JPH0684552B2 - 陰極から電着金属シートを剥離する方法及び装置 - Google Patents

陰極から電着金属シートを剥離する方法及び装置

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JPH0684552B2
JPH0684552B2 JP30375990A JP30375990A JPH0684552B2 JP H0684552 B2 JPH0684552 B2 JP H0684552B2 JP 30375990 A JP30375990 A JP 30375990A JP 30375990 A JP30375990 A JP 30375990A JP H0684552 B2 JPH0684552 B2 JP H0684552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電着された金属シートを陰極から剥離するため
の方法及び装置に関し、且つ特に電着された銅シートを
ステンレス鋼の陰極から剥離するための方法及び装置に
関する。
従来の技術 機械的な剥離装置によって亜鉛又は銅の金属シートのよ
うな電着された金属シートを陰極から剥離することはよ
く知られている。1977年8月2日に許可された米国特許
第4,039,418号は電着された金属板を陰極から剥離する
ための装置を開示しており、該装置は槌打ち装置、剥離
装置及び移送装置を含み、感知及び制御装置が電着され
た金属板を上に残したままで陰極を除去するように設け
られている。
1976年8月27日に許可された米国特許第3,953,312号
は、機械的衝撃を電着された金属板の上方縁へ与えて微
細な空隙を作ること、低圧力流体を微細な空隙中へ噴射
して電着金属位置の上方縁を陰極から分離すること、次
にくさびを挿入して電着金属板を陰極から剥離すること
によって電着金属板を陰極から剥離するための方法を開
示している。
発明が解決しようとする課題 比較的小さい作業領域内でそのために回転する円形コン
ベヤを用いて確実な様態で電着金属シートを陰極から剥
離するための剥離方法及び装置を提供することは本発明
の目的である。
本発明は電着された金属シートを陰極から剥離すること
に向けられたものであり、且つ説明は電着された銅シー
ト又は板をステンレス鋼の陰極から剥離することに関連
して進めるが、この説明は、例示としてだけであり、本
発明の方法及び装置は電着亜鉛シートのアルミニウム陰
極からの剥離及び分離、ニッケル及びコバルトシートの
陰極からの剥離及び分離及び一般的に電着金属シートの
永久陰極からの剥離及び分離でも利用し得ることは理解
されよう。
課題を解決するための手段 本発明の方法は電着されたシートを陰極か剥離すること
に関するものであって、円形コンベヤの周囲の周りに配
置された複数のステーションを通過ぎて360゜にわたっ
て回転可能に取付けられた円形コンベヤ装置の周囲に陰
極を垂直に支持するハンガー棒を有し且つ前記陰極を順
次装填ステーションから円形コンベヤ上へ給送するこ
と、陰極を装填ステーションから、電着されたシートの
上方縁を陰極からゆるめるための槌打ちステーションま
で回転すること、該陰極を、電着シートを陰極から剥離
するための開放ステーションまで移送するように円形コ
ンベヤを回転すること、陰極を、剥離されたシートを排
出するための排出ステーションまで移送するように円形
コンベヤを回転すること、及び剥離された陰極を、該剥
離された陰極を除去するための取出ステーションまで移
送するように円形コンベヤを回転することのステップか
らなる。
電着されたシートの上方縁は槌打ちステーションにおい
て陰極の上方端をクランプすること及び陰極の両側から
シートの上方縁付近で無作為のパターンで陰極上の電着
シートを打つことによってゆるめられる。
開放ステーションにおいて、陰極の中央部分を第1の方
向へ横方向へ撓ませて電着シートの上方縁と陰極との間
に間隙を生じ且つ少なくとも1つのフィンガを該間隙に
挿入すること、及び陰極反対方向へ横方向へ撓ませて他
の電着シートの上方縁と陰極との間に間隙を生じ且つ前
記フィンガを陰極から引込めて電着シートを陰極から剥
離することによって電着シートの上方縁と陰極との間に
間隙が形成される。もしこの段階で陰極からのシートの
分離が完成してないならば、それは別の陰極が完成して
ないときに完成されることができ、それは別の完全開放
ステーションにおいて、一部剥離されたシートのそれぞ
れを一対の剥離フィンガの間へ給送し、該剥離フィンガ
がシートの上方縁と係合し、陰極からの引込みの際にシ
ートを陰極から完全に剥離することによって完成される
ことができる。更に、剥離の完成は薄いシートについて
は開放又は完全開放ステーションの後に分離ステーショ
ンを設け、そこで陰極が固定され且つ一対の対向した剥
離ナイフがシートと陰極との間に下降されて陰極からの
剥離を完成することによって保証されることができる。
