JP5870474B2 - スタッドボルト方向修正自動供給装置 - Google Patents

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本発明は、スタッドボルトの方向を判別して方向修正を行いながら供給するスタッドボルト方向修正自動供給装置に関するものである。
ワークに対してスタッドボルトを組付けるスタッドボルト組付け装置には、スタッドボルト自動供給装置が装備されている。そして、このスタッドボルト自動供給装置としては、例えば振動によりスタッドボルトを整列させて供給するパーツフィーダの出口にシュートを連接し、このシュートの一部にスタッドボルトの方向(向き)を電気的導通により判別する方向判別部を設け、この方向判別部と前記パーツフィーダとの間に、前記方向判別部によって判別された方向の異常なスタッドボルトを機械的に排出する排出部を設けたものが知られている(特許文献1参照)。
なお、スタッドボルトの方向を判別して弾き出す手段として、邪魔板を用いたものも知られている。また、スタッドボルトの方向を正確に判別する手段として、画像処理装置を用いることも考えられる。
特開平5−319548号公報
しかしながら、従来のスタッドボルト自動供給装置は、方向を判別しても方向修正を行うことができず、方向違いのスタッドボルトが弾き出されるため、スタッドボルトの供給率が50%程度と低くなっていた。また、弾き出されたスタッドボルトをパーツフィーダに戻し、再度整列させて供給するため、パーツフィーダを絶えず動作させておかなければならない。
特に、前記パーツフィーダは、スタッドボルトを振動で螺旋状に旋回移動させながら整列させて供給する複雑な構造であることから、装置の大型化及びコストアップを余儀なくされる。また、前記邪魔板の調整は、非常に難しく、判別間違えやスタッドボルトの詰まりを発生しやすい。更に、前記画像処理装置にあっては、判別の精度は高いが、コストアップを余儀なくされる。
本発明は、前記事情を考慮してなされたものであり、簡単な構成でスタッドボルトを方向判別及び方向修正して供給することができるスタッドボルト方向修正自動供給装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、中間の非ネジ部から一方に形成された第1ネジ部及び他方に形成されて第1ネジ部よりも長い第2ネジ部を有するスタッドボルトを方向未修正のまま一列に整列して搬送するベルト式搬送部と、該ベルト式搬送部の搬出端に臨んで正逆回転可能に設けられ、その直径方向に前記スタッドボルトを1個分挿入可能な挿入孔及び該挿入孔の長手方向中間部から片側に偏心した位置で分岐されて負圧に吸引される吸引孔を有する回転体と、該回転体を正逆方向に回転駆動可能な回転駆動部と、前記挿入孔に挿入されたスタッドボルトの非ネジ部が位置するか第2ネジ部が位置するかによる負圧の違いにより前記回転体を前記回転駆動部により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルトの方向を修正すると共にスタットボルトを自重で前記挿入孔から排出させて供給する制御装置と、前記ベルト式搬送部の片側下方から前記ベルト式搬送部に延びる内壁面を有し、複数のスタッドボルトを収容するバケット部と、該バケット部内に内側斜面と該内側斜面の勾配よりも緩やかな勾配を有する外側斜面とからなる断面山形の上端部が形成された押し上げ板が昇降可能に設けられ、前記押し上げ板の内側斜面により前記バケット部内のスタッドボルトを前記内壁面に支えられた状態で押し上げて前記ベルト式搬送部上に供給する押し上げ機構とを備えたことを特徴とする。
また、前記目的を達成するために、本発明は、中間の非ネジ部から一方に形成された第1ネジ部及び他方に形成されて第1ネジ部よりも長い第2ネジ部を有するスタッドボルトを方向未修正のまま一列に整列して搬送するベルト式搬送部と、該ベルト式搬送部の搬出端に臨んで正逆回転可能に設けられ、その直径方向に前記スタッドボルト1個分を一方開口端から他方開口端に向けて挿入可能な挿入孔及び該挿入孔の長手方向中間部から片側に偏心した位置で分岐されて負圧に吸引される吸引孔を有する回転体と、該回転体を正逆方向に回転駆動可能な回転駆動部と、前記挿入孔の前記他方開口端を部分的に覆って、前記ベルト式搬送部により前記挿入孔に挿入されたスタッドボルトを位置決め停止させるストッパーと、前記挿