JP4173412B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は組合せ計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の円形配置の組合せ計量装置では、物品排出または集合による物品の損傷を防止するために下記のものが知られている。
(1) 計量ホッパを傾動させ、排出時にコンベヤの上に排出させて、コンベヤにて排出口に移動させるもの(たとえば、特許文献1参照)。
(2) プールホッパ、計量ホッパおよびメモリホッパの配置を計量装置の外周から排出口に向って内側に順次ずらせて配置し、斜め下方に物品を移送させるもの(たとえば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特表平11−509636(第7−8頁、図3)
【特許文献2】
特開2001−201394(第3頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1にあっては、計量ホッパから排出口に物品を移送するにはホッパを傾動させるので、自由落下する距離が小さいなど物品の損傷防止に効果がある。しかし、ホッパ全体を傾動させる必要があるので、ホッパの回転角が大きくなるから、処理能力が著しく低下する。
また、コンベヤによって集合させるため、高速に集合させることはできない。さらに、コンベヤの使用によってベルト等の隙間に雑菌等が繁殖するおそれがある。
【0005】
前記特許文献2では、物品を斜め下方に移送させるから、上下方向にホッパを配置したものに比べ、物品の損傷防止に効果はあるが、特許文献1よりも計量ホッパ(メモリホッパ)から排出口までの高さが高いので、損傷防止の効果は特許文献1よりも劣る。しかし、傾斜面を利用した自由落下による物品移送のため、高速化には優れる。
【0006】
したがって、本発明の目的は、物品の損傷を防止し得ると共に、比較的高速な処理が可能な組合せ計量装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の組合せ計量装置は、放射状に配置され、物品を搬送する複数の搬送装置と、該搬送装置から物品を移送され、その物品の重量を計量する複数の計量ホッパと、前記計量ホッパで組合せ選択された物品を略中央の排出口に集合させる組合せ計量装置において、前記計量ホッパは、上流からの物品を受け取る底面を有する受取部と、該受取部に溜まった物品の落下を防止する側面を有するストッパ部とを備え、当該ホッパの前記底面上を物品が斜め下方に向って滑落するように、かつ、本組合せ計量装置の略中央部に向って当該ホッパの底面上を物品が滑落するように、当該ホッパの受取部の前記底面が前記略中央部に向かう下り勾配となるように前記受取部を傾動させることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、物品がホッパ内を斜め下方に向って滑落するので、ホッパから物品を真下に自由落下させる場合とは異なり、物品が破損しにくい。
また、ホッパからの排出を行いながら、中央に物品を集めるので、集合シュートの外径を小さくすることができる。そのため、シュート内で物品同士が衝突する衝撃を小さくすることができる。
さらに、物品の落下を防止するストッパ部を設けたので、受取部の底面を略水平にでき、そのため、受取部を若干回転させて傾動させるだけで物品の排出が可能となる。したがって、前記特許文献1とは異なり、ホッパの回転角が大きくならないので、処理能力が差程低下しない。
【0009】
なお、前記受取部が第1の方向に回転して傾動状態となって前記受取部内の物品を滑落させ、前記受取部が前記傾動状態から前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転して当該受取部による物品の滑落防止を可能とするのが好ましい。
受取部が一方向に回転するのではなく往復動するので、ホッパの下方の空間が狭くても物品の排出が可能となり、そのため、処理能力がより一層向上すると共にコンパクト化も図り得る。
前記受取部が物品を滑落させる際の水平面の傾斜角としては、たとえば、30°〜60°程度が好ましい。
【0010】
