JP3424963B2 - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JP3424963B2
JP3424963B2 JP24172793A JP24172793A JP3424963B2 JP 3424963 B2 JP3424963 B2 JP 3424963B2 JP 24172793 A JP24172793 A JP 24172793A JP 24172793 A JP24172793 A JP 24172793A JP 3424963 B2 JP3424963 B2 JP 3424963B2
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清明 山田
孝志 山本
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株式会社日平トヤマ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばトランスファ
装置等においてワークの搬送等に使用されるリフト装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トランスファ装置においては、トランス
ファバーがフレーム上に昇降可能及び水平移動可能に設
けられている。そして、トランスファバーがサーボモー
タ及びボールスクリュー等を含む駆動源により、リフト
レバー等を介して上昇または下降されたとき、ワークが
1つの加工ステーションで持ち上げられ、または下ろさ
れるようになっている。また、水平移動駆動機構により
トランスファバーが水平移動されたとき、ワークが1つ
の加工ステーションから他の加工ステーションへ搬送さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
トランスファ装置においては、トランスファバーが下降
位置若しくは上昇位置に移動された状態で、停電等によ
り装置の運転が停止されたとき、トランスファバーやワ
ーク等の重量が、リフトレバー等を介してボールスクリ
ューやサーボモータ等よりなる駆動源側にかかる。そし
て、その重量により駆動源が逆向きに作動されて、トラ
ンスファバーが更に下降し、ワークが振り落とされてし
まう等の危険性があった。
【0004】このため、ボールスクリューやサーボモー
タとして大負荷に耐えるような大型のものを使用した
り、サーボモータにブレーキ機構を設けたり、トランス
ファバーの下降位置若しくは上昇位置を規制するための
ストッパ機構を設けたりする必要があって、構造が複雑
で製造コストが高くなるという問題があった。また、ス
トッパ機構を設けた場合には、移動体がストッパにて制
止される際の衝撃を避けることができず、この衝撃が装
置の構成部材の寿命等に悪影響を与えるおそれがあっ
た。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、昇降体が下降位置若しくは上昇位置に移
動配置された装置の停止状態において、昇降体等の重量
が駆動源側に直接伝達されるのを防止することができ
て、停電時等においても昇降体の位置を確実に保持して
同昇降体上の載置物の脱落を防止することができ、しか
も、そのための構造も簡単で安価に製作することができ
るリフト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、フレームに昇降可能に配置
された昇降体と、前記フレーム上に一水平軸線の周りで
回動可能に支持され、昇降体に作動連結されたリフトレ
バーと、そのリフトレバーに隣接して、前記フレーム上
に一水平軸線の周りで回動可能に支持された駆動レバー
と、その駆動レバーとリフトレバーとの間を連結する連
結機構と、前記駆動レバーを回動させるための駆動源と
よりなり、駆動源の駆動により駆動レバー及び連結機構
を介してリフトレバーを回動させて、昇降体を昇降させ
るようにしたリフト装置において、前記連結機構は、前
記フレームに回動自在に支持された中間レバーと、前記
中間レバーの一端と回動自在に連結されるとともに前記
駆動レバーと回動自在に連結される第1リンクと、前記
中間レバーの他端と回動自在に連結されるとともに前記
リフトレバーと回動自在に連結される第2リンクとから
構成したことを特徴とするものである。
【0007】また、この発明では、前記昇降体が上昇位
置に移動されたとき、前記リフトレバーと回動自在に連
結された第2リンクの一方の枢着部と、前記中間レバー
の回動軸心と、該中間レバーと回動自在に連結された第
2リンクの他方の枢着部とが一直線上に位置するように
構成したことを特徴とするものである。
【0008】さらに、この発明では、前記昇降体が下降
位置に移動されたとき、前記駆動レバーと回動自在に連
結された第1リンクの一方の枢着部と、前記中間レバー
と回動自在に連結された第1リンクの他方の枢着部と、
前記中間レバーの回動軸心とが一直線上に位置するよう
構成されていることを特徴とするものである。
【0009】加えて、この発明では、前記第1リンク及
び第2リンクのうち、少なくとも一方のリンクは長さ調