しかしながら、殆どの場合には完全開放ステーション及
び追加の分離ステーションは完全な剥離動作が通常は開
放ステーションで容易に行われるので必要とされないこ
とが判明した。
シートが一部だけ剥離されたときにシートが陰極に接し
て静止するように戻るのを阻止するために次のステーシ
ョンへ延びる受動案内が電着シートと陰極との間に介在
されることができ、またシートが陰極から完全に自由に
された時に該シートを過剰な横方向移動から拘束するた
めに次のステーションへ延びる第2の受動案内が電着シ
ートの外側に配置される。
電着された金属シートを陰極から剥離するための本発明
の装置は360゜にわたって回転可能に取付けられた円形
コンベヤを含み、該円形コンベヤは陰極を支持し且つ円
形コンベヤの周囲の周りに配置された複数のステーショ
ンへ陰極を順次前進させるための装置を有する。ステー
ションは通常は、電着されたシートを上に有する陰極板
を受入れるための装填ステーションと、該金属シートの
上方縁を陰極からゆるめるための槌打ちステーション
と、該金属シートのゆるめられた上方縁を把持し且つ該
ゆるめられた上方縁と陰極との間に間隙を形成すると共
に引込み可能なフィンガを該間隙に挿入し且つ該フィン
ガを引込めることによって金属シートを陰極から剥離す
るための開放ステーションと、対の金属シートを排出す
るための排出ステーションと、剥離された陰極を除去す
るための取出ステーションとを含む。
円形コンベヤは多数の側部を設けられ、且つ陰極を支持
するための円形コンベヤ上の装置はそれぞれが、離間し
た一対の下方へ延びる側部腕であって、側部のそれぞれ
において円形コンベヤへ固定された陰極をそれらの間に
受入れる一対の側部腕と、各側部腕へその上方端近くで
固定されて陰極のハンガー棒を支持するためのハンガー
ブラケットと、陰極の底部の下方で対の側部腕の下方端
へ対向端において固定された頂部を有するV形支持体
と、V形支持体を開放するための装置とを含む。ハンガ
ーブラケットのそれぞれはL形の形状にされており、陰
極ハンガーを中に受入れるようにL形の下方水平方向部
分に形成された僅かな凹部を有する。
各V形支持体は、対の側部腕の下方端に回転可能に取付
けられた一対の離間した平行なロッドと、1つが前記ロ
ードのそれぞれの1つへ固定された一対の対向した板で
あって、それらの間にV形状を閉位置で画成する一対の
対向した板と、前記板を開位置へ分離するように前記棒
とそれへ固定された板とを回転させるための装置とを含
む。
槌打ちステーションは一対の対向した往復動可能に取付
けられたキャリッジを含み、各キャリッジは複数個の空
気槌を有し、該空気槌は陰極の各側に1つあり、陰極の
方へ延ばされ且つ陰極から離れる方へ引込められるよう
になっており、それにより空気槌は前記シートの上方縁
近くで無作為のパターンで電着シートを打って前記上方
縁をゆるめる。キャリッジは、電着シートより上で陰極
に強固に当接する上方支持装置と、空気槌より下方で電
着シートを強固に把持する下方支持装置とを支える。
開放ステーションは陰極の各側において対向して往復動
可能に取付けられた一対のキャリッジを含み、各キャリ
ッジは電着シートの上方縁より上で陰極に当接する上方
クランプと下方縁近くで電着シートに当接する下方クラ
ンプとを有し、更にキャリッジは独立の作動可能に作動
連結されたピストン・シリンダ組立体を有する中央押し
棒と、キャリッジの頂部に枢動可能に折り付けられた少
なくとも1つの下方へ垂下するフィンガとを含み、それ
により陰極はキャリッジが互いの方へ延びる際に下方ク
ランプによってクランプされたそれらの下方端近くで上
方クランプと電着シートとの間に強固にクランプされる
ことができる。陰極は陰極の対向側で電着シートの上方
縁と陰極との間に間隙を形成し且つ少なくとも1つしウ
ィンガを該間隙中へ挿入するように第1の押し棒を伸ば
すことによって第1の方向へ固定され、且つ次に陰極の
他の側で電着シートの上方縁と陰極との間に間隙を形成
し且つ少なくとも1つのフィンガを該間隙中へ挿入する
ように第1の押し棒を引込め且つ第2の押し棒を伸ばす
ことによって反対方向へ固定される。第2の押し棒及び
キャリッジは電着シート及び陰極の間に挿入されたフィ
ンガが電着シートを陰極から少なくとも一部、通常は完
全に剥離するように引込められる。
細長い弓形の受動案内が電着シートの上方縁と陰極との
間で開放ステーションから次のステーションまで伸びる
ように取付けられ、もしシートが一部だけ剥離されたと
きに前記上方縁が陰極に接して静止するように戻ること
を阻止する。また、細長い弓形の受動案内が開放ステー
ションから次のステーションまで延びるように取付けら
れ、シートが一般的な場合のように陰極から完全に自由
にされたときに電着シートを支持する。
随意の完全開放ステーションは、陰極の各側において対
向して往復動可能に取付けられた一対のキャリッジを含
み、各キャリッジは電着シートの一部剥離された上方縁