また、前記搬送装置からの物品を一時的に貯留した後に前記計量ホッパに物品を排出するプールホッパを更に備え、前記プールホッパおよび計量ホッパの双方が、ともに、前記受取部およびストッパ部を有し、前記放射状に配置された搬送装置が物品を外周の前記各プールホッパに向って搬送し、前記各プールホッパの内周側の下方に前記各計量ホッパが配置され、前記各計量ホッパの内周側の下方に、前記組み合わされた物品を1つに集合させて排出する1つの集合排出シュートが設けられていてもよい。
かかる場合には、処理能力が特許文献1よりも高速、かつ、特許文献2よりも低速となる。一方、ベルトを使用していないので特許文献1よりも清掃性が向上する。
【0011】
さらに、前記プールホッパが傾動して物品を滑落させる際の当該プールホッパから物品が落下する位置が、前記計量ホッパが傾動している状態の受取部の後端の位置よりも内方に位置していれば、下流の計量ホッパの状態に拘わらず、上流のプールホッパから物品を排出することが可能となり、処理能力がより一層向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
第1実施形態:
図1〜図5は第1実施形態を示す。
全体構成:
図1(a)に示すように、搬送コンベヤ100は、被計量物である物品Mを分散フィーダ102のほぼ中央へ落下させる。分散フィーダ102のまわりには、複数の供給トラフ(搬送装置)3i が放射状に配置され、物品Mを搬送する。
【0013】
前記分散フィーダ102および各供給トラフ3i は、それぞれ加振装置の駆動により振動することで、分散フィーダ102上の物品Mを、各供給トラフ3i の下流に設けられた多数のプールホッパ1i に供給する。これら各プールホッパ1i は、前記各供給トラフ3i から供給されて受け取った物品Mを一時的に収容して貯留する。前記各プールホッパ1i の下方には各々計量ホッパ2i が設けられている。これら各計量ホッパ2i には、前記プールホッパ1i から物品Mが投入される。投入された物品Mの重量は、各計量ホッパ2i の重量検出器7i で検出される。各計量ホッパ2i の下方の中央には1つの集合排出シュート9が設けられており、前記各重量検出器7i で検出された物品Mの重量を組み合わせることで、物品Mを一まとめにして目標値もしくは目標値に近い値とし、下方の集合排出シュート9に物品Mを落下させる。なお、集合排出シュート9の排出口91から排出された物品Mは、集められて後に袋詰めされて商品となる。
【0014】
ホッパ装置1i ,2i
図1(b)は、プールホッパ1i および計量ホッパ2i の概略平面図である。図1(b)に示すように、プールホッパ1i および計量ホッパ2i は放射状に配置されている。各計量ホッパ2i は、プールホッパ1i に対応する位置にそれぞれ設けられている。
各計量ホッパ2i は、プールホッパ1i の内周側の下方に配置されており、集合排出シュート9は、計量ホッパ2i の内周側の下方に配置されている。
【0015】
図2に示すように、前記プールホッパ1i および計量ホッパ2i の双方は、ともに、互いに別体の受取部20およびストッパ部30を有している。
前記受取部20は、図3の実線で示す受取状態P1と、図3の二点鎖線で示す傾動状態P2との間を往復回転する。一方、ストッパ部30は回転せずに固定されている。
図2に示す受取部20は、受取状態P1において、略水平な水平面(底面)23と、該水平面23から斜め上方に立ち上がる傾斜面22とを有している。水平面23の両側面には、側板21,21が設けられている。
一方、ストッパ部30は壁31を備えている。壁31は、前記受取部20の水平面23の先端(受取部20の上流端)Q1から、物品Mの落下を防止するものであり、壁31の下端S1の高さは、受取状態P1における水平面23のレベルよりも下方に設定されている。
したがって、受取状態P1において、受取部20は上方のみが開口した状態となり、当該開口から物品Mを受け取り貯留することが可能である。
【0016】
図3に示すように、前記両ホッパ1i ,2i の受取部20は、回転中心Oを中心に回転し、図3の実線で示す受取状態P1から、二点鎖線で示す傾動状態P2となる。傾動状態P2における水平面23の鉛直線に対する傾斜角は、たとえば、30°〜60°程度に設定されている。
受取状態P1から受取部20が開方向Z1に回転すると、水平面23の先端Q1が、ストッパ部30の壁面31の下端S1よりも下方に移動し、水平面23の先端Q1側からの物品Mの落下を許容する。
【0017】
