JPH06241640A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH06241640A
JPH06241640A JP5033242A JP3324293A JPH06241640A JP H06241640 A JPH06241640 A JP H06241640A JP 5033242 A JP5033242 A JP 5033242A JP 3324293 A JP3324293 A JP 3324293A JP H06241640 A JPH06241640 A JP H06241640A
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利英 長谷川
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状記憶合金コイルバネに巻いたヒータへの
通電方式を従来と逆方式にする一方、開閉板を開いた状
態(即ち冷却時)においてはヒータに常時微小電流を流
し、形状記憶合金コイルバネをR相変態だけで利用でき
るようにした冷蔵庫を提供することを目的とする。 【構成】 ダンパー装置25は、冷気ダクトに連通する
開口41を有するケース42と、このケースに回動自在
に軸支され開口を開閉する開閉板43と、この開閉板を
開方向に付勢するバイアスバネ44と、加熱用のヒータ
45が巻き付けられAf点以上に加熱されたときに元の
形状に回復しバイアスバネの付勢力に抗して開閉板を閉
塞させる形状記憶合金コイルバネ46とからなり、制御
装置は開閉板を開いた状態において形状記憶合金コイル
バネの温度をMs点以上に維持するようにヒータに常時
微小電流を流すようしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の貯蔵室への冷
気の流量を調整するダンパー装置を備え、このダンパー
装置の駆動源に形状記憶合金コイルバネを利用した冷蔵
庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍室と冷蔵室を備えた一般的な冷蔵庫
において、冷却器室内の冷却器にて冷却された冷気をダ
ンパー装置及び冷気ダクトを介して冷蔵室内に送り出し
冷蔵室を冷却するように構成されている。ここで、ダン
パー装置は、冷気ダクトの入口部分に取り付けられ冷蔵
室内の温度が上限温度以上に上昇すればダンパー装置の
開口部を開き冷気ダクトへの冷気流通を行い、冷蔵室内
の温度が下限温度未満に下降すれば開口部を閉じて冷気
ダクトへの冷気流通を停止する動作を行うように構成さ
れている。このダンパー装置としては、ガス封入式ダン
パーサーモスタットやモータ駆動式のモーターダンパー
及び形状記憶合金コイルバネを駆動源に利用した形状記
憶ダンパー等がある。
【0003】この形状記憶ダンパーを開示するものとし
て、例えば実開平3−7582号公報や特開平3−11
3258号公報等がある。これらの公報に示されるダン
パー装置は、図9の如く冷却器室から冷蔵室へ冷気を送
る冷気ダクトに連通する開口を開閉するダンパーバッフ
ル板101及びこのダンパーバッフル板の開閉動作の回
転軸を固定し且つ冷気ダクト内に固定されるダンパーベ
ース102から構成される。そして、図10の如く螺旋
状をなす形状記憶合金コイルバネ103に巻回され且つ
絶縁処理を施したヒータ104に直流電源106から直
流電圧Vcc(例えばDC12V)を印加することによ
り、形状記憶合金コイルバネ103を直接加熱するよう
にしている。ここで、形状記憶合金コイルバネ103
は、オーステナイト相転移終了温度Af(以下単にAf点
という)以上に加熱されたときに、記憶させた元の形状
に回復するという形状記憶効果によってその収縮力を発
生するものである。また、図9において、形状記憶合金
コイルバネ103は、一端がダンパーバッフル板101
に残る一端がダンパーベース102にそれぞれ引っ掛け
られており、また、バッフル板101及びベース102
には、この形状記憶合金コイルバネ103の収縮力でバ
ッフル板が回動する方向と逆方向(即ち対抗する方向)
にバッフル板を付勢するようにバイアスバネ105が引
っ掛けてある。