入孔に挿入されたスタッドボルトの非ネジ部が位置するか第2ネジ部が位置するかによる負圧の違いにより前記回転体を前記回転駆動部により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルトの方向を修正すると共にスタッドボルトを自重で前記挿入孔から排出させて供給する制御装置と、前記ベルト式搬送部の片側下方から前記ベルト式搬送部に延びる内壁面を有し、複数のスタッドボルトを収容するバケット部と、該バケット部内に内側斜面と該内側斜面の勾配よりも緩やかな勾配を有する外側斜面とからなる断面山形の上端部が形成された押し上げ板が昇降可能に設けられ、前記押し上げ板の内側斜面によりバケット部内から複数のスタッドボルトを押し上げて前記ベルト式搬送部上に供給する押し上げ機構とを備えたことが好ましい。
前記回転体よりも下方には、該回転体の回転によりスタッドボルトを排出すべく前記挿入孔が垂直になったときに該挿入孔と連通する排出通路が配設され、前記回転体よりも上方には垂直になった挿入孔内に圧縮空気を噴射する噴射ノズルが配設されていることが好ましい。
本発明によれば、簡単な構成でスタッドボルトを方向判別及び方向修正して供給することが可能となる。
本発明の実施形態に係るスタッドボルト方向修正自動供給装置の斜視図である。 同スタッドボルト方向修正自動供給装置の側面図である。 同スタッドボルト方向修正自動供給装置の正面図である。 同スタッドボルト方向修正自動供給装置の要部の構成図である。 同要部における作用を説明する説明図である。 スタッドボルト組付け装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基いて詳述する。
図1〜図3に示すように、スタッドボルト方向修正自動供給装置1は、ベースプレート2上に立設された垂直板3を有し、この垂直板3の一方の面(表面)にスタッドボルト4を方向未修正のまま一列に整列して搬送するベルト式搬送部5が設けられている。このベルト式搬送部5は、モータ例えばエアーモータ6によって回転駆動される駆動プーリ7と、この駆動プーリ7より水平方向に適宜離れた位置に配設された従動プーリ8と、これら駆動プーリ7と従動プーリ8に巻き掛けられた無端ベルト9とから主に構成されている。
前記ベルト式搬送部5の片側下方には、複数例えば200個程度のスタッドボルトを収容するバケット部10が設けられ、このバケット部10の下方にはバケット部10内から複数例えば数十個のスタッドボルトを押し上げて前記ベルト式搬送部5上に供給する押し上げ機構11が設けられている。この押し上げ機構11は、上部が断面山形に形成された押し上げ板11aと、この押し上げ板11aを昇降させるエアシリンダ11bとから構成されている。前記押し上げ板11aの上端部には断面山形の斜面(内側斜面と外側斜面)11c,11dが形成され、ベルト式搬送部5側の内斜面11cに載ったスタッドボルト4は押し上げ板11aの上昇に伴いバケット部10の垂直の内壁面に支えられた状態で押し上げられ、その内斜面11cの下縁がベルト式搬送部5の上面よりも高い位置に至ると、内斜面11cに沿ってスタッドボルト4が自重で転がってベルト式搬送部5の無端ベルト9の上面に供給される。
前記無端ベルト9は、スタッドボルト1個分の幅しかないため、仮に無端ベルト9上にスタッドボルトが上下に重なって供給されたとしても、押し上げ板11aを降下させたときに余分なスタッドボルトがバケット部10内に転げ落ちることになる。一方、外斜面11dに載ったスタッドボルトは、押し上げ板11aの上昇に伴い外斜面11dに沿って自重で転がってバケット部10内に転げ落ちることになる。前記押し上げ機構11の往復運動のサイクルタイムは、ベルト式搬送部5の搬送能力に合わせて適宜設定されている。また、押し上げ機構11は、ベルト式搬送部5の停止時に合わせて駆動を停止するように設定されていてもよい。
前記スタッドボルト4は、その長手方向の中間に非ネジ部4aを有し、この非ネジ部4aから一方に第1ネジ部4bが形成され、他方に第1ネジ部4bよりも長さの長い第2ネジ部4cが形成されている。すなわち、本実施形態で使用されるスタッドボルト4は、中間の非ネジ部(不完全ネジ部)4aを境に両端に長さの異なるネジ部4b,4cを有しており、これらネジ部4b,4cは長さの短い第1ネジ部4bとこの第1ネジ部4bよりも長さの長い第2ネジ部4cとからなっている。また、非ネジ部4aの外径は、ネジ部4b,4cの外径よりも大きい。