節可能であることを特徴としたものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【作 用】この発明のリフト装置において、昇降体が下
降位置に配置された状態で、駆動源により駆動レバーが
一方向に回動されると、連結機構を介してリフトレバー
が上昇回動される。その結果、昇降体が下降位置から上
昇されて、ワーク等が持ち上げられる。また、この昇降
体の上昇位置において、駆動源により駆動レバーが前記
と逆方向に回動されると、連結機構を介してリフトレバ
ーが下降回動される。その結果、昇降体が上昇位置から
下降位置に復帰移動される。
【0013】そして、昇降体が上昇位置に移動されたと
き、リフトレバーと回動自在に連結された第2リンクの
一方の枢着部と、中間レバーの回動軸心と、該中間レバ
ーと回動自在に連結された第2リンクの他方の枢着部と
が一直線上に位置するように配置される。したがって、
この状態では昇降体の重量がリフトレバーを介して中間
レバーの回動軸心に作用して、中間レバーを回動する回
動モーメントがゼロの状態となるため、昇降体等の重量
が駆動源側に伝達されないのである。また、昇降体が下
降位置に移動されたとき、駆動レバーと回動自在に連結
された第1リンクの一方の枢着部と、中間レバーと回動
自在に連結された第1リンクの他方の枢着部と、中間レ
バーの回動軸心とが一直線上に位置するように配置され
る。したがって、この状態においても上記と同様に昇降
体等の重量が駆動源側に伝達されないのである。
【0014】そのため、この状態で装置が停止されたと
しても、昇降体等の重量が駆動レバー、リフトレバーま
たは連結機構中の枢にかかるのみで、駆動レバーか
ら駆動源側に伝達されることはない。従って、停電時等
においても、昇降体がメカ的に位置保持されるので、そ
の昇降体上のワークが脱落することを防止できる。その
ため、駆動源及びその周辺機構として大負荷に耐えるよ
うな大型のものを使用したり、昇降体の下降位置や上昇
位置を規制するためのストッパ機構を設けたりする必要
がなく、構造を簡素化して安価に製作することができ
る。
【0015】また、この発明のリフト装置において、連
結機構中のリンクの長さを調節することにより、駆動源
による駆動レバー、リフトレバー及び連結機構の動きを
スムーズなものとすることができるとともに、回動軸心
枢着部とを一直線上に正確に配置することができる。
又、昇降体の上昇位置や下降位置の高さを変更すること
も可能となる。
【0016】
【0017】
【実施例】以下、この発明をトランスファ装置に具体化
したリフト装置の第1実施例を、図1〜図6に基づいて
詳細に説明する。
【0018】図3に示すように、種類の異なる複数の加
工機械1は工場等の床面上に所定間隔おきで設置され、
その一側端には搬送駆動機構2が隣接配置されている。
複数のブラケット3は各加工機械1のフレーム1a上に
固定され、このブラケット3と対応するように、搬送駆
動機構2のフレーム2a上にもブラケット4が固定され
ている。支持レバー5は各ブラケット3,4に回動可能
に支持され、それらは複数の連結ロッド6及びターンバ
ックル7を介して一体回動可能に連結されている。尚、
連結ロッド6は支持レバー5の第1アーム部に軸支され
ている。
【0019】昇降付与部材8は加工機械1及び搬送駆動
機構2の配設方向へ所定間隔をおいて配置されるよう
に、各支持レバー5の第2アーム部の先端部に取り付け
られている。図6に示すように、支持レバー5の第2ア
ーム部の先端部には支持筒65が固定され、昇降付与部
材8はこの支持筒65に支軸8aを支点として回動可能
に支持されている。
【0020】3個の上下係合ローラ68は前記昇降付与
部材8の前部に水平軸線の周りで回転可能に支持され、
昇降体としてのトランスファバー10の上下両端縁に係
合されている。各一対の前後係合ローラ69は昇降付与
部材8の前部に垂直軸線の周りで回転可能に支持され、
トランスファバー10の前後両面に係合されている。そ
して、これらの係合ローラ68,69とトランスファバ
ー10との係合によって、トランスファバー10が昇降
付与部材8に対して水平方向へ相対移動可能に支持され
ている。尚、図3に示すように、このトランスファバー
10は加工機械1及び搬送駆動機構2のフレーム1a,
2aの上方において長手方向へ水平に延びるように配設
され、その一端上部には突片11が突設されている。
【0021】前後一対を1組とするワーク把持アーム1
2は、トランスファバー10の前面において前後に開閉
可能に取り付けられ、加工機械1の配設ピッチと同ピッ
チで4組ずつ設けられている。各ワーク把持アーム12
は図示しない駆動機構により開閉動作され、前後各一対
のアーム12間でワークW1が着脱可能に支持される。
【0022】そして、前記各一対のアーム12間にワー
クW1を支持した状態で、搬送駆動機構2により各支持
レバー5が回動されたとき、昇降付与部材8を介してト
ランスファバー10が上昇または下降されて、ワークW
1が各加工機械1と対応する加工ステーションで持ち上
げまたは下降セットされる。また、ワークW1が加工ス
テーションから持ち上げられた状態で、搬送駆動機構2