図3の二点鎖線で示すように、プールホッパ1i が傾動して物品Mを滑落させる際のプールホッパ1i から物品Mが落下する位置は、計量ホッパ2i が傾動している状態の受取部20の後端の位置(受取部20の下流端)Q2よりも内方に位置している。つまり、両ホッパ1i ,2i が傾動状態P2となっても、上方の受取部20の先端Q1が、下方の受取部20の後端位置Q2よりも内方に位置している。このように設定されていることにより、計量ホッパ2i の状態に拘わらずプールホッパ1i から計量ホッパ2i 内に物品Mを供給することが可能となっている。そのため、両ホッパ1i ,2i の回転タイミングの設定の自由度が大きくなる。
【0018】
なお、前記受取部20を受取状態P1および傾動状態P2に移動させるための駆動装置としては、種々の方法が考えられるが、たとえば、計量ホッパ2i については、以下に説明する駆動装置を採用することができる。
図4に示すように、たとえば、ステッピングモータからなる回動手段10の出力軸には、クランクが接続されており、該クランクには、第1リンク11が接続されている。前記出力軸の回転により、クランクを介して第1リンク11が前後方向Xに進退される。
【0019】
一方、第1リンク11の先端には、第2リンク12の一端が接続されている。第2リンク12は、揺動中心O2を中心に揺動可能に設けられており、第2リンク12の他端にはピン14を介して第3リンク13が接続されている。第3リンク13には、回転中心Oを介して受取部20が第3リンク13と共に、回転可能に取り付けられている。
【0020】
回動手段10により、第1リンク11が進退すると、第2リンク12が揺動中心O2を中心に揺動される。前記第2リンク12の揺動により第3リンク13が回転中心Oを中心に回転することにより、受取部20が実線で示す受取状態P1と二点鎖線で示す傾動状態P2との間を往復回動される。
【0021】
供給排出動作:
前記両ホッパ1i ,2i は、本装置の組合せ計量に応じて、種々の供給排出動作を行うことが可能であるが、たとえば、図5(a)に示すように、両ホッパ1i ,2i の双方に物品Mが貯留されている場合の動作について例示して説明する。
【0022】
まず、図5(a)の計量ホッパ2i の受取部20が開方向Z1に回転すると、計量ホッパ2i の受取部20は、受取状態P1から、図5(b)に示す傾動状態P2まで傾動し、計量ホッパ2i に貯留されていた物品Mが受取部20の水平面23から下方の集合排出シュート9に向って滑落される。
【0023】
ここで、図3に示す受取状態P1では、計量ホッパ2i のストッパ部30の壁31により、受取部20の水平面23からの物品Mの落下が防止されており、当該受取部20が開方向Z1に傾動を開始すると、前記壁31の下端S1よりも水平面23の先端Q1が下方に移動し、物品Mの滑落が可能となる。
このように、ストッパ部30を設けたので、受取部20の水平面23を略水平にでき、そのため、受取部20を開方向Z1に若干回転させて傾動させるだけで物品Mの排出が可能となる。そのため、受取部20の回転角を大きくする必要がないから、処理能力が差程低下しない。
また、物品Mの排出時には、物品Mを真下に自由落下させる場合とは異なり、物品Mが受取部20上を滑落した後に、斜め下方に落下するので、たとえば、ビスケットなどの割れ欠け易い物品であっても、物品が損傷するおそれが少ない。
【0024】
その後、図5(c)に示すように、計量ホッパ2i の受取部20が閉方向Z2に回転を始めると、上流のプールホッパ1i の受取部20が開方向Z1に回転を開始する。
ここで、前述のように、プールホッパ1i が傾動して物品Mを滑落させる際に、物品Mが落下する受取部20の先端Q1は、計量ホッパ2i が傾動している状態の受取部20の後端Q2よりも内方に位置している。そのため、下流の計量ホッパ2i の状態に拘わらず上流のプールホッパ1i から物品Mを排出することが可能である。
したがって、下流の計量ホッパ2i が閉じ始めた時点で、上流のプールホッパ1i が開き始めるように、両ホッパ1i ,2i の動作をオーバーラップさせることができるから、本装置の処理能力をより一層向上させることができる。
【0025】
その後、図5(d)に示すように、計量ホッパ2i の受取部20が受取状態P1で停止すると共に、プールホッパ1i の受取部20が傾動状態P2となり、プールホッパ1i から計量ホッパ2i に物品Mが供給される。
