電量を微調整する
構成としているため扉開閉等で生ずる庫内負荷量の変動
による運転率増加の影響を、ダンパの開の時、しかも庫
内ファンモータ21が駆動している時は通電量を増加気
味にしたり、開時間があらかじめ設定した基準より長い
時は、さらに通電量を増やす等の微調整ができるので冷
蔵庫の使用状態により発露し易くなることを防ぎ、防露
精度を高めることができる。
すように、各室の庫内温度の目安となる冷蔵室温度セン
サ20a,切換室温度センサ20b,冷凍室温度センサ
20c,パーシャル室温度センサ20dにより各横仕切
り用結露防止ヒータ7の修正係数ξa ,ξ b ,ξc を算
出し、外気温度および外気湿度別に各結露防止ヒータ7
の通電量Wに前記修正係数をかけ、前記結露防止ヒータ
7の通電量を微調整する構成としている。したがって、
庫内の食品が入替えられて、庫内温度が上昇した時、あ
るいは庫内温度調節のダイヤルを弱側にして庫内温度が
上昇した時、発露し易い部分の表面温度は上がるため、
ヒータの通電量を減らし、エネルギー消費を少なくでき
る。逆に、ダイヤルを強側にされて庫内温度の下がる場
合は、発露し易い部分の表面温度は下がるため、ヒータ
の通電量を増やし、発露し易くなることを防ぎ、防露精
度を高めることができる。
に、圧縮機がインバータの場合、まず庫内温度センサ2
0が検知する庫内温度と外気温度センサ9が検知する外
気温度を制御部11に入力される。そして、制御部11
で決定されるインバータ圧縮機モータ23の制御周波数
により高回転か、中回転か、あるいは低回転かを設定し
スイッチング電源部24を介して出力し、結露防止ヒー
タ7の通電量を微調整する。上記構成としているため、
圧縮機が省エネモードとなり、圧縮機の運転率が高くな
れば、発露し易い部分の表面温度は下がる傾向となり、
この時は、ヒータの通電量が増えて発露し易くなること
を防ぎ、防露精度を高めることができる。
記載の発明によれば、扉開閉による冷気の流出による温
度や湿度変化の影響、機械室周辺の凝縮器用ファンによ
る放熱、ほこりの影響が少なく露付きの生じにくい冷蔵
庫の本体上部の扉ヒンジカバー部、または、基板収納部
の近傍に湿度センサを配置することにより、外気の湿度
が精度よく検知され、外気温度と外気湿度からあらかじ
め算定されたそれぞれの結露防止ヒータの通電量で、各
結露防止ヒータを加温制御することで、より少ないエネ
ルギー消費で防露を行うことができる。しかも、湿度セ
ンサは冷蔵庫自体から出す放熱,冷却,結露,ほこりの
影響を受けにくく、センサの感度劣化や誤動作を防止す
ることができる。
ンサと外気湿度センサをヒンジカバー等と同一箇所に設
けることにより、外気温度と外気湿度とでそれぞれの結
露防止ヒータ通電量が算出されるため、両センサは同一
箇所程精度よく通電量を算出でき、バラツキを考慮する
余分な通電量を減らせ、その分エネルギー消費を少なく
することができる。
外気湿度は、圧縮機がオンをして一定時間の間、同一の
タイミングで計測を行うことにより、両センサは同一タ
イミング程精度よく通電量を算出でき、バラツキを考慮
する余分な通電量を減らせその分エネルギー消費を少な
くすることができる。
ータへの通電を制御するロジックを2通り設け、切り替
えSWにより選択できるようにしているため、制御およ
び、湿度センサ誤動作による冷蔵庫本体表面の異常結露
を早急に回復することができる。
ンサの出力が、あらかじめ決められた上限値以上、また
は下限値以下になった場合、別途設けたロジックで結露
防止ヒータの通電を制御するようにしているため、湿度
センサの誤動作による冷蔵庫本体表面の異常結露を未然
に防ぐことができる。
ータの通電量と外気温度に応じて、凝縮器のファンモー
タの回転数を変えるようにしているため、通電量が増え
た場合、冷蔵庫の負荷量として多くなり、そのため蒸発
温度と凝縮温度が高くなり、圧縮機の入力が増えてしま
うが、同時に凝縮器のファンモータの回転数を高回転に
して、凝縮能力を増し、凝縮温度の上昇を抑えるため、
圧縮機入力および運転率は増えず、エネルギー消費の増
加を防ぐことができる。
開閉自在に設けた前面周辺に連続して配管され、圧縮機
で圧縮された冷媒が流れる放熱コンデンサの一部である
結露防止コンデンサを廃止し、外箱の側面に配設した放
熱コンデンサの一部を、結露し易い冷凍室等の開口部近
傍の側面に熱交換し易いように迂回させるか、アルミニ
ウム箔等で熱伝導させる構成としているため、扉当接面
周辺のほぼ全面を迂回する放熱パイプを完全に廃止し、
結露し易い仕切り部分等のみ結露防止ヒータを設け外箱