【0004】そして、冷蔵室を冷却する場合には、ヒー
タ104に通電し形状記憶合金コイルバネ103をAf
点以上に加熱して、Af点以上のときの収縮力をバイア
スバネ105の付勢力よりも大きく設定してある形状記
憶合金コイルバネを収縮させ、この収縮力によりダンパ
ーバッフル板101が持ち上げられて冷気ダクト(詳し
くはダンパーベース)の開口部を開く。これにより冷気
が冷却器室から冷蔵室に流れ込み冷蔵室内が冷却され
る。
【0005】一方、冷蔵室の冷却を止める場合には、直
流電圧Vccの印加を停止してヒ−タ104への通電を止
め、ダンパー装置周囲の冷気にて形状記憶合金コイルバ
ネをマルテンサイト相転移終了温度Mf(以下単にMf点
という)以下に冷却し、形状記憶合金コイルバネの収縮
力を解除若しくは小さくし、バイアスバネの付勢力でダ
ンパ−バッフル板を引き下げて冷気ダクト(詳しくはダ
ンパーベース)の開口部を閉じる。これにより冷却器室
から冷蔵室への冷気流入が停止し冷蔵室の冷却が止ま
る。
【0006】尚、形状記憶ダンパ−を冷蔵庫に利用する
場合には、一般的にダンパ−装置の保証開閉回数として
10万回〜30万回以上を保証しなければならず、ダン
パー装置としては高度な熱サイクル疲労特性及び繰り返
し特性が要求され、使用に際しては、実際の使用条件で
疲労試験を行う必要がある。
【0007】また、ダンパ−装置を取り付けた部分は、
送風機が作動している場合約−20〜−25℃程度の冷
気に常時晒されるため、形状記憶合金コイルバネの材質
を、冷却してバッフル板を閉じるための下限温度(即ち
Mf点)を−25℃程度に設定し、さらに、バッフル板
を開放させるべく形状記憶合金コイルバネを加熱する場
合の加熱量を送風機で送られてくる冷気の冷却量より大
きくし、且つ、逆変態時の加熱上限温度を冷蔵室の設定
温度よりも遙かに高い温度(例えばAf点が70℃であ
れば70℃以上)に設定する必要がある。よって形状記
憶合金コイルバネひいてはダンパー装置の使用温度範囲
は、−25〜70℃程度の範囲となる。
【0008】一般的には、図5に示す如くヒステリシス
幅の大きい冷却過程において中間相(所謂ランドヘドラ
ル相(以下単にR相という))及びマルテンサイト相
(以下単にM相という)の2段階で変態する特性を有す
る形状記憶合金(特にR相が存在する合金にバイアス荷
重(バイアスバネ)を組み合わせたもの)が使用され、
相変態としてはB2→R→M→B2で使用されている。
その具体例として、Af点70℃、オーステナイト相転
移開始温度As(以下単にAs点という)53℃、R相で
のマルテンサイト相転移開始温度Ms'(以下単にMs'点
という)55℃、R相でのマルテンサイト相転移終了温
度Mf'(以下単にMf'点という)46℃、M相でのマル
テンサイト相転移開始温度Ms(以下単にMs点という)
9℃、M相でのマルテ ンサイト相転移終了温度Mf(以
下単にMf点という)−18℃近辺の温度帯の形状記憶
合金(時効処理を利用しないTiNi合金)が一般に使用
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の形状記憶ダンパ
ーの第1の欠点として、逆変態(即ち開口部をあける)
時にはヒータ4を通電、変態(即ち開口部を閉じる)時
にはヒータ4への通電を遮断する方式であり、一般的に
B2→M、M→B2変態のみの使用は形状記憶合金の寿
命特性が悪く(即ち寿命が短く)、歪み量も多いとされ
ている。また、当社の冷蔵庫に従来方式の形状記憶ダン
パーを搭載し確認したところ、形状記憶合金が加熱され
母相に逆変態された時に発生する応力(収縮力)は、初
期値(使い始め時)に対してダンパーを数千回開閉させ
た場合と比較すると、著しく低下することが確認され
た。
【0010】第2の欠点として、冷蔵室を冷却する場合
にはヒータ4を通電し形状記憶合金3を逆変態させるこ
とによりその収縮力にてダンパーバッフル板1を開けて
いたが、常に−20〜−25℃程度の低温の冷気が形状
記憶合金3及びヒータ4に接しており、特に熱容量の小
さいヒータ4は無風時に比べて大きな熱を奪われる。こ
のため、冷却された状態で形状記憶合金を逆変態させる
時のAf点(例えば70℃)以上に加熱するためにはか