により突片11を介してトランスファバー10が移動さ
れたとき、ワークW1が隣接した次の加工機械1と対応
する加工ステーションに搬送される。
【0023】そこで、前記搬送駆動機構2の昇降駆動構
成について詳述すると、図1〜図5に示すように、ブラ
ケット16はフレーム2a上に固定されている。リフト
レバー17は中間部にて支軸18によりブラケット16
上に一水平軸線の周りで回動可能に支持され、その第1
アーム部にはトランスファバー10の下端縁に係合可能
な支持ローラ19が取り付けられている。連結ロッド2
0は一端にてリフトレバー17の第2アーム部に連結さ
れ、その他端がターンバクル21を介して隣接する支持
レバー5に連結されている。そして、このリフトレバー
17の回動により、各支持アーム5が一体的に回動され
るようになっている。
【0024】二叉状の駆動レバー22は前記リフトレバ
ー17に隣接するように、ブラケット16上に支軸23
を介して一水平軸線の周りで回動可能に支持され、その
第1アーム部には係合ローラ24が取り付けられてい
る。連結機構25は駆動レバー22の第2アーム部とリ
フトレバー17の第3アーム部との間に介在され、この
連結機構25を介して両レバー22,17が作動連結さ
れている。
【0025】すなわち、連結機構25の中間レバー26
は前記リフトレバー17と駆動レバー22との間に位置
するように、ブラケット16上に支軸27を介して一水
平軸線の周りで回動可能に支持されている。長さ調節可
能なターンバックルよりなる第1リンク28は駆動レバ
ー22と中間レバー26とを作動連結するように、両端
部にてピン29,30により、駆動レバー22の第2ア
ーム部及び中間レバー26の先端部にそれぞれ枢着され
ている。第2リンク31は中間レバー26とリフトレバ
ー17とを作動連結するように、両端部にてピン32,
33により、中間レバー26の先端部及びリフトレバー
17の第3アーム部にそれぞれ枢着されている。
【0026】駆動源としてのサーボモータ34は前記フ
レーム2a上に装着され、そのモータ軸35にはカップ
リング36を介してボールスクリュー37が連結されて
いる。従動体38はボールスクリュー37の上方近傍に
ガイド39を介して移動可能に配置され、その一部には
ボールスクリュー37に螺合するナット40が固定され
るとともに、駆動レバー22上の係合ローラ24に係合
する係合溝41が形成されている。
【0027】そして、サーボモータ34によりボールス
クリュー37が回転されたとき、ナット40を介して従
動体38が移動されて、駆動レバー22が回動される。
また、この駆動レバー22の回動に伴い、連結機構25
の第1リンク28、中間レバー26及び第2リンク31
を介してリフトレバー17が回動されるとともに、連結
ロッド20,6を介して各支持レバー5が一斉に回動さ
れる。これにより、トランスファバー10が図1に示す
上昇位置と、図2に示す下降位置との間で昇降されて、
ワークW1が各加工機械1と対応する加工ステーション
で持ち上げまたは下降セットされる。
【0028】さらに、この実施例においては、図1に示
すように、前記トランスファバー10が上昇位置に移動
されたとき、リフトレバー17及び中間レバー26に対
する第2リンク31の両端枢着点と、中間レバー26の
回動中心とが一直線L1−L1上に配置されるように構
成されている。また、図2に示すように、トランスファ
バー10が下降位置に移動されたとき、駆動レバー22
及び中間レバー26に対する第1リンク28の両端枢着
点と、駆動レバー22の回動中心とが一直線L2−L2
上に配置されるように構成されている。
【0029】次に、前記搬送駆動機構2の移動構成につ
いて詳述すると、図4及び図5に示すように、上下一対
のガイドレール44は前記トランスファバー10の上方
において、フレーム2aに水平に架設されている。ボー
ルスクリュー45はフレーム2aに回転可能に支持さ
れ、サーボモータ46により歯付きプーリ47,48及
びタイミングベルト49を介して回転される。移動体5
0はガイドレール44に沿って移動可能に支持され、そ
の一部にはトランスファバー10の突片11を上下動可
能に嵌挿した透孔51が形成されている。各一対の係合
ローラ52,53は透孔51の開口縁に回転可能に配設
され、突片11の前後面及び両側面に係合されている。
【0030】ナット54は前記ボールスクリュー45に
螺合するように移動体50に固定され、ボールスクリュ
ー45の回転に伴い、このナット54を介して移動体5
0が移動されて、突片11を介してトランスファバー1
0が水平に往復移動される。一対のリミットスイッチ5
5,56はフレーム2a上に所定間隔をおいて配設さ
れ、このリミットスイッチ55,56と対応するよう
に、移動体50上には一対のドッグ57,58が取り付
けられている。
【0031】そして、トランスファバー1が上昇位置に
あって、ワークW1が加工ステーションから持ち上げら
れた状態で、移動体50によりトランスファバー10が
水平移動されて、ワークW1が隣接した次の加工機械1
と対応する加工ステーションに搬送される。その後、ト
ランスファバー10が下降位置にあるときに、次のワー
クW1を搬送するために、移動体50によりトランスフ
