JP2000193356A - 恒温恒湿庫 - Google Patents

恒温恒湿庫

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JP2000193356A
JP2000193356A JP36939798A JP36939798A JP2000193356A JP 2000193356 A JP2000193356 A JP 2000193356A JP 36939798 A JP36939798 A JP 36939798A JP 36939798 A JP36939798 A JP 36939798A JP 2000193356 A JP2000193356 A JP 2000193356A
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JP
Japan
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temperature
storage room
constant
inner box
heater
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Pending
Application number
JP36939798A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Sakata
雅一 坂田
Toshiyuki Tamura
敏行 田村
Koji Yanai
宏治 矢内
Naoki Kimura
直樹 木村
Hideo Aoki
日出雄 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パン生地を乾燥させること無く良好な状態で
保存することができる恒湿恒温庫を提供する。 【解決手段】 恒温恒湿庫1は、断熱箱体2内に間隔を
存して設けられた熱良導性の内箱5と、この内箱5内に
構成された貯蔵室6と、内箱5と断熱箱体2間の間隔を
冷却する冷却器13と、間隔内を加熱するヒータ15
と、貯蔵室6内に設けられた温度センサ7と、この温度
センサ7の出力に基づいて圧縮機10及びヒータ15を
制御する制御装置Cとを備え、この制御装置Cは、貯蔵
室6が+10℃以上+20℃以下となるよう圧縮機10
及びヒータ15を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室内を恒温恒
湿環境としてパン生地などの保存に好適な恒温恒湿庫に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発酵させ成形した後のパン生地
は、焼き工程に入るまでの間、厨房の作業台上などに露
出した状態で載置され、保管されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、厨房内
の空気中に晒しておくことは、空気中に含まれた微生物
や塵埃が付着し、衛生上問題が生じる。また、厨房内に
露出状態で置かれることにより、厨房内の乾燥した空気
によって、パン生地が乾燥してしまうと共に、特に冬期
には厨房内の温度が著しく低下し、発酵したパン生地が
変質してしまう問題もあった。
【0004】そこで本発明は、係る従来の技術的課題を
解決するために成されたものであり、特にパン生地を乾
燥させること無く良好な状態で保存することができる恒
湿恒温庫を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の恒温恒湿庫は、
断熱箱体内に間隔を存して設けられた熱良導性の内箱
と、この内箱内に構成された貯蔵室と、内箱と断熱箱体
間の間隔を冷却する冷却装置と、間隔内を加熱する加熱
装置と、貯蔵室内に設けられた温度センサと、この温度
センサの出力に基づいて冷却装置及び加熱装置を制御す
る制御手段とを備え、この制御手段は、貯蔵室が+10
℃以上+20℃以下となるよう冷却装置及び加熱装置を
制御するものである。
【0006】本発明の恒温恒湿庫によれば、断熱箱体内
に間隔を存して設けられた熱良導性の内箱と、この内箱
内に構成された貯蔵室と、内箱と断熱箱体間の間隔を冷
却する冷却装置と、前記間隔内を加熱する加熱装置と、
貯蔵室内に設けられた温度センサと、この温度センサの
出力に基づいて冷却装置及び加熱装置を制御する制御手
段とを備え、この制御手段は、貯蔵室が+10℃以上+
20℃以下となるよう冷却装置及び加熱装置を制御する
よう構成したので、請求項2の如く貯蔵室内にパン生地
などの食品を収納することにより、それらの湿度を一定
に保ち、且つ、冬場においても温度を+10℃以上+2
0℃以下に保つことができるようになる。
【0007】これにより、特にパン生地などの乾燥を嫌
い、低温では変質を来す食品を良好な状態で保持してお
くことが可能となるものである。特にパン生地の場合に
は従来は焼き工程を行うまでの間、厨房の作業台などに
放置されることにより、空気中の塵埃や微生物が付着し
たり、乾燥劣化する問題があったが、本発明によれば係
るパン生地の保存環境を著しく改善することができるよ
うになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用した恒温恒湿庫1
の透視斜視図、図2は同じく本発明を適用した恒温恒湿
庫1の構成図である。本発明の恒温恒湿庫1は、例えば
フレッシュベーカリーショップなどの厨房に設置される
ものであり、成形した後のパン生地を焼き工程に移行す
るまで保存する保存庫として使用される。
【0009】この恒温恒湿庫1は、発泡ポリウレタン等
の断熱材によって構成された前面に開口する断熱箱体2
にて本体3が構成されている。本体3の断熱箱体2外適
所には、冷却装置を構成する圧縮機10や凝縮器11等
が設置された図示しない機械室が構成されている。
【0010】一方、本体3を構成する断熱箱体2の前面
開口は、断熱扉4により開閉自在に閉塞されている。こ
の断熱扉4の内面周囲には図示しないガスケットが取り
付けられており、このガスケットが断熱箱体2の開口周
縁に密接する。
【0011】そして、この断熱箱体2内には当該断熱箱
体2の内壁面と間隔を存して前方に開口した熱良導性の
ステンレス等から成る内箱5が収納配設され、図示しな
い間隔子によって内箱5と断熱箱体2の内壁面との間隔
Gを維持している。そして、この内箱5及び断熱扉4に
て囲繞される空間が貯蔵室6となる。この貯蔵室6内に