なり大きな発熱量となるようにヒータの抵抗値及び印加
電圧等を設定しなければならず、無風時に比べて明らか
に過大電力となるため消費電力の面から無駄な電力消費
となる不具合があった。また、冷蔵室の冷却を止める場
合には、ヒータ4への通電を遮断し形状記憶合金3を変
態させてダンパーバッフル板1を閉じていたが、送風機
が運転されている時は、循環する冷気で素早く形状記憶
合金が冷やされるためダンパーバッフル板1は素早く閉
じるものの、送風機が停止している時は、冷気が供給さ
れないため素早く形状記憶合金3を冷やすことができず
ダンパーバッフル板1を素早く閉じることができない欠
点があった。
【0011】そこで本発明では、形状記憶合金コイルバ
ネに巻いたヒータへの通電方式を従来と逆方式にする一
方、開閉板を開いた状態(即ち冷却時)においてはヒー
タに常時微小電流を流して形状記憶合金コイルバネの温
度をMs点以上に維持して、形状記憶合金コイルバネを
R相変態(即ちR→B2、B2→R変態)だけで利用で
きるようにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0012】また本発明は、加熱時において開閉板を閉
じた後はヒータへの通電率を低下することにより形状記
憶合金コイルバネの温度をAf点を大幅に越えて上昇し
過ぎないようにして、冷却時の温度幅が小さくなるよう
にした冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却器で冷却
された冷気を貯蔵室へ導く冷気ダクトと、この冷気ダク
トへの冷気流入を制御するダンパー装置と、このダンパ
ー装置の動作を制御する制御装置とを備えた冷蔵庫にお
いて、前記ダンパー装置は、前記冷気ダクトに連通する
開口を有するケースと、このケースに回動自在に軸支さ
れ前記開口を開閉する開閉板と、この開閉板を開方向に
付勢するバイアスバネと、加熱用のヒータが巻き付けら
れオーステナイト相転移終了温度以上に加熱されたとき
に元の形状に回復し前記バイアスバネの付勢力に抗して
前記開閉板を閉塞させる形状記憶合金コイルバネとから
なり、前記制御装置は、前記開閉板を閉塞させるために
前記ヒータに通電するようにしたものである。
【0014】また本発明は、冷却器で冷却された冷気を
貯蔵室へ導く冷気ダクトと、この冷気ダクトへの冷気流
入を制御するダンパー装置と、このダンパー装置の動作
を制御する制御装置とを備えた冷蔵庫において、前記ダ
ンパー装置は、前記冷気ダクトに連通する開口を有する
ケースと、このケースに回動自在に軸支され前記開口を
開閉する開閉板と、この開閉板を開方向に付勢するバイ
アスバネと、加熱用のヒータが巻き付けられオーステナ
イト相転移終了温度以上に加熱されたときに元の形状に
回復し前記バイアスバネの付勢力に抗して前記開閉板を
閉塞させる形状記憶合金コイルバネとからなり、前記制
御装置は、前記開閉板を閉塞させるために前記ヒータに
通電し、開閉板を開いた状態において前記形状記憶合金
コイルバネの温度をマルテンサイト相転移開始温度以上
に維持するように前記ヒータに微小電流を流すようした
冷蔵庫を提供するものである。
【0015】即ちダンパ−装置の駆動源として、冷却過
程に母相(B2)→中間相(R相)→マルテンサイト相
(M相)の2段変態する形状記憶合金コイルバネと、こ
れに対抗するバイアスばねとを有したものであって、本
発明は形状記憶合金の加熱時の発生力を初期値に対して
開閉30万回後でも低下しないようにする制御方法を提
供するものであり、加熱時には必要以上にヒ−タに通電
せず省電力をはかり、冷却時には素早くマルテンサイト
相に変態させるために、変態時においてもヒ−タに微小
電流を通電しR相もしくはR相からM相への変態途中の
温度程度に維持させ低温状態(即ちMf点)まで冷却さ
せないようにしたものである。
【0016】さらに本発明の冷蔵庫は、その制御装置
が、開閉板で開口を閉塞した後は、形状記憶合金コイル
バネの温度をR相変態のマルテンサイト相転移開始温度
を越えかつオ−ステナイト相転移終了温度未満に維持す
るようにヒータへの通電率を低下させるようしたもので
ある。
【0017】
【作用】請求項1によれば、開閉板を閉じるときにヒー