ァバー10が復帰方向へ水平移動される。この場合、移
動体50及びトランスファバー10の移動範囲は、ドグ
57,58がリミットスイッチ55,56と対応するこ
とによって規制される。
【0032】次に、前記のように構成されたリフト装置
について動作を説明する。さて、この実施例のリフト装
置において、装置停止時あるいは休止時には図1に実線
で示すように、トランスファバー10が上昇位置に配置
される。この状態で、サーボモータ34によりボールス
クリュー37が一方向に回転されると、ナット40を介
して従動体38が同図の左方に移動される。これによ
り、駆動レバー22が時計方向に回動され、第1リンク
28、中間レバー26及び第2リンク31を介してリフ
トレバー17が反時計方向に下降回動されるとともに、
連結ロッド20,6を介して各支持レバー5が同方向に
下降回動される。そして、このリフトレバー17及び支
持レバー5の回動により、図2に実線で示すように、ト
ランスファバー10が上昇位置から下降されて、ワーク
W1が加工機械1と対応する加工ステーション上に降下
されて、加工機械1上にセットされる。
【0033】この状態で、サーボモータ46によりボー
ルスクリュー45が一方向に回転されると、ナット54
を介して移動体50が図4の鎖線位置から左方に移動さ
れ、実線で示す位置に配置される。これにより、突片1
1を介してトランスファバー10が同方向に移動され、
ワーク把持アーム12が、前の加工機械1で加工を終了
したワークW1を把持する位置に対向配置される。
【0034】その後、サーボモータ34によりボールス
クリュー37が前記と逆方向に回転されると、ナット4
0を介して従動体38が図2の右方に移動される。これ
により、駆動レバー22が反時計方向に回動され、第1
リンク28、中間レバー26及び第2リンク31を介し
てリフトレバー17が時計方向に上昇回動されるととも
に、連結ロッド20,6を介して各支持レバー5が同方
向に上昇回動される。そして、このリフトレバー17及
び支持レバー5の回動により、図1に実線で示すよう
に、トランスファバー10が下降位置から上昇位置に復
帰移動されて、ワークW1が加工機械1と対応する加工
ステーションから持ち上げられる。
【0035】この状態で、サーボモータ46によりボー
ルスクリュー45が前記とは逆方向に回転されると、ナ
ット54を介して移動体50が図4の実線位置から右方
に移動され、鎖線で示す位置に配置される。これによ
り、突片11を介してトランスファバー10が同方向に
移動され、ワークWが隣接する加工機械1と対応した次
の加工ステーションに搬送される。
【0036】また、前記のようにトランスファバー10
が上昇位置に配置されたときは、図1に示すように、リ
フトレバー17及び中間レバー26に対する第2リンク
31の両端枢着点と、中間レバー26の回動中心とが一
直線L1−L1上に配置された状態になる。そのため、
この状態で装置が停止された場合には、トランスファバ
ー10等の重量が、リフトレバー17及びその端部のピ
ン33、第2リンク31及びその端部のピン32を介し
て、最終的に中間レバー26の回動軸心である支軸27
にかかるのみである。従って、トランスファバー10等
の重量が第1リンク28及び駆動レバー22を介して、
従動体38、ナット40、ボールスクリュー37、サー
ボモータ34等に伝達されることはない。
【0037】このため、トランスファバー10が上昇位
置に配置された状態において、停電等により装置の稼働
が停止された場合、そのトランスファバー10やワーク
Wの荷重が支軸27で受承され、トランスファバー10
はメカ的に確実に位置保持される。従って、それらの荷
重によってトランスファバー10が自然落下するのを防
止でき、ワークW1が振り落とされるような危険もなく
なる。このため、装置停止時にトランスファバー10の
降下を防止するような機構は不要である。
【0038】また、トランスファバー10が下降位置に
移動されたときは、図2に示すように、駆動レバー22
及び中間レバー26に対する第1リンク28の両端枢着
点と、駆動レバー22の回動中心とが一直線L2−L2
上に配列された状態になる。そのため、この状態で装置
が停止された場合には、トランスファバー10等の重量
が、リフトレバー17、第2リンク31、中間レバー2
6及びその端部のピン30、第1リンク28及びその端
部のピン29を介して、最終的に駆動レバー22の回動
軸心である支軸23にかかるのみである。従って、トラ
ンスファバー10等の重量が駆動レバー22を介して、
従動体38、ナット40、ボールスクリュー37、サー
ボモータ34等に伝達されることはない。この場合も、
トランスファバー10はメカ的に確実に位置保持された
状態となる。
【0039】よって、ボールスクリュー37やサーボモ
ータ34として大負荷に耐えるような大型のものを使用
したり、サーボモータ34にブレーキ機構を設けたり、
トランスファバー10の上昇位置や下降位置を規制する
ためのストッパ機構を設けたりする必要がない。そのた
め、このリフト装置においては、構造を簡素化して安価
に製作することができるとともに、ストッパ機構を設け