をその間に受入れ且つそれと係合する一対の下方へ垂下
する離間したフィンガを有し、更に該キャリッジはシー
トが開放ステーションで完全に剥離されなかったときに
電着シートを陰極から剥離するための垂下するフィンガ
と共に前記キャリッジを引込めるための装置を含む。
また、分離ステーションは完全開放ステーションと排出
ステーションとの間に配置され、電着金属シートを排出
に先立って陰極から剥離完成することを保証することが
できる。分離ステーションは陰極の上方端を固定するた
めの装置と、陰極の各側に1つある一対の対向した剥離
ナイフとを含み、該ナイフはそれを電着シートと陰極と
の間に下降させることによって電着シートの陰極からの
剥離を完成させる。該ステーションは稀な場合にだけ必
要とされ、通常はそれは不必要である。
排出ステーションは、対の垂直方向に配置された金属シ
ートを受入れるように、該対の垂直方向の金属シートを
水平位置へ回転させるように、且つ該対の金属シートを
円形コンベヤから水平方向へ排出するように囲いを有す
る底部排出ステーションである。
特に、排出ステーションは、対の剥離された電着シート
を受入れるように陰極の下方に配置された囲いと、シー
トを陰極に対してゆるめられた垂直方向の当接整合状態
へ押すための装置と、V形支持体の開放装置を作動さ
せ、それにより電着シートが重力によって囲い中へ落下
するようにする装置と、囲いをほぼ水平な位置へ回転す
るための装置と、ほぼ水平な剥離されたシートを囲いか
ら排出するための突き出し装置とを含む。
好ましくは、剥離された金属シートの1つおきの対を波
形にするための波形化プレスが設けられ、且つ前記金属
シートの対を平らな金属シート及び波形にされた金属シ
ートの1つおきの対に堆積し且つ該堆積されたシートを
束にまとめるためのスタッカーが設けられる。
本発明の装置の実施例が添付図面を参照して次に説明さ
れる。
実施例 図面の第1図を参照すると、金属シートを陰極から剥離
するための装置は一般的に多数の側部を設けた円形コン
ベヤ10を含み、該円形コンベヤは例示された実施例では
12の側部を有し、電着された金属シートを両側に有する
陰極を第1図でみて時計方向へ多数のステーション場所
を通過して順次搬送するように中心支持軸12の周りに回
転される。この特別の実施例では、ステーションは装填
ステーション14と、槌打ちステーション16と、開放ステ
ーション18と、完全開放ステーション20と、分離ステー
ション22と、排出ステーション24と、検査ステーション
25と、陰極排出ステーション26と、陰極取出ステーショ
ン28とを含む。
洗浄後電着金属シートをもつ陰極の所定の装填量が運搬
車30上へ装填され、該運搬車は陰極の束を回転及び下降
移送組立体34へ運搬するために運搬体フレームに頂部レ
ール32上を往復動可能に移動するように取付けられてい
る。
通常44個の陰極を含む陰極束は符号36によって示された
チェーンコンベヤ上へ回転及び下降組立体34によって約
30゜回転される。陰極の完全な束は束を装填ステーショ
ン14の方へ前進させるチェーンコンベヤ36上へ堆積され
る。頭上動腕38は陰極を取上げて固定ビーム上へ前進さ
せ、この運動は陰極が装填ステーション14において円形
コンベヤのハンガー上へ移送され、各ステーションを通
して連続的に前進され、剥離されたシートを排出ステー
ション24から最後に排出し且つ剥離された陰極を陰極取
出ステーション28において除去するまで反復する。
〔円形コンベヤ組立体〕
次に特に第2図〜第6図を参照すると、円形コンベヤ10
は支持フレーム50を含み、該支持フレームは剛固な鋼構
造の角柱52と、横方向ビーム56へボルト止め又は溶接さ
れた斜め補強用ガセット54と、長手方向ビーム58とを有
する。第3図及び第4図に最も明瞭に図示された波形の
横断方向ビーム60は駆動組立体62を支持する。直立する
中心軸70はその下方端において、図示しない軸受を有す
る基部72に軸受で回転可能に取付けられ、且つその上方
端において、横断方向ビー60によって支持されたハウジ
ング76に取付けられた軸受74によって支持される。
軸70の部分を形成する柱82へ固定されたカラー80へ内方
端において固定された半径方向ビーム78はカラー80の基
部と半径方向ビーム78の中間点との間に延びる斜めの突
張り84によって支持される。周囲ビーム86はビーム78の
外方端を連結して多側部付円形コンベヤの側部を画成し
且つ同数の陰極ハンガー88を支持し、陰極ハンガーの3
つが第2図に図示されている。
第7図に細部が図示されている各陰極ハンガー88はそれ
へ溶接された板92によってビーム86へ剛固に相互連結さ
れた下方へ延びる側部腕を含む。腕90のそれぞれの内方
側部へ溶接されたL形状のハンガーブラケット94は仮想
線によって図示された陰極98の頂部縁へ固定されたハン
ガー棒96を受入れるようになっている。陰極98及びその
構造は本出願人の米国特許第4,882,027号に詳細に開示
