JP3423506B2 - ポリプロピレン系樹脂組成物およびその製造法 - Google Patents
ポリプロピレン系樹脂組成物およびその製造法Info
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Description
樹脂組成物およびその製造法に関するものである。さら
に詳しくは、本発明は、層状珪酸塩の分散性が著しく改
良され、成形品表面の傷つき性、剛性、耐熱特性、等が
良好なポリプロピレン系樹脂組成物に関するものであ
る。本発明で提供される樹脂組成物は、自動車、家電、
電子機器、などの部品等を成形するのに有用である。
化に対する市場の要求は近年ますます高まっている。こ
れに対処するためにポリオレフィンに各種フィラーを含
有させ複合化することは有力な手段であり、種々検討さ
れている。また、プロピレン系重合体に層状珪酸塩を混
練により分散させた組成物として、特開昭51−136
735号、同58−222132号、同63−1503
43号各公報、等が知られているが、高弾性率、高耐熱
性等を達成する為に層状珪酸塩を高配合量とする必要が
あり、一方、これらの組成物においては層状珪酸塩が凝
集して分散しているなどの為、未だ必ずしも満足できる
ものではない。
法として、種々の検討が為されている。例えば特開平6
−41346号公報には、無機層状物質を膨潤分散させ
た有機分散液とビニル系高分子化合物を溶解させた有機
溶液とを混合させたのち、脱溶媒することにより無機層
状物質が均質分散した組成物が得られるとの記載があ
る。しかしながら、この方法では溶媒に分散させ、脱溶
媒を行うという工程が必要であり、製造コスト面で必ず
しも有利とは言い難い。また、重合時の添加剤として粘
土鉱物を用いる方法(例えば特開平5−301917号
公報等)も報告されているが、重合活性を高くすること
を目的とするものであり、本発明の目的に適うものでは
ない。
粘土鉱物をポリメチルメタクリレート、ポリスチレン等
のビニル系高分子に分子状に分散(層厚さが7〜12Å
で層間距離が30Å以上)させた複合材料およびその製
法の記載があるが、得られた複合材料の剛性、耐熱性等
が不充分なものである。これは、層状珪酸塩を一層一層
分離して分子状に分散させることによりラミネート構造
を形成し、等方的な高い弾性率を発現させるとされるカ
ードハウス構造をかえって形成しにくくなる〔粘土科
学、30巻(2)、143〜147 (1990)〕こと
によっているものと考えられる。また、層状珪酸塩が一
層一層分離して分子状に分散されることにより、高い弾
性率を持つであろう層状珪酸塩一層が、歪曲し、本来期
待するほどの弾性率は得られない。また、重合工程にお
いて層間にユニット分子を結合させ重合を行うとの記載
があるが、このことにより、完全に一層一層が分離して
分子状に分散してしまい、上記のような不都合が生じる
ものと考えられる。
題点を解決する高剛性でかつ高耐熱性を有するポリプロ
ピレン系樹脂の層状珪酸塩との複合材料を提供すること
を目的とし、層状珪酸塩の分散状態について種々検討を
行い本発明を完成した。
則性重合触媒及び予め層間距離が拡大された層状珪酸塩
の存在下、プロピレン又はプロピレンとエチレン及び/
又は炭素数4〜12のα−オレフィンを重合させること
によって製造された、プロピレンの単独重合体又はプロ
ピレンとエチレン及び/又は炭素数4〜12のα−オレ
フィンとの共重合体99.9〜90重量%と層状珪酸塩
0.1〜10重量%からなるポリプロピレン系樹脂組成
物であって、該層状珪酸塩が直径0.5μm以下で分散
していることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物
を提供するものである。
酸塩は、珪酸マグネシウムまたは珪酸アルミニウムの層
から形成されるフィロ珪酸塩鉱物を例示することができ
る。具体的にはモンモリロナイト、サポナイト、バイデ
ライト、ノントロナイト、ヘクトライト、スティブンサ
イト等のスメクタイト系粘土鉱物やバーミキュライト、
ハロイサイト等を例示することができ、これらは天然の
ものであっても、合成されたものであっても良い。これ
らの中でモンモリロナイトをはじめとするスメクタイト
系粘土鉱物が好ましく、有機溶剤中で分散し易いように
処理を施す場合はモンモリロナイトが最も好ましい。こ
の層状珪酸塩成分は、本発明組成物に対し優れた剛性、
耐熱性を付与する成分である。この層状珪酸塩は、アス
ペクト比が3〜1000の範囲の層状珪酸塩であるのが
好ましい。
る分散構造が上記層状珪酸塩層の局所的な塊(直径0.