【0026】
ところで、図3の前記両ホッパ1i ,2i の受取部20は、一方向に回転するのではなく、開方向Z1および閉方向Z2に往復動する。そのため、一方向に回転する場合に比べて、両ホッパ1i ,2i および集合排出シュート9の上下の間隔を小さくして、互いに接近させることができるから、処理能力がより一層向上すると共に、コンパクト化も図り得る。また、物品Mの落差が小さくなることにより、物品Mを傷つけるおそれが少なくなる。
【0027】
さらに、図1(b)に示すように、計量ホッパ2i はプールホッパ1i よりも内周側の下方に配置されており、集合排出シュート9は計量ホッパ2i の内周側の下方に配置されているので、ホッパ1i ,2i からの排出を行いながら、物品Mを中央に集めることができる。そのため、集合排出シュート9の外径を小さくすることができるから、集合排出シュート9内で物品M同士が衝突することによる衝撃を小さくすることができる。
【0028】
第2実施形態:
図6は第2実施形態を示す。
図6に示すように、各プールホッパ1i のストッパ部30の両側面には、下方に向って延設されたガイド板32が設けられている。ガイド板32の下部には、両ガイド板32を継ぐ滑落補助板32aが設けられている。滑落補助板32aは、内方の斜め下方に向って傾斜しており、プールホッパ1i の受取部20の先端Q1から計量ホッパ2i の内側下方に向って物品Mを滑落させるものである。前記滑落補助板32aの上端(上流端)Q4は、プールホッパ1i の先端Q1よりも内側に位置しており、かつ、滑落補助板32aの下端(下流端)Q3は、計量ホッパ2i が傾動している状態の受取部20の後端位置Q2よりも内側に位置している。そのため、各プールホッパ1i から水平面23を滑落した物品は、前記滑落補助板32aを滑落してプールホッパ1i から落下した後に、計量ホッパ2i の受取部20に落下排出される。したがって、自由落下する落差が小さくなるので、物品がより一層損傷しにくくなる。
その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
【0029】
第3実施形態:
図7は第3実施形態を示す。
本実施形態においては、傾動しいていない受取状態P1の計量ホッパ2i の後端Q2は、プールホッパ1i の先端Q1よりも外側に位置していると共に、傾動状態P2のプールホッパ1i の先端Q1が受取状態P1の計量ホッパ2i の後端に近接している。そのため、この状態において、プールホッパ1i の傾動した水平面23が、受取状態P1の計量ホッパ2i の傾斜面22に滑らかに連なるので、物品Mが殆ど自由落下せずに、プールホッパ1i から計量ホッパ2i に滑らかに滑落し続ける。
【0030】
前記傾動状態の計量ホッパ2i の後端Q2は、傾動状態P2のプールホッパ1i の先端Q2よりも内側に位置しているが、受取状態P1のプールホッパ1i の先端Q1よりも外側に位置しており、かつ、計量ホッパ2i の閉方向Z2の角速度とプールホッパ1i の開方向Z1の角速度とが同程度に設定されている。したがって、傾動状態の計量ホッパ2i が閉方向Z2に閉じ始めた後に、受取状態P1のプールホッパ1i を開方向Z1に開くことで、物品Mがホッパの外へ溢れ落ちるのを防止し得るから、サイクルタイムも差程長くならない(処理能力が多く低下しない。)
【0031】
図8は本発明の理解に役立つ参考例を示す。
図8に示すように、プールホッパ1i および計量ホッパ2i は、それぞれ、上方の開口した受取部50を備えている。受取部50は、実線で示す受取状態P1と二点鎖線で示す傾動状態P2との間を往復動される。受取部50は、受取状態P1において、上流からの物品Mを受け取り、該受取状態P1から傾動状態P2に向って傾動することにより、受取部50内の物品Mを滑落させて、下流に供給する。
この構造では、ストッパ部を設けていないので、受取部50の排出側を水平にすることができないから、ホッパ1i ,2i の回転角θが大きくなる。そのため、処理速度が低下する。これに対し本発明では、ストッパ部30を設けたので、受取部20の排出側の水平面23を略水平にできる。そのため、水平面23を若干回転させて傾動するだけで物品Mの排出が可能となり、処理速度が著しく向上する。