タに通電し、開けるときに通電を停止することにより、
常時冷気に晒されているダンパー装置の開閉特性を従来
よりも向上できる。
【0018】また請求項2によれば、開閉板を開いた状
態(即ち形状記憶合金コイルバネの冷却時)においても
ヒータに常時微小電流を流すようにしたことから、形状
記憶合金コイルバネの温度をR相変態のみもしくはR相
からM相への途中段階における温度に維持することがで
き、形状記憶合金の発生力及び歪み量の、30万回以上
開閉後の初期値に対する低下量が少なくなり、ダンパー
装置としての耐久性が飛躍的に伸びる。しかもヒ−タへ
の通電は必要最低限の発熱量となり開閉動作の応答性も
良くなる。
【0019】請求項3によれば、開閉板で開口を閉塞し
た後(即ち形状記憶合金コイルバネがAf点以上に加熱
された後)には、ヒータへの通電率を低下させるように
したことから、形状記憶合金コイルバネの温度をR相変
態のMs点を越え且つAf点未満に維持することができ、
ヒータの消費電力の低減及び形状記憶合金コイルバネ冷
却時の温度降下特性を従来よりも向上できる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図8に基づき
説明する。図1は冷蔵庫の縦断側面図であり、図2は本
発明のダンパー装置を冷蔵室の冷気ダクトの入口部分に
配置した状態のダンパー装置周囲の拡大断面図であり、
図3はダンパー装置の分解斜視図であり、図4はダンパ
ー装置の平面図であり、図5は形状記憶合金コイルバネ
の応力−温度特性図であり、図6及び図7は制御装置の
第1実施例及び他の実施例を示す電気回路図であり、図
8は制御装置で制御される圧縮機、送風機及びヒータへ
の通電状態と形状記憶合金コイルバネの温度変化を示す
タイムチャート図である。
【0021】図1において1は家庭用冷蔵庫であり、こ
の冷蔵庫はその本体を構成する前面開口の断熱箱体2
と、この箱体の開口を閉塞する扉3、4、5とで構成さ
れる。扉3は後述の冷蔵室13に対応する回動式の扉で
あり、扉4及び5は引き出し式の扉であり、扉4は冷凍
室14に対応し、扉5は野菜室15に対応している。
【0022】11及び12は断熱箱体2の内部を上中下
3段に仕切る横仕切壁であり、本実施例では仕切壁11
の上方を食品が凍結しない温度(例えば約3℃程度)に
冷却される冷蔵室13、仕切壁12の上方を凍結温度
(例えば約−20℃前後)に冷却される冷凍室14、下
方を冷蔵室の温度より若干高めの野菜の収納に適した温
度(例えば約7℃程度)に冷却される野菜室15として
いる。また、扉4には冷凍食品を収納する容器16が、
扉5には野菜を収納する容器17がそれぞれ取り付けら
れている。
【0023】冷凍室14の背部には仕切板18が配置さ
れ、この仕切板18の後方に冷却器としてのプレートフ
ィン式の蒸発器19及びプロペラファン等の送風機20
が配置される冷却器室21が形成されている。
【0024】22は蒸発器19で冷却された冷気を吹出
口22Aから冷凍室14に供給するための冷凍用冷気ダ
クトであり、23は横仕切壁11を貫通し蒸発器19で
冷却された冷気を冷蔵室13へ供給するための冷蔵用冷
気ダクトであり、24はこの冷蔵用冷気ダクト23に連
通し吹出口24A及び24Bから冷蔵室に分配して冷気
を供給する分配用冷気ダクトである。25は冷蔵用冷気
ダクト23と分配用冷気ダクト24の接続部分に配置さ
れたいわゆる形状記憶ダンパーなるダンパー装置であ
る。
【0025】断熱箱体2の下部でかつ後部には、圧縮機
31及び蒸発皿32を配置する機械室33が形成されて
いる。35は蒸発器19の下方に配置された露受皿であ
り、36はこの露受皿35と蒸発器19との間に配置さ
れた石英ガラス管ヒータ或るいはバイコール管ヒータ等
の除霜用ヒータであり、この除霜用ヒータ36のガラス
管の表面には白金系セラミック脱臭触媒を積層塗布して
焼成してある。この除霜用ヒータ36により、圧縮機3
1の運転時(即ち冷却運転時)には蒸発器19の下方に
戻ってくる臭気成分を含んだ冷気の臭気成分を吸着し、
クリーンな冷気として蒸発器と熱交換させることがで
き、また、除霜用ヒータの運転時(即ち除霜運転時)に
は吸着した臭気成分を白金系の触媒にて酸化分解して触