されている。
一対の離間した横断方向ロッド100がV形支持体104を支
えるように腕90の下側へ強固に固定されたブッシュ102
で回転可能に取付けられる。各V形支持体104は説明が
進むにつれて明らかになる理由のために離間した板108
によってそれぞれの横断方向ロッド100へ強固に相互連
結された一対の対向した上方板106を含む。
陰極98及び金属シート112の汚染され易い底部縁110はV
形支持体104より短い距離上方に配置されることは観察
されよう。
円形コンベヤ10は図面の第5図及び第6図でみて時計方
向へゼネバ形式の割出駆動組立体62によって駆動され、
該割出駆動組立体は第5図に仮想線で最も明瞭に図示さ
れるようにゼネバ駆動ホイール130に形成された半径方
向スロット128中へ係合する一対の下方へ延びるローラ
副軸124、126を有するトルク腕駆動体122を反時計方向
回転軸132を介して駆動する液圧モータを含む。ゼネバ
駆動ホイール130は30゜離間した12個の半径方向スロッ
ト128を有し、12のステーション場所のそれぞれに1つ
のスロットがあり、円形コンベヤ上の陰極ハンガーを各
ステーションへ正確に割出すことを可能にする。両方の
ローラ124、126が連続するスロットと接触状態にある
時、ホイール130及びその結果として円形コンベヤ組立
体全体は静止する。この時に、陰極ハンガーはステーシ
ョン内へ正確に配置され、且つ駆動体120は所定の時間
の間停止され、所望の作用が複数のステーションで起こ
ることを可能にする。
〔装填ステーション〕
金属シート112、114を有する陰極98は装填ステーション
14において陰極ハンガー組立体88上へ順次移送される。
ハンガー棒96は各端においてハンガーブラケット94に支
持され、底部縁110はV形支持体104の上に垂下される。
ハンガーブラケット上への陰極98の移送は好ましくは約
4.5秒の各ステーションにおける最小サイクル時間内で
約2.5秒で完了され、従って陰極ハンガー及び陰極を次
のステーションへ移送し且つ割出すために約2.0秒が可
能である。陰極98は次に駆動組立体62の回転によって槌
打ちステーション16へ前進され、陰極への堆積された金
属シートの上方縁の付着を破壊する。
〔槌打ちステーション〕 次に第8図及び第9図に移ると、槌打ちステーション16
はフレーム153上に装着された一対の対向した往復動可
能に取付けられたキャリッジ150、152を含み、該キャリ
ッジは陰極98の方へ且つ陰極98から離れる方へ伸ばされ
るようになっており、それにより支持された対向した空
気槌154、156は作動時にシートの上方縁158、160近くで
陰極98上の金属シー112、114を打つ。キャリッジ150、1
52によって担持された垂直方向支持部材166、167上に取
付けられた上方の対の対向したクランプ162、163は槌打
ち動作中に陰極98の上方端に当接すると同時に下方の対
の対向したクランプ164、165はそれらの間にシート11
2、114の下方部分を把持し、金属シートが陰極から早期
に移動されないことを保証する。好適な動作では、槌の
打つ表面は鋼からなり、槌はそれらの打ち動作が無作為
のパターンに従うように共通の空気シリンダによって駆
動される。
〔開放ステーション〕
槌打ち動作は通常は金属シートの上方縁158、160を陰極
98から解放し、それにより解放ステーション18における
第10図〜第12図に示した陰極の撓みは1つの上方縁160
を陰極98から自由にし且つ次に第2の上方縁158を陰極9
8から自由にする。特に第10図を参照すると、開放ステ
ーション18は一対の対向したキャリッジ168、169を含
み、該キヤリッジのそれぞれはフレーム173上に取付け
られたピストン・シリンダ組立体171の作動によって案
内フレーム170上で互いの方へ且つ互いに離れる方へ往
復移動し得るように取付けられている。図の右側部分
は、金属シートの上方縁158、160より上方で陰極98の上
方部分と強固に係合するようになっているポリウレタン
被覆上方クランプ172と、V形支持体104の直ぐ上方で陰
極98及び金属シート112、114の下方端部と係合するよう
になっている下方鋼クランプ174とを図示している。キ
ャリッジ168、ユニット164によって支えられたピストン
・シリンダ組立体176は中央の押し棒180が第10図に図示
され且つ第11図に仮想線で図示された位置まで最初に伸
びることを可能にし、それにより陰極を曲げてゆるめら
れた上方縁160を陰極98から分離する。陰極98の撓み
は、棒180と反対の側でフィンガ182をピストン・シリン
ダ184の作動によって開口中へ挿入させるに充分な間隔
だけ上方縁160を陰極98から開く。
ピストン・シリンダ組立体176は次に引込められ、且つ
図示しない反対側のピストン・シリンダ組立体を作動す
ることによって陰極98の反対側で手順が反復され、陰極
98を反対方向へ撓ませ、ゆるめられた上方縁158を陰極9
