JP3419500B2 - 容器からラベルを剥離するための装置 - Google Patents
容器からラベルを剥離するための装置Info
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Description
容器からラベル、シール等を剥離するための、特に重さ
ね貼付継ぎ目によりPET−びんの周面に貼付された曲
面ラベルを剥がすための装置に関する。
容器、特にPETから成る何回も使用できるびんは、通
常その再充填を行う度毎にその前に洗浄、特にラベル剥
離を行う際に、通常全表面にわたってラベルを貼付する
のにびんの表面を傷める有害な溶剤を必要とすることか
ら、多くの問題を抱えている。
での貼付貼付継ぎ目によってのみ貼付保持される周面貼
付ラベルにおけるラベル貼付に関して、再使用の目的で
のびんの処理の際にあっても色々な可能性を有する開発
の道が開かれて来た。
題は、材料を傷めることのない、環境に優しいかつ作業
効率の高い、ラベルを剥離するための装置を提供するこ
とである。
り、ラベル(16)を少なくとも部分領域(16a)に
おいて容器周面から持上げるための把持機構(32)と
上記把持機構と捕捉領域において協働しかつ持上げられ
たラベルを容器縦軸線の方向で捕捉する分断部材(2
3)とを備え、かつ本質的に容器縦軸線に対して平行に
かつ容器の移送軌道に対して横方向に移動可能であるよ
うに構成されていることによって解決される。
するには、本発明による他の構成により、分断部材が容
器縦軸線に対して傾斜して指向しているナイフエッジを
有しており、このナイフエッジに容器壁に対して折曲げ
られた、分断方向で先行して作用してラベルの下側に入
るスペーサが所属している。
にわたって確実に捕捉するため、分断部材は容器の周面
方向で弾性的な予緊張部材の作用下にあるように構成さ
れている。
容器縦軸線に対して平行に移動可能な線形駆動手段に回
転運動するように関節的に支承するのが有利である。通
常容器周面を緊張下に囲繞しているラベルを確実に把持
し、かつ切刃の間隔で引出すため、本発明による他の構
成により、把持機構は容器周面の湾曲に適合していて、
この周面に対して接触位置と離間位置間で運動可能な吸
気供給条片を備えている。
を可能にするために、本発明による他の構成により、吸
気供給条片は分断部材を収容する切通しを備えている。
ラベルと容器壁間の間隔を形成するための選択的な本発
明による構成により、把持機構は分断部材に対して対称
的に対の状態で協働する互いに反対方向で駆動される摩
擦ローラを備えており、この摩擦ローラはゴムローラと
して形成されているのが有利である。
は起立した状態で送られて来る容器にあってナイフエッ
ジの垂直なストローク運動により分断されるか、或いは
横置きの状態で送られて来る容器にあってナイフエッジ
の水平なストローク運動により分断されるように構成さ
れている。
き本発明を詳しく説明する。
台1を備えており、この基台は駆動輪3により垂直軸を
中心にして回転駆動される主コラム4のための主支承部
2を担持している。
合されている。この上構造部分は同じピッチ間隔でびん
押さえヘッド7を担持している。びんターンテーブル8
は下端部において主コラム4と固く結合されている。こ
のびんターンテーブル8は同様に同じピッチ間隔で調心
ヘッド9を担持している。この調心ヘッドは、起立して
いるPET−びん14を収容するために、持上げ駆動手
段11を介して制御ローラ12と不動の制御カム13と
によりびん押さえヘッド7に対して相対的に摺動可能で
ある。
る胴ラベル16を備えている。この胴ラベルはびんの内
方へと段差を付されたもしくは内方へとくびれて形成さ
れたびんの套面を、このびん周面に貼付されて直接接触
することなく、その端部が重さねして貼付されることに
よりによってのみ形成される曲面ラベルとして囲繞して
いる。
びんターンテーブル8には、図2に示すようにびん14
を供給するための入口スターフイーダ17とびん14を
搬出するための出口スターフイーダ18並びに剥離した
ラベル16を除去するための移送手段19とが所属して
いる。
おいて、主コラムはくさび止めにより固定されているロ
ータ12を担持している。このロータはびん固定位置に
所属しているそれぞれ一つの機械的な分断部材23−本
発明にあっては機械的な分断部材、例えば切断ナイフで
ある−のための保持体22を同様に同じピッチ間隔で収
容している。保持体22は線形駆動機構24を介して高
さ制限−イニシエータ26と協働してびん縦軸線に対し
て平行に摺動可能である。
27を介して運動可能に支承されており、かつ押さえば
ね28によりびん周壁に対して押付けられている。この
分断部材23はびん縦軸線に対して傾斜して指向してい
るナイフエッジ29を備えており、このナイフエッジは
びん周壁に対して折曲げられたスペーサ31を備えてい
る。
属している。このラベル剥離機構は、図4に示すよう
に、吸気開口33を備えていてかつ吸気室34を区画し
ている吸気供給条片36として形成されており、この吸
気供給条片はびん周壁の湾曲に適合している。把持機構
32は保持体22を収容しかつ分断部材23の通過を可
能にする切通し37を備えている。
る制御レバー38を有しており、この制御ローラは固定
されている制御カム41と協働して、把持機構32のび
ん周壁に対する相対摺動運動を可能にする。制御ローラ
39と制御カム41との接触は、制御レバー38と不動
の支点43に取付いている二つの引っ張りばね42によ
って保証される。
入口スターフイーダ17により連続してびんターンテー
ブル8に引渡されるびん14はびんターンテーブルが矢
印44の方向で回転している間制御カム13により作動