た場合のように、構成部材の寿命や機能に悪影響を与え
るような衝撃が発生するのを防ぐことができる。また、
ボールスクリュー37やサーボモータ34側に大きな負
荷がかからないため、ボールスクリュー37等の破損に
より、ワークW1が急激に落下する等の事故が発生する
おそれを防止することもできる。
【0040】更に、この実施例では、ターンバックルよ
りなる第1リンク28を長さ調節することにより、装置
の製作誤差を吸収して、各レバー及びロッドの動きに支
障を生じないようにすることができるとともに、前記両
端枢着点と回動中心とを一直線L1−L1,L2−L2
上に正確に位置させることもできる。
【0041】
【別の実施例】次に、この発明の別の実施例を、図7〜
図14に基づいて説明する。まず、図7〜図9に示す第
2実施例について述べると、この実施例では搬送駆動機
構2の昇降駆動構成における各レバー及びロッドの配列
が、前記第1実施例と上下逆になっている。そのため、
この第2実施例においては、駆動レバー22と中間レバ
ー26とを作動連結するための第1リンク28が、長さ
調節不能な通常のリンクから構成されている。そして、
中間レバー26とリフトレバー17とを作動連結するた
めの第2リンク31が、長さ調節可能なターンバックル
より構成されている。
【0042】また、この第2実施例では、リフトレバー
17の支軸18がブラケット16に対して移動調節可能
に支持されている。すなわち、図9に示すように、ガイ
ド溝95はブラケット16に斜め方向へ延びるように形
成され、このガイド溝95内には支軸18を支持した角
コマ96が移動可能に嵌挿支持されている。一対の雌ね
じ体97はガイド溝95の両端部に固定配置され、この
雌ねじ体97には角コマ96に上下両面から係合する調
節ねじ98が調節可能に螺合されている。そして、この
調節ねじ98により角コマ96をガイド溝95に沿って
斜め方向に移動調節して、リフトレバー17の支軸18
の上下位置を変更できるようになっている。尚、調節ね
じ98には締め付けナット99が螺着されている。
【0043】そして、図7に示すように、前記トランス
ファバー10が上昇位置に移動されたときには、図1に
示す第1実施例の場合とは異なり、リフトレバー17及
び中間レバー26に対する第2リンク31の両端枢着点
と、リフトレバー17の回動中心とが一直線上L1−L
1上に配置されるようになっている。また、図8に示す
ように、トランスファバー10が下降位置に移動された
ときには、図2に示す第1実施例の場合とは異なり、駆
動レバー22及び中間レバー26に対する第1リンク2
8の両端枢着点と、中間レバー26の回動中心とが一直
線L2−L2上に配列されるようになっている。
【0044】また、トランスファバー10の上昇位置や
下降位置を微調整或いは変更したい場合には、リフトレ
バー17の支軸18の上下位置を調節することにより、
トランスファバー10の上昇位置や下降位置における上
下位置を変更調節することができる。又、支軸18の位
置調節に伴い、ターンバックルよりなる第2リンク31
を長さ調節することによって、各レバー及びロッドの動
きに支障を生じることはないとともに、前記両端枢着点
と回動中心とを一直線L1−L1,L2−L2上に正確
に位置させることができる。加えて、支軸18の位置調
節や第2リンク31の長さ調節を行うことにより、装置
の製作誤差を吸収することもできる。
【0045】次に、図10に示す第3実施例について述
べると、この実施例では、搬送駆動機構2の昇降駆動構
成における第1リンク28及び第2リンク31が、とも
に長さ調節可能なターンバックルより構成されている。
また、この実施例においては、駆動レバー22の支軸2
3がブラケット16に対して上下移動調節可能に支持さ
れている。即ち、前記第2実施例の図9に示すガイド溝
95を、ブラケット16に上下方向へ延びるように形成
するとともに、このガイド溝95内に嵌挿支持された角
コマ96に、駆動レバー22の支軸23を支持する。こ
のようにすれば、第2実施例のリフトレバー17の場合
と同じく、駆動レバー22の支軸23の位置を変更する
ことができる。
【0046】そして、図10に示すように、前記トラン
スファバー10が上昇位置に移動されたときには、図1
に示す第1実施例の場合と同様に、リフトレバー17及
び中間レバー26に対する第2リンク31の両端枢着点
と、中間レバー26の回動中心とが一直線L1−L1上
に配置されるようになっている。このとき、ターンバッ
クルよりなる第2リンク31を長さ調節することによっ
て、前記両端枢着点と回動中心とを一直線L1−L1上
に正確に位置させることができる。
【0047】また、トランスファバー10が下降位置に
移動されたときには、図2に示す第1実施例の場合と同
様に、駆動レバー22及び中間レバー26に対する第1
リンク28の両端枢着点と、駆動レバー22の回動中心
とが一直線L2−L2上に配列されるようになってい
る。このとき、ターンバックルよりなる第1リンク28
を長さ調節するとともに、駆動レバー22の支軸23の
位置を移動調節することによって、前記両端枢着点と回
動中心とを一直線L2−L2上に正確に位置させること
ができる。