5μmを越える塊)を形成せず、通常直径0.5μm以
下、好ましくは直径0.4μm以下で分散している。ま
た、本発明においては、平均的に20Å(オングストロ
ーム)以上の層間距離を有する層状珪酸塩を使用するの
が好ましい。ここで、層間距離とは、珪酸塩層の平板の
重心間の距離を言う。また、分散は、組成物の超薄切片
の透過型電子顕微鏡観察において、珪酸塩層の一枚一枚
が、もしくは平均的に重なりが50層以下の多層物が平
行に、またはランダムに、もしくは平行とランダムが混
在した状態で直径0.5μm以上の局所的な塊を形成す
ることなく観察される状態を言う。
5μm以下で分散していることが必要であるが、剛性、
耐熱性等を更に向上させるのに、分散した層状珪酸塩の
層の数が2〜25、更には2〜20で分散しているのが
好ましい。層の数は、前記の組成物の超薄切片の透過型
電子顕微鏡観察により測定できる。本発明の樹脂組成物
は、立体規則性重合触媒及び層状珪酸塩の存在下、プロ
ピレン又はプロピレンとエチレン及び/又は炭素数4〜
12のα−オレフィンを重合させることにより製造され
るが、上述の層状珪酸塩の分散を得るために、層状珪酸
塩の層間距離を予め拡大しておくのが好ましい。
は、層状珪酸塩を水中に分散させ、更にこれに陽イオン
性界面活性剤を添加する処理によって行える。ここで用
いられる陽イオン性界面活性剤としては、例えばR1 R
2 R3 R4 N + X- で表わされる第四級アンモニウム塩
がある。ここで、R1 、R2 、R3 及びR4 はそれぞれ
同一でも異っていてもよく、炭素数1〜30の飽和又は
不飽和炭化水素基である。具体的には、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、2−エチ
ルヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウ
ンデシル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、等
の飽和脂肪族炭化水素基、ラウリル、オレイル、等の不
飽和脂肪族炭化水素基、フェニル、ベンジル、等の芳香
族炭化水素基、がある。X- としては、例えばCl- 、
Br- 、NO3 - 、OH- 、CH3 COO- 等の陰イオ
ンがある。
トリメチルステアリルアンモニウムクロリド、ジメチル
ジステアリルアンモニウムクロリド、トリオクチルメチ
ルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニ
ウムブロミド、等がある。陽イオン性界面活性剤の使用
量は、層状珪酸塩100gに対し0.01〜1g、好ま
しくは0.1〜0.5gである。層状珪酸塩を分散させ
る水の使用量は、層状珪酸塩の5重量倍以上、通常10
00重量倍以下、好ましくは10重量倍以上100重量
倍以下である。
処理は、5〜80℃、好ましくは室温〜50℃程度の温
度で、1分〜10時間、好ましくは5分〜3時間程度、
好ましくは撹拌下に行われる。上記処理は、撹拌を停止
した状態で沈殿物等が無い状態で好ましくは行われ、さ
らには分散した層状珪酸塩が肉眼による目視で透明であ
ることが好ましい。上記処理後、層状珪酸塩を分離、回
収して、室温〜120℃程度の温度で、常圧又は減圧下
に10分〜5時間程度乾燥して、使用する。層状珪酸塩
の層間距離は、処理前の層間距離に対して1.1倍以上
拡大されていることが望ましい。
ピレン系樹脂組成物中に0.1〜10重量%、好ましく
は0.5〜10重量%、より好ましくは1〜10重量%
となる様に重合反応槽に供給してもよいし、後述する立
体規則性触媒を構成するチタン含有固体成分調製時に添
加してもよい。従って、プロピレン単独重合体又はプロ
ピレンとエチレン及び/又は炭素数4〜12のα−オレ
フィンとの共重合体は、本発明の樹脂組成物中に99.
