JPH0111614Y2 - - Google Patents

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JPH0111614Y2
JPH0111614Y2 JP1980174537U JP17453780U JPH0111614Y2 JP H0111614 Y2 JPH0111614 Y2 JP H0111614Y2 JP 1980174537 U JP1980174537 U JP 1980174537U JP 17453780 U JP17453780 U JP 17453780U JP H0111614 Y2 JPH0111614 Y2 JP H0111614Y2
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bolt
bolts
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chute
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボルト送り装置の改良に関する。
(従来の技術) 移送されるボルトのうち、不正規姿勢のボルト
を排除し、正規姿勢のボルトのみを移送できるボ
ルト送り装置としては、実公昭54−39821号公報
に開示されたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものでは、すくい上げ部材により、
ボルトをすくい上げるようにしているので、単位
時間当たりのボルトの移送量を大とした場合に
は、すくい上げ部材の大きな作動域を確保する必
要があり、装置の大型化を招来する。
又、上記従来のものでは、すくい上げ部材を傾
斜させることにより、すくい上げ部材上のボルト
を案内シユートへ移送するようにしたので、すく
い上げ部材により、案内シユートから遠い位置で
すくい上げられたボルト程、すくい上げ部材の移
送方向前端部での移送速度が大となる。これによ
り、すくい上げ部材の移送方向前端部でのボルト
の移送速度がボルトによつて異なるため、上記前
端部上にある規制輪によるボルトに対する作用を
精度良く確実に行えない惧れがある。
更に、上記従来のものでは、すくい上げ部材の
両支板間に単一の規制輪が配置されているので、
すくい上げ部材上にボルトが不正規姿勢で乗つて
も、その姿勢によつては、規制輪がボルトに対し
て作用しない惧れもあつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために、本考案の特徴とす
る処は、下部ホツパー30内のボルト35を、下
部ホツパー30上方のホツパー2に供給するコン
ベア1と;ホツパー2の開口底部6の下方に配置
され、2条のエンドレスチエーン9がボルト35
の軸径以上でかつボルト35の頭径以下の間隙1
0を置いて平行に並設されると共に、各エンドレ
スチエーン9上面が水平なボルト移送面とされた
チエーンコンベア5と;該チエーンコンベア5の
移送方向前端部に直列状に接続されて、上面に、
一対のボルト滑動斜面20が、前記間隙10と連
続する略同一幅の間隙19を置いて平行に並設さ
れると共に、各ボルト滑動斜面20が、ボルト移
送方向前方に向うに従つて下位となる傾斜状とさ
れた整列シユート17と;前記各ボルト滑動斜面
20の長手方向中途部に対して、その上方側で、
ボルト頭の厚みより僅かに大きな間隙24を置い
て夫々対向して、ボルト滑動斜面20の長手方向
と直交する軸心廻りに回転駆動されると共に、下
部側の回転方向Bがボルト滑動斜面20のボルト
移送方向Aと反対とされた一対の爪車21と;整
列シユート17から落下したボルト35を下部ホ
ツパー30に戻すリターンシユート43と;から
成る点にある。
(作用) 本考案によれば、下部ホツパー30内のボルト
35はコンベア1によりホツパー2に供給され
る。ホツパー2に供給されたボルト35はチエー
ンコンベア5により整列シユート17へ移送さ
れ、移送されたボルト35の内、不正規姿勢のボ
ルト35は爪車21により掻き落とされる。掻き
落とされたボルトは、リターンシユート43から
下部ホツパー30に到り、コンベア1を経て再び
チエーンコンベア5に供給される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図面において、1は縦型コンベヤ、2は横断面
逆ハ字形状に形成されたホツパーで、逆ハ字形の
一片を構成する前側板3と他片を構成する後側板
4とからなつて縦型コンベヤ1の上部に設置され
ている。
5はチエーンコンベアで、ホツパー2の開口底
部6下方の左右に配置した原動スプロケツト7と
従動スプロケツト8間に互いに平行に並列して掛
けられた2条のエンドレスチエーン9からなり、
該チエーン9,9間にはボルト軸径より僅かに大
でかつボルト頭径より小なる寸法の幅H1を有す
る間隙10が形成されている。そして、各エンド
レスチエーン9上面が水平なボルト移送面とされ
ている。11はコンベヤ駆動モータで、このモー
タ11の軸上のプーリ13と原動スプロケツト7
の軸上のプーリ15間にベルト16を掛け、モー
タ11の回転をベルト16を介して原動スプロケ
ツト7に伝達し、チエーン9を図中矢印Aで示す
ボルト移送方向に駆動する。
17は整列シユートで、前後1対の整列板1
8,18を前記チエーン9,9間の間隙10と略