【0048】なお、これら第1及び第2リンク28,3
1を長さ調節したり、支軸23の位置を移動調節したり
することにより、装置の製作誤差を吸収して、各レバー
及びロッドの動きに支障を生じないようにすることがで
きるのも勿論である。
【0049】次に、図11及び図12に示す第4実施例
について説明する。さて、この実施例では、フレーム1
01の上面に、複数のブラケット102が所定間隔おき
に突設されている。複数のリフトレバー103,104
は中間部にて支軸105によりブラケット102上に一
水平軸線の周りで回動可能に支持され、それらの上端部
には支持ローラ106が取り付けられている。昇降体と
してのトランスファバー107はリフトレバー103,
104の支持ローラ106上に水平状態で支持され、リ
フトレバー103,104の回動に伴って昇降される。
載置台108はフレーム101の上面に突設され、その
上面にはワークW2が下降位置のトランスファバー10
7を跨ぐように載置される。
【0050】二叉状の駆動レバー109は前記リフトレ
バー103に隣接するように、フレーム101上にブラ
ケット110及び支軸111を介して一水平軸線の周り
で回動可能に支持され、その第1アーム部には係合ロー
ラ112が取り付けられている。長さ調節可能なターン
バックルよりなる作動ロッド113は両端部にてピン1
14,115により、駆動レバー109の第2アーム部
及びリフトレバー103の下端部にそれぞれ枢着され、
駆動レバー109及びリフトレバー103を直接作動連
結するための連結機構を構成している。連結ロッド11
6は各リフトレバー103,104を一体回動可能に連
結するように、リフトレバー103,104の下端部間
に架設されている。
【0051】駆動源としてのサーボモータ117はブラ
ケット118を介して前記フレーム101上に装着さ
れ、そのモータ軸119にはカップリング120を介し
てボールスクリュー121が連結されている。従動体1
22はボールスクリュー121の上方近傍にガイド12
3を介して移動可能に配置され、その一部にはボールス
クリュー121に螺合するナット124及び係合ローラ
112に係合する係合溝125が設けられている。
【0052】そして、サーボモータ117によりボール
スクリュー121が回転されたとき、ナット124を介
して従動体122が移動されて、駆動レバー109が回
動される。また、この駆動レバー109の回動に伴い、
作動ロッド113及び連結ロッド116を介してリフト
レバー103,104が回動され、トランスファバー1
07が図12に示す上昇位置と、図11に示す下降位置
との間で昇降される。
【0053】さらに、この実施例においては、図11に
示すように、前記トランスファバー107が下降位置に
移動されたとき、駆動レバー109及びリフトレバー1
03に対する作動ロッド113の両端枢着点と、駆動レ
バー109の回動中心とが一直線L2−L2上に配置さ
れて、可動節が伸び切った状態となるように構成されて
いる。
【0054】次に、前記のように構成された第4実施例
のリフト装置について動作を説明する。さて、この実施
例のリフト装置において、図11に示すように、トラン
スファバー107が下降位置に配置された状態で、サー
ボモータ117によりボールスクリュー121が一方向
に回転されると、ナット124を介して従動体122が
同図の右方に移動される。これにより、駆動レバー10
9が時計方向に回動され、作動ロッド113及び連結ロ
ッド116を介してリフトレバー103,104が反時
計方向に上昇回動される。そして、このリフトレバー1
03,104の回動により、図12に示すように、トラ
ンスファバー107が下降位置から上昇され、ワークW
2が載置台108上から持ち上げられる。この状態で、
トランスファバー107が図示しない移動機構により同
図の左方に移動されて、ワークW2が次の加工位置に搬
送される。
【0055】その後、サーボモータ117によりボール
スクリュー121が前記と逆方向に回転されると、ナッ
ト124を介して従動体122が図12の左方に移動さ
れる。これにより、駆動レバー109が反時計方向に回
動され、作動ロッド113及び連結ロッド116を介し
てリフトレバー103,104が時計方向に下降回動さ
れる。そして、このリフトレバー103,104の回動
により、図11に示すように、トランスファバー107
が上昇位置から下降位置に復帰移動される。また、この
ようにトランスファバー107が下降位置に移動配置さ
れたときには、駆動レバー109及びリフトレバー10
3に対する作動ロッド113の両端枢着点と、駆動レバ
ー109の回動中心とが一直線L2−L2上に配置され
て、可動節が伸び切った状態になる。
【0056】そのため、この状態でリフト装置が停止さ
れると、トランスファバー107等の重量が、リフトレ
バー103及びその下端のピン115、作動ロッド11
3及びその端部のピン114を介して、最終的に駆動レ
バー109の回動軸心である支軸111にかかるのみで
ある。従って、トランスファバー107等の重量が駆動
レバー109を介して、従動体122、ナット124、
ボールスクリュー121、サーボモータ117等に伝達
されることはない。