9〜90重量%、好ましくは99.5〜90重量%、よ
り好ましくは99〜90重量%含有される。
系樹脂組成物中に、上記範囲の配合量で層状珪酸塩が含
有されていることが、目的とする樹脂組成物の機械的強
度及び耐熱性等の点で必要である。本発明で使用する立
体規則性触媒は、公知のチタン含有固体成分および有機
アルミニウム化合物成分からなるチーグラー触媒であ
る。ここで「からなる」ということは、挙示の成分(す
なわち、チタン含有固体成分および有機アルミニウム化
合物成分)のみからなるものの他に、合目的的な補助成
分(第三成分)を含むものをも意味するものである。
触媒のチタン含有固体成分は、本発明の効果が認められ
る限り任意のものであり得る。その代表的なものとして
は例えばTiCl3 化合物であって、H2 還元のもの、
金属アルミニウム還元のもの、有機アルミニウム還元の
もの等、種々のTiCl3 化合物がある。また上記のT
iCl3 化合物に機械的な粉砕を加えたものでもよい。
またTiCl4 等を有機アルミニウムで還元したTiC
l3 をさらに電子供与性化合物で処理し、さらに必要に
応じてTiCl 4 で処理した化合物も使用可能である。
またチタン成分は、マグネシウム化合物等に担持され
た、いわゆる高活性触媒として使用することも可能であ
る(なお、このようなチタン成分は、チタン、マグネシ
ウムおよびハロゲンを含むチーグラー型触媒用固体成分
と定義することができる。)。
53−45688号、同54−3894号、同54−3
1092号、同54−39483号、同54−9459
1号、同54−118484号、同54−131589
号、同55−75411号、同55−90510号、同
55−90511号、同5−127405号、同55−
147507号、同55−155003号、同56−1
8609号、同56−70005号、同56−7200
1号、同56−86905号、同56−90807号、
同56−155206号、同57−3803号、同57
−34103号、同57−92007号、同57−12
1003号、同58−5309号、同58−5310
号、同58−5311号、同58−8706号、同58
−27732号、同58−32604号、同58−32
605号、同58−67703号、同58−11720
6号、同58−127708号、同58−183708
号、同58−183709号、同59−149905
号、同59−149906号各公報等に記載のものが用
いられる。
ち「チタン、マグネシウムおよびハロゲンを含むチーグ
ラー型触媒固体成分」、において使用される担体マグネ
シウム源となるマグネシウム化合物としては、マグネシ
ウムジハライド、ジアルコキシマグネシウム、アルコキ
シマグネシウムハライド、マグネシウムオキシハライ
ド、ジアルキルマグネシウム、酸化マグネシウム、水酸
化マグネシウム、マグネシウムのカルボン酸塩等が挙げ
られる。これらのマグネシウム化合物の中でもマグネシ
ウムジハライド、就中二塩化マグネシウム、が好まし
い。
般式Ti(OR1 )4-n Xn (ここで、R1 は炭化水素
残基であり、好ましくは炭素数1〜10程度のものであ
り、Xはハロゲンを示し、nは0≦n≦4の数を示す)
で表される化合物が挙げられる。具体例としては、Ti
Cl4 、TiBr4 、Ti(OC2 H5 )Cl3 、Ti
(OC2 H5 )2 Cl2 、Ti(OC2 H5 )3 Cl、
Ti(O−iC3 H7)Cl3 、Ti(O−nC
4 H9 )Cl3 、Ti(O−nC4 H9 )2 Cl2 、T
i(OC2 H5 )Br3 、Ti(OC2 H5 )(OC4
H9 )2 Cl、Ti(O−nC4 H9 )3 Cl、Ti
(O−C6 H5 )Cl3 、Ti(O−iC4 H9)2 C
l2 、Ti(OC5 H11)Cl3 、Ti(OC6 H13)
Cl3 、Ti(OC2 H5 )4 、Ti(O−nC
3 H7 )4 、Ti(O−nC4 H9 )4 、Ti(O−i
C4 H9 )4 、Ti−(O−nC6 H13)4 、Ti(O
−nC8 H17)4、Ti[OCH2 CH(C2 H5 )C
4 H9 ]4 等がある。
を示す)に後述する電子供与体を反応させた分子化合物
を用いることもできる。そのような分子化合物の具体例