前記垂直板3には、前記ベルト式搬送部5の搬出端に臨んで前記スタッドボルト4の方向の判別及びこの方向の判別に基いてスタッドボルト4の方向の修正を行うための円板状の回転体12が正逆回転可能に設けられている。この回転体12は、前記垂直板3の表面側に配置され、垂直板3の裏面側には回転体12を正逆方向に回転駆動する回転駆動部例えばロータリシリンダ13が設けられている。
前記回転体12には、図4ないし図5に示すようにその直径方向に前記スタッドボルト4を1個分挿入可能な挿入孔14が水平に貫通して形成されていると共に、この挿入孔14の長手方向中間部から片側(図示例では左側)に偏心した位置で上方に分岐されて負圧に吸引ないし真空引きされる吸引孔15が形成されている。この吸引孔15の端部に臨んで吸引管16の端部16aが配置されており、この吸引管16には吸引ポンプ17が接続されていると共に負圧の圧力を検出する圧力センサ18が設けられている。
図5の(a)又は(b)に示すように前記挿入孔14に挿入されて前記吸引孔15にスタッドボルト4の非ネジ部4aが位置されるか、第2ネジ部4cが位置されるかにより空気の流通抵抗が異なることから、負圧の圧力に違い(高負圧又は低負圧)が生じ、この圧力の違いを圧力センサ18で検出することにより、スタッドボルト4の方向(向き)を判別できるようになっている。圧力センサ18の検出値(検出信号)は、制御装置19に入力され、この制御装置19が予め設定された設定値と検出値を比較して検出値が設定値を超えれば(高負圧)、正常と判断して回転体12をロータリシリンダ13により反時計方向(正方向)Aに90度回転させ[図5(a)参照]、検出値が設定値を下回れば(低負圧)、異常と判断して回転体12を時計方向(逆方向)Bに90度回転させる[図5(b)参照]ように構成されている。
このように前記挿入孔14に挿入されたスタッドボルト4の非ネジ部4aが吸引孔15に位置するか第2ネジ部4cが位置するかによる負圧の違いにより制御装置19が前記回転体12を前記ロータリシリンダ13により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルト4の方向を修正すると共にスタットボルト4を自重で前記挿入孔14から排出させて供給するようになっている。
前記垂直板3には、図4に示すように前記回転体12の下面及び左側面(ベルト式搬送部とは反対側の側面)の一部を覆う凹面部20及び側面部21が形成されている。側面部21は、ベルト式搬送部5により挿入孔14に挿入されたスタッドボルト4を位置決め停止させるストッパーとしての機能を有している。なお、前記側面部21は、挿入孔14の開口端を部分的に覆っているに過ぎないため、圧力検出時の空気の流通を阻害することはない。
前記垂直板3には、回転体12の挿入孔14が垂直になったときに連通してスタッドボルト4を自重で排出して供給するための垂直の排出通路22が設けられている。前記ベースプレート2上には、前記排出通路22から排出されたスタッドボルト4の下端部を受ける受部23が設けられている。この受部23と前記排出通路22の下端部との間にはスタッドボルト4を水平方向に搬出することが可能なスペース24が設けられていると共に、ベースプレート2上には前記受部23上に起立状態で排出されたスタッドボルト4を把持して所定位置のワークまで搬送する搬送機構25が設けられている。この搬送機構25は、図1ないし図3に示すようにベースプレート2の長手方向に移動可能な第1移動部25aと、この第1移動部25a上に設けられ、ベースプレート2の幅方向に移動可能な第2移動部25bと、この第2移動部25bに設けられ、前記受部23上のスタッドボルト4を把持する把持部25cとから主に構成されている。
前記回転体12の上方には、この回転体12がスタッドボルト4の方向修正を行うべく回転したとき(挿入孔14が垂直になったとき)に、前記挿入孔14内に圧縮空気を噴射する噴射ノズル26が設けられ、スタッドボルト4の排出を促進すると共に前記挿入孔14内、吸引孔15内及び前記排出通路22内を掃除するようになっている。