媒層の活性化及びクリーンな空気を生成することができ
る。
【0026】37は横仕切壁12の下面前部に形成した
冷気吸込口37Aから仕切壁12の後部でかつ蒸発器の
下方に位置する部分に形成した戻り口37Bに至るよう
に横仕切壁12内部に前後方向に延在する冷気戻り通路
である。38は露受皿35から蒸発皿32まで除霜水を
案内する配水管である。
【0027】ダンパー装置25は、分配用冷気ダクト2
4に連通する開口41を有する透明樹脂性のケース42
と、このケース42に回動自在に軸支され開口41を開
閉する開閉板43と、この開閉板43を開方向に付勢す
るバイアスバネ44と、加熱用のカンタルヒータ等のヒ
ータ45が巻き付けられオーステナイト相転移終了温度
(Af点)以上に加熱されたときに記憶させた元の形状
に回復しバイアスバネ44の付勢力に抗して開閉板43
を閉塞させる形状記憶合金コイルバネ46とからなる。
【0028】ケース42は、基板51と、カバー52と
からなる。この基板51は、開口41と、開閉板43の
一部を臨ませる透孔53と、開閉板43を軸支するため
に透孔周縁部に形成したリブ54と、カバー52に形成
した2つの爪部58を挿入させる2つの挿入孔55と、
形状記憶合金コイルバネ46の一端を固定する固定部5
6と、バイアスバネ44の一端を固定する固定部57と
を備える。カバー52は、一面を開口した容器状をなし
開口周縁の一部に2つの爪部58を形成しており、一面
には空気取り入れ用の孔59が形成してある。
【0029】開閉板43は、基板51のリブ54に軸支
される2つの軸61と、形状記憶合金コイルバネ46の
他端を固定する固定部62と、バイアスバネ44の他端
を固定する固定部63と、開口41と閉じたときに開口
41と開閉板43とをシールする発泡スチロール等のシ
ール部材64とを備える。
【0030】尚、形状記憶合金コイルバネ46の両端
は、固定部材65を介して固定部56及び62にビス等
の器具60で固定される。各固定部材65には、ヒータ
45の一端を接続するとともにリード線66を接続する
ための固定端子67が取り付けられており、ヒータ45
はこの固定端子67に対して圧着溶接により電気的に接
続されている。図3において形状記憶合金コイルバネ4
6とバイアスバネ44のそれぞれの両端は開閉板43及
びケース42にそれぞれ取り付けられるが、従来技術の
図9と比較しそれぞれのバネの付勢力の加わり方が本発
明と従来例とでは逆方向となっている。
【0031】次に、本発明の形状記憶合金コイルバネ4
6の応力−温度特性について簡単に説明する。一般的に
は、図5に示す如くヒステリシス幅の大きい冷却過程に
おいて中間相(所謂ランドヘドラル相(以下単にR相と
いう))及びマルテンサイト相(以下単にM相という)
の2段階で変態する特性を有する形状記憶合金(特にR
相が存在する合金にバイアス荷重(バイアスバネ)を組
み合わせたもの)が使用され、冷却及び加熱による相変
態としてはB2→R→M→B2で使用されている。本発
明ではその具体例として、Af点70℃、オーステナイ
ト相転移開始温度As(以下単にAs点という)53℃、
R相でのマルテンサイト相転移開始温度Ms'(以下単に
Ms'点という)55℃、R相でのマルテンサイト相転移
終了温度Mf'(以下単にMf'点という)46℃、M相で
のマルテンサイト相転移開始温度Ms(以下単にMs点と
いう)9℃、M相でのマルテンサイト相転移終了温度M
f(以下単にMf点という)−18℃近辺の温度帯の形状
記憶合金(TiNi合金)を使用している。特に、Tiが
45.2重量%、Niが54.8重量%のTiNi合金で
ある。
【0032】制御装置Sの第1の実施例を示す図6にお
いて、71は冷凍室14の温度を検出する冷凍室温度セ
ンサ(以下Fセンサという)72及び冷蔵室の温度を検
出する冷蔵室温度センサ(以下Rセンサという)73か
らの温度検出信号に基づいて圧縮機31、送風機20及
びヒータ45への通電を制御する制御手段としてのマイ
クロコンピュータである。この制御手段71の一つの出
力ポートは、抵抗74を介しトランジスタ75のベ−ス
に接続されている。そのエミッタは接地され、コレクタ
はヒータ45を介して直流電源(例えば12V)76に
接続されると共に、バイアス抵抗77を介して接地され