としては、TiCl4 ・CH3 COC2 H5 、TiCl
4 ・CH3 CO2 C2 H5 、TiCl4 ・C6 H5 NO
2 、TiCl4 ・CH3 COCl、TiCl4 ・C6H
5 COCl、TiCl4 ・C6 H5 CO2 C2 H5 、T
iCl4 ・ClCOC 2 H5 、TiCl4 ・C4 H4 O
等がある。
のは、TiCl4 、Ti(OC2 H 5 )4 、Ti(OC
4 H9 )4 、Ti(OC4 H9 )Cl3 等である。ま
た、一般式Ti(OR2 )3-m X2 m (ここで、R2 は
炭化水素残基であり、好ましくは炭素数1〜10程度の
ものであり、X2 はハロゲンを示し、mは0<m≦3の
数を示す)で表される化合物をあげられる。具体例とし
ては、TiCl3 、TiBr3 、Ti(OCH3 )Cl
2 、Ti(OC2 H5 )Cl2 、等があげられる。
チタニウム、ジシクロペンタジエニルジメチルチタニウ
ム、ビスインデニルジクロロチタニウム等のチタノセン
化合物の使用も可能である。この固体成分中に含まれる
ハロゲンは、上述のマグネシウム及び(又は)チタンの
ハロゲン化合物から供給されるのが普通であるが、他の
ハロゲン源、アルミニウムのハロゲン化物やケイ素のハ
ロゲン化物、リンのハロゲン化物といった公知のハロゲ
ン化剤、から供給することもできる。
塩素、臭素、ヨウ素またはこれらの混合物であってもよ
く、特に塩素が好ましい。本発明に用いられる固体成分
は、上記必須成分の他にSiCl4 、CH3 SiCl3
等のケイ素化合物、メチルハイドロジエンポリシロキサ
ン等のポリマーケイ素化合物、Al(O−iso−C3
H7 )3 、AlCl3 、AlBr3 、Al(OC
2 H5 )3 、Al(OCH3 )2 Cl等のアルミニウム
化合物およびB(OCH3 )3 、B(OC2 H5 )3 、
B(OC6 H5 )3 等のホウ素化合物、WCl6 、WC
l5 、WI5 等のタングステン化合物及びMoCl5 、
MoBr5等のモリブデン化合物、等の他成分の使用も
可能であり、これらがケイ素、アルミニウム、ホウ素、
タングステン及びモリブデン等の成分として固体成分中
に残存することは差しつかえない。
子供与体を内部ドナーとして使用することもできる。こ
の固体成分の製造に利用できる電子供与体(内部ドナ
ー)としては、アルコール類、フェノール類、ケトン
類、アルデヒド類、カルボン酸類、有機酸又は無機酸類
のエステル類、エーテル類、酸アミド類、酸無水物類の
ような含酸素電子供与体、アンモニア、アミン、ニトリ
ル、イソシアネートのような含窒素電子供与体等を例示
することができる。
ノール、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、
オクタノール、ドデカノール、オクタデシルアルコー
ル、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、
クミルアルコール、イソプロピルベンジルアルコールな
どの炭素数1ないし18のアルコール類、(ロ)フェノ
ール、クレゾール、キシレノール、エチルフェノール、
プロピルフェノール、クミルフェノール、ノニルフェノ
ール、ナフトールなどのアルキル基を有してよい炭素数
6ないし25のフェノール類、(ハ)アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノ
ン、ベンゾフェノンなどの炭素数3ないし15のケトン
類、(ニ)アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、トリアルデヒ
ド、ナフトアルデヒドなどの炭素数2ないし15のアル
デヒド類、(ホ)ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸シ
クロヘキシル、酢酸セロソルブ、プロピオン酸エチル、
酪酸メチル、吉草酸エチル、ステアリン酸エチル、クロ
ル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、メタクリル酸メチ
ル、クロトン酸エチル、シクロヘキサンカルボン酸エチ