8から分離し、フィンガ183が第12図に例示したように同
様に挿入される開口を生じる。
上方縁158、160と陰極98との間の間隙中へのフィンガ18
2の挿入完了時に、フィンガ182、183は金属シートを陰
極から少なくとも一部、通常は完全に剥離するようにキ
ャリッジ168と連続的に又は同時に引込められ、それに
より上方縁158、160は次のステーションまで延びる弓形
の受動案内192の外側へ曲げられ、該受動案内は次のス
テーションまで延在していて該上方縁158、160と係合し
且つ次のステーションへの円形コンベヤの回転及び割出
中に該上方縁158、160が陰極98に接して静止するように
戻るのを阻止する。1つが図示されている弓形の受動案
内190は陰極98の両側で次のステーションまで延在し、
シートが通常の場合のように陰極から完全に自由にされ
た時に第10に仮想線で示したように金属シートを支持す
る。
〔随意の完全開放ステーション〕
次に第13図及び第14図に移ると、一部剥離だけの場合
に、一部開いた金属シートを有する陰極は次にステーシ
ョン20に配置され、そこで陰極の対向側で取付けられた
一対の対向した往復動キャリッジが停止位置にあり、剥
離フィンガ200、202は金属シートをそれらの間に開放位
置から受入れる所定の位置にある。各対のフィンガ20
0、202はキャリッジ204に所定の距離離間して支持さ
れ、該キャリッジは前記フィンガ200、202の引込みの際
に金属シートを陰極から剥離するようにフレーム206上
に往復動可能に取付けられる。内方のフィンガ202は第1
4図に仮想線で示したようにキャリッジ204の安全な引込
みの際に、金属シート112、114が排出ステーションまで
円弧で延びる受動案内レール210に対して落下すること
を可能にするに充分なだけ引込められる。金属シート11
2、114の下方端は通常は陰極98から分離されるようにな
っており且つV形支持体104上へ落ちており、板106の間
でなす角度は完全に開かれた金属シートの間の角度とほ
ぼ同じである。
〔随意の分離ステーション〕
完全開放ステーション20の後に配置されることができる
分離ステーション22は通常の厚さの銅シートの剛性を持
たない薄い銅シート又は亜鉛シートのような比較的可撓
性を有する電着されたシートを剥離するために使用され
ることができる。ステーション22における分離機構はフ
レーム191と、その上に往復動可能に取付けられ、ピス
トン・シリンダ組立体195(1つが図示されている)の
作動によって陰極98の方へ伸び且つ陰極98から引込むよ
うに往復動可能に取付けられたキャリッジ193、194とを
含み、それにより一部剥離された陰極98の上方端は対向
したクランプ196、198の間に強固に把持されることがで
きる。1つが図示されているピストン・シリンダ組立体
199によって支持されたポリエチレン被覆ナイフ198は次
に電着シートと陰極との間に同時に下降されて該シート
の剥離を陰極の底部まで完成する。これは第18図に例示
される。
〔排出ステーション〕
陰極から分離され且つV形支持体104によって支持され
た金属シート112、114を有する陰極98は剥離装置から水
平方向へ排出するために第15図により明瞭に示された排
出ステーション24へ割出される。ステーション24は支持
フレーム222上で伸長及び収縮可能に取付けられた一対
の対向した液圧ラム220を含み、該液圧ラムのそれぞれ
はシリンダ226から伸びるピストン224によって作動され
る。剥離された金属シート112、114は、ロッド100の回
転とステーション24に配置された作動装置(図示せず)
によって板106を互いに離れる方へ駆動させることによ
って、第15図及び第16図で仮想線によって示された広開
位置から、垂直方向整合のために陰極98に対するゆるい
当接まで押され、次に第16図に仮想線で示したようにV
形支持体104を開く。金属シート112、114はラム220の端
に軸支された対向したローラ230の案内のもとで第15図
に112a、114aで示した位置まで重力によって垂直に落ち
る。下方支持組立体又は囲い232は第15図でみて時計方
向へ仮想線232aで示した位置まで約90゜回転され、当接
する金属シートの対は符号112b、114bで示した位置まで
液圧ラム234によって突き出されてシャットルコンベヤ
上へ排出される。
剥離された陰極は次に検査ステーション25を通して棄却
及び交換ステーション26へ割出され、損傷したステーシ
ョンの取換えを行う。
円形コンベヤは次に陰極取出ステーション28へ割出さ
れ、陰極を剥離組立体から除去するため及び再使用のた
めにタンクハウスへ移送するために陰極の完全装填量を
蓄積するためのチェーンコンベヤ上へ連続的に装填し且
つ排出する。
〔束ねステーション〕
剥離された金属シートは対になって排出ステーション24
からシャットルコンベヤによって100トンの波形化プレ
スへ移動する。二番目の対の金属シート毎に波形化さ