る。
【0033】制御手段71は、Rセンサ73で検出され
た冷蔵室温度が冷蔵室の設定下限温度以下のときに、ダ
ンパー装置25を閉じるために出力ポートからハイレベ
ル信号(以下H信号という)を出力しトランジスタ75
を導通させ、ヒータ45に約12Vを印加する。
【0034】冷蔵庫実装実験において、ヒータ45とし
て線径φ0.11mm、ヒータ長さ約1.6m、抵抗値
約190Ωに設定したところ、発熱量が0.75W/h
となり、形状記憶合金コイルバネ46の温度はAf点
(70℃)より高い約90℃で安定し、開閉板43は開
口41を従来仕様(即ち過大電力で冷気の冷却量に打ち
勝って開閉板を開ける場合)に比べて余裕をもって閉じ
た。これは後述するコイルバネを冷却したときの下限温
度が従来よりも高い温度になっていることにも起因する
ものである。
【0035】また制御手段71は、Rセンサ73で検出
された冷蔵室温度が冷蔵室の設定上限温度以上のとき
に、ダンパー装置25を開けるために出力ポートからロ
ウレベル信号(以下L信号という)を出力しトランジス
タ75を非導通とし、ヒータ45とバイアス抵抗77と
の直列回路に約12Vを印加して、形状記憶合金コイル
バネ46の温度をMs点(9℃)近傍まで低下させ、開
閉板43を全開状態とする。
【0036】冷蔵庫実装実験において、バイアス抵抗7
7を160Ωにすることにより、ヒータ45の発熱量が
約0.2W/h(H信号出力時の約27%程度)とな
り、最低温度到達時でも約10℃前後に維持することが
でき、しかも開閉板43を全開することができた。この
冷却時においては、形状記憶合金コイルバネ46の温度
をMs点近傍の温度までしか低下させないようにしたこ
とから、完全にヒータへの通電を停止して開閉板を閉じ
る従来仕様に比べて、消費電力は増大するものの短時間
で開けることができた。また、約10℃前後までしか温
度低下しないことから、形状記憶合金コイルバネ46を
R相(即ちR→B2、B2→R変態)だけで使用するこ
とができるようになり、従来に比較してダンパー装置2
5の熱サイクル疲労特性及び繰り返し特性を向上でき
る。実験において、バイアス抵抗77を設けたものと設
けないものとで開閉回数を変化させてコイルバネ46の
収縮力の変化を測定したところ、バイアス抵抗77を設
けた場合のほうが収縮力の低下量が小さかった。
【0037】一方 制御装置Sの第2の実施例を示す図
7と上述の図6との相違点は、図7にバイアス抵抗のな
いことと、制御手段78から出力される信号が制御手段
71の信号と異なることであるため、その他は符号を図
6と同じにしてある。
【0038】制御手段78は、Rセンサ73で検出され
た冷蔵室温度が冷蔵室の設定下限温度以下のときに、ダ
ンパー装置25を閉じるために出力ポートからH信号を
出力しトランジスタ75を導通させ、ヒータ45に約1
2Vを印加する。
【0039】また制御手段78は、Rセンサ73で検出
された冷蔵室温度が冷蔵室の設定上限温度以上のとき
に、ダンパー装置25を開けるために出力ポートからH
信号とL信号を交互(間欠的)に出力して、トランジス
タ75を間欠的に導通させ、直流電圧(約12V)をヒ
−タ45に間欠的に通電するものである。
【0040】例えば制御手段78の出力ポ−トから4秒
間H信号を出力し、11秒間L信号を出力するようにし
て、上述と同様ヒ−タ45の発熱量を約0.2Wとした
ところ、最低温度到達時でもMs点近傍の温度(約10
℃)に保持することができ、支障無く開閉板43を開け
ることができた。これも従来の冷却して閉じる場合に比
べて短時間で開けることができた。
【0041】即ち、制御手段78によりヒータ45に連
続通電することで形状記憶合金コイルバネ46の温度を
Af点以上に加熱し、間欠的に通電することにより形状
記憶合金コイルバネ46の温度をMs点前後で安定する
ようにしている。
【0042】以上の構成において、開閉板43を閉じる
ときにヒータ45に通電し、開けるときにヒータ45へ
の通電率を下げることにより、常時冷気に晒されている
ダンパー装置25の開閉特性を従来よりも向上できる。
【0043】また、開閉板43を開いた状態(即ち形状
記憶合金コイルバネ46の冷却時)においてもヒータ4