同一幅H2の間隙19を置いて対向することによ
り構成され、そしてこの整列シユート17は上部
に前記間隙19を存したボルト滑動斜面20を有
し、該間隙19が前記チエーン9,9間の間隙1
0と連続しかつボルト滑動斜面20がボルト移送
方向Aに低く傾斜するように前記チエーンコンベ
ヤ5のボルト移送側端に直列状に接続される。
21は円周に爪22を有する爪車で、これは前
記整列シユート17の上に該シユート17と直交
する方向に横架された軸23上に、爪22をボル
ト滑動斜面20と対向するように支持される。こ
の爪車21は爪22先とボルト滑動斜面20との
間にボルト頭の厚みより僅かに大きい間隙24を
置き、又その爪車21の軸23上のプーリ25
と、前記チエーンコンベヤ5の従動スプロケツト
8の軸上のプーリ27との間にベルト28を掛け
て、従動スプロケツト26の回転をベルト28を
介して爪車21に伝動し、爪車21をボルト移送
方向Aと対向するB方向に回転駆動するようにし
てある。
29は、ボルト、ナツトセツターあるいは箱詰
め装置を示し、前記整列シユート17のボルト移
送方向側端に配置される。
なお、上記縦型コンベヤ1は、例えば特公昭49
−20668号公報に掲載された公知構造のものと同
一のものであり、上記ホツパー2の前方でかつそ
れより低位置に設置された下部ホツパー30内部
に続きそれぞれ頂面に同様の前上り傾斜面31,
32を有した昇降プレート33と固定プレート3
4とを交互に重合して順次高く階段状に配置し、
各昇降プレート33を固定プレート34の階段ピ
ツチで連続的に昇降運動させて下部ホツパー30
内のボルト35を固定プレート34と昇降プレー
ト33とに交互に乗りつがせ順次上昇せしめると
共に最上段において固定プレート34に連続状の
上記ホツパー2内に供給するようにしたものであ
る。なお各昇降プレート33は各下端に固着した
連結プレート36と、この連結プレート36相互
を連結ロツド37で連結することによつて一体的
に結合され、そのうちの1つの昇降プレート33
にクランク機構による上下運動を加えることによ
り全ての昇降プレート33を一斉に昇降運動する
ようにしてある。クランク機構は、回転軸38上
の円盤39と、該円盤39の偏心部と或る1つの
連結プレート36とを連結するロツド40とによ
つて構成され、円盤39は駆動モータ42により
回転駆動される。
その他図中43はリターンシユートで上記整列
シユート17の下方と、上記下部ホツパー30内
とを連通させてあり、該シユート43の整列シユ
ート17下方に位置する一端43aが、同シユー
ト43の下部ホツパー30との他端43bよりも
高くなるように該リターンシユート43全体が傾
斜状に設けられている。
本実施例のボルト送り装置は上記のように構成
するものであり、下部ホツパー30内のボルト3
5が縦型コンベヤ1の昇降プレート33と固定プ
レート34とを交互に乗りついで最上段の固定プ
レート34上に順次上昇されるとともに、最上段
においてホツパー2内に供給されてチエーンコン
ベヤ5のチエーン9上に乗せられる。而してチエ
ーンコンベヤ5の駆動により、そのチエーン9上
に乗つたボルト35は動かされ、頭部35aをチ
エーン9,9上に引掛け軸部35bを間隙10に
嵌まり込む首吊り状態にされながら、A方向に移
送されて行つて整列シユート17上に移載され
る。このさい整列シユート17上に移載されるボ
ルト35のうちには、第5図中Cで示すように頭
部35aをボルト滑動斜面20上に引掛け軸部3
5bを間隙19に嵌まり込む正しい首吊り状態の
もと、同図中Dで示すようにボルト滑動斜面20
上あるいは整列ボルト35上に異方向に横倒など
して正しい首吊り状態になつていないものとがあ
るが、正しい首吊り状態になつていないものはB
方向に回転している爪車21の爪22によりボル
ト滑動斜面20上から掻き落とされ、正しい首吊
り状態のボルト35だけが後続するボルト35に
より押され爪車21下方のボルト滑動斜面20上
を滑動し目的の場所、即ちボルト、ナツトセツタ
ーあるいは箱詰め装置29に移送されるのであ
る。爪車21により掻き落されるボルト35はリ
ターンシユート43で受け止められるとともに、
該シユート43内面に沿い転動して下部ホツパー
30の中に戻されるのである。
上記実施例においては、ホツパー2内からボル
ト35を予めチエーンコンベヤ5で首吊り状態に
して送り出すので、大半のボルト35がそのまま
整列シユート17上に正しい整列状態に順次移載
することができ、整列シユート17上に移載され
るときに横倒れ等になるボルト35は爪車21に
より自動的に排除できるので、ボルト、ナツトセ
ツターあるいは箱詰め装置29などには一定方向
に整列されたボルト35だけが供給されることに
なつて、ボルト、ナツトセツターミスあるいは箱
詰め装置での自動カウントミス等を防止できるの
であり、しかもこの爪車21はボルト移送方向と
対向するB方向に回転駆動させてあるので、それ
を静止状態あるいはそれに反対方向に回転させる
場合などに生じるボルト35のかみ込みなどのト
ラブルはなく常時確実に不整列ボルト35のみを
掻き落し排除できるなど、整列状態のボルト35
を必要とする装置に有効利用できるという利点が
ある。
(考案の効果) 本考案によれば、ホツパー2の開口底部6から
落下したボルト35をエンドレスチエーン9の水
平なボルト移送面で受けるので、ボルト35をボ
ルト移送面で確実に受け止めることができ、それ