前記ベルト式搬送部5の搬出端位置にはスタッドボルト4の有無を検出する第1センサ27が設けられ、前記回転体12には挿入孔14内におけるスタッドボルト4の有無を検出する第2センサ28が設けられ、前記排出通路22にはその最上段部におけるスタッドボルト4の有無を検出する第3センサ29が設けられている。制御装置19は、第1センサ27と第2センサ28が共にスタッドボルトありを検出すると、スタッドボルト4が挿入孔14内に完全に入っていると判断し、ベルト式搬送部5の駆動を停止すると共に吸引孔15内を負圧にしてスタッドボルト4の方向の判別を行い、更に第3センサ29が排出通路22の最上段部におけるスタッドボルトなしを検出すると、前記判別の結果に従って回転体12を所定の方向に回転させ、次いで噴射ノズル26から圧縮空気を噴射させた後、回転体12を元の位置(挿入孔14が水平になる復帰位置)に戻すように設定されている。
図1に示すようにベースプレート2の前端部にはスタッドボルト4の組付け作業用の切欠部30が設けられている。図6はスタッドボルトの組付け装置31を示しており、この組付け装置31には、前記スタッドボルト方向修正自動供給装置1と、ワーク32を取付ける進退移動可能なワーク取付台33と、搬送機構25により搬送されて取付けられたスタットボルト4を回転させて前記ワーク32に組付けるナットランナー34と、スタッドボルト4の位置決め用のガバリ(テンプレート)35とが設けられている。
以上の構成からなるスタッドボルト方向修正自動供給装置1によれば、中間の非ネジ部4aから一方に形成された第1ネジ部4b及び他方に形成されて第1ネジ部4bよりも長い第2ネジ部4cを有するスタッドボルト4を方向未修正のまま一列に整列して搬送するベルト式搬送部5と、該ベルト式搬送部5の搬出端に臨んで正逆回転可能に設けられ、その直径方向に前記スタッドボルト4を1個分挿入可能な挿入孔14及び該挿入孔14の長手方向中間部から片側に偏心した位置で分岐されて負圧に吸引される吸引孔15を有する回転体12と、該回転体12を正逆方向に回転駆動可能なロータリシリンダ(回転駆動部)13と、前記挿入孔14に挿入されたスタッドボルト4の非ネジ部4aが位置するか第2ネジ部4cが位置するかによる負圧の違いにより前記回転体12を前記ロータリシリンダ13により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルト4の方向を修正すると共にスタットボルト4を自重で前記挿入孔14から排出させて供給する制御装置19とを備えているため、簡単な構成でスタッドボルト4を方向判別及び方向修正して供給することができる。
特に、前記挿入孔14に挿入されたスタッドボルト4の非ネジ部4aが位置するか第2ネジ部4cが位置するかによる負圧の違いにより前記回転体12を前記ロータリシリンダ13により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルト4の方向を修正すると共にスタットボルト4を自重で前記挿入孔14から排出させて供給するため、スタッドボルト4の向きを作業者が揃える必要がなくなり、作業効率の向上が図れると共に、ベルト式搬送部5により搬送されるスタッドボルト4をバケット部10に戻すことなく100%供給することが可能となり、ランニングコストの低減が図れる。
また、前記ベルト式搬送部5の片側下方に設けられ複数のスタッドボルト4を収容したバケット部10と、該バケット部10内から複数のスタッドボルト4を押し上げて前記ベルト式搬送部5上に供給する押し上げ機構11とを備えているため、従来の振動式のパーツフィーダと異なり、構造の簡素化、コンパクト化及びコストの低減が図れると共に、スタッドボルト4を迅速且つ円滑にしかも低騒音で供給することができる。
更に、前記回転体12よりも下方には、該回転体12の回転によりスタッドボルト4を排出すべく前記挿入孔14が垂直になったときに該挿入孔14と連通する排出通路22が配設され、前記回転体12よりも上方には垂直になった挿入孔14内に圧縮空気を噴射する噴射ノズル26が配設されているため、挿入孔14からのスタッドボルト4の排出供給を促進することができると共に前記挿入孔14内、吸引孔15内及び前記排出通路22内を圧縮空気により掃除することができ、信頼性の向上が図れる。