れ、1つおきの波形及び平らな対のシートは一組の走行
ロール上へ移動され、該走行ロールはシートを二重シー
ト当り約4.5秒のサイクル速度でスタッカーリフト252上
へ堆積する。
スタッカーリフト252は束が形成されるにつれて束を下
降させる下降組立体を含み、それにより走行ロールと束
の頂部との間の距離を一定に保つ。所望量の対の金属シ
ート、即ち第17図で典型化された平らなシート112、114
及び波形にされたシート112a、114aが束を形成するよう
に達した時、例えばおよそ3トンに達した時、束はチェ
ーンコンベヤ254上へ下降され、秤量リフト256及び荷作
りリフト258へ移送される。下降組立体はその最上位置
まで戻され、次の束のための金属シートの対を受取る。
リフト256において通常の秤量装置による束の秤量の
後、束は通常は一対の木製ブロック(図示せず)上に置
かれ、且つ束の周りへのストラップ115の巻付け及び締
付けに先立って圧縮される。
発明の効果 本発明は多くの重要な利益を提供する。銅シートを上に
電着して有するステンレス鋼の陰極のような陰極は陰極
又はシートへ損傷を与えずにシートを迅速に且つ確実に
剥離することができ、有効で信頼性ある作業を可能にす
る。作業の自動化は手作業を最小限にし又は排除して多
くの危険を除くと同時に生産性を増す。円形コンベヤの
形状は必要な空間を最小限にし、建設コストをかなり節
減できる。
波形にされたシート及び波形にされない又は平らなシー
トの対の1つおきの層に堆積され且つ束ねられた製品金
属シートの束は束の一端から他端まで延びる連続した細
長い空隙を形成し、その後の溶融作業での熱伝達速度を
増す。そのような束は新規な製品を示す。
勿論、特許請求の範囲に規定された本発明の領域及び範
囲から逸脱せずにここに例示され且つ説明された本発明
の実施例で修正がなされ得ることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の円形コンベヤ装置の平面図であって、
陰極給送系及び排出系を示す図であり、第2図は円形コ
ンベヤ装置のフレームの斜視図であり、第3図は第2図
に示した円形コンベヤ装置の平面図であって、駆動機構
を例示する図であり、第4図は第3図に示した円形コン
ベヤ組立体の一部切断側面図であり、第5図は本発明の
駆動機構の一部切断拡大平面図であって、その部分的回
転を仮想線で示す図であり、第6図は第5図に示した駆
動機構の斜視図であり、第7図は陰極ハンガー組立体の
斜視図であって、金属シートを有する陰極を仮想線で示
した図であり、第8図は槌打ちステーションにおける作
動位置にある陰極の端面図であり、第9図は第8図に示
した槌打ちステーションにおける対向した槌の動作を例
示する斜視図であり、第10図は開放ステーションにおけ
る陰極の作動位置にある陰極の端面図であり、第11図は
開放ステーションにおける陰極の拡大端面図であり、第
12図は第10図及び第11図に例示した開放ステーションに
おける陰極の上方部分の端面図であって、金属シートの
上方縁との把持体の相互作用を示す図であり、第13図は
第1図に示した随意の追加の完全開放ステーションにお
ける陰極の端面図であって、必要とされる時に陰極から
剥がしによる剥離の準備として一部分離された金属シー
トを示す図であり、第14図は陰極の端面図であって、陰
極から完全に取外された金属シートの対を示す図であ
り、第15図はほぼ水平な排出のためにシート回転装置中
への底部排出の準備として陰極と整合状態に枢動された
金属シートを有する陰極の下方部分の端面図であり、第
16図は第15図に示したように陰極に対して枢動された金
属シートを有する陰極の拡大端面図であって、底部V形
支持体の開きを仮想線で示す図であり、第17図はストラ
ップを有する金属シートの1つおきの波形にされた対及
び波形にされない対の堆積の一部分の一部切断端面図で
あり、第18図は随意の分離ステーションの側面図であ
る。 10……円形コンベヤ、14……装填ステーション、16……
槌打ちステーション、18……開放ステーション、20……
完全開放ステーション、22……分離ステーション、25…
…検査ステーション、26……陰極交換ステーション、28
……陰極取出ステーション、34……回転及び下降移送組
立体、36、254……チェーンコンベヤ、44、98……陰
極、50……支持フレーム、62……割出駆動組立体、88…
…陰極ハンガー、90……側部腕、94……ハンガーブラケ
ット、96……ハンガー棒、104……V形支持体、112、11
2a、114、114a……金属シート、120……液圧モータ、13
0……ゼネバ駆動ホイール、150、152、168、169、193、
194、204……キャリッジ、154、156……空気槌、158、1
60……シートの上方縁、162、163、164、165、172、17
4、196、198……クランプ、166、167……支持部材、170
