JP3425743B2 - バケットホイル式アンローダ - Google Patents

バケットホイル式アンローダ

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洋人 増田
秀行 諏訪
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日立プラント建設株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、バケットホイル式アン
ローダに係り、特に流動性が悪く、比重の大きな性質の
被搬送物を掻き取って搬送するバケットホイル式アンロ
ーダに関する。 【0002】 【従来の技術】バケットホイル式アンローダは、複数の
バケットを環状に配設して形成したバケットホイルを回
転させることにより、例えば船内に収蔵された被搬送物
を掻き取り、この掻き取った被搬送物を各バケット内か
らひれ付きコンベアに落下排出させることにより順次移
載して船外に搬出するものである。 【0003】このバケットホイル式アンローダにおい
て、バケットからひれ付きコンベアへの被搬送物の移載
はシュートを介して行われ、バケットにより順次掻き取
られ搬送た被搬送物は、このシュートにガイドされてひ
れ付きコンベアに移載される 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バケッ
トから落下排出される被搬送物は、水平方向の速度成分
を持った状態でシュートに排出されるため、ひれ付きコ
ンベアに移載される際にひれ付きコンベアの幅方向奥側
(シュート開始位置から遠い側)に偏って移載されてし
まい、結果的にこの移載の偏りがこぼれ量の増大につな
がり、移載効率を低下させるという欠点がある。また、
被搬送物は、複数(例えば、8個)のバケットから動作
中のひれ付きコンベアに断続的に排出される(ひれ付き
コンベアの幅方向に移載された被搬送物の山が断続的に
形成される)ため、ひれ付きコンベアの搬送方向にも偏
って移載されてしまい、前記同様この移載の偏りが被搬
送物の搬送効率を低下させる要因になっている。 【0005】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、ひれ付きコンベアへの移載効率を向上し、搬送
能力を増大することができるバケットホイル式アンロー
ダを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、複数のバケットを環状に配設したバケット
ホイルを回転させて粒状の被搬送物を前記バケットで掻
き取るとともに、前記バケットホイルが回転することに
より掻き取られたバケット内の被搬送物をシュート介し
て前記バケット内から落下排出させる供給機と、前記落
下排出された被搬送物が移載されるとともに、移載され
た被搬送物を搬送する搬送手段と、から成るバケットホ
イル式アンローダにおいて、前記シュートを介して前記
搬送手段に落下排出される被搬送物の落下領域に、前記
バケットホイルの回転軸と平行な複数の横方向部材を所
定間隔で配置したことを特徴する。 【0007】 【作用】本発明によれば、バケットからシュートを介し
て落下排出される被搬送物のうち水平方向の速度成分の
大きな被搬送物は、落下領域の縦方向に配設された横方
向部材に衝突して搬送手段に落下する。そして、横方向
部材に衝突した被搬送物は、その速度の水平成分が緩和
されるので、搬送手段の幅方向奥側に偏った移載は行わ
れず、搬送手段の幅方向に均一に移載される。また、被
搬送物が横方向部材に衝突することにより、その速度の
鉛直方向下向きの速度成分も緩和されるので、被搬送物
の落下時期を遅らせることができ、これにより、一箇所
にまとまった移載は行われず、搬送方向に均一に移載さ
れる。 【0008】 【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るバケット
ホイル式アンローダの好ましい実施例について詳説す
る。図1は、本発明に係るバケットホイル式アンローダ
の全体構成図である。同図に示されるように、前記バケ
ットホイル式アンローダ10は、主として、走行フレー
ム12、旋回フレーム14、水平ブーム16、垂直ブー
ム18及び供給機20から構成され、各構成部材は走
行、旋回、起伏、スイング等の動作を行う。 【0009】前記走行フレーム12は、バケットホイル
式アンローダ10のベース部となり、下端部に車輪2
2、22、…を備え、その車輪22、22、…に連結さ
れた図示しない駆動モータを駆動するによりバケットホ
イル式アンローダ10の移動(走行)を行う。前記旋回
フレーム14は、走行フレーム12の上方に設けられ、
図示しない回動手段を駆動させることにより旋回を行