は貯蔵室6内の温度を検知するための温度センサ7が取
り付けられている。
【0012】他方、内箱5の前方を除く内箱5の周囲を
囲繞する間隔には、空気循環通路8が形成されており、
この空気循環通路8内には前記冷却装置を構成する冷却
器13と冷却用ファン14及び膨張弁12(図2では外
部に示している)が配設される。更に、この空気循環通
路8内には、空気循環通路8内の空気を加熱する加熱装
置としてのヒータ15が配設されている。
【0013】この恒温恒湿庫1の制御装置(制御手段)
Cは、汎用のマイクロコンピュータによって構成されて
おり、この制御装置Cの入力側には内箱5内の温度を検
出する温度センサ7が接続される。そして、この制御装
置Cの出力側には前記圧縮機10のモータと、冷却用フ
ァン14のモータ及びヒータ15が接続される。
【0014】以上の構成で恒温恒湿庫1の動作を説明す
る。発酵させ、成形された後のパン生地を図示しないト
レーなどに載置し、貯蔵室6内に収納した後、断熱扉4
を閉じる。恒温恒湿庫1の制御装置Cは、貯蔵室6内の
温度を温度センサ7により取り込む。これにより、制御
装置Cは貯蔵室6内が+10℃以上+20℃以下である
か否かを判断する。
【0015】貯蔵室6内の温度が+20℃以上である場
合には、貯蔵室6内が20℃以下となるように冷却装置
の圧縮機10及び冷却用ファン14のモータを運転す
る。冷却器13は冷却作用を発揮するので、空気循環通
路8内の空気は冷却される。これにより、熱良導性の内
箱5が冷却され、内箱5に囲繞された貯蔵室6内は間接
的に冷却される。そして、貯蔵室6内の温度が+20℃
以下に低下すると、制御装置Cは冷却装置の圧縮機10
及び冷却用ファン14のモータは運転を停止する。
【0016】また、貯蔵室6内の温度が+10℃以下で
ある場合には、貯蔵室6内が+10℃以上となるように
ヒータ15を通電して空気循環通路8内の空気を加熱す
る。これにより、熱良導性の内箱5は間接的に加熱さ
れ、内箱5に囲繞された貯蔵室6内も加熱される。そし
て、貯蔵室6内の温度が+10℃以上に上昇すると、ヒ
ータ15の通電を停止する。
【0017】以上の構成により、貯蔵室6内に収納され
たパン生地は内箱5の周壁面から間接的に冷却若しくは
加熱され、湿度を一定に保ちながら+10℃以上+20
℃以下に維持される。
【0018】これにより、貯蔵室6内に収納されたパン
生地の乾燥による変質や高温若しくは低温による変質を
防止することができる。
【0019】また、従来の如く成形後のパン生地を焼く
工程を行うまでの間、厨房の作業台などに放置するもの
では無く、パン生地は貯蔵室6内に隔離されるので空気
中の塵埃や微生物の付着を防止することができるように
なり、保存環境を著しく改善することができる。
【0020】尚、実施例では冷却装置の圧縮機10及び
冷却用ファン14とヒータ15の制御は上記に限らず、
例えば圧縮機10と冷却用ファン14は連続運転とし
て、貯蔵室6内が+10℃以下に低下したらヒータ15
に通電し、+20℃に上昇したら通電を停止するなどの
制御方式でも良い。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、断熱
箱体内に間隔を存して設けられた熱良導性の内箱と、こ
の内箱内に構成された貯蔵室と、内箱と断熱箱体間の間
隔を冷却する冷却装置と、前記間隔内を加熱する加熱装
置と、貯蔵室内に設けられた温度センサと、この温度セ
ンサの出力に基づいて冷却装置及び加熱装置を制御する
制御手段とを備え、この制御手段は、貯蔵室が+10℃
以上+20℃以下となるよう冷却装置及び加熱装置を制
御するよう構成したので、請求項2の如く貯蔵室内にパ
ン生地などの食品を収納することにより、それらの湿度
を一定に保ち、且つ、冬場においても温度を+10℃以
上+20℃以下に保つことができるようになる。
【0022】これにより、特にパン生地などの乾燥を嫌
い、低温では変質を来す食品を良好な状態で保持してお
くことが可能となるものである。特にパン生地の場合に
は従来は焼き工程を行うまでの間、厨房の作業台などに
放置されることにより、空気中の塵埃や微生物が付着し
たり、乾燥劣化する問題があったが、本発明によれば係
るパン生地の保存環境を著しく改善することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した恒温恒湿庫の透視斜視図であ
る。
【図2】本発明を適用した恒温恒湿庫の構造図である。
【符号の説明】
1 恒温恒湿庫 2 断熱箱体 3 本体 4 断熱扉 5 内箱 6 貯蔵室 7 温度センサ 8 空気循環通路 10 圧縮機 13 冷却器 14 冷却用ファン 15 ヒータ C 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢内 宏治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 木村 直樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 青木 日出雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA02 HA01 LA06 LA13 MA02 PA04 4B032 DB01 DP36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体内に間隔を存して設けられた熱
    良導性の内箱と、この内箱内に構成された貯蔵室と、前
    記内箱と断熱箱体間の間隔を冷却する冷却装置と、前記
    間隔内を加熱する加熱装置と、前記貯蔵室内に設けられ
    た温度センサと、この温度センサの出力に基づいて前記
    冷却装置及び加熱装置を制御する制御手段とを具備し、 この制御手段は、前記貯蔵室が+10℃以上+20℃以
    下となるよう前記冷却装置及び加熱装置を制御すること
    を特徴とする恒温恒湿庫。
  2. 【請求項2】 貯蔵室内にはパン生地を収納することを
    特徴とする請求項1の恒温恒湿庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105351593A (zh) * 2015-12-11 2016-02-24 天津天地众恒仪表技术有限公司 一种智能型恒温电动执行机构
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