【0057】よって、ボールスクリュー121やサーボ
モータ117として大負荷に耐えるような大型のものを
使用したり、サーボモータ117にブレーキ機構を設け
たり、トランスファバー107の下降位置を規制するた
めのストッパ機構を設けたりする必要がない。そのた
め、この第4実施例のリフト装置においても、前述した
第1実施例の場合と同様に、構造を簡素化して安価に製
作することができるとともに、ストッパ機構を設けた場
合のように、構成部材の寿命や機能に悪影響を与えるよ
うな衝撃が発生するのを防ぐことができる。また、ボー
ルスクリュー121やサーボモータ117側に大きな負
荷がかからないため、ボールスクリュー121等の破損
により、ワークW2が急激に落下する等の事故が発生す
るおそれを防止することもできる。
【0058】次に、図13及び図14に示す第5実施例
について説明する。さて、この実施例では、前記第4実
施例と比較して、駆動レバーがラック及びピニオンを介
して回動されるようになっている。即ち、前記ボールス
クリュー121に螺合するナット124にはラック12
6が固定され、そのラック126はボールスクリュー1
21の長手方向に沿って延びている。又、駆動レバー1
27はその一端に前記作動ロッド113がピン114に
より枢着されるとともに、他端には回転軸128が固定
されている。そして、駆動レバー127はこの回転軸1
28を介して前記ブラケット110に回動可能に支持さ
れている。ピニオン129は回転軸128に固定され、
このピニオン129が前記ラック126に係合されてい
る。
【0059】そして、サーボモータ117によりボール
スクリュー121が回転されたとき、ナット124を介
してラック126が移動されることにより、ピニオン1
29を介して駆動レバー127が回動される。また、こ
の駆動レバー127の回動に伴い、作動ロッド113及
び連結ロッド116を介してリフトレバー103,10
4が回動され、トランスファバー107が図14に示す
上昇位置と、図13に示す下降位置との間で昇降され
る。
【0060】そして、図13に示すように、前記トラン
スファバー107が下降位置に移動されたときには、図
11に示す第4実施例の場合と同様に、駆動レバー12
7及びリフトレバー103に対する作動ロッド113の
両端枢着点と、駆動レバー129の回動中心とが一直線
L2−L2上に配置されて、可動節が伸び切った状態と
なるように構成されている。
【0061】加えて、この実施例では、図14に示すよ
うに、トランスファバー107が上昇位置に移動された
ときも、駆動レバー127が図13の状態から180°
回転された状態となり、駆動レバー127及びリフトレ
バー103に対する作動ロッド113の両端枢着点と、
駆動レバー129の回動中心とが一直線L1−L1上に
配置されるように構成されている。
【0062】そのため、この第5実施例においては、ト
ランスファバー107が上昇及び下降位置の何れの位置
に移動された状態で、停電等によりリフト装置が停止さ
れても、トランスファバー107等の重量が駆動レバー
127の回動軸心である回転軸128にかかるのみであ
る。従って、トランスファバー107等の重量が駆動レ
バー127を介して、ラック126、ナット124、ボ
ールスクリュー121、サーボモータ117等に伝達さ
れることはなく、トランスファバー107はメカ的に確
実に位置保持される。
【0063】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。
【0064】(1)第2実施例において、リフトレバー
17の支軸18の位置に代えて、中間レバー26の支軸
27の位置や、駆動レバー22の支軸23の位置を移動
調節できるように構成すること。
【0065】(2) 第3実施例において、駆動レバー
22の支軸23に代えて、中間レバー26の支軸27の
位置や、リフトレバー17の支軸18の位置を移動調節
できるように構成すること。
【0066】(3) 第1〜第4実施例において、トラ
ンスファバー10,107が上昇位置に移動された状態
のみで、駆動レバー、中間レバーまたはリフトレバーの
回動中心と、それに隣接したリンクや作動ロッドの両端
枢着点とが一直線上に配置されるように構成すること。
【0067】(4) 第1〜第4実施例において、前記
第5実施例のように、駆動レバー22,109の支軸2
3,111を同レバー22,109に固定された回転軸
とし、その回転軸にピニオンを固定するとともに、その
ピニオンには、モータにより長手方向へ往復移動される
ラックを係合させること。このようにしても、モータの
駆動に伴い、ラック及びピニオンを介して駆動レバー2
2,109が回動される。
【0068】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、昇降体が下降位置若しくは上昇位置に移
動配置された装置の停止状態において、昇降体等の重量
が駆動源側に直接伝達されるのを防止することができ
て、停電時等においても昇降体の位置を確実に保持して
同昇降体上の載置物の脱落を防止することができ、しか