される持上げ駆動手段11により確実に回転運動するよ
うにびん押さえヘッド7と調心ヘッド9との間に固定さ
れる。
と、吸気が負荷された吸気供給条片36が制御カム41
の相応して形成されているカム部分41aによりびん周
壁の方向に移動され、次いでラベル16を吸着しながら
制御カム41の適当に形成されてカム部分41bにより
戻り運動させられる。このようにしてラベル16のびん
周壁から持上げられている部分の下方に、線形駆動機構
24が作動して環状軌道44に沿って更に回転運動が進
捗することにより先ずスペーサ31が入込む。その後ナ
イフエッジ29が持上げられたラベル部分16aを把持
し、更に上方へと運動することにより長さに応じて全ラ
ベル16を分断する。
て迅速に運動する移送手段19によりびんから引出さ
れ、例えば吸込み空気の支援下に帯出される。図5に図
示した、把持機構の変形した実施例にあっては、上記装
置の把持機構に相当する部材は位を100番代に進めて
示し、特に繰り返して説明しなかった。
分断部材123の側面に平行に並べられたかつ互いに反
対方向で回動する、例えばゴムローラとして形成された
二つの摩擦ローラローラ146から成る。これらの摩擦
ローラローラはラベル116を部分116aの領域内で
びん周壁からナイフエッジ129の方向に引き離し、従
ってスペーサ131とナイフエッジ129とが入込むこ
とが可能となる。
施例にあっては、第一の実施例のラベル剥離装置の部材
に相当する部材は位を200番代に進めて示し、特に改
めて説明しなかった。
ん214が一貫して水平方向に指向して横置きの状態で
移送され、他方同じような方法でこれらのびんにおいて
ラベルの剥離と、分断および除去のために必要な作業工
程が行われる。びんはモータ247により駆動される二
条スクリュー248により供給され、この二条スクリュ
ーのスクリュー螺旋は移送方向で、びんが次から次と所
定のピッチ間隔で装置に供給されるように、設けられて
いる。
と真っ直ぐな移送路を移動されるびんは移送ベルト24
9により装置から運び去られる。
的な手段により大量に適切な方法と効果とをもってラベ
ルを再使用可能なびんから剥離することが可能であり、
しかもこの場合びんを損傷することも或いは環境を汚染
することもないことである。
曲面ラベルを剥離するための装置の図である。
る。
した平面図である。
の平面図である。
ための変形した装置の全体の配設を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項01】 実質的に回転対称的な容器からラベ
ル、シール等を剥離するための、特に重さね貼付継ぎ目
によりPET−びんの周面に貼付された曲面ラベルを剥
がすための装置において、ラベル(16)を少なくとも
部分領域(16a)において容器周面から持上げるため
の把持機構(32)と上記把持機構と捕捉領域において
協働しかつ持上げられたラベルを容器縦軸線の方向で捕
捉する分断部材(23)とを備え、かつ本質的に容器縦
軸線に対して平行にかつ容器移送軌道に対して横方向に
移動可能であるように構成されていることを特徴とする
容器からラベルを剥離するための装置。 - 【請求項02】 分断部材(23)が容器縦軸線に対し
て傾斜して指向しているナイフエッジ(29)を有して
おり、このナイフエッジに容器壁に対して折曲げられ
た、分断方向で先行して作用してラベル(16)の下側
に入るスペーサ(31)が所属していることを特徴とす
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項03】 分断部材(23)が容器の周面方向で
弾性的な予緊張部材(28)の作用下にあるように構成
されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の
装置。 - 【請求項04】 分断部材(23)が容器縦軸線に対し
て平行に移動可能な線形駆動手段(22)に回転運動す
るように関節的に支承されている請求項1から3までの
いずれか一つに記載の装置。 - 【請求項05】 把持機構(32)が容器周面の湾曲に
適合していて、この周面に対して接触位置と離間位置間
で運動可能な吸気供給条片(36)を備えていることを
特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の
装置。 - 【請求項06】 吸気供給条片(36)が分断部材(2
3)を収容する切通し(37)を備えていることを特徴
とする請求項5に記載の装置。 - 【請求項07】 把持機構(132)が分断部材(12
3)に対して対称的に対の状態で協働する互いに反対方
向で駆動される摩擦ローラ(146)を備えていること
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項08】 摩擦ローラ(146)がゴムローラと
して形成されていることを特徴とする請求項7に記載の
装置。 - 【請求項09】 起立した状態で送られて来る容器(1
4)のラベル(16)がナイフエッジ(29)の垂直な
ストローク運動により分断されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに
記載の装置。 - 【請求項10】 横置きの状態で送られて来る容器(2
14)のラベル(216)がナイフエッジ(229)の
水平なストローク運動により分断されるように構成され
ていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか
一つに記載の装置。
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