また、前記ベルト式搬送部5の搬出端位置には搬出端位置におけるスタッドボルト4の有無を検出する第1センサ27が設けられ、前記回転体12には挿入孔14内におけるスタッドボルト4の有無を検出する第2センサ28が設けられ、第1センサ27と第2センサ28が共にスタッドボルトありを検出すると、スタッドボルト4が挿入孔14内に完全に入っていると判断し、ベルト式搬送部5の駆動を停止するように構成されているため、ベルト式搬送部5による押し込み方式によりスタッドボルト4を回転体12の挿入孔14に容易に且つ確実に押し込むことができると共に、ベルト式搬送部5の駆動が停止されることによりスタッドボルト4を載せた状態で無端ベルト9が空回りして磨耗するのを防止でき、耐久性の向上が図れる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。
1 スタッドボルト方向修正自動供給装置
4 スタッドボルト
4a 非ネジ部
4b 第1ネジ部
4c 第2ネジ部
5 ベルト式搬送部
10 バケット部
11 押し上げ機構
12 回転体
13 ロータリシリンダ(回転駆動部)
14 挿入孔
15 吸引孔
19 制御装置
22 排出通路
26 噴射ノズル

Claims (3)

  1. 中間の非ネジ部から一方に形成された第1ネジ部及び他方に形成されて第1ネジ部よりも長い第2ネジ部を有するスタッドボルトを方向未修正のまま一列に整列して搬送するベルト式搬送部と、該ベルト式搬送部の搬出端に臨んで正逆回転可能に設けられ、その直径方向に前記スタッドボルトを1個分挿入可能な挿入孔及び該挿入孔の長手方向中間部から片側に偏心した位置で分岐されて負圧に吸引される吸引孔を有する回転体と、該回転体を正逆方向に回転駆動可能な回転駆動部と、前記挿入孔に挿入されたスタッドボルトの非ネジ部が位置するか第2ネジ部が位置するかによる負圧の違いにより前記回転体を前記回転駆動部により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルトの方向を修正すると共にスタッドボルトを自重で前記挿入孔から排出させて供給する制御装置と、
    前記ベルト式搬送部の片側下方から前記ベルト式搬送部に延びる内壁面を有し、複数のスタッドボルトを収容するバケット部と、該バケット部内に内側斜面と該内側斜面の勾配よりも緩やかな勾配を有する外側斜面とからなる断面山形の上端部が形成された押し上げ板が昇降可能に設けられ、前記押し上げ板の内側斜面により前記バケット部内のスタッドボルトを前記内壁面に支えられた状態で押し上げて前記ベルト式搬送部上に供給する押し上げ機構とを備えたことを特徴とするスタッドボルト方向修正自動供給装置。
  2. 中間の非ネジ部から一方に形成された第1ネジ部及び他方に形成されて第1ネジ部よりも長い第2ネジ部を有するスタッドボルトを方向未修正のまま一列に整列して搬送するベルト式搬送部と、該ベルト式搬送部の搬出端に臨んで正逆回転可能に設けられ、その直径方向に前記スタッドボルト1個分を一方開口端から他方開口端に向けて挿入可能な挿入孔及び該挿入孔の長手方向中間部から片側に偏心した位置で分岐されて負圧に吸引される吸引孔を有する回転体と、該回転体を正逆方向に回転駆動可能な回転駆動部と、前記挿入孔の前記他方開口端を部分的に覆って、前記ベルト式搬送部により前記挿入孔に挿入されたスタッドボルトを位置決め停止させるストッパーと、前記挿入孔に挿入されたスタッドボルトの非ネジ部が位置するか第2ネジ部が位置するかによる負圧の違いにより前記回転体を前記回転駆動部により正方向又は逆方向に回転させて前記スタッドボルトの方向を修正すると共にスタッドボルトを自重で前記挿入孔から排出させて供給する制御装置と、
    前記ベルト式搬送部の片側下方から前記ベルト式搬送部に延びる内壁面を有し、複数のスタッドボルトを収容するバケット部と、該バケット部内に内側斜面と該内側斜面の勾配よりも緩やかな勾配を有する外側斜面とからなる断面山形の上端部が形成された押し上げ板が昇降可能に設けられ、前記押し上げ板の内側斜面により前記バケット部内のスタッドボルトを前記内壁面に支えられた状態で押し上げて前記ベルト式搬送部上に供給する押し上げ機構とを備えたことを特徴とするスタッドボルト方向修正自動供給装置。
  3. 前記回転体よりも下方には、該回転体の回転によりスタッドボルトを排出すべく前記挿入孔が垂直になったときに該挿入孔と連通する排出通路が配設され、前記回転体よりも上方には垂直になった挿入孔内に圧縮空気を噴射する噴射ノズルが配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスタッドボルト方向修正自動供給装置。
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