5に微小電流を流すようにしたことから、形状記憶合金
コイルバネ46の温度をR相変態のみもしくはR相から
M相への途中段階における温度に維持することができ、
形状記憶合金コイルバネ46の収縮力及び歪み量を、3
0万回以上開閉後の値の初期値に対する低下量が少なく
なり、ダンパー装置25としての耐久性が飛躍的に伸び
る。しかもヒ−タ45への通電は必要最低限の発熱量と
なり開閉動作の応答性も良くなる。
【0044】さらに、開閉板43で開口41を閉塞した
後(即ち形状記憶合金コイルバネ46がAf点以上に加
熱された後)には、ヒータ45への通電率を低下させる
ようにしたことから、形状記憶合金コイルバネ46の温
度をR相変態のMs点を越え且つAf点未満に維持するこ
とができ、ヒータ45の消費電力の低減及び形状記憶合
金コイルバネ46の冷却時の温度降下特性を従来よりも
向上できる。
【0045】最後に、制御装置の第3の実施例を図8に
基づき説明する。第3の実施例における制御手段は、開
閉板43を開けるときにはヒータ45への通電を停止
し、閉じるときには始めのうちはヒータ45に連続通電
し、形状記憶合金コイルバネ46の温度がAf点を越え
た後はヒータ45への通電を間欠通電に切り替えるよう
に信号を制御するものである。間欠通電への切換の起点
として、冷凍室14の温度が冷凍室の設定下限温度以下
に低下してから一定時間(例えば2分)後にしたときの
形状記憶合金コイルバネの温度変化状態を示したものが
図8である。尚、間欠通電の終了は、冷凍室の温度が設
定上限温度以上になったときである。
【0046】この制御方法によれば、開閉板43を閉じ
るとき(即ち形状記憶合金コイルバネを加熱するとき)
の消費電力を第1の実施例の制御方式に比べて小さくで
きるとともに、形状記憶合金コイルバネ46の温度上昇
の上限値を低くできる。このため、開閉板43を開ける
(即ち形状記憶合金コイルバネを冷却する)場合の降下
させるべき温度幅が小さくなり、全開するまでの時間を
第1及び第2の実施例と比較してさらに短くすることが
でき、開閉板の開閉動作を素早く行える。また形状記憶
合金コイルバネ46の温度がAf点以上に到達した後の
温度をAf点とMs点の間の温度に保持することも可能と
なる。
【0047】
【発明の効果】請求項1によれば、開閉板を閉じるとき
にヒータに通電し、開けるときに通電を停止することに
より、常時冷気に晒されているダンパー装置の開閉特性
を従来よりも向上できる。
【0048】また請求項2によれば、開閉板を開いた状
態(即ち形状記憶合金コイルバネの冷却時)においても
ヒータに常時微小電流を流すようにしたことから、形状
記憶合金コイルバネの温度をR相変態のみもしくはR相
からM相への途中段階における温度に維持することがで
き、形状記憶合金の発生力及び歪みを、30万回以上開
閉後の初期値に対する低下量が少なくなり、ダンパー装
置としての耐久性が飛躍的に伸びる。しかもヒ−タへの
通電は必要最低限の発熱量となり開閉動作の応答性も良
くなる。
【0049】請求項3によれば、開閉板で開口を閉塞し
た後(即ち形状記憶合金コイルバネがAf点以上に加熱
された後)には、ヒータへの通電率を低下させるように
したことから、形状記憶合金コイルバネの温度をR相変
態のMs点を越え且つAf点未満に維持することができ、
ヒータの消費電力の低減及び形状記憶合金コイルバネ冷
却時の温度降下特性を従来よりも向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫の縦断側面図である。
【図2】本発明のダンパー装置を冷蔵室の冷気ダクトの
入口部分に配置した状態のダンパー装置周囲の拡大断面
図である。
【図3】ダンパー装置の分解斜視図である。
【図4】ダンパー装置の平面図である。
【図5】形状記憶合金コイルバネの応力−温度特性図で
ある。
【図6】制御装置の第1実施例を示す電気回路図であ
る。
【図7】制御装置の他の実施例を示す電気回路図であ
る。
【図8】制御装置で制御される圧縮機、送風機及びヒー
タへの通電状態と形状記憶合金コイルバネの温度変化を
示すタイムチャート図である。
【図9】従来のダンパー装置を示す図2対応図である。