ル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピ
ル、安息香酸ブチル、安息香酸オクチル、安息香酸シク
ロヘキシル、安息香酸フェニル、安息香酸ベンジル、安
息香酸セロソルブ、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、アニス酸エチル、エトキシ安息香酸エチル、
フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプ
チル、γ−プチロラクトン、α−バレロラクトン、クマ
リン、フタリド、炭酸エチレンなどの炭素数2ないし2
0の有機酸エステル類、
ニルトリエトキシシランなどのケイ酸エステルのような
無機酸エステル類、(ト)アセチルクロリド、ベンゾイ
ルクロリド、トルイル酸クロリド、アニス酸クロリド、
塩化フタロイル、イソ酸化フタロイルなど炭素数2ない
し15の酸ハライド類、(チ)メチルエーテル、エチル
エーテル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、ア
ミルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフ
ェニルエーテルなどの炭素数2ないし20のエーテル
類、(リ)酢酸アミド、安息香酸アミド、トルイル酸ア
ミドなどの酸アミド類、(ヌ)メチルアミン、エチルア
ミン、ジエチルアミン、トリブチルアミン、ポペリジ
ン、トリベンジルアミン、アニリン、ピリジン、ピコリ
ン、テトラメチルエチレンジアミンなどのアミン類、
(ル)アセトニトリル、ベンゾニトリル、トルニトリル
などのニトリル類、などを挙げることができる。これら
の電子供与体は、二種以上用いることができる。
及び酸ハライドであり、特に好ましいのはフタル酸エス
テル、酢酸セロソルブエステル及びフタル酸ハライドで
ある。上記各成分の使用量は本発明の効果が認められる
限り任意のものであり得るが、一般的には次の範囲が好
ましい。チタン化合物の使用量は、使用するマグネシウ
ム化合物の使用量に対してモル比で1×10-4〜100
0の範囲内がよく、好ましくは0.01〜10の範囲内
である。ハロゲン源としてそのための化合物を使用する
場合は、その使用量はチタン化合物および(または)マ
グネシウム化合物がハロゲンを含む含まないにかかわら
ず使用するマグネシウムの使用量に対してモル比で1×
10-2〜1000の範囲内がよく、好ましくは0.1〜
100の範囲内である。
テンおよびモリブデン化合物の使用量は、上記のマグネ
シウム化合物の使用量に対してモル比で1×10-4〜1
00の範囲内がよく、好ましくは0.001〜1の範囲
内である。電子供与性化合物の使用するときのその使用
量は上記のマグネシウム化合物の使用量に対してモル比
で1×10-3〜10の範囲内がよく、好ましくは0.0
1〜5の範囲内である。
グラー触媒を構成する有機アルミニウム化合物の具体例
としてはR3 3-rAlX3 r またはR4 3-s Al(O
R5 )s (ここでR3 およびR4 は同一または異なって
もよい炭素数1〜20程度の炭化水素残基または水素原
子、R 5 は炭素数1〜20程度の炭化水素残基、X3 は
ハロゲン、rおよびsはそれぞれ0≦r<3、0<s<
3の数である)で表されるものがある。具体的には、
(イ)トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウム、トリデシルアルミ
ニウム、などのトリアルキルアルミニウム、(ロ)ジエ
チルアルミニウムモノクロライド、ジイソブチルアルミ
ニウムモノクロライド、エチルアルミニウムセスキクロ
ライド、エチルアルミニウムジクロライドなどのアルキ
ルアルミニウムハライド、(ハ)ジエチルアルミニウム
ハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイドライド
などのアルキルアルミニウムハイドライド、(ニ)ジエ
チルアルミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウムフ
ェノキシドなどのアルミニウムアルコキシド、などがあ
げられる。