……案内フレーム、176、195、199……ピストン・シリ
ンダ組立体、180……押し棒、182、183、200、202……
フィンガ、190、192……受動案内、232……囲い。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極から電着金属シートを剥離する方法に
    おいて、回転可能な円形コンベヤの周囲上で支持するた
    めに電着金属を上に有する前記陰極を連続的に給送する
    ことと、前記円形コンベヤの周囲の周りに配置された複
    数のステーションを通して前記陰極を移動させること
    と、電着金属を陰極から剥離し且つそれを円形コンベヤ
    から排出し且つ次に剥離された陰極を円形コンベヤから
    除去して金属の電着で再使用するように前記陰極に前記
    ステーションにおける所定の加工の作用を与えることと
    からなる陰極から電着金属シートを剥離する方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する方法において、円形コンベヤの周囲上で
    陰極を垂直に支持するハンガー棒を有する各陰極が装填
    ステーションにおいて円形コンベヤ上へ給送され、該円
    形コンベヤが次に回転されて陰極を装填ステーションか
    ら、電着金属シートの上方縁を陰極からゆるめる槌打ち
    ステーションまで移送し、その後円形コンベヤは電着シ
    ートの上方縁と陰極との間に間隙を形成するように陰極
    を撓ませ且つ該シートを陰極から剥離する開放ステーシ
    ョンまで前記陰極を移送するように回転され、次に円形
    コンベヤは剥離されたシートを排出する排出ステーショ
    ンまで陰極を移送するように回転され、最後に円形コン
    ベヤは剥離された陰極を除去する取出ステーションまで
    回転される陰極から電着金属シートを剥離する方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する方法において、開放ステーションと排出
    ステーションとの間に、追加の完全開放ステーション及
    び/又は分離ステーションが設けられ、そこで必要とさ
    れる時に剥離が引込み可能なフィンガ及び/又は剥離ナ
    イフを用いて完成される陰極から電着金属シートを剥離
    する方法。
  4. 【請求項4】請求項2に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する方法において、剥離されたシートは排出
    ステーションにおいて、剥離されたシートを陰極に対し
    て垂直な整合状態へ押付けること、シートを対にして垂
    直な囲い中へ重力で落とすこと、囲いをほぼ水平な位置
    まで回転すること及び剥離されたシートの対をそれから
    突き出すことによって排出される陰極から電着金属シー
    トを剥離する方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する方法において、排出ステーションから突
    き出されたシートの1つおきの対が波形にされ、波形に
    されない平らなシートの1つおきの対と共に堆積され且
    つ一緒に束にされて束を形成する請求項4に記載された
    陰極から電着金属シートを剥離する方法。
  6. 【請求項6】陰極から電着金属シートを剥離する装置に
    おいて、360゜回転し得るように取付けられた円形コン
    ベヤと、前記陰極を1つずつ円形コンベヤ上へ装填し且
    つ陰極を前記円形コンベヤの周囲で垂直に支持する装置
    と、電着された金属を陰極から剥離するために必要とさ
    れる種々の加工の作用を前記陰極に与えるために円形コ
    ンベヤの周囲に配置された複数のステーションと、陰極
    を前記ステーションを通して連続的に前進させるための
    及びそれを剥離し且つ剥離されたシートを排出し且つ次
    に陰極を円形コンベヤから排出するために必要とされる
    加工の作用を陰極に与えるための装置とを備えた陰極か
    ら電着金属シートを剥離する装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する装置において、前記ステーションは電着
    されたシートを上に有する陰極を受入れるための装填ス
    テーションと、前記電着シートの上方縁を陰極からゆる
    めるための槌打ちステーションと、前記電着シートのゆ
    るんだ上方縁と陰極との間に間隙を成形し且つ前記シー
    トを陰極から剥離するための開放ステーションと、電着
    シートを排出するための排出ステーションと、剥離され
    た陰極を除去するための取出ステーションとを含む陰極
    から電着金属シートを剥離する装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する装置において、円形コンベヤは多数の側