故、チエーンコンベア5により正規姿勢で移送さ
れるボルト35の本数を多いものとできる。又、
チエーンコンベア5によりボルト35を整列シユ
ート17まで移送するので、ホツパー2の開口底
部6からボルト35がチエーンコンベア5のボル
ト移送面における長手方向のどの位置に落下して
も、チエーンコンベア5からボルト35を整列シ
ユート17へ受け渡す際のボルト35の受け渡し
速度をどのボルト35についても一定の速度とで
きる。それ故、整列シユート17によるボルト3
5の移送速度も、どのボルト35についても略同
じ好適速度とでき、爪車21による不正規姿勢の
ボルト35の掻き落とし作業等を容易に精度良く
確実に行うことができる。更に、チエーンコンベ
ア5によりボルト35を搬送するので、コンベヤ
1とタイミングを合わせて連動させる機構を備え
ずともよいと共に、時間当たりのボルト35の移
送量を大としても、大きな作動域を確保したりす
る必要がない。又、一対の爪車21を整列シユー
ト17の各ボルト滑動斜面と対向させたので、整
列シユート17の各ボルト滑動斜面20にボルト
35がどのような不正規姿勢で乗つていても、こ
の不正規姿勢のボルト35を殆ど確実に掻き落と
すことができる。又、爪車21をボルト滑動斜面
20の長手方向中途部と対向させるようにして、
チエーンコンベア5から整列シユート17へ受け
渡された直後の不安定なボルト35に対して爪車
21を作用させないようにしたので、爪車21に
よる不正規姿勢のボルト35の掻き落とし作業を
精度良く行える。更に、爪車21がボルト滑動斜
面20の後端部にないので、例えば、爪車21の
作用により正規姿勢に姿勢変更せしめられたボル
ト35が不安定に揺動した状態で次工程に送られ
ると云う惧れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の使用例を示す背面図、
第2図は側面図、第3図は平面図、第4図は同装
置のチエーンコンベヤの側面図、第5図は同装置
の整列シユートの側断面図である。 2……ホツパー、9……エンドレスチエーン、
10……間隙、5……チエーンコンベヤ、17…
…整列シユート、19……間隙、20……ボルト
滑動斜面、21……爪車、24……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部ホツパー30内のボルト35を、下部ホツ
    パー30上方のホツパー2に供給するコンベア1
    と;ホツパー2の開口底部6の下方に配置され、
    2条のエンドレスチエーン9がボルト35の軸径
    以上でかつボルト35の頭径以下の間隙10を置
    いて平行に並設されると共に、各エンドレスチエ
    ーン9上面が水平なボルト移送面とされたチエー
    ンコンベア5と;該チエーンコンベア5の移送方
    向前端部に直列状に接続されて、上面に、一対の
    ボルト滑動斜面20が、前記間隙10と連続する
    略同一幅の間隙19を置いて平行に並設されると
    共に、各ボルト滑動斜面20が、ボルト移送方向
    前方に向うに従つて下位となる傾斜状とされた整
    列シユート17と;前記各ボルト滑動斜面20の
    長手方向中途部に対して、その上方側で、ボルト
    頭の厚みより僅かに大きな間隙24を置いて夫々
    対向して、ボルト滑動斜面20の長手方向と直交
    する軸心廻りに回転駆動されると共に、下部側の
    回転方向Bがボルト滑動斜面20のボルト移送方
    向Aと反対とされた一対の爪車21と;整列シユ
    ート17から落下したボルト35を下部ホツパー
    30に戻すリターンシユート43と;から成るこ
    とを特徴とするボルト送り装置。
JP1980174537U 1980-12-04 1980-12-04 Expired JPH0111614Y2 (ja)

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JP1980174537U JPH0111614Y2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04

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JPS5796126U JPS5796126U (ja) 1982-06-12
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Families Citing this family (3)

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JP5570001B2 (ja) * 2009-04-30 2014-08-13 日東精工株式会社 部品供給装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439821U (ja) * 1977-08-25 1979-03-16

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JPS5439821U (ja) * 1977-08-25 1979-03-16

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