合物に上記(ニ)の有機金属化合物を併用することもで
きる。たとえば、トリエチルアルミニウムとジエチルア
ルミニウムエトキシドとの併用、ジエチルアルミニウム
モノクロライドとジエチルアルミニウムエトキシドとの
併用、エチルアルミニウムジクロライドとエチルアルミ
ニウムジエトキシドとの併用、トリエチルアルミニウム
とジエチルアルミニウムエトキシドとジエチルアルミニ
ウムクロライドとの併用があげられる。有機アルミニウ
ム化合物の使用量は重量比で(有機アルミニウム化合
物)/(チタン成分)の比が0.1〜1000、好まし
くは1〜100、の範囲である。
述のチタン含有固体成分および有機アルミニウム化合物
成分に加えて、第三成分(外部ドナー)として有機ケイ
素化合物、エーテル、有機酸エステルなどの電子供与性
化合物を使用でき、特にケイ素化合物の使用が好まし
い。本発明で用いられるケイ素化合物は、一般式R6 R
7 3-n Si(OR8 )n (ここで、R6 およびR7 は同
一もしくは異なる炭化水素基またはアルコキシ基であ
り、R8 は炭化水素基であり、nは1≦n≦3である)
で表されるものである。このケイ素化合物は、前記式の
ケイ素化合物の複数種の混合物であってもよい。ここで
R6 は分岐炭化水素基または環状脂肪族炭化水素基が好
ましい。R6 が分岐炭化水素基である場合は、ケイ素原
子に隣接する炭素原子から分岐しているものが好まし
い。その場合の分岐基は、アルキル基、シクロアルキル
基またはアリール基(たとえば、フェニル基またはメチ
ル置換フェニル基)であることが好ましい。さらに好ま
しいR6 は、ケイ素原子に隣接する炭素原子、すなわち
α位炭素原子が2級または3級の炭素原子であるもので
ある。とりわけ、ケイ素原子に結合している炭素原子が
3級のものが好ましい。R6 が分岐炭化水素基である場
合の炭素数は通常3〜20、好ましくは4〜10であ
る。また、R6 が環状脂肪族炭化水素基である場合の炭
素数は通常4〜20、好ましくは5〜10である。R7
はR8 と同一もしくは異なる炭化水素基またはアルコキ
シ基が好ましく、炭素数1〜20、好ましくは1〜10
の炭化水素基あるいはアルコキシ基である。R8 は炭素
数1〜20、好ましくは1〜10の炭化水素基あるいは
アルコキシ基である。
は、下記の通りである。(CH3 ) 3 CSi(CH3 )
(OCH3 )2 、(CH3 )3 CSi(CH(CH3 )
2 )(OCH3 )2 、(CH3 )3 CSi(CH3 )
(OC2 H5 )2 、(CH3 ) 3 CSi(C2 H5 )
(OCH3 )2 、(CH3 )3 CSi(n−C3 H7 )
(OCH3 )2 、(CH3 )3 CSi(n−C6 H13)
(OCH3 )2 、(C2 H 5 )3 CSi(CH3 )(O
CH3 )2 、(CH3 )(C2 H5 )CHSi(C
H3 )(OCH3 )2 、((CH3 )2 CHCH2 )2
Si(OCH3 )2 、(C2 H5 )(CH3 )2 CSi
(CH3 )(OCH3 )2 、(C2 H5 )(CH 3 )2
CSi(CH3 )(OC2 H5 )2 、(CH3 )3 CS
i(OCH3 )3、(CH3 )3 CSi(OC2 H5 )
3 、(CH3 )(C2 H5 )CHSi(OCH3 )3 、
(CH3 )2 CH(CH3 )2 CSi(CH3 )(OC
H3 )2 、((CH3 )3 C)Si(OCH3 )2 、
(C2 H5 )(CH3 )2 CSi(OCH3 )3 、(C
2 H5 )(CH3 )2 CSi(OC2 H5 )3 、(CH
3 )3CSi(OC(CH3 )3 )(OCH3 )2 、
((CH3 )2 CH)2 Si(OCH3 )2 、((CH
3 )2 CH)2 Si(OC2 H5 )2 、(C5 H9 )2
Si(OCH3 )2 、(C5 H9 )2 Si(OC
2 H5 )2 、(C5 H9 )(CH 3 )Si(OCH3 )
2 、(C5 H9 )((CH3 )2 CHCH2 )Si(O
CH3 )2 、(C6 H11)Si(CH3 )(OCH3 )
2 、(C5 H9 )(C6 H 11)2 Si(OCH3 )2 、
(C6 H11)(CH3 )2 CHCH2 )Si(OC