う。 【0010】前記水平ブーム16は、旋回フレーム16
の上端部に支持され、この支持部近傍に設けられた起伏
手段24を駆動することにより起伏を行う。前記垂直ブ
ーム18は、水平ブーム16の先端部に支持され、上端
部に接続された揺動手段26を駆動することにより揺動
(スイング)を行う。前記供給機20は、垂直ブーム1
8の先端部に支持され、バケット42、42、…が環状
に配設されたバッケットホイル28を回転させることに
より、船30内に収蔵された被搬送物32の掻き取りを
行う。そして、掻き取られた被搬送物32は、バケット
42、42、…内から及び前記垂直ブーム18前記水平
ブーム16に設けられたひれ付きコンベア34で搬送さ
れて船外へ搬出される。 【0011】前記の如く構成されるバケットホイル式ア
ンローダ10は、その動作の全ての駆動制御が旋回フレ
ーム14に設けられた管制室34で行われ、供給機20
は、旋回フレーム14、水平ブーム16及び垂直ブーム
18の旋回、起伏、揺動等の動作の組み合わせにより3
次元的な移動が可能になっている。図2は、図1で示し
たバケットホイル式アンローダ10の供給機20の正面
拡大図である。同図に示すように、供給機20は、ケー
シング46内にバケットホイル28及びシュート38を
備え、バケットホイル28で掻き取った被搬送物をシュ
ート38を介してひれ付きコンベア34に移載し、ひれ
付きコンベア34で順次船外に搬出する。 【0012】前記バケットホイル28は、環状のホイル
40A、40Bに沿ってバケット42、42、…を環状
に配設して形成される。このバケットホイル28は、ケ
ーシング46に配設された支持ピン48、48、…に内
周部を支持させることにより回動自在に支持される。ま
た、バケット42、42、…を支持するホイル40A、
40Bの一方のホイル40Bの内周には、リングギア4
4が形成されており、このリングギア44とケーシング
46に設けられたモータの回転軸に連結されたギア45
を噛合させることにより、モータ36からの回転力が伝
達されて回転する。 【0013】前記シュート38は、バケットホイル28
で掻き取った被搬送物をバケット42からひれ付きコン
ベア34に移載する際、被搬送物をガイドしてひれ付き
コンベア34に導くためのガイド板である。図3(A)
〜(D)には、バケットホイル28の回転によるバケッ
ト42、42、…の回転位置に応じたバケット42内の
被搬送物32の落下排出状況の変化が示されている。 【0014】(A)段階において、バケット42により
掻き取られた被搬送物32のうち最初に排出される少量
の被搬送物32Aは、水平方向の速度成分が小さいた
め、ひれ付きコンベア34の幅方向内側(図の右側)の
部分の領域46を通り移載される。次に(B)段階で
は、(A)段階での被搬送物32Aより多い被搬送物3
2Bが、領域48を通りひれ付きコンベア34の幅方向
内側(図の右側)の部分に移載される。 【0015】(C)段階は最も排出量の多い状態で、被
搬送物32Cは、領域50又は52を通りコンベア34
に移載される。このとき、領域50を通る被搬送物32
Cは、水平方向の速度成分が小さいため、ひれ付きコン
ベア34の幅方向内側(図の右側)に移載されるが、領
域52を通る被搬送物32Cは、水平方向の速度成分が
大きいため、ひれ付きコンベア34の幅方向奥側(図の
左側)の部分に移載される。 【0016】(D)段階は最終段階であり、被搬送物3
2Dは、領域54又は56を通りひれ付きコンベア34
に移載される。このとき、領域54を通る被搬送物32
Dは、水平方向の速度成分が大きいため、ひれ付きコン
ベア34の幅方向奥側(図の左側)の部分に移載され
る。また、領域56を通る被搬送物32Dは、一度シュ
ート38の左側の面に当たりひれ付きコンベア34に移
載され、ひれ付きコンベア34の幅方向奥側(図の左
側)の部分に移載される。 【0017】前記した落下排出状況から分かるように、
ひれ付きコンベア34に移載される被搬送物32は、ひ
れ付きコンベア34の幅方向奥側に偏って移載される。
また、ひれ付きコンベア34の搬送方向の偏りは、C段
階で排出される被搬送物32Cがひれ付きコンベア34
に移載される時点で最大となり、その前後で少なくなる
傾向になっている。 【0018】このひれ付きコンベア34に対する被搬送
物32の幅方向の偏りをなくすためには、(C)段階で
の領域52を通る被搬送物32Cの速度の水平方向成分
だけを緩和することで対応することができる。また、搬
送方向の偏りをなくすにも、C段階での領域52を通る
被搬送物32Cの鉛直方向下向きの速度成分を緩和させ
て、ひれ付きコンベア34に落下する時期を遅らせるこ
とで対応することができる。 【0019】図4には、移載の偏りを防止する対応策が
示されている。同図に示されるように、シュート38を