    部を設けられており、電着シートを上に有する前記陰極
    を支持するための円形コンベヤ上の前記装置は、陰極を
    間に受入れるように離間され、前記側部のそれぞれにお
    いて円形コンベヤへ固定された一対の下方へ延びる側部
    腕と、陰極のハンガー棒を支持するためにその上方端近
    くにおいて各側部腕へ固定されたハンガーブラケット
    と、頂部を有し、陰極の底部より下方で前記腕の対の下
    方端へ対向端において固定されたV形支持体と、V形支
    持体を開くための装置とを備えている陰極から電着金属
    シートを剥離する装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載された陰極から電着金属シ
    ートを剥離する装置において、排出に先立って陰極から
    の電着金属シートの剥離完了を保証するために、開放ス
    テーションと排出ステーションとの間に完全開放及び/
    又は分離ステーションを追加して設けた陰極から電着金
    属シートを剥離する装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載された陰極から電着金属
    シートを剥離する装置において、槌打ちステーションは
    対向した往復動可能に取付けられた一対のキャリッジを
    備え、各キャリッジは複数個の空気槌を有し、1つのキ
    ャリッジが陰極の各側にあり、陰極の方へ伸ばされ且つ
    陰極から離れる方へ引込められるようになっており、そ
    れにより空気槌が前記シートの上方縁近くで電着シート
    を打って前記上方縁をゆるめるようにする陰極から電着
    金属シートを剥離する装置。
  11. 【請求項11】請求項7に記載された陰極から電着金属
    シートを剥離する装置において、開放ステーションは、
    陰極の各側で対向した往復動可能に取付けられた一対の
    キャリッジであって、各キャリッジは電着シートの上方
    縁より上方で陰極に当接する上方クランプとその下方縁
    近くで電着シートに当接する下方クランプとを有するキ
    ャリッジと、独立に作動可能にそれへ作動連結されたピ
    ストン−シリンダ組立体を有する中央押し棒と、キャリ
    ッジの頂部に枢動可能に取付けられた下方へ垂下するフ
    ィンガとを含み、それにより陰極は上方クランプと電着
    シートの下方端との間で強固にクランプされることがで
    き、キャリッジの互いの方への伸長の際に下方クランプ
    によってクランプされることができ、且つ第1の押し棒
    の伸長によって第1の方向へ撓まされて第1の押し棒の
    反対側で電着シートの上方縁と陰極との間に間隙を形成
    し且つ少なくとも1つのフィンガを前記間隙中へ挿入
    し、且つ次に第1の押し棒を引っ込め且つ第2の押し棒
    を伸長することによって反対方向へ撓ませて第2の押し
    棒の反対側で電着シートの上方縁と陰極との間に間隙を
    成形し且つ少なくとも1つのフィンガを該間隙中へ挿入
    し、第2の押し棒を引込め且つキャリッジをフィンガと
    共に引込めて電着シートを陰極から剥離するようにした
    陰極から電着金属シートを剥離する装置。
  12. 【請求項12】請求項7に記載された陰極から電着金属
    シートを剥離する装置において、前記排出ステーション
    は金属シートの対を排出するための底部排出ステーショ
    ンであり、垂直に整合された金属シートの対を受入れる
    ため、該垂直に整合された金属シートの対を水平位置へ
    回転するため及び該金属シートの対を円形コンベヤから
    水平方向へ排出するための装置が前記底部排出ステーシ
    ョンに設けられている陰極から電着金属シートを剥離す
    る装置。
  13. 【請求項13】請求項7に記載された陰極から電着金属
    シートを剥離する装置において、金属シートの1つおき
    の対を波形にするための装置と、前記波形にされたシー
    ト及び波形にされないシートの1つおきの対を堆積する
    ための装置と、該堆積を束ねるための装置とを追加して
    備えた陰極から電着金属シートを剥離する装置。
  14. 【請求項14】電着された金属のシートの束において、
    堆積された平らなシート及び波形にされたシートの1つ
    おきの対と、該束を一緒に束ねるためのストラップとを
    含む電着された金属のシートの束。
  15. 【請求項15】請求項14に記載された電着された金属の
    シートの束において、前記シートが銅のシートである電
    着された金属のシートの束。
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