H3 )2 ((CH3 )2 CHCH2 )((C2 H5 )
(CH3 )CH)Si(OCH3 )2 、((CH3 )2
CHCH2 )((CH3 )2 CH)Si(OC5 H 11)
2 、HC(CH3 )2 C(CH3 )2 Si(CH3 )
(OCH3 )2 、HC(CH3 )2 C(CH3 )2 Si
(CH3 )(OC2 H5 )2 、HC(CH3 ) 2 C(C
H3 )2 Si(OCH3 )3 、HC(CH3 )2 Si
(OC2 H5 )3、(CH3 )3 CSi(OCH(CH
3 )2 )(OCH3 )2 、(CH3 )3 CSi(OC
(CH3 )3 )(OCH3 )2 、
で使用できるエーテルとして、1,3−ジエーテル類が
好ましく、特に2,2−ジイソブチル−1,3−ジメト
キシプロパン、2−イソプロピル−2−イソペンチル−
1,3−ジメトキシプロパン、2,2−ジシクロヘキシ
ル−1,3−ジメトキシプロパン、2,2−ビス(シク
ロヘキシルメチル)−1,3−ジメトキシプロパン、2
−シクロヘキシル−2−イソプロピル−1,3−ジメト
キシプロパン、2−イソプロピル−2−s−ブチル−
1,3−メトキシプロパン、2,2−ジフェニル−1,
3−ジメトキシプロパン、2−シクロペンチル−2−イ
ソプロピル−1,3−ジメトキシプロパンが好ましく用
いられる。
レンとエチレン及び/又は炭素数4〜12のα−オレフ
ィンを重合させるが、炭素数4〜12のα−オレフィン
としては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、
1−オクテン、1−デセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、3−メチル−1−ブテン等が例示できる。プロピレ
ンは単独重合でもプロピレンとエチレン及び炭素数4〜
12のα−オレフィンの1種あるいは2種以上を共重合
することも可能であり、共重合体はプロピレンのランダ
ム共重合体、プロピレン・エチレンブロック共重合体、
等として製造される。
び/又はα−オレフィンを重合する方法は公知の方法で
行う。例えば、通常の溶媒を使用するスラリー重合、溶
液重合、実質的に溶媒を用いない液相無溶媒重合または
気相重合法にも適用することが出来る。スラリー重合法
において用いられる溶媒としては、ヘキセン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、デカン、シクロヘキサン、メ
チルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、クロロベンゼン、オルトジ
クロロベンゼン等の芳香族ハロ炭化水素等の単独あるい
は混合物が用いられる。また、重合様式は、一般に室温
〜200℃程度、好ましくは50〜150℃、特に好ま
しくは60〜100℃であり、重合圧力は一般に常圧〜
50kg/cm2 G、好ましくは2〜30kg/cm2
Gである。該重合の際には分子量調節剤として補助的に
水素を用いることもできる。
に詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。以下の実施例、比較例において各種物
性および特性は、次の様に測定した。 (1)層状珪酸塩含量 重合パウダーおよび成型品を(株)島津製作所製TG−
DTA測定器にて室温から700℃まで昇温速度10℃
/min.にて測定し、270℃から550℃の間の重
量減少分をポリマー重量とし、550℃における重量を
層状珪酸塩重量として重量分率を算出した。
より測定し温度25℃における剪断弾性率の値を読みと
った。 (3)熱変形温度 JIS−K−7207(4.6kg/cm2 )に準拠し
て測定した。 (4)傷つき性 百円硬貨引かき試験により目視判定を行い○、×で評価
した。
Mn) ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにて測定し
た。 (6)層状珪酸塩の組成物中での分散 組成物の成型品の超薄切片を作成し、透過型電子顕微鏡
で観察し目視判定した。その判定基準は、◎=0.1μ
m以上の粒塊確認されず、かつ該粒塊中の層状珪酸塩層