の側面の結露し易い部分は放熱コンデンサの一部の熱で
行える仕様とするため、コストの合理化等を図ることが
できる。
を供給するダクトの途中に設けたダンパの開閉により、
結露防止ヒータの通電量を微調整する構成としているた
め、扉開閉等による庫内の負荷量の変動による運転率増
加の影響を、ダンパの開の時には通電量を増加気味にし
たり、開時間があらかじめ決めた基準より長い時は、さ
らに通電量を増やしたり等の調整ができ、冷蔵庫の使用
状態により発露し易くなることを防ぎ、防露精度を高め
ることができる。
温度の目安となる庫内温度センサ検知温度により、結露
防止ヒータの通電量を微調整する構成としているため、
庫内の食品が入替えられ、庫内温度が上昇した時、また
庫内温度調節のダイヤルを弱側にされて庫内温度が上昇
した時、発露し易い部分の表面温度は上がるため、ヒー
タの通電量を減らし、エネルギー消費を少なくできる。
逆に、ダイヤルを強側にして庫内温度の下がる場合は、
発露し易い部分の表面温度は下がるため、ヒータの通電
量を増やし、発露し易くなることを防ぎ、防露精度を高
めることができる。
インバータの場合、その運転周波数に応じ、結露防止ヒ
ータの通電量を微調整する構成としているため、圧縮機
が省エネモードとなり、圧縮機の運転率が高くなった
時、発露し易い部分の表面温度は下がる傾向となり、こ
の時は、ヒータの通電量が増え、発露し易くなることを
防ぎ、防露精度を高めることができる。
付部斜視図
通電量の特性相関図
ブロック図
湿度とセンサ出力特性図
電制御系ブロック図
熱パイプ配設斜視図
電制御系ブロック図
電制御系ブロック図
正係数算出図
電制御系ブロック図
Claims (10)
- 【請求項1】 本体上部の扉ヒンジカバー部、または基
板収納部の近傍に配置された外気温度および外気湿度セ
ンサと、扉と扉の仕切り部分に設けた少なくとも1つ以
上の結露防止ヒータと、外気温度と外気湿度に応じて前
記結露防止ヒータへの通電を制御する制御手段とを具備
したことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 外気温度センサと外気湿度センサを同一
箇所に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 外気温度と外気湿度は、圧縮機がオンを
して一定時間の間、同一のタイミングで計測されるよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】 結露防止ヒータへの通電を制御するロジ
ックを2通り設け、切り替えSWにより選択できること
を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 外気湿度センサの出力が、あらかじめ設
定された上限値以上、または下限値以下になった場合
は、別途設けたロジックで結露防止ヒータの通電を制御
することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項6】 結露防止ヒータの通電量と外気温度に応
じて、凝縮器ファンの回転数を制御することを特徴とす
る請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項7】 外箱の扉を開閉自在に設けた前面周辺に
連続して配管され、圧縮機で圧縮された冷媒が流れる放
熱コンデンサの一部である結露防止コンデンサを廃止
し、外箱の側面に配設した放熱コンデンサの一部を、結
露し易い冷凍室等の開口部近傍の側面に熱交換し易いよ
うに迂回させるか、アルミニウム箔等で熱伝導させる構
造としたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項8】 庫内の各室へ冷気を供給するダクトの途
中に設けたダンパの開閉で、結露防止ヒータの通電量を
微調整することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項9】 庫内の各室の庫内温度の目安となる庫内
室温センサ温度により、結露防止ヒータの通電量を微調
整することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項10】 圧縮機がインバータの場合、その運転
周波数に応じて結露防止ヒータの通電量を微調整するこ
とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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