も構造を簡略化して安価に製作することができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明をトランスファ装置に具体化したリフ
ト装置の第1実施例を示すもので、特にトランスファバ
ーが上昇位置に移動された状態を示す部分破断正面図で
ある。
【図2】図1のリフト装置においてトランスファバーが
下降位置に移動された状態を示す部分破断正面図であ
る。
【図3】そのリフト装置の全体構成中で、ほぼ右半分を
示す部分正面図である。
【図4】リフト装置の駆動構成を拡大して示す要部正面
図である。
【図5】同じく駆動構成を示す要部平面図である。
【図6】図3のリフト装置において、トランスファバー
を支持する昇降付与部材を拡大して示す部分正面図であ
る。
【図7】この発明のリフト装置の第2実施例を示すもの
で、特にトランスファバーが上昇位置に移動された状態
を示す部分破断正面図である。
【図8】図7のリフト装置においてトランスファバーが
下降位置に移動された状態を示す部分破断正面図であ
る。
【図9】図7及び図8のリフト装置において、支軸の移
動調節構成を示す部分断面図である。
【図10】この発明のリフト装置の第3実施例を示す部
分破断正面図である。
【図11】この発明のリフト装置の第4実施例を示すも
ので、特にトランスファバーが下降位置に移動された状
態を示す部分破断正面図である。
【図12】図11のリフト装置においてトランスファバ
ーが上昇位置に移動された状態を示す部分破断正面図で
ある。
【図13】この発明のリフト装置の第5実施例を示すも
ので、特にトランスファバーが下降位置に移動された状
態を示す部分破断正面図である。
【図14】図13のリフト装置においてトランスファバ
ーが上昇位置に移動された状態を示す部分破断正面図で
ある。
【符号の説明】
2…搬送駆動機構、2a…フレーム、5…支持レバー、
8…昇降付与部材、10…昇降体としてのトランスファ
バー、12…ワーク把持アーム、17…リフトレバー、
19…支持ローラ、22…駆動レバー、25…連結機
構、26…中間レバー、28…第1リンク、31…第2
リンク、34…駆動源としてのサーボモータ、37…ボ
ールスクリュー、38…従動体、40…ナット、101
…フレーム、103…リフトレバー、104…リフトレ
バー、106…支持ローラ、107…昇降体としてのト
ランスファバー、109…駆動レバー、113…作動ロ
ッド、117…駆動源としてのサーボモータ、121…
ボールスクリュー、122…従動体、124…ナット、
W1…ワーク、W2…ワーク、L1…直線、L2…直
線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 39/04 B65G 25/02 B66F 7/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに昇降可能に配置された昇降体
    と、 前記フレーム上に一水平軸線の周りで回動可能に支持さ
    れ、昇降体に作動連結されたリフトレバーと、 そのリフトレバーに隣接して、前記フレーム上に一水平
    軸線の周りで回動可能に支持された駆動レバーと、 その駆動レバーとリフトレバーとの間を連結する連結機
    構と、 前記駆動レバーを回動させるための駆動源とよりなり、
    駆動源の駆動により駆動レバー及び連結機構を介してリ
    フトレバーを回動させて、昇降体を昇降させるようにし
    たリフト装置において、前記連結機構は、前記フレームに回動自在に支持された
    中間レバーと、前記中間レバーの一端と回動自在に連結
    されるとともに前記駆動レバーと回動自在に連結される
    第1リンクと、前記中間レバーの他端と回動自在に連結
    されるとともに前記リフトレバーと回動自在に連結され
    る第2リンクとから 構成したことを特徴とするリフト装
    置。
  2. 【請求項2】 前記昇降体が上昇位置に移動されたと
    き、前記リフトレバーと回動自在に連結された第2リン
    クの一方の枢着部と、前記中間レバーの回動軸心と、該
    中間レバーと回動自在に連結された第2リンクの他方の
    枢着部とが一直線上に位置するように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載のリフト装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降体が下降位置に移動されたと
    き、前記駆動レバーと回動自在に連結された第1リンク
    の一方の枢着部と、前記中間レバーと回動自在に連結さ
    れた第1リンクの他方の枢着部と、前記中間レバーの回
    動軸心とが一直線上に位置するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のリフト装置。
  4. 【請求項4】 前記第1リンク及び第2リンクのうち、
    少なくとも一方のリンクは長さ調節可能であることを特
    徴とした請求項1〜のいずれか一項に記載のリフト装
    置。
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