介してひれ付きコンベア34に落下排出される被搬送物
32の落下領域には、バケットホイル28の回転中心線
を通る上下方向の線に沿って丸棒(横方向部材)58、
58、…が4本配置され、この丸棒58、58、…は、
バケットホイル28の回転軸と平行になるように設けら
れている。 【0020】前記の如く構成される本実施例のバケット
ホイル式アンローダの作用は次のようになる。バケット
42から放出される被搬送物32は、シュート38内に
配設された丸棒58、58、…に衝突してひれ付きコン
ベア34に落下する。このとき、被搬送物32は前記丸
棒58、58、…に衝突することにより、その速度の水
平方向成分が緩和されるため、丸棒58、58、…を設
置していない場合に比べて、ひれ付きコンベア34の幅
方向奥側に偏って移載されず、ひれ付きコンベア34に
全体的に均一に移載される。また、丸棒58、58、…
に衝突することにより、その速度の鉛直方向下向き成分
も緩和されるため、丸棒58、58、…に衝突した被搬
送物32は落下時期が遅れる。これにより、被搬送物3
2をひれ付きコンベア34上に断続的に移載することな
く搬送方向に連続的に落下排出されるので、被搬送物3
2は、ひれ付きコンベア34に均一に移載される。 【0021】このように、本実施例のバケットホイル式
アンローダによれば、被搬送物は、ひれ付きコンベア3
4に対して幅方向に均一、かつ、搬送方向にも均一に移
載されるため、ひれ付きコンベア34での搬送に際し
て、こぼすことなく被搬送物32を搬送することができ
る。また、被搬送物32の移載の偏りは、バケットホイ
ル28の回転数を上げることによりその傾向が強くなる
が、本実施例のバケットホイル式アンローダを用いれ
ば、バケットホイル28の回転数を上げても、ひれ付き
コンベア34に偏ることなく移載することができるた
め、被搬送物32の搬送能力を向上させることができ
る。 【0022】また、同一の搬送量の被搬送物32の搬送
を行う際は、装置本体を小型化することができる。尚、
本実施例では、シュート38の内部に配設した横方向部
材を丸棒58、58、…としたが、これに限られるもの
ではなく、被搬送物32の落下排出の際の速度の水平方
向成分及び鉛直方向下向きの成分を緩和させるものであ
ればよく、例えば、角棒、平板、更には、チェーン等を
使用してもよい。 【0023】また、本実施例では、搬送する被搬送物3
2として比重が大きく、流動性が悪い性質の被搬送物3
2を搬送する例で説明したが、砂、石灰石等のばら物に
ついても適用することができる。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被搬送物は搬送手段に移載される際、幅方向及び搬送方
向に均一に移載されるので、移載された被搬送物を搬送
手段で搬送する際、こぼすことなく搬送することがで
き、搬送効率が向上する。また、バケットホイルの回転
数を上げても、均一に移載することができるため搬送量
を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るシュートが適用されるバケットホ
イル式アンローダの全体構成図 【図2】本発明に係る供給機の正面拡大図 【図3】(A)〜(D)は、バケット内の被搬送物の落
下排出状況の変化を説明する説明図 【図4】本発明に係る供給機のシュート部分の断面拡大
図 【符号の説明】 10…バケットホイル式アンローダ 20…供給機 28…バケットホイル 32…被搬送物 34…ひれ付きコンベア 38…シュート 58…丸棒(横方向部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−66404(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 67/60 B65G 65/16 - 65/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のバケットを環状に配設したバケッ
    トホイルを回転させて粒状の被搬送物を前記バケットで
    掻き取るとともに、前記バケットホイルが回転すること
    により掻き取られたバケット内の被搬送物をシュートを
    介して前記バケット内から落下排出させる供給機と、前
    記落下排出された被搬送物が移載されるとともに、移載
    された被搬送物を搬送する搬送手段と、から成るバケッ
    トホイル式アンローダにおいて、 前記シュートを介して前記搬送手段に落下排出される被
    搬送物の落下領域に、前記バケットホイルの回転軸と平
    行な複数の横方向部材を所定間隔で配置したことを特徴
    するバケットホイル式アンローダ。
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