【0032】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、前述の実施形態では、プールホッパと計量ホッパを備えた組合せ計量装置について説明したが、たとえば、プールホッパを設けていない計量装置や、プールホッパ、計量ホッパおよびブースタホッパを備えた装置についても本発明を適用することができる。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲のものと解釈される。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、物品がホッパ内を斜め下方に向って滑落するので、ホッパから物品を真下に自由落下させる場合とは異なり、落下する落差が小さくなって物品が破損しにくくなる。
また、ホッパからの排出を行いながら、中央に物品を集めるので、集合シュートの外径を小さくすることができる。そのため、シュート内で物品同士が衝突するおそれが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態にかかる組合せ計量装置を模式的に示す概略側面図であり、(b)は同装置のホッパ部分を示す概略平面図である。
【図2】同ホッパを示す概略斜視図である。
【図3】供給トラフ、ホッパおよび集合排出シュートを示す概略側面図である。
【図4】ホッパの駆動機構を示す概略断面図である。
【図5】供給排出動作を示す概略側面図である。
【図6】第2実施形態を示す要部の概略側面図である。
【図7】第3実施形態を示す要部の概略側面図である。
【図8】本発明の理解に役立つ参考例である。
【符号の説明】
i :プールホッパ
i :計量ホッパ
i :供給トラフ(搬送装置)
9:集合排出シュート
20:受取部
22:傾斜面
23:水平面
30:ストッパ部
31:壁面
91:排出口
M:物品
Z1:開方向(第1の方向)
Z2:上方向(第2の方向)

Claims (5)

  1. 放射状に配置され、物品を搬送する複数の搬送装置と、
    該搬送装置から物品を移送され、その物品の重量を計量する複数の計量ホッパと、
    前記計量ホッパで組合せ選択された物品を略中央の排出口に集合させる組合せ計量装置において、
    前記計量ホッパは、上流からの物品を受け取る底面を有する受取部と、該受取部に溜まった物品の落下を防止する側面を有するストッパ部とを備え
    該ホッパの前記底面上を物品が斜め下方に向って滑落するように、かつ、本組合せ計量装置の略中央部に向って当該ホッパの底面上を物品が滑落するように、当該ホッパの受取部の前記底面が前記略中央部に向かう下り勾配となるように前記受取部を傾動させることを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 請求項1において、
    前記受取部は、略水平な水平面と該水平面から斜め上方に立ち上がる傾斜面とを有し、前記ストッパ部は前記水平面の先端側から物品が落下しないようにする壁面を備えた組合せ計量装置。
  3. 請求項1もしくは2において、
    前記受取部が第1の方向に回転して傾いた傾動状態となって前記受取部内の物品を滑落させ、前記受取部が前記傾動状態から前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転して当該受取部による物品の滑落防止を可能とする組合せ計量装置。
  4. 請求項1、2もしくは3において、
    前記搬送装置からの物品を一時的に貯留した後に前記計量ホッパに物品を排出するプールホッパを更に備え、
    前記プールホッパおよび計量ホッパの双方が、ともに、前記受取部およびストッパ部を有し、
    前記放射状に配置された搬送装置が物品を外周の前記各プールホッパに向って搬送し、
    前記各プールホッパの内周側の下方に前記各計量ホッパが配置され、
    前記各計量ホッパの内周側の下方に、前記組み合わされた物品を1つに集合させて排出する1つの集合排出シュートが設けられている組合せ計量装置。
  5. 請求項4において、
    前記プールホッパが傾動して物品を滑落させる際の当該プールホッパから物品が落下する位置が、前記計量ホッパが傾いた傾動状態の受取部の後端の位置よりも内方に位置している組合せ計量装置。
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