【図10】従来の制御装置を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 24 分配用冷気ダクト(冷気ダクト) 25 ダンパー装置 41 開口 42 ケース 43 開閉板 44 バイアスバネ 45 ヒータ 46 形状記憶合金コイルバネ(SMAコイル) S 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器で冷却された冷気を貯蔵室へ導く
    冷気ダクトと、この冷気ダクトへの冷気流入を制御する
    ダンパー装置と、このダンパー装置の動作を制御する制
    御装置とを備えた冷蔵庫において、前記ダンパー装置
    は、前記冷気ダクトに連通する開口を有するケースと、
    このケースに回動自在に軸支され前記開口を開閉する開
    閉板と、この開閉板を開方向に付勢するバイアスバネ
    と、加熱用のヒータが巻き付けられオーステナイト相転
    移終了温度以上に加熱されたときに元の形状に回復し前
    記バイアスバネの付勢力に抗して前記開閉板を閉塞させ
    る形状記憶合金コイルバネとからなり、前記制御装置は
    前記開閉板を閉塞させるために前記ヒータに通電するよ
    うにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷却器で冷却された冷気を貯蔵室へ導く
    冷気ダクトと、この冷気ダクトへの冷気流入を制御する
    ダンパー装置と、このダンパー装置の動作を制御する制
    御装置とを備えた冷蔵庫において、前記ダンパー装置
    は、前記冷気ダクトに連通する開口を有するケースと、
    このケースに回動自在に軸支され前記開口を開閉する開
    閉板と、この開閉板を開方向に付勢するバイアスバネ
    と、加熱用のヒータが巻き付けられオーステナイト相転
    移終了温度以上に加熱されたときに元の形状に回復し前
    記バイアスバネの付勢力に抗して前記開閉板を閉塞させ
    る形状記憶合金コイルバネとからなり、前記制御装置
    は、前記開閉板を閉塞させるために前記ヒータに通電
    し、前記開閉板を開いた状態において前記形状記憶合金
    コイルバネの温度をマルテンサイト相転移開始温度以上
    に維持するように前記ヒータに常時微小電流を流すよう
    に構成されたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷却器で冷却された冷気を貯蔵室へ導く
    冷気ダクトと、この冷気ダクトへの冷気流入を制御する
    ダンパー装置と、このダンパー装置の動作を制御する制
    御装置とを備えた冷蔵庫において、前記ダンパー装置
    は、前記冷気ダクトに連通する開口を有するケースと、
    このケースに回動自在に軸支され前記開口を開閉する開
    閉板と、この開閉板を開方向に付勢するバイアスバネ
    と、加熱用のヒータが巻き付けられオーステナイト相転
    移終了温度以上に加熱されたときに元の形状に回復し前
    記バイアスバネの付勢力に抗して前記開閉板を閉塞させ
    る形状記憶合金コイルバネとからなり、前記制御装置
    は、前記開閉板を閉塞させるために前記ヒータに通電
    し、前記開閉板で開口を閉塞した後には前記形状記憶合
    金コイルバネの温度をR相変態のマルテンサイト相転移
    開始温度を越えかつオ−ステナイト相転移終了温度未満
    に維持するように前記ヒータへの通電率を低下させるよ
    うにしたことを特徴とする冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333596B1 (ko) * 1998-10-21 2002-06-20 구자홍 냉장고의 운전방법
CN102345956A (zh) * 2010-07-30 2012-02-08 日立空调·家用电器株式会社 冰箱
CN102997584A (zh) * 2012-12-17 2013-03-27 合肥华凌股份有限公司 冰箱

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