の重なりが10層以下。×=0.5μm以上の粒塊が観
察される。尚、組成物の成形はレオメトリックス社製ミ
ニマックス小型成型機を用い各種物性測定に供する試験
片を作成した。
tmorillonite K10)100gを蒸留水
1000gに分散させ1規定の苛性ソーダを10ml加
え、沈殿物を取り除き精製した後、東京化成(株)製ト
リメチルステアリルアンモニウムクロリドを200mg
加え、得られた沈殿物を乾燥し親油化モンモリロナイト
を45g得た。
塩化マグネシウム5gおよびフタル酸ジブチル2mlを
ボールミルにより48時間粉砕混合し、トルエン50m
lを加え、スラリーとした。粉砕物10gに次いでTi
Cl4 50mlを加え、100℃で2時間接触させた。
接触終了後、n−ヘプタンで十分に洗浄し、チタン含有
固体成分とした。
トクレーブに精製トルエンを500ml、上記のチタン
含有成分を2g、有機アルミニウム成分としてトリエチ
ルアルミニウムを1g、第三成分として(t−C
4 H9 )(CH3 )Si(OCH3 )2 を0.3g導入
し、70℃でプロピレンの重合を2時間行った。重合圧
力は1kg/cm2 、プロピレン中のH2 濃度は2体積
%であった。重合終了後、プロピレンをパージしてエタ
ノールを加え、得られたポリマースラリーを濾過により
分離し乾燥した。11.4gの組成物のパウダーが得ら
れた。こうして得られた重合パウダーに酸化防止剤チバ
ガイギー社製商品名IRGANOX1010を0.5部
加え、カスタムサイエンティフィクインスツルメンツ社
製ミニマックス小型成形機に導入して、220℃にて成
形を行い組成物の試験片を得た。得られた組成物の諸性
質を表1に示す。
ミカル社製STN)を用いて、実施例1と同様に得た組
成物の諸性質を表1に示す。 比較例1 市販のポリプロピレン(三菱化学社製商品名MA−3
U)の諸性質を表1に示す。
morillonite K10)を混練により4.3
wt.%となるようにポリプロピレン(三菱化学社製商
品名MA−3U)に配合したブレンド物の成型品を得
た。このものの諸性質を表1に示す。 比較例3 市販の有機処理モンモリロナイト(コープケミカル社製
STN)を混練により8.6wt.%ポリプロピレン
(三菱化学社製商品名MA−3U)に配合したブレンド
物の成型品を得た。このものの諸性質を表1に示す。実
施例、比較例の比較より、機械的強度、熱変形温度等の
特性に優れた組成物が得られた。
散が良好で、剛性、耐熱性が高く、かつ成形物表面の傷
つき性が良好なものである。
Claims (4)
- 【請求項1】立体規則性重合触媒及び予め層間距離が拡
大された層状珪酸塩の存在下、プロピレン又はプロピレ
ンとエチレン及び/又は炭素数4〜12のα−オレフィ
ンを重合させることによって製造された、プロピレンの
単独重合体又はプロピレンとエチレン及び/又は炭素数
4〜12のα−オレフィンとの共重合体99.9〜90
重量%と層状珪酸塩0.1〜10重量%からなるポリプ
ロピレン系樹脂組成物であって、該層状珪酸塩が直径
0.5μm以下で分散していることを特徴とするポリプ
ロピレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】該層状珪酸が直径0.5μm以下かつ層の
数が2〜25の範囲で分散していることを特徴とする請
求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】立体規則性重合触媒が、チタン含有固体成
分および有機アルミニウム化合物成分からなるチーグラ
ー触媒であることを特徴とする請求項1又は2記載の樹
脂組成物。 - 【請求項4】チタン含有固体成分が、チタン、マグネシ
ウムおよびハロゲンを含むチーグラー型触媒固体成分で
あることを特徴とする請求項3記載の樹脂組成物。
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1995
- 1995-10-26 JP JP27909695A patent/JP3423506B2/ja not_active Expired - Fee Related
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